JPH07264320A - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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JPH07264320A
JPH07264320A JP6050688A JP5068894A JPH07264320A JP H07264320 A JPH07264320 A JP H07264320A JP 6050688 A JP6050688 A JP 6050688A JP 5068894 A JP5068894 A JP 5068894A JP H07264320 A JPH07264320 A JP H07264320A
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Toshio Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、自己の端末部に対応して割り当てら
れているダイヤルイン番号を、発信側に通知することの
できる端末装置を提供する。 【構成】自動識別機能部40は、ダイヤルイン制御部2
0、切換部30を経て入力される発信側からの信号に基
づいて、着信が、FAX機能部50宛か、音声機能部6
0宛かを識別すると共に、この識別結果に基づく機能部
に切り換えるよう切換部30に指示する。また、前記識
別結果に基づく機能部に対して、その機能部のダイヤル
イン番号を受信側へ通知するよう指示する。FAX機能
部50はファクシミリ機能を実行する。音声機能部60
は音声機能(すなわち電話機能)を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、少なくとも電話機
能、ファクシミリ機能及びモデム機能のうちの特定の機
能により通信を行う端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同一回線でファクシミリと電話の
両方の機能を使用する通信形態において、電話機及びフ
ァクシミリ装置を有する受信側端末装置においては、着
信が電話機あるいはファクシミリ装置の何れへの通信で
あるかを認識すると共に、該当する端末と回線とを接続
しなければならない。
【0003】ここで、何れの端末への通信であるかを自
動的に認識する手段を有していない場合は、電話が優先
して回線と接続されるようになっているのが一般的であ
るので、この場合には、回線からの着信時に、オペレー
タがオフフックすることにより応答し、音声呼の場合に
はそのまま通話状態になり、一方、発信側ファクシミリ
端末から送信されてきたCNG(コーリング・トーン)
信号(ピーという音)の場合は、オペレータが、ファク
シミリ装置に回線を接続する操作を実施するようにして
いる。
【0004】なお、何れの端末への通信であるかを自動
的に認識するようにした装置としては、特開昭63−4
8947号公報に記載された電話装置が知られている。
この電話装置では、回線から着信があった際に、接続切
換装置が最初にファクシミリ装置他と回線とを接続す
る。その後、着信検出回路が、着信してから所定時間内
にCNG(コーリング・トーン)信号を受信した場合に
はファクシミリ装置への通信であると認識し、一方、所
定時間内にCNG信号を受信したなかった場合は、電話
機への通信(通話)であると認識する。この場合は、接
続切換装置によって、電話機と回線とが接続されること
となる。
【0005】またNTT(登録商標)のダイヤルインサ
ービスを使用して受信側端末内の電話機能、ファクシミ
リ機能を直接指示する方法も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の電話装置では、着信毎に毎回、着信がファクシミリ
装置に対してのものなのか、或いは電話機に対してのも
のなのかを識別しなければならず、着信に対する応答性
が悪かった。
【0007】一方、上述したダイヤルインサービスを使
用する場合は、発信側オペレータが、受信側の代表者番
