JP2007093682A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写区間でベルトの外周面が複数の感光体ドラムの周面のそれぞれに沿って湾曲された場合においても、駆動ローラの偏心あるいは駆動ローラを駆動するギアの偏心に起因するベルトの速度変動による色ずれの発生を抑制することが可能なプリンタ1を提供すること。
【解決手段】隣り合う転写区間TB、TYのそれぞれにおけるベルト移動方向の上流端の、ベルト56の外周面に沿った距離を駆動ローラが一回転することによりベルトが移動する距離の自然数倍とする。このようにして、感光体ドラム42B、42Yからそれぞれ転写され重ねあわせられる現像剤像の色ずれの発生を抑制できる。
【選択図】 図3

Description

本発明はタンデム方式の画像形成装置に関し、特にその色ずれの発生を抑制する技術に関する。
タンデム方式の画像形成装置は、互いに平行な回転軸を有し回転軸と直交する方向に並べられた複数の感光体ドラムを備えている。各感光体ドラムには、例えば転写ローラがそれぞれ対向配置され、各感光体ドラムと転写ローラとの間に搬送ベルト上の記録媒体あるいは中間転写ベルトが挟まれることで、それらの表面上に現像剤像が転写位置にて順次転写され重ね合わせられてカラー画像が形成される。
このような搬送ベルトあるいは中間転写ベルトの移動速度は、これらのベルトを駆動する駆動ローラの偏心あるいは駆動ローラに駆動力を伝達するギアの偏心などにより周期的に変動することがあり、これが原因で各感光体ドラムから多重転写される現像剤像には、ベルト搬送方向において色ずれが生じる場合がある。
そこで、各転写位置間の距離を駆動ローラの直径に円周率を乗じた値の自然数倍とすることにより、各転写位置において、中間転写ベルトあるいは記録媒体の同一位置に転写されるべき現像剤像が転写されるときに、これらのベルトの速度変動の位相を一致させて色ずれを抑制する技術が考案されている。(例えば特許文献1参照)
特開昭59−182139号公報
ところで、感光体ドラムに形成された現像剤像が所定の転写位置に到達する前に転写バイアスの影響を受けて飛散するいわゆるプレ転写を抑制するために、各感光体ドラムの回転軸よりもベルト移動方向下流側に転写ローラの回転軸を配することによりベルトを各感光体ドラムの周面に沿って湾曲させながら押圧させる場合がある。
このような構成であれば、転写バイアスの影響を受けるよりもベルト移動方向上流側において中間転写ベルトあるいは記録媒体と感光体ドラムとを密着させて現像剤像の飛散をおさえることができる。
しかしながら、上述の色ずれを抑制する技術は、中間転写ベルトあるいは搬送ベルトに搬送される記録媒体に形成された現像剤像がこれらのベルト表面に沿って直線的に移動する場合について考えられた技術であり、上述のようにベルトを湾曲させた場合については考慮されておらず十分に色ずれを抑制できないおそれがある。転写ローラの回転軸を各感光体ドラムの回転軸の上流側に配置した場合や、転写ローラ以外の転写手段を用いて転写位置付近においてベルトを感光体ドラムに沿って湾曲するように押圧する場合にも色ずれの問題が発生するおそれがある。
そこで本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、転写位置付近でベルトが感光体ドラム周面に沿って湾曲された場合においても、色ずれを抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、互いに平行な回転軸を有し回転軸と直交する方向に並べられ、回転しながら静電潜像が形成される、各色に対応した複数の感光体ドラムと、各感光体ドラムの周面を帯電させる帯電手段と、各感光体ドラム周面を露光走査することにより静電潜像を形成する露光手段と、静電潜像が形成された各感光体ドラム周面に対応した各色の現像剤を付着させることにより現像剤像を形成する現像手段と駆動ローラを含む複数のローラに張架されることで周回動し、その展張部が複数の感光体ドラムに対向配置された無端状のベルトと、ベルトを各感光体ドラムとの間に狭持することでベルト周面上に各感光体ドラムに沿って湾曲した転写区間を形成し、各転写区間において各感光体ドラムの周面に形成された現像剤像をベルトあるいはベルト上の記録媒体に転写する転写手段とを備え、各感光体ドラムおよび転写手段は、複数の転写区間のうち1つの転写区間におけるベルト移動方向の上流端から他の転写区間におけるベルト移動方向の上流端までのベルト周面に沿った距離が、駆動ローラが一回転することによりベルトが移動する距離の自然数倍になるように配置されたことを特徴とする。
