JPH07264052A - 可変分周器 - Google Patents

可変分周器

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JPH07264052A
JPH07264052A JP5619094A JP5619094A JPH07264052A JP H07264052 A JPH07264052 A JP H07264052A JP 5619094 A JP5619094 A JP 5619094A JP 5619094 A JP5619094 A JP 5619094A JP H07264052 A JPH07264052 A JP H07264052A
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JP
Japan
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counter
timer
initial value
circuit
pwm
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Application number
JP5619094A
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English (en)
Inventor
Yutaka Fujimaki
裕 藤巻
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変分周器において、タイマ/カウンタの素
子数を減少して回路構成を簡略化し、かつ回路動作を簡
略化しつつ出力モードに柔軟性を得る。 【構成】 可変分周器において、1つのタイマ/カウン
タ22が互いに異なる機能を備えた3つの第1、第2及
び第3タイマ/カウンタ220〜222で構成される。
前記第1タイマ/カウンタ220及び第2タイマ/カウ
ンタ221は回路動作時に不要とされる素子で構成さ
れ、出力制御信号の反転制御が行われる。さらに詳細に
は第1タイマ/カウンタ220は出力信号のパルス幅の
分割制御に使用され、第2タイマ/カウンタ221はパ
ルス幅の総和カウントに使用される。前記第3タイマ/
カウンタ222は本来のタイマ/カウンタとして使用さ
れ、出力制御信号の再反転制御及び出力制御信号の周期
制御が行われる。特に、本発明は細かく周期を制御する
必要性が高いPWM回路に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変分周器に関し、特
にパルス幅変調(以下、PWMという)器に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人によって先に出願された特願
平5−318320号に開示されるPWM回路の構成を
図6に示す。この開示されたPWM回路においては、1
つのタイマ/カウンタ2が互いに独立して動作する2つ
の第1タイマ/カウンタ及び第2タイマ/カウンタに分
割される。前記第1タイマ/カウンタは回路動作時に不
要とされる素子(bit幅の一部分)で構成され、PW
M出力信号の反転制御が行なわれる。前記第2タイマ/
カウンタは本来のタイマ/カウンタとして使用され、P
WM出力信号の再反転制御及びPWM出力信号の周期制
御が行なわれる。このような方式で構成されるPWM回
路においては、繰り返し反転の周期が自由に設定でき
る。なお、図6中、符号1はリロードレジスタ、符号3
及び4はゼロ検出器、符号5は論理和回路、符号6はP
WM出力回路、符号7は出力端子である。
【0003】前記PWM回路で得られるPWM出力はP
WM回路の次段回路として接続されるローパスフィルタ
で直流電圧に変換される。一般にPWM出力の周期が長
くなると、ローパスフィルタの設計が難しくなる。特に
PWM出力のデューティーが50%に近いと高調波成分
が大きくなり、この高調波成分の除去のためにローパス
フィルタの設計が難しくなる。
【0004】このような問題点を解決するためにPWM
出力の周期を可能な限り短くすることが望まれるが、カ
ウンタ動作速度の低下や内部回路の信号遅延が発生し、
新たに高速動作素子の採用が必要になる。しかしなが
ら、高速動作素子は高価であるので、コストの点におい
て高速動作素子の採用には問題がある。
【0005】以上の点に鑑みると、1周期中に1つのパ
ルスを出力するPWM出力ではなく、複数のパルスが出
力されかつこの複数のパルスのパルス幅の総和が所望の
パルス幅に等しくなるPWM出力が得られるPWM回路
の開発が必要になる。この種のPWM回路は例えば特開
昭58−47325号公報に開示されており、この開示
されたPWM回路の構成は図7に示す。つまり、図7に
示すPWM回路は下位カウンタ部11、上位カウンタ部
12、一致回路13、SRフリップフロップ14、論理
回路15及び論理和回路16で構成される。さらに、前
記論理回路15は3個のインバータ、5個のANDゲー
ト及び1個のORゲートで構成される。このように構成
されるPWM回路においては、ビット出力q9〜q12
と比較データQ9〜Q12との組み合わせに応じて所定
のタイミングで所定のパルス幅のパルスが数個ずつ出力
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
PWM回路においては、以下の点の配慮がなされていな
い。
【0007】第1に、PWM回路の論理回路15の内部
に複数のインバータ及び複数のANDゲートが使用さ
れ、機能実現のために新たに付加する回路素子数が増大
する。このため、PWM回路の回路設計が複雑になる。
【0008】第2に、PWM回路においては論理回路1
5に入力されるビット出力q9〜q12と比較データQ
9〜Q12との組み合わせで一義的に決定される特定の
出力しか得られない。つまり、回路素子数の増加で回路
構成が複雑化され、これに伴い回路動作が複雑化された
わりにはPWM出力モードが限定され、PWM出力に柔
軟性が得られない。
【0009】本発明は、このような問題点の解決を課題
としてなされたものであり、タイマ/カウンタの素子数
を減少して回路構成が簡略化でき、かつ回路動作を簡略
化しつつ出力モードに柔軟性が得られる可変分周器の提
供を目的とする。特に本発明においては可変分周器のな
かでも上記目的が達成できるPWM回路の提供を目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては、前述
の図6に示す特願平5−318320号に開示されたP
WM回路のタイマ/カウンタ内に新たな第3番目のタイ
マ/カウンタが構成される。この新たなタイマ/カウン
タはPWM出力を得るために必要なbit以外の未使用
bitで構成され、パルス幅の分割制御が行なわれる。
例えば24bitタイマ/カウンタで28 サイクル程度
の周期のPWM出力を得る場合、通常、第1、第2タイ
マ/カウンタには各々8bitが割り当てられる。つま
り、タイマ/カウンタが備える24bitから第1及び
第2タイマ/カウンタに割り当てられる16bitを差
し引くと、残り8bitがカウント動作に関与しない。
このカウント動作に関与しない、本来ハードウエアの無
駄になる8bitが新たなタイマ/カウンタを構成し、
ハードウエアの有効利用が図られる。
【0011】すなわち、本発明に係る可変分周器は、第
1初期値がロードされるとクロック信号がカウントされ
る新たな第1タイマ/カウンタと、前記第1初期値と異
なる第2初期値がロードされると前記クロック信号がカ
ウントされる第2タイマ/カウンタと、前記第1初期値
及び第2初期値と異なる第3初期値がロードされると前
記クロック信号がカウントされる第3タイマ/カウンタ
と、前記第1及び第2タイマ/カウンタがタイムオーバ
した場合に出力値が反転され、前記第3タイマ/カウン
タがタイムオーバした場合に出力値がハイレベルにされ
るとともに、前記第1初期値、第2初期値及び第3初期
値がリロードされる制御信号出力手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0012】さらに、前記可変分周器はパルス幅変調器
であることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明においては、前記可変分周器の1つのタ
イマ/カウンタが互いに異なる機能を備えた3つの第
1、第2及び第3タイマ/カウンタで構成される。前記
第1及び第2タイマ/カウンタは回路動作時に不要とさ
れる素子(bit幅の一部)で構成され、出力制御信号
の反転(トグル)制御が行われる。さらに詳細には新た
なタイマ/カウンタとしての第1タイマ/カウンタは出
力信号のパルス幅の分割制御に使用され、第2タイマ/
カウンタはパルス幅の総和カウントに使用される。前記
第3タイマ/カウンタは本来のタイマ/カウンタとして
使用され、出力制御信号の再反転制御及び出力制御信号
の周期制御が行われる。
【0014】従って、無駄になっていたタイマ/カウン
タの一部の素子が第1及び第2タイマ/カウンタとして
有効に利用される。特に第1及び第2タイマ/カウンタ
