JPH07281934A - システムファイルの更新及び復元方法 - Google Patents
システムファイルの更新及び復元方法Info
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- JPH07281934A JPH07281934A JP6073608A JP7360894A JPH07281934A JP H07281934 A JPH07281934 A JP H07281934A JP 6073608 A JP6073608 A JP 6073608A JP 7360894 A JP7360894 A JP 7360894A JP H07281934 A JPH07281934 A JP H07281934A
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F11/14—Error detection or correction of the data by redundancy in operation
- G06F11/1402—Saving, restoring, recovering or retrying
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- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- Software Systems (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＯＳ（オペレーティングシステム）によりア
クセスが拒否されている対象のファイルの更新及び更新
失敗時の復元をソフトウエアにより実現する方法を提供
する。 【構成】 第１及び第２の記憶領域に同一形式のＯＳを
格納し、稼働中の第１の記憶領域のＯＳを終了させて
（Ｓ２０１）第２の記憶領域のＯＳを切替起動し（Ｓ２
０２）、第１記憶領域に格納されたシステムファイルを
アクセスロックの対象外にした後にこれらシステムファ
イルと予め用意した入替対象ファイルとを第２のＯＳの
ファイル入替機能を用いて入れ替える（Ｓ２０４）。ま
た、このようなファイル入替が何らかの原因により失敗
したときは直ちにバックアップファイルを用いて元のフ
ァイルを復元する（Ｓ２０９）。
クセスが拒否されている対象のファイルの更新及び更新
失敗時の復元をソフトウエアにより実現する方法を提供
する。 【構成】 第１及び第２の記憶領域に同一形式のＯＳを
格納し、稼働中の第１の記憶領域のＯＳを終了させて
（Ｓ２０１）第２の記憶領域のＯＳを切替起動し（Ｓ２
０２）、第１記憶領域に格納されたシステムファイルを
アクセスロックの対象外にした後にこれらシステムファ
イルと予め用意した入替対象ファイルとを第２のＯＳの
ファイル入替機能を用いて入れ替える（Ｓ２０４）。ま
た、このようなファイル入替が何らかの原因により失敗
したときは直ちにバックアップファイルを用いて元のフ
ァイルを復元する（Ｓ２０９）。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータにおける
システムファイルの更新及び復元方法に関し、より詳細
には、稼働中のオペレーティングシステム（以下、ＯＳ
と称する）によってアクセスが拒否されるシステムファ
イルの更新及び更新失敗時の復元をソフトウエアによっ
て実現する方法に関する。
システムファイルの更新及び復元方法に関し、より詳細
には、稼働中のオペレーティングシステム（以下、ＯＳ
と称する）によってアクセスが拒否されるシステムファ
イルの更新及び更新失敗時の復元をソフトウエアによっ
て実現する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】コンピュータのＯＳ、例えばＯＳ／２、
ＷＩＮＤＯＷＳ ＮＴ等が使用するシステムファイルの
うち、特定のファイルが何らかの手違いにより書き換え
られると、そのＯＳにより制御されているシステムが正
常に機能しなくなることがある。このようなエラーの発
生を防止するため、ＯＳ側では、その動作中に、書き換
えられると問題となるファイルにアクセスロックをか
け、他のＯＳやアプリケーションプログラム（以下、Ａ
Ｐと称する）等から当該ファイルへの不用意な読出／書
込等のアクセスを拒否しているのが通常である。
ＷＩＮＤＯＷＳ ＮＴ等が使用するシステムファイルの
うち、特定のファイルが何らかの手違いにより書き換え
られると、そのＯＳにより制御されているシステムが正
常に機能しなくなることがある。このようなエラーの発
生を防止するため、ＯＳ側では、その動作中に、書き換
えられると問題となるファイルにアクセスロックをか
け、他のＯＳやアプリケーションプログラム（以下、Ａ
Ｐと称する）等から当該ファイルへの不用意な読出／書
込等のアクセスを拒否しているのが通常である。
【０００３】ところで、コンピュータを用いたシステム
においては、処理機能の拡張あるいは改善のため、しば
しばシステムファイルの更新の必要が生じる。このよう
な更新は、例えば通信回線を介してホストコンピュータ
に接続された複数の端末装置を有するシステムの場合に
は、各端末装置の動作の統一性を図るため、同一時期に
一斉に実施することが要求される。これに対応するに
は、ホストコンピュータから各端末装置へ新しいシステ
ムファイルを一斉に転送し、各端末装置に予めインスト
ールされたＡＰによって現在のシステムファイルを各々
更新することが望ましい。しかし、ホストコンピュータ
から新たなシステムファイルを転送しても、前述のよう
にアクセスロックがかけられたシステムファイルについ
ては当該ＯＳの動作中にアクセスすることができないの
で、その更新は不可能となる。
においては、処理機能の拡張あるいは改善のため、しば
