JP3941597B2 - 論理区画式計算機システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、1つの物理計算機を複数の論理区画に分割して利用可能な論理区画式計算機システムに関し、特に各区画運用を停止することなく、HWリソース(プロセッサ、主記憶、入出力プロセッサ)および周辺装置(ディスク装置、ストレージ装置、プリンタ装置等)を増設し、機能を拡張して利用ができる論理区画式計算機システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の論理区画式計算機システムでは、1つの物理計算機のHWリソースを論理的に複数の区画に切り分け、その論理区画間に壁を設け制御を行うことにより、1つの物理計算機上を独立した複数の論理計算機として使用する計算機システムである。このような方式を有する従来の論理区画式計算機システムでは、論理区画の機能制御は、区画間の壁を作る制御装置(診断制御プロセッサ)が核となる。論理区画は、事前に見積もられた構成定義に従い、それぞれの論理区画にHWリソースを割り当て生成される。すなわち、この制御装置がシステム立ち上げ時に論理区画の構成定義を読み込み保持し、以降はその情報を基に論理区画を生成し、論理区画でのOS運用を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来技術には、次のような問題点があった。
第1の問題点は、システム構成拡張時には、システムを一旦停止し、再立ち上げを行う必要が有るということである。その理由は、HWリソースの構成情報をシステム立ち上げ時にのみ診断制御プロセッサに展開し、利用するためである。
【0004】
第2の問題点は、1つのコンピュータシステムを複数の論理区画に分割して利用している場合、1つの論理区画に対してのみ装置増設が必要になった場合でも、運用を停止しなくても良い論理区画をも停止する必要が有り、効率的なシステム運用ができないことである。その理由は、HWリソース増設時には、第1の問題点が有るために、他の論理区画の運用も一旦停止し、コンピュータシステム自体を再立ち上げする必要が有るためである。
【0005】
本発明では、システムの運用を停止することなく、論理区画式計算機システム機能強化、および論理区画式計算機システム構成の拡張をおこなうことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を解決するために、請求項1に記載の発明は、プロセッサ、主記憶及び IO プロセッサからなる HW リソース及び周辺装置を論理的に分割した論理区画を複数生成し、それぞれの前記論理区画上でオペレーティングシステム( OS )が個別に動作する論理区画式計算機システムであって、前記 HW リソース毎に当該 HW リソースが割り当てられる論理区画番号を保持している HW リソース管理テーブルを有する診断制御プロセッサと、前記論理区画が有する前記 HW リソース及び前記周辺装置の接続/障害情報を保持する構成情報と、前記 HW リソース若しくは前記周辺装置の追加に伴う新たな構成情報を記憶する区画構成情報ファイルと、を備え、前記構成情報及び前記区画構成情報ファイルは前記論理区画毎に設けられ、前記構成情報は、それぞれの前記論理区画における前記主記憶上に格納されており、前記区画構成情報ファイルは、前記周辺装置の一部に格納され、前記構成情報は、前記区画構成情報ファイルを格納している前記周辺装置の位置を保持し、前記診断制御プロセッサは、前記論理区画式計算機システムに対して、前記 HW リソースを増設する処理を行う場合に、増設する前記 HW リソースの情報と当該 HW リソースが割り当てられる前記論理区画番号とを前記 HW リソース管理テーブルに反映させ、前記 HW リソース管理テーブルを更新する手段と、前記 HW リソース管理テーブルの中から、増設する前記 HW リソースが割り当てられる前記論理区画番号を参照し、当該論理区画番号に対応する前記論理区画の主記憶の内容を、増設する前記 HW リソースの情報を取り込んだものに書き換える手段と、前記主記憶の内容が増設する全ての前記 HW リソースの情報を取り込んだものに書き換えられた場合若しくは前記論理区画に追加される周辺装置が存在する場合に、対応する前記論理区画の前記 OS に対して前記構成情報の内容を変更する指示を送出する手段と、を備え、前記診断制御プロセッサから前記構成情報の内容を変更する指示を受けた前記 OS は、前記構成情報から前記区画構成情報ファイルを格納している前記周辺装置の位置を検索して、前記区画構成情報ファイルから前記新たな構成情報を自己の主記憶に読込み、前記構成情報が保持する前記 HW リソース及び前記周辺装置の接続/障害情報を前記新たな構成情報に反映し、前記構成情報を削除することを特徴とする論理区画式計算機システムである。
