JP2014174666A - 画像処理システム、及び画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子ペンからの圧力を検知した旨の信号と、タッチパネル式ディスプレイへの接触を検知した場合に、ディスプレイに手書き文字を表示する画像処理システムにおいて、電子ペンの電池がその駆動に不十分であっても、ディスプレイへの手書き文字の筆記等を可能とする。
【解決手段】画像処理システム100は、電池の状態を検知して電池状態信号を出力する電池状態検知手段を備えた筆記装置240からの筆記動作信号と、筆記受付手段からの筆記検知信号と、に応じて所定のイベントを発行するイベント発行手段224を有する画像処理装置110を備え、イベント発行手段は、電池状態検知手段が出力する電池状態信号に応じて、筆記動作信号と筆記検知信号とに基づいて前記所定のイベントを発行する第一動作モードと、前記筆記検知信号に基づいて前記所定のイベントを発行する第二動作モードと、を切り替える。
【選択図】図2
【解決手段】画像処理システム100は、電池の状態を検知して電池状態信号を出力する電池状態検知手段を備えた筆記装置240からの筆記動作信号と、筆記受付手段からの筆記検知信号と、に応じて所定のイベントを発行するイベント発行手段224を有する画像処理装置110を備え、イベント発行手段は、電池状態検知手段が出力する電池状態信号に応じて、筆記動作信号と筆記検知信号とに基づいて前記所定のイベントを発行する第一動作モードと、前記筆記検知信号に基づいて前記所定のイベントを発行する第二動作モードと、を切り替える。
【選択図】図2
Description
本発明は、手書き文字等の入力を受け付けるタッチパネル等の筆記受付手段と、筆記受付手段に手書き文字を筆記等する電子ペン等の筆記装置と、を備え、筆記装置からの筆記入力をディスプレイ等の表示手段に表示可能にする画像処理システム、及び画像処理システムを構成する画像処理装置に関する。
コンピュータ画面を表示したディスプレイ上で、手書き文字の筆記やコンピュータの操作等が可能な電子情報ボードが知られている。これらの電子情報ボードの中には、直接タッチすることで手書き文字の筆記を受け付けるタッチパネル機能を有するディスプレイ(筆記受付手段、画像処理装置)を備え、ディスプレイに対して手書き文字を筆記する為に、専用の電子ペン(筆記装置)を用いるものがある。
上記電子ペンは、ペン先がタッチパネルに押し付けられたときの圧力を検知する圧力センサーと、圧力を検知したときにその旨の信号をディスプレイ側に送信する信号送信部と、を備えている。
ディスプレイは、ペンや手などのパネル面への接触を検知し、且つ、電子ペンから圧力を検知した旨の信号を受信したときに、タッチパネルに手書き文字の筆記があったと判断する。そして、ディスプレイは、例えば電子ペンの接触位置座標に対応する箇所に、電子ペンからの筆記内容を表示させる処理を行う。このような処理を行うことにより、電子ペン以外の物体が接触しても手書き文字として認識せず、電子ペンの接触による筆記内容のみをディスプレイに表示させることができる。
上記電子ペンは、ペン先がタッチパネルに押し付けられたときの圧力を検知する圧力センサーと、圧力を検知したときにその旨の信号をディスプレイ側に送信する信号送信部と、を備えている。
ディスプレイは、ペンや手などのパネル面への接触を検知し、且つ、電子ペンから圧力を検知した旨の信号を受信したときに、タッチパネルに手書き文字の筆記があったと判断する。そして、ディスプレイは、例えば電子ペンの接触位置座標に対応する箇所に、電子ペンからの筆記内容を表示させる処理を行う。このような処理を行うことにより、電子ペン以外の物体が接触しても手書き文字として認識せず、電子ペンの接触による筆記内容のみをディスプレイに表示させることができる。
しかし、上記構成の電子ペンの場合、圧力センサー及び信号送信部を駆動する電源が必要である。電源には一般的に電池が用いられる。従って、電池が消耗したときには、タッチパネルに手書き文字を筆記できなくなるといった問題がある。
上記問題を解決するため特許文献1には、外部から無線により送信された電力を電池に充電する電子ペンが開示されている。この電子ペンによれば、電池への充電が無線により行われるため、電子ペンの使用中に電池への充電ができ、電池が消耗してタッチパネルに手書き文字を筆記できなくなるといった問題を回避することができる。
上記問題を解決するため特許文献1には、外部から無線により送信された電力を電池に充電する電子ペンが開示されている。この電子ペンによれば、電池への充電が無線により行われるため、電子ペンの使用中に電池への充電ができ、電池が消耗してタッチパネルに手書き文字を筆記できなくなるといった問題を回避することができる。
しかし、特許文献1に記載の発明では、外部から無線により送信された電力を受信する無線受信部が故障して電池に充電できなくなった場合や、給電用の無線信号を受信できない場所に長時間にわたって電子ペンが置かれた場合には、電池の消耗によりタッチパネルに手書き文字等を筆記できなくなるという問題がある。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、電池の残量が筆記装置の駆動に不十分であっても、手書き文字の筆記や操作等を可能とする画像処理システム及び画像処理システムを構成する画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、電池の残量が筆記装置の駆動に不十分であっても、手書き文字の筆記や操作等を可能とする画像処理システム及び画像処理システムを構成する画像処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、筆記入力されていることを検知して筆記検知信号を出力する筆記受付手段と、筆記装置から筆記動作中に出力される筆記動作信号と前記筆記検知信号とに応じて所定のイベントを発行するイベント発行手段と、を有する画像処理装置と、前記筆記装置の電池の状態を検知して電池状態信号を出力する電池状態検知手段と、を備え、前記イベント発行手段は、前記電池状態信号に応じて、前記筆記動作信号と前記筆記検知信号とに基づいて前記所定のイベントを発行する第一動作モードと、前記筆記検知信号に基づいて前記所定のイベントを発行する第二動作モードと、を切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、筆記装置の電池残量に応じて、イベント発行手段がイベントを発行する際に、筆記装置からの筆記動作信号を反映させるか否かを切り替えるので、電池の残量が電子ペンの駆動に不十分であっても、手書き文字の筆記入力等が可能となる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
なお、本明細書において、電子ペンによる筆記動作や筆記入力は、手書き文字の入力の他、コンピュータや画像処理装置を操作するための入力或いは選択を含む。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
〔第一の実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。
電子情報ボードシステム100(画像処理システム)は、タッチパネル機能を有する表示部112を備えた画像処理装置110と、ユーザPC130a、130bとを含んで構成されており、画像処理装置110およびユーザPC130a、130bは、それぞれケーブル124、126によって接続される。
画像処理装置110は、ケーブル124、126を介してユーザPC130a、130bから送信された表示画像(例えばユーザPCのデスクトップ画面)を表示部112に表示することができる。また、画像処理装置110は、ユーザによるタッチパネル(表示部112:筆記受付手段)への操作等に基づいて生成された描画画像を表示部112に表示することができる。
また、画像処理装置110は、表示部112に対する接触又は接近によってイベント(マウスイベント)を発生させ、このイベントをユーザPC130a、130bに付属するマウスやキーボード等の入力装置からのイベントと同様のイベントとしてユーザPC130a、130bに送信する。このイベントにより、ユーザPC130a、130bを遠隔制御することが可能である。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
〔第一の実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。
電子情報ボードシステム100(画像処理システム)は、タッチパネル機能を有する表示部112を備えた画像処理装置110と、ユーザPC130a、130bとを含んで構成されており、画像処理装置110およびユーザPC130a、130bは、それぞれケーブル124、126によって接続される。
画像処理装置110は、ケーブル124、126を介してユーザPC130a、130bから送信された表示画像(例えばユーザPCのデスクトップ画面)を表示部112に表示することができる。また、画像処理装置110は、ユーザによるタッチパネル(表示部112:筆記受付手段)への操作等に基づいて生成された描画画像を表示部112に表示することができる。
