JPH0727174B2 - 走査装置 - Google Patents

走査装置

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JPH0727174B2
JPH0727174B2 JP63266701A JP26670188A JPH0727174B2 JP H0727174 B2 JPH0727174 B2 JP H0727174B2 JP 63266701 A JP63266701 A JP 63266701A JP 26670188 A JP26670188 A JP 26670188A JP H0727174 B2 JPH0727174 B2 JP H0727174B2
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JP
Japan
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moving frame
belt
pulley
friction
toothed belt
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JP63266701A
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JPH02113233A (ja
Inventor
哲卓 岡崎
Original Assignee
三田工業株式会社
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Publication date
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Priority to US07/421,973 priority patent/US5002366A/en
Priority to DE89119417T priority patent/DE68907849T2/de
Priority to EP89119417A priority patent/EP0365004B1/en
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複写機の走査装置に関する。更に詳しくは、本
発明は原稿像を読み取る可動光学系を有する複写機の走
査装置に関する。
従来の技術 原稿固定型複写機の原稿読み取り用露光部は、原稿載置
面に置かれた原稿を走査することによって、被露光部上
に結像させる。通常露光部は、原稿載置面に光を照射す
る露光ランプなどの露光光源および原稿載置面からの反
射光を所定方向に反射するミラー等の反射部材を有する
第1移動枠と、この第1移動枠により反射された光像を
レンズ側に反射するミラー等の反射部材を有する第2移
動枠とからなる。
原稿を走査するために、第1移動枠及び第2移動枠を移
動させる駆動伝達手段としては、主にワイヤーと動滑車
とを有するもの(以下、「ワイヤー等」という)が用い
られている。
しかしながら、ワイヤー等を用いてモーターの駆動力を
伝達する場合スリップが生じ易く、またスリップが生じ
ないようにプーリにワイヤーを多重に巻いて使用すると
組立が大変面倒になるという問題がある。
さらに、ワイヤー等を用いた場合、第1移動枠および第
2移動枠の各両端側のワイヤーの初期張力のバランス等
の調整が難しい。また、露光部の走査の繰返しに伴いワ
イヤーは伸びる傾向にあり、ワイヤー物性のばらつきに
よってワイヤーの伸びる量が各両端側で異なるため再度
調整する必要が生じる。これらの調整には多くの時間が
費やされる。
そこで、ワイヤー等の代わりに歯付ベルトが駆動伝達部
材として用いられた駆動伝達手段を有する走査装置、た
とえば第2移動枠に設けられた一対の歯付プーリと、そ
れに対して駆動プーリ側に第1移動枠が設けられ、中途
部を互いに逆方向に折返すように巻掛けられた歯付ベル
トとからなる駆動伝達手段(特開昭61−110128号公報参
照)、第1移動枠及び第2移動枠がそれぞれ径の異なる
駆動プーリと従動プーリとを連結する歯付ベルト上に設
けられた駆動伝達手段(特開昭62−42142号公報参照)
などが提案されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、前者の発明においては、歯付ベルトの一
部分が両歯ベルトという特殊な形状である必要があり、
ベルトの製造上の難しさにおいて実用的であるとは言え
ない。さらに歯付ベルトの両端を固定しなければならな
いので、ベルト固定手段が必要であるだけでなく、ベル
トの長さを合わせるのが困難であるなどの問題点があ
る。また後者の発明においては、ベルトが第1移動枠お
よび第2移動枠の各両端側にそれぞれ1本必要であるた
め、ベルト数に対応してコストが高くなるだけでなく、