【0007】
請求項2に記載の発明は、プロセッサ、主記憶及び IO プロセッサからなる HW リソース及び周辺装置を論理的に分割した論理区画を複数生成し、それぞれの前記論理区画上でオペレーティングシステム( OS )が個別に動作する論理区画式計算機システムであって、前記 HW リソース毎に当該 HW リソースが割り当てられる論理区画番号を保持している HW リソース管理テーブルを有する診断制御プロセッサと、前記論理区画が有する前記 HW リソース及び前記周辺装置の接続/障害情報を保持する構成情報と、前記 HW リソース若しくは前記周辺装置の削除に伴う新たな構成情報を記憶する区画構成情報ファイルと、を備え、前記構成情報及び前記区画構成情報ファイルは前記論理区画毎に設けられ、前記構成情報は、それぞれの前記論理区画における前記主記憶上に格納されており、前記区画構成情報ファイルは、前記周辺装置の一部に格納され、前記構成情報は、前記区画構成情報ファイルを格納している前記周辺装置の位置を保持し、前記診断制御プロセッサは、前記論理区画式計算機システムから前記 HW リソースを削除する処理を行う場合に、削除する前記 HW リソースの情報と当該 HW リソースが割り当てられていた前記論理区画番号とを前記 HW リソース管理テーブルから削除して、前記 HW リソース管理テーブルを更新する手段と、前記 HW リソース管理テーブルの中から、削除する前記 HW リソースが割り当てられていた前記論理区画番号を参照し、当該論理区画番号に対応する前記論理区画の主記憶の内容を、削除対象となっている HW リソースの情報を削除したものに書き換える手段と、前記主記憶の内容が、削除対象となっている前記 HW リソースの情報を削除したものに書き換えられた場合若しくは前記論理区画から削除する周辺装置が存在する場合に、対応する前記論理区画の前記 OS に対して前記構成情報の内容を変更する指示を送出する手段と、を備え、前記診断制御プロセッサから前記構成情報の内容を変更する指示を受けた前記 OS は、前記構成情報から前記区画構成情報ファイルを格納している前記周辺装置の位置を検索して、前記区画構成情報ファイルから前記新たな構成情報を自己の主記憶に読込み、前記構成情報が保持する前記 HW リソース及び前記周辺装置の接続/障害情報を前記新たな構成情報に反映し、前記構成情報を削除することを特徴とする論理区画式計算機システムである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0013】
[実施例の構成]
図1は、本発明による論理区画式計算機システムの一実施形態を説明するブロック図である。まず、図1を参照して、本発明による論理区画へのHWリソースの追加方式について説明する。
【0014】
図1において、11は物理計算機のHWリソースの割り当てを管理する診断制御プロセッサであり、各論理区画のHWリソース割り当ておよび監視を行うHWリソース割り当て/監視手段20、追加されるHWリソース情報を取り込み、HWリソース管理テーブル情報を更新するHWリソース取り込み/管理手段21、物理計算機の全HWリソースの割り当て区画と状態を管理しているHWリソース管理テーブル22で構成されている。
【0015】
12は中央処理装置(物理計算機本体)であり、論理区画1〜3(13〜15)に分割される。各論理区画は、各々独立した計算機システムとして動作する。論理区画1(13)を用いて説明すると、論理区画に割り当てられる区画リソース31(プロセッサ/主記憶/IOプロセッサ)は、診断制御プロセッサ11により割り当てられ、その区画を運用するHWリソースとなる。論理区画システム毎に保有するHWリソース数および周辺装置の接続環境/装置状態を記載している構成情報41は、構成情報読み取り手段51により、周辺装置から論理区画の主記憶上に展開される。この構成情報41で表される環境においてオペレーティングシステム(OS)を稼働させ区画を運用する。論理区画2(14)、論理区画3(15)も論理区画1(13)と同様な構成をとる。追加リソース34は、システムに新しく追加するHWリソースである。
