JPH07267422A - シート用紙搬送装置 - Google Patents
シート用紙搬送装置Info
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- JPH07267422A JPH07267422A JP6063513A JP6351394A JPH07267422A JP H07267422 A JPH07267422 A JP H07267422A JP 6063513 A JP6063513 A JP 6063513A JP 6351394 A JP6351394 A JP 6351394A JP H07267422 A JPH07267422 A JP H07267422A
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- endless belt
- roller
- paper
- photoconductor
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- B65H5/00—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
- B65H5/02—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by belts or chains, e.g. between belts or chains
- B65H5/021—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by belts or chains, e.g. between belts or chains by belts
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/163—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap
- G03G15/1635—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap the field being produced by laying down an electrostatic charge behind the base or the recording member, e.g. by a corona device
- G03G15/165—Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides
- G03G15/1655—Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides comprising a rotatable holding member to which the second base is attached or attracted, e.g. screen transfer holding drum
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- G—PHYSICS
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- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/65—Apparatus which relate to the handling of copy material
- G03G15/6532—Removing a copy sheet form a xerographic drum, band or plate
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65H2513/00—Dynamic entities; Timing aspects
- B65H2513/40—Movement
- B65H2513/41—Direction of movement
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65H2515/00—Physical entities not provided for in groups B65H2511/00 or B65H2513/00
- B65H2515/30—Forces; Stresses
- B65H2515/34—Pressure, e.g. fluid pressure
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00367—The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
- G03G2215/00413—Fixing device
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- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00535—Stable handling of copy medium
- G03G2215/00717—Detection of physical properties
- G03G2215/00721—Detection of physical properties of sheet position
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 感光体1に圧接又は離間させるエンドレスベ
ルト103を、駆動ローラ101と従動ローラ102間
に多少の弛みをもって架設する。このエンドレスベルト
103は、シート用紙8の先端検出センサ11の検出信
号により、駆動ローラ101側が従動ローラ102の回
転を停止させた状態で、正回転駆動さる弛みが除去され
る。そのため感光体1側へエンドレスベルト103が圧
接させることでシート用紙の搬送状態にする。また後端
検出センサ12の検出に応答して駆動ローラ101を逆
回転させることで、エンドレスベルト103が弛み感光
体1より離間する。 【効果】 エンドレスベルト103が駆動ローラ101
の回転制御により感光体1に対し圧接又は離間するため
に、感光体1に加圧部材10全体を移動可能に設け、こ
れを支持する手段等を不要にし構造を簡略化し、コスト
低減を行える。
ルト103を、駆動ローラ101と従動ローラ102間
に多少の弛みをもって架設する。このエンドレスベルト
103は、シート用紙8の先端検出センサ11の検出信
号により、駆動ローラ101側が従動ローラ102の回
転を停止させた状態で、正回転駆動さる弛みが除去され
る。そのため感光体1側へエンドレスベルト103が圧
接させることでシート用紙の搬送状態にする。また後端
検出センサ12の検出に応答して駆動ローラ101を逆
回転させることで、エンドレスベルト103が弛み感光
体1より離間する。 【効果】 エンドレスベルト103が駆動ローラ101
の回転制御により感光体1に対し圧接又は離間するため
に、感光体1に加圧部材10全体を移動可能に設け、こ
れを支持する手段等を不要にし構造を簡略化し、コスト
低減を行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状の用紙を回転
する部材間に挟持し搬送してなるシート用紙搬送装置、
特に回転するローラに対し加圧される加圧部材を回転可
能に設け、該加圧部分にシート用紙を挟持し搬送する搬
送装置に関する。
する部材間に挟持し搬送してなるシート用紙搬送装置、
特に回転するローラに対し加圧される加圧部材を回転可
能に設け、該加圧部分にシート用紙を挟持し搬送する搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像記録装置によれば、シート状の転写
材、例えば普通紙に記録媒体上に形成されたトナー画像
を転写し、該転写材上に保持されたトナー画像を定着し
た後に装置外に排出している。そのため、シート状の用
紙を画像形成位置へと送り込み、画像形成後に定着部分
を経由して装置外に排出するシート用紙の搬送経路と共
にその経路中にシート用紙搬送装置が備えられている。
材、例えば普通紙に記録媒体上に形成されたトナー画像
を転写し、該転写材上に保持されたトナー画像を定着し
た後に装置外に排出している。そのため、シート状の用
紙を画像形成位置へと送り込み、画像形成後に定着部分
を経由して装置外に排出するシート用紙の搬送経路と共
にその経路中にシート用紙搬送装置が備えられている。
【0003】ここで、シートを搬送する手段としては、
回転ローラに対し加圧される従動ローラを設け、該ロー
ラ間に送られてくるシートを挟持し、搬送するようにし
ている。このような搬送手段の他にも、シート上に転写
されたトナー画像を加熱定着するために加熱ローラ(ヒ
ートローラ)に、上記トナー画像を支持したシート用紙
を圧接されるために、該加熱ローラに圧接する加圧ロー
ラを設け、このような搬送装置により、トナー画像の定
着と同時にシート用紙の搬送を行っている。
回転ローラに対し加圧される従動ローラを設け、該ロー
ラ間に送られてくるシートを挟持し、搬送するようにし
ている。このような搬送手段の他にも、シート上に転写