また、画像処理装置110は、表示部112に対する接触又は接近によってイベント(マウスイベント)を発生させ、このイベントをユーザPC130a、130bに付属するマウスやキーボード等の入力装置からのイベントと同様のイベントとしてユーザPC130a、130bに送信する。このイベントにより、ユーザPC130a、130bを遠隔制御することが可能である。
ユーザPC130a、130bは、表示部112に表示させる画像を画像処理装置110に提供する情報処理装置である。ユーザPC130a、130bは、画像信号を出力するインタフェースを備えており、表示部112に表示させる画像を形成する画像信号を所定のレート(例えば、毎秒30フレーム)で画像処理装置110に供給する。
本実施形態では、ユーザPC130a、130bは、インタフェースとしてVGA(Video Graphics Array)出力端子(図示せず)を備えており、VGAケーブル等のケーブル124を介してVGA信号を画像処理装置110に送信することができる。なお、ユーザPC130a、130bは、各種無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、表示画像を画像処理装置110に送信してもよい。
本実施形態では、ユーザPC130a、130bは、インタフェースとしてVGA(Video Graphics Array)出力端子(図示せず)を備えており、VGAケーブル等のケーブル124を介してVGA信号を画像処理装置110に送信することができる。なお、ユーザPC130a、130bは、各種無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、表示画像を画像処理装置110に送信してもよい。
また、ユーザPC130a、130bは、画像処理装置110が表示部112に表示させた画像を、通信手段を介して取得することができる。例えば、ユーザPC130a、130bは、通信手段としてUSBポート(図示せず)を備えており、USBポートに対応する端子を備えたケーブル126を介して接続された画像処理装置110に格納されている表示画像を、USB Mass Storage Class等の汎用ドライバを使用して取得することができる。
図1に示す実施形態では、ユーザPC130a、130b(情報処理装置)としてノート型PCを記載しているが、情報処理装置としては、デスクトップ型PCやタブレット型PC、PDA、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ等、画像フレームを送受信可能な情報処理装置を採用することができる。また、図1に示す電子情報ボードシステム100(画像処理システム)では、2台のユーザPC130a、130bを記載しているが、ユーザPCは1台でも、3台以上でも構わない。
図1に示す実施形態では、ユーザPC130a、130b(情報処理装置)としてノート型PCを記載しているが、情報処理装置としては、デスクトップ型PCやタブレット型PC、PDA、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ等、画像フレームを送受信可能な情報処理装置を採用することができる。また、図1に示す電子情報ボードシステム100(画像処理システム)では、2台のユーザPC130a、130bを記載しているが、ユーザPCは1台でも、3台以上でも構わない。
図2は、画像処理システムを構成する画像処理装置のハードウェア構成および機能構成を示すブロック図である。
画像処理装置110は、画像入力インタフェース232および画像出力インタフェース234を備えており、これらのインタフェースを介してユーザPC130a、130bと接続される。
画像入力インタフェース232は、ユーザPC130a、130bから出力される画像信号を受信するインタフェースである。
本実施形態では、画像入力インタフェース232としてVGA端子によって構成されるVGAコネクタを採用することができる。画像入力インタフェース232は、ユーザPC130a、130bからVGAケーブル等のケーブル124を介してVGA信号を受信し、画像処理装置110が備える画像取得部206にVGA信号を供給する。
画像処理装置110は、画像入力インタフェース232および画像出力インタフェース234を備えており、これらのインタフェースを介してユーザPC130a、130bと接続される。
画像入力インタフェース232は、ユーザPC130a、130bから出力される画像信号を受信するインタフェースである。
本実施形態では、画像入力インタフェース232としてVGA端子によって構成されるVGAコネクタを採用することができる。画像入力インタフェース232は、ユーザPC130a、130bからVGAケーブル等のケーブル124を介してVGA信号を受信し、画像処理装置110が備える画像取得部206にVGA信号を供給する。
画像入力インタフェース232としては、DVI(Digital Visual Interface)コネクタ、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)コネクタ、Displayportコネクタ等を採用することができる。さらに、画像入力インタフェース232は、Bluetooth(登録商標)やWiFi等の無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、ユーザPC130a、130bから画像信号を受信するインタフェースであってもよい。
画像出力インタフェース234は、画像処理装置110の表示画像をユーザPC130a、130bなどの外部装置に出力する物理インタフェースである。画像出力インタフェース234としてUSBソケットを採用することができる。なお、画像出力インタフェース234には、上記以外の有線通信又は無線通信プロトコルに準拠した通信手段を採用してもよい。
画像出力インタフェース234は、画像処理装置110の表示画像をユーザPC130a、130bなどの外部装置に出力する物理インタフェースである。画像出力インタフェース234としてUSBソケットを採用することができる。なお、画像出力インタフェース234には、上記以外の有線通信又は無線通信プロトコルに準拠した通信手段を採用してもよい。
画像処理装置110は、プロセッサ200と、ROM202と、RAM204と、画像取得部206と、座標検出部224と、接触検知部226と、表示部112とを含んで構成される。
プロセッサ200は、CPUやMPU等の処理演算装置であり、WINDOWS(登録商標)シリーズ、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、TRON、ITRON、μITRON、Chrome、AndroidなどのOSを動作させる。プロセッサ200は、これらのOSの管理下でアセンブラ、C、C++、Java(登録商標)、JavaScript(登録商標)、PERL、RUBY、PYTHONなどのプログラム言語で記述された本発明に関わる各プログラムを実行する。
ROM202は、BIOS等のブートプログラムなどが保存される不揮発性メモリである。
RAM204は、DRAMやSRAM等の主記憶装置であり、本発明に関わる各プログラムを実行するための実行空間を提供する。
プロセッサ200は、ソフトウェアプログラムや種々のデータなどを持続的に保持するためのハードディスク装置(図示せず)から、本発明に関わるプログラムを読み出し、RAM204に展開して実行する。
プロセッサ200は、CPUやMPU等の処理演算装置であり、WINDOWS(登録商標)シリーズ、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、TRON、ITRON、μITRON、Chrome、AndroidなどのOSを動作させる。プロセッサ200は、これらのOSの管理下でアセンブラ、C、C++、Java(登録商標)、JavaScript(登録商標)、PERL、RUBY、PYTHONなどのプログラム言語で記述された本発明に関わる各プログラムを実行する。
ROM202は、BIOS等のブートプログラムなどが保存される不揮発性メモリである。
RAM204は、DRAMやSRAM等の主記憶装置であり、本発明に関わる各プログラムを実行するための実行空間を提供する。
プロセッサ200は、ソフトウェアプログラムや種々のデータなどを持続的に保持するためのハードディスク装置(図示せず)から、本発明に関わるプログラムを読み出し、RAM204に展開して実行する。
本発明に関わるプログラムには、プログラムモジュールであるイベント処理部210、アプリ画像生成部212、レイアウト管理部214、描画生成部216、合成部218、表示制御部220、スナップショット生成部222、リポジトリ管理部228、及び電源制御部236が含まれる。
画像取得部206は、ユーザPC130a、130bから画像信号を取得する機能手段である。画像取得部206は、ユーザPC130a、130bから画像入力インタフェース232を介して画像信号を受信すると、当該画像信号を解析して、当該画像信号によって形成されるユーザPC130a、130bの表示画像である画像フレームの解像度や当該画像フレームの更新頻度などの画像情報を導出し、アプリ画像生成部212に送信する。
また、画像取得部206は、当該画像信号を使用してユーザPC130a、130bの表示画像である画像フレームをそれぞれ形成し、画像データを一時的に保存可能な記憶手段であるビデオRAM208にそれぞれ上書き保存する。