【0016】
16は物理計算機に接続されている周辺装置であり、71〜76はディスク装置であり、81〜85はストレージ装置であり、91〜92はプリンタ装置である。17〜19は各論理区画毎に接続される周辺装置を示しており、論理区画1にはディスク装置71/ディスク装置72/ストレージ装置81/ストレージ装置82/ストレージ装置83/プリンタ装置91が接続され、論理区画2にはディスク装置73/ディスク装置74/ストレージ装置83/ストレージ装置84/プリンタ装置92が接続され、論理区画3にはディスク装置74/ディスク装置75/ディスク装置76/ストレージ装置85/プリンタ装置92が接続されている。ここで、ディスク装置74は論理区画2と論理区画3で共有される周辺装置であり、ストレージ装置83は論理区画1と論理区画2で共有される周辺装置であり、プリンタ装置92は区画2と論理区画3で共有される周辺装置である。ディスク装置77/ディスク装置78/ストレージ装置86/プリンタ装置93はシステムに新しく追加する周辺装置である。
【0017】
100はサービスプロセッサであり、追加リソース34の情報を、HWリソース管理テーブルの複製101に反映させる機能と、診断制御プロセッサ11へのHWリソース情報更新通知機能と、各論理区画OSへのシステム構成情報更新通知機能とを持つ。
【0018】
これらの手段はそれぞれ概略つぎのように動作する。
まず、HWリソースの追加動作に関して説明する。
システムへのHWリソースの追加は、HWリソース管理テーブルに新たなHWリソース情報を登録する事により可能となる。HWリソース管理テーブルへの新規情報登録動作を図1、図2を用いて説明する。
【0019】
図2に示すように、HWリソース管理テーブル22は、3つの管理テーブル(プロセッサ管理テーブル221、主記憶管理テーブル222、IOプロセッサ管理テーブル223)で構成されており、それぞれ搭載されているHWリソース番号(プロセッサ番号2211、主記憶番号2221、IOプロセッサ番号2231)、割り当てられている論理区画番号(2212、2222、2232)、リソースの状態(プロセッサの状態2213、主記憶の状態2223、IOプロセッサの状態2233)が記述/管理されている。各HWリソース番号(プロセッサ番号2211、主記憶番号2221、IOプロセッサ番号2231)と論理区画番号(2212、2222、2232)は、論理区画毎のOS稼働時に必要となるHWリソース量を事前に見積もり、見積もりに従った論理区画の構成定義が反映される。また各HWリソース状態(プロセッサの状態2213、主記憶の状態2223、IOプロセッサの状態2233)は、各論理区画でのリソースの状態(ON/OFF Line)を定期的に監視し反映される。HWリソース管理テーブル22はこのようなシステム全てのHWリソースの割り当て区画と状態を管理しており、このHWリソース管理テーブル22に新たなHWリソース情報を追記する事により、システムのHWリソースを追加可能とする。HWリソース情報の追記はサービスプロセッサ100により行う。
【0020】
サービスプロセッサ100は、HWリソース管理テーブルの複製101を持ち、これにシステムに追加するHWリソースの番号(プロセッサ番号2211’、主記憶番号2221’、IOプロセッサ番号2231’)と新たに割り当てる論理区画番号(2212’、2222’、2232’)を追記し、HWリソース取り込み/管理手段21に通知し、更新した情報の取り込みを行わせる。
【0021】
HWリソース取り込み/管理手段21は、サービスプロセッサ100からの通知により、更新されたHWリソース管理テーブルのコピー101を取り込み、HWリソース番号(プロセッサ番号2211’、主記憶番号2221’、IOプロセッサ番号2231’)と割り当てる論理区画番号(2212’、2222’、2232’)の情報を更新する。このとき既に組み込まれているHWリソース状態(プロセッサの状態2213’、主記憶の状態2223’、IOプロセッサの状態2233’)は更新せず、追加されたHWリソースの状態は、OFF LineとしてHWリソース管理テーブル22を更新する。HWリソース管理テーブル22の更新が完了したら、HWリソース取り込み/管理手段21は区画HWリソース割り当て/監視手段20に通知し、各論理区画へ追加されたHWリソースを割り当てる。
【0022】
