JPH07259809A - 二段シリンダ - Google Patents

二段シリンダ

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JPH07259809A
JPH07259809A JP7281294A JP7281294A JPH07259809A JP H07259809 A JPH07259809 A JP H07259809A JP 7281294 A JP7281294 A JP 7281294A JP 7281294 A JP7281294 A JP 7281294A JP H07259809 A JPH07259809 A JP H07259809A
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cylinder
oil passage
oil
valve
extension
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Yasunori Nakajima
保典 中島
Satoshi Nemoto
敏 根本
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NIPPON KIKAI KOGYO
Nihon Kikai Kogyo Co Ltd
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NIPPON KIKAI KOGYO
Nihon Kikai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第2シリンダを伸長させた後に第1シリンダ
を伸長させるようにする。 【構成】 第1シリンダ1を第2シリンダ11のピスト
ン15、ピストンロッド16とし、第2シリンダ11
に、第2シリンダ11の伸長側油室17に連通する第1
油路21と、第2シリンダ11の縮小側油室18に連通
する第2油路22とを設け、第1シリンダ1の伸長側油
室7と伸長側油室17とを第3油路23で連通させると
ともに、第1シリンダ1の縮小側油室8と縮小側油室1
8とを第4油路24で連通させた二段シリンダにおい
て、第3油路23の途中に、第2シリンダの伸長終端で
作動して油路を開放させる弁31を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、梯子付き消防自動
車、トラッククレーンなどの車両が作業中に転倒するの
を防止するために車体の前後、左右に設けられ、車両を
上昇させるジャッキに用いて好適な二段シリンダに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の二段シリンダの一例の概
略構成を示す説明図、図15および図16は図14に示
した二段シリンダの動作説明図である。これらの図にお
いて、1は第1シリンダを示し、シリンダチューブ2
と、このシリンダチューブ2の両開放端を閉塞するシリ
ンダカバー3,4と、シリンダチューブ2内を軸方向へ
摺動するピストン5と、このピストン5に連接され、シ
リンダカバー4を貫通するピストンロッド6とで構成さ
れている。なお、シリンダチューブ2とシリンダカバー
3とを一体的に構成してもよい。
【0003】7は第1シリンダ1の伸長側油室を示し、
シリンダチューブ2、シリンダカバー3およびピストン
5で区画されている空間である。8は第1シリンダ1の
縮小側油室を示し、シリンダチューブ2、シリンダカバ
ー4およびピストン5で区画されている空間である。な
お、Aはピストンロッド6の先端に取り付けられた石突
きを示す。
【0004】11は第2シリンダを示し、シリンダチュ
ーブ12と、このシリンダチューブ12の両開放端を閉
塞するシリンダカバー13,14と、シリンダチューブ
12内を軸方向へ摺動するピストン(ピストン部)15
と、このピストン15に連接され、シリンダカバー14
を貫通するピストンロッド(部)16とで構成されてい
る。なお、シリンダチューブ12とシリンダカバー13
とを一体的に構成してもよい。
【0005】17は第2シリンダ11の伸長側油室を示