号以外に電話機、ファクシミリ端末それぞれに割り当て
られているダイヤルイン番号を認識しておかなければな
らず、面倒であり、使い勝手が悪い。
【0008】また送信先名とダイヤルイン番号のリスト
を作成しておき、このリストを参照してダイヤルインす
ることもできるが、送信先数が多い場合には、リストか
ら該当する番号を認識するために、多くの時間を要する
場合もあり、上記同様に面倒であり、使い勝手が悪い。
【0009】この発明は、自己の端末部に対応して割り
当てられているダイヤルイン番号を、発信側に通知する
ことのできる端末装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、少なくと
も電話機能(図1の60)、ファクシミリ機能(図1の
50)及びモデム機能のうちの複数の機能をそれぞれ実
行する複数の機能部と、当該複数の機能部が通信する際
に使用される共通の通信回線(図1のL)との接続の切
換制御を行う切換部(図1の30)を有する端末装置に
おいて、前記複数の機能部にそれぞれ対応して割り当て
られたダイヤルイン番号を記憶する記憶手段(図1の1
0)と、自己端末装置に対して割り当てられたダイヤル
イン番号が指定されて発信側からの着信があった場合
は、この着信信号に基づいて前記複数の機能部のうちの
何れの機能部への着信であるかを識別すると共に、この
識別結果に基づいた機能部に対応するダイヤルイン番号
を前記記憶手段から読み出す識別処理手段(図1の4
0)と、該識別処理手段によって識別された機能部と前
記通信回線とを接続するよう前記切換部を制御する制御
手段と、前記識別処理手段によって読み出されたダイヤ
ルイン番号を前記発信側に通知する通知手段(図1の5
0、60)とを具備している。
【0011】第2の発明は、少なくとも電話機能(図1
の50)、ファクシミリ機能(図1の40)及びモデム
機能のうちの1つの機能を実行する機能部を有する端末
装置において、前記機能部が、少なくとも前記機能部が
実行する機能と同様の機能を有する受信側端末装置に対
して,この受信側端末装置に対応して割り当てられたダ
イヤルイン番号を指定して発信した際に、当該ダイヤル
イン番号とは異なる当該受信側端末装置から通知される
ダイヤルイン番号と、前記機能部を示す識別情報とを対
応して記憶する記憶手段(図1の10)を具備してい
る。
【0012】
【作用】第1の発明では、記憶手段には、少なくとも電
話機能、ファクシミリ機能及びモデム機能のうちの複数
の機能をそれぞれ実行する複数の機能部にそれぞれ対応
して割り当てられたダイヤルイン番号が記憶され、識別
処理手段が、自己端末装置に対して割り当てられたダイ
ヤルイン番号(例えば代表者番号)が指定されて発信側
からの着信があった場合は、この着信信号に基づいて前
記複数の機能部のうちの何れの機能部への着信であるか
を識別すると共に、この識別結果に基づいた機能部に対
応するダイヤルイン番号を前記記憶手段から読み出し、
制御手段が、該識別処理手段によって識別された機能部
と通信回線とを接続するよう切換部を制御し、さらに通
知手段が、前記識別処理手段によって読み出されたダイ
ヤルイン番号を前記発信側に通知する。
【0013】従って、第1の発明によれば、発信側が受
信側端末装置に対して割り当てられたダイヤルイン番号
が指定されて着呼があった場合は、発信側に対して、該
発信側が通信すべく所望の機能部に対応するダイヤルイ
ン番号を通知することができる。
【0014】第2の発明は、記憶手段には、少なくとも
電話機能、ファクシミリ機能及びモデム機能のうちの1
つの機能を実行する機能部が、少なくとも当該機能部が
実行する機能と同様の機能を有する受信側端末装置に対
して,この端末装置に対応して割り当てられたダイヤル
イン番号(例えば代表者番号)を指定して発信した際
に、当該ダイヤルイン番号とは異なる当該受信側端末装
置から通知されるダイヤルイン番号と、前記機能部を示
す識別情報とを対応して記憶する。
【0015】従って、第2の発明によれば、受信側端末
装置に対応して割り当てられたダイヤルイン番号を指定
して発信した際には、実際に通信すべく受信側の機能部
