JPH07267331A - 仕分け装置におけるインダクション部の投入装置 - Google Patents

仕分け装置におけるインダクション部の投入装置

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JPH07267331A
JPH07267331A JP8379294A JP8379294A JPH07267331A JP H07267331 A JPH07267331 A JP H07267331A JP 8379294 A JP8379294 A JP 8379294A JP 8379294 A JP8379294 A JP 8379294A JP H07267331 A JPH07267331 A JP H07267331A
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Tadao Manabe
忠夫 眞鍋
Hiroshi Shindo
寛 進藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルトキャリア式仕分け装置のインダクショ
ン部へ搬送物を正確に投入移載する。 【構成】 ベルトキャリア式台車12を連結して走行さ
せる搬送ライン1に対し斜め方向から導入ライン4を合
流させる。導入ライン4には搬送物15の長さと積載位
置を検出する幅方向検出器PH4を設ける一方、搬送ラ
イン1側方の地上に幅方向検出器の検出信号に基づき発
進タイミングを演算して導入ライン4を駆動する制御装
置20を設ける。搬送ライン1を走行してくる空のベル
トキャリア式台車12を指定して移載の準備をさせ、導
入ライン4に対し搬送物投入の指令を出力し、該導入ラ
イン4には前記指令により所定時間差を置いて搬送ライ
ン1の走行速度と同じ分速度となるまで投入のタイミン
グを合わせて増速する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルトキャリア式仕分
け装置に関するもので、特に搬送ライン中の指定台車に
正確に搬送物を投入移載するインダクション部の投入装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】仕分け装置における積込みラインの速度
制御方法として特開平3−56317号公報が知られて
いる。このものは、多数のチルトトレーを連結させた仕
分けコンベヤへの積込み方法のかかるものであって、導
入コンベヤ上に搬入された搬送物の積込み条件を検出し
て仕分け装置の積込み位置を算出するとともに、導入コ
ンベヤの移送速度を仕分け装置の搬送速度と同速に調節
し、ついで導入コンベヤの最終段積込みコンベヤを仕分
け装置とのタイミング合わせの速度制御を行なって所定
のトレーに搬送物を移載させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】導入コンベヤからの搬
送物がトレー上面に偏って積込まれると、移送中に落下
することがあり、落下しないまでも前後のトレーに跨が
ったまま移送されることになるので、仕分け点でのトレ
ー転倒時に指示されたシュートへ仕分けることが出来ず
に仕分け不良を招くおそれがある。台車上部に走行方向
と直交する方向に駆動できるベルトを備えたベルトキャ
リア式台車に搬送物を投入する場合も、チルトトレー式
仕分けコンベヤと同様の問題をもっている。本発明は、
ベルトキャリア式台車を連結してなる仕分け装置におい
て、常時一定速度で走行中の搬送ラインの指定台車に正
確に投入移載できるようにしたインダクション部の投入
装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、走行線に対し直交する方向に正逆走行し
うるベルトを備えた多数の台車と、連結棒によりエンド
レス状に連結された台車群を一定速度で走行させる搬送
ラインと、搬送ラインに対し斜め方向から搬送物を積込
む導入ラインと、搬送ライン及び導入ライン上の搬送物
の位置を検出する検出器群とを備えたベルトキャリア式
仕分けコンベヤにおいて、前記導入ラインにおける搬送
物のコンベヤ幅方向の積載位置を検出する幅方向検出器