画像取得部206は、ユーザPC130a、130bから画像信号を取得する機能手段である。画像取得部206は、ユーザPC130a、130bから画像入力インタフェース232を介して画像信号を受信すると、当該画像信号を解析して、当該画像信号によって形成されるユーザPC130a、130bの表示画像である画像フレームの解像度や当該画像フレームの更新頻度などの画像情報を導出し、アプリ画像生成部212に送信する。
また、画像取得部206は、当該画像信号を使用してユーザPC130a、130bの表示画像である画像フレームをそれぞれ形成し、画像データを一時的に保存可能な記憶手段であるビデオRAM208にそれぞれ上書き保存する。
アプリ画像生成部212は、表示部112に表示すべき種々の表示ウィンドウを生成する機能手段である。表示ウィンドウには、ユーザPC130a、130bの表示画像である画像フレームを表示する表示ウィンドウ、ユーザが生成する描画画像を表示する表示ウィンドウ、画像処理装置110の各種設定を行うためのボタンやメニュー等を表示する表示ウィンドウ、ファイルビューアやWebブラウザ等の表示ウィンドウなどが含まれる。アプリ画像生成部212は、これらの表示ウィンドウを、当該表示ウィンドウを描画すべき画像レイヤに描画する。
レイアウト管理部214は、アプリ画像生成部212が生成する表示ウィンドウにユーザPC130a、130bの表示画像を描画する機能手段である。レイアウト管理部214は、画像取得部206から画像情報を取得すると、ビデオRAM208に格納されている画像フレームを取得する。レイアウト管理部214は、画像情報を使用して、画像フレームの大きさをアプリ画像生成部212が生成した表示ウィンドウの大きさに適合するように変更し、当該画像フレームを描画すべき画像レイヤに描画する。
レイアウト管理部214は、アプリ画像生成部212が生成する表示ウィンドウにユーザPC130a、130bの表示画像を描画する機能手段である。レイアウト管理部214は、画像取得部206から画像情報を取得すると、ビデオRAM208に格納されている画像フレームを取得する。レイアウト管理部214は、画像情報を使用して、画像フレームの大きさをアプリ画像生成部212が生成した表示ウィンドウの大きさに適合するように変更し、当該画像フレームを描画すべき画像レイヤに描画する。
接触検知部226は、電子ペン240等の物体の接触、又は接近を検知する機能手段である。座標検出部224は、物体が表示部112に接触、又は接近した位置である座標位置を算出する座標検出手段として動作するとともに、種々のイベントを発行するイベント発行手段として動作する機能手段である。
本実施形態では、接触検知部226として、特許文献2に示すような赤外線遮断方式による座標入力/検出装置を採用する。この座標入力/検出装置では、表示部112の下側両端部に設置された複数の受発光装置(不図示)が、表示部112に平行して複数の赤外線を放射し、表示部112の周囲に設けられた反射部材によって同一光路上に反射する光を受光する。接触検知部226は、物体によって遮断された複数の受発光装置が放射した赤外線の識別情報を座標検出部224に通知し、座標検出部224が、物体の接触位置である座標位置を特定する。なお、上記接触検知部226が出力する赤外線の識別情報は、接触検知部226が接触を検知した場合に出力する接触検知信号であり、筆記受付手段としての表示部112が、筆記入力されていることを検知して出力する筆記検知信号である。
接触検知部226には、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなど、その他の検出手段を採用してもよい。
本実施形態では、接触検知部226として、特許文献2に示すような赤外線遮断方式による座標入力/検出装置を採用する。この座標入力/検出装置では、表示部112の下側両端部に設置された複数の受発光装置(不図示)が、表示部112に平行して複数の赤外線を放射し、表示部112の周囲に設けられた反射部材によって同一光路上に反射する光を受光する。接触検知部226は、物体によって遮断された複数の受発光装置が放射した赤外線の識別情報を座標検出部224に通知し、座標検出部224が、物体の接触位置である座標位置を特定する。なお、上記接触検知部226が出力する赤外線の識別情報は、接触検知部226が接触を検知した場合に出力する接触検知信号であり、筆記受付手段としての表示部112が、筆記入力されていることを検知して出力する筆記検知信号である。
接触検知部226には、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなど、その他の検出手段を採用してもよい。
電子ペン240は、画像処理装置110の接触検知部226に接触を検知させて描画する装置である。電子ペン240は、先端部に物体の接触を検知する接触検知部を備えたペン形状をしており、当該接触検知部が物体に接触すると、接触したことを示す接触信号を座標検出部224に送信する。この接触信号は、筆記装置としての電子ペン240が筆記動作中にあることを示す筆記動作信号である。なお、電子ペン240の詳細については、後述する。
座標検出部224は、接触検知部226から赤外線の識別情報を受信すると、物体の接触位置である座標位置を算出し、次いで、電子ペン240から接触信号を受信すると、ペン接触イベントをイベント処理部210に通知する。
本実施形態における電子ペン240は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信によって各種信号を座標検出部224に送信する。また、Bluetooth(登録商標)以外にも、超音波や赤外線を利用した無線通信によって各種信号を座標検出部224に送信してもよい。
座標検出部224は、接触検知部226から赤外線の識別情報を受信すると、物体の接触位置である座標位置を算出し、次いで、電子ペン240から接触信号を受信すると、ペン接触イベントをイベント処理部210に通知する。
本実施形態における電子ペン240は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信によって各種信号を座標検出部224に送信する。また、Bluetooth(登録商標)以外にも、超音波や赤外線を利用した無線通信によって各種信号を座標検出部224に送信してもよい。
イベント処理部210は、座標検出部224が発行する各種のイベントを処理する機能手段(イベント処理手段)である。
「ユーザPC操作モード」が指定されている場合、イベント処理部210は、座標検出部224からペン接触イベントを受信すると、ユーザPC130aまたはユーザPC130bにマウスイベントを送信する。なお、「ユーザPC操作モード」は、ユーザPCを遠隔制御することができるモードである。
マウスイベントとは、ユーザPC130a、130bのマウス等の入力装置が発行するイベントと同様のイベントであり、ユーザPC操作モードが指定されている場合に、電子ペン240による接触に起因してユーザPC130a、130bに対して発行される。
イベント処理部210は、座標検出部224が発行したペン接触イベントに含まれる座標位置情報をユーザPC130a、130bの画面サイズに応じた座標位置情報に変換し、マウスイベントと共にユーザPC130a、130bに送信する。
ユーザPC130a、130bは、マウスイベントをマウス等の入力装置が発行するイベントと同様に処理する。
「ユーザPC操作モード」が指定されている場合、イベント処理部210は、座標検出部224からペン接触イベントを受信すると、ユーザPC130aまたはユーザPC130bにマウスイベントを送信する。なお、「ユーザPC操作モード」は、ユーザPCを遠隔制御することができるモードである。
マウスイベントとは、ユーザPC130a、130bのマウス等の入力装置が発行するイベントと同様のイベントであり、ユーザPC操作モードが指定されている場合に、電子ペン240による接触に起因してユーザPC130a、130bに対して発行される。
イベント処理部210は、座標検出部224が発行したペン接触イベントに含まれる座標位置情報をユーザPC130a、130bの画面サイズに応じた座標位置情報に変換し、マウスイベントと共にユーザPC130a、130bに送信する。
ユーザPC130a、130bは、マウスイベントをマウス等の入力装置が発行するイベントと同様に処理する。
「画像処理装置操作モード」が指定されている場合、イベント処理部210は、座標検出部224からペン接触イベントを受信すると、画像処理装置110の他の機能手段に対して描画指示イベントおよび選択通知イベントを通知する。なお、「画像処理装置操作モード」は、電子ペン240を用いて表示部112に描画された任意の図形や文字等を表示部112に表示させ、或いは表示部112に表示されたボタンやメニューバー等の種々のオブジェクト114(図1参照)を選択可能なモードである。
描画指示イベントとは、画像処理装置110に対して描画を指示するイベントである。描画指示イベントは、画像処理装置操作モードが指定されている場合に、電子ペン240が表示部112に接触することに起因して発行される。
描画指示イベントとは、画像処理装置110に対して描画を指示するイベントである。描画指示イベントは、画像処理装置操作モードが指定されている場合に、電子ペン240が表示部112に接触することに起因して発行される。
