JP2690521B2 - 減電圧検出回路 - Google Patents

減電圧検出回路

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JP2690521B2
JP2690521B2 JP23922888A JP23922888A JP2690521B2 JP 2690521 B2 JP2690521 B2 JP 2690521B2 JP 23922888 A JP23922888 A JP 23922888A JP 23922888 A JP23922888 A JP 23922888A JP 2690521 B2 JP2690521 B2 JP 2690521B2
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勇 森脇
重和 三宅
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は減電圧検出回路、特に、電源電圧の低下を検
出する減電圧検出回路に関する。
〔従来の技術〕
従来の減電圧検出回路について図面を参照して詳細に
説明する。
第３図は従来の減電圧検出回路の一例を示す回路図で
ある。
第３図に示す減電圧検出回路は、 （Ａ）基準電圧信号VREFが非反転入力端に供給される第
１の増幅器101、 （Ｂ）増幅器101の出力端にベースが接続され、電源端
子１にコレクタが接続され、第１のレジスタR1の一端に
エミッタが接続されたトランジスタQ101、 （Ｃ）増幅器101の反転入力端とレジスタR1の他端に一
端が接続され、接地母線に他端が接続された第２のレジ
スタR2、 （Ｄ）電源端子１に一端が接続された第３のレジスタR1
3、 （Ｅ）レジスタR13の他端に一端が接続され、前記接地
母線に他端が接続された第４のレジスタR14、 （Ｆ）トランジスタQ101のエミッタに非反転入力端が接
続され、レジスタR13の他端に反転入力端が接続され、
出力端から出力信号が取り出される第２の増幅器102、 とを含んで構成される。
第４図は第３図に示す減電圧検出回路の動作を示すグ
ラフである。
電源電圧VCCが減少してゆくと、これに比例して減少
してゆく電圧VDと、基準電圧信号VREFにもとづいて作ら
れた電圧VAとの関係から、 VD＝VA 条件が２度あることがわかる。
したがって、コンパレータとして動作する増幅器102
の出力である減電圧検出信号VOUTは２回Ｈレベルにな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の減電圧検出回路は、コンパレータの出
力が２度反転し減電圧検出を２度行ってしまうという欠
点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の減電圧検出回路は、 （Ａ）基準電圧信号が非反転入力端に供給される第１の
増幅器、 （Ｂ）前記第１の増幅器の出力端にベースが接続され、
電源母線にコレクタが接続され、第１のレジスタの一端
にエミッタが接続されたトランジスタ、 （Ｃ）前記第１の増幅器の反転入力端と前記第１のレジ
スタの他端に一端が接続され、接地母線に他端が接続さ
れた第２のレジスタ、 （Ｄ）前記電源母線に一端が接続された定電圧素子、 （Ｅ）前記定電圧素子の他端に一端が接続された第３の
レジスタ、 （Ｆ）前記第３のレジスタの他端に一端が接続され、前
記接地母線に他端が接続された第４のレジスタ、 （Ｇ）前記トランジスタのエミッタに非反転入力端が接
続され、前記第３のレジスタの他端に反転入力端が接続
され、出力端から出力信号が取り出される第２の増幅
器、 とを含んで構成される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第１図は本発明の一実施例を示す回路図である。
第１図に示す減電圧検出回路は、 （Ａ）基準電圧信号VREFが非反転入力端に供給される第
１の増幅器101、 （Ｂ）増幅器101の出力端にベースが接続され、電源端
子１にコレクタが接続され、第１のレジスタR1の一端に
エミッタが接続されたトランジスタQ101、 （Ｃ）増幅器101の反転入力端とレジスタR1の他端に一
端が接続され、接地母線に他端が接続された第２のレジ
スタR2、 （Ｄ）電源端子１にアノードが接続され、カソードがダ
イオードD2のアノードに接続されたダイオードD1、 （Ｅ）ダイオードD2のカソードに一端が接続された第３
のレジスタR3、 （Ｆ）レジスタR3の他端に一端が接続され、前記接地母
線に他端が接続された第４のレジスタR4、 （Ｇ）トランジスタQ101のエミッタに非反転入力端が接
続され、レジスタR3の他端に反転入力端が接続され、出
力端から出力信号VOUTが取り出される第２の増幅器10
2、 とを含んで構成される。
第２図は第１図に示す減電圧検出回路の動作を示すグ
ラフである。
ダイオードD1,D2の順方向電圧をVD1,VD2とすると、 VREF＜VD1＋VD2 を満足する場合、 VA＝VB の関係は１度だけ成立する。
ダイオードの個数は任意に設定でき、これをツェナー
ダイオード等で置換してもよい。
〔発明の効果〕
本発明の減電圧検出回路は、定電圧素子を追加するこ
とにより、誤動作を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図は第１
図に示す減電圧検出回路の動作を示すグラフ、第３図は
従来の一例を示す回路図、第４図は第３図に示す減電圧
検出回路の動作を示すグラフである。 １……電源端子、２……出力端子、101,102……増幅
器、 D1,D2……ダイオード、Q101……トランジスタ、R1〜R4
……レジスタ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−143471（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−69959（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−290320（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−225360（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−191630（ＪＰ，Ｕ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】（Ａ）基準電圧信号が非反転入力端に供給
    される第１の増幅器、 （Ｂ）前記第１の増幅器の出力端にベースが接続され、
    電源母線にコレクタが接続され、第１のレジスタの一端
    にエミッタが接続されたトランジスタ、 （Ｃ）前記第１の増幅器の反転入力端と前記第１のレジ
    スタの他端に一端が接続され、接地母線に他端が接続さ
    れた第２のレジスタ、 （Ｄ）前記電源母線に一端が接続された定電圧素子、 （Ｅ）前記定電圧素子の他端に一端が接続された第３の
    レジスタ、 （Ｆ）前記第３のレジスタの他端に一端が接続され、前
    記接地母線に他端が接続された第４のレジスタ、 （Ｇ）前記トランジスタのエミッタに非反転入力端が接
    続され、前記第３のレジスタの他端に反転入力端が接続
    され、出力端から出力信号が取り出される第２の増幅
    器、 とを含むことを特徴とする減電圧検出回路。
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