と、幅方向検出器の検出信号に基づき発進タイミングを
演算して導入ラインを駆動する制御装置とを設けたこと
を特徴とする。
【0005】導入ラインは、導入始点から搬送ラインに
対し斜め方向に向け第1、第2および第3のコンベヤを
連接して形成される。搬送ラインは、前記第1コンベヤ
上において搬送物を検知して第1、2のコンベヤを駆動
する検出器PH3と、第1コンベヤの末端に設けられ搬
送物待機のとき第2のコンベヤを停止させる検出器PH
5と、第3のコンベヤの末端に設けた搬送物投入終了検
知用の検出器PH6と、搬送物の長さ及び導入ラインの
中心線に対する偏心量を検出すべく第1コンベヤのほぼ
中央幅方向に設けた光センサ群よりなる幅方向検出用の
検出器PH4とを有している。
【0006】搬送ラインは、導入ラインの合流点より上
流で台車の到着及び当該台車が搬送物空であるかを検出
する台車検出器PH8及びPH9と、合流点と前記台車
検出器との間に配置されて第2コンベヤに始動を指令
し、前記偏心量に応じ所定の時間差をおいた合流タイミ
ングで第2、3のコンベヤを所定速度に駆動する検出器
PH7と、空台車検出後に地上制御装置との光通信によ
り台車上のキャリアベルトを駆動指令する検出器PH1
0と、キャリアベルト駆動後に導入準備完了を地上制御
装置へ光通信する検出器PH11とを有している。
【0007】第1コンベヤは、前記検出器PH3の信号
により駆動して搬送物を第2コンベヤへ送り出すアキュ
ムレーティングコンベヤである。第2コンベヤは、前記
検出器PH4の作動により投入タイミングを合わせるた
め所定の時間差をおいて投入速度まで加速し、第3コン
ベヤを経由して走行中の台車に搬送物を投入し、検出器
PH6の作動とともに低速走行に移行する可変速ベルト
コンベヤである。また、第3コンベヤは、検出器PH4
による偏心量を検出後にタイマを介して投入速度に駆動
されるベルトコンベヤである。
【0008】台車は、搬送物移載後のキャリアベルトの
停止並びに当該台車上における搬送物のはみ出しを検出
する検出器PH15、18と、台車上の搬送物センタリ
ング駆動信号を出力する検出器16、17を備えてい
る。
【0009】
【作用】インダクション部より上流の搬送ラインに配置
した台車検出器により空台車を検出し、検出器PH4に
よる偏心量と合流タイミング用検出器PH7の信号とに
よりタイマを作動し投入タイミングを合わせて第2、3
のコンベヤを投入速度まで加速する。検出器PH7がO
Nすると、導入ラインにおけるコンベヤBC1上のセン
サPH3の位置で停止していた搬送物は所定時間のタイ
ムアップ後にコンベヤBC2を駆動して発進する。タイ
マ値は搬送物の導入ライン上の幅方向の位置(偏心量)
により変える。
【0010】搬送ラインのインダクション部の近くに空
の台車が走行してくると、台車検出器の手前に設けた検
知器群によって該台車に搭載してあるキャリアベルトを
移載方向に駆動させ移載の準備をするとともに、別途設
けてある制御装置に準備OKの信号を出力し、搬送物の
投入移載が可能となる。搬送物は第3のコンベヤを介し
て走行してきた空台車のキャリアベルト上に移載され、
移載を終了すると検出器の信号により台車のキャリアベ
ルトを停止する。
【0011】一方、第3コンベヤより搬送物を搬送ライ
ンへ移載すると、搬送物投入終了検出用の検出器PH6
が作動し、第2のコンベヤを低速に戻すとともにアキュ
ームレートタイプの第1のコンベヤが駆動を開始して後
続の搬送物を一個だけ第2のコンベヤに送り込む。送り
込まれた搬送物は検出器PH5を作動させ第2コンベヤ
の停止とともにその停止線に待機する。このようにして
“投入準備→投入用台車の到着検知→搬送物の待機解除
投入速度に加速→投入移載終了→第1コンベヤより第2
コンベヤの待機位置まで搬送物を供給”の投入サイクル
が終了する。
【0012】
【実施例】図面に基づき本発明を具体的に説明する。図
1は本発明のベルトキャリア式仕分け装置における投入
装置の一実施例を示す平面図,図2は搬送物の幅方向偏
心量検出装置の正面図である。投入装置は、搬送ライン
1と搬送物15の導入ライン4とよりなる。搬送ライン
1は、レール(図示省略)によってガイドされる多数の
台車2を連結棒3で接続してエンドレス状に形成されて
