JPH0727698Y2 - 押ボタン反転回路 - Google Patents

押ボタン反転回路

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JPH0727698Y2
JPH0727698Y2 JP2291290U JP2291290U JPH0727698Y2 JP H0727698 Y2 JPH0727698 Y2 JP H0727698Y2 JP 2291290 U JP2291290 U JP 2291290U JP 2291290 U JP2291290 U JP 2291290U JP H0727698 Y2 JPH0727698 Y2 JP H0727698Y2
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JP
Japan
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resistor
terminal
flip
flop
level
Prior art date
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JP2291290U
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JPH03113533U (ja
Inventor
博美 小泉
隆實 森田
秀文 小田原
喜一 大前
雅治 青木
哲男 古本
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Tempearl Industrial Co Ltd
Original Assignee
Tempearl Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本件は押ボタンを押す、又は放す際に発生する接点のバ
タツキ(チャタリング)による繰り返し信号を1つの信
号として捉えるようにし、反転回路を安定して動作させ
る技術に関する。
〔従来の技術〕
従来の押ボタン反転回路は、第3図に示す回路構成のも
のが用いられていた。
すなわち、押ボタン反転回路は20に直流の電圧、21に
直流のGNDが押ボタン1は直流の電圧線20とRSフリッ
プフロップ6のデータ入力端子(以下CL端子という)間
に、押ボタン1の接点間22,23には押ボタン1の開閉に
伴い接点のバタツキにより発生するチャタリング電圧を
吸収する抵抗2とコンデンサ3で構成された吸収回路
が、該フリップフロップ6のCL端子と直流のGND線21間
にはCL端子を確実にLレベルにする為の抵抗4と、押ボ
タン1がONした時に急俊な立上がりとさせない為のコン
デンサ5が、該フリップフロップ6の出力端子は該フ
リップフロップのD端子に、該フリップフロップ6のS
(セット)端子はGND線21に、R(リセット)端子は抵
抗7を介して、GND線21に又直流の電圧線20とGND線21
間には、直流の電圧線20で急俊な電源変動で該フリッ
プフロップが誤動作しないようコンデンサ13が各々接続
され、更に押ボタン1はモーメンタル式のもので構成さ
れており、その動作は第4図(a)に示した通り押ボタ
ン1が押される前は、CL端子は抵抗4でLレベルに保た
れ、一方の出力端子QはLレベルに、他方の出力端子
とD端子はHレベルに保たれ安定した状態にある。この
状態から押ボタン1を1回押し放すと、第4図(a)部
の(イ)に示したような信号がCL端子に加わり、その立
上がり部aで出力端子Q及びのレベルがH及びLレベ
ルに反転して安定した状態となる。再度押ボタン1を押
し放すと信号の立上がり部bで出力端子Q及びのレベ
ルがL及びHレベルに反転して元の状態に復帰し、安定
した状態となる。
〔従来技術の問題点〕
ところが押ボタン1の種別を変更又は、メーカを変更す
ると押ボタンの接点の接触状況が変わり、押ボタン1を
押した瞬間及び放した瞬間に発生するチャタリング波形
が抵抗2とコンデンサ3で構成した吸収回路及びコンデ
ンサ5で吸収されず、第4図(b)に示した通り入力信
号CLがc及びdでバタツキそれに応じて出力Q及びが
L→H→L及びH→L→Hと反転して安定して反転動作
しなくなる問題点があり、押ボタン1を特定する必要が
あった。
〔考案の実施例の説明〕
第1図に本考案の実施例を示し、第2図に本考案の動作