においては、新たな回路素子を付加せずに無駄な回路素
子を有効利用し、第3タイマ/カウンタで制御される1
周期中に複数の反転制御が行え、複数のパルス幅の総和
カウントが行なえる。すなわち、可変分周器において、
タイマ/カウンタの素子数が減少できるので回路構成が
簡略化できる。さらに、回路構成の簡略化で回路動作が
簡略化できるとともに、回路動作が簡略化されても第
1、第2及び第3初期値の設定を変えるだけで複数の出
力モードが得られるので出力モードに柔軟性が得られ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、図面
を用いて説明する。
【0016】本発明に係る可変分周器において、PWM
回路に本発明を適用した場合の回路構成を図1に示す。
【0017】図1に示すように、PWM回路はリロード
レジスタ21、タイマ/カウンタ22、ゼロ検出器2
3、24、25、論理積(ANDゲート)回路26、P
WM出力回路27及び出力端子28で構成される。前記
タイマ/カウンタ22は相互に異なる機能を有する第1
タイマ/カウンタ220、第2タイマ/カウンタ221
及び第3タイマ/カウンタ222で構成される。動作は
これらのbit幅に限定されないが、理解を容易にする
ために本実施例のPWM回路のタイマ/カウンタ22は
10bitバイナリタイマ/カウンタで構成される。こ
の10bitバイナリタイマ/カウンタにおいては、上
位2bitがPWM出力信号のパルス幅の分割制御に使
用され、中位4bitがパルス幅の総和カウントに使用
され、下位4bitがPWM出力信号の再反転制御及び
周期制御に使用される。
【0018】前記PWM出力回路27においては、下記
論理(1)乃至論理(3)に下記不等号式を満たす優先
順位が設定される。
【0019】論理(1) 第3タイマ/カウンタ222
が零になるとPWM出力信号がHレベルになる。
【0020】論理(2) 第2タイマ/カウンタ221
が零でない場合に第1タイマ/カウンタ220が零にな
るとPWM出力信号が反転し、次に零でなくなると再反
転する。
【0021】論理(3) 第2タイマ/カウンタ221
が零になるとPWM出力信号が反転する。
【0022】論理(1)>論理(2)>論理(3) 次に、上記PWM回路(10bitバイナリタイマ/カ
ウンタ)の回路動作について、前記図1、図2及び図3
を使用し説明する。
【0023】まず、図1に示すPWM回路においてリロ
ードレジスタ21に初期値「1001011001」が
設定される。図2に示すように、この初期値のうち上位
2bit「10」が第1初期値としてタイマ/カウンタ
22の第1タイマ/カウンタ220にロードされ、カウ
ントダウンされる。図3に示すように、カウンタクロッ
ク信号の立ち上がりから次の立ち上がりまでの1サイク
ルにおいて1回のカウントダウンが行われる。前記第1
初期値のタイマ/カウンタ220へのロードとともに、
中位4bit「0101」が第2初期値としてタイマ/
カウンタ221にロードされ、さらに下位4bit「1
001」が第3初期値としてタイマ/カウンタ222に
ロードされ、各々カウントダウンされる。すなわち、本
発明に係るPWM回路においては、第1初期値、第2初
期値及び第3初期値の大小関係が以下の不等号式を満た
す条件に設定される。
【0024】第1初期値<第2初期値<第3初期値 図3に示すように、上位2bitが零のときPWM出力
信号が反転し、中位4bitの第2タイマ/カウンタ2
21はカウントダウンせずに「0011」で停止したま
まになる。そして、次のカウンタクロック信号の立ち上
りに同期してPWM出力信号が再反転され、停止してい
た中位4bitの第2タイマ/カウンタ221のカウン
トダウンが再び開始される。このようにカウントダウン
が続けられるが、中位4bitの第2タイマ/カウンタ
221が零になるとゼロ検出器24で零検出が行なわ
れ、次のカウンタクロック信号の立ち上りに同期してP
WM出力信号が反転される。その後カウントダウンが進
み、下位4bitの第3タイマ/カウンタ222が零に
なるとゼロ検出器25で零検出が行なわれ、リロードレ
ジスタ11から初期値がタイマ/カウンタ22にロード
される。この初期値のロードと同時にPWM出力信号が
Hレベルになる。
【0025】また、ゼロ検出器23で零検出が行われ、
かつゼロ検出器24及び25で零検出が行われると論理
積回路26から零検出信号が出力される。この零検出信
号はPWM出力モード以外に利用される。
【0026】このように構成されるPWM回路のPWM
