JP2003280409A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003280409A
JP2003280409A JP2002079844A JP2002079844A JP2003280409A JP 2003280409 A JP2003280409 A JP 2003280409A JP 2002079844 A JP2002079844 A JP 2002079844A JP 2002079844 A JP2002079844 A JP 2002079844A JP 2003280409 A JP2003280409 A JP 2003280409A
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image forming
roller
forming apparatus
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JP2002079844A
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English (en)
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Satoshi Nishida
聡 西田
Hiroaki Miho
広晃 三保
Shigetaka Kurosu
重隆 黒須
Hiroshi Morimoto
浩史 森本
Masashi Saito
正志 齊藤
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境やコピー速度数に対応して良好な転写性
を維持させるため、例えば、バイアスに影響する総抵抗
値の検出に対応して、感光体、中間転写体、転写材、転
写部材間の押圧力や接触面積やバイアス値等の転写条件
を変化させ転写が常に最適な状態に保たれるように制御
し、更に転写時における転写ニップの状態を安定させ転
写不良の起きない高画質の画像形成ができる画像形成装
置の提供。 【解決手段】 感光体と該感光体上のトナー像を中間転
写体へ転写するローラ方式の第1の転写手段、前記中間
転写体上のトナー像を転写材へ転写するローラ方式の第
2の転写手段を用いた画像形成装置において、前記第1
の転写手段及び/又は前記第2の転写手段に印加するバ
イアス電圧をモニタし、その電圧に対応する第1,第2
の転写手段の条件を変更する制御手段を設けた画像形成
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は安定したトナー像の
転写画像が得られる改良された転写手段を有する画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ローラ方式の転写手段を用いた画像形成
装置では、転写手段にバイアス電圧を印加してトナーを
転写させるものが一般的である。転写手段として用いら
れるものは芯金に半導電性ゴムを付したローラが最も多
く用いられる。印加するバイアスは電源から感光体や中
間転写体の基体等のアースに至るまでの総抵抗によって
決まり、感光体や中間転写体の半導電層の抵抗、更には
転写するトナー層の抵抗などの総和によって決まる。従
来定電圧制御の場合はこの総抵抗値を求めることにより
必要な電荷を付与できる電圧を印加することでトナーを
転写させていた。また、定電流制御の場合は必要な電荷
量から電流値を求め、その電流値を保持させる制御を行
っていた。このときの転写ローラの押圧力や像担持体と
しての感光体又は中間転写体との押圧ニップ面積、中間
転写体とのニップ面積等の転写手段の条件は固定されて
いる。しかし転写ニップ面積を固定しても総抵抗値が変
動してしまうと適正な電圧値及び電流値に設定しても良
好に転写されない。このことは、特に周囲の環境が変化
したときの画像に顕れる。総抵抗が下がる高温高湿環境
下においてはトナーのあるところとないところ、あるい
は転写材のあるところとないところの抵抗値の差によ
り、ニップ内の抵抗値の小さいところに電荷が移動し易
くなりトナー像の転写性能は低下する。また、低温低湿
環境下ではニップ内の総抵抗が上がり転写ニップの前後
の微小空間における絶縁破壊が発生し転写画像の乱れが
発生する。更にはローラ方式の転写手段においてはロー
ラに電圧を印加し続けると抵抗値が上昇し総抵抗値が上
昇するため低温低湿環境下の状態で起こるような問題が
発生してしまう。即ち、ローラが新しい時の抵抗値に対
してプリント枚数が増えていくと抵抗値が上昇するよう
な現象によるものである。
【0003】また、従来、中間転写体を用いた画像形成
装置で、感光体から中間転写体へトナー像を転写する転
写部において、その上流側に転写ニップを形成するため
のローラは設けられていない。このため、転写部におけ
る電界が作用する位置が転写ニップよりも上流側になる
場合があり、文字等のニジミとなる。また、ニップ形成
手段がない場合、転写ニップの幅が小さくなり、その領
域における転写手段と感光体間の総抵抗値が高くなり、
転写前後の微小空間におけるリークによる転写不良、更
には余計な電圧を必要とするため電源のコストアップに
なってしまう。そこで、転写部におけるニップ幅を拡大
するためにニップ形成ローラを転写部上流に設けるが、
このローラが軸方向にストレートの場合は中間転写体の
走行が安定せず、微妙な波打ちにより転写のムラとなっ
てしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決し、いかなる環境においても、いかなるコピー
数においても良好な転写性を維持させるため、例えば、
バイアスに影響する総抵抗値の検出に対応して、感光
体、中間転写体、転写材、転写手段間の押圧力や接触面
積やバイアス値等の転写条件を変化させ転写が常に最適
な転写状態に保たれるように制御した画像形成装置を提
供することを課題目的にする。更に、転写時における転
写ニップの状態を安定させて転写不良やニジミ、更には
転写ムラ等の画像問題の起きない高画質の画像形成がで
きる画像形成装置を提供することを課題目的にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)〜(29)項の何れかによって達成される。
【0006】(1) 感光体と該感光体上のトナー像を
中間転写体へ転写するローラ方式の第1の転写手段、前
記中間転写体上のトナー像を転写材へ転写するローラ方
式の第2の転写手段を用いた画像形成装置において、前
記第1の転写手段及び/又は前記第2の転写手段に印加
するバイアス電圧をモニタし、その電圧に対応する第
1,第2の転写手段の条件を変更する制御手段を設けた
ことを特徴とする画像形成装置。
【0007】(2) 前記第1の転写手段の条件は、該
転写手段が中間転写体を介して感光体を押圧し中間転写
体と接する面積であることを特徴とする(1)項に記載
の画像形成装置。
【0008】(3) 前記第1の転写手段の条件は、前
記感光体と前記中間転写体の接触開始接点から前記第1
の転写手段が前記中間転写体を介して前記感光体へ接す
