JP2007178694A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カラートナーを2色以上用い、表面にトナー像を形成する複数のドラム状像担持体と、前記複数のドラム状像担持体のそれぞれの形状に沿ってニップ部を形成するように接触配置されている弾性ベルトと、を具備し、前記複数の像担持体に形成されたトナー像を、それぞれのニップ部において順次重ね合わせて転写する画像形成装置であって、前記ニップ部の幅を、前記弾性ベルトが移動する下流方向のニップ部ほど広くし、且つ印加する転写電流値を、前記弾性ベルトが移動する下流方向のニップ部ほど下げる画像形成装置。
【選択図】図1
Description
更に3色を同時に再現させなければならない所謂プロセスブラックでは転写するトナー量が多いため、転写が不十分になり、通常1色目に用いられるイエロートナーの転写が不十分になりやすく、その結果紫がかった画像になる場合があった。
<1> 着色剤及び結着樹脂を含み被覆層で被覆されたカラーの静電荷像現像用トナーを用いて、表面にトナー像を形成する複数のドラム状像担持体と、前記複数のドラム状像担持体のそれぞれの形状に沿ってニップ部を形成するように接触配置されている弾性ベルトと、を具備し、前記複数の像担持体に形成されたトナー像を、それぞれのニップ部において順次重ね合わせて転写する画像形成装置であって、前記ニップ部の幅を、前記弾性ベルトが移動する下流方向のニップ部ほど広くし、且つ印加する転写電流値を、前記弾性ベルトが移動する下流方向のニップ部ほど下げることを特徴とする画像形成装置である。
<2> 前記カラーの静電荷像現像用トナーとしてイエロー、マゼンタおよびサイアンの3色のトナーを用い、各色トナーによってそれぞれ異なるドラム状像担持体表面にトナー像を形成し、該トナー像をそれぞれのニップ部において順次重ね合わせて転写する画像形成装置であって、前記それぞれのニップ部において、前記ニップ部の幅と、前記印加する転写電流値と、が下記式(1)および(2)を満たすことを特徴とする前記<1>に記載の画像形成装置である。
式(1) 1.05≦N3/N2≦N2/N1≦1.5
式(2) 0.7≦A3/A2≦A2/A1≦0.95
(ここで、N1は最初にトナー像の転写を行うニップ部の幅を、N2は2番目にトナー像の転写を行うニップ部の幅を、N3は3番目にトナー像の転写を行うニップ部の幅を表す。また、A1は最初にトナー像の転写を行うニップ部における転写電流値を、A2は2番目にトナー像の転写を行うニップ部における転写電流値を、A3は3番目にトナー像の転写を行うニップ部における転写電流値を表す。)
<4> 前記像担持体及び前記弾性ベルトのいずれか一方を駆動源とし、他方を従動回転させることを特徴とする前記<1>〜<3>のいずれか一項に記載の画像形成装置である。
<5> 前記弾性ベルトが複数の張架ロールで張架され、張架された状態における弾性ベルトの周長をC、張架されていない状態における弾性ベルトの周長をcとしたとき、下記式(3)で表される張架率が2〜5%であることを特徴とする前記<1>〜<4>のいずれか一項に記載の画像形成装置である。
張架率(%)=(C−c)/c×100 式(3)
SF=(πL2/4A)×100 式(4)
(式(4)において、Lは静電荷像現像用トナーの最大直径(μm)であり、Aは静電荷像現像用トナーの投影面積(μm)である。)
<8> 前記弾性ベルトが、中間転写ベルトであることを特徴とする前記<1>〜<7>のいずれか一項に記載の画像形成装置である。
<9> 前記弾性ベルトが、用紙搬送ベルトであることを特徴とする前記<1>〜<7>のいずれか一項に記載の画像形成装置である。
式(2) 0.7≦A3/A2≦A2/A1≦0.95
(ここで、N1は最初にトナー像の転写を行うニップ部の幅を、N2は2番目にトナー像の転写を行うニップ部の幅を、N3は3番目にトナー像の転写を行うニップ部の幅を表す。また、A1は最初にトナー像の転写を行うニップ部における転写電流値を、A2は2番目にトナー像の転写を行うニップ部における転写電流値を、A3は3番目にトナー像の転写を行うニップ部における転写電流値を表す。)
