JP2003121049A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JP2003121049A JP2001310434A JP2001310434A JP2003121049A JP 2003121049 A JP2003121049 A JP 2003121049A JP 2001310434 A JP2001310434 A JP 2001310434A JP 2001310434 A JP2001310434 A JP 2001310434A JP 2003121049 A JP2003121049 A JP 2003121049A
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】冷却貯蔵庫の冷却器ダクトから吐出された冷気
を、冷却貯蔵庫の庫外に無駄に放出することなく、冷却
貯蔵庫内貯蔵物の冷却保存に有効に使用する。 【構成】冷却貯蔵庫断熱壁の前後開口部に備えた開閉自
在の扉と、貯蔵庫天板上の開口部に備えた架台と、架台
上には凝縮器、凝縮器冷却用送風装置、圧縮機等と架台
下には貯蔵庫内を冷却する冷却器等を備えた冷凍装置
と、冷却器用送風装置を近傍に備えた吸込口と冷却器用
送風装置により冷却器により冷やされた冷気を冷却貯蔵
庫内に送風する吐出口を備えるとともに冷却器を被った
冷却器ダクトとを備えた冷却貯蔵庫において、冷却器ダ
クトの吐出口を冷却貯蔵庫内の側壁方向に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は本体の前後に開閉扉
を備えるとともに、冷却器、凝縮器等を含む冷凍装置を
備える冷却貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍装置(「冷凍ユニット」とい
う)上置きの冷却貯蔵庫1は、図8、図9に示すよう
に、食品等を冷却貯蔵庫本体である断熱箱体2と、庫内
を冷やすための冷凍装置21及び電装品などで構成され
る機械室4とに分かれている。断熱箱体2は、ステンレ
ス製の内箱外箱の間に断熱材3を備えて構成されてお
り、その断熱箱体2の前面後面の開口部9及び天板部5
には天板開口11を有しており、前後の開口部9に備え
る開閉扉10(「パススルー扉構造」という)と断熱箱体
2の下部に脚12などで構成されている。また、機械室
4は、複数の冷凍装置21、21、電装箱27、サイド
パネル6、6、フロントパネル7、7等で構成されてお
り、機械室4上面は開放され、パネル等のカバーでは覆
われていないため、凝縮器23に吸い込まれる空気(図
8に示す白矢印参照)は、機械室4上面より吸い込ま
れ、複数凝縮器23、23の後ろ上面より排気(図8に
示す黒矢印参照)されている。上記冷凍装置21は、各
々断熱箱体2外に備えるように凝縮器23、凝縮器ファ
ン24、圧縮機26等を架台上に載置して備えるととも
に、貯蔵庫内に備えるように冷却器11等を架台下に係
止させて備えた組付部品で、断熱箱体2に備えた天板開
口11に、架台22を嵌め込み組付けられている。ま
た、凝縮器23、23の吸込み側には、エアフィルター
25、25が取り付けられていて、凝縮器23、23の
ホコリ、油などによる汚れ、目詰りを軽減させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷却貯蔵庫
の構造は、冷却貯蔵庫内に備える冷却器ダクト53の吐
出口55が後面の扉の方向に向いているので、冷凍装置
の稼働中に後面の扉10を開放すると、吐出口55から
吐き出された冷気は冷却貯蔵庫1本体外に送風されてし
まい、本来冷却貯蔵庫内貯蔵物の冷却保存に使われる冷
気を無駄に使用していた。また、従来の冷却貯蔵庫1の
構造は、凝縮器23の吸込み側にエアフィルター25が
取り付けられていて、凝縮器23に付くホコリ、油など
による汚れ、目詰りを軽減させているが、凝縮器以外の
