JPH0365149A - 低カロリージャム - Google Patents

低カロリージャム

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JPH0365149A
JPH0365149A JP1199849A JP19984989A JPH0365149A JP H0365149 A JPH0365149 A JP H0365149A JP 1199849 A JP1199849 A JP 1199849A JP 19984989 A JP19984989 A JP 19984989A JP H0365149 A JPH0365149 A JP H0365149A
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jam
low
agar
calorie
konjac mannan
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JP1199849A
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Hiromi Tanuma
田沼 ひろみ
Hiroyuki Shingu
新宮 浩之
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Ajinomoto Co Inc
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Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、コンニャクマンナンおよび寒天を含む低カロ
リージャムに関するものである。
〈従来の技術〉 ジャムは、主として果実を原料とし、果実に含まれる、
または後から添加するペクチンと酸及び糖質によってゲ
ルを形成させたもので、適度な粘性、付架性、ボディー
感、及び延展性を有する食品である。
その時、果実に含有されるペクチンまたは添加したペク
チンをゲル化せしめるには多量の糖が必要であり、子の
含有率は仕上がり時にはジャム全体の60〜70%を占
める。そのため、ジャムは高カロl)−な食品となって
しまう。
さて、コンニャクマンナンはサトイモ科の植物であるコ
ンニャクの塊茎より得られる難消化性の多17ii類で
あり、便秘の予防、血中コレステロールの低下といった
種々の食物繊維としての生理機能を有するとされている
。また、コンニャクマンナンの水溶液は著しい増粘作用
を示すことが知られている。
そこで、これらのコンニャクマンナンの性質を利用した
ジャムの低カロリー化が現在までに検討されている。す
なわち、特開昭57−122758で、ジャム、マーマ
レードの一部をノンカロリーのコンニャクマンナンゲル
またはゾルで置き換えて、ジャムの低カロリー化を図っ
ている。
また、ジャムを低カロリー化するためには砂糖の配合比
を低減させることが必須と考えられるが、それによる甘
味の不足を高甘味度甘味料(アスパルテーム、ステビア
等)で補った場合、ボディー感や固形物感が失われる。
そこでコンニャクマンナンゾルによってこれを付与する
時、添加量が多くなるとネトっき等により食感が低下す
る。そのために、コンニャクマンナンゾルを添加したと
きの食感改善が望まれるようになってきた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、コンニャクゲルを混合した場合には特有
の弾力が感じられ、ジャムとしては非常に違和感のある
ものとなる。また、コンニャクマンナンゾルを単独で添
加した場合には少量では何型性が不十分でジャムとして
の物性を満足させるものは得られず、水っぽい製品とな
ってしまう。
さらに添加量を上げると何型性は改善されるが特有の粘
弾性が口に残り、食感的に非常に好ましくないジャムし
か得られない。
そこで、本発明ではコンニャクマンナンを利用して低カ
ロリー化を図ったジャムの製造法において、通常品と変
わらない味、風味2食感、物性を有するジャムを得るこ
とを課題とした。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは以上のような課題を解決すべく研究を行っ
た結果、コンニャクマンナンを添加して低カロリージャ
ムを製造するに際し、寒天を併用することによってその
食感および何型性が著しく改善されることを見いだし、
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明に係る低
カロリージャムはコンニャクマンナンおよび寒天を含む
ことを特徴とする。
本発明におけるコンニャクマンナンとは、いわゆるコン
ニャク粉あるいはWt製グルコマンナンのいずれでも良
く、発明の効果を達し得る程度の増粘効果を示すもので
あればその製法1粒径、形状および精製度等は問わない
コンニャクマンナンの添加量は、ジャムの全重量に対し
て、粉末換算で0. 1%〜1. 0%が望ましい、0
.1%未溝では粘性が不十分なため流動性に冨みすぎて
しまい、ジャムと見なせるような食感にならない。また
1、0%を越えると粘弾性が強くなりすぎて、やはり食
感が不良となることが検討結果かられかった。
コンニャクマンナンの添加方法、添加時期については特
に制限しないが、溶解性が悪いコンニャクマンナンを用