し、シリンダチューブ12、シリンダカバー13および
ピストン15で区画されている空間である。18は第2
シリンダ11の縮小側油室を示し、シリンダチューブ1
2、シリンダカバー14およびピストン15で区画され
ている空間である。そして、ピストン15は第1シリン
ダ1のシリンダカバー3で構成され、ピストンロッド1
6は、第1シリンダ1のシリンダカバー3を除いた部分
で構成されている。
【0006】21は第1油路を示し、シリンダカバー1
3に設けられ、伸長側油室17へ油を供給したり、伸長
側油室17からの油を排出する油路である。22は第2
油路を示し、シリンダチューブ12に設けられ、縮小側
油室18からの油を排出したり、縮小側油室18へ油を
供給する油路である。23は第3油路を示し、ピストン
15(シリンダカバー3)に設けられ、両伸長側油室
7,17を連通する油路である。24は第4油路を示
し、ピストンロッド16(シリンダチューブ2)に設け
られ、両縮小側油室8,18を連通する油路である。
【0007】次に、動作について説明する。まず、図1
4に示すように、最も縮小した状態の二段シリンダを伸
長させる場合、図示を省略した油給排装置により、図示
を省略したカウンターバランス弁などを介して第1油路
21から伸長側油室17に給油すると、第3油路23で
両伸長側油室7,17が連通しているが、受圧面積の大
きなピストン15への受力が大きくなるので、ピストン
15が移動し、伸長側油室17に給油されるため、ピス
トンロッド16が突出して伸長する。このとき、縮小側
油室18の油は、第2油路22から排出され、カウンタ
ーバランス弁などを介して油給排装置へ戻る。
【0008】そして、図15に示すように、ピストン1
5がシリンダカバー14に当接すると、伸長側油室1
7、第3油路23を介して伸長側油室7に給油されるの
で、図16に示すように、ピストン5がシリンダカバー
4に当接する状態まで移動してピストンロッド6が突出
する、最も伸長した状態となる。このとき、縮小側油室
8の油は、第4油路24、縮小側油室18を介して第2
油路22から排出され、カウンターバランス弁などを介
して油給排装置へ戻る。
【0009】次に、図16に示すように、最も伸長した
状態の二段シリンダを縮小させる場合、油給排装置から
カウンターバランス弁などを介して第2油路22に給油
すると、第4油路24で両縮小側油室8,18が連通し
ているが、受圧面積の小さなピストン5の受力が大きく
なっているので、ピストン5が移動し、縮小側油室1
8、第4油路24を介して縮小側油室8に給油されるた
め、ピストンロッド6が進入して縮小する。このとき、
伸長側油室7の油は、第3油路23、伸長側油室17を
介して第1油路21から排出され、カウンターバランス
弁などを介して油給排装置へ戻る。
【0010】そして、図15に示すように、ピストン5
がシリンダカバー3に当接すると、縮小側油室18に給
油されるので、図14に示すように、ピストン15がシ
リンダカバー13に当接するまで移動してピストンロッ
ド16が進入するため、最も縮小した状態となる。この
とき、伸長側油室17の油は、第1油路21から排出さ
れ、カウンターバランス弁などを介して油給排装置へ戻
る。
【0011】このように各部が動作することにより、石
突きAを地面に圧接させることができるので、二段シリ
ンダを用いてジャッキを構成すると、石突きAと地面と
の間隔を大きく採れないような車両の部分にジャッキを
配設しても、ジャッキのストロークを充分に確保できる
ため、車両を傾斜地に駐車させても、車両を上昇させて
水平状態にすることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の二段シリンダ
は、第1シリンダ1の伸長側油室7と第2シリンダ11
の伸長側油室17とを、単に第3油路23で連通してい
るので、伸長する過程でシリンダチューブ12とピスト
ン15との摩擦に対し、ピストンロッド6に対する石突
きAからの荷重が小さい場合、先にピストン5が移動
し、ピストンロッド6が伸長する。
【0013】このとき、ピストンロッド6が伸長中に石
突きAからの荷重が変化し、シリンダチューブ12とピ
ストン15との摩擦に対し、荷重が大きくなると、第1