のダイヤルイン番号を知ることができることとなり、次
回の通信からは、そのダイヤルイン番号を使用して通信
することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1及び第2の実施例実施例
を添付図面を参照して説明する。最初に第1の実施例に
ついて、図1〜図7を参照して説明する。
【0017】図1は本発明に係る端末装置の第1の実施
例を示す機能ブロック図である。図1において、ダイヤ
ルイン番号データベース部10には後述するダイヤルイ
ン番号のデータベースが登録されている。ダイヤルイン
制御部20はダイヤルイン公衆回線Lと接続されてお
り、この回線Lを経て入力される発信側からのダイヤル
イン番号を受信し、この番号とダイヤルイン番号データ
ベース部10の内容とに基づいて、切換部30に切換制
御を依頼する。切換部30では、ダイヤルイン制御部2
0の指示に従って、自動識別機能部40、ファクシミリ
機能部(以下、FAX機能部という)50及び音声(電
話)機能部(以下、音声機能部という)60の切換制御
を行う。
【0018】自動識別機能部40は、ダイヤルイン制御
部20、切換部30を経て入力される発信側からの信号
に基づいて、着信が、FAX機能部50宛か、音声機能
部60宛かを識別すると共に、この識別結果に基づく機
能部に切り換えるよう切換部30に指示する。また、前
記識別結果に基づく機能部に対して、その機能部のダイ
ヤルイン番号を上記受信側へ通知するよう指示する。
【0019】FAX機能部50はファクシミリ機能を実
行する。音声機能部60は音声機能(すなわち電話機
能)を実行する。また自己のダイヤルイン番号を発信側
へ通知する音声応答情報が登録されている音声ROM
(図示せず)を備えている。
【0020】なお、FAX機能部50及び音声機能部6
0のいずれも、ダイヤルイン制御部20からの切換指示
に応答した切換部30によって切り換えられた場合は、
直ちに通常のファクシミリシーケンスあるいは電話シー
ケンスの通常のシーケンスを実行し、これに対し、自動
識別機能部40からの切換指示に応答した切換部30に
よって切り換えられた場合は、発信側へのダイヤルイン
番号の通知を行った後に、上記通常のシーケンスを実行
する。
【0021】図2はダイヤルイン番号データベース部1
0に格納されているデータベースの一例を示している。
図2に示すデータベースにおいては、自動識別機能部4
0、FAX機能部50及び音声機能部60をそれぞれ示
す情報と、各機能部に割り当てられたダイヤルイン番号
とが対応して登録されている。なお、ここでは、自動識
別機能部40、FAX機能部50及び音声機能部60そ
れぞれに割り当てられたダイヤルイン電話番号を、「市
外局番+市内局番+ダイヤルイン内線番号(000
1)」(以下、具体的なダイヤルイン内線番号のみで例
示する。)、「0002」、「0003」としている。
【0022】このようなデータベースに対しては、ダイ
ヤルイン制御部20はダイヤルイン番号をキーとして機
能部情報を検索し、自動識別機能部40は機能部情報を
キーとしてダイヤルイン番号を検索する。
【0023】なお、第1の実施例においては、上記図1
に示した端末装置を発信側及び受信側の端末として使用
するようにしている。また、自動識別機能部40に対応
するダイヤルイン番号を発呼した発信側端末装置におい
ては、当該ダイヤルイン番号を指定して発呼した機能部
が、FAX機能部である場合は、その機能部を示す情報
と、受信側端末装置から通知されたダイヤルイン番号と
を対応付けて記憶する記憶手段が設けられている。この
記憶手段は、独立したRAM等のメモリでも良いし、ダ
イヤルイン番号データベース部10内に、上述したデー
タベースとは別に格納するようにしても良い。一方、音
声機能部である場合は、音声情報を蓄積手段に蓄積す
る。
【0024】次に、第1の実施例のダイヤルイン番号通
知処理について、図3のフローチャートを参照して説明
する。
【0025】ダイヤルイン制御部50は、公衆回線Lを
経て入力された発信側からのダイヤルイン番号を受信す
ると(ステップ101)、ダイヤルイン番号データベー