機械室4に備わる圧縮機26や電装箱27等は、凝縮器
冷却用の凝縮器ファン24の吸気により運ばれたホコリ
や油等により汚されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るための手段として、請求項1の発明は、冷却貯蔵庫断
熱壁の前後開口部に備えた開閉自在の扉と、前記貯蔵庫
天板上の開口に備えた架台と、前記架台上には凝縮器、
凝縮器冷却用送風装置、圧縮機等と前記架台下には前記
貯蔵庫内を冷却する冷却器等を備えた冷凍装置と、前記
冷却器用送風装置を近傍に備えた吸込口と前記冷却器用
送風装置により前記冷却器により冷やされた冷気を前記
冷却貯蔵庫内に送風する吐出口を備えるとともに前記冷
却器を被った冷却器ダクトとを備えた冷却貯蔵庫におい
て、前記冷却器ダクトの吐出口を前記冷却貯蔵庫内の側
壁方向に備えたことを特徴としている。また、請求項2
の発明は、冷却貯蔵庫断熱壁の前後開口部に備えた開閉
自在の扉と、前記貯蔵庫天板上の複数開口に各々備えた
架台と、複数の前記架台上には凝縮器、凝縮器冷却用送
風装置、圧縮機等と前記架台下には前記貯蔵庫内を冷却
する冷却器等を備えた冷凍装置と、前記冷却器用送風装
置を近傍に備えた吸込口と前記冷却器により冷やされた
冷気を前記冷却器用送風装置により前記冷却貯蔵庫内に
送風する吐出口を備えるとともに前記冷却器を被った冷
却器ダクトとを備えた冷却貯蔵庫において、複数の前記
冷却器ダクトの吐出口を前記吐出口の近傍にある前記冷
却貯蔵庫内の側壁方向に備えたことを特徴としている。
また、請求項3の発明は、請求項2の冷却貯蔵庫におい
て、前記冷凍装置の前または後の少なくとも一方にフロ
ントパネルを備えるとともに前記フロントパネルに備え
た吸気口にはフィルタを備え、複数の前記凝縮器には前
記吸気口から凝縮器冷却用の空気を吸込む吸気ダクトを
備えたことを特徴としている。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明の請求項1は冷却貯蔵庫
断熱壁の前後開口部に備えた開閉自在の扉と、貯蔵庫天
板上の開口部に備えた架台と、架台上には凝縮器、凝縮
器冷却用送風装置、圧縮機等と架台下には貯蔵庫内を冷
却する冷却器等を備えた冷凍装置と、冷却器用送風装置
を近傍に備えた吸込口と冷却器用送風装置により冷却器
により冷やされた冷気を冷却貯蔵庫内に送風する吐出口
を備えるとともに冷却器を被った冷却器ダクトとを備え
た冷却貯蔵庫において、冷却器ダクトの吐出口を冷却貯
蔵庫内の側壁方向に備えたことにより、冷却器ダクトか
ら吐出された冷気は、貯蔵庫内貯蔵物の冷却保存に有効
に使用される。また、本発明の請求項2は、冷却貯蔵庫
断熱壁の前後開口部に備えた開閉自在の扉と、貯蔵庫天
板上の複数開口に各々備えた架台と、複数の架台上には
凝縮器、凝縮器冷却用送風装置、圧縮機等と前記架台下
には貯蔵庫内を冷却する冷却器等を備えた冷凍装置と、
冷却器用送風装置を近傍に備えた吸込口と冷却器により
冷やされた冷気を冷却器用送風装置により前記冷却貯蔵
庫内に送風する吐出口を備えるとともに冷却器を被った
冷却器ダクトとを備えた冷却貯蔵庫において、複数の冷
却器ダクトの吐出口を吐出口の近傍にある冷却貯蔵庫内
の側壁方向に備えたことにより、冷却器ダクトから吐出
された冷気は、貯蔵庫内貯蔵物の冷却保存に有効に使用
される。また、請求項3の発明は、請求項2の冷却貯蔵
庫において、冷凍装置の前または後の少なくとも一方に
フロントパネルを備えるとともにフロントパネルに備え
た吸気口にはフィルタを備え、複数の凝縮器には吸気口
から凝縮器冷却用の空気を吸込む吸気ダクトを備えたこ
とにより、凝縮器以外の機械室に備わる圧縮機等の部品
を汚すことはない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、業務用冷蔵庫等の冷却貯蔵庫1に適用した実施形態
を図1ないし図2に基づいて説明する。なお、従来と同
じ部分については同じ符号を付けて説明し、詳細には説
明しない。図1に示すように、冷却貯蔵庫1は、前面開
口部9に取っ手16を付けた4枚の開閉扉10を、ま
た、後面開口部9にも取っ手16を付けた4枚の開閉扉
10を備えた断熱箱体2にて形成され、断熱箱体2上に
は冷凍装置等を備えた機械室4を備えている。
【0007】この冷却貯蔵庫1は、内箱外箱間に断熱材
3を充填して構成された断熱箱体2の前面開口部9を4
個に仕切るに仕切体13が固着装備されており、冷却貯
蔵庫1の内部には、貯蔵室51が形成されている。この
貯蔵室51内の天井部5には貯蔵室51を冷却するため
に、凝縮器23や圧縮機26と連結している冷却器52
を備え、この冷却器52は冷却器52より冷却された冷
気を貯蔵室51内に送風する冷却器ファン56を近傍に
備えた吸込口54と吐出口55を備えた冷却器ダクト5
3に被われて設けられており、冷却器ダクト53の吐出
口55から吐き出される冷気により、棚14上に載置さ
れた食材等の貯蔵物を冷却保存させている。そして、開
閉扉10の内周面にはマグネットを内蔵したパッキン1
5を装備し、仕切体13および冷却貯蔵庫本体に密着さ
せて、庫内冷気を外部に漏らさないようにしている。
【0008】冷却貯蔵庫1の上部には、図2に示すよう
に、機械室4が形成されており、前面および後面をステ
ンレス等の金属製のフロントパネル7、7に、左右側面
をステンレス等の金属製のサイドパネル6、6にて被覆
されると共に、天板部5に備わる複数の天板開口11に
は各々架台22、22を備え、架台22上には凝縮器2
3、23、凝縮器ファン24、24及び圧縮機26、2
6等が各々載置されている。凝縮器ファン24、24に
よって、フロントパネル7、7にパンチング穴(長穴)
で構成された吸気口36、36や機械室4の上方より、
凝縮器ファン24、24によって、吸気された空気は凝
縮器23、23を通過され、熱交換されて、凝縮器2
3、23の上部後方より排気(図1に示す黒矢印参照)
されている。また、複数の架台22、22に備わる冷凍
装置の凝縮器23、23を対向して天板開口11、11
に備えると、架台下に備えた冷却器ダクト53、53の
吐出口55、55は各々側壁8、8に向くように備えら
れ、吐出口55、55から吐出された冷気(図1に示す
白矢印参照)は各々近傍の側壁8、8に添って下方に流
れて、冷却貯蔵庫内を循環し、冷却器ダクトの吸込口5
4、54に帰るようになっている。
【0009】上記の構造により、冷却器ダクトの吐出口
55から吐出された冷気は冷却貯蔵庫内を無駄無く循環
し、貯蔵物を効果的に冷却保存させることができる。ま
た、従来の冷凍装置22を備えた架台の下方に係止され
ている冷却器ダクトの吐出口55は、通常後面に後壁が
あるパススルー扉構造でない冷蔵庫に使用されており、
左右どちらとも後面開閉扉10方向に向いていたが、架
台22を各々45度内側に回動させるだけで、冷却器ダ
クトの吐出口55の方向を冷却貯蔵庫内の左右の側壁に
向けることが簡単にできる。なお、冷却器ダクトの吐出
口55、55の方向は、同じ向きに備えていると、吐出
口55、55から吐出される冷気同志が抵抗しあい、円
滑に流れないが、冷却貯蔵庫内の吐出口55、55各々
近傍側の側壁に向ける、つまり、吐出口55、55をお
互いに反対方向に備えることにより、冷気同志が抵抗す
ることなく、円滑に流れるようになる。なお、上記の第
1実施形態では、複数の冷凍装置を機械室に備えている
前後面に扉を備えた冷却貯蔵庫について説明したが、図
3に示すように、本発明の第2実施形態として、単一の
冷凍装置を備えている構造でもよく、この構造の場合は
貯蔵庫天板上の開口、凝縮器23、凝縮器冷却用送風装
置24、圧縮機26および冷却器等の冷凍装置を備えた
架台22はいずれも一つを備えておればよい。また、冷
却貯蔵庫内に送風する冷却器ダクトの吐出口は、冷却貯
蔵庫の両側にあるどちらか一方の側壁に向ければ、冷却
器ダクトから吐出された冷気を、背面にある開閉扉から
逃がすことなく、貯蔵庫内貯蔵物の冷却保存に有効に使
用できるという第1実施形態と同様な効果を達成でき
る。
【0010】続いて、本発明の第3実施形態を説明す
る。図4〜図6に示すように、冷却貯蔵庫の機械室4に
複数の凝縮器冷却用の外気を吸込むために、平面略T字
状の吸気ダクト28を備えている。この吸気ダクト28
は、ステンレス等の金属製のダクト本体37、エアフィ
ルター取付枠38で構成されており、左右に備わる架台
に載置されている凝縮器23、23から前面のフロント
パネル7に備わる吸気口36まで続いている。また、図
6に示すように、吸気ダクト本体28のフロントパネル
7側の開口部にはフランジ30を備え、フロントパネル
7に備わる取付板29とフランジ30をネジや溶接等の
固着手段にて固着するとともに、吸気ダクト本体28の
凝縮器23側の開口部と凝縮器23とをそれぞれネジや
溶接等の固着手段にて密着固定させている。なお、フロ
ントパネル7の取付板29と吸気ダクト本体のフランジ
30および吸気ダクト本体の凝縮器23側の開口部と凝
縮器23との接触面には、凝縮器ファン24による振動
音の発生と冷気漏れを防止するため、それぞれ柔かいク
ッション材31、31を取り付けている。なお、このク
ッション材31は、軟質塩ビ等のパッキンで行っても良
い。
【0011】また、エアフィルター25は、フロントパ
ネル7を上方に開放して、吸気ダクト28に設けられて
いる開口より挿入し、エアフィルター取付枠28に嵌め
込んで備えている。フロントパネルの吸気口36は複数
のパンチング穴(長穴)で構成されており、凝縮器ファ
ン24、24によって吸込まれた空気(図4に示す白矢
印参照)は、吸気ダクト内前面に付いているエアフィル
ター25を通り、吸気ダクト28内で左右に分かれて、
凝縮器23、23の方へと流れ、凝縮器23、23を通
過、熱交換されて、凝縮器23、23の上部後方より排
気(図4に示す黒矢印参照)されるようになっている。
また、エアフィルター25に付いた油は、エアフィルタ
ー25を伝って下方に流れ、吸気ダクトの内底面に落ち
るが、油が吸気ダクト28の後方へ流れないように、吸
気ダクト28の下部に傾斜部32を備え、その傾斜部3
2の最下部には角穴33が空いており、油はそこから取
っ手を付けた脱着可能なドレンパン34へと導かれるよ
うになっている。また、吸気ダクト28は、架台22、
22上に載置されるとともに、傾斜部32の下方に支持
部17を備え、この支持部17によって傾斜部32が支
えられている。なお、上記発明の吸気ダクトは、凝縮器
23から前面のフロントパネル7に備わる吸気口36ま
で続いているが、後面のフロントパネル7に吸気口36
を備え、その吸気口と凝縮器23との間に備えてもよ
い。また、凝縮器23を通過した排気を円滑に排出する
ために、サイドパネル6、6に排気口を各々備えてもよ
い。
【0012】上記のように、フロントパネルの吸込口3
6から左右に備わる複数の凝縮器23、23までを一つ
の吸気ダクト28を途中で分岐させて設けた構造によ
り、凝縮器以外の機械室に備わる圧縮機等の部品を汚す
ことはない。また、エアフィルター25の清掃や交換の
場合は、フロントパネル7を上方に開放して、エアフィ
ルター取付枠28より脱着しているが、フロントパネル
7の近傍にエアフィルター25が備わっているので、容
易に脱着し易くなっている。また、複数のうちの1つの
凝縮器ファン24が故障などで止まったとしても、もう
片方の凝縮器ファン24が稼働しているので、凝縮器フ
ァンが故障した方の凝縮器23側から正常に稼働してい
る凝縮器23側に空気が流れることにより、凝縮器ファ
ンが故障した方の凝縮器23も熱交換される。従って、
フロントパネル7の吸気口36から吸込んだ空気ととも
に凝縮器ファンが故障した凝縮器23側から取り入れた
空気は、吸気ダクト28内を通り凝縮器ファンが故障し
ていない方の凝縮器23を通り排気され、凝縮器ファン