されたトナー画像を加熱定着するために加熱ローラ(ヒ
ートローラ)に、上記トナー画像を支持したシート用紙
を圧接されるために、該加熱ローラに圧接する加圧ロー
ラを設け、このような搬送装置により、トナー画像の定
着と同時にシート用紙の搬送を行っている。
【0004】しかも、上述のようなシート用紙搬送装置
の構成以外にも、記録媒体である感光体に形成されるト
ナー画像をシート用紙に転写する際に、トナー画像の転
写効率を上げるためにもシート用紙を感光体面に圧接さ
せるために転写ローラを設けることがある。該転写ロー
ラと回転する感光体とでシート用紙を挟持し、該シート
用紙上にトナー画像を転写すると同時にシート用紙を搬
送している。
の構成以外にも、記録媒体である感光体に形成されるト
ナー画像をシート用紙に転写する際に、トナー画像の転
写効率を上げるためにもシート用紙を感光体面に圧接さ
せるために転写ローラを設けることがある。該転写ロー
ラと回転する感光体とでシート用紙を挟持し、該シート
用紙上にトナー画像を転写すると同時にシート用紙を搬
送している。
【0005】通常、感光体と転写ローラ等にシート用紙
を挟持して搬送する一方、トナー画像をシート用紙上に
転写しているが、転写ローラは感光体に圧接されている
ため、感光体に付着するトナーが転写ローラにも転移す
ることがある。つまり、搬送されるシートが転写ローラ
と感光体との間に存在すれば、トナーがシート側に転写
され転写ローラ側に転移することはないものの、シート
の先端又は後端の通過時に感光体と転写ローラが圧接さ
れるためトナーが転移することが考えられる。しかも、
搬送ジャム時に、感光体上に形成されたトナー画像がシ
ートを介在することなく、転写ローラに圧接することが
考えられ、この時トナーが付着する。
を挟持して搬送する一方、トナー画像をシート用紙上に
転写しているが、転写ローラは感光体に圧接されている
ため、感光体に付着するトナーが転写ローラにも転移す
ることがある。つまり、搬送されるシートが転写ローラ
と感光体との間に存在すれば、トナーがシート側に転写
され転写ローラ側に転移することはないものの、シート
の先端又は後端の通過時に感光体と転写ローラが圧接さ
れるためトナーが転移することが考えられる。しかも、
搬送ジャム時に、感光体上に形成されたトナー画像がシ
ートを介在することなく、転写ローラに圧接することが
考えられ、この時トナーが付着する。
【0006】このようなトナー付着を阻止するために、
転写ローラを必要時のみ感光体側へ圧接させ、不要時に
は感光体より離間させるように接離可能に設けている。
例えば、特開平4−204978号公報に、感光体に対
し接離可能に設けた転写ローラについて明記されてい
る。この転写ローラは、画像形成時に感光体に圧接さ
れ、非画像形成時には感光体より離間させるようにして
おり、転写ローラへのトナーの付着を阻止するようにし
ている。付着するトナーについては、クリーニングブラ
シを常時当接させてクリーニングしている。
転写ローラを必要時のみ感光体側へ圧接させ、不要時に
は感光体より離間させるように接離可能に設けている。
例えば、特開平4−204978号公報に、感光体に対
し接離可能に設けた転写ローラについて明記されてい
る。この転写ローラは、画像形成時に感光体に圧接さ
れ、非画像形成時には感光体より離間させるようにして
おり、転写ローラへのトナーの付着を阻止するようにし
ている。付着するトナーについては、クリーニングブラ
シを常時当接させてクリーニングしている。
【0007】また、加熱定着装置によるシート搬送手段
においては、シート上のトナー画像を加熱定着するため
に、常時加熱ローラ側に加圧ローラを圧接させている。
そのため、加圧ローラ側はシートを加熱ローラに相当の
接触幅(ニップ幅)を形成するため、シリコンゴム等の
比較的柔らかな弾性部材からな加圧ローラ構成を呈して
いる。しかし、加圧ローラは常時加熱ローラに圧接され
ているため、非画像形成時の非回転時に熱により変形す
る。そのためにも、非画像形成に加圧ローラを加熱ロー
ラより離間させるように構成するものも提案されてい
る。例えば、実開昭57−119351号のマイクロフ
ィルムにおける従来技術の説明において、加圧ローラを
スプリングとソレノイドとを有する加圧手段で定着ロー
ラ(加熱ローラ)に定着時のみ加圧させるものが提案さ
れている。
においては、シート上のトナー画像を加熱定着するため
に、常時加熱ローラ側に加圧ローラを圧接させている。
そのため、加圧ローラ側はシートを加熱ローラに相当の
接触幅(ニップ幅)を形成するため、シリコンゴム等の
比較的柔らかな弾性部材からな加圧ローラ構成を呈して
いる。しかし、加圧ローラは常時加熱ローラに圧接され
ているため、非画像形成時の非回転時に熱により変形す
る。そのためにも、非画像形成に加圧ローラを加熱ロー
ラより離間させるように構成するものも提案されてい
る。例えば、実開昭57−119351号のマイクロフ
ィルムにおける従来技術の説明において、加圧ローラを
スプリングとソレノイドとを有する加圧手段で定着ロー
ラ(加熱ローラ)に定着時のみ加圧させるものが提案さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、感光体
と転写ローラから構成されるシート用紙搬送手段、加熱
ローラと加圧ローラから構成されるシート搬送搬送手
段、即ち回転する回転体に対し圧接される加圧部材を、
必要に応じて回転体より接離可能に設けている。そのた
め、加圧部材は回転体に対し接離可能にするために回転
体方向に加圧部材を含めた支持部材をも同時に移動自在
に設けており、圧接状態と離間状態に移動制御する手段
を別途設ける必要がある。そのため、移動機構等が複雑
になり、コスト高になる。
と転写ローラから構成されるシート用紙搬送手段、加熱
ローラと加圧ローラから構成されるシート搬送搬送手
段、即ち回転する回転体に対し圧接される加圧部材を、
必要に応じて回転体より接離可能に設けている。そのた
め、加圧部材は回転体に対し接離可能にするために回転
体方向に加圧部材を含めた支持部材をも同時に移動自在
に設けており、圧接状態と離間状態に移動制御する手段
を別途設ける必要がある。そのため、移動機構等が複雑
になり、コスト高になる。
【0009】本発明は、上述の欠点に鑑み、回転体に接
離可能に設けられる加圧部材を移動可能に設けることな
く、特別の手段を別途設けることなく加圧手段を構成す
る部材そのものを利用して回転体に対し接離可能に構成
し、コスト低減を図ることを目的とする。
離可能に設けられる加圧部材を移動可能に設けることな
く、特別の手段を別途設けることなく加圧手段を構成す
る部材そのものを利用して回転体に対し接離可能に構成
し、コスト低減を図ることを目的とする。
【0010】また、本発明は加圧部材そのものを新規な
構成とし、該加圧部材の特徴を利用して回転体に接離可
能に設けることを目的とする。
構成とし、該加圧部材の特徴を利用して回転体に接離可
能に設けることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明第1項記載のシー
ト用紙搬送装置は、回転体と、該回転体に圧接され該回
転体に対して同様に回転する加圧部材とを備え、該回転
体と加圧部材との間にシート用紙を挟持して搬送してな
り、上記加圧部材を回転体に対し接離可能に設けてなる
トナー用紙搬送装置において、上記加圧部材は、エンド
レスベルトを弛みをもって架設する少なくとも一対のロ
ーラを設け、該一対のローラの一方を回転駆動してな
り、上記回転駆動されるローラを制御することで上記エ
ンドレスベルトを上記回転体に圧接または離間させるよ
うに回転駆動制御する手段を備えたことを特徴とする。
ト用紙搬送装置は、回転体と、該回転体に圧接され該回
転体に対して同様に回転する加圧部材とを備え、該回転
体と加圧部材との間にシート用紙を挟持して搬送してな
り、上記加圧部材を回転体に対し接離可能に設けてなる
トナー用紙搬送装置において、上記加圧部材は、エンド
レスベルトを弛みをもって架設する少なくとも一対のロ
ーラを設け、該一対のローラの一方を回転駆動してな
り、上記回転駆動されるローラを制御することで上記エ
ンドレスベルトを上記回転体に圧接または離間させるよ
うに回転駆動制御する手段を備えたことを特徴とする。
【0012】また本発明の第2項記載のシート用紙搬送
装置は、回転されトナー像が形成される感光体と、適宜
搬送されてくるシート用紙にトナー像を転写するために
シート用紙を上記感光体に圧接させるための加圧部材を
設け、該感光体と加圧部材とで上記シート用紙を挟持し
搬送してなるシート用紙搬送装置において、上記加圧部
材は、エンドレスベルトを弛みをもって架設する少なく
とも一対のローラを設け、該一対のローラのシート搬送
方向側を駆動ローラとし、上記エンドレスベルトに搬送
されてくるシート用紙の先端を検出する先端検出センサ
と、転写後のシート用紙の後端を検出する後端検出セン
サとを配置し、該先端及び後端検出センサに信号に基づ
いて、上記エンドレスベルトを感光体に圧接又は離間さ
せるために上記駆動ローラの回転、または回転方向等を
制御してなる駆動ローラ制御手段を備えたことを特徴と
する。
装置は、回転されトナー像が形成される感光体と、適宜
搬送されてくるシート用紙にトナー像を転写するために
シート用紙を上記感光体に圧接させるための加圧部材を
設け、該感光体と加圧部材とで上記シート用紙を挟持し
搬送してなるシート用紙搬送装置において、上記加圧部