このような構成によると、各転写区間ではベルトが感光体ドラム周面に沿って湾曲されているが、1つの転写区間におけるベルト移動方向の上流端から他の転写区間におけるベルト移動方向の上流端までのベルト周面に沿った距離が駆動ローラが一回転することによりベルトが移動する距離の自然数倍になるように各感光体ドラムおよび転写手段が配置されたので、色ずれの発生を抑制することが可能となる。つまり、1つの転写区間におけるベルト移動方向の上流端と他の転写区間におけるベルト移動方向の上流端とのそれぞれにおいて、ベルトあるいは記録媒体の同一位置に転写されるべき現像剤像が転写されるときの、ベルトの速度変動の位相が常に一致するので色ずれの発生を抑制することができる。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1において、nを自然数、1つの転写区間におけるベルト移動方向の上流端から他の転写区間におけるベルト移動方向の上流端までのベルト周面に沿った距離をx(mm)、駆動ローラの直径をD(mm)、ベルトの厚みをt(mm)、円周率をπとすると、xは、D×π×n≦x≦(D+2t)×π×nの範囲内において、ベルトの伸縮特性に応じた最適値に設定されたことを特徴とする。
このような構成によると、駆動ローラの径やベルトの厚みという値を用いて設計値を割り出す目安とすることができ、画像形成装置の設計をより容易に行うことができる。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1あるいは請求項2において、各感光体ドラムおよび転写手段は、1つの転写区間におけるベルト移動方向の上流端から他の全ての転写区間におけるベルト移動方向の上流端のそれぞれまでの距離が、駆動ローラが一回転することによりベルトが移動する距離の自然数倍になるように配置されたことを特徴とする。
このような構成によると、全ての転写区間のそれぞれにおけるベルト移動方向の上流端において、ベルトあるいは記録媒体の同一位置に転写されるべき現像剤像が転写されるときのベルトの速度変動の位相が常に一致するので、色ずれの発生をより確実に抑制できる。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1乃至請求項3の何れかにおいて、転写手段は、回転軸を有する複数の転写ローラであり、転写ローラの有する回転軸はベルト移動方向において、各感光体ドラムの回転軸からずれた位置に配置されたことを特徴とする。
このような構成によると、転写ローラは回転することで常に異なる部分がベルトに当接するので、転写手段としてブレードなどを用いた場合に比べて磨耗しずらく長期間の使用が可能となる。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項4において、転写ローラの有する回転軸がベルトの移動方向において、各感光体ドラムの回転軸の下流側に配置されたことを特徴とする。
このような構成によると、転写前に、感光体ドラム上からベルトに向かって現像剤が飛散するプレ転写の発生を抑制できる。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1乃至請求項5の何れかにおいて、ベルトは、各感光体ドラム周面に形成された現像剤像が直接的に転写される中間転写ベルトであることを特徴とする。
このような構成によると、中間転写ベルトは、感光体ドラムから直接現像剤像を転写されるので記録媒体の厚みによって色ずれの発生の抑制効果が影響を受けることがない。よって、中間転写ベルトを本発明の構成に適用することはより有効である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施例1]
(a)全体構成
図1は、実施例1におけるプリンタ1の中央断面図である。
ここで、図1の紙面上下方向を本実施例における上下方向とし、紙面左右方向を本実施例における後前方向とし、紙面手前に向かう方向を本実施例における右方向、紙面奥に向かう方向を本実施例における左方向とする。
プリンタ1はダイレクトタンデム方式のカラーレーザプリンタであり、図1に示すように、用紙トレイ12と、給紙ローラ14と、搬送ローラ16と、ガイド18と、画像形成ユニット群40と、搬送ユニット50と、定着ユニット60と、排出ローラ71とを備えた画像形成装置である。
用紙トレイ12は、記録媒体としての用紙Pをセットした状態で脱着可能な、上方が開放された箱型形状である。
給紙ローラ14は、用紙トレイ12の前端側の上方に配置され用紙トレイ12にセットされた用紙Pを1枚づつ抽出するように設けられている。
搬送ローラ16は、給紙ローラ14よりも用紙搬送方向下流側に配置され、給紙ローラ14により抽出された用紙Pを搬送するように設けられている。
ガイド18は、搬送ローラ16よりも用紙搬送方向下流側に配置され、搬送ローラ16により搬送される用紙Pを画像形成ユニット群40に向けてガイドする。
