JP3123498B2 - プログラムリスタート装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

プログラムリスタート装置およびそのプログラム記録媒体

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JP3123498B2
JP3123498B2 JP10052290A JP5229098A JP3123498B2 JP 3123498 B2 JP3123498 B2 JP 3123498B2 JP 10052290 A JP10052290 A JP 10052290A JP 5229098 A JP5229098 A JP 5229098A JP 3123498 B2 JP3123498 B2 JP 3123498B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプログラムリスター
ト装置およびそのプログラム記録媒体に関し、特に複数
のノードを含むクラスタシステムに適応するプログラム
リスタート装置およびそのプログラム記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のチェックポイント/リスタート機
能は、プロセス識別子予約テーブルを設け、1回チェッ
クポイントが実行されると当該プロセス識別子の領域の
値が1インクリメントされ、その値が1以上であるとき
は該当プロセス識別子は通常のプロセス生成においては
使用不可とし、一つのリスタートファイルが削除されて
もその該当プロセス識別子に対してのリスタートファイ
ルが存在する場合は該当プロセス識別子の予約を解放せ
ず、リスタート時にプロセス識別子の重複でリスタート
が不可になることがないように制御していた。
【0003】また、該当プロセス識別子予約テーブルの
情報を退避するプロセス識別子予約ファイルを用意し、
システムの立ち下げ/立ち上げを行った場合にも、この
プロセス識別子予約ファイルからプロセス識別子予約テ
ーブルを作成してプロセス識別子を保証していた。
【0004】上記のようなチェックポイント/リスター
ト制御装置の例が特開平6−230981号公報に記載
されている。
【0005】しかしながら、複数のノードを有するクラ
スタシステムでは、各ノードは独立したコンピュータシ
ステムでもあるので、プロセス識別子の管理は各ノード
ごとに独立して行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにクラスタ
システムでは、各ノード上で従来のチェックポイント/
リスタート機能を用いた運用を行うことはできるが、そ
のクラスタシステムにおいて、あるノードで作成したリ
スタートファイルを別のノードに移動し、そこでリスタ
ートさせようとした場合、各ノードは独立してプロセス
識別子管理を行っているため、プロセス識別子の重複で
リスタートが不可となってしまう可能性がある。
【0007】本発明の目的は、複数のノードを有するク
ラスタシステムにおいてチェックポイント/リスタート
機能を使用した場合に、シングルノードシステムにおけ
る場合と同様にプロセス識別子を管理し、円滑なシステ
ム運用を実現するプログラムリスタート装置およびその
プログラム記録媒体を提供することにある。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明のプログラムリス
タート装置は、独立したコンピュータシステムをノード
とし複数のノードをネットワークで相互に接続したクラ
スタシステムにおいて、各ノードはそれぞれ、コンピュ
ータ資源を割り当てる対象となるプロセスを生成するプ
ロセス生成手段と、プロセスを実行中にチェックポイン
ト要求を受け付けたとき前記プロセスの状態を再度実行
可能な状態にフリーズしリスタートファイルに格納する
チェックポイント実行手段と、前記リスタートファイル
を他のノードに移動するノード間リスタートファイル移
動手段と、前記リスタートファイルを他のノードに複写
するノード間リスタートファイル複写手段と、前記リス
タートファイルが不要になったときそれを削除するリス
タートファイル削除手段と、前記プロセス生成手段が生
成するプロセスにプロセス識別子を付与し前記プロセス
識別子およびノード番号によって前記プロセスをクラス
タシステム内で一意にするプロセス識別子監視手段と、
チェックポイント要求に従ってリスタートファイルを参
照しプロセスを実行するリスタート実行手段とを有して
構成される。
【0010】さらに、本発明のプログラムリスタート装
置において、前記チェックポイント実行手段はプロセス
