JPH0726913A - プレス製ロッカアーム、およびその製造方法 - Google Patents
プレス製ロッカアーム、およびその製造方法Info
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- JPH0726913A JPH0726913A JP5167791A JP16779193A JPH0726913A JP H0726913 A JPH0726913 A JP H0726913A JP 5167791 A JP5167791 A JP 5167791A JP 16779193 A JP16779193 A JP 16779193A JP H0726913 A JPH0726913 A JP H0726913A
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- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/20—Making machine elements valve parts
- B21K1/205—Making machine elements valve parts rocker arms
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- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
- F01L1/185—Overhead end-pivot rocking arms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
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- F01L2305/02—Mounting of rollers
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-
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- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】バルブ係合部分の形状および、ローラ、ピボッ
ト係合部分、バルブ係合部分の相対位置を高精度に設定
できるようにする。 【構成】プレス製ロッカアーム1は、ロッカアーム本体
5に備える一対のローラ支持用の側壁51,52の間
に、カム部に接するローラ6を回動自在に取り付けた構
成である。ロッカアーム本体5は、二つ一対のローラ支
持用の側壁51,52およびそれらの長手方向一端側の
各一辺を連接するバルブ係合部を有する部分と、両側壁
51,52の長手方向他端側の自由端に固着されるピボ
ット係合部材54とのツーピース構造になっている。
ト係合部分、バルブ係合部分の相対位置を高精度に設定
できるようにする。 【構成】プレス製ロッカアーム1は、ロッカアーム本体
5に備える一対のローラ支持用の側壁51,52の間
に、カム部に接するローラ6を回動自在に取り付けた構
成である。ロッカアーム本体5は、二つ一対のローラ支
持用の側壁51,52およびそれらの長手方向一端側の
各一辺を連接するバルブ係合部を有する部分と、両側壁
51,52の長手方向他端側の自由端に固着されるピボ
ット係合部材54とのツーピース構造になっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カムにより揺動される
ことによりシリンダヘッドに設けられたバルブの開閉を
行うプレス製ロッカアームおよびその製造方法に係り、
特にロッカアーム本体をツーピース構造に改良した技術
に関する。
ことによりシリンダヘッドに設けられたバルブの開閉を
行うプレス製ロッカアームおよびその製造方法に係り、
特にロッカアーム本体をツーピース構造に改良した技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレス製ロッカアームとしては、
ローラ支持用の側壁、ピボット係合部分およびバルブ係
合部分の3つの部分を1枚の金属板材で製作したワンピ
ース構造になったものがある。具体的に例えば米国特許
第5,016,582号が知られている。
ローラ支持用の側壁、ピボット係合部分およびバルブ係
合部分の3つの部分を1枚の金属板材で製作したワンピ
ース構造になったものがある。具体的に例えば米国特許
第5,016,582号が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のワンピース構造