画像形成ユニット群40は、ガイド18よりも用紙搬送方向下流側に配置され、ガイド18を介して搬送されてきた用紙Pに画像を形成する。
搬送ユニット50は、画像形成ユニット群40の下方に配置され、ガイド18を介して搬送されてきた用紙Pを画像形成ユニット群40により画像の形成が行われる位置(転写区間)に沿って搬送する。
定着ユニット60は、画像形成ユニット群40よりも用紙搬送方向下流側に配置され、画像形成ユニット群40により用紙Pに形成された画像を加熱・加圧して用紙Pに定着させる。
排紙ローラ71は、定着ユニット60よりも用紙搬送方向下流側に配置され、定着ユニット60により画像が定着された用紙Pを排出トレイ70に排出する。
画像形成ユニット群40は、搬送ユニット50による用紙搬送方向(図1における矢印方向)に沿って配置されて、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(B)の画像をそれぞれ形成する4つ画像形成ユニット40C、40M、40Y、40Bを有している。ここで、数字番号の後に付された大文字アルファベット符号C、M、Y、Bは形成される現像剤像の色を表しており、現像剤像の色が異なる以外は同じ構成であるので、画像形成ユニット40M、40Y、40Bについての説明は代表して画像形成ユニット40Cを説明することで省略する。
画像形成ユニット40Cは、静電潜像を担持する感光体ドラム42Cと、感光体ドラム42Cの周面への帯電を行う帯電手段としての帯電器44Cと、感光体ドラム42Cに静電潜像を形成する露光手段としてのスキャナ46Cと、感光体ドラム42Cに現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像手段としての現像器48Cとを備えている。なお、現像剤としては重合トナーが使用されている。
感光体ドラム42Cの直径は、24mmであり、回転軸420Cを有している。
帯電器44Cは、タングステンなどからなる帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させて、感光体ドラム42Cの表面を一様に正帯電させるスコロトロン型の帯電器である。
スキャナ46Cは、感光体ドラム42Cの表面に静電潜像を形成するためのレーザ光を発生するレーザ発光装置やレンズなどを備えている。
現像器48Cは、現像剤を収容する収容室480Cと、収容室480Cから現像剤を搬送する供給ローラ481Cと、供給ローラ481Cから搬送されてくる現像剤を正に帯電させながら感光体ドラム42Cの表面に供給することによって、現像剤像を形成する現像ローラ482Cとを備えている。
搬送ユニット50は、図1に示すように、駆動ローラ52と、従動ローラ54と、無端状のベルト56と、転写ローラ58C、58M、58Y、58Bとを備えている。
駆動ローラ52は、搬送ユニット50における用紙搬送方向下流側に配置され、図示しない駆動源より駆動力を供給されて図中反時計回り方向に回転する。
従動ローラ54は、搬送ユニット50における用紙搬送方向上流側に配置され、図中反時計回り方向に従動回転する。
ベルト56は、駆動ローラ52と従動ローラ54とに張架され、駆動ローラ52に駆動されて図中反時計回りに周回動するとともに従動ローラ54を従動回転させる。
ベルト56の、駆動ローラ52のベルト移動方向上流側(以下、上流側とし、ベルト移動方向下流側を下流側とする)において張られた展張部の外周面は、感光体ドラム42C、42M、42Y、42Bに対向配置されている。
転写ローラ58C、58M、58Y、58Bはそれぞれ、感光体ドラム42C、42M、42Y、42Bに、駆動ローラ52の上流側において張られた展張部を挟んで対向配置されている。転写ローラ58C、58M、58Y、58Bはそれぞれ図示しない搬送ユニット50のフレームに回転可能に支持された回転軸580C、580M、580Y、580Bを有し、ベルト56の移動にともなって従動回転する。転写ローラ58C、58M、58Y、58Bは直径が15mmであり、ゴムで構成されている。
駆動ローラ52の直径Dは20mmである。
ベルト56の材質は高分子材料などにより形成されており、周長が560mmで、厚みt(図4参照)が0.15mm(150ミクロン)である。また、ベルト56には、図示しない付勢手段により5Kg重のテンションが付与されている。
定着ユニット60は、金属素管の軸方向に沿ってハロゲンランプが収められた加熱ローラ62と、搬送ユニット50により搬送されてきた用紙Pを加熱ローラ62との間で押さえた状態で排紙ローラ71へ向けて搬送する押圧ローラ64などにより構成されている。
次に、プリンタ1の動作について説明する。
