JP4854257B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、静電記録方式や電子写真記録方式などを採用し、転写材やシート等の記録媒体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。
画像形成装置の定着装置として、互いに圧接された一対の回転体を有し、転写材に対して熱及び圧力を加えて定着させる方式のものが一般的に知られている。
一方、近年、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成装置においては、メディアの多様化に対する要求が高まっており、特に封筒が出力可能であることは、製品のセールスポイントとして必要不可欠な項目となってきている。
しかしながら封筒は、2枚以上の紙(場合によっては厚紙)を重ねて表面と裏面が形成されており、表面には転写されたトナー像が、裏面にはフラップや封筒の糊付け部が存在する。この為、上記のような定着装置において定着させようとすると、封筒の表面及び裏面とがそれぞれ異なる搬送力によって搬送されてしまい、その搬送力の差によって封筒にシワが発生してしまう場合が多い。
このような問題を解決する手段として、以下に示すような手法が提案されている(特許文献1参照)。これは、定着装置を構成する一対の回転体(内部に熱源を有する加熱ローラと加圧ローラ)のうち、加圧ローラに弾性体層を設け、弾性体層の厚みと硬度及び加熱ローラへの加圧力を規定することによって封筒のシワの発生を低減するものである。
上記手法によれば、加圧ローラを軟質の弾性体で構成し、かつ加圧力を規定して封筒の表面及び裏面の搬送力の差を極力減らすことによって封筒のシワの発生を低減することができる。
特開2004−287275号公報
しかしながら、近年の画像形成装置においては、装置自体の小型化が進み、上記のような技術だけでは対処しきれない状況が発生している。以下に図7及び図8を用いて説明する。
図7は小型化を実現したフルカラーの画像形成装置の概略断面図である。
図7に示す画像形成装置は専有面積を小さくする為に、4つの画像形成部を略鉛直方向に並列している。そして、装置下部に給送ユニット120、前記画像形成部101a〜101dに対向する位置に転写材搬送ユニット130、装置上部に定着ユニット140及び排出積載トレイ151が配置されている。
また、装置本体高さを低くする為に、画像形成部より下流の転写材搬送経路は定着ユニット140を経由しつつ略垂直方向から略水平方向まで屈曲するように設けられている。この転写材搬送経路の屈曲により、装置本体高さを低く抑えることが出来る他、排出転写材の積載性やユーザの排出転写材の取り易さを確保している。
一方、上記構成の画像形成装置における封筒搬送時には、上記屈曲した通紙部において重大な問題が発生することが懸念される。図8は図7の画像形成部101d及び定着ユニット140周辺の模式図であり、現象をわかり易く説明する為にデフォルメされている。
図8に示すように、画像形成部のうち転写材搬送方向最下流に位置するドラム型の電子写真感光体102dと転写ローラ134dから、定着ローラ141と加圧ローラ142を経由して、排出ローラ対147a,147bに至る転写材搬送路が屈曲している。このため、封筒Pにおいて表面P1及び裏面P2の曲率半径に差が発生し、その結果表面P1には撓みが生じてしまう場合がある。このような場合には、撓みが発生した状態で、矢印Fの方向に一定の圧力がかかっている定着ニップに進入する為、封筒Pには必然的にシワが発生してしまう。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、装置本体の小型化を実現しつつ、封筒が搬送される場合に定着圧によるシワが封筒に発生することを抑制可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体と共にトナー像を転写材に転写する転写ニップ部を形成する転写部材と、定着部と、前記定着部材と共に転写材上のトナー像を転写材に定着する定着ニップ部を形成する加圧部材と、前記定着ニップ部の転写材搬送方向下流にあり、定着された転写材を搬送する搬送ニップ部を形成する一対のローラ対と、