ス部10を参照して(ステップ102)、前記受信した
ダイヤルイン番号が、上記各機能部のうち何れの機能部
に対してのものかを認識し(ステップ103)、さらに
この認識結果に応じた機能部を選択するよう切換部60
に指示する。
【0026】すなわち、着信が自動識別機能部40に対
してのものであった場合は、切換部40によって自動識
別機能部40が公衆回線Lと接続されることになる(ス
テップ104)。自動識別機能部40では、ダイヤルイ
ン制御部20及び切換部30を経て入力された発信側か
らの信号に基づいて、着信は、FAX機能部50に対し
てのものか否かを判断する(ステップ105)。すなわ
ち、着信が、FAX機能部30或いは音声機能部40の
何れに対してのものかが判断される。
【0027】ここで、FAX機能部30或いは音声機能
部40の何れかであるかは、発信側からの信号が、リン
ガトーン信号の場合には音声機能部40であると認識
し、またCNG(コーリング・トーン)信号の場合はF
AX機能部30であると認識することにより識別するこ
とができる。
【0028】ステップ105において、FAX機能部5
0であると判断した場合は、自動識別機能部40は、当
該機能部50に対応するダイヤルイン番号を、ダイヤル
イン番号データベース部10から検索すると共に(ステ
ップ106)、切換部30に対して、検索したダイヤル
イン番号を渡して、FAX機能部50に切り換えるよう
指示する(ステップ107)。この指示に応答した切換
部60の切換制御によって、FAX機能部50は公衆回
線Lと接続されることになる(ステップ108)。する
とFAX機能部50は、NFS(非標準機能識別信号)
に、上記渡されたダイヤルイン番号をセットして、発信
側へ通知する(ステップ109)。そして、ステップ1
09を終了した後は、通常のファクシミリ・シーケンス
を実行する(ステップ110)。
【0029】一方、上記ステップ105において、音声
機能部40であると判断した自動識別機能部40は、切
換部30に対して、音声機能部60に切り換えるよう、
また音声機能部60に対してダイヤルイン番号を通知す
るよう指示する(ステップ111)。この指示に応答し
た切換部60の切換制御によって、音声機能部60は公
衆回線Lと接続されることになる(ステップ112)。
すると音声機能部60は、音声ROMに登録されている
上述した音声応答情報(すなわちダイヤルイン番号)を
読み出して発信側へ通知する(ステップ113)。そし
て、ステップ113を終了した後は、通常の音声通話に
おけるシーケンスを実行する(ステップ114)。
【0030】上記ステップ103において、着信がFA
X機能部50に対してのものであった場合は、切換部3
0の切換制御により、FAX機能部50が公衆回線Lと
接続されることとなる(ステップ115)。このステッ
プが終了した後は、ステップ110に進む。
【0031】一方、着信が音声機能部60に対してのも
のであった場合は、切換部30の切換制御により、音声
機能部60が公衆回線Lと接続されることとなる(ステ
ップ116)。このステップが終了した後は、ステップ
114に進む。
【0032】次に、具体例を挙げて上記ダイヤルイン番
号通知処理動作を説明する。
【0033】ここでは、図4に示すように、発信側端末
装置410と受信側端末装置420とが公衆網430を
介して接続されている場合の処理について説明する。な
お、端末装置410、420は図1に示した構成と同様
である。
【0034】最初にファクシミリの場合の処理につい
て、図5のシーケンス図を参照しながら説明する。
【0035】受信側端末装置420は、公衆網430を
経て入力された発信側装置410のFAX機能部から
の、上述の如く定義したダイヤルイン番号「0001」
が指定された着信信号を受信すると(S1)、図3に示
した処理手順に従って処理を実行することにより、NF
S(非標準機能識別信号)に、FAX機能部50のダイ
ヤルイン番号「0002」をセットして、発信側端末装
置410へ通知する(S2)。このS2が終了すると、
通常のファクシミリ・シーケンスが実行され、最終的に