HWリソース割り当て/監視手段20は、HWリソース取り込み/管理手段21の通知により、HWリソース管理テーブル22を参照し各論理区画のHWリソース情報(31、32、33)を書き換える。全ての論理区画の区画リソースを書き換えたら、HWリソース取り込み/管理手段21に通知し、再度HWリソース状態(プロセッサの状態2213’、主記憶の状態2223’、IOプロセッサの状態2233’)を更新する。このとき新たに追加されたHWリソースの状態は、ON Lineとして更新される。
【0023】
次に、システムへの周辺装置の追加動作に関して説明する。
システムへの周辺装置の追加は、各論理区画のシステム構成情報を更新することにより可能となる。システム構成情報の更新動作を図1、図4を用いて説明する。
【0024】
周辺装置追加によるシステム構成情報の更新は、区画構成情報ファイル(61、62、63)を任意のディスク上に用意し、構成情報読み込み手段(51、52、53)により区画内の構成情報を書き換えることにより、新しい周辺装置をシステムに組み込む。
【0025】
構成情報読み込み手段(51、52、53)は、サービスプロセッサ100からの通知により、区画構成情報ファイル(61、62、63)を読み込み、主記憶上にシステムの構成情報として展開する。このとき現構成情報41の各装置の接続および障害情報を反映しながら新しい構成情報を主記憶上の別の領域に展開する。従って、OSを新たに立ち上げることなく稼働させたまま構成情報を置き換えていくことができる。展開終了後に新構成情報41’に置き換え、現構成情報41は主記憶上から削除する。また、現構成情報42、43に関しても同様の手順で新構成情報42’、43’に置き換える。
【0026】
[実施例の動作の説明]
次に、図1〜図3および図5のフローチャートを参照して本実施例の全体の動作について詳細に説明する。
【0027】
[実施例1]
まず、各論理区画に対応した、新しい論理区画構成情報ファイル(61〜63)を、各論理区画OSが参照できる場所に置く(ステップ1000)。具体的には、CGMT媒体で提供される、追加周辺装置(ディスク装置77/ディスク装置78/ストレージ装置86/プリンタ装置93)を含んだ論理区画構成情報を媒体ごとCGMT装置に挿入する。もしくはCGMT媒体からディスク装置の任意DISKにコピーする。
【0028】
ステップ100Aでは、オペレータ判断で、HWリソースの追加を行う場合(ステップ100Aで「あり」)はステップ1001に進み、周辺装置の追加のみを行う場合(ステップ100Aで「なし」)はステップ100B−1〜100B−nに進む。(ステップ100B−1〜100B−nからの周辺装置追加処理については後述する。)
【0029】
HWリソースの追加を行う場合、オペレータが、サービスプロセッサ100にあるHWリソース管理テーブルの複製101に、追加するHWリソース情報を追記する(ステップ1001)。具体的には図2に示すように、追加リソース34の追加HWリソース情報のうち、追加登録するプロセッサ番号2211’とそのプロセッサの割り当て論理区画番号2212’、主記憶番号2221’とその主記憶の割り当て論理区画番号2222’、IOプロセッサ番号2231’とそのIOプロセッサを割り当てる論理区画番号2232’を追記する。追加される全てのHWリソース情報の登録が完了したら、診断プロセッサ11に通知する(ステップ1002)。通知を受けた診断プロセッサ11は、HWリソース取り込み/管理手段21により、サービスプロセッサ100内にある更新されたHWリソース管理テーブルの複製101の情報を取り込む(ステップ211)。HWリソース取り込み/管理手段21は、取り込んだHWリソース管理テーブルの複製101とHWリソース管理テーブル22とを比較し、追加されたHWリソース情報をHWリソース管理テーブル22に反映させ管理テーブル情報を更新する(ステップ212)。このとき、先述したように追加HWリソースの各状態(プロセッサの状態2213’、主記憶の状態2223’、IOプロセッサの状態2233’)はまだOFF LINEのままである。HWリソース管理テーブル22の更新が終了したら、HWリソース取り込み/管理手段21は、HWリソース割り当て/監視手段20に通知する(ステップ213)。通知を受けたHWリソース割り当て/監視手段20は、HWリソース管理テーブル22のHWリソースを1つずつ参照(ステップ201)し、参照したHWリソースが割り当てられている論理区画リソース内に登録されているかチェックする(ステップ202)。