JPH07274853A - 果菜類ジャムの製造方法 - Google Patents
果菜類ジャムの製造方法Info
- Publication number
- JPH07274853A JPH07274853A JP6113294A JP11329494A JPH07274853A JP H07274853 A JPH07274853 A JP H07274853A JP 6113294 A JP6113294 A JP 6113294A JP 11329494 A JP11329494 A JP 11329494A JP H07274853 A JPH07274853 A JP H07274853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- preparation
- fruit vegetable
- fruit
- stabilizer
- bread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ソフトで伸びがあってパンに塗り易く、且つ
健康的にも優れる果菜類ジャムの製造を目的とする。 【構成】 果菜類と砂糖を１００部：５０部とした際、
増粘多糖類としての安定剤１部にこにゃく粉を１部の割
合で混ぜ合わせたものを加えて製造することを特徴とす
る。
健康的にも優れる果菜類ジャムの製造を目的とする。 【構成】 果菜類と砂糖を１００部：５０部とした際、
増粘多糖類としての安定剤１部にこにゃく粉を１部の割
合で混ぜ合わせたものを加えて製造することを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は食卓用ジャムの製造方法
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】苺やオレンジ等の食卓用ジャムの製造
は、一般的に苺やオレンジ等の果菜類に砂糖や増粘多糖
類とされている安定剤を適当割合に混合して製造するこ
とが行われる。
は、一般的に苺やオレンジ等の果菜類に砂糖や増粘多糖
類とされている安定剤を適当割合に混合して製造するこ
とが行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】バターでは品質を損な
わしめないで柔らかく伸びがあり、且つパンに塗り易い
よう種々に工夫されたものが市販に供されているが、ジ
ャムでは果菜類の混入比率を下げる以外には伸びがあっ
てパンに塗り易い製品となすことが困難であり、果菜類
の混入比率を下げる事は果菜類本来の味や質を損なわし
める問題となる。
わしめないで柔らかく伸びがあり、且つパンに塗り易い
よう種々に工夫されたものが市販に供されているが、ジ
ャムでは果菜類の混入比率を下げる以外には伸びがあっ
てパンに塗り易い製品となすことが困難であり、果菜類
の混入比率を下げる事は果菜類本来の味や質を損なわし
める問題となる。
【０００４】本発明は果菜類本来の味や質を損なわしめ
ないで、即ち伸びがあってパン等へ非常に塗り易いジャ
ムの製造方法を提供するにある。
ないで、即ち伸びがあってパン等へ非常に塗り易いジャ
ムの製造方法を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は果菜類と砂糖を
１００部：５０部とした際、増粘多糖類としての安定剤
１部にこにゃく粉の１部を混ぜ合わせたものを加えて製
造することを特徴とする。
１００部：５０部とした際、増粘多糖類としての安定剤
１部にこにゃく粉の１部を混ぜ合わせたものを加えて製
造することを特徴とする。
【０００６】
【作用】安定剤としてこんにゃく粉をその半分程度混入
することにより、味や品質を損なしめないでパンに対し
非常に塗り易いものとなった。
することにより、味や品質を損なしめないでパンに対し
非常に塗り易いものとなった。
【０００７】
【実施例】苺１０００ｇを除帯して水洗いする。釜を加
熱し乍ら砂糖（麦芽糖、還元水飴等）５００ｇを入れ、
その適当温度下で水洗いした苺を釜中へ投入し攪拌し乍
ら釜の加熱温度を上昇させる。この際、予め別に増粘多
糖類の安定剤１０ｇに対しこにゃく粉の１０ｇをボウル
内で混ぜ合わせて置き、これを上記釜内へ少しずつ入れ
乍ら全体を杓子で混ぜ合わせる。
熱し乍ら砂糖（麦芽糖、還元水飴等）５００ｇを入れ、
その適当温度下で水洗いした苺を釜中へ投入し攪拌し乍
ら釜の加熱温度を上昇させる。この際、予め別に増粘多
糖類の安定剤１０ｇに対しこにゃく粉の１０ｇをボウル
内で混ぜ合わせて置き、これを上記釜内へ少しずつ入れ
乍ら全体を杓子で混ぜ合わせる。
【０００８】しかして、凡そ９０°の温度条件で凡そ５
〜１０分間保持し、糖度が５０°となるのを見計らって
荒熱を取ってクエン酸１ｇを投入する。後は従来通り壜
詰めして殺菌処理後シール貼りを行い製品とする。
〜１０分間保持し、糖度が５０°となるのを見計らって
荒熱を取ってクエン酸１ｇを投入する。後は従来通り壜
詰めして殺菌処理後シール貼りを行い製品とする。
【０００９】上記実施例では苺について説明したが、ネ
ーブル、柚子、イチジク、梅や人参等の果菜類について