いるが、図1ではインダクション部付近のみを示した。
この搬送ライン1は、例えばV0 =120m/分の一定
速度で走行する。
【0013】導入ライン4は、導入始端から合流点に向
けて第1コンベヤBC1、第2コンベヤBC2及び第3
コンベヤBC3を連接配置して形成される。図中、5は
搬送物15の長さ及び導入ラインの中心線に対する偏心
量を検出するため、第1コンベヤBC1のほぼ中央幅方
向に設けた光センサ群(例えば光電スイッチを一定ピッ
チで20個横並び)よりなる幅方向偏心量検出装置、6
は偏心量検出装置5の機枠、7は第1コンベヤBC1の
ベルト、8は第1コンベヤのローラ、11は台車上の機
枠、20は制御装置である。
【0014】導入ライン4は、第1コンベヤBC1上に
おいて搬送物15を検知して第1、2のコンベヤを駆動
する検出器PH3と、第1コンベヤの末端に設けられ搬
送物待機のとき第2のコンベヤBC2を停止させる検出
器PH5と、第3のコンベヤBC3の末端に設けた搬送
物投入終了検知用の検出器PH6と、偏心量検出装置5
の主要構成部分である幅方向検出用の検出器PH4とを
有している。
【0015】第1コンベヤBC1は、前記検出器PH3
の信号により駆動して搬送物15を第2コンベヤへ送り
出すアキュムレーティングコンベヤであり、第2コンベ
ヤBC2は、前記検出器PH4の作動により投入タイミ
ングを合わせるため所定の時間差をおいて投入速度まで
加速し、第3コンベヤを経由して走行中の台車に搬送物
を投入し、検出器PH6の作動とともに低速走行に移行
する可変速ベルトコンベヤである。また、第3コンベヤ
BC3は、検出器PH4による偏心量を検出後にタイマ
を介して投入速度に駆動されるベルトコンベヤである。
【0016】搬送ライン1は、導入ライン4の合流点よ
り上流で台車2の到着及び当該台車が搬送物空であるか
を検出する台車検出器PH8及びPH9と、合流点と前
記台車検出器との間に配置されて第2コンベヤに始動を
指令し、前記偏心量に応じ所定の時間差をおいた合流タ
イミングで第2、3のコンベヤを所定速度に駆動する検
出器PH7と、空台車検出後に地上制御装置との光通信
により台車上のキャリアベルトを駆動指令する検出器P
H10と、キャリアベルト駆動後に導入準備完了を地上
制装置へ光通信する検出器PH11とを有している。
【0017】台車2の上部は、図3に示すように走行方
向に対し直交する方向に正逆走行するキャリアベルト1
2を搭載している。搬送物15の投入移載の場合は正転
させて搬送物15を台車中央に引き込む。、仕分けシュ
ート9が搬送ライン1に対し導入ライン4が同じ側にあ
る場合、搬送物を払い出すときにはキャリアベルト12
を逆転させ(図5)、反対側にある場合には正転させ
る。
【0018】キャリアベルト12は、図1に示すよう
に、検出器PH7より上流に設けてある検出器PH10
で正転指令を受けて駆動し、検出器PH11にて別途設
けてある制御装置20に準備OKの信号を出し、これに
より導入ライン4よりの移載が可能になる。なお、キャ
リアベルト12は、図3に示すように、台車2は、搬送
物移載後のキャリアベルトの停止並びに当該台車上にお
ける搬送物のはみ出しを検出する検出器PH15、18
と、台車上の搬送物センタリング駆動信号を出力する検
出器16、17を備えている。
【0019】導入ライン4は、搬送ライン1の走行方向
に対し、45゜の角度で合流するようにしてある。搬送
ライン1の走行速度を、例えば前記のようにV0 =12
0m/分とすれば、第3のコンベヤBC3は、 V1 = V0 ×1/Sin45°=120m/分×√2
=170m/分 の投入速度で定速連続運転し、搬送ライン1の走行方向
の分速度を搬送ラインの走高速度と同じ値にする。これ
により、第2のコンベヤBC2より搬送物15を受け取
り、搬送ライン1を走行してくる空の台車上の駆動中の
キャリアベルト12に投入移載する。
【0020】第2のコンベヤBC2は可変速ベルトコン
ベヤで、検出器PH7が作動後所定時間差Tを置いて前
記空の台車2が投入地点に来るのにタイミングを合わせ
てタイムアップの後待機位置A(図4)より走行を始
め、速度V1 を、加速度0.5G(G=980cm/s