る中心位置までの距離であることを特徴とする請求項1
に記載の画像形成装置。
【0009】(4) 前記第1の転写手段の条件は、転
写位置における前記感光体と前記中間転写体とが接する
面積であることを特徴とする(1)項に記載の画像形成
装置。
【0010】(5) 前記第1の転写手段の条件は、前
記ローラ方式の前記第1の転写手段を前記中間転写体を
介して感光体へ押圧する力であることを特徴とする
(1)項に記載の画像形成装置。
【0011】(6) 前記第1,第2の各転写手段の条
件は、該各転写手段に対応する電源出力と前記ローラ方
式の第1,第2の各転写手段の間に配置された各抵抗値
であることを特徴とする(1)項に記載の画像形成装
置。
【0012】(7) 前記第1,第2の各転写手段の条
件は、前記ローラ方式の第1,第2の各転写手段のロー
ラ周上で、前記中間転写体に接する以外の位置で該ロー
ラ周上に接してバイアスが印加されるときに、前記各転
写手段が前記中間転写体を押圧する力であることを特徴
とする(1)項に記載の画像形成装置。
【0013】(8) 前記第1,第2の各転写手段の条
件は、前記ローラ方式の第1,第2の各転写手段のロー
ラ周上であって、前記中間転写体に接する以外の位置で
該ローラ周上に接して前記ローラ方式の各転写手段に印
加するバイアス電圧であることを特徴とする(1)項に
記載の画像形成装置。
【0014】(9) 感光体と該感光体上に形成された
トナー像が転写される中間転写体とを有する画像形成装
置において、前記感光体からトナー像がローラ方式の第
1の転写手段によって前記中間転写体に転写される位置
よりも該中間転写体の進行方向上流側に位置し、転写位
置での前記感光体と前記ローラ方式の第1の転写手段と
の接線よりも感光体側に中間転写体が近づいて走行する
ようにニップ形成ローラを設け、該ニップ形成ローラの
形状を0.05mm以上の逆クラウン形状としたことを
特徴とする画像形成装置。
【0015】(10) 感光体と該感光体上に形成され
たトナー像が転写される中間転写体とを有する画像形成
装置において、前記感光体からトナー像がローラ方式の
第1の転写手段によって前記中間転写体に転写される位
置よりも該中間転写体の進行方向上流側に位置し、転写
位置での前記感光体と前記ローラ方式の第1の転写手段
との接線よりも感光体側から中間転写体が遠ざかって走
行するようにニップ形成ローラを設け、該ニップ形成ロ
ーラの形状を0.05mm以上のクラウン形状としたこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0016】(11) 前記ニップ形成ローラは可動式
であり、画像形成動作以外は解除することを特徴とする
(9)又は(10)項に記載の画像形成装置。
【0017】(12) 前記ニップ形成ローラは金属で
形成され、回転するための駆動を持たないことを特徴と
する(9)又は(10)項に記載の画像形成装置。
【0018】(13) 前記感光体は複数設けられてい
て該各感光体から1つの前記中間転写体へ前記第1の転
写手段によってトナー像を転写し、該中間転写体上のト
ナー像を転写材へ前記第2の転写手段によって一括して
転写することを特徴とする(1)〜(12)項の何れか
1項に記載の画像形成装置。
【0019】(14) 前記中間転写体は無端状ベルト
状中間転写体であり、体積抵抗率が1×106〜1×1
11Ω・cmであることを特徴とする(1)〜(13)
項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0020】(15) 前記感光体から前記中間転写体
への前記第1の転写手段はその転写部材としての転写ロ
ーラの抵抗値が1×103〜1×1010Ωであり、定電
流制御をする事を特徴とする(1)〜(14)項の何れ
か1項に記載の画像形成装置。
【0021】(16) 前記転写材への前記第2の転写
手段は、前記中間転写体とそれをバックアップローラと
共に挟み込むようにした状態にして構成され、バックア
ップローラの抵抗値が1×105〜1×1010Ωであ
り、前記第2の転写手段の抵抗値が1×105〜1×1
10Ωであり定電流制御をすることを特徴とする(1)
〜(15)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0022】(17) 前記第1の転写手段の位置は前
記中間転写体と前記感光体の接触開始点よりも中間転写
体進行方向下流側に位置することを特徴とする(1)〜
(16)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0023】(18) 前記感光体から前記中間転写体
への第1の転写手段の相対的な位置は、該感光体と該中
間転写体との接触領域の中心点よりも回転方向上流側、
下流側に10mm以内であることを特徴とする(1)〜
(17)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0024】(19) 感光体と該感光体上のトナー像
を転写材へ転写するローラ方式の第3の転写手段を用い
た画像形成装置において、転写手段に印加するバイアス
電圧をモニタし、その電圧によって第3の転写手段の条
件を変更する制御手段を設けたことを特徴とする画像形
成装置。
【0025】(20) 前記第3の転写手段の条件は、
前記ローラ方式の第3の転写手段と前記感光体との接す
る面積であることを特徴とする(19)項に記載の画像
形成装置。
【0026】(21) 前記第3の転写手段の条件は、
前記ローラ方式の前記第3の転写手段を前記感光体へ押
圧する力であることを特徴とする(19)項に記載の画
像形成装置。
【0027】(22) 前記第3の転写手段の条件は、
前記第3の転写手段に対応する電源出力と前記ローラ方
式の第3の転写手段の間に配置された抵抗値であること
を特徴とする(19)項に記載の画像形成装置。
【0028】(23) 前記第3の転写手段の条件は、
ローラ方式の前記第3の転写手段のローラ周上で、前記
感光体に接する以外の位置で該ローラ周上に接してバイ
アスが印加されるときに、前記第3の転写手段が前記感
光体を押圧する力であることを特徴とする(19)項に
記載の画像形成装置。
【0029】(24) 前記第3の転写手段の条件は、
ローラ方式の前記第3の転写手段のローラ周上であっ
て、前記感光体又は前記中間転写体に接する以外の位置
で該ローラ周上に接してローラ方式の前記第3の転写手
段に印加するバイアス電圧であることを特徴とする(1
9)項に記載の画像形成装置。
【0030】(25) 前記感光体から前記転写材への
第3の転写手段の相対的な位置は、該感光体と該転写材
との接触領域の中心点よりも回転方向上流側、下流側に
20mm以内であることを特徴とする(19)〜(2
4)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0031】(26) 前記感光体は複数であり、該各
感光体は現像装置を有することを特徴とする(1)〜
(25)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0032】(27) 前記トナー像に用いるトナーの
個数平均粒子径が3〜8μmであることを特徴とする
(1)〜(26)項の何れか1項に記載の画像形成装
置。
【0033】(28) 前記感光体はドラム形状である
ことを特徴とする(1)〜(27)項の何れか1項に記
載の画像形成装置。
【0034】(29) 前記トナー像に用いるトナーは
形状係数の変動係数が16%以下であり、個数粒度分布
における個数変動係数が27%以下であることを特徴と
する(1)〜(28)項の何れか1項に記載の画像形成
装置。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0036】図1は、本発明の実施の形態の一例のカラ
ー画像形成装置を示す断面構成図であり、図2は図1に
おける感光体から中間転写体にトナー像を転写させると
きのニップ形成ローラの配置を示す断面構成図であり、
図3はその作用を示す断面構成図であり、図4はニップ
形成ローラの側面図であり、図5は本発明の実施の形態
の他の一例のカラー画像形成装置を示す断面構成図であ
り、図6はローラ方式の第1,第2,第3の転写手段に
おける押圧力とニップ幅との関係を示すグラフであり、
図7は湿度変化に対する適正なニップ幅の領域を示すグ
ラフである。
【0037】尚、図1及びその一部拡大図に相当する図
2,図3に示すものは感光体上のトナー像を第1の転写
手段によって一旦中間転写体に転写したものを第2の転
写手段によって転写材に転写させる方式の画像形成装置
であり、図5に示すものは、感光体上のトナー像を第3
の転写手段によって一度に用紙等の転写材P上に転写さ
せる方式の画像形成装置である。
【0038】以下、これらの図面に基づいて本発明の実
施の形態を順次説明する。先ず、第1,第2の転写手段
を有するカラー画像形成装置は、タンデム型カラー画像
形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10
Y,10M,10C,10Kと、無端状転写ベルトユニ
ット7と、給紙搬送手段21及び定着手段24とから成
る。画像形成装置の本体Aの上部には、原稿画像読み取
り装置SCが配置されている。
【0039】イエロー色の画像を形成する画像形成部1
0Yは、ドラム状の感光体1Yの周囲に配置された帯電
手段2Y、露光手段3Y、現像手段4Y、第1の転写手
段としての第1の転写ローラ5Y(以下単に第1の転写
手段又は第1の転写ローラ5Yということがある)、ク
リーニング手段6Yを有する。マゼンタ色の画像を形成
する画像形成部10Mは、ドラム状の感光体1M、帯電
手段2M、露光手段3M、現像手段4M、第1の転写手
段としての第1の転写ローラ5M(以下単に第1の転写
手段又は第1の転写ローラ5Mということがある)、ク
リーニング手段6Mを有する。シアン色の画像を形成す
る画像形成部10Cは、ドラム状の感光体1C、帯電手
段2C、露光手段3C、現像手段4C、第1の転写手段
としての第1の転写ローラ5C(以下単に第1の転写手
段又は第1の転写ローラ5Cということがある)、クリ
ーニング手段6Cを有する。黒色画像を形成する画像形
成部10Kは、ドラム状の感光体1K、帯電手段2K、
露光手段3K、現像手段4K、第1の転写手段としての
第1の転写ローラ5K(以下単に第1の転写手段又は第
1の転写ローラ5Kということがある)、クリーニング
手段6Kを有する。
【0040】無端ベルト状中間転写体ユニット7は、複
数のローラにより巻回され、回動可能に支持された半導
電性の中間転写体としての無端ベルト状中間転写体70
(以下単に中間転写体又は無端ベルト状中間転写体70
ということがある)を有する。
【0041】画像形成部10Y,10M,10C,10
Kにより形成された各色の画像は、第1の転写ローラ5
Y,5M,5C,5Kにより、回動する無端ベルト状中
間転写体70上に逐次転写されて、合成されたカラー画
像が形成される。給紙カセット20内に収容された記録
媒体としての用紙等の転写材Pは、給紙手段21により
給紙され、複数の中間ローラ22A,22B,22C,
22D、レジストローラ23を経て、第2の転写手段と
しての第2の転写ローラ5A(以下単に第2の転写手段
又は第2の転写ローラ5Aということがある)に搬送さ
れ、用紙等の転写材P上にカラー画像が一括転写され
る。カラー画像が転写された用紙等の転写材Pは、定着
手段24により定着処理され、排紙ローラ25に挟持さ
れて機外の排紙トレイ26上に載置される。
【0042】一方、第2の転写ローラ5Aにより用紙等
の転写材Pにカラー画像を転写した後、用紙等の転写材
Pを曲率分離した無端ベルト状中間転写体70は、クリ
ーニング手段6Aにより残留トナーが除去される。
【0043】画像形成処理中、第1の転写ローラ5Kは
常時、感光体1Kに圧接している。他の第1の転写ロー
ラ5Y,5M,5Cはカラー画像形成時にのみ、それぞ
れ対応する感光体1Y,1M,1Cに圧接する。
【0044】第2の転写ローラ5Aは、ここを用紙等の
転写材Pが通過して二次転写が行われる時にのみ、無端
ベルト状中間転写体70に圧接する。
【0045】また、装置本体Aから筐体8を支持レール
82L,82Rを介して引き出し可能にしてある。
【0046】筐体8は、画像形成部10Y,10M,1
0C,10Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7と
から成る。
【0047】画像形成部10Y,10M,10C,10
Kは、垂直方向に縦列配置されている。感光体1Y,1
M,1C,1Kの図示左側方には無端ベルト状中間転写
体ユニット7が配置されている。無端ベルト状中間転写
体ユニット7は、ローラ71,73、駆動ローラ72、
バックアップローラ74を巻回して回動可能な無端ベル
ト状中間転写体70、第1の転写ローラ5Y,5M,5
C,5K及びクリーニング手段6Aとから成る。
【0048】筐体8の引き出し操作により、画像形成部
10Y,10M,10C,10Kと、無端ベルト状中間
転写体ユニット7とは、一体となって、本体Aから引き
出される。
【0049】筐体8の図示左側の支持レール82Lは、
無端ベルト状中間転写体70の左方で、定着手段24の
上方空間部に配置されている。筐体8の図示右側の支持
レール82Rは、最下部の現像手段4Kの下方付近に配
置されている。支持レール82Rは、現像手段4Y,4
M,4C,4Kを筐体8に着脱する動作に支障を来さな
い位置に配置されている。
【0050】このような本発明の第1の発明の一例であ
る画像形成装置において感光体1Y,1M,1C,1K
と該感光体上のトナー像をローラ方式の第1の定着ロー
ラ5Y,5M,5C,5Kによって無端ベルト状中間転
写体70へ転写し、その中間転写像を更にローラ方式の
第2の転写ローラ5Aによって用紙等の転写材Pに転写
することにより画像形成を行ってゆくが、このとき第
1,第2の各転写手段に印加するバイアス電圧をモニタ
し、その電圧によって各転写手段の条件、例えば転写ニ
ップ面積を変更し適正な転写条件が維持できるようにし
てある。
【0051】また、本発明における第2及び第3の発明
の構成は、感光体1Y,1M,1C,1Kから無端ベル
ト状中間転写体70への転写部上流側に、図2,図3に
も示すように、無端ベルト状中間転写体70の内部から
感光体1Y,1M,1C,1K側へ押圧するニップ形成
ローラ76A,76Bを設ける。このニップ形成ローラ
76A又は76Bの位置が、図3に示すように転写部で
の感光体との接線Lよりも感光体側にある場合は、ニッ
プ形成ローラを図4(a)の側面図に示すように0.0
5mm以上の逆クラウン形状の76Aとし、感光体との
接線Lよりも中間転写体側にある場合は図4(b)の側
面図に示すように0.05mm以上のクラウン形状の7
6Bとした。
【0052】次に、図5に示すような第4の発明の画像
形成装置の構成について述べる。このカラー画像形成装
置も、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもの
で、複数組の画像形成部10y,10m,10c,10
kと、無端状搬送ベルトユニット7Aと、給紙搬送手段
21A及び定着手段24Aとから成る。画像形成装置の
本体Aの上部には、原稿画像読み取り装置SCが図1の
場合と同様に配置されているが図5には省略してある。
【0053】イエロー色の画像を形成する画像形成部1
0yは、ドラム状の感光体1yの周囲に配置された帯電
手段2y、露光手段3y、現像手段4y、第3の転写手
段としての第3の転写ローラ5y(以下単に第3の転写
手段又は第3の転写ローラ5yということがある)、ク
リーニング手段6Yを有する。マゼンタ色の画像を形成
する画像形成部10mは、ドラム状の感光体1m、帯電
手段2m、露光手段3m、現像手段4m、第3の転写手
段としての第3の転写ローラ5m(以下単に第3の転写
手段又は第3の転写ローラ5mということがある)、ク
リーニング手段6mを有する。シアン色の画像を形成す
る画像形成部10cは、ドラム状の感光体1c、帯電手
段2c、露光手段3c、現像手段4c、第3の転写手段
としての第3の転写ローラ5c(以下単に第3の転写手
段又は第3の転写ローラ5cということがある)、クリ
ーニング手段6cを有する。黒色画像を形成する画像形
成部10kは、ドラム状の感光体1k、帯電手段2k、
露光手段3k、現像手段4k、第3の転写手段としての
第3の転写ローラ5k(以下単に第3の転写手段又は第
3の転写ローラ5kということがある)、クリーニング
手段6kを有する。
【0054】無端状搬送ベルトユニット7Aは、複数の
ローラにより巻回され、回動可能に支持された半導電性
エンドレスベルト状の搬送ベルト70Aを有する。
【0055】画像形成部10y,10m,10c,10
kより形成された各色の画像は、第3の転写ローラ5
y,5m,5c,5kにより、回動する無端状の搬送ベ
ルト70A上に逐次供給される用紙等の転写材Pに転写
されて、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセ
ット20A内に収容された記録媒体としての転写材P
は、給紙手段21Aにより給紙され、上記第3の転写ロ
ーラ5y,5m,5c,5kの位置に順次搬送されなが
ら、用紙P上にカラー画像がそれぞれ積み重ねられて一
括転写される。カラー画像が転写された転写材Pは、定
着手段24Aにより定着処理され、排紙ローラ25Aに
挟持されて機外の排紙トレイ26A上に載置される。
【0056】尚、第3の転写ローラ5y,5m,5c,
5kのうち一つの転写ローラ5kのみを設置したものが
白黒用の画像形成装置である。
【0057】このように、本発明の第1の発明は、感光
体と該感光体上のトナー像を中間転写体へ転写するロー
ラ方式の第1の転写ローラ、前記中間転写体上のトナー
像を転写材Pへ転写するローラ方式の第2の転写ローラ
を用いた画像形成装置において、前記第1の転写ローラ
及び/又は前記第2の転写ローラに印加するバイアス電
圧をモニタし、その電圧に対応する第1,第2の転写ロ
ーラの条件を変更する制御手段を図8の制御系統図に示
すように設けたことを特徴とする画像形成装置である。
【0058】その中で、前記第1の転写ローラ5Y,5
M,5C,5Kの条件は、図6のグラフに示す関係に基
づき、該転写ローラ5Y,5M,5C,5Kが無端ベル
ト状中間転写体70を介して感光体1Y,1M,1C,
1Kを押圧したときの無端ベルト状中間転写体70と接
する面積即ちニップ幅であり、これを制御することが有
効である。
【0059】また、この第1の転写ローラ5Y,5M,
5C,5Kの条件は、前記感光体1Y,1M,1C,1
Kと前記無端ベルト状中間転写体70の接触開始接点か
ら前記第1の転写ローラ5Y,5M,5C,5Kが前記
無端ベルト状中間転写体70を介して前記感光体1Y,
1M,1C,1Kへ接する中心位置までの距離であり、
これを制御することが有効である。
【0060】また、この第1の転写ローラ5Y,5M,
5C,5Kの条件は、転写位置における前記感光体1
Y,1M,1C,1Kと前記無端ベルト状中間転写体7
0とが接する面積であり、これを制御することが有効で
ある。
【0061】また、この第1の転写ローラ5Y,5M,
5C,5Kの条件は、前記ローラ方式の前記第1の転写
ローラを前記無端ベルト状中間転写体70を介して感光
体1Y,1M,1C,1Kへ押圧する力であり、これを
制御することが有効である。
【0062】また、この第1,第2の各転写手段の条件
は、該各転写手段に対応する電源出力と前記ローラ方式
の第1,第2の各転写手段の間に配置された各抵抗値で
あり、これを制御することが有効である。
【0063】また、この第1,第2の各転写手段の条件
は、前記ローラ方式の第1,第2の各転写手段のローラ
周上で、前記中間転写体に接する以外の位置で該ローラ
周上に接してバイアスが印加されるときに、前記各転写
手段が前記中間転写体を押圧する力であり、これを制御
することが有効である。
【0064】また、この第1,第2の各転写手段の条件
は、前記ローラ方式の第1,第2の各転写手段のローラ
周上であって、前記中間転写体に接する以外の位置で該
ローラ周上に接して前記ローラ方式の各転写手段に印加
するバイアス電圧であり、これを制御することが有効で
ある。
【0065】また、本発明の第2の発明は、感光体と該
感光体上に形成されたトナー像が転写される中間転写体
とを有する画像形成装置において、前記感光体からトナ
ー像がローラ方式の第1の転写手段によって前記中間転
写体に転写される位置よりも該中間転写体の進行方向上
流側に位置し、転写位置での前記感光体と前記ローラ方
式の第1の転写手段との接線Lよりも感光体側に中間転
写体が近づいて走行するようにニップ形成ローラ76A
を設け、該ニップ形成ローラ76Aの形状を0.05m
m以上の逆クラウン形状としたことを特徴とする画像形
成装置である。
【0066】また、本発明の第3の発明は、感光体と該
感光体上に形成されたトナー像が転写される中間転写体
とを有する画像形成装置において、前記感光体からトナ
ー像がローラ方式の第1の転写手段によって前記中間転
写体に転写される位置よりも該中間転写体の進行方向上
流側に位置し、転写位置での前記感光体と前記ローラ方
式の第1の転写手段との接線Lよりも感光体側から中間
転写体が遠ざかって走行するようにニップ形成ローラ7
6Bを設け、該ニップ形成ローラ76Bの形状を0.0
5mm以上のクラウン形状としたことを特徴とする画像
形成装置である。
【0067】また、このニップ形成ローラ76A,76
Bは可動式であり、画像形成動作以外は解除するように
してある。
【0068】また、このニップ形成ローラ76A,76
Bは金属で形成され、回転するための駆動を持たない構
造にしてある。
【0069】また、以上の各画像形成装置における感光
体は複数設けられていて該各感光体から1つの前記中間
転写体へトナー像を転写し、該中間転写体上のフルカラ
ーのトナー像を転写材へ一括して転写するようにしてい
るが、前記感光体の数を一つにして白黒用の画像形成装
置とすることもできる。
【0070】また、以上の各画像形成装置における中間
転写体は無端ベルト状中間転写体70であり、その体積
抵抗率を1×107〜1×1011Ω・cmの範囲とする
ことによって、安定した画像形成が持続可能であること
を確認した。
【0071】また、以上の各画像形成装置における感光
体から前記無端ベルト状中間転写体70への前記第2の
転写手段74はその転写部材としての転写ローラの抵抗
値が1×103〜1×1010Ωの範囲で、定電流制御を
することによって安定した画像形成が持続可能であるこ
とを確認した。
【0072】また、以上の各画像形成装置における用紙
等の転写材Pへの前記第2の転写手段は、前記無端ベル
ト状中間転写体70とそれを挟み込むようにしたバック
アップローラ74と二次転写部材からなり、バックアッ
プローラ74の抵抗値が1×105〜1×1010Ωであ
り、第2の転写手段5Aの抵抗値が1×105〜1×1
10Ωであり定電流制御をすることによって安定した画
像形成が持続可能であることを確認した。
【0073】また、以上の各画像形成装置における前記
第1の転写手段の位置は前記無端ベルト状中間転写体7
0と前記感光体の接触開始点よりも前記無端ベルト状中
間転写体70の進行方向下流側に位置することが望まし
い。
【0074】また、以上の各画像形成装置における前記
感光体から前記無端ベルト状中間転写体70への第1の
転写手段の相対的な位置は、該感光体と該無端ベルト状
中間転写体70との接触領域の中心点よりも回転方向上
流側、下流側10mm以内であることが望ましい。
【0075】また、本発明の第4の発明は、感光体と該
感光体上のトナー像を転写材Pへ転写するローラ方式の
第3の転写手段を用いた画像形成装置において、第3の
転写手段に印加するバイアス電圧をモニタし、その電圧
によって第3の転写手段の条件を変更する制御手段を図
9の制御系統図に示すように設けたことを特徴とする画
像形成装置であり、この第3の転写手段の条件は、前記
ローラ方式の第3の転写手段と感光体との接する面積で
あり、この大きさを制御するものである。
【0076】また、この第3の転写手段の条件は、前記
ローラ方式の前記第3の転写手段を前記感光体へ押圧す
る力であり、この大きさを制御するものである。
【0077】また、この第3の転写手段の条件は、前記
第3の転写手段に対応する電源出力と前記ローラ方式の
第3の転写手段の間に配置された抵抗値であり、この大
きさを制御するものである。
【0078】また、この第3の転写手段の条件は、前記
ローラ方式の第3の転写手段のローラ周上で、前記感光
体に接する以外の位置で該ローラ周上に接してバイアス
が印加されるときに、前記転写手段が前記感光体を押圧
する力であり、この大きさを制御するものである。
【0079】また、この第3の転写手段の条件は、前記
ローラ方式の第3の転写手段のローラ周上であって、前
記感光体又は前記中間転写体に接する以外の位置で該ロ
ーラ周上に接して前記ローラ方式の各転写手段に印加す
るバイアス電圧であり、この大きさを制御するものであ
る。
【0080】また、この感光体から前記転写材への第3
の転写手段の相対的な位置は、該感光体と該転写材との
接触領域の中心点よりも回転方向上流側、下流側に20
mm以内であり、この範囲に制御するものである。
【0081】以上の発明において、前記感光体は複数で
あり、該各感光体は現像装置を有するものであり、前記
トナー像に用いるトナーの個数平均粒子径が3〜8μm
であることが望ましく、前記感光体はドラム形状である
ことが望ましく、前記トナー像に用いるトナーは形状係
数の変動係数が16%以下であり、個数粒度分布におけ
る個数変動係数が27%以下であることが好ましい。
【0082】
【実施例】以上の第1〜第4の発明において、具体的に
テストした実施例1〜4について次に述べる 実施例1)本発明の第1の発明の画像形成装置であるタ
ンデム型の中間転写方式フルカラー複写機の必要な仕様
を示すと下記のようになる。
【0083】L/Sは180mm/sである。感光体1
Y,1M,1C,1Kのドラム径は60mmであり、有
機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネイ
トに分散させたものを塗布した。電荷輸送層を含めた感
光体層の膜厚を25μmにした。
【0084】感光体1Y,1M,1C,1Kの非画像部
の電位は、電位センサで検知しフィードバック制御(制
御可能範囲は−500V〜−900V)し、全露光電位
は−50〜0Vにした。
【0085】露光はレーザー走査方式で行うよう、半導
体レーザー(LD)を用い、出力は300μWにした。
【0086】現像は2成分現像方式にした。中間転写体
は無端ベルト状中間転写体70であり、シームレスの半
導電樹脂ベルト(体積抵抗率は1×108Ω・cm)を
用いた。
【0087】第1の転写ローラ5Y,5M,5C,5K
は1次転写として無端ベルト状中間転写体70の背面に
発泡ローラ(外径20mm、抵抗値1×106Ω)を設
置し、20μAの定電流制御を行った。
【0088】第2の転写ローラ5Aは2次転写手段とし
て転写材Pの背面から無端ベルト状中間転写体70に半
導電ローラを押し当て、80μAの定電流制御を行っ
た。
【0089】定着は定着手段24の内部にヒータを配置
したローラ定着を用いた。無端ベルト状中間転写体70
上の感光体と次色感光体の距離は95mmにした。
【0090】テンションローラ71、駆動ローラ72及
び第2の転写ローラ5Aと共に無端ベルト状中間転写体
70を挟んでいるバックアップローラ74の外径は3
1.6mm(95mm/3)にした。
【0091】第1の転写手段である第1の転写ローラ5
Y,5M,5C,5Kの外径は20mmにした。
【0092】無端ベルト状中間転写体70のテンション
は49Nにした。第1の転写ローラ5Y,5M,5C,
5Kの押圧力は押圧可変部材5Hを調節して4.9〜3
9.2Nに可変可能にした。また、前記第1の転写ロー
ラの保持部材の設定位置を変えることで押圧を可変と
し、ニップ面積を変更できるようにした。
【0093】現像手段としての現像器中のトナー濃度は
は4質量%にした。制御は前記第1の転写ローラに電圧
を印加し、その時の電流値を読み、抵抗値を割り出すよ
