JPH0726909U - 磁気カードリーダ - Google Patents
磁気カードリーダInfo
- Publication number
- JPH0726909U JPH0726909U JP5767893U JP5767893U JPH0726909U JP H0726909 U JPH0726909 U JP H0726909U JP 5767893 U JP5767893 U JP 5767893U JP 5767893 U JP5767893 U JP 5767893U JP H0726909 U JPH0726909 U JP H0726909U
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- Japan
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- magnetic
- card
- magnetic head
- head
- heads
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カード入り口側の磁気ヘッドにて磁気カード
の情報を読み出している際に、カード通路の奥側の磁気
ヘッドに磁気カードが当たっても、ジッター不良による
誤動作を防止することを目的とする。 【構成】 カード通路1に磁気ヘッド4,5を臨ませ、
磁気カードCを磁気ヘッド4,5に摺接走行させて情報
の読み出し或いは書込みを行う磁気カードリーダにおい
て、2つの磁気ヘッド4を,5カード走行方向Xに位置
をずらして配置し、磁気ヘッド4を読み出し用磁気ヘッ
ドとし、付勢バネ9,19により2つの磁気ヘッド4,
5をカード通路1側にそれぞれ進出付勢するようにし、
磁気ヘッド4,5と磁気カードCとの圧接力が、磁気ヘ
ッド4において大であるように付勢バネ9の付勢状態を
設定したことを特徴とする。
の情報を読み出している際に、カード通路の奥側の磁気
ヘッドに磁気カードが当たっても、ジッター不良による
誤動作を防止することを目的とする。 【構成】 カード通路1に磁気ヘッド4,5を臨ませ、
磁気カードCを磁気ヘッド4,5に摺接走行させて情報
の読み出し或いは書込みを行う磁気カードリーダにおい
て、2つの磁気ヘッド4を,5カード走行方向Xに位置
をずらして配置し、磁気ヘッド4を読み出し用磁気ヘッ
ドとし、付勢バネ9,19により2つの磁気ヘッド4,
5をカード通路1側にそれぞれ進出付勢するようにし、
磁気ヘッド4,5と磁気カードCとの圧接力が、磁気ヘ
ッド4において大であるように付勢バネ9の付勢状態を
設定したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、磁気カードから情報の読み出し或いは、磁気カードに情報の書込み を行う磁気カードリーダに関するものである。
【0002】
2つの磁気ヘッドを磁気カードの通路の両側に、磁気カードの情報記録部の無 効記録長さより短い距離の範囲内で、磁気カードの走行方向に離して配置した磁 気カードリーダや、2つの磁気ヘッドを磁気カード通路の両側に、磁気記録密度 の小さい順に磁気カードの情報が再生されるように、磁気カードの走行方向に対 して位置をずらして配置した手動式磁気カードリーダは良く知られている。
【0003】
上述の磁気カードリーダには、2つの磁気ヘッドを付勢する付勢手段の付勢力 の強さが特定されていないので、例えば、カード入り口側の磁気ヘッドに対する 付勢力がカード通路の奥側の磁気ヘッドのそれよりも弱いか又は同等の場合に、 カード入り口側の磁気ヘッドにて磁気カードの情報を読み出している際に、カー ド通路の奥側の磁気ヘッドに磁気カードが当たり、ジッターに異常をきたして誤 動作が発生するという問題がある。
【0004】 本考案は、カード入り口側の磁気ヘッドにて磁気カードの情報を読み出してい る際に、カード通路の奥側の磁気ヘッドに磁気カードが当たっても、ジッター不 良による誤動作を防止することを目的とする。
【0005】
本考案は、カード通路に磁気ヘッドを臨ませ、磁気カードを磁気ヘッドに摺接 走行させて情報の読み出し或いは書込みを行う磁気カードリーダに於いて、2つ の磁気ヘッドをカード走行方向に位置をずらして配置し、カード入り口側の磁気 ヘッドを読み出し用磁気ヘッドとし、付勢手段により2つの磁気ヘッドをカード 通路側にそれぞれ進出付勢するようにし、磁気ヘッドと磁気カードとの圧接力が 、カード入り口側の磁気ヘッドにおいて大であるように上記付勢手段の付勢状態 を設定したことを特徴とする磁気カードリーダ。
【0006】
カード通路に挿入された磁気カードは、カード入り口側に配置され、カード通 路側に所定の加圧力で付勢された磁気ヘッドに摺接走行しつつ磁気カードの情報 を読み出される。次に、磁気カードが、所定の加圧力より小さい加圧力で付勢さ れカード通路の奥側に配置された磁気ヘッドに摺接する際に入り口側の磁気ヘッ ドでのジッタは、各磁気ヘッドに付勢する加圧力の差により正常に保たれ、磁気 カードリーダが正常に動作する。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1において、符号1は、 マニュアル式磁気カードリーダにおけるカードCが通過するカード通路を示す。 カード通路1は、上板2と、この上板2とカードCの厚さよりも広い間隔をおい て平行に配置された底板3とで形成されている。
【0008】 カード通路1の適所にはカード通路1に臨んで、磁気ヘッド4、5がカード走 行方向Xに位置をずらして配置されている。磁気ヘッド4、5は、同様の支持手 段により支持されているので、磁気ヘッド4を代表して、その支持手段について 説明する。磁気ヘッド4は読取用であり、図2、図3に示すように、1枚の金属 板からなる支持部材の度当り部材6に保持されている。度当り部材6は、窓孔6 aの対向側縁を折り曲げて保持部7を形成し、窓孔6aに挿通した磁気ヘッド4 の両側面4aを保持部7に接着して支持している。度当り部材6の磁気カードC の進行方向の前後には、カード通路1側に突出した略V型の支点部8が形成され ている。磁気ヘッド4は、その後端4bを付勢手段としての付勢バネ9によりカ ード通路1側に押圧付勢されている。付勢バネ9は、上板2に固定されていて、 磁気ヘッド4が嵌入する窓穴9aと、磁気ヘッド4の後端4bに当接する接触部 9cと、接触部9cに対して磁気ヘッド4をカード通路1側に押圧するバネ部9 dとからなる。磁気ヘッド4を支持している度当り部材7は、その支点部8を付 勢バネ9の窓9aの周縁に突き当てることによって磁気ヘッド4のヘッド面がカ ード通路1に過剰に突出するのを規制すると同時に、磁気ヘッド4は、支点部8 を揺動支点とし、磁気カードCの進行方向と平行な軸線を中心として揺動自在に 支持されている。