選択通知イベントとは、表示部112に表示された画面を構成するボタンやメニューバー等の種々のオブジェクト114が選択されたことを示すイベントである。選択通知イベントは、画像処理装置操作モードが指定されている場合に、電子ペン240が表示部112に接触することに起因して発行される。
イベント処理部210は、座標検出部224が発行したペン接触イベントに含まれる座標位置情報がオブジェクト114の座標領域内であるときに選択通知イベントを発行する。
本実施形態では、描画指示イベントおよび選択通知イベントには、それぞれ識別情報が割り当てられており、これらのイベントをトリガとして動作する画像処理装置110の機能手段は、当該識別情報を参照して種々の処理を実行する。
また、選択通知イベントには、選択されたオブジェクト114の識別情報が付加されており、選択通知イベントをトリガとして動作する画像処理装置110の機能手段は、当該オブジェクト114の識別情報を参照して種々の処理を実行する。
イベント処理部210は、座標検出部224が発行したペン接触イベントに含まれる座標位置情報がオブジェクト114の座標領域内であるときに選択通知イベントを発行する。
本実施形態では、描画指示イベントおよび選択通知イベントには、それぞれ識別情報が割り当てられており、これらのイベントをトリガとして動作する画像処理装置110の機能手段は、当該識別情報を参照して種々の処理を実行する。
また、選択通知イベントには、選択されたオブジェクト114の識別情報が付加されており、選択通知イベントをトリガとして動作する画像処理装置110の機能手段は、当該オブジェクト114の識別情報を参照して種々の処理を実行する。
描画生成部216は、ユーザが電子ペン240を用いて描画した描画画像を生成する機能手段である。描画生成部216は、座標位置情報が示す座標位置の色を特定の色に変更した画像レイヤを生成する。描画生成部216は、当該座標位置を描画情報としてRAM204の描画情報の格納領域に保存する。
合成部218は、種々の画像を合成する機能手段である。合成部218は、アプリ画像生成部212が画像を描画すべき画像レイヤ(以下、「アプリ画像レイヤ」とする。)と、レイアウト管理部214がユーザPC130a、130bの表示画像を描画すべき画像レイヤ(以下、「画像キャプチャレイヤ」とする。)と、描画生成部216が画像を描画すべき画像レイヤ(以下、「手書きレイヤ」とする。)と、を合成する。
合成部218は、種々の画像を合成する機能手段である。合成部218は、アプリ画像生成部212が画像を描画すべき画像レイヤ(以下、「アプリ画像レイヤ」とする。)と、レイアウト管理部214がユーザPC130a、130bの表示画像を描画すべき画像レイヤ(以下、「画像キャプチャレイヤ」とする。)と、描画生成部216が画像を描画すべき画像レイヤ(以下、「手書きレイヤ」とする。)と、を合成する。
表示制御部220は、表示部112を制御する機能手段である。表示制御部220は、合成部218が生成した合成画像を表示部112に表示する。本実施形態では、合成部218は、表示制御部220を定期的に呼び出して合成画像を表示部112に表示する。なお、合成部218および表示制御部220は、画像情報に含まれる画像フレームの更新頻度と同じ頻度で、画像レイヤを合成して表示部112に表示してもよい。
スナップショット生成部222は、ユーザPC130a、130bの表示画像と描画生成部216が生成した描画画像との合成画像であるスナップショット画像を生成する機能手段である。スナップショット生成部222は、表示部112に表示されたスナップショットの取得を指示するスナップショットボタンが選択されたことを示す選択通知イベントを受信すると、画像キャプチャレイヤと手書きレイヤとを合成し、スナップショット画像を生成する。スナップショット生成部222は、スナップショット画像を生成すると、リポジトリ管理部228に対しスナップショット画像を記憶装置230に保存させる。
スナップショット生成部222は、ユーザPC130a、130bの表示画像と描画生成部216が生成した描画画像との合成画像であるスナップショット画像を生成する機能手段である。スナップショット生成部222は、表示部112に表示されたスナップショットの取得を指示するスナップショットボタンが選択されたことを示す選択通知イベントを受信すると、画像キャプチャレイヤと手書きレイヤとを合成し、スナップショット画像を生成する。スナップショット生成部222は、スナップショット画像を生成すると、リポジトリ管理部228に対しスナップショット画像を記憶装置230に保存させる。
リポジトリ管理部228は、スナップショット画像を格納すべき記憶装置230を制御する機能手段である。リポジトリ管理部228は、上述したように、スナップショット生成部222の指示により、スナップショット画像を記憶装置230に保存する。また、リポジトリ管理部228は、ユーザPC130a、130bの指示により、記憶装置230からスナップショット画像を取得し、ユーザPC130a、130bを送信する。
電源制御部236は、画像処理装置110の電源部238の電源をオフする機能手段である。電源制御部236は、表示部112に表示された電源オフを指示する電源ボタンが選択されたことを示す選択通知イベントを受信すると、電源部238の電源をオフするように制御する。
電源制御部236は、画像処理装置110の電源部238の電源をオフする機能手段である。電源制御部236は、表示部112に表示された電源オフを指示する電源ボタンが選択されたことを示す選択通知イベントを受信すると、電源部238の電源をオフするように制御する。
図3は、電子ペンの構成例を示した機能ブロック図である。図3の各ブロック間を結ぶ線は、電圧信号や制御信号を伝送する信号線であり、各ブロックへの電源供給線の図示は省略している。また、電池305が二次電池である場合には充電回路が必要であるが、図3においては図示を省略している。
電子ペン300は、軸方向に進退可能に構成された可動ペン先301と、可動ペン先301の退避移動を検知する圧力センサー302と、圧力センサー302からの圧力検知信号を処理して制御信号を出力する信号処理回路303と、信号処理回路303からの制御信号を受けて接触信号(筆記動作信号)を送信する信号送信部304と、電子ペン300の各部を動作させるための電力を供給する電源としての電池305と、電池305の状態を検知して電池状態信号としての論理信号を出力する電圧検知部306(電池状態検知手段)と、電圧検知部306の検知結果を表示する表示部308と、表示部308の表示内容を制御する表示制御部307と、を備えている。
電子ペン300は、軸方向に進退可能に構成された可動ペン先301と、可動ペン先301の退避移動を検知する圧力センサー302と、圧力センサー302からの圧力検知信号を処理して制御信号を出力する信号処理回路303と、信号処理回路303からの制御信号を受けて接触信号(筆記動作信号)を送信する信号送信部304と、電子ペン300の各部を動作させるための電力を供給する電源としての電池305と、電池305の状態を検知して電池状態信号としての論理信号を出力する電圧検知部306(電池状態検知手段)と、電圧検知部306の検知結果を表示する表示部308と、表示部308の表示内容を制御する表示制御部307と、を備えている。
可動ペン先301は、図の上下方向に進退する構造である。可動ペン先301がディスプレイ面(図2の接触検知部226にあたる)に押し当てられて退避したとき、可動ペン先301は圧力センサー302に接触する。また、可動ペン先301がディスプレイ面に押し当てられておらず、突出しているとき、可動ペン先301は圧力センサー302に接触しない。
圧力センサー302(接触検知部)は、可動ペン先301と接触することによる圧力を検知し、その結果を圧力検知信号として信号処理回路303に送信する。
信号処理回路303は、圧力センサー302からの圧力検知信号を受信すると、信号送信部304へ送信命令となる制御信号を送信する。
圧力センサー302(接触検知部)は、可動ペン先301と接触することによる圧力を検知し、その結果を圧力検知信号として信号処理回路303に送信する。
信号処理回路303は、圧力センサー302からの圧力検知信号を受信すると、信号送信部304へ送信命令となる制御信号を送信する。
信号送信部304は、赤外線信号などの無線信号を送信する手段であり、信号処理回路303からの送信命令信号を受信すると、接触信号(筆記動作信号)を座標検出部224に送信する。
例えば信号送信部304が赤外線信号を送信する手段である場合、この赤外線信号は、キャリア周波数と呼ばれる一定の周波数で赤外線を出している期間と出していない期間から構成できる。即ち、「赤外線信号が送信されている」とは、赤外線が一定の周波数(キャリア周波数)でオンオフを繰り返していることである。
可動ペン先301がディスプレイ面に接触しているとき信号送信部304は、キャリア周波数にて赤外線を出力し、可動ペン先301がディスプレイ面に接触していないとき信号送信部304は赤外線を出力しない。即ち、信号送信部304は、信号処理回路303から送信命令信号を受信すると、接触信号を赤外線信号に反映する。
ここで、この電子ペン300を図2の装置の一部(電子ペン240)として使用する場合、上記接触信号は図2の説明にある接触信号と同じものとなり、信号の送信先は図2に示す座標検出部224となる。