うにした。図6及び図7に示したように、その抵抗値と
環境(温湿度)値の関係から適正ニップ面積を割り出し
押圧条件を変更するように制御した。
【0094】以上の構成にて20万コピーのテストを実
施し、20万コピーにわたって画像上問題ないことが分
かった。
【0095】実施例2)本発明の第2の発明の画像形成
装置であるタンデム型の中間転写方式フルカラー複写機
の必要な仕様を示すと下記のようになる。
【0096】L/Sは180mm/sである。感光体1
Y,1M,1C,1Kのドラム径は60mmであり、有
機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネイ
トに分散させたものを塗布した。電荷輸送層を含めた感
光体層の膜厚を25μmにした。
【0097】感光体1Y,1M,1C,1Kの非画像部
の電位は、電位センサで検知しフィードバック制御(制
御可能範囲は−500V〜−900V)し、全露光電位
は−50〜0Vにした。
【0098】露光はレーザー走査方式で行うよう、半導
体レーザー(LD)を用い、出力は300μWにした。
【0099】現像は2成分現像方式にした。中間転写体
は無端ベルト状中間転写体70であり、シームレスの半
導電樹脂ベルト(体積抵抗率は1×108Ω・cm)を
用いた。
【0100】第1の転写ローラ5Y,5M,5C,5K
は1次転写として無端ベルト状中間転写体70の背面に
発泡ローラ(外径20mm、抵抗値1×106Ω)を設
置し、20μAの定電流制御を行った。
【0101】第2の転写ローラ5Aは2次転写手段とし
て転写材Pの背面から無端ベルト状中間転写体70に半
導電ローラを押し当て、80μAの定電流制御を行っ
た。
【0102】定着は定着手段24の内部にヒータを配置
したローラ定着を用いた。無端ベルト状中間転写体70
上の感光体と次色感光体の距離は95mmにした。
【0103】テンションローラ71、駆動ローラ72及
び第2の転写ローラ5Aと共に無端ベルト状中間転写体
70を挟んでいるバックアップローラ74の外径は3
1.6mm(95mm/3)にした。
【0104】第1の転写ローラ5Y,5M,5C,5K
の外径は20mmにした。無端ベルト状中間転写体70
のテンションは49Nにした。
【0105】第1の転写ローラ押圧力は4.9Nにし
た。現像手段中のトナー濃度は4質量%であり、感光体
上のかぶりトナー量は0.05mg/cm2であり、ニ
ップ形成ローラ76Aは図3の接線Lより感光体に近づ
く側に配列して図4(a)に示すようにSUS304の
材料で端部の直径が10mmで、中心部に行くに従って
外径を0.2mm細くした逆クラウン形状にした。
【0106】以上の構成にて20万コピーのテスト実
施。20万コピーにわたって画像上問題がなかった。
【0107】実施例3)本発明の第3の発明の画像形成
装置であるタンデム型の中間転写方式フルカラー複写機
の必要な仕様を示すと下記のようになる。
【0108】L/Sは180mm/sである。感光体1
Y,1M,1C,1Kのドラム径は60mmであり、有
機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネイ
トに分散させたものを塗布した。電荷輸送層を含めた感
光体層の膜厚を25μmにした。
【0109】感光体1Y,1M,1C,1Kの非画像部
の電位は、電位センサで検知しフィードバック制御(制
御可能範囲は−500V〜−900V)し、全露光電位
は−50〜0Vにした。
【0110】露光はレーザー走査方式で行うよう、半導
体レーザー(LD)を用い、出力は300μWにした。
【0111】現像は2成分現像方式にした。中間転写体
は無端ベルト状中間転写体70であり、シームレスの半
導電樹脂ベルト(体積抵抗率は1×108Ω・cm)を
用いた。
【0112】第1の転写ローラ5Y,5M,5C,5K
は1次転写として無端ベルト状中間転写体70の背面に
発泡ローラ(外径20mm、抵抗値1×106Ω)を設
置し、20μAの定電流制御を行った。
【0113】第2の転写ローラ5Aは2次転写手段とし
て転写材Pの背面から無端ベルト状中間転写体70に半
導電ローラを押し当て、80μAの定電流制御を行っ
た。
【0114】定着は定着手段24の内部にヒータを配置
したローラ定着を用いた。無端ベルト状中間転写体70
上の感光体と次色感光体の距離は95mmにした。
【0115】テンションローラ71、駆動ローラ72及
び第2の転写ローラ5Aと共に無端ベルト状中間転写体
70を挟んでいるバックアップローラ74の外径は3
1.6mm(95mm/3)にした。
【0116】第1の転写ローラ5Y,5M,5C,5K
の外径は20mmにした。無端ベルト状中間転写体70
のテンションは49Nにした。
【0117】第1の転写ローラ押圧力は4.9Nにし
た。現像手段中のトナー濃度は4質量%であり、感光体
上のかぶりトナー量は0.05mg/cm2であり、ニ
ップ形成ローラ76Bは、図3の接線Lより感光体より
遠ざかる側に配置して、図4(b)に示すようにSUS
304の材料で中心部の直径が10mmで、端部に行く
に従って外径を0.2mm細くしたクラウン形状にし
た。
【0118】以上の構成にて20万コピーのテスト実
施。20万コピーにわたって画像上問題がなかった。
【0119】実施例4)本発明の第4の発明の画像形成
装置であるタンデム型の中間転写方式フルカラー複写機
の必要な仕様を示すと下記のようになる。
【0120】L/Sは180mm/sである。感光体1
y,1m,1c,1kのドラム径は60mmであり、有
機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネイ
トに分散させたものを塗布した。電荷輸送層を含めた感
光体層の膜厚を25μmにした。
【0121】感光体1y,1m,1c,1kの非画像部
の電位は、電位センサで検知しフィードバック制御(制
御可能範囲は−500V〜−900V)し、全露光電位
は−50〜0Vにした。
【0122】露光はレーザー走査方式で行うよう、半導
体レーザー(LD)を用い、出力は300μWにした。
【0123】現像は2成分現像方式にした。搬送ベルト
70Aはシームレスの半導電性樹脂ベルト(体積抵抗率
1×1012Ω・cm)にした。
【0124】第3の転写ローラ5y,5m,5c,5k
は搬送ベルト70Aの背面に発砲ローラを設置(外径2
0mm抵抗値1×106Ω)し、80μAの定電流制御
により第3の転写手段を作動させた。
【0125】搬送ベルト70A上の感光体と次色感光体
の距離は95mmにした。搬送ベルト70Aのテンショ
ンローラ、駆動ローラの外径は31.6mm(95mm
/3)にし、搬送ベルトのテンションは49Nにした。
【0126】第3の転写ローラ5y,5m,5c,5k
の押圧力は4.9N〜39.2Nの範囲で可変とした。
具体的には第3の転写ローラの保持部材の設定位置を変
えることで押圧力を可変とし、ニップ面積を変更した。
【0127】現像器中トナー濃度は4質量%にした。制
御は第3の転写ローラに電圧を印加し、その時の電流値
を読み抵抗値を割り出し、その抵抗値と環境(温湿度)