材は、エンドレスベルトを弛みをもって架設する少なく
とも一対のローラを設け、該一対のローラのシート搬送
方向側を駆動ローラとし、上記エンドレスベルトに搬送
されてくるシート用紙の先端を検出する先端検出センサ
と、転写後のシート用紙の後端を検出する後端検出セン
サとを配置し、該先端及び後端検出センサに信号に基づ
いて、上記エンドレスベルトを感光体に圧接又は離間さ
せるために上記駆動ローラの回転、または回転方向等を
制御してなる駆動ローラ制御手段を備えたことを特徴と
する。
【0013】さらに本発明の第2項記載のシート用紙搬
送装置において、駆動ローラ制御手段は、先端検出セン
サの検出信号によりエンドレスベルトを感光体に圧接さ
せるために回転速度をシート用紙の搬送方向に駆動し、
後端検出センサの検出信号により一定時間逆方向に回転
させることを特徴とする。
送装置において、駆動ローラ制御手段は、先端検出セン
サの検出信号によりエンドレスベルトを感光体に圧接さ
せるために回転速度をシート用紙の搬送方向に駆動し、
後端検出センサの検出信号により一定時間逆方向に回転
させることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明のシート搬送装置によれば、回転体、例
えば記録媒体である感光体に対し、圧接されるローラ間
に架設されたエンドレスベルトが、シート用紙搬送方向
側の駆動ローラをシート用紙搬送方向に回転することに
よりシート用紙を感光体とで挟持して搬送する。この場
合、上記駆動ローラを回転させることでエンドレスベル
トの感光体と対向側の弛みを除去してローラ間に張架
し、感光体にエンドレスベルトを圧接させ、この圧接部
分にてシート用紙を挟持して搬送する。
えば記録媒体である感光体に対し、圧接されるローラ間
に架設されたエンドレスベルトが、シート用紙搬送方向
側の駆動ローラをシート用紙搬送方向に回転することに
よりシート用紙を感光体とで挟持して搬送する。この場
合、上記駆動ローラを回転させることでエンドレスベル
トの感光体と対向側の弛みを除去してローラ間に張架
し、感光体にエンドレスベルトを圧接させ、この圧接部
分にてシート用紙を挟持して搬送する。
【0015】一方、シート用紙を搬送しない停止時に
は、エンドレスベルトの感光体と対向する側を弛むよう
に上記駆動ローラを一定時間逆回転する。これにより、
エンドレスベルトの感光体と対向する側が弛み、感光体
よりエンドレスベルトが離間する。
は、エンドレスベルトの感光体と対向する側を弛むよう
に上記駆動ローラを一定時間逆回転する。これにより、
エンドレスベルトの感光体と対向する側が弛み、感光体
よりエンドレスベルトが離間する。
【0016】特にエンドレスベルトを張架する時には、
シート用紙先端が先端検出センサにて検出されること
で、シート用紙の搬送を行う必要があることを知る。こ
の先端検出信号により、駆動ローラをシート用紙の搬送
方向に駆動を開始することで、感光体と対向する側のエ
ンドレスベルトの弛みが、もう一方のローラを停止状態
にしておけば除去され、エンドレスベルトを感光体に圧
接できる。この圧接状態においてシート用紙を挟持し転
写を行うと同時にシート用紙を搬送する。
シート用紙先端が先端検出センサにて検出されること
で、シート用紙の搬送を行う必要があることを知る。こ
の先端検出信号により、駆動ローラをシート用紙の搬送
方向に駆動を開始することで、感光体と対向する側のエ
ンドレスベルトの弛みが、もう一方のローラを停止状態
にしておけば除去され、エンドレスベルトを感光体に圧
接できる。この圧接状態においてシート用紙を挟持し転
写を行うと同時にシート用紙を搬送する。
【0017】また、転写を終了すれば、シート用紙の搬
送を停止するために、シート用紙の後端が検出センサに
て検出される。この後端検出信号に基づいて、エンドレ
スベルトを感光体に対し離間させ弛ませるために、上記
駆動ローラを一定時間逆回転させる。これにより、感光
体と対向している側のエンドレスベルトが弛み、エンド
レスベルトが感光体との圧接状態が解除され離間する。
送を停止するために、シート用紙の後端が検出センサに
て検出される。この後端検出信号に基づいて、エンドレ
スベルトを感光体に対し離間させ弛ませるために、上記
駆動ローラを一定時間逆回転させる。これにより、感光
体と対向している側のエンドレスベルトが弛み、エンド
レスベルトが感光体との圧接状態が解除され離間する。
【0018】
【実施例】以下に図面に従って、本発明のシート用紙搬
送装置を詳細に説明する。図1は本発明にかかる画像形
成装置に設けられるシート搬送装置の一例を示す概略断
面図である。
送装置を詳細に説明する。図1は本発明にかかる画像形
成装置に設けられるシート搬送装置の一例を示す概略断
面図である。
【0019】該図において、符号1は円筒形状に形成さ
れたなる記録媒体である感光体、2は感光体表面を特定
の極性に帯電する帯電器、3は画像形成情報に応じてレ
ーザ又はLED等を駆動し光照射してなる光照射部、4
は光照射に応じて感光体上に形成された静電潜像をトナ
ーにて現像する現像器、5は感光体上に形成されたトナ
ー画像をシート状の用紙に転写する転写器、6は感光体
表面に残留する電荷を除電する光又はコロナ除電器、7
は感光体表面に残留するトナーを除去し次の画像形成に
備えるクリーニング装置である。
れたなる記録媒体である感光体、2は感光体表面を特定
の極性に帯電する帯電器、3は画像形成情報に応じてレ
ーザ又はLED等を駆動し光照射してなる光照射部、4
は光照射に応じて感光体上に形成された静電潜像をトナ
ーにて現像する現像器、5は感光体上に形成されたトナ
ー画像をシート状の用紙に転写する転写器、6は感光体
表面に残留する電荷を除電する光又はコロナ除電器、7
は感光体表面に残留するトナーを除去し次の画像形成に
備えるクリーニング装置である。
【0020】上記転写器5の位置にシート用紙を給送す
るために、例えば図示しない給紙トレイ上に載置された
シート用紙8を最上部のものから1枚給紙する給紙手段
にて給紙する。給紙されたシート用紙8は、転写器5の
近傍で感光体1の表面に案内され感光体1と転写器5と
の間に導かれて感光体1上に形成されたトナー画像が転
写器5の作用により転写される。転写を終了したシート
用紙8は、感光体1面より剥離され、加熱定着装置9へ
と導かれる。該加熱定着装置9は、シート用紙8上の未
定着状態のトナー画像を加熱し熔融することで定着す
る。この時、シート用紙8は、加熱定着装置9にて搬送
されると同時に転写上のトナー画像が順次定着され、定
着後に配置された搬送ローラ(図示せず)を介して排出
トレイへと排出される。
るために、例えば図示しない給紙トレイ上に載置された
シート用紙8を最上部のものから1枚給紙する給紙手段
にて給紙する。給紙されたシート用紙8は、転写器5の
近傍で感光体1の表面に案内され感光体1と転写器5と
の間に導かれて感光体1上に形成されたトナー画像が転
写器5の作用により転写される。転写を終了したシート
用紙8は、感光体1面より剥離され、加熱定着装置9へ
と導かれる。該加熱定着装置9は、シート用紙8上の未
定着状態のトナー画像を加熱し熔融することで定着す
る。この時、シート用紙8は、加熱定着装置9にて搬送
されると同時に転写上のトナー画像が順次定着され、定
着後に配置された搬送ローラ(図示せず)を介して排出
トレイへと排出される。
【0021】上記加熱定着装置9は、図に示す通り、ヒ
ータ91を内部に備えた加熱ローラ92に対し、加圧ロ
ーラ93を適度な加圧力でもって圧接させ、転写後のシ
ート用紙を挟持し、シート搬送を行うと同時に加熱ロー
ラ92側の熱によりシート上のトナー画像を熔融し定着
している。
ータ91を内部に備えた加熱ローラ92に対し、加圧ロ
ーラ93を適度な加圧力でもって圧接させ、転写後のシ
ート用紙を挟持し、シート搬送を行うと同時に加熱ロー
ラ92側の熱によりシート上のトナー画像を熔融し定着
している。
【0022】また、上記シート用紙8上に感光体1に形
成されたトナー像を転写するために、搬送されてくるシ
ート用紙8を、感光体1側に圧接させて搬送するための
手段である、加圧部材10が設けられている。この加圧
部材10と上記感光体8とで本発明のシート用紙搬送装
置を構成する。
成されたトナー像を転写するために、搬送されてくるシ
ート用紙8を、感光体1側に圧接させて搬送するための
手段である、加圧部材10が設けられている。この加圧
部材10と上記感光体8とで本発明のシート用紙搬送装
置を構成する。
【0023】加圧部材10は、配置された転写器5を中
心に挟んで回転されるローラ101及び102に、エン
ドレス状態の無端ベルト103を緩やかに架設して構成
される。特にシート用紙8の搬送方向側、つまりシート
用紙の搬出側のローラ101は例えば回転駆動用の図示
していないモータの回転軸に回転伝達手段を介して連結
されており、エンドレスベルト103を感光体1の回転
周速度と同速度で回転するために回転駆動されている。
また、駆動ローラ101と反対側、つまりシート用紙の
搬入側のローラ102は、回転可能に支持されてると同
時に、必要に応じて回転をロックする手段、例えばブレ
ーキ部材を備えてなる従動ローラである。
心に挟んで回転されるローラ101及び102に、エン
ドレス状態の無端ベルト103を緩やかに架設して構成
される。特にシート用紙8の搬送方向側、つまりシート
用紙の搬出側のローラ101は例えば回転駆動用の図示