のプレス製ロッカアームは、まず、一枚の金属板材をほ
ぼロの字形に打ち抜いてロッカアーム本体となる母材を
得てから、この母材の適所にプレスによる折り曲げや絞
り成形を施すことにより製作されるのであるが、特にバ
ルブ係合部分については、特有の湾曲形状に成形する必
要があって、このバルブ係合部分の成形が非常に困難
で、形状が定まりにくいという理由から、このバルブ係
合部分を他の部分と別物とするツーピース構造を考えて
いる。
のプレス製ロッカアームは、まず、一枚の金属板材をほ
ぼロの字形に打ち抜いてロッカアーム本体となる母材を
得てから、この母材の適所にプレスによる折り曲げや絞
り成形を施すことにより製作されるのであるが、特にバ
ルブ係合部分については、特有の湾曲形状に成形する必
要があって、このバルブ係合部分の成形が非常に困難
で、形状が定まりにくいという理由から、このバルブ係
合部分を他の部分と別物とするツーピース構造を考えて
いる。
【0004】なお、ここでのツーピース構造とは、ロー
ラ支持用の側壁およびピボット係合部分を一体にしたも
のと、バルブ係合部分との2つの部分を別々に形成にし
ておいて、それらを接合したものを言う。
ラ支持用の側壁およびピボット係合部分を一体にしたも
のと、バルブ係合部分との2つの部分を別々に形成にし
ておいて、それらを接合したものを言う。
【0005】このようなツーピース構造のプレス製ロッ
カアームでは、バルブ係合部分の接合時の取り付け位置
の特定が非常に困難であり、製品ごとに、ローラ、ピボ
ット係合部分、バルブ係合部分の相対位置がばらつきや
すく、製造歩留まりが悪いという問題がある。これは、
バルブ係合部分が、特有の湾曲形状になっていて、平坦
な部分がまったくなく、接合時の位置決めの基準点を特
定しにくいことが原因になっている。
カアームでは、バルブ係合部分の接合時の取り付け位置
の特定が非常に困難であり、製品ごとに、ローラ、ピボ
ット係合部分、バルブ係合部分の相対位置がばらつきや
すく、製造歩留まりが悪いという問題がある。これは、
バルブ係合部分が、特有の湾曲形状になっていて、平坦
な部分がまったくなく、接合時の位置決めの基準点を特
定しにくいことが原因になっている。
【0006】本発明は、このような事情に鑑み、バルブ
係合部分の形状および、ローラ、ピボット係合部分、バ
ルブ係合部分の相対位置を高精度に設定できるようにす
ることを課題としている。
係合部分の形状および、ローラ、ピボット係合部分、バ
ルブ係合部分の相対位置を高精度に設定できるようにす
ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプレス製ロッカ
アームは、ロッカアーム本体の長手方向中間に、カムが
摺接されるローラが回動自在に取り付けられるものであ
って、前記ロッカアーム本体が、ほぼ平行に対向する一
対のローラ支持用の側壁およびそれらの長手方向一端側
の各一辺を連接する湾曲形状のバルブ係合部を有する部
分と、側壁の長手方向他端側の自由端に固着されるピボ
ット係合部材とのツーピース構造とされ、前記ピボット
係合部材が、絞り成形による半球部を有する平板からな
る。
アームは、ロッカアーム本体の長手方向中間に、カムが
摺接されるローラが回動自在に取り付けられるものであ
って、前記ロッカアーム本体が、ほぼ平行に対向する一
対のローラ支持用の側壁およびそれらの長手方向一端側
の各一辺を連接する湾曲形状のバルブ係合部を有する部
分と、側壁の長手方向他端側の自由端に固着されるピボ
ット係合部材とのツーピース構造とされ、前記ピボット
係合部材が、絞り成形による半球部を有する平板からな
る。
【0008】本発明のプレス製ロッカアームの製造方法
は、一枚の板材からロッカアーム本体となる平面視ほぼ
コ字形の母材を打ち抜く工程と、前記母材の二つの突片
を互いにほぼ平行に対向させるように折り曲げて側壁と
する工程と、前記母材において側壁の連接部を湾曲成形
してバルブ係合部とする工程と、絞り成形による半球部
を有する平板からなるピボット係合部材を、前記母材の
側壁の自由端側に固着する工程とを備えている。
は、一枚の板材からロッカアーム本体となる平面視ほぼ
コ字形の母材を打ち抜く工程と、前記母材の二つの突片
を互いにほぼ平行に対向させるように折り曲げて側壁と
する工程と、前記母材において側壁の連接部を湾曲成形
してバルブ係合部とする工程と、絞り成形による半球部
を有する平板からなるピボット係合部材を、前記母材の
側壁の自由端側に固着する工程とを備えている。
【0009】