しばシステムファイルの更新の必要が生じる。このよう
な更新は、例えば通信回線を介してホストコンピュータ
に接続された複数の端末装置を有するシステムの場合に
は、各端末装置の動作の統一性を図るため、同一時期に
一斉に実施することが要求される。これに対応するに
は、ホストコンピュータから各端末装置へ新しいシステ
ムファイルを一斉に転送し、各端末装置に予めインスト
ールされたＡＰによって現在のシステムファイルを各々
更新することが望ましい。しかし、ホストコンピュータ
から新たなシステムファイルを転送しても、前述のよう
にアクセスロックがかけられたシステムファイルについ
ては当該ＯＳの動作中にアクセスすることができないの
で、その更新は不可能となる。
【０００４】そのため、従来、ＯＳによりアクセスロッ
クがかけられているシステムファイルを更新するとき
は、例えばホストコンピュータから新しいシステムファ
イルを異なるファイル名で各端末装置のハードディスク
（以下、ＨＤＤと称する）に格納するとともに、現在実
行中のＯＳを一旦停止させる。そして、適当な時点でオ
ペレータがそのＯＳと同じシステムを保守用フレキシブ
ルディスク（以下、ＦＤと称する）より立ち上げて上記
ロックされたシステムファイルへのアクセスを可能な状
態とし、その後、ＨＤＤ内に格納した新しいシステムフ
ァイルのリネーム等の処理を行って上記システムファイ
ルを更新していた。
クがかけられているシステムファイルを更新するとき
は、例えばホストコンピュータから新しいシステムファ
イルを異なるファイル名で各端末装置のハードディスク
（以下、ＨＤＤと称する）に格納するとともに、現在実
行中のＯＳを一旦停止させる。そして、適当な時点でオ
ペレータがそのＯＳと同じシステムを保守用フレキシブ
ルディスク（以下、ＦＤと称する）より立ち上げて上記
ロックされたシステムファイルへのアクセスを可能な状
態とし、その後、ＨＤＤ内に格納した新しいシステムフ
ァイルのリネーム等の処理を行って上記システムファイ
ルを更新していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】スタンドアローン型の
システムの場合は、当該システムを管理するオペレータ
が常駐している場合が多いので、前述のような一連の作
業を容易に実行することができる。しかし、通信回線を
介してホストコンピュータに接続されているような端末
装置では、キーオペレータは存在してもシステムを管理
する者がしない場合がある。このような場合には、各端
末装置が設置されている場所にシステムの管理能力を有
するオペレータを更新の都度派遣する必要があった。
システムの場合は、当該システムを管理するオペレータ
が常駐している場合が多いので、前述のような一連の作
業を容易に実行することができる。しかし、通信回線を
介してホストコンピュータに接続されているような端末
装置では、キーオペレータは存在してもシステムを管理
する者がしない場合がある。このような場合には、各端
末装置が設置されている場所にシステムの管理能力を有
するオペレータを更新の都度派遣する必要があった。
【０００６】また、ホストコンピュータに接続されてい
る端末装置が多数存在する場合に、これらの端末装置の
ＯＳにおけるシステムファイルを同時に更新するとき
は、全ての端末装置にシステムの管理能力を有するオペ
レータが存在していなければならず、運用コストの点で
問題があった。
る端末装置が多数存在する場合に、これらの端末装置の
ＯＳにおけるシステムファイルを同時に更新するとき
は、全ての端末装置にシステムの管理能力を有するオペ
レータが存在していなければならず、運用コストの点で
問題があった。
【０００７】更に、ＯＳにおける複数のファイルを新し
いファイルにより逐次更新している途中で、セクタ異常
等のために更新が失敗したときは、システム保全のため
に、その更新の作業については一旦中止し、旧ファイル
に速やかに復元させることが必要となる。しかし、新し
いファイルの格納により旧ファイルが上書きされている
と、旧ファイルを復元させることが不可能になり、ファ
イル間の論理的な整合性がとれなくなるという問題もあ
った。
いファイルにより逐次更新している途中で、セクタ異常
等のために更新が失敗したときは、システム保全のため
に、その更新の作業については一旦中止し、旧ファイル
に速やかに復元させることが必要となる。しかし、新し
いファイルの格納により旧ファイルが上書きされている
と、旧ファイルを復元させることが不可能になり、ファ
イル間の論理的な整合性がとれなくなるという問題もあ
った。
【０００８】本発明は、上記問題点等に鑑み、ＯＳによ
りアクセスロックされているシステムファイルの更新及
び復元を、オペレータによる手作業によらずに実現し得
る方法を提供することを目的とする。
りアクセスロックされているシステムファイルの更新及
び復元を、オペレータによる手作業によらずに実現し得
る方法を提供することを目的とする。
【０００９】本発明の他の目的は、各端末装置における
システムファイルの更新及び復元を、通信回線で結ばれ
た遠方のホストコンピュータの指示を契機に行い得る方
法を提供することにある。
システムファイルの更新及び復元を、通信回線で結ばれ
た遠方のホストコンピュータの指示を契機に行い得る方
法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、第１の記憶領域及び第２の記憶領域にフ
ァイル入替機能を有するＯＳを格納（インストール、以
下同じ）し、更に第１の記憶領域のＯＳが稼働した際に
該ＯＳによってアクセスロックされる複数のシステムフ
ァイルを該第１の記憶領域に格納したコンピュータシス
テムにおける、前記複数のシステムファイルの更新及び
復元をソフトウエアで実行する方法を提供する。このソ
フトウエアは、以下のステップを含んでなる。 （１）稼働中の第１の記憶領域のＯＳを終了させて第２
