JPH07277683A - ウインチ - Google Patents

ウインチ

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JPH07277683A
JPH07277683A JP8718594A JP8718594A JPH07277683A JP H07277683 A JPH07277683 A JP H07277683A JP 8718594 A JP8718594 A JP 8718594A JP 8718594 A JP8718594 A JP 8718594A JP H07277683 A JPH07277683 A JP H07277683A
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gear
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driven gear
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Tsuyoshi Okamoto
強 岡本
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Okamoto Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 クラッチ機構の切替えが不要で、モータの正
逆回転の切換えだけで、荷揚げ及び荷降ろしが自動的に
行えるとゝもに、荷降ろし時には荷揚げ時よりもワイヤ
ースピードが早いものを提供する。 【構成】 ウインチドラムを回転せしめる歯車伝達機構
7を引き揚げ用ギヤーグループ8と引き降ろし用ギヤー
グループ26とで構成する。引き揚げ用ギヤーグループ
8は第1駆動用ギヤー10と、ギヤー比の大きな第1従
動用ギヤー11と、第1クラッチ12を夫々備えるとゝ
もに、キー21を第1クラッチのキー溝22に嵌合した
構成にする。他方の引き降ろし用ギヤーグループ26は
第2駆動用ギヤー27と、ギヤー比が同一の第2従動用
ギヤー28と、第2クラッチ29を夫々備えるとゝも
に、キー21を第2クラッチ29のキー溝36に嵌合し
た構成とする。第2クラッチ29のキー溝幅D3を中間
軸のキー幅D1より広く設定する。第2クラッチには引
き揚げ用ギヤーグループ8の第1クラッチ12をフリー
にするピン37を固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウインチ、特に、ゴルフ
練習場や野球練習場等の外周に張り巡らされる防護用ネ
ットを昇降するのに使用して最適なするウインチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のウインチは、ワイヤーのドラムへ
の巻き取り及びドラムに巻装したワイヤーの繰り出しと
もに、ワイヤースピードはそれぞれ同じである。もし、
繰り出し時におけるワイヤーのスピードを巻き取り時に
おけるスピードより早くする場合は、ドラム軸ギアと減
速ギアとの間に切り離しクラッチ機構を設置しておき、
この切り離しクラッチ機構を外すことによりドラム軸を
フリーにして、ワイヤの早送りを行うようにした構造の
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、ドラム軸ギ
アと減速ギアとの間に切り離しクラッチ機構を設置した
従来構造のウインチは、その都度切り離しクラッチ機構
を切換えなければならないので作業が煩雑であり、また
作業中にクラッチ機構が外れた場合には大事故のもとに
なるなどの欠点があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上記のよう
な従来の問題点を解決するために成されたもので、クラ
ッチ機構の切替えが不要で、モータの正逆回転の切換え
だけで、荷揚げ及び荷降ろしが自動的に行えるとゝも
に、荷降ろし時には荷揚げ時よりもワイヤースピードが
早いものを提供することを目的としたものであり、その
要旨は、ウインチドラムを回転せしめる歯車伝達機構を