していないモータの回転軸に回転伝達手段を介して連結
されており、エンドレスベルト103を感光体1の回転
周速度と同速度で回転するために回転駆動されている。
また、駆動ローラ101と反対側、つまりシート用紙の
搬入側のローラ102は、回転可能に支持されてると同
時に、必要に応じて回転をロックする手段、例えばブレ
ーキ部材を備えてなる従動ローラである。
【0024】エンドレスベルト103は、ローラ101
と102間に相当の弛みが形成できる状態で緩やかに架
設されている。そこで、ローラ101,102とエンド
レスベルト103とのスリップが生じ、エンドレスベル
ト103の駆動不良を生じることがないように、各ロー
ラ101,102側に圧接される加圧ローラ104,を
それぞれに設けている。そこで、駆動ローラ101の反
時計方向の回転により図中矢印方向に回転されること
で、上記エンドレスベルト103はシート用紙搬送方向
に走行される。そこで、従動ローラ102を回転するこ
となくブレーキ手段等にて固定しておけば、その走行時
にエンドレスベルト103は、感光体1と対向する側の
弛みがなくなり張架され、この状態でエンドレスベルト
103が感光体1と圧接されるように、ローラ101、
102を設けている。
と102間に相当の弛みが形成できる状態で緩やかに架
設されている。そこで、ローラ101,102とエンド
レスベルト103とのスリップが生じ、エンドレスベル
ト103の駆動不良を生じることがないように、各ロー
ラ101,102側に圧接される加圧ローラ104,を
それぞれに設けている。そこで、駆動ローラ101の反
時計方向の回転により図中矢印方向に回転されること
で、上記エンドレスベルト103はシート用紙搬送方向
に走行される。そこで、従動ローラ102を回転するこ
となくブレーキ手段等にて固定しておけば、その走行時
にエンドレスベルト103は、感光体1と対向する側の
弛みがなくなり張架され、この状態でエンドレスベルト
103が感光体1と圧接されるように、ローラ101、
102を設けている。
【0025】例えば、感光体1と対向する転写器5の位
置を中心とし、その位置での感光体1表面の接線に対
し、ローラ101と102の上頂部間の直線が同一にな
るようにローラ101、102を配置し、そこでエンド
レスベルト103を張架すれば、転写器5と対向する位
置で感光体1に接触する。この時の接触幅を大きくする
には、上記感光体1の接線より、ローラ101と102
間の上頂部間の直線が上方になるようにローラ配置する
ことで簡単に接触幅の調整を行える。
置を中心とし、その位置での感光体1表面の接線に対
し、ローラ101と102の上頂部間の直線が同一にな
るようにローラ101、102を配置し、そこでエンド
レスベルト103を張架すれば、転写器5と対向する位
置で感光体1に接触する。この時の接触幅を大きくする
には、上記感光体1の接線より、ローラ101と102
間の上頂部間の直線が上方になるようにローラ配置する
ことで簡単に接触幅の調整を行える。
【0026】そこで、ローラ101を駆動側とし、該駆
動ローラ101は、モータの回転により通常は、シート
用紙8を矢印方向に搬送するように回転される。しか
し、シート用紙を搬送する必要のない状態で、エンドレ
スベルト103を感光体1より離間させる状態において
は、上記従動ローラ102の回転を固定した状態で、駆
動ローラ101を逆方向に回転駆動する。
動ローラ101は、モータの回転により通常は、シート
用紙8を矢印方向に搬送するように回転される。しか
し、シート用紙を搬送する必要のない状態で、エンドレ
スベルト103を感光体1より離間させる状態において
は、上記従動ローラ102の回転を固定した状態で、駆
動ローラ101を逆方向に回転駆動する。
【0027】上記駆動ローラ101により回転されるエ
ンドレスベルト103をスリップすることなく回転駆動
するためには、上述したように駆動ローラ101及び従
動ローラ102のそれぞれに加圧ローラ104を設け、
エンドレスベルト103を挟持するようにしておき、エ
ンドレスベルト103とのスリップを阻止する。
ンドレスベルト103をスリップすることなく回転駆動
するためには、上述したように駆動ローラ101及び従
動ローラ102のそれぞれに加圧ローラ104を設け、
エンドレスベルト103を挟持するようにしておき、エ
ンドレスベルト103とのスリップを阻止する。
【0028】この構成に限らず、図5及び図6に示すよ
うに、エンドレスベルト103の両端に搬送用の等間隔
に形成された開孔105(図5参照)に対し、ローラ1
01及び102の両端部にエンドレスベルト103の開
孔105と同一間隔で突出部106を設け、この突出部
106にエンドレスベルト103に形成された開孔10
5を嵌合させておけば、エンドレスベルト103の駆動
ローラ101の回転によるスリップ、つまり空回りを阻
止できる。図中107は、突出部106に対応した設け
られたカバーであり、エンドレスベルト103の突出部
106よりの離脱を阻止するために配置されている。
うに、エンドレスベルト103の両端に搬送用の等間隔
に形成された開孔105(図5参照)に対し、ローラ1
01及び102の両端部にエンドレスベルト103の開
孔105と同一間隔で突出部106を設け、この突出部
106にエンドレスベルト103に形成された開孔10
5を嵌合させておけば、エンドレスベルト103の駆動
ローラ101の回転によるスリップ、つまり空回りを阻
止できる。図中107は、突出部106に対応した設け
られたカバーであり、エンドレスベルト103の突出部
106よりの離脱を阻止するために配置されている。
【0029】エンドレスベルト103は、感光体1と圧
接するため、感光体上のトナーが付着しないうな部材を
選んで構成することが良好である。例えばトナーに対し
て離型性よい、フッ素系樹脂、例えばポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)フィルム、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)フィルム、またポリエチレンテレフ
タレフィルム、ポリイミドフィルム等にて形成される。
接するため、感光体上のトナーが付着しないうな部材を
選んで構成することが良好である。例えばトナーに対し
て離型性よい、フッ素系樹脂、例えばポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)フィルム、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)フィルム、またポリエチレンテレフ
タレフィルム、ポリイミドフィルム等にて形成される。
【0030】なお、図1において符号11及び12は、
シート用紙8が転写器5による転写前の搬送状態及び転
写後の搬送終了状態を検出するマイクロスイッチ等から
なるセンサである。特に、センサ11は加圧部材10の
搬入側手前に配置されたシート用紙8の先端検出セン
サ、センサ12は加圧部材10の搬出側後方に配置さ
れ、転写後のシート用紙の搬送状態を検出するためのシ
ート用紙後端検出センサである。
シート用紙8が転写器5による転写前の搬送状態及び転
写後の搬送終了状態を検出するマイクロスイッチ等から
なるセンサである。特に、センサ11は加圧部材10の
搬入側手前に配置されたシート用紙8の先端検出セン
サ、センサ12は加圧部材10の搬出側後方に配置さ
れ、転写後のシート用紙の搬送状態を検出するためのシ
ート用紙後端検出センサである。
【0031】図4は、感光体1にエンドレスベルト10
3を接離可能に制御するための制御ブロック図を示す。
駆動ローラ101の駆動制御を行う駆動ローラ制御回路
108は、モータの駆動制御を行うものであって、シー
ト用紙8を搬送する方向の回転(正回転)、シート用紙
8の搬送方向と逆方向に回転(逆回転)、回転速度の等
の制御を行う。この制御回路108は、シート用紙8の
搬送状態を検出する先端及び後端検出センサ11及び1
2からの検出信号に応答する。
3を接離可能に制御するための制御ブロック図を示す。
駆動ローラ101の駆動制御を行う駆動ローラ制御回路
108は、モータの駆動制御を行うものであって、シー
ト用紙8を搬送する方向の回転(正回転)、シート用紙
8の搬送方向と逆方向に回転(逆回転)、回転速度の等
の制御を行う。この制御回路108は、シート用紙8の
搬送状態を検出する先端及び後端検出センサ11及び1
2からの検出信号に応答する。
【0032】また、従動ローラ102の駆動制御、つま
りローラ102の回転状態をロックするための駆動を制
御するロック制御回路109は、上記先端及び後端検出
センサ11,12の検出信号により、ローラ102のロ
ック状態を制御する。
りローラ102の回転状態をロックするための駆動を制
御するロック制御回路109は、上記先端及び後端検出
センサ11,12の検出信号により、ローラ102のロ
ック状態を制御する。
【0033】なお従動ローラ102は、通常は自在に回
転するに軸支されており、回転軸を必要に応じて固定す
るロック機構を設けている。このロック機構でなく、ロ
ーラ102は従動するが、相当のブレーキ力により回転
が規制されている状態に設定してもよい。つまり、駆動
ローラ101が逆回転してもローラ102側が自由に回
転できず、また駆動ローラ101が正回転駆動されても
エンドレスベルト103が張架されて駆動力が伝達され