まず、帯電器44Cにより感光体ドラム42Cの表面を一様に正帯電させた後、形成すべき画像の画像情報に基づいて変調されたレーザ光をスキャナ46Cにより感光体ドラム42Cの表面に照射する。レーザ光が照射(露光)された部分の電位が下がることによって、感光体ドラム42C表面に静電潜像が形成される。
現像器48Cにより正に帯電された現像剤が感光体ドラム42C表面に供給されると、感光体ドラム42C表面の露光された部分のみに現像剤が付着し、静電潜像が可視化された現像剤像となる。
感光体ドラム42Cを回転させることにより、現像剤像を転写ローラ58と対向する位置(転写区間)に移動させる。
画像形成ユニット40M、40Y、40Bについても同様である。
上記の動作と並行して、給紙ローラ14および搬送ローラ16の回転によって用紙Pは搬送ユニット50および画像形成ユニット群40に向けて搬送される。
用紙Pは、所定のタイミングにおいて、駆動ローラ52に駆動されるベルト56に担持されて転写区間に向けて搬送される。
ベルト56による用紙Pの搬送に併せて、4つの感光体ドラム42C、42M、42Y、42Bとそれぞれに対応した転写ローラ58との間に転写バイアスを印加して、4つの感光体ドラム40C、40M、40Y、40B表面の現像剤像を順次用紙P表面に転写することによって用紙Pにカラー画像を形成する。
用紙P表面に形成されたカラー画像は、定着ユニット60における押圧ローラ64を回転させて用紙Pを加熱および加圧しながら搬送することによって、定着される。
現像剤像が定着された用紙Pは、排紙ローラ71により、排出トレイ70に排出される。
(b)搬送ユニット50および感光体ドラム42B、42Y、42M、42C
次に、感光体ドラム42Bと転写ローラ58Bとの配置関係についてさらに詳述する。
感光体ドラム42Cと転写ローラ58Cとの配置関係、感光体ドラム42Mと転写ローラ58Mとの配置関係、感光体ドラム42Yと転写ローラ58Yとの配置関係のそれぞれは感光体ドラム42Bと転写ローラ58Bとの配置関係と同一であるので、感光体ドラム42Bと転写ローラ58Bとの配置関係を説明することで他の配置関係については省略する。
図2は、ベルト56が感光体ドラム42Bと転写ローラ58Bとの間で狭持されている位置付近の拡大断面図である。ただしベルト56の厚みを実際よりも誇張して図示している。
転写ローラ58Bの回転軸580Bは、図2に示すように、感光体ドラム42Bの回転軸420Bよりも2mm後方(下流側)に配置されている。転写ローラ58Bは、感光体ドラム42Bとの間でベルト56を狭持するように、図示しないバネにより上方に付勢されている。
ベルト56は、このようにして感光体ドラム42Bの周面に沿って湾曲するように転写ローラ58Bと感光体ドラム42Bとの間に狭持される。
次に、ベルト56が感光体ドラム42Bと転写ローラ58Bとの間で湾曲されている様子について詳述する。
ベルト56は、図2に示すように、感光体ドラム42Bの周面における転写ローラ58Bの周面に最も近接した部分と、転写ローラ58Bの周面における感光体ドラム42Bの周面に最も近接した部分との間で狭持される。ベルト56の外周面56aと感光体ドラム42Bの周面における転写ローラ58Bに最も近接した部分とが接触する位置をMとし、ベルト56の内周面56bと転写ローラ58Bの周面における感光体ドラム42Bに最も近接した部分とが接触する位置をM´とする。
ベルト56の外周面56aには、位置Mから位置Mよりも上流側の位置Lに至るまでの区間において、ベルト56に付与されたテンションによって上流側に引っ張られて感光体ドラム42Bの周面に沿って密着しながら下方に凸状に湾曲した転写区間TBが形成されている。つまり、転写区間TBにおけるベルト移動方向の上流端は位置Lに位置し、ベルト移動方向の下流端は位置Mに位置する。
ベルト56の外周面56a上において搬送されてくる用紙Pと感光体ドラム42Bの周面上に担持された現像剤像とが、ベルト56の外周面56a上の転写区間TBにおいて、感光体ドラム42Bの周面とベルト56の外周面56aとの間に同時に狭持されるとともに転写ローラ58Bにより転写バイアスが印加されることによって、用紙P表面上に現像剤像が転写される。つまり転写区間TBにおいて、ベルト移動方向における上流端から転写が開始される。
ベルト56の内周面56bは、位置M´から位置M´よりも下流側の位置N´に至るまでの区間において、ベルト56に付与されたテンションによって下流側に引っ張られることにより転写ローラ58Bの周面に沿って密着しながら上方に凸状に湾曲する。ここで、ベルト56の内周面56bの位置N´における法線とベルト56の外周面56aとが交わる位置を位置Nとする。ベルト56の外周面56aも、位置Mから位置Nに至るまでの間、内周面56bの湾曲にともなって上方に凸状に湾曲する。