を有し、
前記転写ニップ部から前記搬送ニップ部までの転写材の搬送経路は、前記定着ニップ部を転写材搬送方向上流側に延長した仮想面を基準に前記加圧部材が配置されている領域とは反対の前記定着部材が配置されている領域に前記転写ニップ部があり、前記定着ニップ部を転写材搬送方向下流側に延長した仮想面を基準に前記加圧部材が配置されている領域とは反対の前記定着部材が配置されている領域に前記搬送ニップ部がある湾曲した形状であり、前記転写ニップ部から前記搬送ニップ部までの搬送経路の長さは、装置で搬送可能な最小サイズの封筒の搬送方向の長さよりも短い画像形成装置において、
前記定着ニップ部の加圧力を、第1の加圧力と、前記第1の加圧力よりも加圧力の小さい第2の加圧力と、に切り替える加圧力調整手段を有し、
前記加圧力調整手段は、転写材が封筒の場合、前記定着ニップ部の加圧力を、前記定着部材を前記加圧部材から離れる方向に移動させることによって前記第1の加圧力から前記第2の加圧力に切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、装置の小型化を実現しつつ、封筒が搬送される場合に定着圧によるシワが封筒に発生することを抑制可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明す
る。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例として、電子写真方式のフルカラー複写機を示す概略構成図である。
この画像形成装置は、4つの画像形成部(画像形成ユニット)1a〜1dを備えており、これらの4つの画像形成部1a〜1dは一定の間隔をおいて一列に配置されている。画像形成部1a,1b,1c,1dは、それぞれ、イエロー色,マゼンタ色,シアン色,ブラック色の画像を形成する画像形成部である。
各画像形成部1a〜1dには、それぞれ像担持体としてドラム型の電子写真感光体(以下、感光体ドラムという)2a〜2dが設置されている。各感光体ドラム2a〜2dの周囲には、帯電器3a〜3d、現像装置4a〜4d、ドラムクリーニング装置5a〜5dがそれぞれ設置されており、帯電器3と現像装置4の間の上方には露光装置6a〜6dがそれぞれ設置されている。各現像装置4a,4b,4c,4dには、それぞれイエロートナー,マゼンタトナー,シアントナー,ブラックトナーが収納されている。
各感光体ドラム2a〜2dは、負帯電のOPC感光体でアルミニウム製のドラム基体上に光導電層を有しており、駆動装置(不図示)によって矢印方向(反時計回り)に所定のプロセススピードで回転駆動される。帯電手段としての帯電器3a〜3dは、帯電バイアス電源(不図示)から印加される帯電バイアスによって各感光体ドラム2a〜2d表面を負極性の所定電位に均一に帯電する。
現像装置4a〜4dは、それぞれ感光体ドラム2a〜2d上に形成される各静電潜像に各色のトナーを付着させてトナー像として現像(可視像化)する。現像装置4a〜4dによる現像方法としては、例えばトナー粒子に対して磁性キャリアを混合したものを現像剤として用いて磁気力によって搬送し、各感光体ドラム2a〜2dに対して接触状態で現像する2成分接触現像法を用いることができる。
転写ローラ34a〜34dは弾性部材で構成されており、各転写部Ta〜Tdのニップ部にて無端ベルト状の転写材搬送ベルト(以下、転写ベルトという)31を介して各感光体ドラム2a〜2dに当接している。ここで、転写ローラ34a〜34d、及び転写材搬送ベルト31は、本発明に係る転写手段を構成している。尚、転写ローラ34の代わりとして、トナー像を転写材に転写する際に高圧が印加され、かつ転写ベルト31に対して当接する転写ブレードを適用してもよい。
ドラムクリーニング装置5a〜5dは、ブレード部材によって感光体ドラム2a〜2d表面にそれぞれ残った転写残トナーを除去して回収する。
露光装置6a〜6dは、画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザ光がレーザ出力部(不図示)から出力される。そして、高速回転するポリゴンミラー(不図示)等を介して各感光体ドラム2a〜2d表面を露光することにより、各帯電器3a〜3dで帯電された各感光体ドラム2a〜2d表面に画像情報に応じた各色の静電潜像を形成する。
