JP7135545B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
上述の問題点を解決すべく、通紙時における前記ローラ対を構成する定着部材及び加圧部材の各線速を適切に設定することにより、定着部材及び加圧部材の寿命を劣化させることなく複数種類の被記録媒体に対応する定着装置が提案されている(例えば「特許文献1」参照)。
本発明は上述の問題点を解決し、包袋や封筒等の二枚以上の部材が接合された被記録媒体において、定着動作時における開口部分の貼り付きを防止することが可能な画像形成装置及び画像形成方法の提供を目的とする。
画像形成部6には、像担持体でありイエロ、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に対応した複数の感光体ドラム7Y,7C,7M,7Kを有する作像ユニット8Y,8C,8M,8K、複数のローラ9,10,11に巻き掛けられた可撓性を有する中間転写体である中間転写ベルト12を有する中間転写ユニット13、各感光体ドラム7の外周面に静電潜像を形成する光書込ユニット14、用紙Pに未定着トナー画像T(図2参照)を定着させる定着装置15等が配設されている。給紙部3から定着装置15までの間には、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラ対等を備えた用紙搬送路16が形成されている。
ローラ9と対向する位置には、中間転写ベルト12の表面をクリーニングするベルトクリーニング装置18が配設されている。中間転写ベルト12、各ローラ9,10,11、各一次転写ローラ17、及びベルトクリーニング装置18はユニットとして一体構成されており、装置本体2に対して着脱可能に構成されている。
光書込ユニット14は、光変調されたレーザ光を各感光体ドラム7の表面に照射して各感光体ドラム7の表面にそれぞれ対応する色毎の静電潜像を形成する。本実施形態において、光書込ユニット14は各作像ユニット8の下方に配置されており、装置下方から装置上方に向けてレーザ照射が行われるように構成されている。
画像形成動作が開始されると、各感光体ドラム7が図示しない駆動手段の作動によりそれぞれ時計回り方向に回転駆動され、各感光体ドラム7の外周面が図示しない各帯電装置によってそれぞれ所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体ドラム7の外周面は光書込ユニット14からのレーザ光によってそれぞれ照射され、各感光体ドラム7の外周面に各色毎の静電潜像が形成される。このとき、各感光体ドラム7に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロ、シアン、マゼンタ、ブラックの各色情報に色分解した単色の画像情報である。このように形成された静電潜像は、各感光体ドラム7と各現像装置との間を通過する際に、各現像装置内の各色トナーによってトナー画像としてそれぞれ可視像化される。
トナー画像が転写された後、各感光体ドラム7の外周面上に付着した残留トナーは、各感光体クリーニング装置によって各感光体ドラム7の外周面上から除去される。クリーニングがなされた各感光体ドラム7は、除電装置によって除電作用を受け、その表面電位が初期化されて次の画像形成に備えられる。
フルカラートナー像を用紙Pに転写した後の中間転写ベルト12は、ベルトクリーニング装置18によって残留トナーをクリーニングされて次の画像形成に備えられる。
封筒33が定着ニップNを移動する際に、定着ベルト28の表面28aと加圧ローラ29の表面29aの線速度v1,v2の線速差Δvはほぼ0であり、未定着トナー画像Tを担持している表面側用紙33aの線速度vf1に対して、裏面側用紙33bの線速度vf2が線速差Δvf≒0として通紙される。
線速差Δvがほぼ0で定着ニップNを通過する封筒33ではしわ34は生じないものの、表面側用紙33aと裏面側用紙33bとの二枚の用紙に位置ずれが生じないため、定着装置15における加熱と加圧とによって開口部33cが密着してしまう。封筒33は画像形成装置から排出された後すぐに中身を挿入する場合が多いため、開口部33cが密着して貼り付くと迅速に封入作業を行うことができない。
そこで、開口部33c付近で任意に線速差Δvを生じさせ、二枚の用紙が密着しないよう位置ずれが生じれば、開口部33cの貼り付きを抑制することができる。以下に、本発明の構成及び動作を説明する。