るまでは回転が規制されるように相応のブレーキが作用
するように回転可能に軸支しておけばよい。このような
く構成であれば、ロック制御回路109が不要になり、
またロック機構も不要になる。
転するに軸支されており、回転軸を必要に応じて固定す
るロック機構を設けている。このロック機構でなく、ロ
ーラ102は従動するが、相当のブレーキ力により回転
が規制されている状態に設定してもよい。つまり、駆動
ローラ101が逆回転してもローラ102側が自由に回
転できず、また駆動ローラ101が正回転駆動されても
エンドレスベルト103が張架されて駆動力が伝達され
るまでは回転が規制されるように相応のブレーキが作用
するように回転可能に軸支しておけばよい。このような
く構成であれば、ロック制御回路109が不要になり、
またロック機構も不要になる。
【0034】以上の構成による感光体1と加圧部材10
とによるシート用紙8の搬送制御の動作について図2及
び図3を加えて説明する。
とによるシート用紙8の搬送制御の動作について図2及
び図3を加えて説明する。
【0035】画像形成装置、例えばレーザプリンタによ
る画像形成動作が開始されれば、感光体1に所望の画像
を形成するために、感光体1が回転駆動され該感光体1
表面が帯電器2にて均一に帯電される。帯電された感光
体1はレーザ変調光により所望の光情報として照射手段
3にて照射することで静電潜像が形成される。この静電
潜像は、現像器4にてトナーにて可視像化される。
る画像形成動作が開始されれば、感光体1に所望の画像
を形成するために、感光体1が回転駆動され該感光体1
表面が帯電器2にて均一に帯電される。帯電された感光
体1はレーザ変調光により所望の光情報として照射手段
3にて照射することで静電潜像が形成される。この静電
潜像は、現像器4にてトナーにて可視像化される。
【0036】上記感光体1上に形成されたトナー画像
は、給紙部より送り込まれるシート用紙8に転写するた
めに、転写器5の位置へと移動する。この移動に同期し
て、シート用紙が送り込まれる時に、シート用紙8先端
が、先端検出センサ11にて検出される。この検出に応
答して、エンドレスベルト103は図2に示す通り、感
光体1より離間された状態で維持されている。そこで、
弛んだ状態で維持されているエンドレスベルト103を
感光体1に圧接させるために、駆動ローラ101が回転
駆動される。この時、ローラ102側はロック状態に維
持されており、回転が規制されている。
は、給紙部より送り込まれるシート用紙8に転写するた
めに、転写器5の位置へと移動する。この移動に同期し
て、シート用紙が送り込まれる時に、シート用紙8先端
が、先端検出センサ11にて検出される。この検出に応
答して、エンドレスベルト103は図2に示す通り、感
光体1より離間された状態で維持されている。そこで、
弛んだ状態で維持されているエンドレスベルト103を
感光体1に圧接させるために、駆動ローラ101が回転
駆動される。この時、ローラ102側はロック状態に維
持されており、回転が規制されている。
【0037】つまり、先端検出センサ11による検出信
号は、駆動ローラ制御回路108及びロック制御回路1
09が入力することで、駆動ローラ制御回路108は、
駆動ローラ101を正回転方向に駆動する。またロック
制御回路109側では、ローラ102の回転を規制する
ためにロックする。これにより、弛んだエンドレスベル
ト103は離間ローラ101の回転により引っ張られ、
従動ローラ102との間で張架され、感光体1に転写器
5に対応した領域が圧接される。この圧接状態を図3に
示す通りであり、この状態はローラ101の駆動時間等
にて簡単に判別できる。例えば、エンドレスベルト10
3を弛んだ状態に維持させる時に、ローラ101と10
2間の張架距離(直線距離)分に対し、10mm程度の
弛みを形成すると、ローラ101と102間の張架距離
にもよるが、この間の距離を100mmとすれば、感光
体1の転写器5と位置よりエンドレスベルト103が離
間する距離としては約20mm程度となる。
号は、駆動ローラ制御回路108及びロック制御回路1
09が入力することで、駆動ローラ制御回路108は、
駆動ローラ101を正回転方向に駆動する。またロック
制御回路109側では、ローラ102の回転を規制する
ためにロックする。これにより、弛んだエンドレスベル
ト103は離間ローラ101の回転により引っ張られ、
従動ローラ102との間で張架され、感光体1に転写器
5に対応した領域が圧接される。この圧接状態を図3に
示す通りであり、この状態はローラ101の駆動時間等
にて簡単に判別できる。例えば、エンドレスベルト10
3を弛んだ状態に維持させる時に、ローラ101と10
2間の張架距離(直線距離)分に対し、10mm程度の
弛みを形成すると、ローラ101と102間の張架距離
にもよるが、この間の距離を100mmとすれば、感光
体1の転写器5と位置よりエンドレスベルト103が離
間する距離としては約20mm程度となる。
【0038】そこで、駆動ローラ101をエンドレスベ
ルト103の弛み分の10mmを吸収するために回転す
れば、ローラ102のロック状態を解除しシート用紙8
をエンドレスベルト103上に沿って感光体1の転写位
置へと搬送することができる。そして、シート用紙8は
エンドレスベルト103と感光体1との間に挟持され、
この状態で転写器5の作用により感光体1上に形成され
たトナー画像がシート用紙8に転写される。
ルト103の弛み分の10mmを吸収するために回転す
れば、ローラ102のロック状態を解除しシート用紙8
をエンドレスベルト103上に沿って感光体1の転写位
置へと搬送することができる。そして、シート用紙8は
エンドレスベルト103と感光体1との間に挟持され、
この状態で転写器5の作用により感光体1上に形成され
たトナー画像がシート用紙8に転写される。
【0039】この転写後にシート用紙8が感光体1の転
写領域を通過し、その後端が後端検出センサ12にて検
出される。このセンサ12の位置を通過した状態が検出
されれば、その信号が駆動ローラ制御回路108及びロ
ック制御回路109に入力される。これにより、エンド
レスベルト103を感光体1より離間するために、駆動
ローラ101を一定時間逆転駆動する。この逆回転の駆
動時間としては、10mmの弛みを作る時間である。こ
の状態では転写器5による作用は終了しており、またロ
ーラ102はロック状態に設定される。従って、図2に
示すようにエンドレスベルト103が感光体1より離間
し、感光体1に残留するトナーがエンドレスベルト10
3側に転移することはない。
写領域を通過し、その後端が後端検出センサ12にて検
出される。このセンサ12の位置を通過した状態が検出
されれば、その信号が駆動ローラ制御回路108及びロ
ック制御回路109に入力される。これにより、エンド
レスベルト103を感光体1より離間するために、駆動
ローラ101を一定時間逆転駆動する。この逆回転の駆
動時間としては、10mmの弛みを作る時間である。こ
の状態では転写器5による作用は終了しており、またロ
ーラ102はロック状態に設定される。従って、図2に
示すようにエンドレスベルト103が感光体1より離間
し、感光体1に残留するトナーがエンドレスベルト10
3側に転移することはない。
【0040】上記シート用紙8は次に加熱定着装置9へ
と送られ、該加熱定着装置9の位置で加熱定着されると
同時に搬送され、装置外に排出される。ここで、上記後
端検出センサ12がシート用紙8の後端を検出した時
に、これより先に先端検出センサ11が次のシート用紙
の搬送を検出しておれば、エンドレスベルト103は弛
みが形成されることなく、感光体1と圧接された状態を
継続維持され、駆動ローラ101の駆動は継続する。
と送られ、該加熱定着装置9の位置で加熱定着されると
同時に搬送され、装置外に排出される。ここで、上記後
端検出センサ12がシート用紙8の後端を検出した時
に、これより先に先端検出センサ11が次のシート用紙
の搬送を検出しておれば、エンドレスベルト103は弛
みが形成されることなく、感光体1と圧接された状態を
継続維持され、駆動ローラ101の駆動は継続する。
【0041】上記エンドレスベルト103を感光体1よ
り離間させるための弛み量としては、10mmとして説
明しているが、これは必要に応じて決定すればよいこと
である。つまり、感光体1とエンドレスベルト103と
の転写位置での離間距離として少なくとも5mm以上に
するには、少なくともエンドレスベルト103の弛み量
としては、ローラ101、102間の距離を100mm
とすれば、約0.2mm以上の弛み量とすれば、5mm
以上の間隔に設定できる。そのため、駆動ローラ101
を逆転方向にエンドレスベルト103を0.2mm逆に
送ることで達成できる。
り離間させるための弛み量としては、10mmとして説
明しているが、これは必要に応じて決定すればよいこと
である。つまり、感光体1とエンドレスベルト103と
の転写位置での離間距離として少なくとも5mm以上に
するには、少なくともエンドレスベルト103の弛み量
としては、ローラ101、102間の距離を100mm
とすれば、約0.2mm以上の弛み量とすれば、5mm
以上の間隔に設定できる。そのため、駆動ローラ101
を逆転方向にエンドレスベルト103を0.2mm逆に
送ることで達成できる。
【0042】一方、エンドレスベルト103の弛みを形
成する方法としては、駆動ローラ101側の駆動を制御
することで達成しているが、これに限らず、ローラ10
