JPH07266467A - 注出口付き包装袋の製造方法 - Google Patents

注出口付き包装袋の製造方法

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JPH07266467A
JPH07266467A JP6058429A JP5842994A JPH07266467A JP H07266467 A JPH07266467 A JP H07266467A JP 6058429 A JP6058429 A JP 6058429A JP 5842994 A JP5842994 A JP 5842994A JP H07266467 A JPH07266467 A JP H07266467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
adhesive
packaging bag
film
films
Prior art date
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Pending
Application number
JP6058429A
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English (en)
Inventor
Shigemichi Hiraoka
重道 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujimori Kogyo Co Ltd filed Critical Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority to JP6058429A priority Critical patent/JPH07266467A/ja
Publication of JPH07266467A publication Critical patent/JPH07266467A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】周辺接着部に注出口を有する型包装袋を簡単に
且つ能率よく製造する方法を提供する。 【構成】所定の形状に切断した熱接着性フィルム1を2
枚重ね、その必要周辺例えば四周辺2、3、4、5のう
ちの三周辺2、3、4を熱接着して包装袋を製造する方
法において、前記重ね合わせた熱接着性フィルム1の周
辺熱接着部の所望位置で、注出口の形状の非熱接着性フ
ィルム6を熱接着性フィルム1、1間に挿入し、次いで
前記重ね合せたフィルムの四周辺2、3、4を加熱加圧
して該三周辺を熱接着し、その後上記非熱接着性フィル
ム6を熱接着性フィルム1、1の間から取り除いて注出
口を設けることによって、注出口付き包装袋を製造す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注出口を有する包装袋
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】包装袋には、長方形のフィルムを中央で
長さの方向に折り重ねて、その左右両端を熱接着した側
面シール型、長方形のフィルムを中央で長さの方向に折
り重ねて、直交する2辺の周辺を熱接着した二方シール
型包装袋、2枚のフィルムを重ね合わせて、その左右両
端及び下端(底部)の三周辺を熱接着した三方シール型
包装袋、更には四周辺をシールした四方シール型包装袋
が知られている。そして、その周辺の熱接着部の所望の
位置に注出口を設けた包装袋が知られている。注出口を
設けた包装袋は、液体や粉体など流動性の商品を注出或
いは注入するのに用いられる。
【0003】この注出口付き包装袋は、例えば1枚の長
尺の熱接着性フィルムを長さ方向に中央で折り畳むか、
或は2枚の長尺の熱接着性フィルムを重ね合せた後、長
さ方向両端部のみを加熱ロール間を通して左右両端に熱
接着部を形成させ、次いで長さ方向に所定の間隔で金型
を当て、頭部接着部及び底部接着部を形成させ、切断す
るという連続的方法で製造する際に、頭部接着部或いは
底部接着部を形成させるのに用いる金型の所望の位置に
注出口を型どった凹部を形成し、この金型を用いて熱接
着操作することによって注出口を設けている。
【0004】ところで、注出口を付けた包装袋において
は、その包装袋自体の大きさが種々様々であり、また周
辺接着部の幅も種々であり、更に注出口の形状も一定で
ない。しかして、包装袋の大きさや周辺接着部の幅が変
わる毎に、また注出口の形状が変わる毎に、上記の金型
を代える必要があり、新しく作る必要がある。しかし金
型は高価である。したがって、小品種大量生産の場合に
はともかく、多品種少量生産の場合は、金型が高いた
め、コスト高になる問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みなされたもので、注出口を設けた包装袋を簡単に
且つ能率よく製造する方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、所定
の形状に切断した熱接着性フィルムを2枚重ね、必要周
辺部を熱接着することにより包装袋を製造する方法にお
いて、前記重ね合わせた熱接着性フィルムの周辺熱接着
部の所望位置で、注出口の形状の非熱接着性フィルムを
熱接着性フィルム間に挿入し、次いで前記重ね合せたフ
ィルムの必要周辺を加圧加熱して周辺熱接着部を形成さ
せ、その後非熱接着性フィルムを2枚の熱接着性フィル
ムの間から抜き出し注出口を設けることを特徴とする包
装袋の製造方法である。
【0007】本発明の一例を示す図を用いて、本発明を
詳しく説明する。図1は、熱接着性フィルム1を2枚重
ね合わせた状態を示す上面図であり、2、3、4、5は
その周辺部で、接着予定部である。熱接着性フィルム1
には、合成樹脂フィルムの片面に熱接着性樹脂をラミネ
ートしたラミネートフィルムを用い、2枚の熱接着性フ
ィルムを重ね合わせるに当っては、上記熱接着性樹脂を
ラミネートした面同士が向い合うようにして重ねる。6
は頭部接着予定部2の左端部に注出口を設けるための非
熱接着性フィルムであり、この非熱接着性フィルム6
は、所定の注出口の形状を有しており、図2の正面図に
みるように、2枚の熱接着性フィルム1の間に挿入して
ある。したがって、この部分は、熱接着性フィルム1−
非熱接着性フィルム6−熱接着性フィルム1の順に3枚
のフィルムが重なっている。
【0008】この図1、2に示す如くフィルムを重ねた
状態で、熱接着性フィルムの周辺部2、3、4を加熱加
圧する。この加熱加圧は、加熱ロール間を通してもよい
し、或は加熱板の間に入れ加圧してもよい。この加熱加