識別子をリスタート処理のために保存するか否かを示す
プロセス識別子予約テーブルに前記プロセス識別子を書
込む自ノード上プロセス識別子予約手段と、他ノードに
移動されたリスタートファイルからリスタートされたプ
ロセスが再びチェックポイントされた場合に最初にその
プロセスを生成したノード上のプロセス識別子予約テー
ブルにそのプロセス識別子を書込む他ノード上プロセス
識別子予約手段とを備えて構成される。
【0011】さらに、本発明のプログラムリスタート装
置において、前記プロセス識別子監視手段は前記プロセ
ス生成手段がプロセスを生成するときに割り当てるプロ
セス識別子を決定するプロセス生成時制御手段と、前記
プロセス識別子にノード番号を付加するノード番号付加
手段と、リスタートファイルが不要になったときそのプ
ロセス識別子を解放するプロセス識別子予約解放制御手
段とを備えて構成される。
【0012】さらに、本発明のプログラムリスタート装
置において、前記プロセス識別子予約解放制御手段は前
記リスタートファイルが自ノードで作成されたもののと
き自ノードで生成されたリスタートファイルに含まれる
プロセス識別子の予約を解放する自ノードプロセス識別
子予約解放制御手段と、前記リスタートファイルが他ノ
ードで作成されたもののとき他ノードで生成されたリス
タートファイルに含まれるプロセス識別子の予約を解放
する他ノードプロセス識別子予約解放制御手段とを備え
て構成される。
【0013】また、本発明のプログラムリスタート装置
のプログラム記録媒体は、独立したコンピュータシステ
ムをノードとし複数のノードをネットワークで相互に接
続したクラスタシステムにおいて、各ノードはそれぞ
れ、コンピュータ資源を割り当てる対象となるプロセス
を生成する第1の処理と、プロセスを実行中にチェック
ポイント要求を受け付けたとき前記プロセスの状態を再
度実行可能な状態にフリーズしリスタートファイルに格
納する第2の処理と、前記リスタートファイルを他のノ
ードに移動する第3の処理と、前記リスタートファイル
を他のノードに複写する第4の処理と、前記リスタート
ファイルが不要になったときそれを削除する第5の処理
と、前記第1の処理が生成するプロセスにプロセス識別
子を付与し前記プロセス識別子およびノード番号によっ
て前記プロセスをクラスタシステム内で一意にする第6
の処理と、チェックポイント要求に従ってリスタートフ
ァイルを参照しプロセスを実行する第7の処理とを含
む。
【0014】さらに、本発明のプログラムリスタート装
置のプログラム記録媒体において、前記第2の処理はプ
ロセス識別子をリスタート処理のために保存するか否か
を示すプロセス識別子予約テーブルに前記プロセス識別
子を書込む第8の処理と、他ノードに移動されたリスタ
ートファイルからリスタートされたプロセスが再びチェ
ックポイントされた場合に最初にそのプロセスを生成し
たノード上のプロセス識別子予約テーブルにそのプロセ
ス識別子を書込む第9の処理とを含む。
【0015】さらに、本発明のプログラムリスタート装
置のプログラム記録媒体において、前記第6の処理は前
記第1の処理がプロセスを生成するときに割り当てるプ
ロセス識別子を決定する第10の処理と、前記プロセス
識別子にノード番号を付加する第11の処理と、リスタ
ートファイルが不要になったときそのプロセス識別子を
解放する第12の処理とを含む。
【0016】さらに、本発明のプログラムリスタート装
置のプログラム記録媒体において、前記第12の処理は
前記リスタートファイルが自ノードで作成されたものの
とき自ノードで生成されたリスタートファイルに含まれ
るプロセス識別子の予約を解放する第13の処理と、前
記リスタートファイルが他ノードで作成されたもののと
き他ノードで生成されたリスタートファイルに含まれる
プロセス識別子の予約を解放する第14の処理とを含
む。
【0017】すなわち、本発明のプログラムリスタート
装置は、各ノード上で生成されるプロセス識別子の頭
に、当該プロセスを生成したノードのノード番号を付与
することにより、クラスタシステム内で生成される全プ
ロセスのプロセス識別子が一意となるようにする。した
がって、あるプロセスのリスタートファイルについてノ
ードをまたがった移動を行い、そのリスタートファイル
を生成したノード以外のノード上でそれをリスタートし
た場合にも、プロセス識別子が重複することがない。
【0018】また、他ノードで生成されたプロセスのチ
ェックポイントを採取した場合および他ノードで作成さ
れたリスタートファイルの削除が行われた場合も、その
プロセスが生成されたノード上のプロセス識別子予約テ
ーブルにプロセス識別子の予約/解除を行うようにする