例えば信号送信部304が赤外線信号を送信する手段である場合、この赤外線信号は、キャリア周波数と呼ばれる一定の周波数で赤外線を出している期間と出していない期間から構成できる。即ち、「赤外線信号が送信されている」とは、赤外線が一定の周波数(キャリア周波数)でオンオフを繰り返していることである。
可動ペン先301がディスプレイ面に接触しているとき信号送信部304は、キャリア周波数にて赤外線を出力し、可動ペン先301がディスプレイ面に接触していないとき信号送信部304は赤外線を出力しない。即ち、信号送信部304は、信号処理回路303から送信命令信号を受信すると、接触信号を赤外線信号に反映する。
ここで、この電子ペン300を図2の装置の一部(電子ペン240)として使用する場合、上記接触信号は図2の説明にある接触信号と同じものとなり、信号の送信先は図2に示す座標検出部224となる。
電池305には、一次電池や二次電池等を採用できる。
電圧検知部306は、電池305の残量を検知する手段である。電圧検知部306は、電池305の電圧が、所定の閾値以上であるか、所定の閾値未満であるかを論理信号(電池状態信号)で出力するものである。ここで閾値は、電池の残量が減少する過程で変位する電圧範囲内に設定する。例えば、電池305が単3電池(一次電池)であった場合は、電圧の出力範囲が0.9V〜1.5Vであるので、閾値はその間の値とする。
電圧検知部306は、電池305の残量を検知する手段である。電圧検知部306は、電池305の電圧が、所定の閾値以上であるか、所定の閾値未満であるかを論理信号(電池状態信号)で出力するものである。ここで閾値は、電池の残量が減少する過程で変位する電圧範囲内に設定する。例えば、電池305が単3電池(一次電池)であった場合は、電圧の出力範囲が0.9V〜1.5Vであるので、閾値はその間の値とする。
図3に示す電子ペン300は、3つの電圧検知部306(306A、306B、306C)を有している。これはそれぞれ閾値の異なる電圧検知部を3個設置することで、電池305の残量を4段階で検出する構成である。図中、電圧検知部306Aの閾値が最も高く設定され、電圧検知部306Cの閾値が最も低く設定されている。ここで、電圧検知部306の数はいくつでもよい。
最も低い最低閾値を持つ電圧検知部306Cの検知結果は、信号処理回路303に送信される。
最も低い最低閾値を持つ電圧検知部306Cの検知結果は、信号処理回路303に送信される。
信号処理回路303は、電圧検知部306Cによる電圧の検知結果の変化により電池305の残量が最低閾値を上回った、もしくは下回ったと判断した場合、その旨を示す検知結果変化情報(検知結果変化信号)を、信号送信部304を介して座標検出部224に送信する。電池305の残量が最低閾値を下回ったことを座標検出部224に送信することで、電子ペン240の電池残量が僅かであることを画像処理装置110において把握することができる。
なお、検知結果変化情報を示す信号も赤外線信号に反映して送信されることから、接触信号との混同を防ぐ必要がある。各信号同士の混同を防ぎつつ赤外線信号に反映するには、NECフォーマットのような一般的な赤外線リモコンフォーマットに則り、接触信号や他のリモコン信号などと混信しないような独自のコードを定めて、赤外線信号に反映すればよい。
なお、検知結果変化情報を示す信号も赤外線信号に反映して送信されることから、接触信号との混同を防ぐ必要がある。各信号同士の混同を防ぎつつ赤外線信号に反映するには、NECフォーマットのような一般的な赤外線リモコンフォーマットに則り、接触信号や他のリモコン信号などと混信しないような独自のコードを定めて、赤外線信号に反映すればよい。
座標検出部224に送信される検知結果変化情報に基づいて、表示制御部220は、電池305の残量を表示部112に表示する。即ち、検知結果変化情報を受信した座標検出部224は、イベント処理部210に対して検知結果変化イベントを発行する。イベント処理部210は、座標検出部224から検知結果変化イベントを受信すると、画像処理装置110のアプリ画像生成部212に対して電池残量表示イベントを通知する。アプリ画像生成部212は、画像処理装置110の各種設定を行うためのボタンやメニュー等を表示する表示ウィンドウに電池残量を反映させた表示ウィンドウを生成し、当該表示ウィンドウを描画すべき画像レイヤ(アプリ画像レイヤ)に描画する。合成部218は、アプリ画像レイヤと他の画像レイヤとを合成した合成画像を生成する。生成された合成画像は、表示制御部220によって表示部112に表示される。
なお、信号処理回路303には、すべての電圧検知部306A、306B、306Cの検知結果を送信してもよい。即ち、信号処理回路303は電池305の残量に関し、電圧検知部306A、306B、306Cに設定されたそれぞれの閾値を上回ったもしくは下回ったと判断した場合、その旨を示す検知結果変化情報を、信号送信部304を介して座標検出部224に送信してもよい。このように構成することによって、電池305の残量を細かい分解能で表示部112に表示できる。この場合、表示部112には、後述する図5に示したものと同様の視覚的表示を行うことが可能である。
表示制御部307は、電圧検知部306からの信号に応じて表示部308に表示制御信号を出力するものである。ここで、表示部308はアクティブマトリクス表示、セグメント表示などさまざまな形態が考えられる。このように、表示部308には、電池305の残量が段階的に表示される。
なお、信号処理回路303には、すべての電圧検知部306A、306B、306Cの検知結果を送信してもよい。即ち、信号処理回路303は電池305の残量に関し、電圧検知部306A、306B、306Cに設定されたそれぞれの閾値を上回ったもしくは下回ったと判断した場合、その旨を示す検知結果変化情報を、信号送信部304を介して座標検出部224に送信してもよい。このように構成することによって、電池305の残量を細かい分解能で表示部112に表示できる。この場合、表示部112には、後述する図5に示したものと同様の視覚的表示を行うことが可能である。
表示制御部307は、電圧検知部306からの信号に応じて表示部308に表示制御信号を出力するものである。ここで、表示部308はアクティブマトリクス表示、セグメント表示などさまざまな形態が考えられる。このように、表示部308には、電池305の残量が段階的に表示される。
表示部308に表示される内容について説明する。図4は、電池の電圧と電圧検知部が出力する信号と表示部に表示される内容との関係を示す図である。図5は、表示内容の一例を示す図である。
図4には、上から電池305の電圧、電圧検知部306の出力信号、表示部308の表示内容の例を示している。
図示するように、電池305の電圧は放電時間とともに減少する。各電圧検知部306A、306B、306Cには、それぞれ異なる閾値Vth1、Vth2、Vth3が設定されている。Vth1、Vth2、Vth3は、電池305の電圧出力の範囲内に設定されている。
図4には、上から電池305の電圧、電圧検知部306の出力信号、表示部308の表示内容の例を示している。
図示するように、電池305の電圧は放電時間とともに減少する。各電圧検知部306A、306B、306Cには、それぞれ異なる閾値Vth1、Vth2、Vth3が設定されている。Vth1、Vth2、Vth3は、電池305の電圧出力の範囲内に設定されている。
電圧検知部306Aは、電池305の電圧が閾値Vth1以上である場合は「1(HIGH)」を出力し、電池305の電圧が閾値Vth1を下回る場合は「0(LOW)」を出力する。電圧検知部306B、306Cについても同様である。
全ての電圧検知部306が「1」を出力するとき、表示制御部307は表示部308を制御して、表示内容1を表示させる。同様に、電圧検知部306Aが「0」を出力し、電圧検知部306B、306Cが「1」を出力するとき、表示制御部307は表示部308に表示内容2を表示させる。このように、各電圧検知部306の出力信号を判断基準として、表示制御部307は表示部308を制御し、表示内容1、2、3、4を切り換える。
図5に示すように、表示部308は、夫々の電圧検知部306A、306B、306Cに対応する3つのセグメント308A、308B、308Cを有する。電圧検知部が「1」を出力するときには対応するセグメントを点灯し、電圧検知部が「0」を出力するときには対応するセグメントを消灯することで、電池残量を表示する。なお、これらの図案をアクティブマトリクス表示させてもよい。また、表示形態は図示するものに限られない。
全ての電圧検知部306が「1」を出力するとき、表示制御部307は表示部308を制御して、表示内容1を表示させる。同様に、電圧検知部306Aが「0」を出力し、電圧検知部306B、306Cが「1」を出力するとき、表示制御部307は表示部308に表示内容2を表示させる。このように、各電圧検知部306の出力信号を判断基準として、表示制御部307は表示部308を制御し、表示内容1、2、3、4を切り換える。
図5に示すように、表示部308は、夫々の電圧検知部306A、306B、306Cに対応する3つのセグメント308A、308B、308Cを有する。電圧検知部が「1」を出力するときには対応するセグメントを点灯し、電圧検知部が「0」を出力するときには対応するセグメントを消灯することで、電池残量を表示する。なお、これらの図案をアクティブマトリクス表示させてもよい。また、表示形態は図示するものに限られない。
図6は、接触検知部による接触検知と電子ペンによる接触検知(圧力検知)に対して、座標検出部により発行されるペン接触イベントとの関係を示す図である。