24が故障した方の冷凍装置の能力の低下を軽減でき、
片方の凝縮器ファン24の停止による冷却貯蔵庫内の温
度上昇を抑え、庫内の食品などの貯蔵物が傷み難くなっ
た。
【0013】続いて、本発明の第4実施形態を説明す
る。図7に示すように、冷却貯蔵庫機械室4に備えた吸
気ダクト28は、2個の平面略L字状で、ステンレス製
一体に形成されている吸気ダクト28、28を備えてお
り、一方の吸気ダクト28について、その吸気ダクトの
吸込み側を前面フロントパネルの吸気口36に、また、
もう片方の吸気ダクト28について、その吸気ダクトの
吸込み側を後面フロントパネルの吸気口36に備えると
ともに、複数の吸気ダクト29の吐出し側を左右それぞ
れの凝縮器23、23側に備え、凝縮器ファン24、2
4によって、前面および後面フロントパネル吸気口3
6、36から吸込まれた空気(図7に示す白矢印参照)
を完全に分けて、それぞれの凝縮器23、23に通過、
熱交換させて、凝縮器23、23の上部後方より排気
(図7に示す黒矢印参照)させるようになっている。
【0014】上記の吸気ダクト28の構造によれば、フ
ロントパネルの吸込口36から左右に備わる複数の凝縮
器23、23までを各々の吸気ダクト28、28を設け
た構造により、凝縮器以外の機械室に備わる圧縮機等の
部品を汚すことはない。一方の凝縮器ファン24がロッ
クして故障した場合でも、他方の凝縮器ファン24の吸
気の影響を受けることなく、凝縮器23出口の温度上昇
を検知し、故障を知らせることができるため、圧縮機2
6等の冷凍装置21を故障させることはない。また、エ
アフィルター25、25の清掃や交換の場合は、フロン
トパネル7、7を上方に開放して、エアフィルター取付
枠28、28より脱着しているが、フロントパネル7、
7の近傍にエアフィルター25、25が備わっているの
で、容易に脱着し易くなっている。なお、吸気ダクト2
8、28の斜面板39、39は斜めに取り付けらてお
り、フロントパネル7、7の吸気口36、36から吸込
んだ空気が斜面板39、39に当たって、左右の凝縮器
23、23に方向に円滑に流れるようになっている。ま
た、吸気ダクト28の吸気口36をフロントパネル7の
前面と後面に設けたので、吸気口36の凝縮器1個当た
りの吸い込み面積が大きくなり、冷却能力の向上が計れ
た。また、吸気ダクト28を各々凝縮器の吸気用として
設けることにより、吸気ダクト形状を小さくでき、組付
け時の作業性が向上した。また、2個の向かい合う凝縮
器23、23間の配置寸法が正確でない場合(間隔が大
きい、または小さい)でも、吸気ダクト28を各々凝縮
器の吸気用として設けることにより、寸法誤差を吸収し
やすく、凝縮器と吸気ダクトの隙間を小さくすることが
出来る。なお、吸気ダクト28と接触している前後フロ
ントパネル7、7および凝縮器23、23には、本発明
の第3実施形態と同様に、凝縮器ファン24、24によ
る振動音の発生と冷気漏れを防止するため、それぞれク
ッション材を介在させている。
【0015】また、平面略L字状の吸気ダクト28以外
に、本発明の第5実施形態として、図8に示すように、
平面略L字状の吸気ダクト28を連結させて、略十字状
で一体の吸気ダクト28にし、その内側にステンレス等
の金属製の仕切板35を溶接等の固着方法で備えること
により、凝縮器ファン24、24によって、前面および
後面フロントパネル吸気口36、36から吸込まれた空
気(図8に示す白矢印参照)を完全に分けて、それぞれ
の凝縮器23、23に通過、熱交換させて、凝縮器2
3、23の上部後方より排気(図8に示す黒矢印参照)
させるようになっている。また、この仕切板35は、斜
めに取り付けられているので、吸気された空気が仕切板
35に当たって、左右の凝縮器23、23に方向に円滑
に流れるようになっている。なお、この実施形態の吸気
ダクト28は、第4実施形態の吸気ダクトに比べ、部品
点数が少なく、コストダウンが計れると共に、一体の構
造なので機械室4への配置作業が簡単にできる。
