JPH07260319A - 冷蔵庫等における冷凍装置の支持構造 - Google Patents

冷蔵庫等における冷凍装置の支持構造

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JPH07260319A
JPH07260319A JP7977094A JP7977094A JPH07260319A JP H07260319 A JPH07260319 A JP H07260319A JP 7977094 A JP7977094 A JP 7977094A JP 7977094 A JP7977094 A JP 7977094A JP H07260319 A JPH07260319 A JP H07260319A
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博之 伊帳田
Tatsuo Saeki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍装置を安定した状態で支持する。 【構成】 冷蔵庫の本体10の一側部には、その上方位
置に外方に突出する冷却器用収納部20が一体的に形成
され、該収納部20の内部に画成した冷却室22に、冷
却器および庫内ファンが収納される。冷却器用収納部2
0の下方には、機械室30の底部をなす矩形トレー状の
べース32が、その一側部を複数のねじ34を介して本
体10の外側面に着脱自在に固定される。このベース3
2の他側部は、収納部20の外側部下端に取付けた複数
の支持具36を介して吊り下げられる。そしてベース3
2に、台板44が前後方向に摺動自在に載置され、この
台板44に、凝縮器46、冷却ファンおよび圧縮機48
等から構成される冷凍装置28が配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷蔵庫等における冷
凍装置の支持構造に関し、更に詳しくは、冷凍装置が載
置されるベースを、冷蔵庫本体に一体的に形成した冷却
器用収納部に吊り下げるようにした冷凍装置の支持構造
に関するものである。
【0002】
【従来技術】野菜や果実その他肉や魚等の生鮮食品(以
下「食材」という)を、長期に亘り冷凍貯蔵する冷蔵庫や
冷凍庫(以下単に「冷蔵庫」という)等として、キャビネッ
トを横長に構成した横型冷蔵庫が知られている。この横
長に形成した箱状の本体(キャビネット)の内部には、食
材を冷却貯蔵するための収納室が画成されている。また
本体の側部に、機械室が隣設される。この機械室は、本
体の側部に張出すように配設した複数のアングル部材を
枠状に形成し、この枠体の外面にパネルを配設すること
により構成されている。機械室の内底部を構成するベー
スには、台板が前後方向に摺動自在に載置され、この台
板上に、凝縮器、冷却ファンおよび圧縮機等からなる冷
凍装置が配設されて、機械室に対して冷凍装置を台板と
一体的に出入れ可能に構成してある。また機械室の内部
上方には、本体に着脱自在に配設されて前記収納室に連
通する断熱箱が収納され、この断熱箱の内部に冷却器お
よび庫内ファンが配設されている。そして、前記冷凍装
置から冷却器に冷媒を循環供給することにより、収納室
を冷却するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記冷蔵庫本体の底面
には複数の脚が配設され、冷蔵庫の底面は据付け床面か
ら所要高さだけ上方に臨むようになっている。この場合
において、前記機械室は本体の側部に別体として配設し
た枠体により構成されているため、前記脚は本体側にの
み配設されるのが一般的であり、機械室に収納される前
記冷凍装置の重量は枠体で支えることとなっていた。こ
のため、枠体の上部に重量のある物品を載置したり、そ
の上部で作業を行なうと、枠体が重みにより歪むことが
ある。この結果、冷凍装置が配設されている台板が載置
される機械室のベースにも歪みを生じ、冷凍装置の運転
時に大きな振動や騒音が発生したり、該装置の故障の原
因ともなる欠点がある。またベースの歪みが大きくなる
と、機械室に対する台板および冷凍装置の出入れを円滑
に行なえなくなる難点も指摘される。なお、本体側だけ
でなく機械室側にも脚を設けることも考えられるが、こ
の場合は部品点数が多くなると共に組付け工数が増えて
製造コストが嵩む原因となる。また、前記冷却器や庫内
ファンが配設される断熱箱を囲繞する大きさの枠体を本
体側部に配設するため、機械室の幅寸法が大きくなり、
この結果として冷蔵庫自体が大型化する問題が指摘され
る。なお、冷蔵庫の小型化を図ろうとすると、機械室の