ことにより、クラスタシステム全体としてのプロセス識
別子の管理を可能とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら説明する。
【0020】図1は本発明の実施の一形態を示す説明図
である。同図において、本発明によるプログラムリスタ
ート装置は、各ノードがそれぞれ、コンピュータ資源を
割り当てる対象となるプロセスを生成するプロセス生成
手段1と、プロセスを実行中にチェックポイント要求を
受け付けたとき前記プロセスの状態を再度実行可能な状
態にフリーズしリスタートファイル101に格納するチ
ェックポイント実行手段2と、前記リスタートファイル
を他のノードに移動するノード間リスタートファイル移
動手段6と、前記リスタートファイルを他のノードに複
写するノード間リスタートファイル複写手段7と、前記
リスタートファイルが不要になったときそれを削除する
リスタートファイル削除手段8と、前記プロセス生成手
段が生成するプロセスにプロセス識別子を付与し前記プ
ロセス識別子およびノード番号によって前記プロセスを
クラスタシステム内で一意にするプロセス識別子監視手
段9と、チェックポイント要求に従ってリスタートファ
イルを参照しプロセスを実行するリスタート実行手段5
とを有する。
【0021】さらに、前記チェックポイント実行手段2
はプロセス識別子をリスタート処理のために保存するか
否かを示すプロセス識別子予約テーブル301に前記プ
ロセス識別子を書込む自ノード上プロセス識別子予約手
段3と、他ノードに移動されたリスタートファイルから
リスタートされたプロセスが再びチェックポイントされ
た場合に最初にそのプロセスを生成したノード上のプロ
セス識別子予約テーブルにそのプロセス識別子を書込む
他ノード上プロセス識別子予約手段4とを備える。
【0022】さらに、前記プロセス識別子監視手段9は
前記プロセス生成手段がプロセスを生成するときに割り
当てるプロセス識別子を決定するプロセス生成時制御手
段10と、前記プロセス識別子にノード番号を付加する
ノード番号付加手段11と、リスタートファイルが不要
になったときそのプロセス識別子を解放するプロセス識
別子予約解放制御手段12とを備える。
【0023】さらに、前記プロセス識別子予約解放制御
手段12は前記リスタートファイルが自ノードで作成さ
れたもののとき自ノードで生成されたリスタートファイ
ルに含まれるプロセス識別子の予約を解放する自ノード
プロセス識別子予約解放制御手段13と、前記リスター
トファイルが他ノードで作成されたもののとき他ノード
で生成されたリスタートファイルに含まれるプロセス識
別子の予約を解放する他ノードプロセス識別子予約解放
制御手段14とを備える。
【0024】なお、同図において、プロセス識別子テー
ブル201はリスタートファイル101に格納されたプ
ロセスの識別子を保持するテーブルである。また、プロ
セス識別子予約テーブル301は全ノードのプロセス識
別子テーブルに関する情報を各ノードごとに保持してい
る。
【0025】図2は、上記のプログラムリスタート装置
を含むクラスタシステムの例を示す説明図である。同図
において、クラスタシステム100は複数のノード11
0,120,および130を有し、それぞれのノードは
内部にプロセス識別子予約テーブル301,302,お
よび303を保有している。ノード110には、ノード
110上で生成されたプロセスのプロセス識別子テーブ
ル201を含むリスタートファイル101が存在する。
【0026】図3は、チェックポイント実行手段2の処
理を示す流れ図である。同図において、まず、プロセス
識別子「10」のプロセスに対して、チェックポイント
要求があると(S21)、チェックポイント実行手段2
が起動され、プロセス識別子「10」のプロセスの状態
をフリーズする(S22)。続いて、本プロセスの状態
を格納するリスタートファイル101を用意する(S2
3)。
【0027】その後、用意したリスタートファイル10
1に、プロセス識別子テーブル201などのプロセスリ
スタート時に必要な情報を格納する。このとき、本プロ
セスのプロセス識別子「10」は、他の情報とともにリ
スタートファイル101へ格納される(S24)。
【0028】次に、チェックポイント実行手段2は自ノ
ード上プロセス識別子予約手段3に制御を渡し、自ノー
ド上プロセス識別子予約手段3はプロセス識別子予約テ
ーブル301内のプロセス識別子「10」に該当する領
域を1インクリメントする(S25)。これにより、チ
ェックポイント処理におけるプロセス識別子の保存処理
は終了となる(S26)。
【0029】図4はプロセス生成手段1の処理を示す流
れ図である。同図において、まず、プロセス生成手段1