チェックした結果、登録されているHWリソースならば(ステップ202でNo)、そのままHWリソース管理テーブル22に情報が反映されたかどうかの判断にはいる(ステップ215)。登録されていないHWリソースならば(ステップ202でYes)、それは追加リソース34であり、HWリソース管理テーブル22で指定された論理区画の区画リソースに登録する(ステップ203)。具体的には、図3に示すように、HWリソース割り当て/監視手段20が各論理区画の区画リソースの主記憶のHW領域のHWリソース情報を追加リソース34の追加HWリソース情報を取り込んだものに書き換える。ステップ203で新たに論理区画にHWリソースを登録したならば、HWリソース取り込み/管理手段21に登録したHWリソースを通知し(ステップ204)、HWリソース取り込み/管理手段21は通知を受けたHWリソースのHWリソース管理テーブルの「状態」を登録してある部分(プロセッサの状態2213’、主記憶の状態2223’、IOプロセッサの状態2233’)を、OFF Line→ON Lineに書き換える(ステップ214)。書き換え後、HWリソース取り込み/管理手段21は、ここまでで全てのHWリソース管理テーブル22の情報が、全ての論理区画の区画リソース(31〜33)に反映されたかどうかを判断する(ステップ215)。反映されていなければ(ステップ215でNo)、ステップ201に戻る。反映が完了ならば(ステップ215でYes)、オペレータに通知する(ステップ216)。具体的には、HWリソース割り当て/監視手段20が全てのHWリソースを参照したかどうかを監視し、参照していれば反映完了とする。この様にHWリソースは追加される。
【0030】
次に、各論理区画への新しい構成情報の登録動作について説明する。
追加リソース34の追加HWリソース情報の追加処理完了の通知を受けたオペレータは、サービスプロセッサ100より、全論理区画のOSに対して、構成情報変更の指示を与える(ステップ1003)。
または、ステップ100Aにおいて周辺装置の追加のみを行うを選択した場合(ステップ100Aで「なし」)は、各論理区画に対して周辺装置追加の有無をオペレータが確認し(ステップ100B−1〜100B−n)、ステップ100B−1〜100B−nの何れかで「あり」ならば、周辺装置を追加する論理区画OSに対してのみ、構成情報変更指示を与える(ステップ1004−1〜1004−n)。周辺装置を追加しない論理区画OS(ステップ100B−1〜100B−nの何れかで「なし」)に対してはそのまま処理を終了する。
構成情報変更指示を与える時に、オペレータは、新しい区画構成情報ファイルの所在情報を同時に各論理区画のOSに通知する。具体的には、新しい区画構成情報ファイル(61〜63)が置かれている、構成情報(41〜43)から検索できる入出力パス(IOプロセッサ番号、チャネル番号、論理DiskもしくはCGMTドライブ)を指定する。
【0031】
以降の動作については、各論理区画で並列かつ排他的に動作するため、論理区画1に注目してその動作について図1、4、5を用いて詳細に説明する。
【0032】
ステップ1003もしくはステップ1004−1にて、オペレータから入出力パス指定を伴った区画構成情報変更指示を受けたOSは、構成情報読み込み手段51により、現構成情報41をもとに与えられた入出力パスを検索し、ステップ1000によりOSが参照できる場所におかれた新しい区画構成情報ファイル61を読み込む(ステップ511−1)。読み込まれた区画構成情報ファイル61は、区画リソース31の主記憶上に展開される(ステップ512−1)。図4にこの時の区画リソース31の主記憶イメージを示す。3つの主記憶イメージはそれぞれ左から、構成情報が書き換えられる前の状態、書き換えられている途中の状態、書き換えた後の状態を表している。新しく展開される構成情報41’には、現構成情報41内にあるHWリソースおよび周辺装置の接続/障害情報が反映されないため、これらの情報に関しては、現構成情報41内にあるHWリソースおよび周辺装置の接続/障害情報を引継ぎ、新しく展開される構成情報41’に反映する(ステップ513−1)。ステップ514−1で、新しい構成情報の主記憶上への展開が完了したかをチェックし、完了していれば(ステップ514−1でYes)、新しい論理区画構成情報41’へ置き換え、旧構成情報41は主記憶上から削除する(ステップ515−1)。完了してなければ(ステップ514−1でNo)、ステップ512−1に戻り、完了するまで上記動作を繰り返す。OSは、論理区画構成情報の置き換えが完了したら、オペレータへ終了報告を行う(ステップ516−1)。先述したように、このような構成情報の置き換えは新しい区画構成情報ファイル61が、OSが参照できる位置に保存されているので、構成情報読み込み手段51の処理によりOSを新たに立ち上げることなく稼働させたまま処理できる。
