JPS6118462Y2 - - Google Patents

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JPS6118462Y2
JPS6118462Y2 JP8595181U JP8595181U JPS6118462Y2 JP S6118462 Y2 JPS6118462 Y2 JP S6118462Y2 JP 8595181 U JP8595181 U JP 8595181U JP 8595181 U JP8595181 U JP 8595181U JP S6118462 Y2 JPS6118462 Y2 JP S6118462Y2
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JP
Japan
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diode
transistor
input
voltage
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JP8595181U
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JPS57198072U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はレベルメータ信号を用いてマルチパ
スの発生を検出するマルチパス検出回路に関し、
特に弱および中電界時における外部雑音による誤
動作を防止したマルチパス検出回路に関するもの
である。
マルチパスノイズを検出する方法として、レベ
ルメータ駆動用の信号を利用して検出するものが
ある。第1図は、従来一般に用いられるレベルメ
ータ信号を利用したマルチノイズ検出回路の一例
を示す回路図であつて、入力端INに入力される
レベルメータ信号は、PNP型トランジスタQ1に
よつて構成されたエミツタフオロワ回路に供給さ
れる。そして、このトランジスタQ1の負荷抵抗
R1とエミツタとの接続点電位は比較器Q2の反
転入力端に供給されている。また、この比較器Q
2の非反転入力信号は、抵抗R2,R3によつて
分圧された後に比較器Q2の非反転入力端に供給
されている。なお、Cは抵抗R2,R3の分圧出
力を平滑するコンデンサである。
このように構成された回路において、入力端
INに第2図aに示すレベルメータ信号が供給さ
れると、比較器Q2の反転入力信号は第2図bに
波形xで示すように入力レベルメータ信号とほぼ
同じ信号となる。これに対し、比較器Q2の非反
転入力信号は、抵抗R2,R3によつて分圧され
た信号がコンデンサCによつて平滑されることに
より第2図bに波形yで示す信号となる。この結
果、非反転入力信号yが反転入力信号xを越える
期間において第2図cに示すマルチパス検出信号
が比較器Q2から出力端OUTに送出されること
になる。
しかしながら、上記構成においては、比較器Q
2の非反転および反転入力端の入力電圧差は第3
図に示すように、入力信号のレベルが小さくなる
にしたがつてその差も小さなものとなつてしま
う。この結果、弱および中電界時の入力信号レベ
ルが小さくなる条件下においては、イグニツシヨ
ンノイズ等の外来雑音によつて誤動作が生じてし
まう欠点を有している。
従つて、この考案による目的は、弱および中電
界時においても外来雑音によつて誤動作が生じな
いマルチパス検出回路を提供することである。
このような目的を達成するためにこの考案は、
ダイオードの順方向電圧をバイアスとして作用さ
せることにより、比較器の入力差を常に大きく設
定するものである。以下、図面を用いてこの考案
によるマルチパス検出回路を詳細に説明する。
第4図はこの考案によるマルチパス検出回路の
一実施例を示す回路図であつて、第1図と同一部
分は同記号を用いて示してある。同図においてD
は抵抗R2とトランジスタQ1との間に順方向に
接続されたダイオードであつて、このダイオード
のアノード電位が比較器Q2の反転入力端に供給
されている。
このように構成された回路においては、ダイオ
ードDの順方向電圧分が常に比較器Q2の入力端
差として加えられることになり、入力電圧と電圧
差との関係は第5図に示すようになる。つやり、
第3図において示した電圧差がダイオードDの順
方向電圧VFによつてバイアスされた状態の電圧
差となる。従つて、入力信号が零の場合において
も比較器Q2の入力電圧差はダイオードDの順方
向電圧部となり、これに伴なつて弱または中電界
時における外来雑音による誤動作が防止される。
なお、OVから比較器として動作するものがあ
れば第6図に示すように、分圧抵抗R2,R3と
直列にダイオードDを接続しても良い。この場合
には第7図に示すように、入力電圧が0.6V以下
の範囲zにおいてはダイオードDがオフとなる。
また、NPNトランジスタQ1によつて構成する
場合には第8図に示すようになり、その場合にお
ける入力電圧と比較器Q2の入力電圧差は第9図
に示すようになる。なお、第9図においてはV1
はトランジスタQ1のVBE,V2はダイオードD
によるシフト電圧である。
以上説明したように、この考案によるマルチパ
ス検出回路は、比較器の入力電圧差をダイオード
の順方向電圧によつてレベルシフトさせたもので
あるために、弱および中電界時においても比較器
に十分な入力差を持たせることが出来、これによ
つて外来雑音による誤動作を確実に防止すること
が出来る優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマルチパス検出回路の一例を示
す回路図、第2図a〜cは第1図の各部動作波形
図、第3図は入力電圧と電圧差の関係を示す特性
図、第4図はこの考案によるマルチパス検出回路
の一実施例を示す回路図、第5図は第4図の入力
電圧と比較器の入力電圧差の関係を示す特性図、
第6図、第8図は他の実施例を示す回路図、第7
図、第9図はそれぞれ第6図、第8図の特性図で
ある。 Q1……トランジスタ、Q2……比較器、R1
〜R3……抵抗、C……コンデンサ、D……ダイ
オード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レベルメータ信号をベース入力とするエミツタ
    フオロワ構成によるトランジスタと、前記トラン
    ジスタに接続された負荷抵抗と、前記負荷抵抗と
    トランジスタとの間に順方向接続されたダイオー
    ドと、ダイオードのアノード電位を反転入力とす
    る比較器と、ダイオードのカソード電位を分圧し
    かつ平滑して比較器の非反転入力端に供給する抵
    抗とコンデンサを備えたマルチパス検出回路。
JP8595181U 1981-06-10 1981-06-10 Expired JPS6118462Y2 (ja)

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JP8595181U JPS6118462Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

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JP8595181U JPS6118462Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

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JPS57198072U JPS57198072U (ja) 1982-12-16
JPS6118462Y2 true JPS6118462Y2 (ja) 1986-06-04

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