構造が複雑化し、各ベルトの初期張力の調整が困難にな
り、また量産時において各機械のベルト物性のばらつき
による故障が多くなる等の問題点がある。
本発明はこのような点に鑑み、簡単な構成で精度のよい
走査装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため本発明の走査装置は、原稿像
を読み取る可動光学系を構成する第1移動枠および第2
移動枠と、一対のプーリ間に張架されてエンドレスに可
動されると共に前記第1移動枠が固定された歯付ベルト
と、前記第2移動枠に取り付けられ前記歯付ベルトによ
って駆動される2個以上の第2移動枠駆動プーリと、前
記第2移動枠駆動プーリと一体に回転する2個以上の摩
擦コロと、該摩擦コロに接する固定の摩擦板とから構成
されている。
作用 本発明の構成によると、第1移動枠は歯付ベルトと同一
速度で移動し、一方第2移動枠は歯付ベルトによって2
個以上の第2移動枠駆動プーリと摩擦板上の2個以上の
摩擦コロとが転がることにより第1移動枠より遅い所定
の速度で安定した移動を行う。
実施例 以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明の走査装置の一実施例を示す斜視図であ
り、第2図はその要部を示す断面図である。
露光部は第1移動枠(1)および第2移動枠(2)から
なる。第1移動枠(1)は、主として露光ランプ(1
3),ミラー(14)および第1移動枠(1)の両端で歯
付ベルト(以下「ベルト」という)(12)と固定される
固定部(4)から構成されている。第1移動枠(1)
は、その両端にある互いに平行な光学系側板(17)に沿
って往復移動しうるように設置されている。したがって
複写機の原稿載置面に露光ランプ(13)からの光を照射
しながら原稿載置面を走査することができる。そして、
走査しながら原稿載置面からの反射光をミラー(14)に
よって第2移動枠(2)の方向へ反射する。
第2移動枠(2)は、第1移動枠(1)からの反射光を
受けミラー(16)へ反射するミラー(15),ミラー(1
5)からの反射光を受け感光ドラム上に反射光を結像さ
せるレンズ(図示せず)の存する方向に反射するミラー
(16),およびベルト(12)を第2移動枠駆動プーリ
(7)に押しつける補助プーリ(10)とから構成されて
いる。なお補助プーリ(10)は、本実施例の構成には必
ずしも必要ではなく、適宜第2移動枠(2)に設置され
る。しかしながら、第2移動枠駆動プーリ(7)とベル
ト(12)との歯のかみ合わせを確実に行なうことによっ
て、第2移動枠(2)を安定して移動させるためには、
補助プーリ(10)を設けるのが好ましい。
駆動伝達手段は、モータ(図示せず)に連結される駆動
軸(3),駆動プーリ(5),2個以上の第2移動枠駆動
プーリ(7),ベルト(12)等から構成される。駆動軸
(3)と連結している駆動プーリ(5)には、従動プー
リ(6)と対になって全周にわたって内側に歯を有しエ
ンドレスに可動されるベルト(12)が張架されている。
ベルト(12)と常時噛合する2個以上の第2移動枠駆動
プーリ(7)と一体になって回転する2個以上の摩擦コ
ロ(8)は、駆動プーリ(5)の回転によってベルト
(12)と連動し、光学系側板(17)の外側面に設けられ
た固定の摩擦板(11)上を転がる。尚、摩擦コロ(8)
の直径は第2移動枠駆動プーリ(7)のピッチ円の寸法
と同一寸法である。2個以上の摩擦コロ(8)は、その
いずれについても軸の部分で連結板(20)を介して押え
コロ(9)と連結しており、該押えコロ(9)は摩擦コ
ロ(8)と協働して前記摩擦板(11)を挟圧しつつ第2
移動枠(2)と共に移動する。なお、押えコロ(9)
は、本実施例の構成には必ずしも必要ではない。しかし
ながら、摩擦板(11)上で摩擦コロ(8)がスリップす
るのを防止するためには、押えコロ(9)を設けるのが
好ましい。
前述のように本実施例には第2移動枠駆動プーリ(7)
と一体になって回転する摩擦コロ(8)が2個以上設け
られているので、前記摩擦コロ(8)がスライダーとし
ての、また前記摩擦板(11)がスライダーレールとして
の役割も果す。したがって、別途スライダー及びスライ
ダーレールを設けなくとも、第2移動枠駆動プーリ
(7)およびそれと一体となって回転する摩擦コロ
(8)がそれぞれ1個である場合と比べ、第2移動枠
(2)の移動を安定に行なうことができる。
ベルト(12)の初期張力を調整しうるように、従動プー
リ(6)を第2移動枠(2)の移動方向に対して平行に
移動させる取り付け手段を従動プーリ(6)又は光学系
側板(17)に設けるのが好ましい。光学系側板(17)の
外側面に設けられた摩擦板(11)は、光学系側板(17)
に完全に固定されていてもよく、また適宜取付位置を調
整しうるように適当な取付手段を用いて固定されていて
もよい。完全な固定が行なわれる場合、本実施例の装置