ここでは、ベルト56が感光体ドラム42Bと転写ローラ58Bとの間で狭持されることにより湾曲された様子について説明したが、感光体ドラム42Yと転写ローラ58Yとの間においても全く同様に湾曲されることで、ベルト56の外周面56a上に転写区間TY(図示3参照)が形成される。同様に、感光体ドラム42Mと転写ローラ58Mとの間で湾曲されることでベルト56の外周面56a上に転写区間TM(図示は省略する)が形成され、感光体ドラム42Cと転写ローラ58Cとの間で湾曲されることでベルト56の外周面56a上に転写区間TC(図示は省略する)が形成される。
図3は感光体ドラム42Bおよび感光体ドラム42Yとが配置された様子を示す拡大断面図である。
ここで、図3に示すように、転写区間TYのベルト移動方向の上流端の位置を位置Pとする。
ベルト56の外周面56aは、図2および図3に示すように位置Lから位置Nに至るまでの区間においては感光体ドラム42Bあるいは転写ローラ58Bの周面にそって湾曲され、位置Lから位置Pに至るまでは直線状に張られている。本実施例においては、位置Lから位置Nに至るまでのベルト56の外周面56aに沿った距離をQ(mm)、位置Nから位置Pに至るまでのベルト56の外周面56aに沿った距離をR(mm)とすると、QとRとの和x(mm)が、駆動ローラ52が一回転することによりベルト56の外周面56aが進む距離とした。ベルト56の外周面56aが進む距離とは、ベルト56の展張部の外周面56aが進む距離を意味する。また、外周面56aに沿った距離とは、単純な直線距離ではなく、外周面56aの湾曲に沿った距離のことを意味する。
感光体ドラム42Yと感光体ドラム42M、感光体ドラム42Mと感光体ドラム42Cの配置関係は、感光体ドラム42Yと感光体ドラム42Bとの配置関係と同一であるので省略する。つまり、転写区間TYにおけるベルト移動方向の上流端から転写区間TMにおけるベルト移動方向の上流端に至るまでのベルト56の外周面56aに沿った距離は、駆動ローラ52が一回転することによりベルト56の外周面56aが進む距離に等しく、転写区間TMにおけるベルト移動方向の上流端から転写区間TCにおけるベルト移動方向の上流端に至るまでのベルト56の外周面56aに沿った距離は、駆動ローラ52が一回転することによりベルト56の外周面56aが進む距離に等しい。
ここで、駆動ローラ52が一回転することによりベルト56が移動する距離について、詳述する。
図4は、駆動ローラ52にベルト56が巻き付いている部分の拡大断面図である。ただし、ベルト56の厚みtは、誇張して表現されている。
ベルト56の内周面56bは、図4に示すように、駆動ローラ52の周面の最上部から最下部に至るまで駆動ローラ52の周面に巻き付いて密着している。ベルト56の内周面56bが駆動ローラの周面の最上部と接触する位置をA´、最下部と接触する位置をB´とする。ベルト56の内周面56bの位置A´からの法線と外周面56aとが交わる位置をAとし、ベルト56の内周面56bの位置B´からの法線とベルト外周面56aとが交わる位置をBとする。
ベルト56の内周面56b上の位置A´から位置B´に至る区間は駆動ローラ52の周面に沿って湾曲されることによりベルト56の展張部よりも縮み、ベルト56の外周面56a上の位置Aから位置Bに至る区間は駆動ローラ52の周面に沿って湾曲されることによりベルト56の展張部よりも伸びている。そして、本実施例においては、ベルト56の材質が均一であるので、駆動ローラ52が一回転することによりベルト56の展張部が移動する距離は、実質的に(D+t)×πとなる。ただし、一般的には、駆動ローラが一回転することによりベルトの展張部が移動する距離は、ベルトの伸縮特性により(D×π×n)〜(D+2t)×πの間にある値をとる。
次に、本実施例の構成による効果について説明する。
転写区間TB、TY、TM、TCのそれぞれは、感光体ドラム42B、42Y、42M、42C及び転写ローラ58B、58Y、58M、58Cの周面に沿って湾曲されている。
よって、本実施例の配置関係において、転写区間TB、TY、TM、TCの全ての隣り合うもの同士についてのベルト移動方向の上流端間の直線距離を駆動ローラ52が一回転することによりベルト56の外周面56aが移動する距離{(D+t)×π}としても、その直線距離は実質的に現像剤像が搬送される距離よりも短くなるので、現像剤の色ずれを十分に抑制できないおそれがある。そこで、本実施例においては、転写区間TB、TY、TM、TCのうち隣り合うもの同士についてのベルト移動方向の上流端間の、現像剤が実質的に搬送される距離である、外周面56a上に沿った距離を(D+t)×π(駆動ローラ52が一回転することによりベルト56の外周面56aが移動する距離)としたので、用紙Pの同一位置に転写されるべき現像剤が転写されるときのベルト56の速度変動の位相が各転写区間TB、TY、TM、TCのそれぞれにおけるベルト移動方向の上流端において一致し、現像剤像の色ずれの発生をより確実に抑制することが可能となる。ここで、ベルト56の速度変動とは、駆動ローラ52の偏心および駆動ローラ52の端部に固定されて駆動ローラ52に駆動力を伝達する図示しないギアの偏心によって生じる速度変動を指す。