2 )で増速する。すなわち、時間Ta の間に0から17
0m/分に増速し、検出器PH6の作動後に低速70m
/分に戻り第1コンベヤBC1より搬送物15の移載を
受ける。搬送物を待機位置Aまで搬送後、検出器PH5
の作動により停止し、その停止線に待機する(前記加速
度は0.5Gに設定したが適当値でもよい)。コンベヤ
BC1は、アキュームレートコンベヤで検出器PH3に
より搬送物の有無を検知して、第2のコンベヤBC2が
投入速度より低速に減速したときに後続の搬送物を一個
だけ第2のコンベヤBC2に送り込む。
【0021】搬送ラインのインダクション部より上流に
配置した合流タイミング用検出片PH7により空台車を
検出する。PH7がONすると、導入ラインにおけるコ
ンベヤBC1上のセンサPH3の位置で停止していた搬
送物は所定時間のタイムアップ後にコンベヤBC2を駆
動して発進する。タイマ値は搬送物の導入ライン上の幅
方向の位置(偏心量)により変える。
【0022】図4の平面図及び図6のフローチャートに
基づき、搬送物投入作用を説明する。 ○コンベヤBC2が低速運転(例えばV=60m/分)
中であれば、コンベヤBC1上の搬送物15をコンベヤ
BC2に送る。コンベヤBC2が停止または高速運転中
に、コンベヤBC1上のセンサPH3がONするとコン
ベヤBC1は停止する。コンベヤBC3の先端に搬送物
が進出してセンサPH6がONすると、コンベヤBC2
が低速運転に戻る。 ○コンベヤBC1上のセンサPH4は搬送物の測長L0
及び合流ラインのベルト上の幅方向の位置(偏心量e)
を検出する。 ○コンベヤBC2は、搬送物がセンサPH5に到着する
と停止し、空台車が搬送ライン側の合流タイミング用検
出片PH7をONするとタイムアップ後V=60〜17
0m/分に加速する(加速時間は一定とする)。タイム
アップの時間は搬送物の長さm0 とベルト上の位置(偏
心量e)により演算された値とする。 また、高速
(V=170m/分)になったのち、センサPH6がO
Nすると コンベヤBC2は、低速(V=60m/分)
に戻る。 ○コンベヤBC3は高速で連続運転する(V=170m
/分)。
【0023】加速時間:搬送物が発進できる範囲はでき
るだけ大きい方が良いので、加速度0.5G、投入方向
における搬送物の前後の間隔に基づいて設定した最大加
速距離をLm(例えば1.9m)、最高速度V=170
m/分とすると、加速時間を0.6秒におくことができ
る。 台車検出時の距離の差L1:合流タイミング用検出片P
H7の位置と、台車検出時に搬送ラインに対し傾斜する
コンベヤBC2に待機中の搬送物先端を搬送ラインに投
影させた位置との距離の差L0は、搬送物の長さの3/
4、すなわち、搬送物の前後の間隔Ldを2mとし、偏
心量eを最大0.5mとしたとき1.6mとする(図
4)。
【0024】図4は所定時間差Tを決定するための解説
図である。図4において、Aは搬送物15の先端待機位
置で、Bは速度0より加速して投入速度V1 に達したと
きの搬送物の先端位置で、Cは台車検出器の位置であ
る。T1 は第2のコンベヤが増速終了後搬送物11の先
端が搬送ラインに到達するまでの時間とすると、次のよ
うになる。
【化1】 L1 /V0 =T1 +Ta +T …(1) L2 =V11 +1/2 ・V1 Ta =√2・V0 (T1 +1/2 ・Ta ) L2 /√2・V0 =T1 +1/2 ・Ta …(2) (1)−(2) L1 /V0 −L2 /√2・V0 =1/2 ・Ta +T …(3) T=1/V0 (L1 −L2 /√2)−1/2 ・Ta …(4)
【0025】搬送物15が導入ライン4のセンタにある
ときは、式(4)により所要時間差を算出できる。な
お、搬送物の芯ずれである偏芯量がeだけ搬送ライン側
にずれているときは、その値から√2×e×1/VO
差し引けばよい。また、eがその反対側にずれていると
きはその値に√2×e×1/V0 を加えればよい。
【0026】幅方向検出用の検出器PH4は、図2に示
すように第1のコンベヤBC1の中央に設けられ、該コ
ンベヤの幅方向に第1番目より第n番目へと順に直列に
設けられた光電スイッチ群からなり、 (1)搬送物の長さの測定は、上記光電スイッチ群の何
れかがONしてから何れかが最後にOFFするまでの時