構成情報を変更した全ての論理区画OSから、終了報告を受けた時点で、HWリソースおよび周辺装置の追加処理は終了する。
【0033】
[実施例2]
本方法は、システムの構成情報を書き換える方法のため、HWリソース/周辺装置の追加だけでなく、HWリソース/周辺装置の削除も可能にする。このため本方法を利用すれば、システム構成を縮小する事も可能である。
その場合、HWリソースに関しては、取り除くHWリソースの情報をHWリソース管理テーブル22から削除し、各論理区画の区画リソースの主記憶のHWリソース情報を書き換える。周辺装置16に関しては、周辺装置を削除した状態の区画構成情報ファイルを各OSが参照できる位置に保存し、構成情報読み込み手段により各構成情報内から取り省く周辺処理装置の情報を削除すればよい。この様な利用方法は、例えば、性能歩合制でシステムを利用する場合などに利点がある。
業務量の減少や、見積もりの誤りといった場合、システム性能を低くし、コストパフォーマンスをよりよくすることが可能である。また、業務量にばらつきがある場合、その業務量にあわせて容易に最適なシステム環境構築が可能である。
【0034】
【発明の効果】
第1の効果は、複数の論理区画を同時に利用できるコンピュータシステムにおいて、そのシステム運用を停止することなく、システムにHWリソースを追加し機能強化を行うことができることにある。その理由は、コンピュータシステムの一部である診断制御プロセッサが、自診断プロセッサ内と各論理区画の主記憶上に保持されているHWリソース情報を、各論理区画を運用したまま書き換える機能を備えているためである。
【0035】
第2の効果は、コンピュータシステムの構成情報をHWリソースの追加の有無に関係なく必要な時何時でも書き換え可能であり、システムの運用を停止することなく、システム構成を拡張することができることにある。その理由は、各論理区画毎のOSが、自論理区画の構成情報を、運用中に置き換える手段を備えているためである。
【0036】
第3の効果は、システムの運用を停止することなく、HWリソースを削除し、システム構成を縮小することができることにある。その理由は、コンピュータシステムの一部である診断制御プロセッサが、自診断プロセッサ内と各論理区画の主記憶上に保持されているHWリソース情報を、各論理区画を運用したまま書き換える機能を備えているためである。
【0037】
第4の効果は、コンピュータシステムの構成情報をHWリソースの追加の有無に関係なく必要な時何時でも書き換え可能であり、システムの運用を停止することなく、システム構成を縮小することができることにある。その理由は、各論理区画毎のOSが、自論理区画の構成情報を、運用中に置き換える手段を備えているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】HWリソース管理テーブル22の詳細である。
【図3】追加HWリソース情報を登録する際の区画リソースの主記憶のイメージである。
【図4】システムの新構成情報41’の新規登録するときの区画リソース31の主記憶のイメージである。
【図5】本発明の動作処理フローチャートである。
【符号の説明】
11 診断制御プロセッサ
12 中央処理装置
16 周辺装置
20 HWリソース割り当て/監視手段
21 HWリソース取り込み/管理手段
22 HWリソース管理テーブル
100 サービスプロセッサ
101 HWリソース管理テーブル(複製)
31、32、33 区画リソース
34 追加リソース
41、42、43 構成情報
51、52、53 構成情報読み込み手段
61、62、63 区画構成情報ファイル
Claims (2)
- プロセッサ、主記憶及びIOプロセッサからなるHWリソース及び周辺装置を論理的に分割した論理区画を複数生成し、それぞれの前記論理区画上でオペレーティングシステム(OS)が個別に動作する論理区画式計算機システムであって、
前記HWリソース毎に当該HWリソースが割り当てられる論理区画番号を保持しているHWリソース管理テーブルを有する診断制御プロセッサと、
前記論理区画が有する前記HWリソース及び前記周辺装置の接続/障害情報を保持する構成情報と、