また、転写区間TB、TY、TM、TCの全ての隣り合うもの同士についてのベルト移動方向の上流端間の外周面56a上に沿った距離を、駆動ローラ52が一回転することによりベルト56の外周面56aが移動する距離に等しくしたので、駆動ローラ52が一回転することによりベルト56の外周面56aが移動する距離の2以上の自然数倍にした場合に比べて感光体ドラム42B、42Y、42M、42Cのそれぞれの距離を短くでき、プリンタ1の大型化を抑制することができる。
また、本実施例の構成によると、転写区間TB、TY、TM、TCの1つの転写区間TBから他の全ての転写区間TY、TM、TCのそれぞれにおけるベルト移動方向の上流端までの外周面56aに沿った距離が、駆動ローラ52が一回転することにより外周面56aが移動する距離の自然数倍になるように感光体ドラム42B、42Y、42M、42C及び転写ローラ58B、58Y、58M、58Cが配置されているので、用紙Pの同一位置に転写されるべき現像剤像が転写されるときのベルト56の速度変動の位相が全ての転写区間TB、TY、TM、TCのそれぞれにおけるベルト移動方向の上流端において一致し、現像剤像の色ずれの発生をより確実に抑制することが可能となる。
駆動ローラ52が一回転することによりベルト外周面56aが移動する距離を、(D+t)×πとすれば、Dとtから設計値を割り出すことができ、プリンタ1の設計がより容易となる。
転写手段として転写ローラ58C、58M、58Y、58Bが用いられたが、転写ローラ58C、58M、58Y、58Bは回転することで常に異なる部分がベルトに当接するので、転写手段としてブレードなどを用いた場合に比べて磨耗しずらく長期間の使用が可能となる。
転写ローラ58B、58Y、58M、58Cの回転軸580B、580Y、580M、580Cはそれぞれ、感光体ドラム42B、42Y、42M、42Cの回転軸420B、420Y、420M、420Cよりも下流側に配置されたので、プレ転写の発生を抑制できる。
[実施例2]
次に、実施例2について説明する。実施例2においては、転写手段が実施例1と異なり、それ以外の部分は実施例1と同様である。よって、同様の部分の説明については省略する。
図5は、感光体ドラム42Bと転写ブラシ100Bとの間においてベルト56が狭持されている位置付近の拡大断面図である。
実施例2においては、図5に示すように、転写手段として転写ローラ58Bの替わりに転写ブラシ100Bが用いられている。転写ローラ58Y、58M、58Cについても同様にして転写ブラシが代用されており、図示しないが転写ブラシ100Bと同様であるので、転写ブラシ100Bを説明することで省略する。
転写ブラシ100Bは、図5に示すように、感光体ドラム42Bとの間でベルト56を、外周面56aが感光体ドラム42Bの周面に沿って湾曲するように狭持している。このようにして、ベルト56の外周面56aには、上流側の位置Jから下流側の位置Kに至るまでの区間で、感光体ドラム42Bの周面に沿って密着するように湾曲された転写区間が形成されている。ここで、外周面56aの位置Jに位置する部分が、ベルト移動方向の上流端に相当する。ベルト56の外周面56aには、感光体ドラム42Y、42M、42Cのそれぞれの周面に対しても同様に密着した転写区間が形成されている。
このような構成においも、隣り合う転写区間について、ベルト移動方向の上流端間の、ベルト移動方向に沿った距離が、駆動ローラ52が一回転することによりベルト56の外周面が移動する距離になるように、感光体ドラム42B、42Y、42M、42Cを配置することで、色ずれの発生を抑制することができる。
[実施例3]
次に、実施例3について説明する。実施例3においては、転写手段が実施例1と異なり、それ以外の部分は実施例1と同様である。よって、同様の部分の説明については省略する。
図6は、感光体ドラム42Bと転写ブレード101Bとの間においてベルト56が狭持されている位置付近の拡大断面図である。
実施例3においては、図6に示すように、転写手段として転写ローラ58Bの替わりに転写ブレード101Bが用いられている。転写ローラ58Y、58M、58Cについても同様にして転写ブレードが代用されており、図示しないが転写ブレード101Bと同様であるので、転写ブレード101Bを説明することで省略する。