いる場合には予め適当量の水で膨潤させた後、添加する
方が好ましい。
また本発明における寒天とはいわゆる棒寒天でも粉末寒
天でも良いし、その精製度についても河等条件は必要な
い0発明の効果を達し得る程度のゲル形成力を有するも
のであればよい。
寒天の添加量は、ジャムの全Nliに対して、乾物換算
で0. 1%から1. 0%が望ましい。
0、 1%未溝では何型性が不十分であり、1.0%を
越えると何型性が強すぎ、延展性が不良となることがや
はり検討結果かられかった。
寒天についてもその添加時期や添加方法について特に制
限はしないが、十分に加熱して寒天を溶解させることが
必要である。
以上のように本発明においてはコンニャクマンナン及び
寒天の添加以外の条件、すなわち果実およびそれ以外の
原料の種類または添加量、あるいは殺菌、加熱等の製造
法、さらにはできた製品の流通形態、方法等については
何等制限をっけない。
すなわち、コンニャクマンナン、寒天、甘味料。
酸味料、及びペクチン等の何型剤を所望に応じて配合し
、常法に従い、加熱を行い、ゲル形成等によってボディ
ー感を付与して低カロリージャムを得る。
このようにして得られた低カロリージャムは通常のジャ
ム類と同様にパンに塗ったり、製菓材料として用いたり
、広く利用することができる。
〈実施例〉 次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
表1に示す配合に従い、低カロリージャムを試作した。
表−2官能評価結果 コンニャクマンナンは指定量の水に溶解させ、室温で1
時間放置・膨潤させた後に添加した。
甘味料以外の原材料を混合し、煮つめた後に甘味料(味
の素に、に、製rパル・スィート」)を加えてさらに加
熱し、i量v1整を行い、製品とした。
得られた製品について、コントロールを基準とし、訓練
されたパネラ−10名による官能評価を行い、表2に示
す結果を得た。
結果に見られるように、コンニャクマンナン単独の添加
では良好な品質の低カロリージャムは得られなかった。
(実施例1)りんごジャム 表−3の配合に従い、りんごジャムを調整した。
表−3原材料配合 りんご果汁(50,0g)と、十分に攪ζよん・膨潤さ
せたコンニャクマンナンゾル(2L8g)をよく混ぜ合
わせ、加熱する。そこへ、50%クエン酸(1,0g)
と上白vN(20,0g)、  L Mへクチン(t−
og)y粉末寒天(0,2g)の混合物を加え混ぜ、8
〜1o分加熱する。さらに、味の素に−に一製「パル・
スイー) J (7,38)を加え、1〜2分加熱後、
重量調整を行い、冷まして製品とする。
できあがった製品については官能評価を行った。
またこの時、寒天単独添加のサンプルも併せてv!4整
し、同様に評価を行った。
結果については実施例2の評価結果と併せて表5に示す
(実施例2)りんごジャム 次頁の族4に示す配合に従い、実施例1と同様にりんご
ジャムをFl整した。できあがった製品については実施
例1の場合と同様に官能評価を行った。
官能評価結果について実施例1の結果と併せて12ペー
ジの表5に示す。
表−4 原材料配合 く本発明の効果〉 以上のように、本発明により通常品とほとんど差のない
良好な品質の低カロリージャムを得ることができた。こ
のジャムにおいては、通常品と比べて最高80%のエネ
ルギー低減が可能となった。
さらに、本発明による低カロリージャムは、コンニャク
マンナンを利用することにより、コンニャクマンナンの
食物繊維としての各種生理機能も期待され、低カロリー
でなおかつ食物taittの強化された食品として、近
年の儲康指向に応えるものと言える。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンニャクマンナンおよび寒天を含むことを特徴
    とする低カロリージャム。
  2. (2)最終製品に対し、粉末換算で0.1−1.0重量
    %のコンニャクマンナンおよび乾物換算で0.1−1.
    0重量%の寒天を含むことを特徴とする請求項1記載の
    低カロリージャム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0556749A (ja) * 1991-08-30 1993-03-09 Toyoo Hamada 糖尿病患者向けこんにやく菓子組成物、およびその製造方法
US5270071A (en) * 1992-06-18 1993-12-14 Mcneil-Ppc, Inc. Reduced calorie fruit spreads
JPH07274853A (ja) * 1994-04-14 1995-10-24 Hiroshi Kimura 果菜類ジャムの製造方法
WO1998033395A1 (fr) * 1997-02-03 1998-08-06 Takahisa Shiota Aliment prepare a partir d'un sol de farine de konjak
KR100971401B1 (ko) * 2008-04-23 2010-07-20 (주)제주아침 생과일을 포함하고 있는 과일잼 제조방법
JP2010259356A (ja) * 2009-05-01 2010-11-18 Sumiyoshi Co Ltd 柔軟食材への保形性付与方法

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