ペン接触イベントの発行は、電子ペン300の電池305の残量に応じて第一動作モードと第二動作モードの2通りの動作モードの下で行われる。座標検出部224は、電子ペン300の電池305の残量に応じて第一動作モードと第二動作モードとを切り替える。
第一動作モードは、電子ペン300の電池305の残量が十分にある場合に移行する動作モードであり、第二動作モードは電池305の残量が不十分である場合に移行する動作モードである。
第一動作モードでは、接触検知部226からの接触検知信号と、電子ペン300からの接触信号の両方が出力“1”になった場合のみ、座標検出部224がペン接触イベントを発行する。
第二動作モードでは、電子ペン300からの接触信号の内容に関わらず、接触検知部226からの接触検知信号が“1”になった場合に、座標検出部224がペン接触イベントを発行する。
ペン接触イベントの発行は、電子ペン300の電池305の残量に応じて第一動作モードと第二動作モードの2通りの動作モードの下で行われる。座標検出部224は、電子ペン300の電池305の残量に応じて第一動作モードと第二動作モードとを切り替える。
第一動作モードは、電子ペン300の電池305の残量が十分にある場合に移行する動作モードであり、第二動作モードは電池305の残量が不十分である場合に移行する動作モードである。
第一動作モードでは、接触検知部226からの接触検知信号と、電子ペン300からの接触信号の両方が出力“1”になった場合のみ、座標検出部224がペン接触イベントを発行する。
第二動作モードでは、電子ペン300からの接触信号の内容に関わらず、接触検知部226からの接触検知信号が“1”になった場合に、座標検出部224がペン接触イベントを発行する。
第一動作モードにあるか第二動作モードにあるかは、電池305の残量表示と共に、画像処理装置110の表示部112に表示される。また、第二動作モードに移行したとき、表示制御部220は、電池305が不十分であることを示すメッセージ、及び電池305の交換又は充電を促すメッセージを電池305の残量表示と共に表示部112に表示させる。これらの表示処理については、電池305の残量を表示部112に表示する処理と同様に行われる。
第一動作モードと第二動作モードとの間の遷移プロセスについて説明する。
電圧検知部306Cの出力信号が“1”(図4で示すHIGH信号)から“0”(図4で示すLOW信号)に変化したとき、電子ペン300の信号処理回路303は、電池305の残量が最低閾値を下回った旨を示す検知結果変化情報を、信号送信部304を介して座標検出部224に送信する。座標検出部224は検知結果変化情報を受けて、ペン接触イベントの発行に関わる動作モードを第二動作モードに遷移させる。
他方、電圧検知部306Cの出力信号が“0”から“1”に変化したとき、電子ペン300の信号処理回路303は、電池305の残量が最低閾値を上回った旨を示す検知結果変化情報を信号送信部304を介して座標検出部224に送信する。座標検出部224は検知結果変化情報を受けて、ペン接触イベントの発行に関わる動作モードを第一動作モードに遷移させる。
電圧検知部306Cの出力信号が“1”(図4で示すHIGH信号)から“0”(図4で示すLOW信号)に変化したとき、電子ペン300の信号処理回路303は、電池305の残量が最低閾値を下回った旨を示す検知結果変化情報を、信号送信部304を介して座標検出部224に送信する。座標検出部224は検知結果変化情報を受けて、ペン接触イベントの発行に関わる動作モードを第二動作モードに遷移させる。
他方、電圧検知部306Cの出力信号が“0”から“1”に変化したとき、電子ペン300の信号処理回路303は、電池305の残量が最低閾値を上回った旨を示す検知結果変化情報を信号送信部304を介して座標検出部224に送信する。座標検出部224は検知結果変化情報を受けて、ペン接触イベントの発行に関わる動作モードを第一動作モードに遷移させる。
以上のように、本実施形態において、電子ペンは電源としての電池の残量を検知する電圧検知部を有し、電池の残量が少なくなったとき、即ち、電池の電圧が所定の閾値を下回った場合に、その旨を示す検知結果変化情報を画像処理装置に送信する。画像処理装置では、電子ペンの電池残量に応じて、電子ペンからの接触信号を手書き入力の描画に反映させる第一動作モードに移行し、又は、電子ペンからの接触信号の有無に関わらず接触検知部が検知した接触検知信号のみを手書き入力の描画に反映させる第二動作モードに移行する。
従って、電子ペンの電池残量が不十分であるとき、即ち電池残量が少なくなったり無くなったりしたとき、接触検知信号のみで手書き入力の有無を判断する第二モードに切り替わるため、電池残量の低下により電子ペンから接触信号が送信されなくなったとしても手書き入力を継続できる。
また、電子ペンの電池残量が不十分であるとき、その旨が表示部に表示されるので、ユーザは電池交換又は充電の必要性を認識することができる。
従って、電子ペンの電池残量が不十分であるとき、即ち電池残量が少なくなったり無くなったりしたとき、接触検知信号のみで手書き入力の有無を判断する第二モードに切り替わるため、電池残量の低下により電子ペンから接触信号が送信されなくなったとしても手書き入力を継続できる。
また、電子ペンの電池残量が不十分であるとき、その旨が表示部に表示されるので、ユーザは電池交換又は充電の必要性を認識することができる。
〔第二の実施形態〕
本発明の第二の実施形態に係る電子情報ボードシステムについて説明する。本実施形態に係る電子情報ボードシステムは、電子ペンの電池残量が不十分となり、電子ペンを用いた画像処理装置の操作が不可能となった場合であっても、画像処理装置が所定の条件を満たす接触又は接近を検知したとき、検知された接触又は接近の特徴量に応じて所定の動作を行う点に特徴がある。なお、以下の説明においては「接触」を検知する態様にて説明するが、「接近」を検知する場合も同様に処理することができる。
本発明の第二の実施形態に係る電子情報ボードシステムについて説明する。本実施形態に係る電子情報ボードシステムは、電子ペンの電池残量が不十分となり、電子ペンを用いた画像処理装置の操作が不可能となった場合であっても、画像処理装置が所定の条件を満たす接触又は接近を検知したとき、検知された接触又は接近の特徴量に応じて所定の動作を行う点に特徴がある。なお、以下の説明においては「接触」を検知する態様にて説明するが、「接近」を検知する場合も同様に処理することができる。
本実施形態に係る電子情報ボードシステム(画像処理システム)は、筆記受付手段としてのタッチパネル(表示部112)に対する接触(筆記入力)の特徴量を検知する特徴量検知手段(座標検出部224)と、接触の特徴量とイベントの処理内容とを関連づけたテーブルを参照して、特徴量検知手段が検知した接触の特徴量に応じてイベントを処理するイベント処理手段(イベント処理部210)と、を備えている。
本実施形態においてイベント処理部210が行うイベントの処理とは、画像処理装置110を構成する各プログラムモジュールに対して制御指示を送信することであり、選択通知イベントと同等のものである。
イベント処理部210は、第二動作モードにあるときに、座標検出部224が発行したペン接触イベントに含まれる座標位置情報が複数の座標位置を含んでいる場合に、画像処理装置110の他の機能手段に対し各種イベントを通知する。即ち、座標検出部224が同時、且つ複数箇所への接触を検知したとき、イベント処理部210は、接触箇所の数に応じて所定の選択通知イベントを発行する。
本実施形態においてイベント処理部210が行うイベントの処理とは、画像処理装置110を構成する各プログラムモジュールに対して制御指示を送信することであり、選択通知イベントと同等のものである。
イベント処理部210は、第二動作モードにあるときに、座標検出部224が発行したペン接触イベントに含まれる座標位置情報が複数の座標位置を含んでいる場合に、画像処理装置110の他の機能手段に対し各種イベントを通知する。即ち、座標検出部224が同時、且つ複数箇所への接触を検知したとき、イベント処理部210は、接触箇所の数に応じて所定の選択通知イベントを発行する。
図7は、座標検出部が検出した座標数(接触の特徴量)と、イベント処理部によるイベントの処理内容との関係の一例を示す図である。
画像処理装置110の各部は、イベント処理部210が発行するイベント内容に応じて、動作する。イベント処理部210がイベントを発行する動作は、表示部112に表示されたボタンやメニューバー等の種々のオブジェクト114(図1参照)を選択した場合と同等の選択処理イベントを発行するものである。
例えば、座標検出部224が任意の2箇所への同時接触を検出した場合、画像処理装置110の電源をオフにする処理を行う。即ち、イベント処理部210は、電源オフを指示する選択通知イベントを発行する。選択通知イベントを受信した電源制御部236は、電源部238を制御して画像処理装置110の電源をオフにする。
画像処理装置110の各部は、イベント処理部210が発行するイベント内容に応じて、動作する。イベント処理部210がイベントを発行する動作は、表示部112に表示されたボタンやメニューバー等の種々のオブジェクト114(図1参照)を選択した場合と同等の選択処理イベントを発行するものである。
例えば、座標検出部224が任意の2箇所への同時接触を検出した場合、画像処理装置110の電源をオフにする処理を行う。即ち、イベント処理部210は、電源オフを指示する選択通知イベントを発行する。選択通知イベントを受信した電源制御部236は、電源部238を制御して画像処理装置110の電源をオフにする。
