JPH0720805A - 回転看板 - Google Patents

回転看板

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Publication number
JPH0720805A
JPH0720805A JP18660093A JP18660093A JPH0720805A JP H0720805 A JPH0720805 A JP H0720805A JP 18660093 A JP18660093 A JP 18660093A JP 18660093 A JP18660093 A JP 18660093A JP H0720805 A JPH0720805 A JP H0720805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signboard
friction
wheel shaft
wind
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18660093A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hosokawa
光一 細川
Hironari Mori
宏成 森
Keiichi Numata
桂一 沼田
Masatsugu Ishibashi
正嗣 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJIKURA PLAST KK
NIPPON MAKUDONARUDO KK
Original Assignee
FUJIKURA PLAST KK
NIPPON MAKUDONARUDO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJIKURA PLAST KK, NIPPON MAKUDONARUDO KK filed Critical FUJIKURA PLAST KK
Priority to JP18660093A priority Critical patent/JPH0720805A/ja
Publication of JPH0720805A publication Critical patent/JPH0720805A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風によっても回転駆動機構が損傷しない回転
看板を提供する。 【構成】 支柱2の周りに回転自在に支持される看板フ
レーム1Aと、この看板フレーム1Aに対し回転可能
に、かつ支柱2にほぼ平行に設けられる摩擦輪軸6と、
この摩擦輪軸6に直接固着されるか、あるいはその回転
看板1の設置場所の風の方向を勘案して係合方向の選定
された一方向クラッチ8,9,10,11を介して取り
付けられ、支柱2に押圧接触するように設けられる摩擦
駆動輪7と、この摩擦輪軸6を回転駆動する駆動モータ
4とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は野外に高く掲げられる
回転看板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転看板の一例を図3を参照して
説明する。回転看板1は概して言えば適宜の形状、普通
は直方形の看板フレーム1Aの表、裏に合成樹脂の板を
張り、そこに表示すべき文字または図形などを描き、支
柱2の上部に回転可能に取り付けたものであり、必要に
応じて表示面を照射する投光設備、あるいは内部から表
示面を浮き上がらせる内部照明などが設けられているも
のである。
【0003】看板面を回転させる従来の回転看板の典型
的な機構は以下の通りである。支柱2に固着されている
回転支軸102の周囲に看板フレーム1Aを回転自在に
支持させ、この看板フレーム1Aにギヤボックス102
を設けてこの中に駆動モータ105を配設する。回転支
軸101には太陽歯車103を固着し、一方これに噛み
合う遊星歯車104はギヤボックス102内に固着され
る軸上に設けて駆動モータ105によって回転駆動する
ものである。この機構によれば、遊星歯車104が回転
すれば、これは太陽歯車103の周りに公転することに
なるから、したがってギヤボックス102、つまり看板
フレーム1Aが回転支軸101の周りに回転することに
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来装置の場合
は外部の風の影響が問題となる。すなわち風が看板面に
当たってこれを駆動モータによる回転方向と逆方向に回
転させるようなトルクを与えるようなときは、回転看板
の回転が時に停止するばかりか、風が強いときには看板
を逆回転させて駆動モータを焼損する事故を起こすおそ
れがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明はこの課題を解
決するためになされたものであって、この解決のために
この発明がとる手段は、支柱の周りに回転自在に支持さ
れる看板フレームと、前記看板フレームに対し回転可能
に、かつ前記支柱にほぼ平行に設けられる摩擦輪軸と、
前記摩擦輪軸に固着され、前記支柱に押圧接触状態に設
けられる摩擦駆動輪と、前記看板フレーム上に配設され
前記摩擦輪軸を回転駆動する駆動モータとを有する回転
看板である。
【0006】
【作用】摩擦駆動輪が支柱の外周に沿って走行すること
によって看板フレームを回転させる機構であるから、風
が強くて看板フレームをその本来の駆動モータによる回
転速度の逆方向、あるいは同方向でもこれを上回る回転
速度で回転させるときは摩擦駆動輪は支柱外周面との間
に滑りが生じて駆動モータを含む歯車機構に有害な抵抗
力を及ぼすことはない。
【0007】また一方向クラッチが摩擦駆動輪と摩擦輪
軸との間に介在するから、風の向きによる看板の一つの
方向の回転に際しては、看板フレームと回転駆動部との
係合が完全に断たれ、摩擦駆動輪は支柱と共に空転して
歯車機構に全く影響を与えない。
【0008】
【実施例】図1についてこの発明の一実施例を説明す
る。回転看板1の表示面を形成する看板フレーム1Aは
それに固着される支持軸3によって支柱2の上端部に回
転自在に支承される。看板フレーム1A上には支柱2と
ほぼ平行に摩擦輪軸6が回転可能に設けられ、この摩擦
輪軸6には摩擦駆動輪7が直接固着され、この摩擦駆動
輪7は支柱2の外周面に押圧接触するように配設され
る。摩擦駆動輪7はたとえば硬質ゴム、あるいは適宜の
合成樹脂によって成形され、支柱2の外周面も相応の大
きさの摩擦係数を持つように仕上げられる。
【0009】摩擦輪軸6にはまた従動歯車6Aを固着