回線切断が実行されて通信が終了する(S3)。
【0036】なお、ダイヤルイン番号が通知された発信
側端末装置410においては、自己のFAX機能部を示
す情報と、通知されたダイヤルイン番号「0002」と
を対応付けて記憶する。こ記憶内容の一例を図6に示
す。
【0037】図6(a)においては、自己のFAX機能
部を示す情報610と、受信側の自動識別機能部のダイ
ヤルイン番号(すなわち受信側の代表番号)の情報62
0と、受信側のFAX機能部のダイヤルイン番号の情報
630とを対応させて記憶するようにした形式を示して
いる。すなわち、これは、変換デーブル形式を示したも
のである。この形式は、受信側にはダイヤルイン番号が
通知されるが、オペレータには通知しないようにしてい
る場合や、オペレータにも通知するようにしているが、
オペレータが代表番号を指定してしまった場合に、有効
である。
【0038】ここで、再度図5を参照して説明する。上
述した発信側端末装置410に対してファクシミリ通信
する際に、発信側のオペレータがダイヤルイン番号「0
001」(代表番号)を指定した場合であっても、発信
側のFAX機能部が図6(a)の変換デーブルを参照す
ることにより、受信側のFAX機能部のダイヤルイン番
号「0002」を指定して発呼することができる(S
4)。
【0039】一方、図6(b)においては、自己のFA
X機能部を示す情報640と、受信側のFAX機能部の
ダイヤルイン番号の情報650とを対応させて記憶する
ようにした形式を示している。この形式の場合は、オペ
レータが受信側のFAX機能部のダイヤルイン番号「0
002」を指定することを前提としており、これによ
り、上記S4と同様にダイヤルイン番号「0002」を
指定して発呼することができる。
【0040】次に電話の場合の処理について図7のシー
ケンス図を参照しながら説明する。受信側端末装置42
0は、公衆網430を経て入力された発信側装置410
の音声機能部からの、上述の如く定義したダイヤルイン
番号「0001」が指定された着信信号を受信すると
(S11)、図3に示した処理手順に従って処理を実行
することにより、音声応答情報よって例えば「音声機能
のダイヤルイン番号は0003です」という旨のメッセ
ージを、発信側端末装置410へ通知する(S12)。
このS2が終了すると、通常の通話におけるシーケンス
が実行され、最終的に回線切断が実行されて通話が終了
する(S13)。
【0041】なお、ダイヤルイン番号が通知された発信
側端末装置410においては、通知された音声情報(す
なわちダイヤルイン番号「0003」)を録音する。と
同時にオペレータが認識する。これにより、上記受信側
に対する2回目の電話の際には、音声機能部のダイヤル
イン番号「0002」を指定して発呼することができる
(S14)。
【0042】以上説明したように第1の実施例によれ
ば、端末装置は、発信側から自己の自動識別機能部40
宛のダイヤルイン番号すなわち代表番号宛で、電話また
はファクシミリの着信があった場合は、電話機能部また
はファクシミリ機能部のダイヤルイン番号を発信側に通
知すると同時に、発信側から要求のあった端末機能部つ
まり電話機能部またはファクシミリ機能部とダイヤルイ
ン公衆回線とを接続して通信(または通話)可能状態に
するので、発信側においては、第2回目以降の電話発信
またはファクシミリ発信の際には、目的とする端末機能
部のダイヤルイン番号で発呼することができる。
【0043】なお、上記第1の実施例では、電話機能部
とFAX機能部との切り換え制御について説明している
が、FAX機能部とデータモデム機能部との切り換え制
御を行うようにしても良いし、電話機能部とFAX機能
部とデータモデム機能部との切り換え制御を行うように
しても良い。この場合、上記同様に、データモデム機能
部宛の着呼の場合は、データモデムのダイヤルイン番号
を通知すれば良い。
【0044】また、FAX機能部も、G3FAX機能部
とG4FAX機能部間で切り換えるようにしても良い。
また、これらと電話機能部及びデータモデム機能部が組
み合わせられて、切り換えを行うものについても、本発