(A)の方式であれば、前記中間転写ベルトが本発明における弾性ベルトに該当し、また((B)の方式であれば、前記用紙搬送ベルトが本発明における弾性ベルトに該当する。いずれの場合であっても、本発明のトナー破壊の防止とカラーバランスとの両立という効果が良好に得られる。
尚、本発明の画像形成装置は、更にブラック(BK)トナーを用い、BK画像形成ユニットを備えた態様としてもよいが、ブラックトナーは他のカラートナーに重ね合うように転写されることがないため、カラーバランスに影響を与えることがなく、その観点から、前記「印加する転写電流値が下流方向のニップ部ほど低い」との要件を満たす必要はない。但し、トナー破壊への影響の観点から、「ニップ部の幅が下流方向のニップ部ほど広い」との要件を満たすことがより好ましい。
以下、本発明の画像形成装置を図面を用いて説明する。
図1は、中間転写ベルトを備えた本発明の画像形成装置の一例を示す概略模式図である。同図はフルカラータンデム方式を採用した画像形成装置であって、感光体ドラム11〜14をそれぞれ備えたY、M、C、BKの各画像形成ユニットと、これらの感光体ドラム11〜14からトナー像を転写させるために一定領域にて感光体ドラム11〜14の形状に沿うように接触する中間転写ベルト2と、感光体ドラム11〜14上のトナーを中間転写ベルト2上に一次転写するための一次転写ロール31〜34とを有し、前述の通り、中間転写ベルト2は移動する下流方向(矢印Aで示される回転方向を示し、図1においてはY、M、Cの各画像形成ユニットの順)のニップ部ほどニップ幅が広くなるよう感光体ドラム11〜14に接触配置されている。また、トナー破壊防止の観点から、図1において、BK画像形成ユニットにおけるニップ部の幅はCが像形成ユニットにおけるニップ部の幅より広いことが好ましい。
また、帯電装置41〜44としては、例えば帯電ロールが用いられるが、コロトロンなどの帯電器を用いてもよい。
更に、露光装置は感光体でラム上に光によって像を書き込めるものであればよく、本例では、例えばLEDを用いたプリントヘッド塔が好ましく用いられるが、これに限られるものではなく、ELを用いたプリントヘッドでも、レーザービームをポリゴンミラーでスキャンするスキャナなど敵宣選択して差し支えない。
更にまた、クリーニング装置61〜64については、感光体ドラム上の残留トナーを清掃するものであれば、ブレードクリーニング方式を採用したもの等敵宣選定して差し支えない。ただし、転写率の高いトナーを使用する場合にはクリーニング装置を使用しない態様もありえる。
張架率(%)=(C−c)/c×100 式(3)
更に、中間転写ベルト2の張架ロール111に対向した部位には、二次転写装置としての二次転写ロール7が張架ロール111をバックアップロールとして対向配置されており、二次転写ロール7と中間転写ベルト2との接触領域には、図示しない用紙搬送ロール塔によって記録媒体Pが搬送されるよう構成されている。二次転写ロール7には所定の二次転写バイアスが印加され、バックアップロール111を兼用する張架ロールが接地されている。
例えばYを例にとって説明すると、感光体ロール11は帯電ロール41によって感光体表面が帯電する。次に入力画像を色分解(図示せず)し、イエロー成分のみをL1によって露光することにより、静電潜像を形成する。現像機51により、イエロートナーを含む現像剤によって静電潜像を現像する。次に一次転写ロール31により中間転写ベルト2上にトナー画像を転写する。なお転写されずに感光体11上に残ったトナーはクリーニングブレード61を含むクリーニング装置(図示せず)により感光体11上から除去される。
これをM、C、BKトナーすなわち感光体12〜14について行い、4色のトナーの転写画像が載った中間転写ベルト2を作製し、2次転写ロール7によって記録媒体P上にトナーが像を転写し、定着装置(図示せず)によって定着して画像を得る。