の記憶領域のＯＳを切替起動するステップ、（２）起動
した第２の記憶領域のＯＳのファイル入替機能を用いて
前記複数のシステムファイルと予め用意した入替対象フ
ァイルとを入れ替えるとともに、入れ替えたシステムフ
ァイルのバックアップファイルを作成するステップ、
（３）前記ファイル入替が正常に終了したか否かを判定
し、正常に終了しないときに前記バックアップファイル
を前記第１の記憶領域に復元するステップ、（４）前記
ファイル入替が正常終了したとき又は前記バックアップ
ファイルの復元が終了したときに、稼働中の第２の記憶
領域のＯＳを終了させて第１の記憶領域のＯＳを切替起
動するステップ。
め、本発明は、第１の記憶領域及び第２の記憶領域にフ
ァイル入替機能を有するＯＳを格納（インストール、以
下同じ）し、更に第１の記憶領域のＯＳが稼働した際に
該ＯＳによってアクセスロックされる複数のシステムフ
ァイルを該第１の記憶領域に格納したコンピュータシス
テムにおける、前記複数のシステムファイルの更新及び
復元をソフトウエアで実行する方法を提供する。このソ
フトウエアは、以下のステップを含んでなる。 （１）稼働中の第１の記憶領域のＯＳを終了させて第２
の記憶領域のＯＳを切替起動するステップ、（２）起動
した第２の記憶領域のＯＳのファイル入替機能を用いて
前記複数のシステムファイルと予め用意した入替対象フ
ァイルとを入れ替えるとともに、入れ替えたシステムフ
ァイルのバックアップファイルを作成するステップ、
（３）前記ファイル入替が正常に終了したか否かを判定
し、正常に終了しないときに前記バックアップファイル
を前記第１の記憶領域に復元するステップ、（４）前記
ファイル入替が正常終了したとき又は前記バックアップ
ファイルの復元が終了したときに、稼働中の第２の記憶
領域のＯＳを終了させて第１の記憶領域のＯＳを切替起
動するステップ。
【００１１】好適には、前記バックアップファイルを第
１の記憶領域に復元するステップは、それまでにファイ
ル入替を終了した全てのシステムファイルと該当するバ
ックアップファイルとを入れ替え、前記予め用意した入
替対象ファイルは、例えば通信回線を介して接続された
ホストコンピュータから転送されたシステムファイルを
用いる。また、前記第１の記憶領域及び第２の記憶領域
は、同一のディスク装置をパーティションで分けた領域
であるものとする。
１の記憶領域に復元するステップは、それまでにファイ
ル入替を終了した全てのシステムファイルと該当するバ
ックアップファイルとを入れ替え、前記予め用意した入
替対象ファイルは、例えば通信回線を介して接続された
ホストコンピュータから転送されたシステムファイルを
用いる。また、前記第１の記憶領域及び第２の記憶領域
は、同一のディスク装置をパーティションで分けた領域
であるものとする。
【００１２】
【作用】本発明では、例えば一つのディスク装置をパー
ティションで分けた第１記憶領域と第２の記憶領域に同
一形式のＯＳを格納しておく。第１の記憶領域のＯＳ及
びその管理下のシステムファイルよりシステムが立ち上
がっている場合、これらシステムファイルは、そのＯＳ
によってアクセスロックがかかっているので、このまま
では、ファイル更新を実行することができない。そこ
で、まず、稼働中の第１の記憶領域のＯＳを終了させて
第２の記憶領域のＯＳを切替起動する。これにより第１
記憶領域に格納されたシステムファイルは、アクセスロ
ックの対象外となるため、他方のＯＳあるいはＡＰ等に
よるアクセスが可能になる。
ティションで分けた第１記憶領域と第２の記憶領域に同
一形式のＯＳを格納しておく。第１の記憶領域のＯＳ及
びその管理下のシステムファイルよりシステムが立ち上
がっている場合、これらシステムファイルは、そのＯＳ
によってアクセスロックがかかっているので、このまま
では、ファイル更新を実行することができない。そこ
で、まず、稼働中の第１の記憶領域のＯＳを終了させて
第２の記憶領域のＯＳを切替起動する。これにより第１
記憶領域に格納されたシステムファイルは、アクセスロ
ックの対象外となるため、他方のＯＳあるいはＡＰ等に
よるアクセスが可能になる。
【００１３】次に、起動した第２の記憶領域のＯＳのフ
ァイル入替機能を呼び出し、第１の記憶領域内の複数の
システムファイルと予め用意した入替対象ファイルとを
入れ替える。つまりファイル内容の更新を行う。更に入
れ替えたシステムファイルのバックアップファイルを作
成する。その後、ファイル入替が正常に終了したか否か
を判定し、正常に終了しないときは、上記バックアップ
ファイルを第１の記憶領域に復元する。つまり、入替前
（更新前）の状態に戻す。ファイル入替が正常終了した
とき又はバックアップファイルの復元が終了したとき
は、稼働中の第２の記憶領域のＯＳを終了させて第１の
記憶領域のＯＳを切替起動する。これによりアクセスロ
ックがかけられたシステムファイルの自動更新処理及び
更新失敗時の自動復元処理が実行される。
ァイル入替機能を呼び出し、第１の記憶領域内の複数の
システムファイルと予め用意した入替対象ファイルとを
入れ替える。つまりファイル内容の更新を行う。更に入
れ替えたシステムファイルのバックアップファイルを作
成する。その後、ファイル入替が正常に終了したか否か
を判定し、正常に終了しないときは、上記バックアップ
ファイルを第１の記憶領域に復元する。つまり、入替前
（更新前）の状態に戻す。ファイル入替が正常終了した
とき又はバックアップファイルの復元が終了したとき
は、稼働中の第２の記憶領域のＯＳを終了させて第１の
記憶領域のＯＳを切替起動する。これによりアクセスロ
ックがかけられたシステムファイルの自動更新処理及び
更新失敗時の自動復元処理が実行される。
【００１４】上述の入替対象ファイル、即ちシステムフ
ァイルは、通信回線を介して接続された遠方のホストコ