2をも回転駆動する構成とし、弛みを形成する場合に、
ローラ101の回転を停止させ固定した状態で、ローラ
102を正回転方向に駆動する。この時の駆動量として
は上述したように、弛み量に応じて決められる。そし
て、シート用紙8を搬送し、転写を行う場合には、上記
弛みを解消するために、ローラ102を逆方向に回転さ
せ、弛みを無くし、エンドレスベルト103の感光体1
に対向する側を張架させ感光体1に圧接させる。この時
には駆動ローラ101側は固定されおり、張架後に駆動
ローラ101がシート用紙の搬送速度に応じた速度で回
転駆動され、ローラ102側をその回転に従動するよう
にフリーな状態に設定すればよい。
成する方法としては、駆動ローラ101側の駆動を制御
することで達成しているが、これに限らず、ローラ10
2をも回転駆動する構成とし、弛みを形成する場合に、
ローラ101の回転を停止させ固定した状態で、ローラ
102を正回転方向に駆動する。この時の駆動量として
は上述したように、弛み量に応じて決められる。そし
て、シート用紙8を搬送し、転写を行う場合には、上記
弛みを解消するために、ローラ102を逆方向に回転さ
せ、弛みを無くし、エンドレスベルト103の感光体1
に対向する側を張架させ感光体1に圧接させる。この時
には駆動ローラ101側は固定されおり、張架後に駆動
ローラ101がシート用紙の搬送速度に応じた速度で回
転駆動され、ローラ102側をその回転に従動するよう
にフリーな状態に設定すればよい。
【0043】以上のような方法以外にも、先端検出セン
サ11の検出時に駆動ローラ101側をシート用紙を搬
送する速度より早くするように構成しておけば、エンド
レスベルト103の弛みが徐々に解消され、エンドレス
ベルト103がローラ101,102間に張架される。
この弛みを解消できる時間としては、その時の回転速度
及び弛み量に応じて決まり、この時間後にローラ101
の駆動速度を、シート用紙の搬送速度と同等になるよう
に制御すればよい。この場合、ローラ102側について
は回転可能であっても、弛みは徐々に除去される。この
弛みは、搬送されるシート用紙8が感光体1の転写位置
に達する前に完了するように駆動ローラ101の回転速
度を設定し、エンドレスベルト103が感光体1に圧接
されれば、シート用紙8の搬送速度に変更させればよ
い。
サ11の検出時に駆動ローラ101側をシート用紙を搬
送する速度より早くするように構成しておけば、エンド
レスベルト103の弛みが徐々に解消され、エンドレス
ベルト103がローラ101,102間に張架される。
この弛みを解消できる時間としては、その時の回転速度
及び弛み量に応じて決まり、この時間後にローラ101
の駆動速度を、シート用紙の搬送速度と同等になるよう
に制御すればよい。この場合、ローラ102側について
は回転可能であっても、弛みは徐々に除去される。この
弛みは、搬送されるシート用紙8が感光体1の転写位置
に達する前に完了するように駆動ローラ101の回転速
度を設定し、エンドレスベルト103が感光体1に圧接
されれば、シート用紙8の搬送速度に変更させればよ
い。
【0044】また、エンドレスベルト103を介して転
写器5を作動させシート用紙8にトナー像を静電転写す
るようにしている。この転写においては、転写器5をエ
ンドレスベルト103内に配置する必要があり構造が複
雑になる。これを解消することを目的として、エンドレ
スベルト103自体にトナー像を静電的に吸着するため
の電圧を供給するようにすればよい。
写器5を作動させシート用紙8にトナー像を静電転写す
るようにしている。この転写においては、転写器5をエ
ンドレスベルト103内に配置する必要があり構造が複
雑になる。これを解消することを目的として、エンドレ
スベルト103自体にトナー像を静電的に吸着するため
の電圧を供給するようにすればよい。
【0045】上記目的を達成するためには、エンドレス
ベルト103のローラ101,102と接する側を導電
性にし、電気的に浮かした状態でローラ101及び10
2を回転可能に設け、該ロック101または102を介
して所定の電圧を印加する。特にエンドレスベルト10
3は、上述したフッソ系の樹脂フィルムにローラ101
側を導電層に形成するればよい。このように構成するこ
とで転写器5を配置することを不要に構造を簡略化し、
コスト低減を図れ、また転写器5によりオゾンによる悪
影響を無くすことができる。
ベルト103のローラ101,102と接する側を導電
性にし、電気的に浮かした状態でローラ101及び10
2を回転可能に設け、該ロック101または102を介
して所定の電圧を印加する。特にエンドレスベルト10
3は、上述したフッソ系の樹脂フィルムにローラ101
側を導電層に形成するればよい。このように構成するこ
とで転写器5を配置することを不要に構造を簡略化し、
コスト低減を図れ、また転写器5によりオゾンによる悪
影響を無くすことができる。
【0046】以上はシート用紙の搬送装置として、感光
体1に対し加圧部材10であるエンドレスベルト103
とで構成されるものを説明した。これに限らず、シート
用紙上に形成されたトナー画像を定着する加熱定着装置
9においても同様の構成で実施できる。つまり、加熱ロ
ーラ92に圧接する加圧ローラ93を、上記加圧部材1
0のローラ101,102及びエンドレスベルト103
をそのまま用いればよい。この構成においては、エンド
レスベルト103を加熱ローラ92に圧接させるため
に、ニップ幅を大きく設定するためにも、ローラ10
1,102頂部間の直線が、加熱ローラ92のエンドレ
スベルト103と接する接線より多少上方に位置するよ
うにローラ101,102を配置すればよい。従って、
ニップ幅については、エンドレスベルト103の材質に
関係することなく、自在に調整でき、その設定が非常に
簡単になる。
体1に対し加圧部材10であるエンドレスベルト103
とで構成されるものを説明した。これに限らず、シート
用紙上に形成されたトナー画像を定着する加熱定着装置
9においても同様の構成で実施できる。つまり、加熱ロ
ーラ92に圧接する加圧ローラ93を、上記加圧部材1
0のローラ101,102及びエンドレスベルト103
をそのまま用いればよい。この構成においては、エンド
レスベルト103を加熱ローラ92に圧接させるため
に、ニップ幅を大きく設定するためにも、ローラ10
1,102頂部間の直線が、加熱ローラ92のエンドレ
スベルト103と接する接線より多少上方に位置するよ
うにローラ101,102を配置すればよい。従って、
ニップ幅については、エンドレスベルト103の材質に
関係することなく、自在に調整でき、その設定が非常に
簡単になる。
【0047】そこで上述の構成において、転写を終了し
たシート用紙8先端が、先端検出センサ11にて検出さ
れるタイミングで、エンドレスベルト103の加熱ロー
ラ92側と対向する部分の弛みを除去し、張架させてエ
ンドレスベルト103を加熱ローラ92に圧接させるた
めに、駆動ローラ101側を正回転させ、従動ローラ1
02側を固定状態に設定する。弛みが除去される時間後
に、従動ローラ102を回転可能状態に設定すること
で、シート用紙8は、加熱ローラ92とエンドレスベル
ト103とが圧接する領域に送り込まれ、シート用紙8
上の転写トナー画像が加熱定着されると同時に加熱ロー
ラ92とエンドレスベルト103とで挟持されたシート
用紙8が搬送される。
たシート用紙8先端が、先端検出センサ11にて検出さ
れるタイミングで、エンドレスベルト103の加熱ロー
ラ92側と対向する部分の弛みを除去し、張架させてエ
ンドレスベルト103を加熱ローラ92に圧接させるた
めに、駆動ローラ101側を正回転させ、従動ローラ1
02側を固定状態に設定する。弛みが除去される時間後
に、従動ローラ102を回転可能状態に設定すること
で、シート用紙8は、加熱ローラ92とエンドレスベル
ト103とが圧接する領域に送り込まれ、シート用紙8
上の転写トナー画像が加熱定着されると同時に加熱ロー
ラ92とエンドレスベルト103とで挟持されたシート
用紙8が搬送される。
【0048】そして、定着を終了したシート用紙8の後
端が出口側の後端検出センサ12にて検出されると、エ
ンドレスベルト103を加熱ローラ92より離間させる
ために、エンドレスベルト103を一時停止した後、逆
方向に一定距離回転させて停止する。この逆方向の回転
時間については、加熱ローラ92よりエンドレスベルト
103が離間する間隔(加熱ローラ92直下の距離)に
応じて決められる。これと逆に、弛みを除去しエンドレ
スベルト103を加熱ローラ92に圧接させるために、
駆動ローラ101を先に駆動させる時間は、上述した時
間に設定され、この時間後には、従動ローラ102の回
転を自由にする。
端が出口側の後端検出センサ12にて検出されると、エ
ンドレスベルト103を加熱ローラ92より離間させる
ために、エンドレスベルト103を一時停止した後、逆
方向に一定距離回転させて停止する。この逆方向の回転
時間については、加熱ローラ92よりエンドレスベルト
103が離間する間隔(加熱ローラ92直下の距離)に
応じて決められる。これと逆に、弛みを除去しエンドレ
スベルト103を加熱ローラ92に圧接させるために、
駆動ローラ101を先に駆動させる時間は、上述した時
間に設定され、この時間後には、従動ローラ102の回
転を自由にする。
【0049】ここで、加熱ローラ92に対するエンドレ
スベルト103への圧接又は離間のための方法として