値から適正ニップ面積を割り出し押圧条件を変更するよ
うにした。(図6、図7のグラフ参照)以上の構成にて
20万コピーのテストを実施し、20万コピーにわたっ
て画像上の問題がなかった。
【0128】
【発明の効果】本発明により、いかなる環境において
も、高速から低速までの時間当たりのコピー数において
も、良好な転写性を維持させることが可能になった。例
えば、バイアスに影響する総抵抗値の検出に対応して、
感光体、中間転写体、転写材、転写手段(転写ローラ)
間の押圧力や接触面積やバイアス値等の転写条件を変化
させ転写が常に最適な転写状態に保たれるように制御し
た画像形成装置を提供することが可能になった。更に、
転写時における転写ニップの状態を安定させて転写不良
やニジミ、更には転写ムラ等の画像問題の起きない高画
質の画像形成を行う画像形成装置を提供することが可能
になった。
【0129】上記画像問題が解消した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のカラー画像形成装
置を示す断面構成図である。
【図2】図1における感光体から中間転写体にトナー像
を転写させるときのニップ形成ローラの配置を示す断面
構成図である。
【図3】ニップ形成ローラの作用を示す断面構成図であ
る。
【図4】ニップ形成ローラの側面図である。
【図5】本発明の実施の形態の他の一例のカラー画像形
成装置を示す断面構成図である。
【図6】ローラ方式の第1,第2,第3の転写手段にお
ける押圧力とニップ幅との関係を示すグラフである。
【図7】湿度変化に対する適正なニップ幅の領域を示す
グラフである。
【図8】本発明の第1の発明における制御手段の制御系
統図である。
【図9】本発明の第4の発明における制御手段の制御系
統図である。
【符号の説明】
1Y,1M,1C,1K 感光体 5Y,5M,5C,5K 第1の転写手段としての第1
の転写ローラ 5A 第2の転写手段としての第2の転写ローラ 5y,5m,5c,5k 第3の転写手段としての第3
の転写ローラ 24 定着手段 70 無端ベルト状中間転写体 70A 搬送ベルト 74 バックアップローラ 76A,76B ニップ形成ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 浩史 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 齊藤 正志 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H005 EA05 EA10 2H200 FA17 GA16 GA23 GA34 GA44 GA47 HA03 HA12 HB03 HB12 HB22 JA02 JA28 JB02 JB10 JB13 JC04 JC07 JC16 JC18 MB04 MB06 NA16 PA30 2H300 EA01 EA05 EA07 EB04 EB07 EB12 EB18 EB24 EC01 EC02 EC05 EC09 EC12 EC13 EF02 EF03 EF06 EF08 EF10 EF14 EG03 EG05 EH16 EJ09 EJ50 EJ51 EK03 EL01 EL04 EL05 EL07 FF02 FF05 GG01 GG11 GG36 HH02 HH15 HH17 HH18 HH23 HH24 HH30 HH40 KK03 KK07 KK13 MM01 MM11 MM13 MM23 MM25 PP02 QQ02 QQ04 QQ20 QQ37 RR05 RR08 RR10 RR49 TT04

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と該感光体上のトナー像を中間転
    写体へ転写するローラ方式の第1の転写手段、前記中間
    転写体上のトナー像を転写材へ転写するローラ方式の第
    2の転写手段を用いた画像形成装置において、前記第1
    の転写手段及び/又は前記第2の転写手段に印加するバ
    イアス電圧をモニタし、その電圧に対応する第1,第2
    の転写手段の条件を変更する制御手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の転写手段の条件は、該転写手
    段が中間転写体を介して感光体を押圧し中間転写体と接
    する面積であることを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の転写手段の条件は、前記感光
    体と前記中間転写体の接触開始接点から前記第1の転写
    手段が前記中間転写体を介して前記感光体へ接する中心
    位置までの距離であることを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の転写手段の条件は、転写位置
    における前記感光体と前記中間転写体とが接する面積で
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の転写手段の条件は、前記ロー
    ラ方式の前記第1の転写手段を前記中間転写体を介して
    感光体へ押圧する力であることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第1,第2の各転写手段の条件は、
    該各転写手段に対応する電源出力と前記ローラ方式の第
    1,第2の各転写手段の間に配置された各抵抗値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1,第2の各転写手段の条件は、
    前記ローラ方式の第1,第2の各転写手段のローラ周上
    で、前記中間転写体に接する以外の位置で該ローラ周上
    に接してバイアスが印加されるときに、前記各転写手段
    が前記中間転写体を押圧する力であることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第1,第2の各転写手段の条件は、
    前記ローラ方式の第1,第2の各転写手段のローラ周上
    であって、前記中間転写体に接する以外の位置で該ロー
    ラ周上に接して前記ローラ方式の各転写手段に印加する
    バイアス電圧であることを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 感光体と該感光体上に形成されたトナー
    像が転写される中間転写体とを有する画像形成装置にお
    いて、前記感光体からトナー像がローラ方式の第1の転
    写手段によって前記中間転写体に転写される位置よりも
    該中間転写体の進行方向上流側に位置し、転写位置での
    前記感光体と前記ローラ方式の第1の転写手段との接線
    よりも感光体側に中間転写体が近づいて走行するように
    ニップ形成ローラを設け、該ニップ形成ローラの形状を
    0.05mm以上の逆クラウン形状としたことを特徴と
    する画像形成装置。
  10. 【請求項10】 感光体と該感光体上に形成されたトナ