また例えば、座標検出部224が任意の3箇所への同時接触を検出した場合、画像処理装置110は、表示部112に表示されているコンテンツを保存する処理を行う。即ち、イベント処理部210は、スナップショットの取得を指示する選択通知イベントを発行する。選択通知イベントを受信したスナップショット生成部222は、スナップショット画像を生成した後、リポジトリ管理部228に対しスナップショット画像を記憶装置230に保存させる。
また例えば、座標検出部224が任意の4箇所への同時接触を検出した場合、画像処理装置110は、表示部112に表示されているコンテンツを削除する処理を行う。即ち、イベント処理部210は、表示部112に表示している全ての表示ウィンドウの消去を指示する選択通知イベントを発行する。選択通知イベントを受信したアプリ画像生成部212は、表示部112に表示している種々の表示ウィンドウのうち、画像処理装置110の各種設定を行うためのボタンやメニュー等を表示する表示ウィンドウ以外のウィンドウを消去する。
また例えば、座標検出部224が任意の4箇所への同時接触を検出した場合、画像処理装置110は、表示部112に表示されているコンテンツを削除する処理を行う。即ち、イベント処理部210は、表示部112に表示している全ての表示ウィンドウの消去を指示する選択通知イベントを発行する。選択通知イベントを受信したアプリ画像生成部212は、表示部112に表示している種々の表示ウィンドウのうち、画像処理装置110の各種設定を行うためのボタンやメニュー等を表示する表示ウィンドウ以外のウィンドウを消去する。
なお、図7の表は、イベント処理部が選択通知イベントを発行する際に参照する参照テーブルを示したものである。座標検出部224が検出した接触の特徴量(本例では同時接触数)と、画像処理装置110が発揮する機能との関係は、参照テーブルとして設定ファイルに書き込まれ、不揮発性記憶手段であるROM202に記憶されている。
イベント処理部210は、起動時、又は動作モードが第一動作モードから第二動作モードに移行したタイミングで、ROM202から設定ファイルを読み出して、参照テーブルをRAM204に展開する。そして、座標検出部224から通知された座標位置情報に複数の座標位置が含まれている場合に、イベント処理部210は参照テーブルを参照して、画像処理装置110を構成する各プログラムモジュールに対して所定の機能を発揮させるように選択通知イベントを発行する。
イベント処理部210は、起動時、又は動作モードが第一動作モードから第二動作モードに移行したタイミングで、ROM202から設定ファイルを読み出して、参照テーブルをRAM204に展開する。そして、座標検出部224から通知された座標位置情報に複数の座標位置が含まれている場合に、イベント処理部210は参照テーブルを参照して、画像処理装置110を構成する各プログラムモジュールに対して所定の機能を発揮させるように選択通知イベントを発行する。
なお、上記同時接触された部位の座標が、表示部112の特定領域116(図1参照)内の座標である場合にのみ、イベント処理部210が画像処理装置110の他の機能手段に対し選択通知イベントを通知するようにしてもよい。このように制御することで、特定領域116以外の領域に意図せず接触してしまった場合に、画像処理装置110の電源がオフになるなどの不具合を防止できる。
また、座標検出部が複数箇所への同時接触を検知した場合に、複数の機能を発揮するようにしてもよい。例えば、座標検出部224が任意の2箇所への同時接触を検出した場合、画像処理装置110が表示部112に表示されているコンテンツを保存する処理を行った後に、電源をオフにする処理を行うようにしてもよい。このように制御することで、電源をオフにする場合でも、表示部112に表示されているコンテンツを確実に保存することが可能となる。
また、座標検出部が複数箇所への同時接触を検知した場合に、複数の機能を発揮するようにしてもよい。例えば、座標検出部224が任意の2箇所への同時接触を検出した場合、画像処理装置110が表示部112に表示されているコンテンツを保存する処理を行った後に、電源をオフにする処理を行うようにしてもよい。このように制御することで、電源をオフにする場合でも、表示部112に表示されているコンテンツを確実に保存することが可能となる。
ここで、座標検出部224が検出した接触の特徴量に対して画像処理装置110が発揮する機能については、ユーザが任意に設定することが可能である。図8は、座標検出部が検出する接触の特徴量に対して、画像処理装置が実行する機能を設定するための画面例である。
この設定ウィンドウ250は、タッチ数(接触数)を選択するための複数の第一ドロップダウンリスト252(252A、252B、252C)と、各第一ドロップダウンリスト252に対応して設けられると共に、画像処理装置110に実行させる機能を選択するための複数の第二ドロップダウンリスト254(254A、254B、254C1、254C2)と、を有する。また、図中右端の追加ボタン256(256A、256B、256C)は、各第一ドロップダウンリスト252に対応して設けられ、第一ドロップダウンリスト252で選択した「タッチ数」に対して複数の実行機能を設定する場合に押下するボタンである。
この設定ウィンドウ250は、タッチ数(接触数)を選択するための複数の第一ドロップダウンリスト252(252A、252B、252C)と、各第一ドロップダウンリスト252に対応して設けられると共に、画像処理装置110に実行させる機能を選択するための複数の第二ドロップダウンリスト254(254A、254B、254C1、254C2)と、を有する。また、図中右端の追加ボタン256(256A、256B、256C)は、各第一ドロップダウンリスト252に対応して設けられ、第一ドロップダウンリスト252で選択した「タッチ数」に対して複数の実行機能を設定する場合に押下するボタンである。
ユーザは、表示部112に設定ウィンドウ250を表示させた後、第一ドロップダウンリスト252からタッチ数(2、3、4等)を設定する。また、第一ドロップダウンリスト252に対応する第二ドロップダウンリスト254から、画像処理装置110に実行させる機能を設定する。第一ドロップダウンリスト252で選択したタッチ数に複数の機能を割り当てる場合は、追加ボタン256を押下する。すると、第二ドロップダウンリスト254が追加され、画像処理装置110に実行させる他の機能を追加的に設定することができる。なお、図中、第二ドロップダウンリスト254C2が、追加ボタン256Cの押下により追加された第二ドロップダウンリストである。
OKボタン258を押下すると、設定された内容が設定ファイルに書き込まれる。Cancelボタン260を押下すると、設定された内容は破棄され、設定ファイルは更新されない。
OKボタン258を押下すると、設定された内容が設定ファイルに書き込まれる。Cancelボタン260を押下すると、設定された内容は破棄され、設定ファイルは更新されない。
図8に示す設定画面では、2箇所への同時接触で終了(電源オフ)を実行し、3箇所への同時接触で表示部112に表示されているコンテンツの保存のみを実行し、4箇所への同時接触で表示部112に表示されているコンテンツを保存した後、終了(電源オフ)を実行するように設定される。
以上のように本実施形態によれば、電子ペンの電池が僅少又はゼロとなった場合であっても、タッチパネル(表示部)の複数個所へ同時に接触することで、画像処理装置に必要最低限の動作を行わせることができる。また、画像処理装置に行わせる動作は、ユーザが任意に設定することができる。
以上のように本実施形態によれば、電子ペンの電池が僅少又はゼロとなった場合であっても、タッチパネル(表示部)の複数個所へ同時に接触することで、画像処理装置に必要最低限の動作を行わせることができる。また、画像処理装置に行わせる動作は、ユーザが任意に設定することができる。
〔第三の実施形態〕
本発明の第三の実施形態に係る電子情報ボードシステムについて説明する。本実施形態に係る電子情報ボードシステムは、第二の実施形態の変形例であり、画像処理装置が所定時間継続する接触又は接近を検知したとき、検知された接触又は接近の特徴量に応じて所定の動作を行う点に特徴がある。以下、第二の実施形態と同様の構成については、その説明を省略する。
本発明の第三の実施形態に係る電子情報ボードシステムについて説明する。本実施形態に係る電子情報ボードシステムは、第二の実施形態の変形例であり、画像処理装置が所定時間継続する接触又は接近を検知したとき、検知された接触又は接近の特徴量に応じて所定の動作を行う点に特徴がある。以下、第二の実施形態と同様の構成については、その説明を省略する。
接触検知部226は、表示部112(筆記受付手段)に対する物体の接触(筆記入力)を検知したとき、赤外線の識別情報(接触検知信号:筆記検知信号)を座標検出部224(特徴量検知手段)に通知する。座標検出部224は、接触検知部226から赤外線の識別情報を受信している間、所定の時間間隔で物体の接触位置の座標を取得し、イベント処理部210に対して接触位置情報を含むペン接触イベントを通知する。
イベント処理部210は、第二動作モードにあるときに、座標検出部224が発行したペン接触イベントに含まれる座標位置情報が、所定時間(所定回数)連続して同一の座標位置を示す場合に、画像処理装置110の他の機能手段に対し各種イベントを通知する。即ち、座標検出部224が所定時間、継続する筆記入力を検知したとき、イベント処理部210は、所定の選択通知イベントを発行する。