は、上述した感光体1に対するエンドレスベルト103
の圧接又は離間と同様にすればよい。例えば、エンドレ
スベルト103を加熱ローラ92に離間させるために、
駆動ローラ101が一定時間逆回転させる。また、ロー
ラ102側を回転駆動させ駆動ローラ101の回転を停
止させた後に、ローラ102側を正方向に一定時間回転
させる。
スベルト103への圧接又は離間のための方法として
は、上述した感光体1に対するエンドレスベルト103
の圧接又は離間と同様にすればよい。例えば、エンドレ
スベルト103を加熱ローラ92に離間させるために、
駆動ローラ101が一定時間逆回転させる。また、ロー
ラ102側を回転駆動させ駆動ローラ101の回転を停
止させた後に、ローラ102側を正方向に一定時間回転
させる。
【0050】一方、加熱ローラ92に弛んだエンドレス
ベルト103を圧接させるためには、駆動ローラ101
側の駆動速度を開始時に速くすれば弛みが徐々に除去さ
れる。この弛みが無くなる時間は、駆動速度と弛み量と
で決まり、その時間はシート用紙8が加熱ローラ92の
定着部分へと搬送されるまでの時間に設定される。その
ため、弛み量が決まっておれば、シート用紙8が加熱ロ
ーラの定着位置に達する時間より前に完了しておくよう
に駆動速度をきめればよい。また、この場合には、ロー
ラ102側は回転を固定することなく、回転自在に設定
しておけばよい。しかも、ローラ102側を一定時間逆
方向に回転させ弛みが除去された時点で、駆動ローラ1
01が正回転方向に駆動させればよい。
ベルト103を圧接させるためには、駆動ローラ101
側の駆動速度を開始時に速くすれば弛みが徐々に除去さ
れる。この弛みが無くなる時間は、駆動速度と弛み量と
で決まり、その時間はシート用紙8が加熱ローラ92の
定着部分へと搬送されるまでの時間に設定される。その
ため、弛み量が決まっておれば、シート用紙8が加熱ロ
ーラの定着位置に達する時間より前に完了しておくよう
に駆動速度をきめればよい。また、この場合には、ロー
ラ102側は回転を固定することなく、回転自在に設定
しておけばよい。しかも、ローラ102側を一定時間逆
方向に回転させ弛みが除去された時点で、駆動ローラ1
01が正回転方向に駆動させればよい。
【0051】また、エンドレスベルト103の材質とし
ては、トナーに対して離型性のよいもの、先に説明した
感光体1と圧接するエンドレスベルト103の材質と同
様のものであればよい。
ては、トナーに対して離型性のよいもの、先に説明した
感光体1と圧接するエンドレスベルト103の材質と同
様のものであればよい。
【0052】本発明による加圧部材10のエンドレスベ
ルト103を感光体1又は加熱ローラ92に圧接又は離
間させるための最適な実施例としては、シート用紙8の
搬送方向側のローラ101を駆動側として、シート用紙
8の搬入す側のローラ102を従動ローラとする。駆動
ローラ101側はシート用紙の搬送速度と同程度に駆動
され、エンドレスベルト103をシート用紙の後端検出
センサ12により駆動ローラ101は一定時間逆駆動さ
れる。そして、シート用紙の先端検出センサ11の検出
に応答して、駆動ローラ101は駆動を開始させる。こ
の駆動開始は、シート用紙8がエンドレスベルト103
と回転体である感光体1又は加熱ローラ92の圧接部分
に達する以前に、エンドレスベルト103を感光体1又
は加熱ローラ92に圧接するタイミングである。そのた
め、検出センサ11から上記圧接位置までのシート用紙
が達するタイミング(時間)より、駆動ローラ101に
よるエンドレスベルト103の弛みを除去する時間の方
が短い場合には、駆動ローラ101の駆動速度を上記タ
イミングに応じて速くする。
ルト103を感光体1又は加熱ローラ92に圧接又は離
間させるための最適な実施例としては、シート用紙8の
搬送方向側のローラ101を駆動側として、シート用紙
8の搬入す側のローラ102を従動ローラとする。駆動
ローラ101側はシート用紙の搬送速度と同程度に駆動
され、エンドレスベルト103をシート用紙の後端検出
センサ12により駆動ローラ101は一定時間逆駆動さ
れる。そして、シート用紙の先端検出センサ11の検出
に応答して、駆動ローラ101は駆動を開始させる。こ
の駆動開始は、シート用紙8がエンドレスベルト103
と回転体である感光体1又は加熱ローラ92の圧接部分
に達する以前に、エンドレスベルト103を感光体1又
は加熱ローラ92に圧接するタイミングである。そのた
め、検出センサ11から上記圧接位置までのシート用紙
が達するタイミング(時間)より、駆動ローラ101に
よるエンドレスベルト103の弛みを除去する時間の方
が短い場合には、駆動ローラ101の駆動速度を上記タ
イミングに応じて速くする。
【0053】この場合、従動ローラ102は停止状態
で、駆動力が伝達される時に回転するように構成してお
けば、エンドレスベルト103の弛みを充分に除去で
き、エンドレスベルト103が回転体に圧接するタイミ
ングで従動回転する。
で、駆動力が伝達される時に回転するように構成してお
けば、エンドレスベルト103の弛みを充分に除去で
き、エンドレスベルト103が回転体に圧接するタイミ
ングで従動回転する。
【0054】従って、駆動ローラ101を正転(シート
用紙の搬送方向)と逆転方向に回転駆動する構成とする
ことで、従動ローラ102側にロック機構及び回転駆動
手段を設ける必要はなく、構成をより簡単にできる。す
なわち、従動ローラ102において回転力が伝達される
ことで回転するように相応の停止状態を維持できる状態
で、回転可能に軸支されておればよい。しかも、駆動ロ
ーラ101をシート用紙の搬送方向側に設定すること
で、エンドレスベルト103の回転体と対向する側を、
弛みを形成し離間させ、弛みを除去してローラ101,
102間に張架させ回転体と圧接させることが簡単に行
える。
用紙の搬送方向)と逆転方向に回転駆動する構成とする
ことで、従動ローラ102側にロック機構及び回転駆動
手段を設ける必要はなく、構成をより簡単にできる。す
なわち、従動ローラ102において回転力が伝達される
ことで回転するように相応の停止状態を維持できる状態
で、回転可能に軸支されておればよい。しかも、駆動ロ
ーラ101をシート用紙の搬送方向側に設定すること
で、エンドレスベルト103の回転体と対向する側を、
弛みを形成し離間させ、弛みを除去してローラ101,
102間に張架させ回転体と圧接させることが簡単に行
える。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート用
紙搬送装置によれば、シート用紙を搬送する回転体に対
し圧接又は離間可能な加圧部材を設ける場合、シート用
紙を搬送するための駆動手段をそのまま利用すること
で、別途加圧部材全体を移動可能に設ける等の複雑な構
成が省略でき、非常に簡単な構成にて離間又は圧接を達
成でき、コスト的にも低減できる。
紙搬送装置によれば、シート用紙を搬送する回転体に対
し圧接又は離間可能な加圧部材を設ける場合、シート用
紙を搬送するための駆動手段をそのまま利用すること
で、別途加圧部材全体を移動可能に設ける等の複雑な構
成が省略でき、非常に簡単な構成にて離間又は圧接を達
成でき、コスト的にも低減できる。
【0056】特に加圧部材をエンドレスベルト及び該エ
ンドレスベルトを駆動するローラにより構成すること
で、回転体に加圧する量を簡単に自在に設定できる。
ンドレスベルトを駆動するローラにより構成すること
で、回転体に加圧する量を簡単に自在に設定できる。
【図1】本発明のシート用紙搬送装置を備えた画像形成
装置の該略構成を示す断面図。
装置の該略構成を示す断面図。
【図2】本発明のシート用紙搬送装置による非搬送時の
離間状態を示す動作説明図。
離間状態を示す動作説明図。
【図3】本発明のシート用紙搬送装置による搬送時の圧
接状態を示す動作説明図。
接状態を示す動作説明図。
【図4】本発明のシート用紙搬送装置におけるエンドレ
スベルトの離間又は圧接状態を制御する回路ブロック
図。
スベルトの離間又は圧接状態を制御する回路ブロック
図。
【図5】本発明のシート用紙搬送装置を構成するエンド
レスベルトの他の例を示す正面図。
レスベルトの他の例を示す正面図。
【図6】本発明のシート用紙搬送装置を構成するエンド
レスベルトを駆動する他の一例を示す側面図。
レスベルトを駆動する他の一例を示す側面図。
1 感光体 8 シート用紙 9 加熱定着装置 92 加熱ローラ 10 加圧部材 101 駆動ローラ 102 ローラ 103 エンドレスベルト 108 駆動ローラ制御回路 109 ロック制御回路 11 先端検出センサ 12 後端検出センサ
Claims (3)
- 【請求項1】回転体と、該回転体に圧接され回転する加
圧部材とを備え、該回転体と加圧部材との間にシート用
紙を挟持して搬送してなり、上記加圧部材を回転体に対
し接離可能に設けてなるトナー用紙搬送装置において、 上記加圧部材は、エンドレスベルトを弛みをもって架設
する少なくとも一対のローラを設け、該一対のローラの
一方を回転駆動してなり、 上記回転駆動されるローラの回転制御を行うことで上記
エンドレスベルトを上記回転体に圧接または離間させる
ように回転駆動制御する手段を備えたことを特徴とする
シート用紙搬送装置。 - 【請求項2】回転されトナー像が形成される感光体と、
適宜搬送されてくるシート用紙にトナー像を転写するた
めにシート用紙を上記感光体に圧接させるための加圧部