【0009】 磁気ヘッド5も上記磁気ヘッド4と同様の構造の度当り部材で支持されている 。磁気ヘッド5は、その後端5bを付勢バネ19で押圧されることによって、ヘ ッド面がカード通路に突出して位置するように付勢されている。磁気カードCが 走行すると、磁気ヘッド4、5は、カードCに押されてそれぞれの付勢手段に抗 してカード通路1から後退する。
【0010】 付勢バネ9は、磁気ヘッド4と磁気カードCとの圧接力が、磁気ヘッド5と磁 気カードCとの圧接力より大きくなるように、付勢バネ19の付勢力よりも大き いものが用いられる。
【0011】 次にこの磁気カードリーダの動作について説明する。 磁気カードCを手動操作により、カード通路1に挿入し走行方向Xに移動させ ると、磁気カードCは、磁気ヘッド4に摺接しつつ磁気カードCの情報の読み出 しが開始される。さらに磁気カードCが進行し、カード先端が磁気ヘッド5に到 達すると、磁気カードの走行速度が変化するが、上述したように、付勢バネ9に は、磁気ヘッド4と磁気カードCとの圧接力が、磁気ヘッド5と磁気カードCと の圧接力より大きくなるように、付勢バネ19の付勢力よりも大きいものが用い られているので速度変動が小さくジッタは、ほぼ正常に保たれ、磁気カードの情 報が正確に読み取られる。
【0012】 なお、本実施例において、磁気ヘッド4、5を磁気カードCの走行方向に位置 をずらして対向させて配置したが、図3に示すように、磁気ヘッド4、5を上板 2に磁気カードCの走行方向に位置をずらして配置するようにしても良く、本考 案は、モータ走行式の磁気カードリーダにも適用できる。
【0013】
以上説明したように、本考案によれば、カード入り口側の磁気ヘッドにて磁気 カードの情報を読み出している際に、カード通路の奥側の磁気ヘッドに磁気カー ドが当たっても、ジッター不良による誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一の実施例を示す磁気カードリーダの
磁気ヘッドを示す正断面図である。
磁気ヘッドを示す正断面図である。
【図2】図1に示す磁気ヘッドの側断面図である。
【図3】本発明の変形例を示す磁気カードリーダの磁気
ヘッドを示す正断面図である。
ヘッドを示す正断面図である。
1‥‥‥‥‥‥カード通路 2‥‥‥‥‥‥上板 3‥‥‥‥‥‥底板 4,5‥‥‥‥‥‥磁気ヘッド 6‥‥‥‥‥‥度当り部材 9,19‥‥‥‥‥‥付勢手段としての付勢バネ C‥‥‥‥‥‥磁気カード
Claims (1)
- 【請求項1】カード通路に磁気ヘッドを臨ませ、磁気カ
ードを上記磁気ヘッドに摺接走行させて情報の読み出し
或いは書込みを行う磁気カードリーダにおいて、 2つの磁気ヘッドをカード走行方向に位置をずらして配
置し、カード入り口側の磁気ヘッドを読み出し用磁気ヘ
ッドとし、 付勢手段により2つの上記磁気ヘッドをカード通路側に
それぞれ進出付勢し、 磁気ヘッドと磁気カードとの圧接力が、カード入り口側
の磁気ヘッドにおいて大であるように上記付勢手段の付
勢状態を設定したことを特徴とする磁気カードリーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993057678U JP2592737Y2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 磁気カードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993057678U JP2592737Y2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 磁気カードリーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726909U true JPH0726909U (ja) | 1995-05-19 |
JP2592737Y2 JP2592737Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=13062592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993057678U Expired - Fee Related JP2592737Y2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 磁気カードリーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592737Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012190518A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Fujitsu Frontech Ltd | カードリーダ及びその磁気読取ヘッド保護機構 |
JP2013030075A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Nidec Sankyo Corp | 媒体処理装置 |
WO2013018419A1 (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | 日本電産サンキョー株式会社 | 媒体処理装置および媒体処理装置の制御方法 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP1993057678U patent/JP2592737Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012190518A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Fujitsu Frontech Ltd | カードリーダ及びその磁気読取ヘッド保護機構 |
JP2013030075A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Nidec Sankyo Corp | 媒体処理装置 |
WO2013018419A1 (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | 日本電産サンキョー株式会社 | 媒体処理装置および媒体処理装置の制御方法 |
CN103718216A (zh) * | 2011-07-29 | 2014-04-09 | 日本电产三协株式会社 | 介质处理装置以及介质处理装置的控制方法 |
CN103718216B (zh) * | 2011-07-29 | 2016-04-13 | 日本电产三协株式会社 | 介质处理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2592737Y2 (ja) | 1999-03-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |