JP2003091133A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003091133A
JP2003091133A JP2001284827A JP2001284827A JP2003091133A JP 2003091133 A JP2003091133 A JP 2003091133A JP 2001284827 A JP2001284827 A JP 2001284827A JP 2001284827 A JP2001284827 A JP 2001284827A JP 2003091133 A JP2003091133 A JP 2003091133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
intermediate transfer
forming apparatus
primary transfer
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001284827A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Nishida
聡 西田
Hiroaki Miho
広晃 三保
Shigetaka Kurosu
重隆 黒須
Hiroshi Morimoto
浩史 森本
Masashi Saito
正志 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2001284827A priority Critical patent/JP2003091133A/ja
Publication of JP2003091133A publication Critical patent/JP2003091133A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大幅なコストアップをしなくても、色ズレが
なく、又、転写不良、トナー散りのない転写の行える画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 回転する複数の感光体と、前記各感光体
上の各トナー像を順に中間転写体上に転写して重ね合わ
せる複数の一次転写手段と中間転写体上の各色トナー像
を記録媒体に一括転写する二次転写手段とを有し、一次
転写手段の構成が中間転写体とそれを挟み込むようにし
た感光体と一次転写ローラとからなり、少なくとも感光
体の一部において、中間転写体が感光体の曲率に沿う様
に一次転写ローラに押圧される画像形成装置であって、
感光体と中間転写体との接触開始点から次色の感光体と
中間転写体との接触開始点までの距離をY、一次転写ロ
ーラの外周長さをX、nを整数として、Y=nXとなる
様に設定した画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各感光体から中間転
写体上に転写されるカラー画像におけるトナーの散りや
転写不良現象ばかりでなく、色ズレ現象を解消させる画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタンデム構成のカラー複写機等の
画像形成装置においては、図4の模式図に示すように、
1次転写ローラ5Yは中間転写体としての無端状転写ベ
ルト70と感光体1Yとの接触点に中間転写体背面から
感光体1Y側へ押圧するのが一般的である。1次転写ロ
ーラ5Yは芯金に半導電弾性体を巻き焼き付けた構成で
あり、それを感光体1Yへ押圧することで中間転写体と
感光体1Yとの接触ニップを形成し感光体1Yから中間
転写体への転写時間を確保する。しかしこの構成では中
間転写体と感光体1Yで形成されたニップと1次転写ロ
ーラ5Yと中間転写体で形成されたニップが殆ど同じ長
さであり、中間転写体と感光体1Yで形成されたニップ
直前の微小空間でも電界が形成されることになり、この
空間で絶縁破壊が発生し、トナーの散りや転写不良が発
生する。そこで、このような問題を解決するため、図5
の模式図に示すように、転写位置の直前に中間転写体を
感光体1Y側へ押圧する補助部材としてのローラ78を
設け中間転写体と感光体1Yをあらかじめ接触させた領
域を作り、その領域の中で1次転写ローラ5Yを中間転
写体に接触させる構成をとっている。このような構成を
とることで、前記トナー散りや転写不良が発生する事は
なくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成をと
るためには補助部材そのものが余計に必要になるばかり
でなく、一般的にはモノクロモード時は補助部材の接触
を解除させることが必要となり、このための機構をも必
要とするため画像形成装置そのものの大幅なコストアッ
プが免れなくなる。
【0004】また、感光体を1Yばかりではなく、1
Y,1M,1C,1Kのように複数有するカラー用の画
像形成装置の場合は中間転写体としての無端状転写ベル
ト70の背面からテンションを与える方向に配置された
ローラは速度ムラが発生し、それぞれの色のトナーが中
間転写体上にずれて付着する。
【0005】本発明は上述の問題点を解決して、カラー
画像形成において、色ズレや転写不良やトナー散りが起
こらないしかも製作コストの嵩まない転写手段を有する
画像形成装置を提供することを課題目的にする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)〜(8)の何れか1項によって達成される。
【0007】(1) 回転する複数の感光体と、前記各
感光体上の各トナー像を順に中間転写体上に転写して重
ね合わせる複数の一次転写手段と、中間転写体上の各色
トナー像を記録媒体に一括転写する二次転写手段とを有
し、一次転写手段の構成が中間転写体とそれを挟み込む
ようにした感光体と一次転写ローラとからなり、少なく
とも感光体の一部において、中間転写体が感光体の曲率
に沿う様に前記一次転写ローラに押圧される画像形成装
置であって、感光体と中間転写体との接触開始点から次
色の感光体と中間転写体との接触開始点までの中間転写
体上の距離をY、一次転写ローラの外周長さをX、nを
整数として、Y=nX、あるいはX=nYとなる様に設
定したことを特徴とする画像形成装置。
【0008】(2) 1次転写ローラは芯金表面に弾性
ゴムをライニングした構成であり、抵抗値が1×103
〜1×1012Ωであることを特徴とする(1)項に記載
の画像形成装置。
【0009】(3) 1次転写手段は定電流制御である
ことを特徴とする(1)項に記載の画像形成装置。
【0010】(4) 中間転写体は無端状転写ベルトで
あり、体積抵抗率が1×106〜1×1013Ω・cmで
あることを特徴とする(1)項に記載の画像形成装置。
【0011】(5) 使用するトナーの個数平均粒子径
が3〜8μmであることを特徴とする(1)項に記載の
画像形成装置。
【0012】(6) 感光体はドラム状の感光体である
ことを特徴とする(1)項に記載の画像形成装置。
【0013】(7) 感光体上のトナーは2成分現像装
置により現像したことを特徴とする(1)項に記載の画
像形成装置。
【0014】(8) 2次転写は、中間転写体とそれを
挟み込むようにしたバックアップローラと2次転写部材
とからなり、バックアップローラの抵抗値が1×105
〜1×107Ωであり、2次転写部材の体積抵抗率が1
×105〜1×107Ω・cmであり定電流制御をするこ
とを特徴とする(1)項に記載の画像形成装置。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態を示すカラ
ー画像形成装置の断面構成図である。
【0017】このカラー画像形成装置は、タンデム型カ
ラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形
成部10Y,10M,10C,10Kと、無端状転写ベ
ルトユニット7と、給紙搬送手段21及び定着手段24
とから成る。画像形成装置の本体Aの上部には、原稿画
像読み取り装置SCが配置されている。
【0018】イエロー色の画像を形成する画像形成部1
0Yは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1Y
の周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像
手段4Y、一次転写手段としての一次転写ローラ5Y、
クリーニング手段6Yを有する。マゼンタ色の画像を形
成する画像形成部10Mは、第1の像担持体としてのド
ラム状の感光体1M、帯電手段2M、露光手段3M、現
像手段4M、一次転写手段としての一次転写ローラ5
M、クリーニング手段6Mを有する。シアン色の画像を
形成する画像形成部10Cは、第1の像担持体としての
ドラム状の感光体1C、帯電手段2C、露光手段3C、
現像手段4C、一次転写手段としての一次転写ローラ5
C、クリーニング手段6Cを有する。黒色画像を形成す
る画像形成部10Kは、第1の像担持体としてのドラム
状の感光体1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像手
段4K、一次転写手段としての一次転写ローラ5K、ク
リーニング手段6Kを有する。
【0019】無端状転写ベルトユニット7は、複数のロ
ーラにより巻回され、回動可能に支持された半導電性エ
ンドレスベルト状の第2の像担持体としての無端状転写
ベルト70を有する。
【0020】画像形成部10Y,10M,10C,10
Kより形成された各色の画像は、一次転写ローラ5Y,
5M,5C,5Kにより、回動する無端状転写ベルト7
0上に逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成さ
れる。給紙カセット20内に収容された記録媒体として
の用紙Pは、給紙手段21により給紙され、複数の中間
ローラ22A,22B,22C,22D、レジストロー
ラ23を経て、二次転写手段5Aに搬送され、用紙P上
にカラー画像が一括転写される。カラー画像が転写され
た用紙Pは、定着手段24により定着処理され、排紙ロ
ーラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置さ
れる。
【0021】一方、二次転写手段5Aにより用紙Pにカ
ラー画像を転写した後、用紙Pを曲率分離した無端状転
写ベルト70は、クリーニング手段6Aにより残留トナ
ーが除去される。
【0022】画像形成処理中、一次転写ローラ5Kは常
時、感光体1Kに圧接している。他の一次転写ローラ5
Y,5M,5Cはカラー画像形成時にのみ、それぞれ対
応する感光体1Y,1M,1Cに圧接する。
【0023】二次転写手段5Aは、ここを用紙Pが通過
して二次転写が行われる時にのみ、無端状転写ベルト7
0に圧接する。
【0024】また、装置本体Aから筐体8を支持レール
82L,82Rを介して引き出し可能にしてある。
【0025】筐体8は、画像形成部10Y,10M,1
0C,10Kと、無端状転写ベルトユニット7とから成
る。
【0026】画像形成部10Y,10M,10C,10
Kは、垂直方向に縦列配置されている。感光体1Y,1
M,1C,1Kの図示左側方には無端状転写ベルトユニ
ット7が配置されている。無端状転写ベルトユニット7
は、ローラ71,72,73,74を巻回して回動可能
な無端状転写ベルト70、一次転写ローラ5Y,5M,
5C,5K、及びクリーニング手段6Aとから成る。
【0027】筐体8の引き出し操作により、画像形成部
10Y,10M,10C,10Kと、無端状転写ベルト
ユニット7とは、一体となって、本体Aから引き出され
る。
【0028】筐体8の図示左側の支持レール82Lは、
無端状転写ベルト70の左方で、定着手段24の上方空
間部に配置されている。筐体8の図示右側の支持レール
82Rは、最下部の現像手段4Kの下方付近に配置され
ている。支持レール82Rは、現像手段4Y,4M,4
C,4Kを筐体8に着脱する動作に支障を来さない位置
に配置されている。
【0029】筐体8の感光体1Y,1M,1C,1Kの
図示右方は、現像手段4Y,4M,4C,4Kにより囲
まれ、図示下方は、帯電手段2Y,2M,2C,2K、
及びクリーニング手段6Y,6M,6C,6K等により
囲まれ、図示左方は、無端状転写ベルト70により囲ま
れている。
【0030】その中で感光体、クリーニング手段及び帯
電手段等は一つの感光体ユニットを形成し、現像手段及
びトナー補給装置等は一つの現像ユニットを形成してい
る。
【0031】さて、1次転写ローラを中間転写体として
の無端状転写ベルト70の背面から各感光体1Y,1
M,1C,1Kへ押圧するが、図2にも示すように、押
圧しない時の中間転写体としての無端状転写ベルト70
と各感光体1Y,1M,1C,1Kとの接触点よりも感
光体回転方向下流側に1次転写ローラ5Y,5M,5
C,5Kを配置し各感光体1Y,1M,1C,1Kへ押
圧する。このとき中間転写体としての無端状転写ベルト
70は各感光体1Y,1M,1C,1Kの外周に沿うよ
うに曲げられ、像担持体と中間転写体の接触領域の最も
下流側に1次転写ローラ5Y,5M,5C,5Kが配置
される構成となる。
【0032】一方、中間転写体が無端ベルト状であるの
で、所々に駆動ローラ71、ガイドローラ72,73、
テンションローラ76、2次転写のバックアップローラ
74等を配置しているが、このようなローラの回転ムラ
により、中間転写体としての無端状転写ベルト70に速
度ムラが発生し、それぞれの色の感光体との転写タイミ
ングが微妙にずれ色ずれとなる。その時、コピー開始前
にあらかじめ形成された中間転写体としての無端状転写
ベルト70上の各トナー像のズレのタイミングが周期的
に繰り返されていることを読んで確認をすることで、色
ズレのパターンを把握確認し、実際に書き込む各露光の
タイミングを調整してズレを無くすことで補正が可能と
なる。もし、上記各ローラの外周長さやそれに伴う外径
がまちまちであると、前述のズレのパターンを読んでも
色ズレ周期が定まらず、ズレのパターンは常に変動して
把握できなくなり、結局は補正する基準が定まらず補正
ができないということになる。
【0033】そこで、今回、中間転写体としての無端状
転写ベルト70の背面からテンションを与えるローラに
ついては、すべてその円周長さの整数倍の長さを、中間
転写体としての無端状転写ベルト70と感光体との接触
開始点から次色の感光体との接触開始点までの距離(無
端状転写ベルト70上の)になるように設定した。更
に、本発明では、各1次転写ローラ5Y,5M,5C,
5Kも、それぞれ各感光体との接触領域の下流側に設置
して、中間転写体としての無端状転写ベルト70を感光
体1Y,1M,1C,1Kの曲率に沿うべくテンション
をかけるように配置した関係で、各1次転写ローラの外
周長さをも前記条件に適合する様に設定した。
【0034】このようにして各感光体1Y,1M,1
C,1Kと無端状転写ベルト70の位置関係の周期性が
確立した状態で、図1に示すように、無端状転写ベルト
70上に近接して設置した光センサ90により、各感光
体からのトナーパッチ像を読み取り、そのズレ量を各感
光体における露光タイミングにフィードバックさせて色
ズレを解消させることができた。この関係をCPUによ
って制御する回路図で示すと図3のようになる。
【0035】本発明の実施の形態の一例に用いた画像形
成装置はタンデム型のフルカラー複写機である。その画
像形成中のライン速度L/Sは180mm/sであり、
その感光体ドラムは直径60mmで、有機半導体層とし
てフタロシアニン顔料をポリカーボネイトに分散させた
ものを塗布してあり、電荷輸送層を含めた感光体層の膜
厚25μmのものを用いた。
【0036】そしてその感光体の非画像部の電位は、電
位センサで検知し、フィードバック制御できるように
し、その制御可能範囲は−500V〜−900Vであ
り、全露光電位は−50〜0Vの範囲にした。感光体は
ドラム状のものを使用したがこれに限定されるものでは
ない。
【0037】また、露光はレーザー走査方式をとり、半
導体レーザー(LD)を用いその出力パワーは300μ
Wである。
【0038】使用する現像剤は個数平均粒子径が3〜8
μmのトナーとキャリアの2成分現像材であり、現像も
2成分現像剤に対応した方式である。
【0039】中間転写体はシームレスの無端状転写ベル
ト70であり、半導電樹脂製のベルトで体積抵抗率が1
×108Ω・cmのものを用いた。なお、体積抵抗率は
1×103Ω・cm〜1×1013Ω・cmが可能であ
る。
【0040】1次転写手段は中間転写体としての無端状
転写ベルト70の背面に、外径6.05mm、抵抗値を
1×106Ωにし、芯金上に弾性ゴムとして発泡樹脂を
ライニングしたローラを1次転写ローラ5Y,5M,5
C,5Kとして設置し、20μAの定電流制御を行わせ
た。定電流制御を採用したのは無端状転写ベルトに必要
な電荷を得るためである。そして、1次転写ローラの抵
抗値は1×103Ω〜1×1012Ωが可能であるが、中
間転写体としての無端状転写ベルト70の抵抗値よりも
小さくすることが望ましい。これは、1次転写ローラの
電圧は変動しやすいので、その抵抗値を無端状転写ベル
トの抵抗値より小さくしておき、1次転写ローラの電圧
変動が幾らかあっても、無端状転写ベルトの電圧変動が
起こりにくいようにしてある。ここで、無端状転写ベル
ト70の抵抗値は前述の体積抵抗率に1次転写ローラと
のニップ幅及び軸方向の接触長さと厚さとを乗じて算出
したものである。
【0041】2次転写は、中間転写体としての無端状転
写ベルト70とそれを挟み込むようにバックアップロー
ラ74と二次転写部材5Aとからなり、バックアップロ
ーラ74の抵抗値が1×105〜1×107Ωであり、2
次転写部材の体積抵抗率が1×105〜1×107Ω・c
mであり定電流制御をするようにしてある。
【0042】即ち、2次転写手段は紙背面から中間転写
体に半導電ローラーを2次転写ローラとして押し当て、
80μAの定電流制御を行った。
【0043】定着はローラ内部にヒータを配置した定着
ローラによる熱定着方式である。中間転写体と感光体と
の最初の接触点から次色感光体との最初の接触点までの
中間転写体上での距離Yは95mmにした。
【0044】駆動ローラ71、ガイドローラ72,73
及び2次転写バックアップローラ74の外周長さを3
1.67mm(=95mm/3)にし、テンションロー
ラ76の外周長さを23.75mm(=95mm/4)
にした。
【0045】そして、1次転写ローラの外周長さを19
mmにした。(=95mm/5) このような画像形成装置を用いて、各感光体1Y,1
M,1C,1Kと無端状転写ベルト70の位置関係の周
期性が確立した状態で、図1に示すように、無端状転写
ベルト70上に近接して設置した光センサ90により、
各感光体からのトナーパッチ像を読み取り、そのズレ量
を各感光体における露光タイミングにフィードバックさ
せて色ズレを簡単確実に解消させることができた。
【0046】逆に、感光体間の転写ベルトの長さの整数
倍を、各ローラの周囲長さにすることによっても上記同
期性が確保され同じ目的達成がなされることを確認し
た。
【0047】これに対して、比較例として、上記各ロー
ラの径を変えて、すべてその円周長さの整数倍の長さ
を、中間転写体としての無端状転写ベルト70と感光体
との接触開始点から次色の感光体との接触開始点までの
距離Yである95mm(無端状転写ベルト70上の)に
ならないように設定したところ、各感光体のトナーパッ
チ像のズレ量が測定毎に定まらず、各感光体への露光タ
イミングの補正を行ってもすぐ崩れてしまい、色ズレは
不定となり補正は不可能であることが確認された。
【0048】
【発明の効果】本発明により、大幅なコストアップをせ
ず、色ズレがなく、又、転写不良やトナー散りのない露
光及び転写とその制御が簡単確実に行える画像形成装置
を提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の一例を示すカラー画像
形成装置の断面構成図である。
【図2】感光体と無端状転写ベルトと中間転写ローラの
配置関係を示す部分拡大図である。
【図3】本発明に用いる色ズレ解消の回路図である。
【図4】従来の技術における感光体と中間転写体と一時
転写ローラとの間に形成されるニップの状態とそれによ
る転写不良の発生を示す模式図である。
【図5】図4における転写不良の発生をさせないように
補助部材を配した状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1Y,1M,1C,1K 感光体 2Y,2M,2C,2K 帯電手段 3Y,3M,3C,3K 露光手段 4Y,4M,4C,4K 現像手段 5A 二次転写手段 5Y,5M,5C,5K 一次転写ローラ 6A,6Y,6M,6C,6K クリーニング手段 7 無端状転写ベルトユニット 10Y,10M,10C,10K 画像形成部 70 無端状転写ベルト 90 光センサ
フロントページの続き (72)発明者 森本 浩史 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 齊藤 正志 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H005 EA05 2H030 AA01 AB02 AD01 BB16 BB23 BB42 BB46 BB54 2H200 FA04 FA05 FA18 GA12 GA16 GA23 GA34 GA45 GA47 HA02 HA12 HA28 HB03 HB12 HB22 JA03 JA23 JA25 JA26 JA29 JC04 JC09 JC15 JC16 JC19 KA03 KA12 MA03 MB04 MB06 PA06 PA30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する複数の感光体と、前記各感光体
    上の各トナー像を順に中間転写体上に転写して重ね合わ
    せる複数の一次転写手段と、中間転写体上の各色トナー
    像を記録媒体に一括転写する二次転写手段とを有し、一
    次転写手段の構成が中間転写体とそれを挟み込むように
    した感光体と一次転写ローラとからなり、少なくとも感
    光体の一部において、中間転写体が感光体の曲率に沿う
    様に前記一次転写ローラに押圧される画像形成装置であ
    って、感光体と中間転写体との接触開始点から次色の感
    光体と中間転写体との接触開始点までの中間転写体上の
    距離をY、一次転写ローラの外周長さをX、nを整数と
    して、Y=nX、あるいはX=nYとなる様に設定した
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 1次転写ローラは芯金表面に弾性ゴムを
    ライニングした構成であり、抵抗値が1×103〜1×
    1012Ωであることを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 1次転写手段は定電流制御であることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 中間転写体は無端状転写ベルトであり、
    体積抵抗率が1×106〜1×1013Ω・cmであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 使用するトナーの個数平均粒子径が3〜
    8μmであることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 感光体はドラム状の感光体であることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 感光体上のトナーは2成分現像装置によ
    り現像したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 2次転写は、中間転写体とそれを挟み込
    むようにしたバックアップローラと2次転写部材とから
    なり、バックアップローラの抵抗値が1×105〜1×
    107Ωであり、2次転写部材の体積抵抗率が1×105
    〜1×107Ω・cmであり定電流制御をすることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2001284827A 2001-09-19 2001-09-19 画像形成装置 Pending JP2003091133A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001284827A JP2003091133A (ja) 2001-09-19 2001-09-19 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001284827A JP2003091133A (ja) 2001-09-19 2001-09-19 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003091133A true JP2003091133A (ja) 2003-03-28

Family

ID=19108085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001284827A Pending JP2003091133A (ja) 2001-09-19 2001-09-19 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003091133A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005070256A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7130570B2 (en) 2003-12-26 2006-10-31 Sharp Kabushiki Kaisha Transfer device