出力信号においては、第2初期値(中位)で予め設定し
た5カウントクロック分に零までカウントするゼロ検出
器24の使用で1カウントクロック分を加算した6カウ
ントクロック分のパルス幅の総和が得られる。さらに、
PWM回路のPWM出力信号においては、第1初期値
(下位)で予め設定した9カウントクロック分に零まで
カウントするゼロ検出器25の使用で1カウントクロッ
ク分を加算した10カウントクロック分のパルス周期が
得られる。
【0027】そして、このように構成されるPWM回路
においては、図4及び図5に示す以下の別の特徴があ
る。
【0028】まず、前提条件として、前述のPWM回路
と同様に1つのタイマ/カウンタ22が3つの第1タイ
マ/カウンタA、第2タイマ/カウンタB及び第3タイ
マ/カウンタCで構成される。第1タイマ/カウンタA
はPWM出力信号のパルス幅制御用として使用される。
第2タイマ/カウンタBはパルス幅の総カウント用とし
て使用される。第3タイマ/カウンタCはPWM出力信
号の周期制御用として使用される。
【0029】図4に示すタイムチャートは、第1タイマ
/カウンタAに第1初期値「11」、第2タイマ/カウ
ンタBに第2初期値「010」及び第3タイマ/カウン
タCに第3初期値「101」を各々ロードした場合にお
けるPWM出力信号を示す。つまり、一例として第2初
期値に比べて第1初期値が等しいか大きい場合(第1初
期値≧第2初期値)のタイムチャートであり、初期値の
大小関係は第2初期値<第1初期値<第3初期値の場合
である。このような条件で初期値が与えられた場合、す
なわち第1初期値≧第2初期値で初期値が与えられた場
合には、前述の先行技術である図6に示すPWM回路の
PWM出力信号と同様なPWM出力信号が得られる。つ
まり、前述の第3タイマ/カウンタ222で制御される
1周期中に複数の反転制御が行われるPWM出力信号と
は別に、第3タイマ/カウンタCで制御される1周期中
に1回の反転制御が行われるPWM出力信号が得られ
る。
【0030】図5に示すタイムチャートは、第1タイマ
/カウンタAに第1初期値「10」、第2タイマ/カウ
ンタBに第2初期値「011」及び第3タイマ/カウン
タCに第3初期値「001」を各々ロードした場合にお
けるPWM出力信号を示す。つまり、一例として第3初
期値に比べて第2初期値が等しいか大きい場合(第2初
期値≧第3初期値)のタイムチャートであり、初期値の
大小関係は第3初期値<第1初期値<第2初期値の場合
である。このような条件で初期値が与えられた場合に
は、第3タイマ/カウンタCが零になるとPWM回路の
PWM出力信号がHレベルになり、常にPWM出力がH
になる。つまり、第3タイマ/カウンタCで制御される
1周期中に反転制御が行われないPWM出力信号が得ら
れる。
【0031】すなわち、本発明に係るPWM回路におい
ては、第1、第2及び第3初期値の設定を変えるだけで
複数のPWM出力モードが得られ、PWM出力モードに
柔軟性が得られる。従って、本発明に係るPWM回路は
単に初期値の設定を変えるだけで従来のPWM回路の動
作が簡単に得られる。
【0032】以上説明したように、本発明に係るPWM
回路においては、第1初期値がロードされるとクロック
信号がカウントされる新たな第1タイマ/カウンタ22
0と、前記第1初期値と異なる第2初期値がロードされ
ると前記クロック信号がカウントされる第2タイマ/カ
ウンタ221と、前記第1初期値及び第2初期値と異な
る第3初期値がロードされると前記クロック信号がカウ
ントされる第3タイマ/カウンタ222と、前記第1タ
イマ/カウンタ220及び第2タイマ/カウンタ221
がタイムオーバした場合に出力値が反転され、前記第3
タイマ/カウンタ222がタイムオーバした場合に出力
値がハイレベルにされるとともに、前記第1初期値、第
2初期値及び第3初期値がリロードされる制御信号出力
手段(ゼロ検出器23〜25、PWM出力回路27等)
と、を備える。
【0033】この構成により、PWM回路においては、
1つのタイマ/カウンタ22が互いに異なる機能を備え
た3つの第1、第2及び第3タイマ/カウンタ220〜
222で構成される。前記第1タイマ/カウンタ220
及び第2タイマ/カウンタ221は回路動作時に不要と
される素子で構成され、出力制御信号の反転制御が行わ
れる。さらに詳細には新たなタイマ/カウンタとしての
第1タイマ/カウンタ220は出力信号のパルス幅の分
割制御に使用され、第2タイマ/カウンタ221はパル
ス幅の総和カウントに使用される。前記第3タイマ/カ
ウンタ222は本来のタイマ/カウンタとして使用さ