が呼び出され、プロセス識別子を獲得する(S31)。
獲得されたプロセス識別子には、頭にノード番号を付加
する前の値がプロセス識別子状態変数として保存されて
いるので、この変数から次の割り当てるべき識別子を決
定する。なお、プロセス識別子が最大プロセス識別子を
越える場合には、再度若いプロセス識別子から割り当て
るべき識別子を取り直す(S32,S33)。
【0030】識別子が決定されたならば、プロセス生成
時制御手段10により、プロセス識別子予約テーブル3
01の当該プロセス識別子の領域が1以上か否かチェッ
クする(S34)。もし、1以上の値であるならば、本
プロセス識別子は予約されているため割り当てることが
できないので、再度別のプロセス識別子をとる(S3
5)。
【0031】以上の処理により、予約されていないプロ
セス識別子を最終的にとることができたなら(S3
6)、ノード番号付加手段11により、プロセス識別子
の上位4ビットに当該プロセスが生成されたノードのノ
ード番号を付与する(S37)。そして、このノード番
号を付加した番号を、そのクラスタシステム上でのその
プロセスのプロセス識別子とする。その後、プロセス生
成手段1は通常処理を継続して行う。
【0032】図5は、リスタートファイル101を他ノ
ードに移動する処理を示す説明図である。同図におい
て、ノード110上で作成されたリスタートファイル1
01(図2参照)をノード120上に、ノード間リスタ
ートファイル移動手段6を用いて移動したとする。
【0033】通常のコンピュータシステムの場合、その
システム上に存在するリスタートファイル101に含ま
れるプロセス識別子は、そのシステム上のプロセス識別
子予約テーブル302に予約されている。
【0034】しかし、クラスタシステムの場合、そのク
ラスタシステム上のリスタートファイルに含まれるプロ
セス識別子は、そのクラスタシステム上のいずれかのノ
ードのプロセス識別子予約テーブルに予約されていれば
いいものとみなすため、リスタートファイル101をノ
ード110からノード120に移動したとしても、リス
タートファイル101に含まれるプロセス識別子に関す
る予約情報を、プロセス識別子予約テーブル301から
プロセス識別子予約テーブル302に移動するというこ
とはしない。プロセス識別子は、そのプロセスが生成さ
れたノード上のプロセス識別子予約テーブルに必ず予約
される。
【0035】これに対して、リスタートファイル101
をノード110からノード120に複写する場合、クラ
スタシステム上に、同一のプロセス識別子を含むリスタ
ートファイルが2個存在することになるため、他ノード
上プロセス識別子予約手段4によりノード110上のプ
ロセス識別子予約テーブル301の、当該プロセス識別
子の参照数を1インクリメントする。
【0036】図6はリスタートファイル削除手段8の処
理を示す流れ図である。同図において、例えば、プロセ
ス識別子「10」のプロセスに対してチェックポイント
をとったリスタートファイル101を削除する要求が発
行されたとする(S41)。
【0037】リスタートファイル削除手段8は、ファイ
ルを削除する前にプロセス識別子予約解放制御手段12
を呼び出し、リスタートファイル101をオープンする
(S42)。そして、リスタートファイル101内の当
該プロセス識別子格納領域から、本リスタートファイル
101を構成しているプロセス識別子を獲得する(S4
3)。
【0038】次に、そのプロセス識別子の頭の4ビット
を参照し、そのプロセスが自ノードで生成されたもの
か、他ノードで生成されたものかを判別する(S4
4)。
【0039】そのプロセスが自ノードで生成されたもの
であった場合、自ノードプロセス識別子予約解放制御手
段13により、プロセス識別子予約テーブル301の当
該プロセスの識別子の対応領域の1デクリメントを行う
(S45)。なお、1つのリスタートファイル101内
には、複数のプロセス識別子が予約されて格納されてい
る場合もある。その場合には、この処理を該当するプロ
セスの識別子の個数分だけ行う。
【0040】そのプロセスが他ノードで生成されたもの
であった場合、他ノードプロセス識別子予約解放制御手
段14により、ノード110上のプロセス識別子予約テ
ーブル301の当該プロセスの識別子に対応領域の1デ
クリメントを行う(S46)。この場合も同様に、複数
のプロセス識別子が予約されて格納されている場合は、
この処理を該当するプロセスの識別子の個数分だけ行
う。
【0041】その後、自ノードプロセス識別子予約解放
制御手段13または他ノードプロセス識別子予約解放制
御手段14はリスタートファイル削除手段8に制御を戻