幅寸法が大きくなる分だけ収納室の内容積が小さくな
り、食材の貯蔵量が減少する欠点を招くこととなる。ま
た、機械室を構成する部品点数が多くなり、コストが嵩
むと共に組立てに時間が掛かる難点も指摘される。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前述した従来技術に内在して
いる諸種の欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、冷凍装置を安定した状態で支持す
ることができ、併せて機械室の幅寸法を小さくして収納
室の内部容積を拡大したり冷蔵庫の小型化を達成し得る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を克服し、所
期の目的を達成するため本発明は、食材等を冷却貯蔵す
るための収納室を画成した本体の側部上方に、該収納室
を冷却する冷却器および庫内ファンが収納される冷却器
用収納部を一体的に形成し、前記冷却器用収納部の下方
に臨む本体外面に、ベースの一側部を固定すると共に、
前記収納部に垂設した支持具の下端をベースの他側部に
固定することにより、該ベースを冷却器用収納部の下方
に吊り下げ、前記ベースに、凝縮器,冷却ファン,圧縮機
等からなる冷凍装置を配設した台板を前後方向に引出し
自在に載置したことを特徴とする。
【0006】前記目的を達成するため本願の別の発明
は、食材等を冷却貯蔵するための収納室を画成した本体
の側部上方に、該収納室を冷却する冷却器および庫内フ
ァンが収納される冷却器用収納部を一体的に形成し、前
記冷却器用収納部の下方に臨む本体外面に、ベースの一
側部を着脱自在に固定すると共に、前記収納部に着脱自
在に垂設した支持具の下端をベースの他側部に着脱自在
に固定することにより、該ベースを冷却器用収納部の下
方に吊り下げ、前記ベースに、凝縮器,冷却ファン,圧縮
機等からなる冷凍装置を配設した台板を前後方向に引出
し自在に載置したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明に係る冷蔵庫等における冷凍装
置の支持構造につき、好適な実施例を挙げて以下説明す
る。図1は、実施例に係る冷凍装置の支持構造を採用し
た冷蔵庫の要部を一部分解して示す概略斜視図、図5
は、実施例に係る冷蔵庫の外観斜視図である。
【0008】図5に示す冷蔵庫における横長に形成した
箱状の本体10は、内箱12と外箱14との間に発泡ウ
レタン等の断熱材16を充填して構成され、その内箱1
2の内部に、食材を冷却貯蔵するための収納室18が画
成されている。本体10の一側部には、その上方位置に
外方に突出する冷却器用収納部20が一体的に形成さ
れ、図2に示すように、該収納部20の内部に画成した
冷却室22は収納室18と連通している。冷却器用収納
部20の冷却室22には、該収納部20の前面に形成し
た開口20aから出入れ自在に冷却器24および庫内フ
ァン26が収納されるようになっており、該冷却器24
に後述する冷凍装置28から冷媒を循環供給することに
より、前記収納室18を冷却するよう構成される。な
お、冷却器用収納部20の前後方向の寸法は、本体10
の前後方向の寸法より所要寸法だけ短かく設定されると
共に、その前面を本体10の前面より引込んだ位置に臨
ませるよう設定される。これにより、該収納部20の前
面に、後述する断熱蓋54および電装箱56の配設を許
容するようになっている。
【0009】前記冷却器用収納部20の下方には、図1
に示す如く、機械室30の底部をなす矩形トレー状のべ
ース32が、その一側部を複数のねじ34を介して本体
10の外側面に着脱自在に固定されている。そしてこの
ベース32の他側部は、収納部20の外側部下端に取付
けた複数の支持具36を介して吊り下げられるよう構成
される。この支持具36は、長尺な板状本体36aの長
手両端縁に沿って所要長さで規制片36b,36bを対
向的に形成して構成され、両規制片36b,36bの上
下の端部を収納部20の外側部下面とベース32の側部
上面に当接することにより、収納部20とベース32と
の間隔を規制するようになっている。そして、板状本体
36aにおける規制片36b,36bの端部から上下に
突出する部位を、ねじ38を介して収納部20およびベ
ース32に夫々固定することで、該ベース32が収納部
20の下方に吊り下げ固定される。なお、冷却器用収納
部20およびベース32の側面および背面に、図示しな
いパネルが配設されると共に、その前面に前面パネル4
0が配設されることにより、収納部20の下方に機械室
30が画成される。