圧によって、周辺部2、3、4では熱接着性樹脂の接着
性が発現して熱接着するが、周辺部2の非熱接着性フィ
ルム6が介在する部分では、熱接着性フィルム1の熱接
着性樹脂の接着性が発現しても、非接着性フィルム6が
熱接着性フィルム1相互の熱接着を阻害するため、熱接
着フィルム1同士は接着しない。またこの部分では熱接
着性フィルム1と非熱接着フィルム6との接着も生じな
い。したがって、この加熱加圧による熱接着操作が終了
し後、非熱接着性フィルムを6抜き出すと、図3に示す
ごとく、所望の形状の注出口7を有する三方シール型の
包装袋を製造することができる。この本発明の方法によ
ると、非熱接着性フィルム6の形状を変えるのみで、任
意の異形形状の注出口を設けることができる。またこの
例では、三周辺2、3、4を熱接着して三方シール型包
装袋にしたが、四周辺2、3、4、5を熱接着して、四
方シール型包装袋にすることもできる。
【0009】本発明で用いる熱接着性フィルムは、合成
樹脂フィルムに、該フィルムの溶融点より低い温度で熱
接着性を発現する熱接着性樹脂を片面にラミネートした
ラミネートフィルムである。合成樹脂フィルムとしては
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイ
ロンなどのポリアミドフィルム、ポリエチレンテレフタ
レートなどのポリエステルフィルム等が用いられる。ま
た熱接着性樹脂としては上記の合成樹脂より溶融点の低
いポリエチレン等が用いられる。
【0010】本発明で用いる非熱接着性フィルムは、上
記熱接着性樹脂が熱接着性を発現する温度よりも高い溶
融点を有し、且つ該熱接着性樹脂と熱接着性がないフィ
ルムである。非熱接着性フィルムは、熱接着性樹脂の種
類にもよるが、例えばポリエチレンテレフタレートフィ
ルム等のポリエステルフィルム、アセテートフィルム等
が用いられる。また、包装袋の素材である熱接着性フィ
ルムが透明であるときには、非熱接着性フィルムに例え
ば黒色、赤色、黄色、白色等に着色したフィルム或いは
不透明フィルムを用いると、非接着性フィルムの接着性
フィルムに対する位置関係が明確に確認できるので好ま
しい。
【0011】
【実施例】厚さ12μのポリエチレンテレフタレートフ
ィルムにポリエチレンを厚さ60μに塗工し、総厚72
μの熱接着性フィルムを作った。この熱接着性フィルム
を巾120mm、長さ250mmの大きさに切断し、こ
の2枚をポリエチレン面同士が向かい合うように重ね合
わせた。一方、非熱接着性の厚さ16μの白色ポリエチ
レンテレフタレートを所定の注出口の形状に切断した。
前記の重ね合わせた熱接着性フィルムの三周辺或いは四
周辺を熱接着して三方或いは四方シール型包装袋を作る
に当たって、袋の頭部のシール幅を30mmとし、その
シール部分に、上記の注出口の形状の白色ポリエチレン
テレフタレートを挾み込み、頭部及び他の二周辺或いは
三周辺を熱板で温度140℃、圧力2Kg/cm2で2
秒間加熱加圧して熱接着し、冷却した。その後白色ポリ
エチレンテレフタレートフィルムを除去した。頭部に注
出口のある包装袋を得た。この方法によると、包装袋の
頭部に任意の異形形状の注出口を設けることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明の製造方法によると、周辺接着部
に任意形状の注出口を設けた包装袋を、極めて簡単に且
つ低コストで、能率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】重ね合わせた2枚の熱接着性フィルムの間に非
熱接着性フィルム挿入した状態を示す上面図
【図2】重ね合わせた2枚の熱接着性フィルムの間に非
熱接着性フィルム挿入した状態を示す正面図
【図3】本発明の方法で製造した、注出口を有する包装
袋の上面図
【符号の簡単な説明】
1 熱接着性フィルム、2 頭部接着部、3 右端接着
部、4 左端接着部、5 底部接着部、6 非熱接着性
フィルム、7 注出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の形状に切断した熱接着性フィルムを
    2枚重ね、必要周辺部を熱接着することにより包装袋を
    製造する方法において、前記重ね合わせた熱接着性フィ
    ルムの周辺熱接着部の所望位置で、注出口の形状の非熱
    接着性フィルムを熱接着性フィルム間に挿入し、次いで
    前記重ね合せたフィルムの必要周辺を加圧加熱して周辺
    熱接着部を形成させ、その後上記の非熱接着性フィルム
    を熱接着性フィルムの間から抜き出すことを特徴とする
    注出口付き包装袋の製造方法。
JP6058429A 1994-03-29 1994-03-29 注出口付き包装袋の製造方法 Pending JPH07266467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6058429A JPH07266467A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 注出口付き包装袋の製造方法

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JP6058429A JPH07266467A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 注出口付き包装袋の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07266467A true JPH07266467A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13084143

Family Applications (1)

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JP6058429A Pending JPH07266467A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 注出口付き包装袋の製造方法

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JP (1) JPH07266467A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001051373A1 (en) * 2000-01-11 2001-07-19 Ahn Ho Sung Easy siphon pouch

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