し、本来のリスタートファイル削除処理を実行する(S
47)。
【0042】以上の処理により、プロセス識別子予約テ
ーブル301の領域を1デクリメントされた結果、その
値が「0」になった場合は、本領域に該当するプロセス
識別子を通常のプロセス生成時に割り当てることが可能
となる。
【0043】なお、上記のプログラムリスタート装置は
各ノードの主記憶(図示していない。)に保持されたプ
ログラムを実行することによって動作する。このプログ
ラムはオペレーティングシステムの一部であり、通常、
ハードディスクに格納されている。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、クラス
タシステムにおいて、プロセス識別子を一意に設定して
いるので、そのリスタートファイルを同一システム内の
別ノードに移動しリスタートしようとした時に、移動先
のノードでそのプロセス識別子を必ず使用できリスター
トを成功させることができる。したがって、チェックポ
イント/リスタート機能を簡便に使用することができ、
効率の良いシステムの運用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す説明図。
【図2】本発明を含むクラスタシステムの例を示す説明
図。
【図3】チェックポイント実行手段の処理を示す流れ
図。
【図4】プロセス生成手段の処理を示す流れ図。
【図5】リスタートファイルを移動する例を示す説明
図。
【図6】リスタートファイル削除手段の処理を示す流れ
図。
【符号の説明】 1 プロセス生成手段 2 チェックポイント実行手段 3 自ノード上プロセス識別子予約手段 4 他ノード上プロセス識別子予約手段 5 リスタート実行手段 6 ノード間リスタートファイル移動手段 7 ノード間リスタートファイル複写手段 8 リスタートファイル削除手段 9 プロセス識別子監視手段 10 プロセス生成時制御手段 11 ノード番号付加手段 12 プロセス識別子予約解放制御手段 13 自ノードプロセス識別子予約解放制御手段 14 他ノードプロセス識別子予約解放制御手段 100 クラスタシステム 101 リスタートファイル 110,120,130 ノード 201 プロセス識別子テーブル 301,302,303 プロセス識別子予約テーブ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/14 G06F 15/16 - 15/177

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立したコンピュータシステムをノード
    とし複数のノードをネットワークで相互に接続したクラ
    スタシステムにおいて、各ノードはそれぞれ、コンピュ
    ータ資源を割り当てる対象となるプロセスを生成するプ
    ロセス生成手段と、プロセスを実行中にチェックポイン
    ト要求を受け付けたとき前記プロセスの状態を再度実行
    可能な状態にフリーズしリスタートファイルに格納する
    チェックポイント実行手段と、前記リスタートファイル
    を他のノードに移動するノード間リスタートファイル移
    動手段と、前記リスタートファイルを他のノードに複写
    するノード間リスタートファイル複写手段と、前記リス
    タートファイルが不要になったときそれを削除するリス
    タートファイル削除手段と、前記プロセス生成手段が生
    成するプロセスにプロセス識別子を付与し前記プロセス
    識別子およびノード番号によって前記プロセスをクラス
    タシステム内で一意にするプロセス識別子監視手段と、
    チェックポイント要求に従ってリスタートファイルを参
    照しプロセスを実行するリスタート実行手段とを有する
    ことを特徴とするプログラムリスタート装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載のプログラムリスタート装
    置において、前記チェックポイント実行手段はプロセス
    識別子をリスタート処理のために保存するか否かを示す
    プロセス識別子予約テーブルに前記プロセス識別子を書
    込む自ノード上プロセス識別子予約手段と、他ノードに
    移動されたリスタートファイルからリスタートされたプ
    ロセスが再びチェックポイントされた場合に最初にその
    プロセスを生成したノード上のプロセス識別子予約テー
    ブルにそのプロセス識別子を書込む他ノード上プロセス
    識別子予約手段とを備えることを特徴とするプログラム
    リスタート装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載のプログラムリスタート装