間と第の2コンベヤの低速走行の速度との積で求める。 (2)前記偏芯量eは、第1番目より第n番目まで光電
スイッチのうちONした最大と最小のスイッチ番号を次
式に、e=(n−Nmax +Nmin )×1/2×d(但し
dは一個の光電スイッチの幅)に代入して求めることが
できる。
【0027】上記構成であるので、空の台車2が導入ラ
イン4の手前まで走行してくると、検出器PH7の上流
に設けた検出器PH10、11によって該台車に搭載し
てあるキャリアベルト12を移載方向に駆動正転させ移
載の準備をするとともに、別途設けてある制御装置20
に準備OKの信号を出力する。これにより前記導入ライ
ンよりの搬送物の投入移載が可能となる。ついで台車の
到着を検知する検出器PH7を作動させると、その作動
により所定の時間差Tを置いて、あらかじめ検出器PH
5の作動により搬送物を載せたまま停止していた待機投
入用の第2のコンベヤBC2はタイムアップ後走行を始
め、高速走行中のフィーダ用の第3のコンベヤBC3を
投入速度V1 まで増速させる。第3のコンベヤBC3を
介して搬送物は走行してきた台車2のキャリアベルト1
2上に移載される。移載を終了するとキャリアベルト1
2は当該台車に搭載されている検出器PH15または1
8によりその駆動を停止する。
【0028】一方前記第3コンベヤBC3より搬送物1
5を搬送ライン1へ移載すると、搬送物投入終了検出用
の検出器PH6が作動し、第2のコンベヤBC2は低速
に戻りそれとともにアキュームレートタイプの第1のコ
ンベヤBC1は駆動を開始する。コンベヤBC1の駆動
で搬送物を一個だけ第2のコンベヤBC2に送り込む。
送り込まれた搬送物は第2の検出器PH5を作動させ第
2のコンベヤの停止とともにその停止線に待機する。こ
のようにして“投入準備→投入用台車の到着検知→搬送
物の待機解除投入速度に加速→投入移載終了→第1コン
ベヤより第2コンベヤの待機位置まで搬送物を供給”の
投入サイクルは終了する。上記のように、別途設けた制
御装置10を介して常時一定速度で走行中の搬送ライン
1の特定の台車を指定し、その指令により導入ラインよ
り一個だけ送り出して投入移載できる。
【0029】移載した搬送物15を搬送ライン1より指
定された仕分けシュート9に払い出す場合は、図5に示
すように該シュート9の手前に設けた検出器PH12を
介して制御部よりキャリアベルト8の逆転の指令信号を
出す(仕分けシュート9が搬送ラインに対し反対側のと
きは正転)。その信号により台車搭載の検出器PH13
が地上側に取り付けた検出片により作動してキャリアベ
ルト8を前記仕分けシュート9の方向に起動し、該シュ
ートの軸方向と台車芯とが一致するときまでに所要の排
出速度に増速させ、搬送物をシュートに排出する。図7
は搬送物を払い出しのフローチャートである。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、第1コンベヤから第2
コンベヤへの搬送物を移動するときに導入ライン上の偏
心量を検出し、その検出値に基づき第2コンベヤの起動
タイミングを制御しているので、ベルトキャリア式仕分
けコンベヤのインダクション部の制御を正確に行なうこ
とができる。また、搬送ラインに搬送物を投入する導入
ラインよりの投入速度の搬送ラインの走行方向の分速を
該ラインの走行速度と一致させ、それら一連の操作を別
途設けた制御部により一括指令するようにしたため、常
時一定速度で走行中の搬送ラインの指定台車に導入ライ
ンより送り出してタイミングよく投入移載できる。さら
に、台車上のベルトに対する正逆転指令を地上局より台
車へ、また台車から移載準備完了を地上局上へそれぞれ
光通信で交信しているので、搬送物の搬送ラインへの投
入と搬送ラインから払い出しラインへの排出を正確に行
うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルトキャリア式仕分け装置における
投入装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】導入ライン上における搬送物の幅方向偏心量検
出装置の正面図である。
【図3】図1における台車に設けたキャリアベルト操作
