JP2005316708A - 階層記憶装置、その復旧方法、及び復旧プログラム - Google Patents

階層記憶装置、その復旧方法、及び復旧プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 階層記憶装置の復旧に要する時間を低減でき、階層記憶装置の復旧を高速に行う。
【解決手段】 階層記憶装置は、磁気テープ装置上のバックアップデータ6から磁気ディスク装置上にファイルシステム210が復旧されるときに、バックアップデータ6に含まれるiノード番号を用いて、復旧対象ファイルのiノード番号を特定inode割当要求用システムコール5により指定するアプリケーションプログラム11内のリストア手段111と、指定されたiノード番号をファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てるカーネル13内のファイル割当手段1302とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、階層記憶装置、その復旧方法、及び復旧プログラムに係り、特に低速アクセス装置のバックアップデータから高速アクセス装置のファイルシステムを復旧する方法の工夫に関する。
コンピュータシステムによる階層記憶管理は、HSM(Hierarchical Storage Management)とも呼ばれ、読み書き速度は速いもののコストが高い高速アクセス装置である一次記憶装置(例えば、メモリ、磁気ディスク等)と、読み書き速度は遅いがコストが安い低速アクセス装置である二次記憶装置(例えば、磁気テープ、光磁気ディスク、光ディスク(DVD−R等)等)とを組み合わせて、安価に大容量の記憶装置(階層記憶装置)を構成し、その記憶装置に記憶されているファイルを統合管理するものである。
この階層記憶管理では、使用者が要求したファイルが二次記憶装置に存在する場合にはそのファイルを二次記憶装置から一次記憶装置に自動的にコピーすると共に、使用されなくなったファイルを一次記憶装置から二次記憶装置に自動的に退避させる処理を行う。これにより、使用者は、ファイルの実体が一次記憶装置及び二次記憶装置の何れに存在するかを意識することなく、ファイルを使用することができる。
このような階層記憶管理を行うコンピュータシステムでは、例えば磁気ディスクに障害が発生した場合、その障害の原因を取り除いた後で、磁気テープに事前にバックアップしておいたバックアップデータから磁気ディスク上にファイルを復旧(リストア)する処理が行われる。このようなファイルのバックアップ及びそのリストアを行うコンピュータシステムとしては、オペレーティングシステムとして、UNIX(登録商標、以下省略)を使用したものが一般に知られている。
一般的なUNIXオペレーティングシステムは、物理装置である磁気ディスク装置上に、スーパーブロック、inode(index node:iノード)リスト、及びデータブロックの構造を有する論理装置であるファイルシステムが構築される(例えば、非特許文献1参照)。この場合において、スーパーブロックは、ファイルシステムの大きさ、ファイルの最大数、空き領域の場所等のファイルシステムの状態に関する情報を保持するものであり、inodeリストは、ファイルの種類、ファイルの所有者情報、グループ情報、ファイル作成時間、ファイル更新時間等のメタ情報を保持するinodeの並びであり、データブロックは、ファイルそのもののデータ(実体)を保持するものである。このファイルシステムでは、ファイルを作成する際にinodeリスト内の未使用のinodeが割り当てられ、そのinode番号によって、作成されたファイルを磁気ディスク上で一意に識別可能となっている。この場合、ファイルのメタ情報は、inodeリスト内に割り当てられた任意のinode番号を持つinodeに、ファイルの実体は1つ以上のデータブロックにそれぞれ格納される。
上記UNIXオペレーティングシステムが稼動するコンピュータシステムには、上記階層記憶管理用のプログラム(以下、階層記憶管理プログラム)及びそのデータベースが実装される。この階層記憶管理プログラムは、inode番号をキーとして階層記憶装置を成す磁気ディスク及び磁気テープのそれぞれのファイルの移動等の情報をデータベース上で管理する。
これにより、コンピュータシステムでは、磁気ディスク上のファイルシステムに対するバックアップ手段及びリストア手段を実現している。このリストア手段により磁気テープ上のバックアップデータから磁気ディスク上にファイルを作成して復旧する際、inode番号は、inodeリスト内の空いている番号から新たに割り当てられるため、その多くは、バックアップ時のinode番号とは異なっている。このため、このinode番号をキーとしてデータベースを操作する階層記憶管理プログラムでは、ファイルシステム復旧後の新しいinode番号でも運用を可能とするため、ファイルを1つ復旧するたびにデータベース上の当該ファイルに関する情報を書き換える処理を行っている。