【0010】また、冷却器用収納部20における断熱材
16の充填されている空間には、図2および図3に示す
如く、前記支持具36の配設側となる外箱14における
内側面に当接するように補強材42が配設されている。
この補強材42は、図4に示す如く断面コ字形状に形成
されると共に、収納部20における外箱14の前後方向
の内部寸法と略同一の長さに設定されている。また補強
材42における外箱14との当接部には、各支持具36
を固定するねじ38のねじ孔42aが形成してある。す
なわち、各支持具36の上部は、外箱14および補強材
42にねじ止め固定され、前記ベース32に載置される
冷凍機構28(後述)の重量が支持具36を介して収納部
20に加わっても、該収納部20自体に歪等が生じない
ようになっている。
【0011】図1に示す如く、機械室30のベース32
には、台板44が前後方向に摺動自在に載置され、この
台板44に、凝縮器46、冷却ファン(図示せず)および
圧縮機48等から構成される冷凍装置28が配置されて
いる。前記台板44の前端縁に垂設した前板44aに
は、幅方向に所定間隔離間して複数(実施例では2つ)の
通孔44bが穿設されている。各通孔44bは、台板4
4を機械室30の定位置に収納した状態で、前記ベース
32の前端縁に立設した前板32aに形成したねじ孔3
2bと対応するよう位置決めされている。すなわち、機
械室30に台板44を収納した後に、通孔44bに挿通
したねじ50を対応のねじ孔32bに螺挿することによ
り、台板44は機械室30の定位置に位置決め固定され
る。
【0012】前記凝縮器46の上部に、ブラケット52
を介して断熱蓋54が配設され、この断熱蓋54は、冷
凍装置28を機械室30に収納した際に、前記冷却器用
収納部20の前面に形成した開口20aを閉成するよう
構成される。また断熱蓋54の裏面(冷却室22を指向
する面)に冷却器24と庫内ファン26とが取付けられ
ており、この冷却器24には、冷凍装置28から冷媒が
循環供給されるようになっている。従って、冷凍装置2
8を機械室30から引出す際には、図1に示す如く、冷
却器24,庫内ファン26および断熱蓋54も一体に引
出される。なお、前記断熱蓋54の前面に、冷蔵庫の運
転制御を行なうマイコンボード、温度設定スイッチおよ
び電源スイッチ等を収納した電装箱56が、複数のねじ
58を介して着脱自在に配設されている。
【0013】前記機械室30の前面を被蓋する前面パネ
ル40には、図1に示す如く、凝縮器46の前面に対応
する位置に外部空気の吸込口40aが開口されると共
に、この吸込口40aにフィルタ60を配設している。
また前面パネル40の下端には、前記台板44の前板4
4aに形成したねじ孔44cと対応する位置に通孔40
bが穿設されており、この通孔40bを挿通したねじ6
2をねじ孔44cに螺挿することにより、前面パネル4
0が固定されるようになっている。なお前面パネル40
の上部は、前記断熱蓋54にねじ止めされるよう構成さ
れる。また前面パネル40には、前記断熱蓋54に配設
した電装箱56と対応する位置に透明な窓64が設けら
れており、該窓64からマイコンボードの表示を視認し
得るよう構成してある(図5参照)。
【0014】
【実施例の作用】次に、実施例に係る冷蔵庫等における
冷凍装置の支持構造の作用につき説明する。冷蔵庫の本
体10に一体的に形成した前記冷却器用収納部20の外
側部下端縁に、前後方向に離間して2つの支持具36,
36を、その上端部を夫々ねじ38を介して固定する。
そして、冷却器用収納部20の下方に臨む本体外面に一
側部をねじ34により固定したベース32の他側部に、
各支持具36の下端部を夫々ねじ38を介して固定す
る。これにより、ベース32は冷却器用収納部20の下
方に吊り下げ固定される。そしてこのベース32に、前
記冷凍装置28が配設された台板44が載置されるもの
である。
【0015】このように、機械室30のベース32を支
持具36,36により冷却器用収納部20に吊り下げる
よう構成したので、機械室30の幅寸法を小さく設定す
ることができ、冷蔵庫を大型化することなく収納室18
の内容積を大きくすることができる。すなわち、冷蔵庫
の設置スペースを小さくすることが可能で、厨房内のス
ペースを有効利用し得る利点がある。また、支持具3
6,36と冷却器用収納部20との取付個所には補強材
42が配設されているので、ベース32に載置される冷
凍装置28の重量により収納部20が歪むのを有効に防
止し得る。しかも、冷却器用収納部20は本体10に一
体的に設けられているので、該収納部20の上方に物を