転写ベルト31は、テンションローラ32、駆動ローラ33間に張架されており、駆動ローラ33の駆動によって矢印方向(反時計回り)に回転(移動)される。転写ベルト31は、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、ポリフッ化ビニリ
デン樹脂フィルム等のような誘電体樹脂によって構成されている。
また、転写ベルト31の転写材搬送方向の下流側には、定着部が設けられている。定着部では、熱源46を内包する定着部材としての定着ローラ41と、加圧部材としての加圧ローラ42とを有する定着手段40が設置されている。
次に、上記した画像形成装置による画像形成動作について説明する。
画像形成開始信号が発せられると、所定のプロセススピードで回転駆動される各画像形成部1a〜1dの各感光体ドラム2a〜2dは、それぞれ帯電器3a〜3dによって一様に負極性に帯電される。そして、露光装置6a〜6dは、出力画像の画像信号をレーザ出力部(不図示)にて光信号にそれぞれ変換し、変換された光信号であるレーザ光は帯電された各感光体ドラム2a〜2d上をそれぞれ走査露光して静電潜像を形成する。
そして、先ず感光体ドラム2a上に形成された静電潜像に、感光体ドラム2aの帯電極性(負極性)と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aによりイエローのトナーを付着させて、トナー像として可視像化する。
そして、感光体ドラム2a上のトナー像先端が感光体ドラム2aと転写ローラ34a間の転写部Taに移動されるタイミングに合わせて、給送カセット21から転写材搬送ガイド23を通して給送される転写材Pが、レジストローラ24により転写部Taに搬送される。そして、転写部Taに搬送された転写材Pに、転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された転写ローラ34aによりイエローのトナー像が転写材P上に転写される。
イエローのトナー像が転写された転写材Pは、転写材搬送ベルト31によって画像形成部1bに移動される。そして、画像形成部1bと転写ローラ34bによって構成された転写部Tbにおいても、前記同様にして感光体ドラム2bに形成されたマゼンタのトナー像が、転写材P上のイエローのトナー像上に重ね合わせて、転写される。
以下、同様にして転写材P上に重畳転写されたイエロー,マゼンタのトナー像上に、画像形成部1c,1dの感光体ドラム2c,2dで形成されたシアン、ブラックのトナー像を各転写部Tc,Tdにて順次重ね合わせる。このようにして、フルカラーのトナー像を転写材P上に形成する。
フルカラーのトナー像が形成された転写材Pは、搬送ガイド35によって定着手段40に搬送され、定着ローラ41と加圧ローラ42間の定着ニップでフルカラーのトナー像を加熱・加圧して転写材P表面に熱定着する。その後、排出部としての排出ローラ47によって排出トレイ51上に排出され一連の画像形成動作を終了する。
上記した画像を感光体ドラムから転写材に転写した際において、各感光体ドラム2a〜2d上に残留している転写残トナーは、各ドラムクリーニング装置5a〜5dによってそれぞれ除去されて回収される。
モノクロ画像出力時は、上記の画像形成プロセスをブラック色の画像を形成する画像形成部1dにおいてのみ行う。
(本実施の形態の特徴的部分)
次に、図1を用いて本実施の形態の特徴的な部分について説明する。
図1は、図2における定着手段40周辺の拡大図である。
本実施の形態においては、図1に示すように、線分L3と線分L4とのなす角度A1は、装置本体内側、本実施の形態においては定着ローラ41側を内角として180°以下に構成されている。ここで、線分L3は、加圧ローラ42に対して定着ローラ41が矢印Fの方向に押圧されて構成される定着ニップFnと、連続して配置された画像形成部のうち転写材搬送方向最下流の画像形成部における転写ニップTdとを結ぶ線分である。また、線分L4は、定着ニップFnと、排出ローラ47a,47bによって形成される排出ローラニップDnとを結ぶ線分である。