引き揚げ用ギヤーグループと引き降ろし用ギヤーグルー
プとで構成し、前記引き揚げ用ギヤーグループは駆動用
モータ軸に固定された第1駆動用ギヤーと、この第1駆
動用ギヤーに噛合するギヤー比の大きな第1従動用ギヤ
ーと、この第1従動用ギヤー内に引き揚げ時にはこの第
1従動用ギヤーと一体回転し引き降ろし時にはフリーと
なる第1クラッチを夫々備えるとゝもに、該第1クラッ
チの中心孔に挿入した前記ウインチドラムに連結する中
間軸に一体形成のキーを前記第1クラッチのキー溝に嵌
合した構成にし、他方の引き降ろし用ギヤーグループは
前記駆動用モータ軸に固定された第2駆動用ギヤーと、
この第2駆動用ギヤーに噛合するギヤー比が同一の第2
従動用ギヤーと、この第2従動用ギヤー内に引き降ろし
時にはこの第2従動用ギヤーと一体回転し引き揚げ時に
はフリーとなる第2クラッチを夫々備えるとゝもに、該
第2クラッチの中心孔に挿入した前記中間軸のキーを第
2クラッチのキー溝に嵌合した構成とし、更に前記引き
降ろし用ギヤーグループの前記第2クラッチのキー溝幅
を前記中間軸のキー幅より広く設定するとゝもに、この
第2クラッチには引き揚げ用ギヤーグループの前記第1
クラッチをフリーにするピンを固定したことを特徴とす
るウインチにある。
【0005】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図6に示す実施例に
より詳細に説明する。なお、図1は本発明に係るウイン
チを適用した防護用ネットの正面図、図2は同ウインチ
の斜視図、図3は同ウインチの歯車伝動機構の断面図で
あり、図4は同歯車伝動機構の分解斜視図、図5は同歯
車伝動機構の巻き上げ時の作用説明図、図6は同歯車伝
動機構の巻き下げ時の作用説明図である。
【0006】図において、1はゴルフ練習場における防
護ネットで、この防護ネット1の両側端縁にはリング2
が所望間隔で装着されており、該リング2を支柱或いは
支柱に沿って張ったロープ等3にそれぞれ挿通すること
により、上下方向に移動可能となるように張設されてい
る。
【0007】4は本発明に係るウインチで、そのウイン
チドラム5の外周にはワイヤーWが巻装されており、こ
のワイヤーWの一端W1は前記防護ネット1の引き揚げ
用ワイヤーとして、横梁3Aに取り付けたローラー6を
介して前記防護ネット1の中央に、そして他端W2は引
き降ろし用ワイヤーとして、前記防護ネット1の中央に
夫々直結されている。
【0008】7は歯車伝動機構で、ウインチ4の内部に
設置したモータ(図示せず)とウインチドラム5との間
に介装されており、8はこの歯車伝動機構7の引き揚げ
用ワイヤーW1に関する引き揚げ用ギヤーグループであ
る。すなわち、この引き揚げ用ギヤーグループ8は、駆
動用モータ軸9に固定された小径な第1駆動用ギヤー1
0と、該第1駆動用ギヤー10に噛合する大径な第1従
動用ギヤー11とから構成され、前記第1駆動用ギヤー
10と第1従動用ギヤー11とのギヤー比は、例えば1
対3に設定されている。
【0009】12は前記第1従動用ギヤー11の円孔1
1A内に設けた第1クラッチで、第1従動用ギヤー11
と同軸上に回転自在に設けられており、この第1クラッ
チ12の外周には3個の漸径空隙13が円周方向の離間
した位置に設けられている。この漸径空隙13は両端部
の小径凹部14と大径凹部15とを連結する円弧面16
が第1クラッチ12の中心に対して円周方向に向かって
次第に偏倚するように設定されており、各漸径空隙13
の向きは同一方向である。更に、前記漸径空隙13内に
は小径凹部14の径より大径な円筒ローラ17がスプリ
ング18で小径凹部14方向に付勢されている。
【0010】19は前記第1クラッチ12の中心孔で、
この中心孔19には中間軸20が回転自在に挿入されて
おり、該中間軸20に一体形成したキー21は、第1ク
ラッチ12の中心孔19の内周に形成したキー溝22に
嵌合している。なお、前記キー21の円周方向の幅D1
はキー溝22の幅D2と同一に設定されている。また前
記中間軸20のピニオン23はウインチドラム5の中心