ンピュータから転送することも可能であり、予め設定し
た更新日時に入替可能なように保持しておくこともでき
る。この場合は、上記ソフトウエアは、現在の日時と上
記更新日時とを比較の上、ファイル入替を実行すること
になる。このようにすれば、システムファイルの更新及
び復元の遠隔処理が可能になる。
ァイルは、通信回線を介して接続された遠方のホストコ
ンピュータから転送することも可能であり、予め設定し
た更新日時に入替可能なように保持しておくこともでき
る。この場合は、上記ソフトウエアは、現在の日時と上
記更新日時とを比較の上、ファイル入替を実行すること
になる。このようにすれば、システムファイルの更新及
び復元の遠隔処理が可能になる。
【００１５】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図１は、本発明の一実施例に係るコンピュ
ータシステムのブロック構成図である。図中、１０はホ
ストコンピュータ、２０は端末装置、３０は電話回線、
専用回線、ＩＳＤＮ等からなる通信回線、４０はＬＡＮ
（Local Area Network）、５０はファイルサーバを示
す。
に説明する。図１は、本発明の一実施例に係るコンピュ
ータシステムのブロック構成図である。図中、１０はホ
ストコンピュータ、２０は端末装置、３０は電話回線、
専用回線、ＩＳＤＮ等からなる通信回線、４０はＬＡＮ
（Local Area Network）、５０はファイルサーバを示
す。
【００１６】ホストコンピュータ１０は、例えばデータ
ベース・マシンであり、本システムの各構成要素の動作
を管理すると共に、各端末装置２０やファイルサーバ５
０との間でファイルやデータの送受を行なう機能を有す
る。
ベース・マシンであり、本システムの各構成要素の動作
を管理すると共に、各端末装置２０やファイルサーバ５
０との間でファイルやデータの送受を行なう機能を有す
る。
【００１７】各端末装置２０は、それぞれ同一構成を有
する装置であり、それぞれ自装置の構成要素の動作を管
理するＣＰＵ（中央処理部）２１と、起動に必要なソフ
トウエアを格納するＲＯＭ（read only memory）２２
と、ディスク装置２３とを含み、ＯＳ／２やＷＩＮＤＯ
ＷＳ ＮＴ等のＯＳの管理下で種々のＡＰを実行するこ
とができるコンピュータを構成している。なお、各端末
装置２０は、ホストコンピュータ１０やファイルサーバ
５０との間でファイルやデータの送受を行う機能をも有
する。
する装置であり、それぞれ自装置の構成要素の動作を管
理するＣＰＵ（中央処理部）２１と、起動に必要なソフ
トウエアを格納するＲＯＭ（read only memory）２２
と、ディスク装置２３とを含み、ＯＳ／２やＷＩＮＤＯ
ＷＳ ＮＴ等のＯＳの管理下で種々のＡＰを実行するこ
とができるコンピュータを構成している。なお、各端末
装置２０は、ホストコンピュータ１０やファイルサーバ
５０との間でファイルやデータの送受を行う機能をも有
する。
【００１８】ディスク装置２３は、パーティションによ
り少なくとも２つの領域に分割され、論理的に複数の記
憶装置（領域）が形成されている。第１の記憶領域ＰＴ
１と第２の記憶領域ＰＴ２には同一形式のＯＳが格納さ
れ、更に、第１の記憶領域ＰＴ１には、第１の記憶領域
のＯＳが稼働中にこのＯＳによってアクセスロックがか
けられている複数のＯＳファイル（便宜上、この実施例
において旧ＯＳファイルと称する）２４が格納されてい
る。第２の記憶領域には、入替対象となるＯＳファイル
（以下、便宜上、この実施例において入替対象ファイル
と称する）２５が格納されている。
り少なくとも２つの領域に分割され、論理的に複数の記
憶装置（領域）が形成されている。第１の記憶領域ＰＴ
１と第２の記憶領域ＰＴ２には同一形式のＯＳが格納さ
れ、更に、第１の記憶領域ＰＴ１には、第１の記憶領域
のＯＳが稼働中にこのＯＳによってアクセスロックがか
けられている複数のＯＳファイル（便宜上、この実施例
において旧ＯＳファイルと称する）２４が格納されてい
る。第２の記憶領域には、入替対象となるＯＳファイル
（以下、便宜上、この実施例において入替対象ファイル
と称する）２５が格納されている。
【００１９】図２に、上記領域分割されたディスク装置
２３の配列例を示す。図２において、０セクタには、起
動に際してＲＯＭ３１のソフトウエアがいずれの記憶領
域を読み取るべきかの指示情報が書き込まれている。起
動後は、この指示情報で指示された記憶領域のＯＳが稼
働状態になり、当該ＯＳによって領域内のＯＳファイル
にアクセスロックがかけられる。
２３の配列例を示す。図２において、０セクタには、起
動に際してＲＯＭ３１のソフトウエアがいずれの記憶領
域を読み取るべきかの指示情報が書き込まれている。起
動後は、この指示情報で指示された記憶領域のＯＳが稼
働状態になり、当該ＯＳによって領域内のＯＳファイル
にアクセスロックがかけられる。
【００２０】ディスク装置２の他の記憶領域には、バッ
クアップファイル２６と更新情報ファイル２７が格納さ
れている。バックアップファイル２６は、後述のファイ
ル入替の際に、旧ＯＳファイル２４を一時的に格納する
ファイルである。なお、このバックアップファイル２６
は、上記第１又は第２の記憶領域ＰＴ１，ＰＴ２に格納
することも可能である。但し、その場合は、ファイル名
を変える等の工夫を要する。
クアップファイル２６と更新情報ファイル２７が格納さ
れている。バックアップファイル２６は、後述のファイ
ル入替の際に、旧ＯＳファイル２４を一時的に格納する
ファイルである。なお、このバックアップファイル２６
は、上記第１又は第２の記憶領域ＰＴ１，ＰＴ２に格納
することも可能である。但し、その場合は、ファイル名
を変える等の工夫を要する。
【００２１】更新情報ファイル２７は、端末装置２０の
起動時におけるファイル更新状態等の確認や後述のファ