転写ブレード101Bは、図6に示すように、感光体ドラム42Bとの間でベルト56を、感光体ドラム42Bの周面に沿って湾曲するように狭持している。ベルト56の外周面56aには、上流側の位置Sから下流側の位置Tに至るまでの区間で、感光体ドラム42Bの周面に沿って密着するように湾曲され転写区間が形成されている。ここで、外周面56aの位置Sに位置する部分が、ベルト移動方向の上流端に相当する。ベルト56の外周面56aには、感光体ドラム42Y、42M、42Cのそれぞれの周面に対しても同様に密着した転写区間が形成されている。
このような構成においも、隣り合う転写区間について、ベルト移動方向の上流端間の、ベルト移動方向に沿った距離が、駆動ローラ52が一回転することによりベルト56の外周面56aが移動する距離になるように、感光体ドラム42B、42Y、42M、42Cを配置することで、色ずれの発生を抑制することができる。
[実施例4]
次に、実施例4について説明する。実施例2においては、転写ローラが実施例1と異なり、それ以外の部分は実施例1と同様である。よって、同様の部分の説明については省略する。
図7は、感光体ドラム42Bと転写ローラ120Bとの間においてベルト56が狭持されている位置付近の拡大断面図である。
実施例4においては、図7に示すように、転写ローラ58Bの替わりに転写ローラ120Bが用いられている。転写ローラ58Y、58M、58Cについても転写ローラ120Bと同様の転写ローラが代用されており、図示しないが転写ローラ120Bと同様であるので、転写ローラ120Bを説明することで省略する。
転写ローラ120Bは、実施例1における転写ローラ58よりも柔らかい発砲ゴムによって構成されている。
転写ローラ120Bの回転軸1020Bは、感光体ドラム42Bの回転軸420Bよりも下流側に配置されている。
転写ローラ120Bは、図7に示すように、感光体ドラム42Bとの間でベルト56を、感光体ドラム42Bの周面に沿って湾曲するように狭持している。ベルト56の外周面56aには、上流側の位置Wから下流側の位置Vに至るまでの区間で、感光体ドラム42Bの周面に沿って密着するように湾曲された転写区間が形成されている。また、外周面56aは、位置Vから位置Uに至るまで、転写ローラ120Bの周面に沿って湾曲している。ここで、転写ローラ120Bの周面のベルト56の内周面56bと密着している部分は、少し潰れている。ここで、外周面56aの位置Wに位置する部分が、ベルト移動方向の上流端に相当する。ベルト56の外周面56aには、感光体ドラム42Y、42M、42Cのそれぞれの周面に対しても同様に密着した転写区間が形成されている。
このような構成においも、隣り合う転写区間について、ベルト移動方向の上流端間の、ベルト移動方向に沿った距離が、駆動ローラ52が一回転することによりベルト56の外周面56aが移動する距離になるように、感光体ドラム42B、42Y、42M、42Cを配置することで、色ずれの発生を抑制することができる。
[その他の実施例]
その他の実施例について説明する。
図8は、中間転写ベルト560を説明するための断面図である。
実施例1においては、ベルトとして用紙搬送ベルトが適用されていたが、図8に示すような中間転写ベルト560に適用してもよい。
感光体ドラム42B、42Y、42M、42Cや転写ローラ58Y、58M、58C、駆動ローラ52、従動ローラ54についての構成は実施例1と同一であるので説明を省略する。感光体ドラム42B、42Y、42M、42Cに担持された現像剤像は、中間転写ベルト560の外周面に直接転写され重ねあわされる。中間転写ベルト560の外周面に転写された現像剤像はさらに搬送されて、図示しない搬送手段によって搬送されてきた用紙Pとともに駆動ローラ52と転写ローラ580との間に狭持される。このようにして、用紙Pに中間転写ベルト500の外周面上の現像剤が転写される。
このような構成によると、中間転写ベルト56は感光体ドラム58Y、58M、58Cから直接現像剤像が転写されるので、用紙Pの厚みによって色ずれの発生の抑制効果が影響を受けることがない、よって、中間転写ベルト560を本発明の構成に適用することはより有効である。
また、実施例1においては、転写区間TB、TY、TM、TCの隣り合うもの同士についてベルト移動方向の上流端間の外周面56a上に沿った距離を、駆動ローラ52が一回転することによりベルト56が移動する距離と等しくしたが、この距離は駆動ローラ52が一回転することによりベルト56が移動する距離の2以上の自然数倍であってもよい。
実施例1においては、転写区間TB、TY、TM、TCの全ての隣り合うもの同士についてベルト移動方向の上流端間の外周面56a上に沿った距離を等しくしたが、必ずしもそのようにする必要はない。例えば、設計条件によっては、転写区間TBにおけるベルト移動方向の上流端から転写区間TYにおけるベルト移動方向の上流端までの外周面56aに沿った距離を駆動ローラ52が一回転することによりベルト56が移動する距離と等しくし、転写区間TYにおけるベルト移動方向の上流端から転写区間TMにおけるベルト移動方向の上流端までのベルト外周面に沿った距離を駆動ローラ52が一回転することによりベルト56が移動する距離の2倍としてもよい。