軸に連結されている。24は前記中間軸20の端部に形
成した周溝25に嵌合する止め輪である。
【0011】26は前記歯車伝動機構7の引き降ろし用
ワイヤーW2に関する引き降ろし用ギヤーグループで、
前記駆動用モータ軸9に固定された中径な第2駆動用ギ
ヤー27と、該第2駆動用ギヤー27に噛合する同径の
第2従動用ギヤー28とから構成され、この第2従動用
ギヤー28は前記中間軸20と同軸上に装着されてい
る。なお、前記両中径ギヤー27,28の径は前記引き
揚げ用ギヤーグループ8の小径な第1駆動用ギヤー10
と大径な第1従動用ギヤー11との中間径のものであ
り、そのギヤー比は1対1に設定されている。
【0012】29は前記大径な第1従動用ギャー11内
の第1クラッチ12と同一構造からなる第2クラッチ
で、前記引き降ろし用ギヤーグループ26の第2従動用
ギヤー28の円孔28A内にあって、同軸上に回転自在
に設けられている。すなわち、この第2クラッチ29に
は小径凹部30と大径凹部31とを有する3個の漸径空
隙32が設けられており、その内部には円筒ローラ33
がスプリング34で前記小径凹部30方向に付勢されて
いる。但し、前記引き降ろし用ギヤーグループ26の第
2従動用ギヤー28内の3個の漸径空隙32は、前記引
き揚げ用ギヤーグループ8の第1従動用ギャー11内の
第1クラッチ12の漸径空隙13と逆向きとなってい
る。
【0013】35は前記第2クラッチ29の中心孔で、
この中心孔35内には前記中間軸20が回転自在に挿入
されており、この中間軸20と一体のキー21は第2ク
ラッチ29の中心孔35の内周に形成したキー溝36に
嵌合している。なお、このキー溝36の円周方向の幅D
3は、前記引き揚げ用ギヤーグループ8の第1従動用ギ
ャー11内のクラッチ12のキー溝22の円周方向の幅
D2より広く形成されている。
【0014】また、前記引き降ろし用ギヤーグループ2
6の第2クラッチ29には3個のピン37が固定され、
各ピン37は夫々前記引き揚げ用ギヤーグループ8の第
1クラッチ12の各漸径空隙13内において、小径凹部
14と円筒ローラ17との間に突出している。なお、前
記ピン37は円筒形状で縦溝37aの形成により弾発力
が付与されている。
【0015】38は前記引き降ろし用ギヤーグループ2
6の第2クラッチ29より大径なリング状円板で、第2
クラッチ29の前記ピン37とは反対面において同心円
上にねじで固定されている。39は前記第2クラッチ2
9より大径な離隔用リング状円板で、この離隔用リング
状円板39の中央には中間軸20の挿通孔40が、又外
周面には前記ピン37の貫通孔41がそれぞれ形成され
ている。
【0016】つぎに、前記実施例の組立について説明す
ると、先ず引き降ろし用ギヤーグループ26の第2従動
用ギヤー28内に第2クラッチ29を嵌合して、この第
2クラッチ29の各漸径空隙32内にローラ33とスプ
リング34を収納する。次いで、前記第2クラッチ29
の突出するピン37を離隔用リング状円板39の貫通孔
41内に挿入したのち、この離隔用リング状円板39を
介して、引き揚げ用ギヤーグループ8の第1従動用ギヤ
ー11に接合する。
【0017】また、前記引き揚げ用ギヤーグループ8の
第1従動用ギヤー11内に第1クラッチ12を嵌合する
が、この際、第1クラッチ12の各漸径空隙13内に前
記ピン37を挿入した後、漸径空隙13内に円筒ローラ
17とスプリング18をそれぞれ収納する。次いで、前
記引き降ろし用ギヤーグループ26の第2従動用ギヤー
29の中心孔35から中間軸20を挿入し、前記引き揚
げ用ギヤーグループ8の第1クラッチ12から突出した
中間軸20の周溝25に止め輪24を嵌合して組立が完
了する。
【0018】次に、前記実施例の作用について説明する
と、先ず、防護用ネット1を張設する場合には、図5に
示すように、駆動用モータ軸9より引き揚げ用ギヤーグ
ループ8の第1駆動用ギヤー10を右方向に回転させる
と、第1従動用ギヤー11は逆方向の左回転する。これ
により、前記第1従動用ギヤー11の内周縁に接触する
第1クラッチ12の各漸径空隙13内の円筒ローラ17