イル入替の際に使用する種々の情報を設定しておくため
のファイルであり、当該ファイル入替機能を呼び出すＡ
Ｐ、例えば図示のファイル管理プログラム２８によって
作成及び参照され、更に、入替処理時に呼び出されるフ
ァイル入替機能、即ちプログラム入替プログラム２９が
実行される際に随時参照される。そのファイル構造、設
定内容は任意であるが、本実施例では、更新時又は復元
時のファイル入替結果の出力指定、ファイル入替後の後
処理つまり再起動／電源断の指定、ファイル入替異常の
ときの復元／非復元の指定、入替対象ファイル名指定、
正常、異常、入替中、復元中等を表わす結果情報等を格
納した。
起動時におけるファイル更新状態等の確認や後述のファ
イル入替の際に使用する種々の情報を設定しておくため
のファイルであり、当該ファイル入替機能を呼び出すＡ
Ｐ、例えば図示のファイル管理プログラム２８によって
作成及び参照され、更に、入替処理時に呼び出されるフ
ァイル入替機能、即ちプログラム入替プログラム２９が
実行される際に随時参照される。そのファイル構造、設
定内容は任意であるが、本実施例では、更新時又は復元
時のファイル入替結果の出力指定、ファイル入替後の後
処理つまり再起動／電源断の指定、ファイル入替異常の
ときの復元／非復元の指定、入替対象ファイル名指定、
正常、異常、入替中、復元中等を表わす結果情報等を格
納した。
【００２２】ファイルサーバ５０は、ＬＡＮ４０を介し
て接続されている各端末装置２０における種々のファイ
ルの保管、これらファイルの改訂の処理を実行するファ
イル管理等を行なうもので、ファイル管理装置５１と、
複数のファイル及びファイル管理装置５１が行なうファ
イル管理処理に必要なデータ等を格納するディスク装置
５２とを備えている。
て接続されている各端末装置２０における種々のファイ
ルの保管、これらファイルの改訂の処理を実行するファ
イル管理等を行なうもので、ファイル管理装置５１と、
複数のファイル及びファイル管理装置５１が行なうファ
イル管理処理に必要なデータ等を格納するディスク装置
５２とを備えている。
【００２３】上記構成のコンピュータシステムにおける
ＯＳファイルの更新及び復元処理は、まず、ホストコン
ピュータ１０からファイルサーバ５０のディスク装置５
２に、入替対象となる新しいＯＳファイルを転送するこ
とから始まる。ファイルサーバ５０のファイル管理装置
５１は、この転送されたＯＳファイルをディスク装置５
２から複写して、これをＬＡＮ４０に接続されている各
端末装置２０に送出する。なお、この新しいＯＳファイ
ルには、更新予定日時を表す時間情報が含まれる。端末
装置２０では、このＯＳファイルを取得してディスク装
置２３に格納し、入替対象ファイル２５として使用す
る。
ＯＳファイルの更新及び復元処理は、まず、ホストコン
ピュータ１０からファイルサーバ５０のディスク装置５
２に、入替対象となる新しいＯＳファイルを転送するこ
とから始まる。ファイルサーバ５０のファイル管理装置
５１は、この転送されたＯＳファイルをディスク装置５
２から複写して、これをＬＡＮ４０に接続されている各
端末装置２０に送出する。なお、この新しいＯＳファイ
ルには、更新予定日時を表す時間情報が含まれる。端末
装置２０では、このＯＳファイルを取得してディスク装
置２３に格納し、入替対象ファイル２５として使用す
る。
【００２４】図３は、各端末装置２０において、実際に
ファイル更新及び復元処理が行われるまでの手順を示す
フローチャートである。図３を参照すると、各端末装置
２０は、上記入替対象となるＯＳファイルの取得後（ス
テップ（以下、Ｓ）１０１）、適当な時期にファイル管
理プログラム２８を起動する（Ｓ１０２）。システム立
ち上げの際、あるいは上記ＯＳファイルの取得後直ちに
起動させるようにすることもできる。起動したファイル
管理プログラム２８は、前回のファイル入替処理の結果
のチェックを実行する（Ｓ１０３）。この処理は、例え
ば更新情報ファイル２７に記録されている該当結果情報
を確認することで行う。チェックが正常であれば、旧Ｏ
Ｓファイル２４のバージョンを調べて不整合があるか否
かをチェックする（Ｓ１０４）、不整合があれば、ファ
イル入替を行う必要があることを示すので、更新情報フ
ァイル２７及びオペレータ宛のメッセージファイルを作
成する（Ｓ１０５）とともに、例えばＯＳの機能として
提供されるアプリケーション・プログラム・インタフェ
ース（ＡＰＩ）（図示省略）を介してファイル入替プロ
グラム２９を自動起動し（Ｓ１０６）、ファイル入替を
行う（Ｓ１０７）。なお、Ｓ１０３〜Ｓ１０６までの処
理は、現在の日時と前述の更新予定日時とが一致したこ
とが前提となる。
ファイル更新及び復元処理が行われるまでの手順を示す
フローチャートである。図３を参照すると、各端末装置
２０は、上記入替対象となるＯＳファイルの取得後（ス
テップ（以下、Ｓ）１０１）、適当な時期にファイル管
理プログラム２８を起動する（Ｓ１０２）。システム立
ち上げの際、あるいは上記ＯＳファイルの取得後直ちに
起動させるようにすることもできる。起動したファイル
管理プログラム２８は、前回のファイル入替処理の結果
のチェックを実行する（Ｓ１０３）。この処理は、例え
ば更新情報ファイル２７に記録されている該当結果情報
を確認することで行う。チェックが正常であれば、旧Ｏ
Ｓファイル２４のバージョンを調べて不整合があるか否
かをチェックする（Ｓ１０４）、不整合があれば、ファ
イル入替を行う必要があることを示すので、更新情報フ
ァイル２７及びオペレータ宛のメッセージファイルを作
成する（Ｓ１０５）とともに、例えばＯＳの機能として
提供されるアプリケーション・プログラム・インタフェ
ース（ＡＰＩ）（図示省略）を介してファイル入替プロ
グラム２９を自動起動し（Ｓ１０６）、ファイル入替を
行う（Ｓ１０７）。なお、Ｓ１０３〜Ｓ１０６までの処
理は、現在の日時と前述の更新予定日時とが一致したこ