    置において、前記プロセス識別子監視手段は前記プロセ
    ス生成手段がプロセスを生成するときに割り当てるプロ
    セス識別子を決定するプロセス生成時制御手段と、前記
    プロセス識別子にノード番号を付加するノード番号付加
    手段と、リスタートファイルが不要になったときそのプ
    ロセス識別子を解放するプロセス識別子予約解放制御手
    段とを備えることを特徴とするプログラムリスタート装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項記載のプログラムリスタート装
    置において、前記プロセス識別子予約解放制御手段は前
    記リスタートファイルが自ノードで作成されたもののと
    き自ノードで生成されたリスタートファイルに含まれる
    プロセス識別子の予約を解放する自ノードプロセス識別
    子予約解放制御手段と、前記リスタートファイルが他ノ
    ードで作成されたもののとき他ノードで生成されたリス
    タートファイルに含まれるプロセス識別子の予約を解放
    する他ノードプロセス識別子予約解放制御手段とを備え
    ることを特徴とするプログラムリスタート装置。
  5. 【請求項5】 独立したコンピュータシステムをノード
    とし複数のノードをネットワークで相互に接続したクラ
    スタシステムにおいて、各ノードはそれぞれ、コンピュ
    ータ資源を割り当てる対象となるプロセスを生成する第
    1の処理と、プロセスを実行中にチェックポイント要求
    を受け付けたとき前記プロセスの状態を再度実行可能な
    状態にフリーズしリスタートファイルに格納する第2の
    処理と、前記リスタートファイルを他のノードに移動す
    る第3の処理と、前記リスタートファイルを他のノード
    に複写する第4の処理と、前記リスタートファイルが不
    要になったときそれを削除する第5の処理と、前記第1
    の処理が生成するプロセスにプロセス識別子を付与し前
    記プロセス識別子およびノード番号によって前記プロセ
    スをクラスタシステム内で一意にする第6の処理と、チ
    ェックポイント要求に従ってリスタートファイルを参照
    しプロセスを実行する第7の処理とを含むことを特徴と
    するプログラムリスタート装置のプログラム記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項記載のプログラムリスタート装
    置のプログラム記録媒体において、前記第2の処理はプ
    ロセス識別子をリスタート処理のために保存するか否か
    を示すプロセス識別子予約テーブルに前記プロセス識別
    子を書込む第8の処理と、他ノードに移動されたリスタ
    ートファイルからリスタートされたプロセスが再びチェ
    ックポイントされた場合に最初にそのプロセスを生成し
    たノード上のプロセス識別子予約テーブルにそのプロセ
    ス識別子を書込む第9の処理とを含むことを特徴とする
    プログラムリスタート装置のプログラム記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項記載のプログラムリスタート装
    置のプログラム記録媒体において、前記第6の処理は前
    記第1の処理がプロセスを生成するときに割り当てるプ
    ロセス識別子を決定する第10の処理と、前記プロセス
    識別子にノード番号を付加する第11の処理と、リスタ
    ートファイルが不要になったときそのプロセス識別子を
    解放する第12の処理とを含むことを特徴とするプログ
    ラムリスタート装置のプログラム記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項記載のプログラムリスタート装
    置のプログラム記録媒体において、前記第12の処理は
    前記リスタートファイルが自ノードで作成されたものの
    とき自ノードで生成されたリスタートファイルに含まれ
    るプロセス識別子の予約を解放する第13の処理と、前
    記リスタートファイルが他ノードで作成されたもののと
    き他ノードで生成されたリスタートファイルに含まれる
    プロセス識別子の予約を解放する第14の処理とを含む
    ことを特徴とするプログラムリスタート装置プログラム
    記録媒体。
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