【作用】ロッカアーム本体が、ローラ支持用の側壁およ
びバルブ係合部を有する部分と、それとは別体のピボッ
ト係合部材とのツーピース構造になっている。つまり、
ロッカアーム本体は、ピボット係合部材と接合する前は
平面視でほぼコ字形であり、環状につながっていないか
ら、特有な湾曲形状とするバルブ係合部の成形も比較的
容易に行えるようになる。
びバルブ係合部を有する部分と、それとは別体のピボッ
ト係合部材とのツーピース構造になっている。つまり、
ロッカアーム本体は、ピボット係合部材と接合する前は
平面視でほぼコ字形であり、環状につながっていないか
ら、特有な湾曲形状とするバルブ係合部の成形も比較的
容易に行えるようになる。
【0010】また、ピボット係合部材は、平坦な面が存
在する他、ピボットの形状に合わせた半球部の頂点が存
在するから、ロッカアーム本体に対するピボット係合部
材の接合時の取り付け位置の基準を特定しやすくなる。
在する他、ピボットの形状に合わせた半球部の頂点が存
在するから、ロッカアーム本体に対するピボット係合部
材の接合時の取り付け位置の基準を特定しやすくなる。
【0011】
【実施例】本発明の詳細を図1ないし図14に示す実施
例に基づいて説明する。図1ないし図7は本発明の第1
実施例である。図4に本発明のプレス製ロッカアームの
使用状況を示しており、図中、1はプレス製ロッカアー
ム、2はカムシャフトのカム部、3はバルブステム部、
4はラッシュアジャスタのピボット部である。
例に基づいて説明する。図1ないし図7は本発明の第1
実施例である。図4に本発明のプレス製ロッカアームの
使用状況を示しており、図中、1はプレス製ロッカアー
ム、2はカムシャフトのカム部、3はバルブステム部、
4はラッシュアジャスタのピボット部である。
【0012】プレス製ロッカアーム1は、ロッカアーム
本体5にローラ6を回転自在に取り付けた構造である。
ロッカアーム本体5は、ほぼ平行に対向する二つ一対の
ローラ支持用の側壁51,52およびそれらの長手方向
一端側の各一辺を連接するバルブ係合部53を有する部
分と、両側壁51,52の長手方向他端側の自由端に固
着されるピボット係合部材54とのツーピース構造にな
っている。図6に示すように、バルブ係合部53は側壁
51,52を一旦折り返して折り返し部50を形成し
て、バルブのガイド部50aを形成するように構成され
ている。
本体5にローラ6を回転自在に取り付けた構造である。
ロッカアーム本体5は、ほぼ平行に対向する二つ一対の
ローラ支持用の側壁51,52およびそれらの長手方向
一端側の各一辺を連接するバルブ係合部53を有する部
分と、両側壁51,52の長手方向他端側の自由端に固
着されるピボット係合部材54とのツーピース構造にな
っている。図6に示すように、バルブ係合部53は側壁
51,52を一旦折り返して折り返し部50を形成し
て、バルブのガイド部50aを形成するように構成され
ている。
【0013】ピボット係合部材54は、金属製の長方形
平板54aの長手方向中央位置にピボット部4の頭部が
係合される半球部54bを絞り成形により形成したもの
であり、その二長辺がローラ支持用の側壁51,52の
内面に溶接により接合されるようになっている。
平板54aの長手方向中央位置にピボット部4の頭部が
係合される半球部54bを絞り成形により形成したもの
であり、その二長辺がローラ支持用の側壁51,52の
内面に溶接により接合されるようになっている。
【0014】ローラ6は、ロッカアーム本体5の一対の
側壁51,52の間に軸7を介して回動自在に支持させ
られており、両側壁51,52とバルブ係合部53とピ
ボット係合部材54とで囲まれて形成される方形の貫通
孔55に配置されている。なお、軸7とローラ6との間
に針状ころ軸受を配してもよい。
側壁51,52の間に軸7を介して回動自在に支持させ
られており、両側壁51,52とバルブ係合部53とピ
ボット係合部材54とで囲まれて形成される方形の貫通
孔55に配置されている。なお、軸7とローラ6との間
に針状ころ軸受を配してもよい。
【0015】以上説明したプレス製ロッカアーム1の製
作手順を説明する。まず、一枚の金属板材から、図7
(a)に示すように、ロッカアーム本体5となる平面視
でほぼコ字形の母材A1を打ち抜き、この母材A1のほ
ぼ平行な二つの突片A2,A3を互いにほぼ平行に対向
させるように図7(b)の破線に沿って折り曲げて側壁
51,52とする。母材A1にはローラ支持用の軸7が
挿入される孔70が同時に打ち抜き形成されている。続
いて、図7(c)のように、前記母材A1において側壁
51,52の連接部分A3を湾曲成形してバルブ係合部