も同様に実施することが出来る。この際、増粘多糖類の
安定剤でその半分程度をこにゃく粉を使用することは同
様であり、これにより上記製品で同様に伸びがあってパ
ンに塗り易い製品となすことが出来る。果菜類と砂糖及
び安定剤との比率で言えば、１００部：５０部：２部と
なされる。
ーブル、柚子、イチジク、梅や人参等の果菜類について
も同様に実施することが出来る。この際、増粘多糖類の
安定剤でその半分程度をこにゃく粉を使用することは同
様であり、これにより上記製品で同様に伸びがあってパ
ンに塗り易い製品となすことが出来る。果菜類と砂糖及
び安定剤との比率で言えば、１００部：５０部：２部と
なされる。
【００１０】本発明で安定剤としてのこんにゃく粉はそ
の他成分との割合で凡そ半分程度となされるが、これを
更にソフトで伸びの良い製品となさしめるべく半分以上
とすることも考えられるものの、本発明者の数多くの実
験によれば、多くすればする程こんにゃくの匂いが感じ
られるものとなるのであり、又これが少ないと伸びが損
なわれてパンに対する付着性が損なわしめるものとなる
ことから、凡そ半分程度を標準に定めるのである。
の他成分との割合で凡そ半分程度となされるが、これを
更にソフトで伸びの良い製品となさしめるべく半分以上
とすることも考えられるものの、本発明者の数多くの実
験によれば、多くすればする程こんにゃくの匂いが感じ
られるものとなるのであり、又これが少ないと伸びが損
なわれてパンに対する付着性が損なわしめるものとなる
ことから、凡そ半分程度を標準に定めるのである。
【００１１】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成せしめるもので
あって、ジャム全体がソフトで伸びのあるものとなって
非常にパンに塗り易い製品となる。又、こんにゃく粉は
低カロリーであると共に、消化を良くする上で著効を奏
する。
あって、ジャム全体がソフトで伸びのあるものとなって
非常にパンに塗り易い製品となる。又、こんにゃく粉は
低カロリーであると共に、消化を良くする上で著効を奏
する。
Claims (1)
- 【請求項１】 果菜類と砂糖を１００部：５０部とした
際、増粘多糖類としての安定剤１部にこにゃく粉を１部
の割合で混ぜ合わせたものを加えて製造することを特徴
とする果菜類ジャムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6113294A JPH07274853A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 果菜類ジャムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6113294A JPH07274853A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 果菜類ジャムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07274853A true JPH07274853A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=14608555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6113294A Pending JPH07274853A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 果菜類ジャムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07274853A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102940176A (zh) * | 2012-11-21 | 2013-02-27 | 哈尔滨艾博雅食品科技开发有限公司 | 甜橙果酱粉 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0365149A (ja) * | 1989-08-01 | 1991-03-20 | Ajinomoto Co Inc | 低カロリージャム |
-
1994
- 1994-04-14 JP JP6113294A patent/JPH07274853A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0365149A (ja) * | 1989-08-01 | 1991-03-20 | Ajinomoto Co Inc | 低カロリージャム |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102940176A (zh) * | 2012-11-21 | 2013-02-27 | 哈尔滨艾博雅食品科技开发有限公司 | 甜橙果酱粉 |
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