用検出器群を示す平面図である。
【図4】図1において、所定時間差Tを決定するための
解説図である。
【図5】払い出しシュートの平面図である。
【図6】搬送物投入時のフローチャートである。
【図7】搬送物払出し時のフローチャートである。
【符号の説明】
1 搬送ライン 2 ベルトキャリア式台車 3 連結棒 4 導入ライン 5 偏心量検出装置 6 機枠 7 第1のコンベヤのベルト 8 第1のコンベヤのローラ BC1 第1のコンベヤ BC2 第2のコンベヤ BC3 第3のコンベヤ 9 仕分けシュート 12 キャリアベルト 20 制御装置 PH3〜12検出器 PH15〜18 検出器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行線に対し直交する方向に正逆走行し
    うるベルトを備えた多数の台車と、連結棒によりエンド
    レス状に連結された台車群を一定速度で走行させる搬送
    ラインと、搬送ラインに対し斜め方向から搬送物を積込
    む導入ラインと、搬送ライン及び導入ライン上の搬送物
    の位置を検出する検出器群とを備えたベルトキャリア式
    仕分けコンベヤにおいて、前記導入ラインにおける搬送
    物のコンベヤ幅方向の積載位置を検出する幅方向検出器
    と、幅方向検出器の検出信号に基づき発進タイミングを
    演算して導入ラインを駆動する制御装置とを設けたこと
    を特徴とするインダクション部の投入装置。
  2. 【請求項2】 導入ラインは、導入始点から搬送ライン
    に対し斜め方向に向け第1、第2および第3のコンベヤ
    を連接して形成され、かつ前記第1コンベヤ上において
    搬送物を検知して第1、2のコンベヤを駆動する検出器
    PH3と、第1コンベヤの末端に設けられ搬送物待機の
    とき第2のコンベヤを停止させる検出器PH5と、第3
    のコンベヤの末端に設けた搬送物投入終了検知用の検出
    器PH6と、搬送物の長さ及び導入ラインの中心線に対
    する偏心量を検出すべく第1コンベヤのほぼ中央幅方向
    に設けた光センサ群よりなる幅方向検出用の検出器PH
    4とを有し,搬送ラインは、導入ラインの合流点より上
    流で台車の到着及び当該台車が搬送物空であるかを検出
    する台車検出器PH8及びPH9と、合流点と前記台車
    検出器との間に配置されて第2コンベヤに始動を指令
    し、前記偏心量に応じ所定の時間差をおいた合流タイミ
    ングで第2、3のコンベヤを所定速度に駆動する検出器
    PH7と、空台車検出後に地上制御装置との光通信によ
    り台車上のキャリアベルトを駆動指令する検出器PH1
    0と、キャリアベルト駆動後に導入準備完了を地上制御
    装置へ光通信する検出器PH11とを有し、 ていることを特徴とする請求項1記載のインダクション
    部の投入装置。
  3. 【請求項3】 第1コンベヤは、前記検出器PH3の信
    号により駆動して搬送物を第2コンベヤへ送り出すアキ
    ュムレーティングコンベヤであり、 第2コンベヤは、前記検出器PH4の作動により投入タ
    イミングを合わせるため所定の時間差をおいて投入速度
    まで加速し、第3コンベヤを経由して走行中の台車に搬
    送物を投入し、検出器PH6の作動とともに低速走行に
    移行する可変速ベルトコンベヤであり、 第3コンベヤは、検出器PH4による偏心量を検出後に
    タイマを介して投入速度に駆動されるベルトコンベヤで
    あることを特徴とする請求項1または2記載のインダク
    ション部の投入装置。
  4. 【請求項4】 台車は、搬送物移載後のキャリアベルト
    の停止並びに当該台車上における搬送物のはみ出しを検
    出する検出器PH15、18と、台車上の搬送物センタ
    リング駆動信号を出力する検出器16、17を備えてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載のインダクシ
    ョン部投入装置。
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