    ー像が転写される中間転写体とを有する画像形成装置に
    おいて、前記感光体からトナー像がローラ方式の第1の
    転写手段によって前記中間転写体に転写される位置より
    も該中間転写体の進行方向上流側に位置し、転写位置で
    の前記感光体と前記ローラ方式の第1の転写手段との接
    線よりも感光体側から中間転写体が遠ざかって走行する
    ようにニップ形成ローラを設け、該ニップ形成ローラの
    形状を0.05mm以上のクラウン形状としたことを特
    徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記ニップ形成ローラは可動式であ
    り、画像形成動作以外は解除することを特徴とする請求
    項9又は10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記ニップ形成ローラは金属で形成さ
    れ、回転するための駆動を持たないことを特徴とする請
    求項9又は10に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記感光体は複数設けられていて該各
    感光体から1つの前記中間転写体へ前記第1の転写手段
    によってトナー像を転写し、該中間転写体上のトナー像
    を転写材へ前記第2の転写手段によって一括して転写す
    ることを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載
    の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記中間転写体は無端状ベルト状中間
    転写体であり、体積抵抗率が1×106〜1×1011Ω
    ・cmであることを特徴とする請求項1〜13の何れか
    1項に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記感光体から前記中間転写体への前
    記第1の転写手段はその転写部材としての転写ローラの
    抵抗値が1×103〜1×1010Ωであり、定電流制御
    をする事を特徴とする請求項1〜14の何れか1項に記
    載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記転写材への前記第2の転写手段
    は、前記中間転写体とそれをバックアップローラと共に
    挟み込むようにした状態にして構成され、バックアップ
    ローラの抵抗値が1×105〜1×1010Ωであり、前
    記第2の転写手段の抵抗値が1×105〜1×1010Ω
    であり定電流制御をすることを特徴とする請求項1〜1
    5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の転写手段の位置は前記中間
    転写体と前記感光体の接触開始点よりも中間転写体進行
    方向下流側に位置することを特徴とする請求項1〜16
    の何れか1項に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記感光体から前記中間転写体への第
    1の転写手段の相対的な位置は、該感光体と該中間転写
    体との接触領域の中心点よりも回転方向上流側、下流側
    に10mm以内であることを特徴とする請求項1〜17
    の何れか1項に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 感光体と該感光体上のトナー像を転写
    材へ転写するローラ方式の第3の転写手段を用いた画像
    形成装置において、転写手段に印加するバイアス電圧を
    モニタし、その電圧によって第3の転写手段の条件を変
    更する制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  20. 【請求項20】 前記第3の転写手段の条件は、前記ロ
    ーラ方式の第3の転写手段と前記感光体との接する面積
    であることを特徴とする請求項19に記載の画像形成装
    置。
  21. 【請求項21】 前記第3の転写手段の条件は、前記ロ
    ーラ方式の前記第3の転写手段を前記感光体へ押圧する
    力であることを特徴とする請求項19に記載の画像形成
    装置。
  22. 【請求項22】 前記第3の転写手段の条件は、前記第
    3の転写手段に対応する電源出力と前記ローラ方式の第
    3の転写手段の間に配置された抵抗値であることを特徴
    とする請求項19に記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記第3の転写手段の条件は、ローラ
    方式の前記第3の転写手段のローラ周上で、前記感光体
    に接する以外の位置で該ローラ周上に接してバイアスが
    印加されるときに、前記第3の転写手段が前記感光体を
    押圧する力であることを特徴とする請求項19に記載の
    画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記第3の転写手段の条件は、ローラ
    方式の前記第3の転写手段のローラ周上であって、前記
    感光体又は前記中間転写体に接する以外の位置で該ロー
    ラ周上に接してローラ方式の前記第3の転写手段に印加
    するバイアス電圧であることを特徴とする請求項19に
    記載の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記感光体から前記転写材への第3の
    転写手段の相対的な位置は、該感光体と該転写材との接
    触領域の中心点よりも回転方向上流側、下流側に20m
    m以内であることを特徴とする請求項19〜24の何れ
    か1項に記載の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記感光体は複数であり、該各感光体
    は現像装置を有することを特徴とする請求項1〜25の
    何れか1項に記載の画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記トナー像に用いるトナーの個数平
    均粒子径が3〜8μmであることを特徴とする請求項1
    〜26の何れか1項に記載の画像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記感光体はドラム形状であることを
    特徴とする請求項1〜27の何れか1項に記載の画像形
    成装置。
  29. 【請求項29】 前記トナー像に用いるトナーは形状係
    数の変動係数が16%以下であり、個数粒度分布におけ
    る個数変動係数が27%以下であることを特徴とする請
    求項1〜28の何れか1項に記載の画像形成装置。
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