【0016】なお、本発明は、ユニット上置きの縦形冷
蔵庫や冷凍庫以外にも、テーブル型の冷却貯蔵庫、天吊
りショーケースなどの冷凍装置を搭載しているパススル
ー扉構造を備えた機械であれば、同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却貯蔵庫正面図
【図2】本発明の冷却貯蔵庫平面図
【図3】本発明の第2実施形態の冷却貯蔵庫平面図
【図4】本発明の第3実施形態の冷却貯蔵庫平面図
【図5】本発明の第3実施形態の冷却貯蔵庫側面図
【図6】図4のA−A線断面の要部概要図
【図7】本発明の第4実施形態の冷却貯蔵庫平面図
【図8】本発明の第5実施形態の冷却貯蔵庫平面図
【図9】従来の冷却貯蔵庫側面断面図
【図10】従来の冷却貯蔵庫平面図
【符号の説明】
冷却貯蔵庫…1 断熱箱体…2 断熱材…3 機械室…4 天板部…5 サイドパネル…6 フロントパネル…7 側壁…8 開口部…9 開閉扉…10 天板開口…11 脚…12 仕切体…13 棚…14 パッキン…15 取っ手…16 冷凍装置…21 架台…22 凝縮器…23 凝縮器ファン…24 エアフィルター…25 圧縮機…26 電装箱…27 吸気ダクト…28 取付板…29 フランジ…30 クッション材…31 傾斜部…32 角穴…33 ドレンパン…34 仕切板…35 吸気口…36 吸気ダクト本体…37 エアフィルター取付枠…38 斜面板…39 貯蔵室…51 冷却器…52 冷却器ダクト…53 吸込口…54 吐出口…55 冷却器ファン…56
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L045 AA04 BA01 CA02 DA02 EA01 GA04 HA02 PA04 3L102 JA01 KA05 KC06 KC07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却貯蔵庫断熱壁の前後開口部に備えた開
    閉自在の扉と、前記貯蔵庫天板上の開口に備えた架台
    と、前記架台上には凝縮器、凝縮器冷却用送風装置、圧
    縮機等と前記架台下には前記貯蔵庫内を冷却する冷却器
    等を備えた冷凍装置と、前記冷却器用送風装置を近傍に
    備えた吸込口と前記冷却器用送風装置により前記冷却器
    により冷やされた冷気を前記冷却貯蔵庫内に送風する吐
    出口を備えるとともに前記冷却器を被った冷却器ダクト
    とを備えた冷却貯蔵庫において、前記冷却器ダクトの吐
    出口を前記冷却貯蔵庫内の側壁方向に備えたことを特徴
    とする冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】冷却貯蔵庫断熱壁の前後開口部に備えた開
    閉自在の扉と、前記貯蔵庫天板上の複数開口に各々備え
    た架台と、複数の前記架台上には凝縮器、凝縮器冷却用
    送風装置、圧縮機等と前記架台下には前記貯蔵庫内を冷
    却する冷却器等を備えた冷凍装置と、前記冷却器用送風
    装置を近傍に備えた吸込口と前記冷却器により冷やされ
    た冷気を前記冷却器用送風装置により前記冷却貯蔵庫内
    に送風する吐出口を備えるとともに前記冷却器を被った
    冷却器ダクトとを備えた冷却貯蔵庫において、複数の前
    記冷却器ダクトの吐出口を前記吐出口の近傍にある前記
    冷却貯蔵庫内の側壁方向に備えたことを特徴とする冷却
    貯蔵庫。
  3. 【請求項3】前記冷凍装置の前または後の少なくとも一
    方にフロントパネルを備えるとともに前記フロントパネ
    ルに備えた吸気口にはフィルタを備え、複数の前記凝縮
    器には前記吸気口から凝縮器冷却用の空気を吸込む吸気
    ダクトを備えたことを特徴とする請求項2の冷却貯蔵
    庫。
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