なお、本発明に関連する先行技術文献としては、以下のものがある。
特開2001−118365号公報 特許第3270216号公報 Maurice J. Bach著、坂本文、多田好克、村井純訳、「bit別冊 UNIXカーネルの設計」、1990年、共立出版株式会社、p.18−20
しかしながら、上述した従来例の技術では、バックアップデータからファイルシステムを復旧する際、ファイルシステム上でファイルを一意に特定するinode番号が変わるので、復旧対象となる全てのファイルについて階層記憶管理プログラムのデータベースを検索し、データベース内に格納されているinode番号を更新する必要があった。このため、復旧するファイル数が増えると、データベースの検索及び更新に時間がかかるようになり、その結果、復旧に要する時間が指数関数的に増加する問題があり、その解決が望まれていた。
本発明は、このような従来の事情を考慮してなされたもので、階層記憶装置の復旧に要する時間を低減でき、階層記憶装置の復旧を高速に行うことを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る階層記憶装置は、オペレーティングシステム上で稼動する階層記憶装置において、ファイルの属性情報を含むiノードを有し且つそのiノード番号で当該ファイルを一意に識別するファイルシステムが構築された第1の記憶装置と、前記ファイルシステムのバックアップデータを含むデータを格納する第2の記憶装置と、前記第2の記憶装置上のバックアップデータから前記第1の記憶装置上に前記ファイルシステムが復旧されるときに、前記バックアップデータに含まれるiノード番号を用いて、復旧対象ファイルのiノード番号を指定するiノード番号指定手段と、指定されたiノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てるファイル割当手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る階層記憶装置において、前記ファイル割当手段は、指定されたiノード番号が前記ファイルシステム上で不使用か否かを判断し、不使用であれば前記iノード番号を前記復旧対象ファイルに割り当てる手段であってもよい。また、前記iノード番号指定手段は、前記オペレーティングシステム上で任意のiノード番号を指定してシステムコールを起動させる手段であり、前記ファイル割り当て手段は、前記システムコールで指定された前記iノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てる手段であってもよい。
本発明に係る階層記憶装置の復旧方法は、オペレーティングシステム上で稼動する階層記憶装置であって、ファイルの属性情報を含むiノードを有し且つそのiノード番号で当該ファイルを一意に識別するファイルシステムが構築された第1の記憶装置と、前記ファイルシステムのバックアップデータを含むデータを格納する第2の記憶装置とを有する階層記憶装置の復旧方法において、前記第2の記憶装置上のバックアップデータから前記第1の記憶装置上に前記ファイルシステムが復旧されるときに、前記バックアップデータに含まれるiノード番号を用いて、復旧対象ファイルのiノード番号を指定するステップと、指定されたiノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てるステップとを備えたことを特徴とする。
本発明に係る階層記憶装置の復旧方法において、前記ファイルを割り当てるステップは、指定されたiノード番号が前記ファイルシステム上で不使用か否かを判断し、不使用であれば前記iノード番号を前記復旧対象ファイルに割り当てるステップであってもよい。また、前記iノード番号を指定するステップは、前記オペレーティングシステム上で任意のiノード番号を指定してシステムコールを起動させるステップであり、前記ファイル復旧手段は、前記システムコールで指定された前記iノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てるステップであってもよい。
本発明に係る階層記憶装置の復旧プログラムは、オペレーティングシステム上で稼動する階層記憶装置であって、ファイルの属性情報を含むiノードを有し且つそのiノード番号で当該ファイルを一意に識別するファイルシステムが構築された第1の記憶装置と、前記ファイルシステムのバックアップデータを含むデータを格納する第2の記憶装置とを有する階層記憶装置の復旧プログラムにおいて、コンピュータに、前記第2の記憶装置上のバックアップデータから前記第1の記憶装置上に前記ファイルシステムが復旧されるときに、前記バックアップデータに含まれるiノード番号を用いて、復旧対象ファイルのiノード番号を指定するステップと、指定されたiノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てるステップとを実行させるためのものである。