し、看板フレーム1A上に設置した駆動モータ4から回
転駆動される駆動ピニオン5をこの従動歯車6Aに噛み
合わせる。上述の機構により駆動モータ4によって摩擦
駆動輪7を回転駆動するときはこの摩擦駆動輪7は支柱
2の外周を走行(転動)することになり、摩擦駆動輪7
と一体の看板フレーム1Aが支柱2の周りを走行する、
つまり回転看板1が回転することになるのである。
【0010】もし外部の風が看板フレーム1Aを駆動モ
ータ4による本来の回転方向と逆方向に回すような力を
かけるとき、あるいは本来の回転角速度以上の速さで回
そうとするときは、支柱2の外周面と摩擦駆動輪7との
間に滑りが生じて、歯車機構や駆動モータ4を損傷する
ことが防止される。
【0011】図2はこの発明の別の実施例を示すもので
あって、この実施例ではさきの実施例と異なり、摩擦駆
動輪7が摩擦輪軸6に直接固着されるのではなく、適宜
の一方向クラッチを介して固着される点が特徴的であ
る。一方向クラッチには種々の形式のものがあるが、図
示の例はその最も簡単なものであって、摩擦輪軸6に固
着される内輪6には、その外周の一部に周方向に浅くな
るような傾斜を持った切欠き部10が穿設され、この内
輪9の外周部にこれに回転可能に外輪8が嵌められ、前
述の切欠き部10にその最も深い凹部の深さよりは小径
の係止球11を入れた形式の一方向クラッチである。
【0012】図2から自明のように、摩擦輪軸6を駆動
モータ4によって矢印方向に回転駆動するときは、係止
球11が切欠き部10の狭い側に転動して内輪9と外輪
8との間が摩擦係合し、これによって摩擦駆動輪7を回
転させることができる。また逆に風が看板フレーム1A
を回転し、これが支柱2に摩擦係合する摩擦駆動輪7を
B矢印と反対方向に回転させるときは、その摩擦駆動輪
7の回転は内側に伝わらずに摩擦駆動輪7だけの空転と
なる。したがって回転看板の設置場所の気候条件など、
特に多く吹く風の方向を勘案して一方向クラッチの係止
向きを選定すればよい。
【0013】またもし風の方向が看板フレーム1AをB
矢印方向に回転させるものであるときは、この一方向ク
ラッチの係合を断つことはできないので、そのときは先
の実施例の場合と同様に摩擦駆動輪7と支柱2の外周面
との間の滑りに任せればよいのである。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、摩擦駆動輪が支柱の
外周に沿って走行することによって看板フレームを回転
させる機構であるから、風が強くて看板フレームをその
本来の駆動モータによる回転方向の逆方向、あるいは同
方向でもこれを上回る回転速度で回転させるときは摩擦
駆動輪は支柱外周面との間に滑りが生じて駆動モータを
含む歯車機構に有害な抵抗力を及ぼすことがない利点が
ある。
【0015】また別の実施例の場合は、一方向クラッチ
が摩擦駆動輪と摩擦輪軸との間に介在するから、風の向
きによる看板の一つの方向の回転に際しては、看板フレ
ームと回転駆動部との係合が完全に断たれ、摩擦駆動輪
は支柱と共に空転して歯車機構に全く影響を与えない利
点がある。したがって回転看板の設置場所の風の方向を
勘案して一方向クラッチの係合方向を選定すれば、支柱
と摩擦駆動輪との間の滑りによる磨耗を大幅に減殺して
この回転看板の保守に好影響をもたらすことができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す側断面図である。
【図2】この発明の別の実施例による摩擦駆動輪と摩擦
輪軸との間の係合状態を説明する横断面図である。
【図3】従来の回転看板の回転駆動機構の一例を示す側
断面図である。
【符号の説明】
1 回転看板 1A 看板フレーム 2 支柱 3 支持軸 4 駆動モータ 6 摩擦輪軸 7 摩擦駆動輪 8,9,10,11 一方向クラッチ
フロントページの続き (72)発明者 森 宏成 東京都板橋区蓮根3丁目20番5号 藤倉プ ラスチック株式会社内 (72)発明者 沼田 桂一 東京都板橋区蓮根3丁目20番5号 藤倉プ ラスチック株式会社内 (72)発明者 石橋 正嗣 東京都板橋区蓮根3丁目20番5号 藤倉プ ラスチック株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱(2)の周りに回転自在に支持され
    る看板フレーム(1A)と、前記看板フレーム(1A)
    に対し回転可能に、かつ前記支柱(2)にほぼ平行に設
    けられる摩擦輪軸(6)と、前記摩擦輪軸(6)に固着
    され、前記支柱(2)に押圧接触状態に設けられる摩擦
    駆動輪(7)と、前記看板フレーム(1)上に配設され
    前記摩擦輪軸(6)を回転駆動する駆動モータ(4)と
    を有する回転看板。
JP18660093A 1993-06-30 1993-06-30 回転看板 Pending JPH0720805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18660093A JPH0720805A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 回転看板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18660093A JPH0720805A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 回転看板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0720805A true JPH0720805A (ja) 1995-01-24

Family

ID=16191403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18660093A Pending JPH0720805A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 回転看板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0720805A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7484324B2 (en) 2005-08-08 2009-02-03 Gye-Soo Lee Rotary sign board
KR101312554B1 (ko) * 2012-02-10 2013-09-30 김성관 천장의 광고물 회전장치

Cited By (2)

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