状態図を示す。
該フリップフロップ6の出力端子Qに第1の抵抗R1の一
端を接続し、該抵抗R1の他端をトランジスタ10のエミッ
タに、該フリップフロップ6のCL端子に第2の抵抗R2の
一端を接続し、ダイオード9を介してトランジスタ10の
コレクタに、第2の抵抗R2と、ダイオード9の接続点を
トランジスタ10のベースに、トランジスタ10のコレクタ
を該フリップフロップ6のD端子に、該フリップフロッ
プ6のD端子と、GND線21間にコンデンサCを、該フリ
ップフロップ6のD端子に第3の抵抗R3の一端を、第3
の抵抗R3の他端を該フリップフロップ6の端子に各々
接続し、第1の抵抗R1、第2の抵抗R2と第3の抵抗R3の
関係は、 R1<<R2<<R3 となるように選定されている。
このように接続されている押ボタン反転回路(第1図)
の動作を第2図の動作状態図を用いて説明する。尚、V
thは該フリップフロップ6のスレッショルド電圧であり
b,h,mは押ボタン1を押した時に発生するチャタリング
電圧を示し、n,o,pは押ボタン1を放した時に発生する
チャタリング電圧を示している。
さて、第2図において押ボタン1を押す以前(時間t1以
前)においては、該フリップフロップ6はCL端子が抵抗
4でGND線21に接続されている為、出力QはLレベル
に、出力はHレベルとなっている。又該フリップフロ
ップ6のD端子はトランジスタ10のベースBが抵抗R2及
び抵抗4によりGND線21に接地されており、トランジス
タ10が不動作状態にあるため該フリップフロップ6の出
力より抵抗R3を介してコンデンサCに充電され、Hレ
ベルとなって、安定した信号待機状態となっている。
ところで時間t1の時点で押ボタン1が押されると、押ボ
タン1の接点22,23のチャタリングにより発生した波形
bの立上がり部aで該フリップフロップ6が作動し、出
力Q,を各々L→H,H→Lに反転させる。尚トランジス
タ10は、この立上がり部aでは充分に作動することがで
きず、該フリップフロップ6の出力Qがこの立上がり部
aでL→Hに反転して、抵抗R1を介してトランジスタ10
のエミッタEをHレベルに底上げし、該トランジスタ10
は不動作状態になる。
該フリップフロップ6の出力Q,が反転したことにより
該フリップフロップ6のD端子のレベルはHレベルから
抵抗R2及びR3で分圧された電圧Vaは、 (注:VHはHレベルの電圧を示す。) まで降下する。このとき抵抗R2と抵抗R3の関係はR2<<
R3の関係となっているのでVa≒VHとなり新たな信号を受
けつけない。
次にチャタリング電圧の谷部Cにおいては、 の条件で放電を開始するがこの谷部dの時間t ch1が数m
s以下であるため充分な放電に至らずVa′で放電が停止
する。この電圧Va′が該フリップフロップ6のスレッシ
ョルド電圧V thを上回っておれば新たに入ってくる信号
を受けつけない。又押ボタン1の接点22,23が完全に接
触した時点dにおいては、抵抗R2及びR3で分圧された電
圧Vaとなり、やはり新たな信号を受けつけなくなる。
次に押ボタン1を放した時点(t2−t3)fにおいては、
(1)に示した式に従って、放電しD端子は該フリップ
フロップ6のスレッショルド電圧V th以下となりH→L
レベルに反転する。
D端子がLレベルになると、新たに入ってくる信号を受
けつける体制となる。
次に時間t3において、再び押ボタン1を押すと、チャタ
リング電圧波形のhの立上がり部gで該フリップフロッ
プ6の出力Q,が各々H→L,L→Hに反転すると同時
に、トランジスタ10のエミッタEがH→Lとなる。これ
によりチャタリング電圧波形h部において、抵抗R2,ト
ランジスタ10のベースBからエミッタE,抵抗R1を介して
電流が流れて該トランジスタ10のコレクタCとエミッタ
Eが導通し、該フリップフロップ6のD端子は、 に相当する電圧がコンデンサCに充電される。この時抵
抗R1砥粒抵抗R2の関係はR1<<R2となっているので Vb
≒oV(Lレベル相当)となり新たな信号を受けつけな
い。次にチャタリング電圧波形の谷部iでは該フリップ
フロップ6のCL端子に電圧が印加されないから該トラン
ジスタ10は動作せず、 の条件で該フリップフロップ6の出力端子から抵抗R3
を介してコンデンサCに充電を開始するがこの谷部iに
おける時間t ch2が、前記した谷部dの時間t ch1と同様
に数ms以下であるので充分な充電に至らずVb′で充電が