本発明に係る階層記憶装置の復旧プログラムにおいて、前記ファイルを割り当てるステップは、指定されたiノード番号が前記ファイルシステム上で不使用か否かを判断し、不使用であれば前記iノード番号を前記復旧対象ファイルに割り当てるステップであってもよい。また、前記iノード番号を指定するステップは、前記オペレーティングシステム上で任意のiノード番号を指定してシステムコールを起動させるステップであり、前記ファイル復旧手段は、前記システムコールで指定された前記iノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てるステップであってもよい。
本発明によれば、ファイルシステムにファイルを復旧する際に、ファイルシステム上の任意のinode番号を指定してファイルを作成でき、これにより、階層記憶管理プログラムのデータベースの更新を行う必要が無くなり、その結果、階層記憶装置の復旧に要する時間がファイル数にのみ比例するようになり、従来よりも階層記憶装置の復旧を高速に実行できる。
次に、本発明に係る階層記憶装置、その復旧方法、及び復旧プログラムを実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施例の階層記憶装置の全体構成を示す機能ブロック図、図2は、その要部構成を示す機能ブロック図をそれぞれ示す。
図1に示す階層記憶装置は、例えばUNIXオペレーティングシステムが稼動可能なコンピュータシステムから成り、機能上、アプリケーションプログラム11、階層記憶管理プログラム(HSM)12、及びUNIXオペレーティングシステムのカーネル(UNIXカーネル)13を含むソフトウェア部1と、一次記憶装置(第1の記憶装置)としての磁気ディスク装置21及び磁気ディスク用データベース(DB1)22を有する高速アクセス装置部2と、二次記憶装置(第2の記憶装置)としての磁気テープ装置32及び磁気テープ用データベース(DB2)31を有する低速アクセス装置部3と、CPU41及びメモリ42を有する処理部4とを備える。
ソフトウェア部1は、例えばROM、磁気ディスク等の記録媒体上に格納され、その実行時に処理部4のCPU41によりメモリ42上に読み出されて実行される。
アプリケーションプログラム11は、予め設定されたシステムコールを起動してカーネル13内の関数を読み出し、カーネル13との間で各種やり取りを実行する。アプリケーションプログラム11には、図2に示すように、磁気ディスク装置21上のファイルシステムを復旧するリストア手段(リストア用プログラム)111が含まれる。このリストア手段111によるシステムコールとして、本実施例では、復旧対象ファイルのパスに加えinode番号を指定可能な特定inode割当要求用システムコール5(後述参照)が新たに設定されている。この特定inode割当要求用システムコール5によるファイルのinode番号指定は、後述するように、磁気テープ装置32上のバックアップデータ6(後述参照)に含まれるinode番号を用いて行われる。
階層記憶管理プログラム12は、カーネル13上で動作するもので、所定のアルゴリズムに従い磁気ディスク用データベース22及び磁気テープ用データベース31を管理し、磁気ディスク21上及び磁気テープ32上のファイルの階層記憶管理に関する所定の操作を実行する。
カーネル13は、UNIXオペレーティングシステムの中枢を担うプログラムからなり、アプリケーションプログラム11からのシステムコール等に応じて予め定義された関数を呼び出してその関数による所定の処理を実行する。カーネル13は、図2に示すように、機能上、ファイル管理層130及び装置ドライバ層131を有する。ファイル管理層130には、inodeリスト読込手段1301、inode割当手段1302、及びinodeリスト書込手段1303が、また装置ドライバ層131には、装置アクセス手段1311がそれぞれ含まれる。これら手段の動作により、通常の既知処理に加え、後述するように、アプリケーションプログラム11のリストア手段111からの特定inode割当要求用システムコール5に応じた処理を実行可能となっている。
inodeリスト読込手段1301は、ファイルシステム210上のinodeリスト212から、inode番号で指定されたinodeが存在するディスクブロックを読み出す処理を行う(後述の図6のステップA1〜A5の処理に対応する)。
inode割当手段1302は、inodeリスト読込手段1301により読み出したディスクブロックのinodeから、指定されたinode番号が未使用かどうか調べ、使用中ならエラーを返し、使用していなければそのファイルにinode番号を割り当てる処理を行う(後述の図6のステップA6〜A10の処理に対応する)。
inodeリスト書込み手段1301は、inode割当手段1302により使用中となったinodeを磁気ディスク装置21上に書き込む処理を行う(後述の図6のステップA11、A12の処理に対応する)。これにより、次の特定inode割当要求用システムコール5により同じinode番号が指定された場合、使用中なのでエラーを返却することができる。