を組立てる段階で、寸法的に位置を管理することによっ
て調整が行なわれる。
第1移動枠(1)及び第2移動枠(2)からなる露光部
(可動光学系)は、駆動プーリ(5),従動プーリ
(6),ベルト(12),第2移動枠駆動プーリ(7),
摩擦コロ(8),摩擦板(11)等から構成される駆動伝
達手段によって、光学系側板(17)上を往復移動する
が、このとき第1移動枠(1)の所定の移動速度に対し
て、第2移動枠(2)は、第1移動枠(1)の2分の1
の速度で同方向に移動する。前記駆動伝達手段は、第1
移動枠(1)及び第2移動枠(2)の両側に設けられて
いてもよく、また片側のみに設けられていてもよい。片
側のみに駆動伝達手段を設けた場合、ベルト(12)の初
期張力の設定を短時間で行なうことができるという利点
がある。
発明の効果 本発明の走査装置は、環状の歯付ベルトを有しているた
め、該ベルトの固定手段や長さ合わせが不要である。ま
た、前記ベルト架けの構成が簡単であるので組立作業,
初期張力の調整等を容易に行なうことができる。さらに
本発明は、前記ベルトを1本、多くとも2本有する簡単
な構造となっているので、コストが低く、ベルト物性お
よび各走査装置の調整のばらつきに基づく故障の少ない
安定した性能を発揮しうるという効果を奏する。しか
も、摩擦コロが2個以上設けられているので、第2移動
枠の往復移動が安定するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図であり、第2図
はその要部を示す断面図である。 (1)……第1移動枠,(2)……第2移動枠,(3)
……駆動軸,(4)……固定部,(5)……駆動プー
リ,(6)……従動プーリ,(7)……第2移動枠駆動
プーリ,(8)……摩擦コロ,(9)……押えコロ,
(10)……補助プーリ,(11)……摩擦板,(12)……
ベルト,(13)……露光ランプ,(14)……ミラー,
(15)……ミラー,(16)……ミラー,(17)……光学
系側板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿像を読み取る可動光学系を構成する第
    1移動枠および第2移動枠と、一対のプーリ間に張架さ
    れてエンドレスに可動されると共に前記第1移動枠が固
    定され且つ全周にわたって内側に歯を有する歯付ベルト
    と、前記第2移動枠に取り付けられ前記歯付ベルトの歯
    と常時噛合することにより前記歯付ベルトによって駆動
    される2個以上の第2移動枠駆動プーリと、前記第2移
    動枠駆動プーリと一体に回転する2個以上の摩擦コロ
    と、該摩擦コロに接する固定の摩擦板とから成る走査装
    置。
JP63266701A 1988-10-21 1988-10-21 走査装置 Expired - Lifetime JPH0727174B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63266701A JPH0727174B2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 走査装置
US07/421,973 US5002366A (en) 1988-10-21 1989-10-13 Scanning apparatus for reading an original image
DE89119417T DE68907849T2 (de) 1988-10-21 1989-10-19 Abtastgerät zum Lesen eines originalen Bildes.
EP89119417A EP0365004B1 (en) 1988-10-21 1989-10-19 Scanning apparatus for reading an original image

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JPH02113233A JPH02113233A (ja) 1990-04-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59176033U (ja) * 1983-05-09 1984-11-24 カシオ計算機株式会社 複写機の光学系走査機構
JPS6242142A (ja) * 1985-08-19 1987-02-24 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 走査装置

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JPH02113233A (ja) 1990-04-25

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