前記HWリソース若しくは前記周辺装置の追加に伴う新たな構成情報を記憶する区画構成情報ファイルと、を備え、
前記構成情報及び前記区画構成情報ファイルは前記論理区画毎に設けられ、
前記構成情報は、それぞれの前記論理区画における前記主記憶上に格納されており、
前記区画構成情報ファイルは、前記周辺装置の一部に格納され、
前記構成情報は、前記区画構成情報ファイルを格納している前記周辺装置の位置を保持し、
前記診断制御プロセッサは、
前記論理区画式計算機システムに対して、前記HWリソースを増設する処理を行う場合に、増設する前記HWリソースの情報と当該HWリソースが割り当てられる前記論理区画番号とを前記HWリソース管理テーブルに反映させ、前記HWリソース管理テーブルを更新する手段と、
前記HWリソース管理テーブルの中から、増設する前記HWリソースが割り当てられる前記論理区画番号を参照し、当該論理区画番号に対応する前記論理区画の主記憶の内容を、増設する前記HWリソースの情報を取り込んだものに書き換える手段と、
前記主記憶の内容が増設する全ての前記HWリソースの情報を取り込んだものに書き換えられた場合若しくは前記論理区画に追加される周辺装置が存在する場合に、対応する前記論理区画の前記OSに対して前記構成情報の内容を変更する指示を送出する手段と、を備え、
前記診断制御プロセッサから前記構成情報の内容を変更する指示を受けた前記OSは、前記構成情報から前記区画構成情報ファイルを格納している前記周辺装置の位置を検索して、前記区画構成情報ファイルから前記新たな構成情報を自己の主記憶上の前記構成情報とは別の領域に読込み、前記構成情報が保持する前記HWリソース及び前記周辺装置の接続/障害情報を前記新たな構成情報に反映し、前記新たな構成情報の前記自己の主記憶への展開が完了したか否かを確認し、完了を確認した場合に前記構成情報を削除することを特徴とする論理区画式計算機システム。 - プロセッサ、主記憶及びIOプロセッサからなるHWリソース及び周辺装置を論理的に分割した論理区画を複数生成し、それぞれの前記論理区画上でオペレーティングシステム(OS)が個別に動作する論理区画式計算機システムであって、
前記HWリソース毎に当該HWリソースが割り当てられる論理区画番号を保持しているHWリソース管理テーブルを有する診断制御プロセッサと、
前記論理区画が有する前記HWリソース及び前記周辺装置の接続/障害情報を保持する構成情報と、
前記HWリソース若しくは前記周辺装置の削除に伴う新たな構成情報を記憶する区画構成情報ファイルと、を備え、
前記構成情報及び前記区画構成情報ファイルは前記論理区画毎に設けられ、
前記構成情報は、それぞれの前記論理区画における前記主記憶上に格納されており、
前記区画構成情報ファイルは、前記周辺装置の一部に格納され、
前記構成情報は、前記区画構成情報ファイルを格納している前記周辺装置の位置を保持し、
前記診断制御プロセッサは、
前記論理区画式計算機システムから前記HWリソースを削除する処理を行う場合に、削除する前記HWリソースの情報と当該HWリソースが割り当てられていた前記論理区画番号とを前記HWリソース管理テーブルから削除して、前記HWリソース管理テーブルを更新する手段と、
前記HWリソース管理テーブルの中から、削除する前記HWリソースが割り当てられていた前記論理区画番号を参照し、当該論理区画番号に対応する前記論理区画の主記憶の内容を、削除対象となっているHWリソースの情報を削除したものに書き換える手段と、
前記主記憶の内容が、削除対象となっている前記HWリソースの情報を削除したものに書き換えられた場合若しくは前記論理区画から削除する周辺装置が存在する場合に、対応する前記論理区画の前記OSに対して前記構成情報の内容を変更する指示を送出する手段と、を備え、
前記診断制御プロセッサから前記構成情報の内容を変更する指示を受けた前記OSは、前記構成情報から前記区画構成情報ファイルを格納している前記周辺装置の位置を検索して、前記区画構成情報ファイルから前記新たな構成情報を自己の主記憶上の前記構成情報とは別の領域に読込み、前記構成情報が保持する前記HWリソース及び前記周辺装置の接続/障害情報を前記新たな構成情報に反映し、前記新たな構成情報の前記自己の主記憶への展開が完了したか否かを確認し、完了を確認した場合に前記構成情報を削除することを特徴とする論理区画式計算機システム。
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