磁気ディスク装置21には、前述したように、一般的なUNIXオペレーティングシステムに基づくファイルシステム210が構築される。このファイルシステム210は、スーパーブロック211、inodeリスト212、及びデータブロック213の構造をもつ(例えば、非特許文献1参照)。このファイルシステム211において、ファイルを作成するときは、未使用のinodeが割り当てられ、このinodeにファイルの所有者や作成時刻などのメタ情報が格納される。また、ファイルの実体が格納できる容量のひとつ以上のデータブロック213が割り当てられる。
ここで、一般的な階層記憶装置では、一次記憶装置である磁気ディスク装置21に構築されたファイルシステム210上にファイルを作成し、ファイルシステム210の空き容量が乏しくなった場合、ユーザの明示的な指定または設定により階層記憶管理プログラム12の処理により磁気ディスク装置21に構築されたファイルシステム210上のファイルを二次記憶装置である磁気テープ装置32に移動し、磁気ディスク装置21のデータブロック213のうち、当該ファイルのデータブロック213を解放する。この際、磁気ディスク用データベース22および磁気テープ用データベース31に、移動したファイルの情報が追加される。階層記憶装置では、このように低速アクセス装置部3にファイルが移動した状態のことを、マイグレーション状態という。これにより、ファイルシステム210の空き容量が増える。また、磁気ディスク21から磁気テープ32に移動してあるファイルをアプリケーションプログラム11やユーザがアクセスした場合、階層記憶管理プログラム12の処理により磁気ディスク用データベース22および磁気テープ用データベース31を参照して自動的に磁気テープ装置32から磁気ディスク装置21にファイルがコピーされる。これにより、ユーザはファイルの実体がどこにあるのかを意識せずにアクセスすることができる。
次に、本実施例の階層記憶装置のリストア手段による復旧方法を説明する。この復旧方法は、処理部4のCPU41がソフトウェア部1の各プログラム11〜13を実行することにより実施されるものである。
まず、磁気ディスク装置21のバックアップ手段について説明する。このバックアップ手段では、磁気ディスク装置21のinodeリスト212、データブロック213、磁気ディスク用データベース22を読み込み、任意の磁気ディスク装置21上のファイルまたは磁気テープ装置32に出力する。データブロックを読み込むときは、マイグレーションしてあるファイルかどうかを判別する。マイグレーションしてあるファイルであれば、そのファイルのデータブロックが磁気ディスク装置21には存在しない、即ち磁気テープ装置32にのみ存在するため、データブロックを読み込む必要がなく、それだけ高速にバックアップを取ることが可能である。
上記バックアップ手段としては、UNIXオペレーティングシステムでは一般的なコマンドであるdumpコマンドが使用される。dumpコマンドは、磁気ディスク装置21上のファイルシステム210全体を一括してバックアップするものである。
図3は、バックアップデータのデータ構造を示す。図3において、バックアップデータ6は、inode61、データブロック62、階層記憶管理の磁気ディスク用データベース(HSM DB)63の組からなる構造を有する。このうち、inode61には、inode番号611、ファイル所有者情報(ユーザID)612、グループ情報(グループID)613、ファイル作成時刻614、及びファイル更新時刻615、図示しないファイルの種類(通常ファイル、ディレクトリ、シンボリックリンク(他のファイルを指すファイル)等のファイルタイプ)等のデータが含まれる。
なお、バックアップデータ6において、磁気ディスク装置21から磁気テープ装置32に移動したファイル、即ちマイグレーションされたファイルの場合は、データブロック62のデータが欠如し、磁気ディスク装置21から磁気テープ装置32に移動していないファイル、即ちマイグレーションしていないファイルの場合は、HSM DB63のデータが欠如してバックアップされる。また、磁気ディスク装置21から磁気テープ装置32にコピーしたファイル、即ちマイグレーションしたが、磁気ディスク装置21上のデータブロックは解放していないファイルの場合は、図3に示すように、inode61、データブロック62、HSM DB63がセットになってバックアップされる。
次に、上記バックアップ手段によるバックアープデータ6から磁気ディスク装置21上のファイルを復旧するリストア手段111について説明する。
図4は、従来例の階層記憶装置のリストア手段111による復旧方法、図5は、本実施例の階層記憶装置のリストア手段111による復旧方法をそれぞれ説明するものである。
図4に示す従来のリストア手段111では、磁気ディスク装置21に対しinodeリスト212に基づくディレクトリの作成、リストア対象ファイルの作成と、必要に応じてデータブロック213の復旧を行い、磁気ディスク装置用データベース22の復旧および磁気テープ用データベース31の更新を行う。