図2は、用紙搬送ベルトを備えた本発明の画像形成装置の一例を示す概略模式図である。同図はフルカラータンデム方式を採用した画像形成装置であって、感光体ドラム11〜14をそれぞれ備えたY、M、C、BKの各画像形成ユニットと、これらの感光体ドラム11〜14からトナー像を転写させるために一定領域にて感光体ドラム11〜14の形状に沿うように接触する用紙搬送ベルト3と、感光体ドラム11〜14上のトナーを用紙搬送ベルト3によって搬送される記録媒体P上に転写するための転写ロール131〜134とを有し、前述の通り、用紙搬送ベルト3は移動する下流方向(矢印Aで示される回転方向を示し、図2においてはY、M、Cの各画像形成ユニットの順)のニップ部ほどニップ幅が広くなるよう感光体ドラム11〜14に接触配置されている。また、トナー破壊防止の観点から、図2において、BK画像形成ユニットにおけるニップ部の幅はC画像形成ユニットにおけるニップ部の幅より広いことが好ましい。
次いで、本発明において、中間転写ベルトや用紙搬送ベルト等として用いられる弾性ベルトについて説明する。
前記弾性ベルトは弾性を有するベルト基材と、このベルト基材の表面を被覆する導電性保護層とを備えていることが好ましい。ここで、本発明に用いられるベルト基材としては、例えばエチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム(EPDM)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(SBR)、フッ素ゴム(FKM)、シリコーンゴム、エピクロロヒドリンゴム(CHR,ECO)、多硫化ゴム、ウレタンゴム、及びこれらの2種類以上をブレンドしてなる材料が用いられるが、これに限定されるものではない。尚、これらの中でも、特にエチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム(EPDM)、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(SBR)、エピクロロヒドリンゴム(CHR,ECO)、ウレタンゴムが好ましく用いられ、また、特に2種類以上をブレンドしてなる材料が好適に用いられる。
また、前記材料は、導電材料(例えばカーボンやその他金属粒子)により抵抗調整されていることが好ましい
前記粉末としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)等が挙げられ、これらの中でも、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)が特に好ましい。
前記導電性塗料に用いられる樹脂としては、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、フルオロシリコーン樹脂、ポリアセタール樹脂、ウレタンエマルジョン塗料、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アルコール可溶性ナイロン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等が挙げられこれらの中でも、フッ素系樹脂及びシリコーン系樹脂が好ましく、特にジメチルシリコーン樹脂、メチルフェニルシリコーン系樹脂が好ましい。
次に、使用するトナーについて説明する。本発明の画像形成装置に用いるトナーは、少なくとも、結着樹脂と着色剤を含み、表面が被覆された(好ましくは無機粒子で被覆された)ことを特徴とする。
このガラス転移温度ははJIS K−7121:87の「プラスチックの転移温度測定方法」に基いて入力補償示差走査熱量測定の融解ピーク温度として求めることができる。
前記体積平均粒径および個数平均粒径の測定は、コールターマルチサイザーII型(ベックマン−コールター社製)を用いて、100μmのアパーチャー径で測定することにより得ることができる。この時、測定はトナーを電解質水溶液(アイソトン−II:ベックマン−コールター社製)に分散させ、超音波により30秒分散させた後に行う。平均粒径を、粒度分布を基にして分割された粒度範囲に対して体積及び個数に関し小径側から累積分布を描いて累積50%となる点を体積平均粒径及び個数平均粒径とする。
上記球状係数SFは、トナー製造時の加熱条件、具体的には加熱時間と加熱温度によって制御することができ、一般的に加熱時間が長く、また加熱温度が高ければ球状に近い形状になる。前記範囲であることにより、転写時の残留トナー量を減らすことができ、また球状に近いため、トナー粒子内部に応力が残らず、トナーの変形が生じにくいとの利点がある。