角度A1は、具体的には、装置本体高さと各ユニットの内蔵部品量を鑑みて90°〜160°が望ましい。
また、線分L3と線分L4はそれぞれ、定着ローラ41と加圧ローラ42との略回転中心を結ぶ中心線に略垂直な直線Bに対して、装置本体内側、本実施の形態においては定着ローラ41側に傾斜して設けられている。そして、線分L3と直線Bとのなす角度A2は、5°〜45°であることが望ましい。また、線分L4と直線Bとのなす角度A3は、5°〜45°であることが望ましい。
一方、図1に示すように、転写材搬送経路長さL1と、転写材搬送経路長さL2とを合計した長さは、搬送可能な封筒の最小サイズよりも短く設定されている。ここで、転写材搬送経路長さL1は、定着前搬送ガイド35によって規定される、転写ニップTdから定着ニップFnまでの転写材搬送経路の長さである。また、転写材搬送経路長さL2は、排出前搬送ガイド48a,48bによって規定される、定着ニップFnから排出ローラニップDnまでの転写材搬送経路の長さである。
一方、加圧ローラ42に対する定着ローラ41の当接圧Fは、当接圧調整手段により、複数の当接圧が実現できるように構成されている。
図3は、本実施の形態に係る加圧力(当接圧)調整手段の模式図である。
加圧板46は回動中心46aにおいて回動可能なように構成され、定着ローラ支持部46bにおいて定着ローラ41と接続され、加圧板46の回動に定着ローラ41が追従するように構成されている。
一方、加圧板46は、付勢手段としての加圧バネ45の押圧(加圧)を受け、定着ローラ41を加圧ローラ42に付勢し定着ニップFn1を形成している。この時、加圧力調整手段としての加圧調整カム43は加圧板46には接触しておらず、加圧バネ45の設定及び加圧板46のレバー比によって加圧力が決定される。加圧調整カム43、加圧バネ45、加圧板46は定着ローラ41の両端部に一対となって配置されている。この状態の加圧力としては10kg〜100kgが適切である。
次に、加圧調整カム43のカムプロファイルを図4にて示す。図4は加圧調整カム43の拡大図である。
加圧調整カム43は回転中心44を中心にして回転するように構成され、そのカム面には2個所の平らな面すなわち平面43a及び平面43bが設けられている。回転中心44から各平面までの距離は、平面43aの方が平面43bより遠くに設定されている。
さらに、加圧調整カム43の回転によって異なる当接圧を実現している状態を、図5,
図6を用いて説明する。
図5は、加圧調整カムの平面43aが加圧板46に対して作用している状態を示している。この時、平面43aは加圧調整カム43の回転中心44から最も遠い部分である為、加圧ローラ42に対する定着ローラ41の当接量は最小になる。従って、定着ニップFn2は最小ニップ幅を実現し、当接圧も最小となる。
この図5に示す状態においては、定着内で紙詰り(ジャム)が発生した場合に紙詰りを回復する作業を容易にしたり、長時間未使用のまま、通常加圧することによる加圧ローラに発生する凹みを防止したりすることが出来る。このため、紙詰り発生時や電源OFF時等に選択される。
次に、図6では、加圧調整カムの平面43bが加圧板46に対して作用している状態(第2加圧モード)を示している。
平面43bは、平面43aと比較すると回転中心44に近い位置に設けられている為、図5に示す定着ニップFn2より大きく、図3に示す通常時(第1加圧モード)の定着ニップFn1よりは小さくなるように設定され、当接圧も通常時の当接圧より小さくなる。この状態の加圧力としては、5kg〜50kgが望ましく、通常の加圧力に対して1/3〜4/5程度が望ましい。
封筒に画像形成を行う際には、定着部において通常の加圧力よりも低い加圧力が作用する状態、すなわち、この図6に示す状態を選択することとしている。
また、図6に示す状態において定着性を確保する為に、熱源を有する定着ローラ41の温度は、通常状態よりも5℃〜30℃高めに設定されている。
ここで、加圧調整カム43の封筒搬送状態等への切り替えは、加圧調整カム43に命令を下す制御手段Cにより行われる。制御手段Cは、ユーザが表示パネル等で指定した場合、もしくは給送ユニットに設置されている封筒検知手段等により、封筒搬送状態に移行すべきと判断された場合に、加圧調整カム43を制御する。