シリンダ1の伸長側油室7から第3油炉23を逆流した
油により、ピストン15が移動し、ピストンロッド16
が伸長するので、第1油路21から伸長側油室17に給
油しているにもかかわらず、全長が短くなることがあ
る。したがって、二段シリンダを用いてジャッキを構成
した場合、伸長する過程で全長が短くなると、車両を上
昇させる過程で車両が傾いて転倒する恐れがある。
【0014】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、第2シリンダを伸長させた
後に第1シリンダを伸長させるようにした二段シリンダ
を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】まず、第1の発明は、第
1シリンダを第2シリンダのピストン部、ピストンロッ
ド部とし、第2シリンダに、第2シリンダの伸長側油室
に連通する第1油路と、第2シリンダの縮小側油室に連
通する第2油路とを設け、第1シリンダの伸長側油室と
第2シリンダの伸長側油室とを第3油路で連通させると
ともに、第1シリンダの縮小側油室と第2シリンダの縮
小側油室とを第4油路で連通させた二段シリンダにおい
て、第3油路の途中に、第2シリンダの伸長終端で作動
して油路を開放させる弁を配設したものである。
【0016】次に、第2の発明は、第1シリンダを第2
シリンダのピストン部、ピストンロッド部とし、第2シ
リンダに、第2シリンダの伸長側油室に連通する第1油
路と、第2シリンダの縮小側油室に連通する第2油路と
を設け、第1シリンダの伸長側油室と第2シリンダの伸
長側油室とを第3油路で連通させるとともに、第1シリ
ンダの縮小側油室と第2シリンダの縮小側油室とを第4
油路で連通させた二段シリンダにおいて、第1油路の途
中に、第2シリンダを伸長させるときのみ油路を開放さ
せる第1弁を配設し、第1弁の上流側に位置する第1油
路と第3油路の途中とを連通する第5油路を設け、この
第5油路と第1シリンダの伸長側油室との間の第3油路
の途中に、第2シリンダの伸長終端で作動して油路を開
放させる第2弁を配設し、第5油路と第2シリンダの伸
長側油室との間の第3油路の途中に、第1シリンダの縮
小終端で作動して油路を開放させる第3弁を配設し、こ
の第3弁と第5油路との間の第3油路の途中に、第5油
路側へのみ油を流すチェック弁を配設したものである。
【0017】
【作用】まず、第1の発明の二段シリンダは、最も縮小
状態で第1油路に給油すると、弁が第3油路を閉成する
圧力を受けて第3油路を閉成するので、第2シリンダの
伸長側油室に給油され、第2シリンダの縮小側油室の油
が第2油路から排油されるため、始めに第2シリンダが
伸長する。そして、第2シリンダの伸長終端になると、
弁が作動して第3油路を開放するので、第1シリンダの
伸長側油室に給油され、第1シリンダの縮小側油室の油
が第4油路、第2シリンダの縮小側油室を介して第2油
路から排油されるため、第1シリンダが伸長する。
【0018】次に、第2の発明の二段シリンダは、第3
弁が第3油路を開放した最も縮小状態で第1油路に給油
すると、第1弁が第1油路を開放する圧力を受けて第1
油路を開放し、第2弁が第3油路を閉成する圧力を受け
て第3油路を閉成するので、第2シリンダの伸長側油室
に給油され、第2シリンダの縮小側油室の油が第2油路
から排油されるため、始めに第2シリンダが伸長する。
そして、第2シリンダの伸長終端になると、第2弁が作
動して第3油路を開放するので、第1シリンダの伸長側
油室に第5油路、第2弁が配設された第3油路を介して
給油され、第1シリンダの縮小側油室の油が第4油路、
第2シリンダの縮小側油室を介して第2油路から排油さ
れるため、第1シリンダが伸長する。なお、第1シリン
ダが伸長する過程の初期で、第1シリンダが所定長伸長
して縮小終端域を脱すると、第3弁は第3油路を閉成す
る。
【0019】また、第2弁が第3油路を開放した最も伸
長状態で第2油路に給油すると、第2シリンダの縮小側
油室、第4油路を介して第1シリンダの縮小側油室に給
油され、第1シリンダの伸長側油室の油が、第2弁が配
設された第3油路、第5油路を介して第1油路から排油
されるため、始めに第1シリンダが縮小する。そして、