(式(4)において、Lは静電荷像現像用トナーの最大直径(μm)であり、Aは静電荷像現像用トナーの投影面積(μm2)である。)
本発明の画像形成装置に用いるトナーに用いられる結着樹脂は重合性単量体を単独、または共重合することにより用いることができる。前記重合性単量体の具体例としては、スチレン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類の単独重合体または共重合体;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等のビニル基を有するエステル類の単独重合体または共重合体;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のビニルニトリル類の単独重合体または共重合体;ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類の単独重合体または共重合体;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロペニルケトン類の単独重合体または共重合体;エチレン、プロピレン、ブタジエン、イソプレン等のオレフィン類の単独重合体または共重合体;などが挙げられる。
本発明のトナーに用いられる離型剤としては、公知の離型剤であれば特に限定されないが、例えば、カルナウバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス等の天然ワックス、低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン、サゾールワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、パラフィンワックス、モンタンワックス等の合成或いは鉱物・石油系ワックス、脂肪酸エステル、モンタン酸エステル等のエステル系ワックスなどが挙げられるが、これに限定されるものではない。また、これらの離型剤は、1種単独で用いても良く、2種以上併用しても良い。
下であることが好ましく、100℃以下であることがより好ましい。
離型剤の含有量が1質量部未満であると離型剤添加の効果がなく、高温でのホットオフセットを引き起こす場合がある。一方、30質量部を超えると、帯電性に悪影響を及ぼす他、トナーの機械的強度が低下する為、現像機内でのストレスで破壊されやすくなり、キャリア汚染などを引き起こす場合がある。また、カラートナーとして用いた場合、定着画像中にドメインが残留し易くなり、OHP透明性が悪化するという問題が生じる場合がある。
本発明の画像形成装置に用いるトナーには着色剤を用いることもできる。本発明のトナーに用いられる着色剤としては、公知の着色剤であれば特に限定されないが、例えば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック、ベンガラ、紺青、酸化チタン等の無機顔料、ファストイエロー、ジスアゾイエロー、ピラゾロンレッド、キレートレッド、ブリリアントカーミン、パラブラウン等のアゾ顔料、銅フタロシアニン、無金属フタロシアニン等のフタロシアニン顔料、フラバントロンイエロー、ジブロモアントロンオレンジ、ペリレンレッド、キナクリドンレッド、ジオキサジンバイオレット等の縮合多環系顔料があげられる。
本発明の画像形成装置に用いるトナーには、上記したような成分以外にも、更に必要に応じて内添剤、帯電制御剤、無機粉体(無機微粒子)、有機微粒子等の種々の成分を添加することができる。
本発明の画像形成装置に用いるトナーの製造方法は特に限定されるものではないが、湿式造粒法により作製されることが好ましい。前記湿式造粒法としては、公知の溶融懸濁法、乳化凝集法、溶解懸濁法等の方法が挙げられるが、本発明においては、これらの中でも乳化凝集法が好適に用いられる。乳化凝集法を用いる場合、本発明の静電荷像現像用トナーの製造方法は、少なくとも結晶性ポリエステル微粒子を含む分散液中で、前記結晶性ポリエステルを含む凝集粒子を形成する凝集工程と、前記凝集粒子の表面に無定形高分子微粒子を付着させる付着工程とを、少なくとも含むものであることが好ましく、さらに、前記凝集粒子を加熱することにより融合させる融合工程を含むことがより好ましい。以下、各工程について詳細に説明する。