53とし、図7(d)に示すように、別途製作したピボ
ット係合部材54を側壁51,52の自由端側に溶接に
より接合する。この後、側壁51,52に軸7を介して
ローラ6を取り付けて完了する。なお、上記孔70は側
壁51,52を立ち上がらせてから加工形成してもよ
い。
作手順を説明する。まず、一枚の金属板材から、図7
(a)に示すように、ロッカアーム本体5となる平面視
でほぼコ字形の母材A1を打ち抜き、この母材A1のほ
ぼ平行な二つの突片A2,A3を互いにほぼ平行に対向
させるように図7(b)の破線に沿って折り曲げて側壁
51,52とする。母材A1にはローラ支持用の軸7が
挿入される孔70が同時に打ち抜き形成されている。続
いて、図7(c)のように、前記母材A1において側壁
51,52の連接部分A3を湾曲成形してバルブ係合部
53とし、図7(d)に示すように、別途製作したピボ
ット係合部材54を側壁51,52の自由端側に溶接に
より接合する。この後、側壁51,52に軸7を介して
ローラ6を取り付けて完了する。なお、上記孔70は側
壁51,52を立ち上がらせてから加工形成してもよ
い。
【0016】ところで、ピボット係合部材54の接合時
には、側壁51,52に対する取り付け高さの基準点
を、ピボット係合部材54の平板部分の上面位置に、ま
た、側壁51,52に対する取り付け前後位置の基準点
を、ピボット係合部54の半球部54bの頂点位置に、
それぞれ設定することができるので、このピボット係合
部材54のローラ6やバルブ係合部53に対する相対位
置を精度よく管理できるようになる。
には、側壁51,52に対する取り付け高さの基準点
を、ピボット係合部材54の平板部分の上面位置に、ま
た、側壁51,52に対する取り付け前後位置の基準点
を、ピボット係合部54の半球部54bの頂点位置に、
それぞれ設定することができるので、このピボット係合
部材54のローラ6やバルブ係合部53に対する相対位
置を精度よく管理できるようになる。
【0017】図8ないし図11は本発明の第2実施例を
示している。この実施例では、ロッカアーム本体5の側
壁51,52の外形が第1実施例と異なっており、それ
によってローラ6、バルブ係合部53およびピボット係
合部材54の相対位置関係も異なっている。この構造
は、バルブ3の位置がラッシュアジャスタ4の位置より
下に配置される構成の動弁機構に適している。その他の
構成、作用は基本的に第1実施例と同じであるととも
に、製造方法についても、ロッカアーム本体の母材A
1′の打ち抜き形状を図11に示すように変更すること
以外は別段かわりないので、説明を割愛する。
示している。この実施例では、ロッカアーム本体5の側
壁51,52の外形が第1実施例と異なっており、それ
によってローラ6、バルブ係合部53およびピボット係
合部材54の相対位置関係も異なっている。この構造
は、バルブ3の位置がラッシュアジャスタ4の位置より
下に配置される構成の動弁機構に適している。その他の
構成、作用は基本的に第1実施例と同じであるととも
に、製造方法についても、ロッカアーム本体の母材A
1′の打ち抜き形状を図11に示すように変更すること
以外は別段かわりないので、説明を割愛する。
【0018】さらに、バルブ3の位置がラッシュアジャ
スタ4の位置より上に配置される構成の動弁機構の場合
には、図12に示すように、側壁51,52をバルブ係
合部53より立ち下げるように折曲してロッカアーム本
体5を形成してもよい。この場合には、上記実施例、例
えば図6に示すようにバルブ係合部53に折り返し部5
0を形成することを省略でき、バルブ係合部53を精度
よく仕上げることができる。
スタ4の位置より上に配置される構成の動弁機構の場合
には、図12に示すように、側壁51,52をバルブ係
合部53より立ち下げるように折曲してロッカアーム本
体5を形成してもよい。この場合には、上記実施例、例
えば図6に示すようにバルブ係合部53に折り返し部5
0を形成することを省略でき、バルブ係合部53を精度
よく仕上げることができる。
【0019】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ない。例えば、ピボット係合部材54は、図13に示す
ように、その二長辺に立ち上がり壁54c,54dを設
けてもよいし、あるいは立ち下がり壁としてもよい。
ない。例えば、ピボット係合部材54は、図13に示す
ように、その二長辺に立ち上がり壁54c,54dを設
けてもよいし、あるいは立ち下がり壁としてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明では、ロッカアーム本体からピボ
