JP7070202B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
このような加熱を行う熱定着技術において、被記録媒体が定着ニップを通過する際に定着部材と加圧部材との間に温度差があるため、定着部材に接する被記録媒体の表面側が裏面側に比して伸びが大きくなり、被記録媒体にしわが発生してしまうという問題点があった。そこで、加圧部材として逆クラウン形状のものを用い被記録媒体の伸びを相殺する技術が考えられているが、被記録媒体の幅方向では伸びが相殺されるものの被記録媒体の搬送方向では伸びが相殺されず、被記録媒体が裏面側にカールするいわゆるバックカールという不具合が生じてしまうという問題点がある。
このような問題点を解消すべく、他方のローラを串刺し団子状となるように被記録媒体の幅方向において複数個に分割形成し、各ローラ間にリブの基部が入り込むように配置することで、上述した問題点の発生を防止する構成が採用されている。
本発明は上述の問題点を解決し、被記録媒体として2枚以上の部材により構成されたものが用いられた場合においてもしわの発生を防止することが可能な定着装置及びこれを備えた画像形成装置の提供を目的とする。
各画像形成部2Y,2C,2M,2Kの下方には光書き込み装置5が配設されている。光書き込み装置5は、図示しない光源、ポリゴンミラー、各種ミラー及びレンズ等を有する周知の構成であり、外部入力された画像に対応した静電潜像を各感光体ドラム12Y,12C,12M,12Kの表面にそれぞれ形成する。
二次転写ローラ4の用紙搬送方向下流側に配設された定着装置7は、加熱ローラ34及び加圧ローラ35からなる定着ローラ対45を有していて装置本体1aの上部に配置されている。内部に図示しない熱源を有する定着部材としての加熱ローラ34は装置本体1aに回転自在に支持されており、図示しない駆動手段によって回転駆動される。
カバー部材1bに回転自在に支持された加圧部材としての加圧ローラ35は、図示しない付勢手段の付勢力によってその周面を加熱ローラ34の周面に圧接させており、加熱ローラ34と共に回転する。加圧ローラ35は図2(b)に示すように、中央部から両端部に向かうに連れて外径が徐々に増加するように形成された逆クラウン形状を呈している。加圧ローラ35が逆クラウン形状を呈していることにより、加熱ローラ34から熱を付与された用紙Pが幅方向に沿って伸びようとする際に、加圧ローラ35によって伸びが阻害することが防止され、用紙Pにしわが発生することを防止している。各ローラ34,35間を通る用紙Pは、その熱と圧力とによって上面に形成されたトナー像を定着される。
図3は、従来の構成における各リブ49と第2ローラ50との関係を示している。図2に示すように、ほぼ四角形状を呈する各リブ49はその一角部を支軸49aにそれぞれ固定されており、それぞれ適当な間隔をおいて配置されている。支軸49aにはリブ移動手段としてのモータ51が接続されており、モータ51の作動により各リブ49は、図2に実線で示す搬送ローラ対46によって搬送される用紙Pに接触する第1の位置としての接触位置と、図2に二点鎖線で示す同用紙Pに接触しない第2の位置としての退避位置とを選択的に占める。なお、リブ移動手段としてはモータには限定されず、ソレノイドや他のアクチュエータを用いてもよい。
このように構成された従来の第2ローラ50における問題点を以下に説明する。
このようなしわ53が生じると、画像品質が大幅に低下してしまうため好ましくない。
以下に、しわ53の発生を防止することが可能な本発明における搬送ローラ対46の構成について説明する。
各小径部48cはその外周面が円弧状となるように形成されており、軸部48a及び各大径部48bに対して固定されている。
第1の実施形態では、各小径部48cの外周面を円弧状としたが、各小径部48cの外周面を、大径部48bの外周面と連続的に形成された複数の曲線を連続させた形状としても同様の作用効果を得ることができる。
各小径部54cは各大径部54bと同様の円柱形状となるように形成されており、軸部54a及び各大径部54bに対して固定されている。
上述した第2ローラ48,54では、各大径部48b,54bと各小径部48c,54cとをそれぞれ別部材とする構成を示したが、各大径部と各小径部とを一体的に形成する構成としてもよい。一体形成の場合には組立工数を低減でき、別部材の場合にはコスト低減を図ることができる。
第1ローラ47の形状を、その中央部から両端部に向かうに連れて径が徐々に小さくなる太鼓形状であるクラウン形状とすることにより、被記録媒体として用紙Pが用いられる場合には図4に矢印F1で示す力が作用し、力Fを打ち消してしわ53の発生を効果的に防止することができる。
しかし、このような作用効果を望まないのであれば、リブ49を接触位置に固定してモータ51を用いない構成とすることもできる。この場合には、構成を簡略化できコストダウンを図ることができる。
7 定着装置
34 定着部材(加熱ローラ)
35 加圧部材(加圧ローラ)
46 搬送ローラ対
47 第1ローラ
48,54 第2ローラ
48a,54a 軸部
48b,54b 大径部
48c,54c 小径部
49 リブ
51 リブ移動手段(モータ)
52 被記録媒体
Claims (7)
- 内部に加熱源を有する定着部材と、
前記定着部材に圧接して被記録媒体のトナー像付着面に付着したトナー像を定着する定着ニップを形成する逆クラウン形状の加圧部材と、
前記定着ニップの被記録媒体搬送方向下流側に配設され、前記定着ニップを通過した被記録媒体をさらに下流側へと搬送する搬送ローラ対と、
前記搬送ローラ対の被記録媒体搬送方向下流側に被記録媒体の幅方向に向けて並んで配設され、前記搬送ローラ対によって搬送される被記録媒体を前記トナー像付着面が内側となるように湾曲する態様で偏向して案内する複数のリブとを備え、
前記搬送ローラ対は互いに圧接する第1のローラと第2のローラとからなり、前記第1のローラは前記トナー像付着面側に、前記第2のローラは前記トナー像付着面の裏面側にそれぞれ配置され、
前記各リブの少なくとも一部は、前記第2のローラの外径よりも前記第2のローラの径方向内側にその一部が入り込んで配設され、
前記第2のローラは、軸部と、前記軸部に取り付けられ被記録媒体を搬送する大径部と、前記軸部に取り付けられ前記各リブの配設位置に対応して配置された前記軸部よりも大径で前記大径部よりも小径であり前記各リブが接触しない複数個の小径部とを有する定着装置。 - 請求項1記載の定着装置において、
前記大径部と前記小径部とが曲線的に連続形成されていることを特徴とする定着装置。 - 請求項1または2記載の定着装置において、
前記大径部と前記小径部とがそれぞれ別の部材によって形成されていることを特徴とする定着装置。 - 請求項1ないし3の何れか一つに記載の定着装置において、
前記第1のローラはクラウン形状であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1ないし4の何れか一つに記載の定着装置において、
前記各リブは一体的に変位可能であり、前記各リブを、前記搬送ローラ対によって搬送される被記録媒体に接触して該被記録媒体を前記トナー像付着面が内側となるように湾曲する態様で偏向して案内する第1の位置と、前記搬送ローラ対によって搬送される被記録媒体に接触しない第2の位置とに選択的に変位させるリブ移動手段を有することを特徴とする定着装置。 - 請求項1ないし4の何れか一つに記載の定着装置において、
前記大径部と前記小径部とは互いの外径差が0.5mm以下であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1ないし6の何れか一つに記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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