は、スプリング18の弾発力とあいまって小径凹部14
方向に食い込むので、前記第1クラッチ12は第1従動
用ギヤー11と一体となって同一方向に回転する。した
がって、中間軸20は第1従動用ギヤー11と同一方向
に回転してウインチドラム5に引き揚げ用ワイヤーW1
を巻き取ることにより防護用ネット1が上昇し、張設さ
れる。
【0019】この際、引き降ろし用ギヤーグループ26
の前記駆動用モータ軸9に固定された第2駆動用ギヤー
27と噛合する同径の第2従動用ギヤー28も、前記引
き揚げ用ギヤーグループ8の第1従動用ギヤー11と同
一方向に回転する。しかし、前記引き降ろし用ギヤーグ
ループ26の第2従動用ギヤー28内の第2クラッチ2
9の各漸径空隙32内の円筒ローラ33は、第2従動用
ギヤー28の円孔28Aとの摩擦的係合によりスプリン
グ34の弾発力に抗して大径凹部31方向に移動し、前
記第2クラッチ29が第2従動用ギヤー28に対して空
転状態になるので、前記中間軸20すなわちウインチド
ラム5の回転には何らの影響も及ぼさない。
【0020】つぎに、防護用ネット1を引き降ろしをす
る時には、図6に示すように、駆動用モータ軸9、すな
わち引き降ろし用ギヤーグループ26の第2駆動用ギヤ
ー27の逆回転(左回転)によりこれと同径な第2従動
用ギヤー28は右回転するので、各漸径空隙32内の円
筒ローラ33は幅狭部である小径凹部30方向に食い込
み、第2クラッチ29は第2従動用ギヤー28と一体と
なって同方向に回転する。そして、前記両中径ギヤー2
7,28のギヤー比が1対1のためウインチドラム5は
高速回転して、引き降ろし用ワイヤーW2を巻き取るこ
とにより防護用ネット1は迅速に引き降ろされる。
【0021】なお、前記防護用ネット1の引き降ろしの
際には、前記引き揚げ用ギヤーグループ8の第1従動用
ギヤー11も引き降ろし用ギヤーグループ26の第2従
動用ギヤー28と同一方向に回転するが、前記第1従動
用ギヤー11内の第1クラッチ12の各漸径空隙13内
の円筒ローラ17がスプリング18の弾発力に抗して大
径凹部15方向に移動し、前記第1クラッチ12が第1
従動用ギヤー11に対して空転状態になるので、前記中
間軸20、すなわちウインチドラム5の回転には何らの
影響も及ぼさない。
【0022】又、前記防護用ネット1の張設と収納の切
換時の瞬間には、前記引き揚げ用ギヤーグループ8の第
1クラッチ12の各漸径空隙13内の円筒ローラ17
が、小径凹部14方向に強固に食い込んでいて引き揚げ
用ギヤーグループ8の第1従動用ギヤー11の回転にも
かかわらず大径凹部15方向に移動しない恐れがある。
しかしこの瞬間には、前記引き降ろし用ギヤーグループ
26の第2クラッチ29のキー溝36と中間軸20のキ
ー21との間に形成された空隙dにより、第2従動用ギ
ヤー28の右回転と共同回転する第2クラッチ29に固
定され、前記引き揚げ用ギヤーグループ8の第1クラッ
チ12の各漸径空隙13内に位置するピン37が円筒ロ
ーラ17を大径凹部15方向に強制的に叩き出すので、
第1従動用ギヤー11は確実に空転状態となる。また、
万一前記第1従動用ギヤー11が逆方向に移動しようと
してもピン37に邪魔されるので逆移動不可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るウインチは、上記の如く、
ウインチドラムを回転せしめる歯車伝達機構を引き揚げ
用ギヤーグループと引き降ろし用ギヤーグループとで構
成し、前記引き揚げ用ギヤーグループは駆動用モータ軸
に固定された第1駆動用ギヤーと、この第1駆動用ギヤ
ーに噛合するギヤー比の大きな第1従動用ギヤーと、こ
の第1従動用ギヤー内に引き揚げ時にはこの第1従動用
ギヤーと一体回転し引き降ろし時にはフリーとなる第1
クラッチを夫々備えるとゝもに、該第1クラッチの中心
孔に挿入した前記ウインチドラムに連結する中間軸に一
体形成のキーを前記第1クラッチのキー溝に嵌合した構
成にし、他方の引き降ろし用ギヤーグループは前記駆動
用モータ軸に固定された第2駆動用ギヤーと、この第2
駆動用ギヤーに噛合するギヤー比が同一の第2従動用ギ