実施例1におけるプリンタ1の中央断面図である。 ベルト56が感光体ドラム42Bと転写ローラ58Bとの間で狭持されている位置付近の拡大断面図である。 感光体ドラム42Bおよび感光体ドラム42Yとが配置された様子を示す拡大断面図である。 駆動ローラ52にベルト56が巻き付いている部分の拡大断面図である。 感光体ドラム42Bと転写ブラシ100Bとの間においてベルト56が狭持されている位置付近の拡大断面図である。 感光体ドラム42Bと転写ブレード101Bとの間においてベルト56が狭持されている位置付近の拡大断面図である。 感光体ドラム42Bと転写ローラ120Bとの間においてベルト56が狭持されている位置付近の拡大断面図である。 中間転写ベルト560を説明するための断面図である。
符号の説明
52 駆動ローラ
54 従動ローラ
42B、42M、42Y、42C 感光体ドラム
420B、420M、420Y、420C 感光体ドラムの回転軸
58B、58M、58Y、58C 転写ローラ
580B、580M、580Y、580C 転写ローラの回転軸
56 ベルト
56a ベルト56の外周面
56b ベルト56の内周面

Claims (6)

  1. 互いに平行な回転軸を有し前記回転軸と直交する方向に並べられ、回転しながら静電潜像が形成される、各色に対応した複数の感光体ドラムと、
    前記各感光体ドラムの周面を帯電させる帯電手段と、
    前記各感光体ドラム周面を露光走査することにより静電潜像を形成する露光手段と、
    静電潜像が形成された前記各感光体ドラム周面に対応した各色の現像剤を付着させることにより現像剤像を形成する現像手段と
    駆動ローラを含む複数のローラに張架されることで周回動し、その展張部が前記複数の感光体ドラムに対向配置された無端状のベルトと、
    前記ベルトを前記各感光体ドラムとの間に狭持することで前記ベルト周面上に前記各感光体ドラムに沿って湾曲した転写区間を形成し、前記各転写区間において前記各感光体ドラムの周面に形成された現像剤像を前記ベルトあるいは前記ベルト上の記録媒体に転写する転写手段とを備え、
    前記各感光体ドラムおよび前記転写手段は、前記複数の転写区間のうち1つの転写区間における前記ベルト移動方向の上流端から他の転写区間における前記ベルト移動方向の上流端までの前記ベルト周面に沿った距離が、前記駆動ローラが一回転することにより前記ベルトが移動する距離の自然数倍になるように配置されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. nを自然数、前記1つの転写区間における前記ベルト移動方向の上流端から前記他の転写区間における前記ベルト移動方向の上流端までの前記ベルト周面に沿った距離をx(mm)、前記駆動ローラの直径をD(mm)、前記ベルトの厚みをt(mm)、円周率をπとすると、xは、
    D×π×n≦x≦(D+2t)×π×n
    の範囲内において、前記ベルトの伸縮特性に応じた最適値に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記各感光体ドラムおよび前記転写手段は、前記1つの転写区間における前記ベルト移動方向の上流端から他の全ての転写区間における前記ベルト移動方向の上流端のそれぞれまでの距離が、前記駆動ローラが一回転することにより前記ベルトが移動する距離の自然数倍になるように配置されたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記転写手段は、回転軸を有する複数の転写ローラであり、
    前記転写ローラの有する回転軸は前記ベルト移動方向において、前記各感光体ドラムの回転軸からずれた位置に配置されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに画像形成装置。
  5. 前記転写ローラの有する回転軸が前記ベルトの移動方向において、前記各感光体ドラムの回転軸の下流側に配置されたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記ベルトは、前記各感光体ドラム周面に形成された現像剤像が直接的に転写される中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の画像形成装置。
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