停止する。この電圧Vb′が該フリップフロップ6のスレ
ッショルド電圧V thを下回っておれば新たに入ってくる
信号を受けつけない。又押ボタン1の接点22,23が完全
に接触した時点hにおいては、抵抗R2,該トランジスタ1
0のベースBからエミッタE,抵抗R1を介して電流が流れ
て該トランジスタ10のコレクタCとエミッタEが再び導
通し、該フリップフロップ6のD端子に接続されている
コンデンサCの電圧Vb′は(3)式で示された電圧Vbに
降下する。
次に押ボタン1を放した時点(t4〜t5)lにおいては、
該フリップフロップ6のCL端子に電圧が印加されないか
ら該トランジスタ10は動作せず(4)式で示した条件で
D端子に接続されているコンデンサCが充電されて該フ
リップフロップ6のスレッショルド電圧V thを超えてD
端子はL→Hレベルに反転して元の状態に復帰する。
尚、ダイオード9は該フリップフロップ6の出力がH
レベルで入力信号が無くなった時、抵抗R3と抵抗R2及び
抵抗4で分圧された電圧レベルと成らないようにする為
の防止用として挿入されている。
〔作用及び効果〕
以上により本件考案を用いれば、押ボタン1がチャタリ
ング電圧を発生しやすいものであっても誤動作すること
がなく、安定した性能を確保でき、汎用性を拡大するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図……本件考案の押ボタン反転回路の1実施例によ
る回路構成図、 第2図……第1図の本件考案に関係する動作状態図、 第3図……従来の押ボタン反転回路の回路構成図、 第4図……従来の押ボタン反転回路の動作状態図。 1……押ボタン、6……R−Sフリップフロップ、9…
…ダイオード、10……トランジスタ、R1……抵抗、R2…
…抵抗、R3……抵抗、C……コンデンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 青木 雅治 広島県広島市南区大州3丁目1番42号 テ ンパール工業株式会社内 (72)考案者 古本 哲男 広島県広島市南区大州3丁目1番42号 テ ンパール工業株式会社内 審査官 中村 和男 (56)参考文献 特開 昭58−136234(JP,A) 実開 昭56−85435(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック入力端子(CL)に加えられた電圧
    がLレベルの時にデータ入力端子(b)に加えられてい
    るL又はHレベルの電圧を読み込みクロック入力端子
    (CL)に加えられた電圧がHレベルになった時に出力端
    子に出力し、反転出力端子(Q,)には出力端子がHの
    時にはLを、Lの時にはHが出力されるようなRSフリッ
    プフロップのデータ入力端子(D)と、反転出力端子
    ()の間を第3の抵抗(R3)で接続しデータ入力端子
    (D)とアースの間にコンデンサ(C)を接続しクロッ
    ク入力端子(CL)とデータ入力端子(D)の間は第2の
    抵抗(R2)とダイオード(9)で接続し、データ入力端
    子(D)と、出力端子(Q)の間はクロック入力端子
    (CL)がHレベルに時のON動作するトランジスタ(10)
    のコレクタ(C)とエミッタ(E)及び第1の抵抗(R
    1)で接続してなることを特徴とする押ボタン反転回
    路。
  2. 【請求項2】前記第1の抵抗(R1)と第2の抵抗(R2)
    と第3の抵抗(R3)の抵抗値は第1の抵抗<<第2の抵
    抗<<第3の抵抗であることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の押ボタン反転回路。
JP2291290U 1990-03-06 1990-03-06 押ボタン反転回路 Expired - Lifetime JPH0727698Y2 (ja)

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JPH03113533U JPH03113533U (ja) 1991-11-20
JPH0727698Y2 true JPH0727698Y2 (ja) 1995-06-21

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