置いたり作業を行なっても、機械室30に影響が及ぶこ
とはなく、ベース32が歪むことはない。従って、機械
室30に対する台板44および冷凍装置28の出入れを
常に円滑に行ない得ると共に、冷凍装置28の運転時に
大きな振動や騒音が生ずることはなく、故障の発生も抑
えることができる。更に、ベース32を複数の支持具3
6により吊り下げるだけなので、機械室30を構成する
部品点数を低減して、コストを低く抑えることができる
と共に、組立て工数も少なくなって時間短縮を図り得
る。また、前記支持具36および補強材42自体も、上
下および左右方向からの力に対して所要の剛性を有する
形状になっているので、これによっても強度が高められ
る。
【0016】
【支持具の変形例について】図6〜図8は、実施例に係
る支持具36の変形例を示すものであって、図6に示す
支持具36は、前記板状本体36aにおける規制片36
b,36bの上下の端部から延出する部位が、夫々規制
片36bの突出方向に水平に折曲されている。すなわち
この変形例では、上下の水平部36c,36cを冷却器
用収納部20の底面およびベース32の内底面に当接さ
せた状態で、各水平部36cをねじ38を介して収納部
20およびベース32に固定することにより、該ベース
32は収納部20に吊り下げ固定される。また図7に示
す支持具36は、上端部にのみ水平部36cを折曲形成
したものである。但し、支持具36の下端部は、ベース
32の側部内側に臨むようになっている。なお、図7の
変形例と逆の構成とすることも可能である。次に、図8
に示す支持具36は、板状本体10aの中央部に、U字
状に突出する規制部36dを長手方向に沿って所要長さ
で形成したものであり、該規制部6dの上下の端部を収
納部20とベース32とに当接して位置決めするよう構
成される。またこの変形例では、板状本体10aの上端
部および下端部は、2本のねじ38,38により夫々収
納部20とベース32に固定されるようになっている。
なお、図6〜図8に示す変形例の支持具36を使用する
場合は、これに対応した部位にねじ孔42aを形成した
補強材42を使用する必要がある。
【0017】
【補強材の変形例について】図9〜図13は、実施例に
係る補強材42の変形例を示すものであって、図9に示
す補強材42は、L字形状に形成されると共に、その水
平部の先端に所要高さの立上り部を形成して剛性を高め
るようになっている。そしてこの補強材42は、その垂
直部を冷却器用収納部20における外箱14の内側面に
当接した状態で該収納部20に配設される。また図10
に示す補強材42は、断面L形状の板材を、冷却器用収
納部20における外箱14の内部寸法より僅かに小さい
平面コ字状に折曲形成したものであって、該補強材42
を収納部20の底部全体に介挿するよう構成される。ま
た図10の変形例では、前記収納室18を指向する端部
に取付部66が折曲形成され、この取付部66をねじ
(図示せず)を介して本体10に固定するようになってい
る。図11に示す補強材42は、平面L形状に形成され
ると共に、冷却器用収納部20における外箱14の内部
高さ寸法と略同一に設定されており、前記各支持具36
の配設位置と対応する位置に夫々縦方向に配設される。
そして、補強材42の下端部に、対応の支持具36の上
端部がねじ止め固定されるものである。また図12に示
す補強材42は、三角形状の本体の垂直辺および底辺に
フランジを形成して構成され、垂直辺に設けたフランジ
に支持具36をねじ止めするねじ38のねじ孔42aが
形成されている。この変形例の補強材42も、図11に
示す変形例と同様に、収納部20における各支持具36
の配設位置と対応する位置に夫々配設されるものであ
る。
【0018】図13は、冷凍装置の支持構造の別の実施
例を示すものであって、基本的な構成は図1〜図4を参
照して説明した実施例と同じである。但し、補強材42
が冷却器用収納部20の外側に固定され、この補強材4
2に支持具36の上端部が直接ねじ止め固定されるよう
になっている。この補強材42は、コ字状本体の長手端
縁部に沿ってフランジ68,68を形成し、両フランジ
68,68を収納部20の外側面に当接した状態で、該
フランジ68をねじ70により固定したものである。な
お、L形状やコ字形状に形成した補強材42を収納部2
0の外側に配設固定して、該補強材42に支持具30の
上端部を固定するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る冷蔵
庫等における冷凍装置の支持構造によれば、本体に一体
的に形成した冷却器用収納部に、冷凍装置が載置される
ベースを吊り下げるよう構成したので、収納部の上部に