れ、出力制御信号の再反転制御及び出力制御信号の周期
制御が行われる。
【0034】従って、無駄になっていたタイマ/カウン
タ22の一部の素子が第1タイマ/カウンタ220及び
第2タイマ/カウンタ221として有効に利用される。
特に第1タイマ/カウンタ220及び第2タイマ/カウ
ンタ221においては、新たな回路素子を付加せずに無
駄な回路素子を有効利用し、第3タイマ/カウンタ22
2で制御される1周期中に複数の反転制御が行え、複数
のパルス幅の総和カウントが行なえる。すなわち、PW
M回路において新たな素子の付加が回避されるので回路
構成が簡略化できる。さらに、回路構成の簡略化で回路
動作が簡略化できるとともに、回路動作が簡略化されて
も第1、第2及び第3初期値の設定を変えるだけで複数
のPWM出力モードが得られるのでPWM出力モードに
柔軟性が得られる。特に、本発明は細かく周期を制御す
る必要性が高いPWM回路に有効である。
【0035】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種
々変更できる。
【0036】例えば、本発明は、前述のPWM回路にお
いて、「零」検出に代えて「1」検出にしてもよい。
【0037】また、本発明は、前述のPWM回路におい
て、ダウンカウントに代えてアップカウントにしてもよ
い。
【0038】さらに、本発明は、前述のPWM回路にお
いて、カウントクロックの立ち上がりの動作に代えて立
ち下がりの動作にしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タイマ/カウンタの素子数の減少で回路構成が簡略化で
き、かつ回路動作を簡略化しつつ出力モードに柔軟性が
得られる可変分周器の提供ができる。特に本発明におい
ては可変分周器のなかでも上記効果が得られるPWM回
路の提供ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るPWM回路の回路構成図である。
【図2】前記PWM回路のタイマ/カウンタにおいてカ
ウント値を示す図である。
【図3】前記PWM回路の回路動作を示すタイムチャー
トである。
【図4】前記PWM回路の他の回路動作を示すタイムチ
ャートである。
【図5】前記PWM回路の他の回路動作を示すタイムチ
ャートである。
【図6】本発明に係るPWM回路の先行技術となるPW
M回路の回路構成図である。
【図7】従来のPWM回路の回路構成図である。
【符号の説明】
21 リロードレジスタ 22 タイマ/カウンタ 220 第1タイマ/カウンタ 221 第2タイマ/カウンタ 222 第3タイマ/カウンタ 23、24、25 ゼロ検出器 27 PWM出力回路 28 出力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1初期値がロードされるとクロック信
    号がカウントされる第1タイマ/カウンタと、 前記第1初期値と異なる第2初期値がロードされると前
    記クロック信号がカウントされる第2タイマ/カウンタ
    と、 前記第1初期値及び第2初期値と異なる第3初期値がロ
    ードされると前記クロック信号がカウントされる第3タ
    イマ/カウンタと、 前記第1及び第2タイマ/カウンタがタイムオーバした
    場合に出力値が反転され、前記第3タイマ/カウンタが
    タイムオーバした場合に出力値が再反転されるととも
    に、前記第1初期値、第2初期値及び第3初期値がリロ
    ードされる制御信号出力手段と、 を備えたことを特徴とする可変分周器。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載される可変分周器は
    パルス幅変調器であることを特徴とする可変分周器。
JP5619094A 1994-03-25 1994-03-25 可変分周器 Pending JPH07264052A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6526094B1 (en) 1997-12-01 2003-02-25 Nec Corporation PWM Circuit

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US6526094B1 (en) 1997-12-01 2003-02-25 Nec Corporation PWM Circuit

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