第1シリンダの縮小終端になると、第3弁が作動して第
3油路を開放するので、第2シリンダの縮小側油室に給
油され、第2シリンダの伸長側油室の油が、第3弁およ
びチェック弁が配設された第3油路、第5油路を介して
第1油路から排油されるため、第2シリンダが縮小す
る。なお、第2シリンダが縮小する過程の初期で、第2
シリンダが所定長縮小して伸長終端域を脱すると、第2
弁は第3油路を閉成する。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の第1実施例である二段シリンダ
の概略構成を示す説明図、図2〜図5は図1に示した二
段シリンダの動作説明図であり、図14〜図16と同一
または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。こ
れらの図において、3aはシリンダカバー3の中央に設
けられた筒部を示し、ピストン5を貫通し、先端が常
時、後述する室6a内に位置する長さとされている。3
bはシリンダカバー3に設けられた孔を示し、筒部3a
の孔と、縮小側油室18とを連通するものである。
【0021】5aはピストン5に設けられた孔を示し、
室6aと第1シリンダ1の縮小側油室8とを連通するも
のである。6aはピストンロッド6に形成された室を示
す。そして、この第1実施例における第1シリンダ1の
縮小側油路8と第2シリンダ11の縮小側油路18とを
連通する第4油路24は、孔5a、室6a、筒部3aの
孔および孔3bで構成されている。なお、第4油路24
は、従来例のように設けてもよい。
【0022】31は第3油路23の途中に配設された弁
を示し、第3油路23を開閉する弁本体32と、第3油
路23を開放させる方向に弁本体32を移動させる駆動
杆33と、第3油路23を閉成させる方向に弁本体32
を付勢するスプリング34とで構成されている。そし
て、弁本体32には、第3油路23を開放させたときに
油が周方向に流通する孔32aが設けられている。
【0023】なお、駆動杆33は、第2シリンダ11が
伸長終端に近づくと、シリンダカバー14に当接した
後、スプリング34の付勢力に抗して弁本体32を移動
させ、第3油路23を開放させる。そして、弁本体32
と、駆動杆33とを一体的に構成してもよい。
【0024】次に、動作について説明する。まず、図1
に示すように、最も縮小した状態の二段シリンダを伸長
させる場合、図示を省略した油給排装置により、図示を
省略したカウンターバランス弁などを介して第1油路2
1から伸長側油室17に給油すると、弁本体32が両伸
長側油室7,17を連通する第3油路23を閉成する油
圧を受けるので、弁31は第3油路23を閉成する。
【0025】このように、弁31が第3油路23を閉成
すると、伸長側油室17に給油されるので、図2に示す
ように、ピストン15が移動し、ピストンロッド16が
突出して伸長する。このとき、縮小側油室18の油は、
第2油路22から排出され、カウンターバランス弁など
を介して油給排装置へ戻る。
【0026】そして、第2シリンダ11が伸長終端に近
づくと、駆動杆33がシリンダカバー14に当接するの
で、図3に示すように、ピストン15がシリンダカバー
14に当接する状態まで移動すると、駆動杆33はスプ
リング34の付勢力に抗して弁本体32を移動させるの
で、弁31は第3油路23を開放する。このように、弁
31が第3油路23を開放すると、伸長側油室17、第
3油路23を介して伸長側油室7に給油されるので、図
4に示すように、ピストン5が移動し、ピストンロッド
6が突出して伸長する。
【0027】このとき、縮小側油室8の油は、孔5a、
室6a、筒部3aの孔および孔3bで構成される第4油
路24、縮小側油室18を介して第2油路22から排出
され、カウンターバランス弁などを介して油給排装置へ
戻る。そして、最終的に、図5に示すように、ピストン
5がシリンダカバー4に当接する状態まで移動してピス
トンロッド6が突出する、最も伸長した状態となる。
【0028】次に、図5に示すように、最も伸長した状
態の二段シリンダを縮小させる場合、油給排装置からカ
ウンターバランス弁などを介して第2油路22に給油す
ると、第4油路24で両縮小側油室8,18が連通して