この場合、リストア手段11がリストア対象となるディレクトリおよびファイルを磁気ディスク装置21に復旧する際、まずすべてのディレクトリを復旧し、その後ファイルを復旧するが、カーネル13より割り当てられるinode番号は、空いている、即ち未使用のinodeが自動的に割り当てられるため、バックアップをとったときのinode番号とは異なる場合がほとんどであった。このため、復旧するファイルに関して、磁気ディスク装置用データベース22および磁気テープ用データベース31を新しいinode番号に基づき更新する必要があり、これらのデータベースに登録されているファイル情報が多ければ多いほど検索に時間がかかる問題があった。さらに、これらのデータベースの更新は階層記憶管理プログラム12を経由して行う必要があったため、リストア手段11と階層記憶管理プログラム12の通信時間も無視できなかった。
これに対し、図5に示す実施例のリストア手段11では、リストア対象となるディレクトリおよびファイルを磁気ディスク装置21に復旧する際、まずすべてのディレクトリを復旧し、その後でファイルを復旧するが、いずれもカーネル13に対しバックアップをとったときのinode番号を指定して復旧する。このinode番号の指定は、前述の図3に示すバックアップデータ6中のinode61に含まれるinode番号611を用いて行う。
ここで、従来例のリストア手段111では、バックアップしたファイルを復旧する際、バックアップデータ6に含まれるinode61のうち、ファイル所有者情報612やグループ情報613、ファイル作成時刻614、ファイル更新時刻615等のデータを使用して復旧していたが、inode番号611は使用していなかった。これは、復旧する際にinode番号が変わるのは当然のこととされていたためである。
これに対し、本実施例のリストア手段111では、inode番号611を復旧の際に使用し、inode番号611がバックアップ作成時と変わらないように工夫されている。これにより、本実施例では、復旧されるファイルのinode番号がバックアップ作成時と変わらないため、磁気テープ用データベース31を更新する必要がなくなり、さらに階層管理プログラム12を経由することなく、リストア手段11が磁気ディスク用データベース22を直接書き換えることができ、その結果、高速な復旧を可能とする。
次に、図6を参照して、本実施例の階層記憶装置の復旧方法による動作について詳細に説明する。
まず、リストア手段11により、復旧対象のファイルのパスおよびinode番号を指定して、カーネル13に対し特定inode割当要求用システムコール5を呼ぶ。復旧対象ファイルのinode番号は、前述したように、バックアップデータ6に含まれるinode番号611を用いて指定される。
これにより、カーネル13側のinodeリスト読込手段1311が実行され、ファイルシステム210のスーパーブロック211をロックする(ステップA1)。これは、ファイルシステム210に対する読み書きを同時に1つに制限するためである。
次いで、inodeリスト読込手段1311は、スーパーブロック211のロックに成功したら、スーパーブロック211に格納されている、最大inode番号を取り出す(ステップA2)。最大inode番号は、ファイルシステム210に応じて予め設定される固定値である。
次いで、inodeリスト読込手段1311は、リストア手段11により入力したinode番号と最大inode番号を比較する(ステップA3)。その結果、最大inode番号を超えていれば、エラーを返却し、最大inode番号を超えていない場合は、そのinode番号で特定されるinodeが存在するファイルシステム210上のディスクブロックアドレスを計算で求める(ステップA4)。この計算は、inodeの0番、つまり先頭が収められているディスクブロックのアドレスは、ファイルシステムの大きさ等により一意に求められる値であり、ディスクブロック1つに含まれるinodeの個数も決まっているため、両値に基づき任意のinode番号で特定されるinodeが存在するディスクブロックアドレスを求めるものである。
次いで、inodeリスト読込手段1311は、求めたディスクブロックアドレスを装置アクセス手段1321に渡し、ファイルシステム210のinodeリスト領域212からディスクブロックを読み出す(ステップA5)。
次いで、カーネル13側のinode割当手段1302が実行され、読み出したディスクブロックのinodeリスト212から、リストア手段11が指定したinode番号を持つinodeを検索し(ステップA6)、検索したinodeリスト212に対応する「ディスクinode」が未使用inodeかどうかを判定する(ステップA7)。