とが前提となる。
【００２５】起動されたファイル入替プログラム２９に
よるファイル入替（上記Ｓ１０７）の処理手順を図４に
示す。以下、図４を参照してこの処理を詳細に説明す
る。ファイル入替プログラム２９においては、まず、現
在稼働している通常運用のＯＳ、例えば第１の記憶領域
ＰＴ１のＯＳを終了させ（Ｓ２０１）、第２の記憶領域
ＰＴ２のＯＳを切替起動する（Ｓ２０２）。これによっ
て、それまで第１の記憶領域ＰＴ１により管理されてい
た旧ＯＳファイル２４のアクセスロックが解除され、そ
の更新が可能となる。即ち、第２の記憶領域ＰＴ２のＯ
Ｓが起動した後は、第２の記憶領域ＰＴ２内のＯＳファ
イルにアクセスロックがかけられ、今まで稼働していた
第１の記憶領域ＰＴ１に格納された旧ＯＳファイル２４
については自由にアクセスを行うことが可能となる。
よるファイル入替（上記Ｓ１０７）の処理手順を図４に
示す。以下、図４を参照してこの処理を詳細に説明す
る。ファイル入替プログラム２９においては、まず、現
在稼働している通常運用のＯＳ、例えば第１の記憶領域
ＰＴ１のＯＳを終了させ（Ｓ２０１）、第２の記憶領域
ＰＴ２のＯＳを切替起動する（Ｓ２０２）。これによっ
て、それまで第１の記憶領域ＰＴ１により管理されてい
た旧ＯＳファイル２４のアクセスロックが解除され、そ
の更新が可能となる。即ち、第２の記憶領域ＰＴ２のＯ
Ｓが起動した後は、第２の記憶領域ＰＴ２内のＯＳファ
イルにアクセスロックがかけられ、今まで稼働していた
第１の記憶領域ＰＴ１に格納された旧ＯＳファイル２４
については自由にアクセスを行うことが可能となる。
【００２６】次に、更新情報ファイル２７を参照し（Ｓ
２０４）、設定されたファイル順に従って第１の記憶領
域ＰＴ１に格納されている個々の旧ＯＳファイル２４を
入替対象ファイル２５と入れ替える（Ｓ２０４）ととも
に、当該旧ＯＳファイル２４のバックアップファイルを
順次作成する（Ｓ２０５）。その後、ファイル入替が正
常になされたか否かを判定し（Ｓ２０６）、正常であれ
ばその旨を順次更新情報ファイル２７に記録する（Ｓ２
０７）。他の入替対象ファイル２５があるときはＳ２０
３の処理に戻る。
２０４）、設定されたファイル順に従って第１の記憶領
域ＰＴ１に格納されている個々の旧ＯＳファイル２４を
入替対象ファイル２５と入れ替える（Ｓ２０４）ととも
に、当該旧ＯＳファイル２４のバックアップファイルを
順次作成する（Ｓ２０５）。その後、ファイル入替が正
常になされたか否かを判定し（Ｓ２０６）、正常であれ
ばその旨を順次更新情報ファイル２７に記録する（Ｓ２
０７）。他の入替対象ファイル２５があるときはＳ２０
３の処理に戻る。
【００２７】一方、Ｓ２０６において異常終了を検出し
たとき、つまり何らかの原因により入替に失敗したとき
は、ファイル復元処理を行う（Ｓ２０９）。このファイ
ル復元処理は、それまでにファイル入替を終了した第１
の記憶領域ＰＴ１内の全ての入替対象ファイル２５とＳ
２０５のステップで作成した該当バックアップファイル
（旧ＯＳファイル）とを入れ替える処理である。第１の
記憶領域のＯＳは終了しているので、この場合のファイ
ル入替も可能である。ファイル復元を行ったときは、そ
の旨を更新情報ファイルＳ２１０に記録する。これによ
り次回のファイル入替を行うときに、ファイル更新が未
終了であることを示すことができる。
たとき、つまり何らかの原因により入替に失敗したとき
は、ファイル復元処理を行う（Ｓ２０９）。このファイ
ル復元処理は、それまでにファイル入替を終了した第１
の記憶領域ＰＴ１内の全ての入替対象ファイル２５とＳ
２０５のステップで作成した該当バックアップファイル
（旧ＯＳファイル）とを入れ替える処理である。第１の
記憶領域のＯＳは終了しているので、この場合のファイ
ル入替も可能である。ファイル復元を行ったときは、そ
の旨を更新情報ファイルＳ２１０に記録する。これによ
り次回のファイル入替を行うときに、ファイル更新が未
終了であることを示すことができる。
【００２８】このようにして入替処理が全て正常に終了
したとき、あるいはファイル復元処理を終了したとき
は、第２の記憶領域ＰＴ２のＯＳを終了させ（Ｓ２１
１）、再度第１の記憶領域ＰＴ１のＯＳを切替起動して
通常運用に戻る（Ｓ２１２）。このように、従来におい
てはＯＳによってアクセスロックされたものであって
も、本実施例によればファイル入替による更新が可能で
あり、また、リモートによって、即ち端末装置２０内の
ＡＰによって自動的に行うことも可能となる。
したとき、あるいはファイル復元処理を終了したとき
は、第２の記憶領域ＰＴ２のＯＳを終了させ（Ｓ２１
１）、再度第１の記憶領域ＰＴ１のＯＳを切替起動して
通常運用に戻る（Ｓ２１２）。このように、従来におい
てはＯＳによってアクセスロックされたものであって
も、本実施例によればファイル入替による更新が可能で
あり、また、リモートによって、即ち端末装置２０内の
ＡＰによって自動的に行うことも可能となる。
【００２９】以上、本実施例のコンピュータシステムに
おけるファイル更新及び復元方法を特定の処理シーケン
スに基づいて説明したが、本発明は、上記シーケンスに
限定されるものではなく、種々の態様で実施することが
可能である。例えば、本実施例では、通信回線を介して
接続された遠方のホストコンピュータ１０からファイル
サーバ５０を介して端末装置２０に入替対象ファイル２
６を転送する構成について説明したが、スタンドアロー
ン型のシステムについても同様に適用できることができ
る。また、本実施例では、便宜上、第１の記憶領域のＯ
Ｓと第２の記憶領域のＯＳとが同一形式のＯＳであるこ
とを前提に説明したが、第１の記憶領域ＰＴ１のＯＳに
よってアクセスロックされているファイルをアクセスで
きるＯＳを第２の記憶領域ＰＴ２に格納すれば足りるの
で、両者は必ずしも同一形式で無くとも良い。更に、本