前記乳化工程において、原料分散液は、結着樹脂の乳化粒子(以下、「樹脂粒子」と略す)と、水系媒体および必要に応じて着色剤や離型剤を含む分散液とを混合した溶液に、剪断力を与えることにより形成される。したがって結着樹脂は原料分散液中にあらかじめ樹脂粒子として分散させておく必要がある。
前記界面活性剤としては、例えば硫酸エステル塩系、スルホン酸塩系、リン酸エステル系、せっけん系等のアニオン界面活性剤;アミン塩型、4級アンモニウム塩型等のカチオン界面活性剤;ポリエチレングリコール系、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物系、多価アルコール系等の非イオン系界面活性剤;などが挙げられる。これらの中でもイオン性界面活性剤が好ましく、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤がより好ましい。
また、非イオン系界面活性剤は、前記アニオン系界面活性剤またはカチオン系界面活性剤と併用されるのが好ましい。前記界面活性剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して使用してもよい。
更に、常温固体の水性ポリマー等も用いることができる。具体的には、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース系化合物、ポリビニルアルコール、ゼラチン、デンプン、アラビアゴム等が使用できる。例えば水系媒体や有機溶剤などが挙げられる。前記水系媒体としては、例えば、蒸留水、イオン交換水等の水、アルコール類などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
させてなる分散液が調製される。
凝集工程においては、乳化工程で得られた樹脂粒子、及び着色剤、離型剤の分散液を混合し(以下この混合液を「原料分散液」という)、前記結着樹脂の融点付近の温度で、かつ融点以下の温度にて加熱してそれぞれの分散粒子を凝集させた凝集粒子を形成する。
とが好ましい(以下、この段階を「プレ凝集工程」という)。このプレ凝集工程に用いる分散安定剤としては、極性を変えないようにする為、公知の非イオン性界面活性剤を1〜3%添加することが好ましい。分散安定剤を添加しない場合、加熱凝集工程において、原料粒子の微粉の取り込みが悪くなり、結果として粒度分布がブロードになってしまうという不具合がある。また、分散安定剤はプレ凝集工程と加熱凝集工程との両方に分けて添加しても効果的である。
付着工程では、上記した凝集工程を経て形成された結晶性ポリエステルを含む凝集粒子(以下、「コア凝集粒子」と略す)の表面に無定形高分子粒子を付着させることにより被覆層を形成する(以下、コア凝集粒子表面に被覆層を設けたものを「付着凝集粒子」と略す)。なお、この被覆層は、後述する融合工程を経て形成される本発明のトナーの表面層に相当するものである。被覆層の形成は、凝集工程においてコア凝集粒子を形成した分散液中に、無定形高分子粒子を含む分散液を追添加することにより行うことができ、必要に応じて他の成分も同時に追添加してもよい。付着工程においても、用いる無定形高分子に応じて凝集工程と同様にpHや凝集剤を選択し、付着凝集粒子中に含まれる2種以上の結着樹脂のうち、最も融点の低い結着樹脂の融点以下の温度にて加熱し付着凝集粒子を得ることができる。また、この付着工程は、プレ凝集の段階で凝集粒子に取り込まれなかった原料微粒子を凝集に導くことにおいても有効である。
融合工程においては、凝集工程と同様の攪拌下で、付着凝集粒子の懸濁液のpHを6.5〜8.5の範囲にすることにより、凝集の進行を止めた後、結着樹脂の融点以上の温度で加熱を行うことにより付着凝集粒子を融合させる。なお、付着凝集粒子を含む分散液の液性にもよるが、凝集を停止するpHが適性なpHでないと、融合させる為の昇温過程で、付着凝集粒子がばらけてしまい収率が悪くなる。また、融合工程は、必要に応じて凝集工程を得た後に実施してもよい。