この判定は、inode中のデータに値が入っているかどうかに基づいて行われる。この判定で用いるinode中のデータとしては、inodeが割り当てられたファイルの種類(通常ファイル、ディレクトリ、シンボリックリンク等のファイルタイプ)を格納しているデータ領域を例示でき、このファイルタイプに値が入っていれば、そのinodeは使用中であり、値が入っていなければそのinodeは未使用であるとそれぞれ判定する。
上記の判定により、「ディスクinode」が使用中であれば、エラーを返却し、未使用であれば、「メモリinode」を検索する(ステップA8)。「メモリinode」は、「ディスクinode」をメモリ42上にキャッシュ(一時的に保存)したものである。
次いで、inode割当手段1302は、検索したメモリinodeが未使用inodeかどうかを判定する(ステップA9)。この判定も、上記と同様に、inode中のデータ、例えばファイルタイプに値が入っているかどうかに基づいて行われ、値が入っていれば、そのinodeは使用中であると判定し、値が入っていなければそのinodeは未使用であるとそれぞれ判定する。
上記の判定により、「メモリinode」が使用中であれば、エラーを返却し、未使用であれば、「メモリinode」に、「ファイルタイプ」、「ユーザID」、「グループID」などのファイルの属性情報を格納する(ステップA10)。
次いで、カーネル13側のinode書き込み手段1303が実行され、メモリinodeの内容をそのままディスクinodeに反映するようにファイルシステム21のinodeリスト領域212を更新し(ステップA11)、最後にスーパーブロック211をアンロックする(ステップA12)。
以上のステップA1〜A12の処理により、復旧対象ファイルのinodeのデータ及びそのファイルそのもののデータが復旧されるので、引き続き、磁気ディスク用データベース22のデータを復旧する。このとき、inode番号が変わっていないため、バックアップデータ6のデータベース(HSM DB)63のデータがそのまま書き込まれる。
従って、本実施例によれば、ファイルシステム210上に、アプリケーションプログラム11が指定したinode番号をもつファイルおよびディレクトリを作成することができ、これにより、バックアップ手段で磁気ディスク装置21のバックアップをとり、それをリストア手段111で復旧したときにファイルシステム上のinode番号を同一とすることができるため、階層記憶管理プログラム12のようなinode番号をデータベース22にもつアプリケーションのデータベースを書き換える必要がなくなり、高速に復旧することが可能となる。その結果、磁気ディスク装置の故障などによりファイルシステムが破壊された場合に、ファイルシステム210の復旧に伴うシステムの停止時間を大幅に削減することができる。
なお、他の実施例として、ファイルシステム210上に作成できる、通常のファイルやディレクトリに加え、シンボリックリンクファイル(他のファイルを指すファイル)や、スペシャルファイル(主に装置にI/Oを出すための特別なファイル)についても、inode番号を指定して作成することができるため、これらを含むファイルシステム210を復旧することも可能である。
また、ファイルシステム210と磁気ディスク用データベース(DB1)22のセットは、オペレーティングシステムおよびハードウェアの諸元を超えない限り、1システム中に何個でも定義することができる。
また、上記実施例では、高速アクセス装置部2の一次記憶装置に磁気ディスク装置21、低速アクセス装置部3の二次記憶装置に磁気テープ装置32を用いた場合を説明したが、本発明はこれに限らず、高速アクセス装置部2に半導体メモリ等の一次記憶装置(第1の記憶装置)を使用し、低速アクセス装置部3に光磁気ディスク、光ディスク(DVD−R等)等の二次記憶装置(第2の記憶装置)を使用してもよい。
本発明は、UNIXオペレーティングシステムが稼動するコンピュータのファイルシステムのリストア技法や、UNIXファイルシステムにアプリケーションプログラムがシステムコールを用いて任意のinode番号を持つファイルを作成する方法にも適用できる。
本発明の実施例に係る階層記憶装置の全体構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施例に係る階層記憶装置の要部構成を示す機能ブロック図である。 バックアップデータのデータ構造を示す図である。 従来の階層記憶装置のリストア手段による復旧方法を説明する図である。 本発明の実施例に係る階層記憶装置のリストア手段による復旧方法を説明する図である。 本発明の実施例に係る階層記憶装置の復旧方法を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ソフトウェア部
2 高速アクセス装置部
3 低速アクセス装置部
4 処理部
11 アプリケーションプログラム
12 階層記憶管理プログラム(HSM)
13 カーネル
21 磁気ディスク装置
22 磁気ディスク用データベース(DB1)
31 磁気テープ装置
32 磁気テープ用データベース(DB2)
41 CPU
42 メモリ
210 ファイルシステム
211 スーパーブロック