実施例では、ＯＳが提供するファイル入替機能及びＡＰ
Ｉを利用する例について説明したが、必ずそうしなけれ
ばならないのではなく、ＡＰによりこれらを実現するこ
とも可能である。
おけるファイル更新及び復元方法を特定の処理シーケン
スに基づいて説明したが、本発明は、上記シーケンスに
限定されるものではなく、種々の態様で実施することが
可能である。例えば、本実施例では、通信回線を介して
接続された遠方のホストコンピュータ１０からファイル
サーバ５０を介して端末装置２０に入替対象ファイル２
６を転送する構成について説明したが、スタンドアロー
ン型のシステムについても同様に適用できることができ
る。また、本実施例では、便宜上、第１の記憶領域のＯ
Ｓと第２の記憶領域のＯＳとが同一形式のＯＳであるこ
とを前提に説明したが、第１の記憶領域ＰＴ１のＯＳに
よってアクセスロックされているファイルをアクセスで
きるＯＳを第２の記憶領域ＰＴ２に格納すれば足りるの
で、両者は必ずしも同一形式で無くとも良い。更に、本
実施例では、ＯＳが提供するファイル入替機能及びＡＰ
Ｉを利用する例について説明したが、必ずそうしなけれ
ばならないのではなく、ＡＰによりこれらを実現するこ
とも可能である。
【００３０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、第１及び第２の記憶領域に例えば同一形式のＯＳ
を格納するとともに、稼働中の第１の記憶領域のＯＳを
終了させて第２の記憶領域のＯＳを切替起動し、第１記
憶領域に格納されたシステムファイルをアクセスロック
の対象外にした後にこれらシステムファイルと予め用意
した入替対象ファイルとを第２のＯＳのファイル入替機
能を用いて入れ替えるようにしたので、ＯＳによりアク
セスを拒否されるファイルの入替（更新）をソフトウエ
アにより実行することができる。
では、第１及び第２の記憶領域に例えば同一形式のＯＳ
を格納するとともに、稼働中の第１の記憶領域のＯＳを
終了させて第２の記憶領域のＯＳを切替起動し、第１記
憶領域に格納されたシステムファイルをアクセスロック
の対象外にした後にこれらシステムファイルと予め用意
した入替対象ファイルとを第２のＯＳのファイル入替機
能を用いて入れ替えるようにしたので、ＯＳによりアク
セスを拒否されるファイルの入替（更新）をソフトウエ
アにより実行することができる。
【００３１】また、このようなファイル入替が何らかの
原因により失敗したときでも、直ちにバックアップファ
イルを用いて元のファイルを復元することができるの
で、システムとしての信頼性も高めることができる。特
に、この復元処理は、それまでにファイル入替を終了し
た全てのシステムファイルと該当するバックアップファ
イルとを入れ替える処理なので、各端末装置におけるフ
ァイル間の論理的な整合性の保持も容易となる効果があ
る。
原因により失敗したときでも、直ちにバックアップファ
イルを用いて元のファイルを復元することができるの
で、システムとしての信頼性も高めることができる。特
に、この復元処理は、それまでにファイル入替を終了し
た全てのシステムファイルと該当するバックアップファ
イルとを入れ替える処理なので、各端末装置におけるフ
ァイル間の論理的な整合性の保持も容易となる効果があ
る。
【００３２】更に、通信回線で結ばれた遠方のホストコ
ンピュータから入替対象ファイルを複数の端末装置に転
送し、予め設定した更新日時に上記ソフトウエアを実行
させてファイル入替を行うことができるので、システム
ファイルの更新及び復元の遠隔処理が可能となる。これ
により、従来のように、各端末装置が設置されている場
所にシステムの管理能力を有するオペレータを更新の都
度派遣する必要が無くなる。
ンピュータから入替対象ファイルを複数の端末装置に転
送し、予め設定した更新日時に上記ソフトウエアを実行
させてファイル入替を行うことができるので、システム
ファイルの更新及び復元の遠隔処理が可能となる。これ
により、従来のように、各端末装置が設置されている場
所にシステムの管理能力を有するオペレータを更新の都
度派遣する必要が無くなる。
【図１】本発明の一実施例に係るコンピュータシステム
の概要構成図。
の概要構成図。
【図２】図１の構成の端末装置におけるディスク装置の
記憶領域の構造とファイルの配列例を示す図。
記憶領域の構造とファイルの配列例を示す図。
【図３】図１の構成の端末装置において、実際にファイ
ル更新及び復元処理が行われるまでの手順を示すフロー
チャート。
ル更新及び復元処理が行われるまでの手順を示すフロー
チャート。
【図４】本実施例で用いるファイル入替プログラムのフ
ァイル入替の処理手順を示すフローチャート。
ァイル入替の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】 １０ ホストコンピュータ ２０ 端末装置 ２１ ＣＰＵ ２２ ＲＯＭ ２３ ディスク装置 ２４ 旧ＯＳファイル ２５ 入替対象ファイル ２６ バックアップファイル ２７ 更新情報ファイル ２８ ファイル管理プログラム ２９ ファイル入替プログラム ３０ 通信回線 ４０ ＬＡＮ ５０ ファイルサーバ
Claims (5)
- 【請求項１】 第１の記憶領域及び第２の記憶領域にそ
れぞれファイル入替機能を有するオペレーティングシス
テムを格納し、更に第１の記憶領域のオペレーティング
システムが稼働した際に該オペレーティングシステムに
よってアクセスロックされる複数のシステムファイルを
該第１の記憶領域に格納したコンピュータシステムにお
ける、前記複数のシステムファイルの更新及び復元をソ
フトウエアにより行う方法であって、該ソフトウエア
は、 稼働中の第１の記憶領域のオペレーティングシステムを
終了させて第２の記憶領域のオペレーティングシステム
を切替起動するステップと、 起動した第２の記憶領域のオペレーティングシステムの