本発明の画像形成装置は前述のトナーを、そのまま一成分現像剤として、あるいは二成分現像剤として用いる。二成分現像剤として用いる場合にはキャリアと混合して使用される。二成分現像剤に使用し得るキャリアとしては、特に制限はなく、公知のキャリアを用いることができる。例えば酸化鉄、ニッケル、コバルト等の磁性金属、フェライト、マグネタイト等の磁性酸化物や、これら芯材表面に樹脂被覆層を有する樹脂コートキャリア、磁性粉分散型キャリア等を挙げることができる。またマトリックス樹脂に導電材料などが分散された樹脂分散型キャリアであってもよい。
(樹脂粒子分散液の調製)
・油層
スチレン (和光純薬製) 30部
n−ブチルアクリレート (和光純薬製) 10部
β−カルボエチルアクリレート (ローディア日華社製) 1.1部
アクリル酸 0.2部
ドデカンチオール (和光純薬製) 0.4部
・水層1
イオン交換水 17.0部
アニオン性界面活性剤(ダウケミカル社製、ダウファックス) 0.39部
・水層2
イオン交換水 40部
アニオン性界面活性剤(ダウケミカル社製、ダウファックス) 0.06部
過硫酸カリウム (和光純薬製) 0.20部
過硫酸アンモニウム(和光純薬製) 0.20部
ポリアルキレンwax FNP0092(融点91℃ 日本精蝋社製) 50部
カチオン性界面活性剤ネオゲン RK (第一工業製薬) 5部
イオン交換水 195部
以上を95℃に加熱して、IKA製ウルトラタラックスT50にて十分に分散後、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザーで分散処理し、中心径190nm固形分量24.3質量%の離型剤分散液を得た。
C.I.ピグメントイエロー74(モノアゾ系顔料)・・・・・・・100部
(大日精化社製:セイカファーストイエロー2054)
アニオン性界面活性剤(ネオゲンSC:第一工業製薬社製)・・・・・10部
イオン交換水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・490部
以上の成分を混合溶解し、ホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックス)を用いて10分間分散し、イエロー(Y)着色剤分散剤を調製した。
着色剤をC.I.ピグメントレッド122(キナクリドン系顔料:大日精化社製:クロモファインマゼンタ6887)に変更した以外はイエロー(Y)着色剤分散液と同様にしてマゼンタ(M)着色剤分散液を調製した。
着色剤をC.I.ピグメントブルー15:3(フタロシアニン系顔料:大日精化社製:シアニンブルー4937)に変更した以外はイエロー(Y)着色剤分散液と同様にしてシアン(C)着色剤分散液を調製した。
着色剤をモーガルL(カーボンブラック:キャボット社製)に変更した以外はイエロー(Y)着色剤分散液と同様にしてブラック(BK)着色剤分散液を調製した。
下記の組成物を混合し、マゼンタ(M)トナー母粒子を製造した。
・樹脂粒子分散液:130.8部
・離型剤分散液:50部
・マゼンタ着色剤分散液:35部
・ノニオン性界面活性剤(IGEPAL CA897:ローヌプーラン社製):1.05部
・イオン交換水:459部
・硫酸アルミニウム:5.2部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中においてウルトラタラックスT50(IKA社製)で十分に混合・分散した。
加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら1℃/分で49℃まで加熱した。49℃で40分保持した後、体積平均粒径D50が5.1μmの凝集粒子が生成していることを確認した。
さらに加熱用オイルバスの温度を上げて50℃で2時間保持したところ、凝集粒子の体積平均粒径D50は5.4μmとなった。その後、この凝集粒子を含む分散液に65部の樹脂粒子分散液を追加した後、加熱用オイルバスの温度を50℃にして30分間保持した。この凝集粒子を含む分散液に、1N水酸化ナトリウム液を加えることにより系のpHを6.5に調整した後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁気シールを用いて攪拌を継続しながら93℃まで加熱し、6時間保持した。