ヤーと、この第2従動用ギヤー内に引き降ろし時にはこ
の第2従動用ギヤーと一体回転し引き揚げ時にはフリー
となる第2クラッチを夫々備えるとゝもに、該第2クラ
ッチの中心孔に挿入した前記中間軸のキーを第2クラッ
チのキー溝に嵌合した構成とし、更に前記引き降ろし用
ギヤーグループの前記第2クラッチのキー溝幅を前記中
間軸のキー幅より広く設定するとゝもに、この第2クラ
ッチには引き揚げ用ギヤーグループの前記第1クラッチ
をフリーにするピンを固定した構成であるから、クラッ
チ機構の切替えが不要となり、しかもモータの正逆回転
の切換えだけで荷揚げ及び荷降ろしが自動的に行えるた
め操作が簡単であるとゝもに、荷降ろし時には荷揚げ時
よりもワイヤースピードが早いので作業能率が向上す
る。また、引き降ろし用ギヤーグループのクラッチのキ
ー溝幅を中間軸のキー幅より広く設定するとゝもに、前
記クラッチには引き揚げ用ギヤーグループのクラッチを
フリーにするピンを固定した構成であるから、確実に切
換えが行われ、危険を皆無にすることができるといった
諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウインチを適用した防護用ネット
の正面図である。
【図2】同ウインチの斜視図である。
【図3】同ウインチの歯車伝動機構の断面図である。
【図4】同歯車伝動機構の分解斜視図である。
【図5】同歯車伝動機構の荷揚げ時の作用説明図であ
る。
【図6】同歯車伝動機構の荷降ろし時の作用説明図であ
る。
【符号の説明】
4 ウインチ 5 ウインチドラム 7 歯車伝達機構 8 引き揚げ用ギヤーグループ 9 駆動用モータ軸 10 第1駆動用ギヤー 11 第1従動用ギヤー 12 第1クラッチ 13 漸径空隙 14 小径凹部 15 大径凹部 16 円弧面 17 円筒ローラ 18 スプリング 19 中心孔 20 中間軸 21 キー 22 キー溝 23 ピニオン 24 止め輪 25 周溝 26 引き降ろし用ギヤーグループ 27 第2駆動用ギヤー 28 第2従動用ギヤー 29 第2クラッチ 30 小径凹部 31 大径凹部 32 漸径空隙 33 円筒ローラ 34 スプリング 35 中心孔 36 キー溝 37 ピン 38 リング状円板 39 離隔用リング状円板 W1 引き揚げ用ワイヤー W2 引き降ろし用ワイヤー D1 キー幅 D2 キー溝幅 D3 キー溝幅 d 空隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインチドラムを回転せしめる歯車伝達
    機構を引き揚げ用ギヤーグループと引き降ろし用ギヤー
    グループとで構成し、前記引き揚げ用ギヤーグループは
    駆動用モータ軸に固定された第1駆動用ギヤーと、この
    第1駆動用ギヤーに噛合するギヤー比の大きな第1従動
    用ギヤーと、この第1従動用ギヤー内に引き揚げ時には
    この第1従動用ギヤーと一体回転し引き降ろし時にはフ
    リーとなる第1クラッチを夫々備えるとゝもに、該第1
    クラッチの中心孔に挿入した前記ウインチドラムに連結
    する中間軸に一体形成のキーを前記第1クラッチのキー
    溝に嵌合した構成にし、他方の引き降ろし用ギヤーグル
    ープは前記駆動用モータ軸に固定された第2駆動用ギヤ
    ーと、この第2駆動用ギヤーに噛合するギヤー比が同一
    の第2従動用ギヤーと、この第2従動用ギヤー内に引き
    降ろし時にはこの第2従動用ギヤーと一体回転し引き揚
    げ時にはフリーとなる第2クラッチを夫々備えるとゝも
    に、該第2クラッチの中心孔に挿入した前記中間軸のキ
    ーを第2クラッチのキー溝に嵌合した構成とし、更に前
    記引き降ろし用ギヤーグループの前記第2クラッチのキ
    ー溝幅を前記中間軸のキー幅より広く設定するとゝも
    に、この第2クラッチには引き揚げ用ギヤーグループの
    前記第1クラッチをフリーにするピンを固定したことを
    特徴とするウインチ。
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