212 inodeリスト
213 データブロック

Claims (9)

  1. オペレーティングシステム上で稼動する階層記憶装置において、
    ファイルの属性情報を含むiノードを有し且つそのiノード番号で当該ファイルを一意に識別するファイルシステムが構築された第1の記憶装置と、
    前記ファイルシステムのバックアップデータを含むデータを格納する第2の記憶装置と、
    前記第2の記憶装置上のバックアップデータから前記第1の記憶装置上に前記ファイルシステムが復旧されるときに、前記バックアップデータに含まれるiノード番号を用いて、復旧対象ファイルのiノード番号を指定するiノード番号指定手段と、
    指定されたiノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てるファイル割当手段とを備えたことを特徴とする階層記憶装置。
  2. 前記ファイル割当手段は、指定されたiノード番号が前記ファイルシステム上で不使用か否かを判断し、不使用であれば前記iノード番号を前記復旧対象ファイルに割り当てる手段であることを特徴とする請求項1記載の階層記憶装置。
  3. 前記iノード番号指定手段は、前記オペレーティングシステム上で任意のiノード番号を指定してシステムコールを起動させる手段であり、
    前記ファイル割り当て手段は、前記システムコールで指定された前記iノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てる手段であることを特徴とする請求項1又は2記載の階層記憶装置。
  4. オペレーティングシステム上で稼動する階層記憶装置であって、
    ファイルの属性情報を含むiノードを有し且つそのiノード番号で当該ファイルを一意に識別するファイルシステムが構築された第1の記憶装置と、
    前記ファイルシステムのバックアップデータを含むデータを格納する第2の記憶装置とを有する階層記憶装置の復旧方法において、
    前記第2の記憶装置上のバックアップデータから前記第1の記憶装置上に前記ファイルシステムが復旧されるときに、前記バックアップデータに含まれるiノード番号を用いて、復旧対象ファイルのiノード番号を指定するステップと、
    指定されたiノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てるステップとを備えたことを特徴とする階層記憶装置の復旧方法。
  5. 前記ファイルを割り当てるステップは、指定されたiノード番号が前記ファイルシステム上で不使用か否かを判断し、不使用であれば前記iノード番号を前記復旧対象ファイルに割り当てるステップであることを特徴とする請求項4記載の階層記憶装置の復旧方法。
  6. 前記iノード番号を指定するステップは、前記オペレーティングシステム上で任意のiノード番号を指定してシステムコールを起動させるステップであり、
    前記ファイル復旧手段は、前記システムコールで指定された前記iノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てるステップであることを特徴とする請求項4又は5記載の階層記憶装置の復旧方法。
  7. オペレーティングシステム上で稼動する階層記憶装置であって、
    ファイルの属性情報を含むiノードを有し且つそのiノード番号で当該ファイルを一意に識別するファイルシステムが構築された第1の記憶装置と、
    前記ファイルシステムのバックアップデータを含むデータを格納する第2の記憶装置とを有する階層記憶装置の復旧プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記第2の記憶装置上のバックアップデータから前記第1の記憶装置上に前記ファイルシステムが復旧されるときに、前記バックアップデータに含まれるiノード番号を用いて、復旧対象ファイルのiノード番号を指定するステップと、
    指定されたiノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てるステップとを実行させるための階層記憶装置の復旧プログラム。
  8. 前記ファイルを割り当てるステップは、指定されたiノード番号が前記ファイルシステム上で不使用か否かを判断し、不使用であれば前記iノード番号を前記復旧対象ファイルに割り当てるステップであることを特徴とする請求項7記載の階層記憶装置の復旧プログラム。
  9. 前記iノード番号を指定するステップは、前記オペレーティングシステム上で任意のiノード番号を指定してシステムコールを起動させるステップであり、
    前記ファイル復旧手段は、前記システムコールで指定された前記iノード番号を前記ファイルシステムの復旧対象ファイルに割り当てるステップであることを特徴とする請求項7又は8記載の階層記憶装置の復旧プログラム。
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