冷却後、反応生成物を濾別し、イオン交換水で4回洗浄した後、凍結乾燥してマゼンタ(M)トナー母粒子を作製した。トナー母粒子(1)の体積平均粒径D50は5.5μm、形状係数SF1の平均値は131であった。
各トナー母粒子の体積平均粒子径と形状係数SFを下に示す。(体積平均粒子径、形状係数SF)
マゼンタ(M)トナー母粒子 (5.5μm、131)
イエロー(Y)トナー母粒子 (5.5μm、133)
シアン(C)トナー母粒子 (5.7μm、130)
ブラック(BK)トナー母粒子 (5.8μm、131)
前記各トナー母粒子に外添剤として1次粒子径20nmのチタニア粒子をトナー100部に対して1.2部添加し、ヘンシェルミキサーで混合しトナーとした。
フェライトコア(パウダーテック社製:F−300)100部にSR2410、SR2411(いずれも東レダウコーニングシリコーン社製)を1:1で混合したものを固形分で1.5部になるように調整し、更にトルエンを50部加え、以上を加熱、真空型ニーダーに入れ、密閉後、常圧で70になるまで加熱混合の後、90℃に加熱し、30分混合したまま放置後、内部の圧力を100Paに低下させて溶媒を留去した。1時間後内部の温度を150℃に上げて更に1時間放置し、冷却してキャリアを得た。
前記各トナー5部と前記キャリア100部とを混合して負帯電性の2成分現像剤として使用した。
尚、以下の実施例及び比較例においては、図1における感光体11と中間転写ベルト2との間(即ち、Y画像形成ユニット)に形成されるニップ部のニップ幅をNyとし、以降M画像形成ユニットに形成されるニップ部のニップ幅をNm、C画像形成ユニットに形成されるニップ部のニップ幅をNc、BK画像形成ユニットに形成されるニップ部のニップ幅をNkと記載する。また、Y画像形成ユニットにおける転写電流値をAyとし、以降同様に、Am、Ac、Akとする。
図1に記載の画像形成装置の感光体11、12、13および14と中間転写ベルト2との間の各ニップ幅Ny、Nm、Nc、Nk、及び各ニップ部における転写電流値Ay、Am、Ac、Akをそれぞれ表1に記載のように設定した。
次に、上記画像形成装置により、記録材としてA3サイズのP紙(富士ゼロックス製)を用いて、電子写真学会テストチャートNo.5−1画像のフルカラー画像で10000走行テストを行い、下記の基準により色再現性を評価した。
ニップ幅と転写電流値のそれぞれの好ましい条件を示す前記式(1)および(2)の計算値と共に、上記評価結果を表1に示す。
前記テストチャートの2次色である赤、緑、青色部分の画像の色再現性、人物背景のプロセスブラック部分のいずれかの色調が変化した時の枚数を200枚ごとに確認した。ただし10000枚出力後問題のないものの評価は10000以上とし、それ以上は行わなかった。また6000枚以上であれば合格とした。
各ニップ幅Ny、Nm、Nc、Nk、及び各ニップ部における転写電流値Ay、Am、Ac、Akをそれぞれ表1に記載のように変更した以外は、実施例1と同様にして走行テストを行い評価した。評価結果を表1に示す。
3 用紙搬送ベルト
7 2次転写ロール
11、12、13、14 感光体ロール
31、32、33、34 一次転写ロール
41、42、43、44 帯電ロール
51、52、53、54 現像機
61、62、63、64 クリーニングブレード
131、132、133、134 転写ロール
101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112 張架ロール
Claims (1)
- 着色剤及び結着樹脂を含み被覆層で被覆されたカラーの静電荷像現像用トナーを用いて、表面にトナー像を形成する複数のドラム状像担持体と、
前記複数のドラム状像担持体のそれぞれの形状に沿ってニップ部を形成するように接触配置されている弾性ベルトと、を具備し、
前記複数の像担持体に形成されたトナー像を、それぞれのニップ部において順次重ね合わせて転写する画像形成装置であって、
前記ニップ部の幅を、前記弾性ベルトが移動する下流方向のニップ部ほど広くし、
且つ印加する転写電流値を、前記弾性ベルトが移動する下流方向のニップ部ほど下げることを特徴とする画像形成装置。
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