従動ギヤ38は加圧ローラ29の支軸29bに取り付けられており、支軸29bと従動ギヤ38との間には一方向電磁クラッチ39が介装されている。一方向電磁クラッチ39は、支軸29bに内輪部位が一体結合され外輪部位は従動ギヤ38に固定されている。一方向電磁クラッチ39は電気信号に基づいてオンオフされ、オンの場合には入力ギヤ36から従動ギヤ38への回転力の伝達を許容し、従動ギヤ38から入力ギヤ36への回転力の伝達を遮断する。これにより定着ローラ25に対して加圧ローラ29が滑ることを防止し、各ローラ25,29を同期して回転することができる。
一方、一方向電磁クラッチ39がオフの場合には入力ギヤ36から従動ギヤ38への駆動伝達が行われず、定着ローラ25のみが回転駆動される。この結果、加圧ローラ29は駆動されずに定着ローラ25とは同期回転しなくなるため、定着ローラ25と加圧ローラ29との間で周速差が生じることとなる。
図6に示すように定着装置15の内部には、搬送されてくる封筒33の先端部を検知するセンサ40が配設されている。センサ40は封筒33の先端を検知すると、その検知信号を後述する制御手段41に向けて送信する。
図7は、本発明の一実施形態に用いられる制御手段41の制御ブロック図である。周知のマクロコンピュータからなり、図示しないCPU、ROM、RAM等を有する制御手段41は、モータ32の駆動制御を行うと共にセンサ40から検知信号を受けて一方向電磁クラッチ39のオンオフ制御を行う。
そして封筒33の後端からL2の位置までが定着ニップNを通過したことを制御手段41が認識すると、制御手段41は指令を送り一方向電磁クラッチ39をオフさせる。これにより入力ギヤ36からの回転駆動力が従動ギヤ38に伝達されなくなり、定着ローラ25のみが回転駆動されて加圧ローラ29は走行する定着ベルト28の移動に伴い従動回転するため、定着ローラ25と加圧ローラ29との間には周速差が生じることとなる。
上記実施形態では、駆動ギヤ37からの駆動力を、入力ギヤ36を介して定着ローラ25に伝達させ、さらに従動ギヤ38を介して加圧ローラ29に伝達させる構成を示したが、入力ギヤ36を介して加圧ローラ29に伝達させ、さらに従動ギヤ38を介して定着ローラ25に伝達させる構成としてもよい。
15 定着装置
23 排出ローラ対
25 第1搬送部材(定着ローラ)
29 第2搬送部材(加圧ローラ)
32 駆動手段(モータ)
33 被記録媒体(封筒)
33c 開口部
39 駆動力伝達手段(一方向電磁クラッチ)
41 制御手段
N 定着ニップ
Claims (4)
- 定着部材と、前記定着部材に被記録媒体を押圧して定着ニップを形成する加圧部材と、前記定着ニップよりも被記録媒体搬送方向下流側に配設された排出ローラ対と、前記排出ローラ対の作動を制御する制御手段とを備え、
前記排出ローラ対は、前記被記録媒体のトナー像が形成された面である表面側に配置された回転自在な第1搬送部材と、前記被記録媒体の裏面側に前記第1搬送部材と接触して配置された回転自在な第2搬送部材とを有し、
前記制御手段は、前記被記録媒体の搬送時において互いに同じ線速となるように前記第1搬送部材と前記第2搬送部材とを動作制御し、前記被記録媒体が所定の位置を占めたとき、前記第1搬送部材または前記第2搬送部材の何れか一方の線速が何れか他方の線速を上回るように前記第1搬送部材と前記第2搬送部材とを動作制御する画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記第1搬送部材または前記第2搬送部材の何れか一方を回転駆動する駆動手段と、
前記駆動手段の駆動力を前記第1搬送部材または前記第2搬送部材の何れか他方に伝達する伝達状態または遮断する遮断状態を選択的に取り得る駆動力伝達手段とを有し、
前記制御手段は前記所定の位置で前記駆動力伝達手段を前記伝達状態から前記遮断状態に切り替えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2記載の画像形成装置において、
前記被記録媒体が袋体であり、前記所定の位置は前記袋体の開口部に対応した位置であることを特徴とする画像形成装置。 - 定着部材と、前記定着部材に被記録媒体を押圧して定着ニップを形成する加圧部材と、前記定着ニップよりも被記録媒体搬送方向下流側に配設された排出ローラ対と、を備え、
前記排出ローラ対は、前記被記録媒体のトナー像が形成された面である表面側に配置された回転自在な第1搬送部材と、前記被記録媒体の裏面側に前記第1搬送部材と接触して配置された回転自在な第2搬送部材とを有し、
前記被記録媒体の搬送時において互いに同じ線速となるように前記第1搬送部材と前記第2搬送部材とを駆動し、前記被記録媒体が前記定着ニップを通過中の所定の位置を占めたとき、前記第1搬送部材または前記第2搬送部材の何れか一方の線速が何れか他方の線速を上回るように前記第1搬送部材と前記第2搬送部材とを動作させることを特徴とする画像形成方法。
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