ファイル入替機能を用いて前記第１の記憶領域内の複数
のシステムファイルと予め用意した入替対象ファイルと
を入れ替えるとともに、入れ替えたシステムファイルの
バックアップファイルを作成するステップと、 前記ファイル入替が正常に終了したか否かを判定し、正
常に終了しないときに前記バックアップファイルを前記
第１の記憶領域に復元するステップと、 前記ファイル入替が正常終了したとき又は前記バックア
ップファイルの復元が終了したときに、稼働中の第２の
記憶領域のオペレーティングシステムを終了させて第１
の記憶領域のオペレーティングシステムを切替起動する
ステップと、を有することを特徴とするシステムファイ
ルの更新及び復元方法。 - 【請求項２】 前記バックアップファイルを第１の記憶
領域に復元するステップは、それまでにファイル入替を
終了した全てのシステムファイルと該当するバックアッ
プファイルとを入れ替える処理であることを特徴とする
請求項１記載のシステムファイルの更新及び復元方法。 - 【請求項３】 前記予め用意した入替対象ファイルは、
通信回線を介して接続されたホストコンピュータより転
送されるシステムファイルであることを特徴とする請求
項１又は２のいずれかの項記載のシステムファイルの更
新及び復元方法。 - 【請求項４】 前記第１の記憶領域及び第２の記憶領域
は、一つのディスク装置をパーティションで分けた領域
であることを特徴とする請求項１ないし３のいずれかの
項記載のシステムファイルの更新及び復元方法。 - 【請求項５】 前記第１の記憶領域及び第２の記憶領域
に格納されるオペレーティングシステムは、同一形式の
オペレーティングシステムであることを特徴とする請求
項１ないし４のいずれかの項記載のシステムファイルの
更新及び復元方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06073608A JP3140906B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | システムファイルの更新及び復元方法 |
| KR1019950705512A KR0176272B1 (ko) | 1994-04-12 | 1995-02-27 | 시스템파일의 갱신과 복원방법 |
| DE19580589T DE19580589C2 (de) | 1994-04-12 | 1995-02-27 | Verfahren zum Aktualisieren und Wiederherstellen von Systemdateien |
| CN95190292A CN1081814C (zh) | 1994-04-12 | 1995-02-27 | 系统文件的更新和复原方法 |
| GB9524498A GB2294568B (en) | 1994-04-12 | 1995-02-27 | Updating and restoration method of system file |
| US08/553,617 US5715462A (en) | 1994-04-12 | 1995-02-27 | Updating and restoration method of system file |
| PCT/JP1995/000300 WO1995027941A1 (fr) | 1994-04-12 | 1995-02-27 | Methode de mise a jour et de retablissement d'un fichier systeme |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06073608A JP3140906B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | システムファイルの更新及び復元方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07281934A true JPH07281934A (ja) | 1995-10-27 |
| JP3140906B2 JP3140906B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=13523226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06073608A Expired - Fee Related JP3140906B2 (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | システムファイルの更新及び復元方法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5715462A (ja) |
| JP (1) | JP3140906B2 (ja) |
| KR (1) | KR0176272B1 (ja) |
| CN (1) | CN1081814C (ja) |
| DE (1) | DE19580589C2 (ja) |
| GB (1) | GB2294568B (ja) |
| WO (1) | WO1995027941A1 (ja) |
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| JP2007227759A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Tokyo Electron Ltd | 基板処理装置、基板処理装置のパラメータ管理システム、基板処理装置のパラメータ管理方法、プログラム、及び記憶媒体 |
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