材を設け、該感光体と加圧部材とで上記シート用紙を挟
持し搬送してなるシート用紙搬送装置において、 上記加圧部材は、エンドレスベルトを弛みをもって架設
する少なくとも一対のローラを設け、該一対のローラの
シート搬送方向側を駆動ローラとし、 上記エンドレスベルトに搬送されてくるシート用紙の先
端を検出する先端検出センサと、転写後のシート用紙の
後端を検出する後端検出センサとを配置し、 該先端及び後端検出センサに信号に基づいて、上記エン
ドレスベルトを感光体に圧接又は離間させるために上記
駆動ローラの回転、または回転方向等を制御してなる駆
動ローラ制御手段を備えたことを特徴とするシート用紙
搬送装置。 - 【請求項3】駆動ローラ制御手段は、先端検出センサの
検出信号によりエンドレスベルトを感光体に圧接させる
ために回転速度をシート用紙の搬送方向に駆動し、後端
検出センサの検出信号により一定時間逆方向回転させる
ことを特徴とする請求項2記載のシート用紙搬送装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6063513A JP2863434B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | シート用紙搬送装置 |
US08/407,633 US5530535A (en) | 1994-03-31 | 1995-03-21 | Drive control for sheet-conveying endless belt |
DE19511529A DE19511529C2 (de) | 1994-03-31 | 1995-03-29 | Blatttransportvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6063513A JP2863434B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | シート用紙搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07267422A true JPH07267422A (ja) | 1995-10-17 |
JP2863434B2 JP2863434B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=13231381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6063513A Expired - Fee Related JP2863434B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | シート用紙搬送装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5530535A (ja) |
JP (1) | JP2863434B2 (ja) |
DE (1) | DE19511529C2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7611238B2 (en) | 2005-02-14 | 2009-11-03 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
Families Citing this family (7)
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JP3460425B2 (ja) * | 1995-03-16 | 2003-10-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
US5884134A (en) * | 1996-06-19 | 1999-03-16 | Ricoh Co., Ltd. | Image forming apparatus with a device to increase contact area between a transfer sheet and an image carrier |
JP3804928B2 (ja) * | 2001-03-09 | 2006-08-02 | 株式会社リコー | 液体噴射記録装置 |
JP4152604B2 (ja) * | 2001-05-24 | 2008-09-17 | 株式会社リコー | 給紙装置、シート搬送装置および画像形成装置 |
US6726384B2 (en) * | 2001-11-28 | 2004-04-27 | Lexmark International, Inc. | Paper controlled clutch for a paper exit system in a printer |
DE10247367A1 (de) * | 2002-10-10 | 2004-04-22 | OCé PRINTING SYSTEMS GMBH | Einrichtung und Verfahren zum Umdrucken und Fixieren mit einem geführten und einem freien Transportabschnitt |
US8707627B2 (en) | 2010-09-20 | 2014-04-29 | The Chamberlain Group, Inc. | Method of removing slack from a flexible driven member |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3045516A1 (de) * | 1980-12-03 | 1982-07-08 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Lichtempfindliches mehrschichtenmaterial und verfahren zur herstellung von haftschichten dafuer |
DE3214677C2 (de) * | 1982-04-21 | 1985-08-08 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Mehrfarbenkopiergerät |
JPH03179377A (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-05 | Konica Corp | 画像形成装置 |
JPH03179476A (ja) * | 1989-12-08 | 1991-08-05 | Hitachi Koki Co Ltd | 電子写真方式印刷装置 |
JP2758241B2 (ja) * | 1990-01-23 | 1998-05-28 | 沖電気工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP3057723B2 (ja) * | 1990-07-10 | 2000-07-04 | 沖電気工業株式会社 | 電子写真プリンタ |
JPH04121767A (ja) * | 1990-09-13 | 1992-04-22 | Hitachi Ltd | 電子写真装置 |
MY113259A (en) * | 1990-10-03 | 2002-01-31 | Kk Sato | Xerographic apparatus for label printer |
JPH04204978A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-27 | Mita Ind Co Ltd | 転写装置 |
US5435542A (en) * | 1994-03-15 | 1995-07-25 | Interbold | Statement presenter mechanism for automated teller machine |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6063513A patent/JP2863434B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-03-21 US US08/407,633 patent/US5530535A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-29 DE DE19511529A patent/DE19511529C2/de not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7611238B2 (en) | 2005-02-14 | 2009-11-03 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2863434B2 (ja) | 1999-03-03 |
US5530535A (en) | 1996-06-25 |
DE19511529A1 (de) | 1995-10-05 |
DE19511529C2 (de) | 1999-08-12 |
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