明は適用することができ、同様の効果が得られるのは明
かである。
【0045】次に第2の実施例について図8を参照して
説明する。
【0046】図8は本発明に係る端末装置の第2の実施
例を示す構成図である。同図において、交換機800に
は、ダイヤルイン公衆回線L0、L1、L2、LNを介し
て、端末装置810、それぞれ独立しているN個のファ
クシミリ装置(以下、FAXという)#1、#2〜#N
が接続されている。端末装置810は、図1に示した第
1の実施例の装置と同様の構成になっている。なお、こ
の場合、ダイヤルイン番号データベース部には、FAX
#1、#2〜#Nのダイヤルイン番号が登録されてい
る。
【0047】この第2の実施例は、基本的には第1の実
施例と同様であるが、第1の実施例は端末装置内のFA
X機能部のダイヤルイン番号を通知しているのに対し、
第2の実施例は、他の回線に接続されているFAXのダ
イヤルイン番号を通知する点が第1の実施例と異なって
いる。
【0048】ここで、端末装置810の自動識別機能
部、FAX#1、FAX#2、FAX#Nの各ダイヤル
イン番号を、「0010」、「0020」、「003
0」及び「0040」であるとする。
【0049】端末装置810は、交換機800、及びダ
イヤルイン公衆回線L0を経て、端末装置810の代表
番号であるダイヤルイン番号「0010」が入力される
と、ダイヤルイン番号データベース部を参照して、特定
のFAXのダイヤルイン番号(例えば「0020」)を
発信側へ通知する。この通知方法は第1の実施例と同様
である。なおダイヤルイン番号の通知と同時に、第1の
実施例で説明したように、端末装置810内のFAX機
能部から、発信側からのFAX内容すなわち画情報を出
力する。そして発信側では、次回からのファクシミリ通
信の際には、FAX#2に対するダイヤルイン番号を使
用して通信することができる。この場合、ダイヤルイン
番号はダイヤルイン公衆回線L1を経てFAX#1に入
力されることになる。
【0050】ここで複数のFAXの中から特定のFAX
を選択する具体例を以下に述べる。すなわち、ダイヤル
イン番号データベースの他に、例えば、FAXのダイヤ
ルイン番号と、FAXの設置されている発信側の業種の
種類とを対応付けた顧客名簿(データベース)も保有
し、該顧客名簿に登録されている発信側からのFAXの
電話番号(ダイヤルイン番号)を検索し、その発信側が
例えば部品業者であるならば、工場に設置されているF
AXのダイヤルイン番号を当該発信側に通知する。
【0051】以上説明したように第2の実施例によれ
ば、端末装置は、発信側から自己の自動識別機能部40
宛のダイヤルイン番号すなわち代表番号宛で、電話また
はファクシミリの着信があった場合は、端末装置が接続
されている回線とは異なる他の回線に接続されている独
立したファクシミリ装置のダイヤルイン番号を発信側に
通知することができるので、発信側においては、第1の
実施例と同様に、第2回目以降のファクシミリ発信の際
には、目的とするファクシミリ装置のダイヤルイン番号
で発呼することができる。また、複数のファクシミリ装
置が交換機に接続されている場合には、複数のファクシ
ミリ装置に分散して着呼されるようにダイヤルイン番号
を返送することにより、システム全体の負荷を分散する
ことができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように第1の発明に
よれば、識別処理手段が、自己端末装置に対して割り当
てられたダイヤルイン番号が指定されて発信側からの着
信があった場合は、この着信信号に基づいて、電話機
能、ファクシミリ機能及びモデム機能等の複数の機能部
のうちの何れの機能部への着信であるかを識別すると共
に、この識別結果に基づいた機能部に対応するダイヤル
イン番号を記憶手段から読み出し、制御手段が、該識別
処理手段によって識別された機能部と通信回線とを接続
するよう切換部を制御し、さらに通知手段が、前記識別
処理手段によって読み出されたダイヤルイン番号を発信
側に通知するようにしているので、受信側端末に対して