イベント処理部210は、第二動作モードにあるときに、座標検出部224が発行したペン接触イベントに含まれる座標位置情報が、所定時間(所定回数)連続して同一の座標位置を示す場合に、画像処理装置110の他の機能手段に対し各種イベントを通知する。即ち、座標検出部224が所定時間、継続する筆記入力を検知したとき、イベント処理部210は、所定の選択通知イベントを発行する。
例えば、イベント処理部210は、表示部112の任意の場所に所定時間(例えば3秒間)継続する接触を検知した場合に、電源オフを指示する選択通知イベントを発行する。選択通知イベントを受信した電源制御部236は、電源部238を制御して画像処理装置110の電源をオフにする。もちろん、イベント処理部210が発行する上記選択通知イベントは一例であって、イベント処理部210が他の選択通知イベント(例:表示中のコンテンツを保存する、等)を発行してもよい。
なお、上記所定時間に1秒以内などの短時間を設定した場合には、誤って表示部112に手や指が触れただけで電源オフになるなど、誤動作の可能性がある。従って、所定時間には3秒から6秒程度を設定し、ユーザが意図的に押したことを認識できるようにすることが望ましい。
更に、上記所定時間継続して接触された部位の座標が、特定領域116である場合にのみ、イベント処理部210が選択通知イベント(例:電源オフ)を発行するようにしてもよい。
なお、上記所定時間に1秒以内などの短時間を設定した場合には、誤って表示部112に手や指が触れただけで電源オフになるなど、誤動作の可能性がある。従って、所定時間には3秒から6秒程度を設定し、ユーザが意図的に押したことを認識できるようにすることが望ましい。
更に、上記所定時間継続して接触された部位の座標が、特定領域116である場合にのみ、イベント処理部210が選択通知イベント(例:電源オフ)を発行するようにしてもよい。
また例えば、上記所定時間継続して接触された部位の座標が、表示部112に表示されたボタンやメニューバー等の種々のオブジェクト114(図1参照)の座標である場合にのみ、画像処理装置110が当該オブジェクト114に対応する動作をするようにしてもよい。即ち、座標検出部224が発行したペン接触イベントに含まれる座標位置情報がオブジェクト114の座標領域内であるときに、イベント処理部210は、当該オブジェクト114に対応する選択通知イベントを発行する。
このように制御することで、特定領域116や、オブジェクト114以外の領域に意図せず接触してしまった場合に、画像処理装置110の電源がオフになるなどの不具合を防止できる。なお、第二動作モードにあるときには、接触により機能を発揮するオブジェクト114を制限してもよい。
このように制御することで、特定領域116や、オブジェクト114以外の領域に意図せず接触してしまった場合に、画像処理装置110の電源がオフになるなどの不具合を防止できる。なお、第二動作モードにあるときには、接触により機能を発揮するオブジェクト114を制限してもよい。
また、任意の箇所或いは特定領域116に対する接触時間に応じて、異なる機能を発揮するようにしてもよい。この場合は第二の実施形態と同様に、予め筆記入力の継続時間(接触の特徴量)とイベントの処理内容とを関連づけたテーブルを作成しておき、イベント処理部210は、このテーブルを参照して、接触の特徴量に応じてペン接触イベントを処理する。
また、座標検出部224が検出する接触の特徴量と画像処理装置110が発揮する機能については、第二の実施形態と同様に、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
以上のように本実施形態によっても、電子ペンの電池が僅少又はゼロとなった場合に、画像処理装置に必要最低限の動作を行わせることができる。
また、座標検出部224が検出する接触の特徴量と画像処理装置110が発揮する機能については、第二の実施形態と同様に、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。
以上のように本実施形態によっても、電子ペンの電池が僅少又はゼロとなった場合に、画像処理装置に必要最低限の動作を行わせることができる。
100…電子情報ボードシステム(画像処理システム)、110…画像処理装置、112…表示部(筆記受付手段:タッチパネル)、114…オブジェクト、116…特定領域、124、126…ケーブル、130a、130b…ユーザPC、200…プロセッサ、202…ROM、204…RAM、206…画像取得部、208…ビデオRAM、210…イベント処理部(イベント処理手段)、212…アプリ画像生成部、214…レイアウト管理部、216…描画生成部(描画生成手段)、218…合成部、220…表示制御部、222…スナップショット生成部、224…座標検出部(イベント発行手段、座標検出手段、特徴量検知手段)、226…接触検知部、228…リポジトリ管理部、230…記憶装置、232…画像入力インタフェース、234…画像出力インタフェース、236…電源制御部、238…電源部、240…電子ペン(筆記装置)、250…設定ウィンドウ、252…第一ドロップダウンリスト、254…第二ドロップダウンリスト、256…追加ボタン、258…OKボタン、260…Cancelボタン、300…電子ペン(筆記装置)、301…可動ペン先、302…圧力センサー、303…信号処理回路、304…信号送信部、305…電池、306…電圧検知部(電池状態検知手段)、307…表示制御部、308…表示部、308A、308B、308C…セグメント
Claims (10)
- 筆記入力されていることを検知して筆記検知信号を出力する筆記受付手段と、筆記装置から筆記動作中に出力される筆記動作信号と前記筆記検知信号とに応じて所定のイベントを発行するイベント発行手段と、を有する画像処理装置と、
前記筆記装置の電池の状態を検知して電池状態信号を出力する電池状態検知手段と、を備え、
前記イベント発行手段は、前記電池状態信号に応じて、前記筆記動作信号と前記筆記検知信号とに基づいて前記所定のイベントを発行する第一動作モードと、前記筆記検知信号に基づいて前記所定のイベントを発行する第二動作モードと、を切り替えることを特徴とする画像処理システム。 - 前記イベント発行手段は、前記電池状態信号が、前記電池の残量が十分であることを示す場合に前記第一動作モードに移行し、前記電池の残量が不十分であることを示す場合に前記第二動作モードに移行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
- 前記イベント発行手段が発行したイベントを処理するイベント処理手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
- 前記筆記受付手段に対する筆記入力の特徴量を検知する特徴量検知手段を備え、
前記イベント処理手段は、前記特徴量検知手段が検知した前記筆記入力の特徴量に応じて前記イベントを処理することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像処理システム。 - 前記イベント処理手段は、前記筆記入力の特徴量と、前記イベントの処理内容とを関連づけたテーブルを参照して、前記特徴量検知手段が検知した前記筆記入力の特徴量に応じて、前記イベントを処理することを特徴とする請求項4に記載の画像処理システム。
- 前記イベント処理手段は、前記筆記入力の特徴量に応じた所定の制御指示を、前記画像処理装置を構成する各手段に送信することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像処理システム。
- 前記特徴量検知手段が同時、且つ複数箇所への筆記入力を検知したとき、前記イベント処理手段は、筆記入力箇所の数に応じて前記イベントを処理することを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載の画像処理システム。
- 前記特徴量検知手段が所定時間、継続する筆記入力を検知したとき、前記イベント処理手段は、筆記入力時間に応じて前記イベントを処理することを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載の画像処理システム。
- 前記特徴量検知手段が前記筆記受付手段の所定の座標位置への筆記入力を検知したとき、前記イベント処理手段は、筆記入力の座標位置に応じて前記イベントを処理することを特徴とする請求項4乃至8の何れか一項に記載の画像処理システム。
- 筆記入力されていることを検知して筆記検知信号を出力する筆記受付手段と、前記筆記検知信号と筆記装置から筆記動作中に出力される筆記動作信号とに応じて所定のイベントを発行するイベント発行手段と、を有する画像処理装置であって、
前記筆記装置の電池の状態を示し、且つ前記筆記装置によって出力される電池状態信号に応じて、前記イベント発行手段は、前記筆記動作信号と前記筆記検知信号とに基づいて前記所定のイベントを発行する第一動作モードと、前記筆記検知信号に基づいて前記所定のイベントを発行する第二動作モードと、を切り替えることを特徴とする画像処理装置。
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