以上のような構成において、画像形成部から転写材搬送方向下流の搬送経路が屈曲しており、かつ画像形成部から定着部及び排出部に至る搬送経路長さも極力短くすることによって、画像形成装置の小型化を実現することができる。
一方、定着器40においては、調整機構により定着ローラ41と加圧ローラ42との間の当接圧を複数の異なる当接圧に設定することが可能となっている。このため、封筒を搬送・定着する際には、当接圧を軽減することができるので、封筒に強いストレスを与えることがない。これにより、転写材搬送経路が屈曲していることに起因して封筒の撓みが発生しても、シワの発生を無くす、若しくは大幅に低減することが出来、高品位な画像を出力することができる。
従って、装置本体の小型化と、出力画像の高品質化を両立させた画像形成装置を提供することが出来る。
なお、本実施の形態では、定着ローラ41の加圧状態を3段階で示したが、これに限るものではなく、2段階であっても、逆にさらに細分化されていてもよい。また、像担持体としては、円筒ドラム状の電子写真感光体について示したが、これに限らず、無端ベルト状であってもよい。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の定着部周辺の概略断面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略断面図である。 本発明の実施の形態の定着部の通常の加圧状態を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態の定着部の加圧調整カムを説明するための模式図である。 本発明の実施の形態の定着部のジャム処理時等の加圧状態を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態の定着部の封筒搬送時の加圧状態を示す概略断面図である。 従来例である画像形成装置の概略断面図である。 封筒に発生するシワの発生メカニズムを説明する模式図である。
符号の説明
1a,1b,1c,1d 画像形成部
20 給送ユニット
40 定着手段
47 排出ローラ対
L1 転写ニップTdから定着ニップFnに至る転写材搬送経路長さ
L2 定着ニップFnから排出ローラニップDnに至る転写材搬送経路長さ
L3 転写ニップTdと定着ニップFnとを結んだ線分
L4 定着ニップFnと排出ローラニップDnを結んだ線分
A1 L3とL4が成す内角度

Claims (1)

  1. トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体と共にトナー像を転写材に転写する転写ニップ部を形成する転写部材と、定着部と、前記定着部材と共に転写材上のトナー像を転写材に定着する定着ニップ部を形成する加圧部材と、前記定着ニップ部の転写材搬送方向下流にあり、定着された転写材を搬送する搬送ニップ部を形成する一対のローラ対と、を有し、
    前記転写ニップ部から前記搬送ニップ部までの転写材の搬送経路は、前記定着ニップ部を転写材搬送方向上流側に延長した仮想面を基準に前記加圧部材が配置されている領域とは反対の前記定着部材が配置されている領域に前記転写ニップ部があり、前記定着ニップ部を転写材搬送方向下流側に延長した仮想面を基準に前記加圧部材が配置されている領域とは反対の前記定着部材が配置されている領域に前記搬送ニップ部がある湾曲した形状であり、前記転写ニップ部から前記搬送ニップ部までの搬送経路の長さは、装置で搬送可能な最小サイズの封筒の搬送方向の長さよりも短い画像形成装置において、
    前記定着ニップ部の加圧力を、第1の加圧力と、前記第1の加圧力よりも加圧力の小さい第2の加圧力と、に切り替える加圧力調整手段を有し、
    前記加圧力調整手段は、転写材が封筒の場合、前記定着ニップ部の加圧力を、前記定着部材を前記加圧部材から離れる方向に移動させることによって前記第1の加圧力から前記第2の加圧力に切り替えることを特徴とする画像形成装置。
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