割り当てられたダイヤルイン番号が指定されて着呼があ
った場合は、発信側が通信すべく所望の機能部のダイヤ
ルイン番号を発信側に通知することができる。
【0053】また第2の発明によれば、記憶手段には、
少なくとも電話機能、ファクシミリ機能及びモデム機能
のうちの1つの機能を実行する機能部が、少なくとも当
該機能部が実行する機能と同様の機能を有する受信側端
末装置に対して,この端末装置に対応して割り当てられ
たダイヤルイン番号を指定して発信した際に、当該ダイ
ヤルイン番号とは異なる当該受信側端末装置から通知さ
れるダイヤルイン番号と、機能部を示す識別情報とを対
応して記憶するようにしているので、発信側において
は、実際に通信すべく受信側の機能部のダイヤルイン番
号を知らずに、受信側端末装置に対応して割り当てられ
たダイヤルイン番号を指定して発信した際に、受信側か
ら、当該通信すべく受信側の機能部のダイヤルイン番号
が通知されることとなり、次回の通信からは、所望する
機能部のダイヤルイン番号を使用して発呼することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端末装置の第1の実施例を示す機
能ブロック図。
【図2】ダイヤルイン番号データベース部に格納される
データベースの一例を示す図。
【図3】ダイヤルイン番号の通知処理動作を示すフロー
チャート。
【図4】ダイヤルイン番号通知処理動作を説明するため
の図。
【図5】ファクシミリ通信の場合のダイヤルイン番号通
知処理動作を示すシーケンス図。
【図6】発信側における通知されたダイヤルイン番号の
記憶内容の一例を示す図。
【図7】電話の場合のダイヤルイン番号通知処理動作を
示すシーケンス図。
【図8】本発明に係る端末装置の第2の実施例を示す構
成図。
【符号の説明】
10…ダイヤルイン番号データベース部、20…ダイヤ
ルイン制御部、30…切換部、40…自動識別機能部、
50…FAX機能部、60…音声(電話)機能部、80
0…交換機、810…端末装置、#1、#2、#N…フ
ァクシミリ装置、L、L0、L1、L2、LN…ダイヤルイ
ン公衆回線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも電話機能、ファクシミリ機能
    及びモデム機能のうちの複数の機能をそれぞれ実行する
    複数の機能部と、当該複数の機能部が通信する際に使用
    される共通の通信回線との接続の切換制御を行う切換部
    を有する端末装置において、 前記複数の機能部にそれぞれ対応して割り当てられたダ
    イヤルイン番号を記憶する記憶手段と、 自己端末装置に対して割り当てられたダイヤルイン番号
    が指定されて発信側からの着信があった場合は、この着
    信信号に基づいて前記複数の機能部のうちの何れの機能
    部への着信であるかを識別すると共に、この識別結果に
    基づいた機能部に対応するダイヤルイン番号を前記記憶
    手段から読み出す識別処理手段と、 前記識別処理手段によって識別された機能部と前記通信
    回線とを接続するよう前記切換部を制御する制御手段
    と、 前記識別処理手段によって読み出されたダイヤルイン番
    号を前記発信側に通知する通知手段とを具備したことを
    特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】少なくとも電話機能、ファクシミリ機能及
    びモデム機能のうちの1つの機能を実行する機能部を有
    する端末装置において、 前記機能部が、少なくとも前記機能部が実行する機能と
    同様の機能を有する受信側端末装置に対して,この受信
    側端末装置に対応して割り当てられたダイヤルイン番号
    を指定して発信した際に、当該ダイヤルイン番号とは異
    なる当該受信側端末装置から通知されるダイヤルイン番
    号と、前記機能部を示す識別情報とを対応して記憶する
    記憶手段を具備したことを特徴とする端末装置。
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