物を置いたり作業を行なってもベースが歪むことはな
く、冷凍装置の運転時に大きな振動や騒音を生じず、故
障の発生を抑えることができる。また、冷凍装置の出入
れも常に円滑に行なうことが可能となる。更に、ベース
を複数の支持具により吊り下げるだけなので、機械室を
構成する部品点数を低減して、コストを低く抑えること
ができると共に、組立て工数も少なくなって時間短縮を
図り得る。また、冷却器用収納部に補強材を配設したの
で、前記冷凍装置の重量により収納部自体が歪むのを防
止し得る利点がある。なお、機械室の幅寸法を小さく設
定することができるので、収納室の内部容積の拡大また
は冷蔵庫の小型化を図り得る。また、冷蔵庫等の設置ス
ペースを小さくすることができ、厨房内のスペースを有
効利用し得る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係る冷凍装置の支持構造を採用した
冷蔵庫の要部を分解して示す概略斜視図である。
【図2】 実施例に係る冷蔵庫の要部縦断正面図であ
る。
【図3】 実施例に係る冷蔵庫の冷却器用収納部を一部
切欠いて示す概略斜視図である。
【図4】 実施例に係る補強材を示す斜視図である。
【図5】 実施例に係る冷蔵庫の正面図である。
【図6】 変形例に係る支持具を使用した冷蔵庫の要部
分解斜視図である。
【図7】 別の変形例に係る支持具を使用した冷蔵庫の
要部分解斜視図である。
【図8】 更に別の変形例に係る支持具を使用した冷蔵
庫の要部分解斜視図である。
【図9】 変形例に係る補強材を示す斜視図である。
【図10】 別の変形例に係る補強材を示す斜視図であ
る。
【図11】 更に別の変形例に係る補強材を、冷却器用
収納部に配設した状態で示す概略斜視図である。
【図12】 更に別の変形例に係る補強材を示す斜視図
である。
【図13】 別の実施例に係る冷凍装置の支持構造を採
用した冷蔵庫の要部を分解して示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 本体,18 収納室,20 冷却器用収納部,24
冷却器 26 庫内ファン,28 冷凍装置,32 ベース,36
支持具,42 補強材 46 凝縦器,48 圧縮機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食材等を冷却貯蔵するための収納室(18)
    を画成した本体(10)の側部上方に、該収納室(18)を冷却
    する冷却器(24)および庫内ファン(26)が収納される冷却
    器用収納部(20)を一体的に形成し、 前記冷却器用収納部(20)の下方に臨む本体外面に、ベー
    ス(32)の一側部を固定すると共に、前記収納部(20)に垂
    設した支持具(36)の下端をベース(32)の他側部に固定す
    ることにより、該ベース(32)を冷却器用収納部(20)の下
    方に吊り下げ、 前記ベース(32)に、凝縮器(46),冷却ファン,圧縮機(48)
    等からなる冷凍装置(28)を配設した台板(44)を前後方向
    に引出し自在に載置したことを特徴とする冷蔵庫等にお
    ける冷凍装置の支持構造。
  2. 【請求項2】 食材等を冷却貯蔵するための収納室(18)
    を画成した本体(10)の側部上方に、該収納室(18)を冷却
    する冷却器(24)および庫内ファン(26)が収納される冷却
    器用収納部(20)を一体的に形成し、 前記冷却器用収納部(20)の下方に臨む本体外面に、ベー
    ス(32)の一側部を着脱自在に固定すると共に、前記収納
    部(20)に着脱自在に垂設した支持具(36)の下端をベース
    (32)の他側部に着脱自在に固定することにより、該ベー
    ス(32)を冷却器用収納部(20)の下方に吊り下げ、 前記ベース(32)に、凝縮器(46),冷却ファン,圧縮機(48)
    等からなる冷凍装置(28)を配設した台板(44)を前後方向
    に引出し自在に載置したことを特徴とする冷蔵庫等にお
    ける冷凍装置の支持構造。
  3. 【請求項3】 前記冷却器用収納部(20)における支持具
    (36)の配設部位と対応する位置に補強材(42)を配設した
    請求項1または2記載の冷蔵庫等における冷凍装置の支
    持構造。
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Cited By (5)

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