ット係合部分を別体としてロッカアーム本体をツーピー
ス構造にすることにより、バルブ係合部の成形を容易化
しているとともに、ピボット係合部材の取り付けを容易
化しているから、バルブ係合部分の形状およびローラと
バルブ係合部分とピボット係合部分との相対位置をそれ
ぞれ高精度に設定できるようになり、製造歩留まりを向
上できるようになるなど、製品としての信頼性向上に大
きく貢献できる。
ット係合部分を別体としてロッカアーム本体をツーピー
ス構造にすることにより、バルブ係合部の成形を容易化
しているとともに、ピボット係合部材の取り付けを容易
化しているから、バルブ係合部分の形状およびローラと
バルブ係合部分とピボット係合部分との相対位置をそれ
ぞれ高精度に設定できるようになり、製造歩留まりを向
上できるようになるなど、製品としての信頼性向上に大
きく貢献できる。
【図1】本発明のプレス製ロッカアームの第1実施例の
斜視図。
斜視図。
【図2】同プレス製ロッカアームの分解斜視図。
【図3】同プレス製ロッカアームの平面図。
【図4】図3の(4)−(4)線断面矢視図。
【図5】図3の(5)−(5)線断面矢視図。
【図6】図3の(6)−(6)線断面矢視図。
【図7】同プレス製ロッカアームの製作工程図。
【図8】本発明のプレス製ロッカアームの第2実施例の
分解斜視図。
分解斜視図。
【図9】同プレス製ロッカアームの平面図。
【図10】図9の(10)−(10)線断面矢視図。
【図11】同プレス製ロッカアームの製作過程の一工程
図。
図。
【図12】本発明のプレス製ロッカアームの第3実施例
を示す断面図。
を示す断面図。
【図13】ピボット係合部材の他の実施例を示す斜視
図。
図。
1 プレス製ロッカアーム 2 カム部 5 ロッカアーム本体 6 ローラ 51,52 ローラ支持用の側壁 53 バルブ係合部 54 ピボット係合部材 54a ピボット係合部材の長方形平板 54b ピボット係合部材の半球部
Claims (2)
- 【請求項1】 ロッカアーム本体の長手方向中間に、カ
ムが摺接されるローラが回動自在に取り付けられるプレ
ス製ロッカアームであって、 前記ロッカアーム本体が、ほぼ平行に対向する一対のロ
ーラ支持用の側壁およびそれらの長手方向一端側の各一
辺を連接する湾曲形状のバルブ係合部を有する部分と、
側壁の長手方向他端側の自由端に固着されるピボット係
合部材とのツーピース構造とされ、前記ピボット係合部
材が、絞り成形による半球部を有する平板からなる、こ
とを特徴とするプレス製ロッカアーム。 - 【請求項2】 一枚の板材からロッカアーム本体となる
平面視ほぼコ字形の母材を打ち抜く工程と、 前記母材の二つの突片を互いにほぼ平行に対向させるよ
うに折り曲げて側壁とする工程と、 前記母材において側壁の連接部を湾曲成形してバルブ係
合部とする工程と、 絞り成形による半球部を有する平板からなるピボット係
合部材を、前記母材の側壁の自由端側に固着する工程
と、 を備えていることを特徴とするプレス製ロッカアームの
製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5167791A JP2879511B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | プレス製ロッカアーム、およびその製造方法 |
KR1019940016246A KR0169507B1 (ko) | 1993-07-07 | 1994-07-07 | 로커암 및 그의 제조방법 |
US08/621,706 US5642693A (en) | 1993-07-07 | 1996-03-26 | Rocker arm and method of manufacturing same |
US08/831,517 US5774984A (en) | 1993-07-07 | 1997-04-01 | Method of manufacturing a rocker arm |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5167791A JP2879511B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | プレス製ロッカアーム、およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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