JP2007093682A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US7215914B2 (en) 2003-10-21 2007-05-08 Sharp Kabushiki Kaisha Transfer device
US7813682B2 (en) 2005-03-11 2010-10-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that smoothly conveys transfer medium while suppressing pre-transfer
US9217960B2 (en) 2013-12-16 2015-12-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US11249424B2 (en) 2019-01-11 2022-02-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Imaging system

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005070256A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4585187B2 (ja) * 2003-08-22 2010-11-24 株式会社リコー 画像形成装置
US7215914B2 (en) 2003-10-21 2007-05-08 Sharp Kabushiki Kaisha Transfer device
US7130570B2 (en) 2003-12-26 2006-10-31 Sharp Kabushiki Kaisha Transfer device
US7813682B2 (en) 2005-03-11 2010-10-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that smoothly conveys transfer medium while suppressing pre-transfer
JP2007093682A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US9217960B2 (en) 2013-12-16 2015-12-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US11249424B2 (en) 2019-01-11 2022-02-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Imaging system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4643324B2 (ja) 画像形成装置
JP2001183916A (ja) 画像形成装置
US6026269A (en) Image forming apparatus with varying conveying speed
JP2003091133A (ja) 画像形成装置
JP2003280409A (ja) 画像形成装置
JP2004029054A (ja) 画像形成装置
JP2006337454A (ja) 画像形成装置
JP2006243596A (ja) 画像形成装置
US6463247B1 (en) Color image formation apparatus using plural photosensitive drums
JP5076356B2 (ja) 画像形成装置
US20040179872A1 (en) Image forming apparatus having intermediate transfer belt and primary transfer roller
JPH1026887A (ja) カラー画像記録装置
JPH1165332A (ja) 画像形成装置
JPH09281769A (ja) カラー画像形成装置
JP2003215946A (ja) 画像形成装置
JP2003330341A (ja) 画像形成装置
JPH11305562A (ja) 画像形成装置
JP3507273B2 (ja) 画像形成装置
JP2008033191A (ja) 画像形成装置
JP2004279889A (ja) 画像形成装置
JP3733305B2 (ja) 画像形成装置
JP3180635B2 (ja) 画像形成装置
JPH08278711A (ja) 画像形成装置
JPH10123860A (ja) 画像形成装置
JP4844154B2 (ja) 画像形成装置