いるが、受圧面積の小さなピストン5の受圧が高くなっ
ているので、図4に示すように、ピストン5が移動し、
縮小側油室18、第4油路24を介して縮小側油室8に
給油されるため、ピストンロッド6が進入して縮小す
る。このとき、伸長側油室7の油は、弁本体32が第3
油路23を開放させているので、第3油路23、伸長側
油室17を介して第1油路21から排出され、カウンタ
ーバランス弁などを介して油給排装置へ戻る。
【0029】そして、図3に示すように、ピストン5が
シリンダカバー3に当接すると、縮小側油室18に給油
されるので、図2に示すように、ピストン15が移動
し、ピストンロッド16が進入して縮小する。このと
き、伸長側油室17の油は、第1油路21から排出さ
れ、カウンターバランス弁などを介して油給排装置へ戻
る。
【0030】なお、ピストン15が移動することによっ
て駆動杆33がシリンダカバー14で押圧されなくなる
と、スプリング34の付勢力によって弁本体32が移動
させられて第3油路23を閉成する。そして、最終的
に、図1に示すように、ピストン15がシリンダカバー
13に当接する状態まで移動してピストンロッド16が
進入する、最も縮小した状態となる。
【0031】上述したように、この発明の第1実施例に
よれば、弁31の作用によって第2シリンダ11を伸長
させた後に第1シリンダ1を伸長させることができるの
で、伸長する過程で全長が短くならなくなる。したがっ
て、この発明の第1実施例の二段シリンダを用いてジャ
ッキを構成すると、伸長する過程で全長が短くならなく
なるため、車両を上昇させる過程で車両が傾かず、転倒
しなくなる。そして、石突きAと地面との間隔を大きく
採れないような車両の部分にジャッキを配設しても、ジ
ャッキのストロークを充分に確保できるため、車両を傾
斜地に駐車させても、車両を上昇させて水平状態にする
ことができる。
【0032】図6はこの発明の第2実施例である二段シ
リンダの概略構成を示す説明図、図7〜図13は図6に
示した二段シリンダの動作説明図であり、図1〜図5と
同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略す
る。3cはシリンダカバー3の中央に設けられた有底筒
部を示し、筒部3aの内側に設けられ、後述する筒部1
3aの先端が底部分に衝合しない長さとされている。
【0033】13aはシリンダカバー13の中央に設け
られた筒部を示し、ピストン15,5を貫通し、先端が
常時有底筒部3c内に位置する長さとされている。13
bはシリンダカバー13に設けられた孔13bを示し、
筒部13aの孔と、第1油路21とを連通するものであ
る。25は第5油路を示し、筒部13aの孔と、孔13
bとで構成され、第1油路21と、第3油路23の途中
とを連通する油路である。
【0034】41は第1弁を示し、第1油路21と第5
油路25との接続部分と、第2シリンダ11の伸長側油
室17との間の第1油路21の途中に配設され、第1油
路21を開閉する弁本体42と、第1油路21を閉成さ
せる方向に弁本体42を付勢するスプリング43とで構
成されている。
【0035】51は第2弁を示し、第3油路23と第5
油路25との接続部分と、第2シリンダ11の縮小側油
室18との間の第3油路23の途中に配設され、第3油
路23を開閉する弁本体52と、第3油路23を開放さ
せる方向に弁本体52を移動させる駆動杆53と、第3
油路23を閉成させる方向に弁本体52を付勢するスプ
リング54とで構成されている。そして、弁本体52に
は、第3油路23を開放させたときに油が周方向に流通
する孔52aが設けられている。なお、駆動杆53は、
第2シリンダ11が伸長終端に近づくと、シリンダカバ
ー14に当接した後、スプリング54の付勢力に抗して
弁本体52を移動させ、第3油路23を開放させる。
【0036】61は第3弁を示し、第3油路23と第5
油路25との接続部分と、第2シリンダ11の伸長側油
室17との間の第3油路23の途中に配設され、第3油
路23を開閉する弁本体62と、第3油路23を開放さ
せる方向に弁本体62を移動させる駆動杆63と、第3
油路23を閉成させる方向に弁本体62を付勢するスプ
リング64とで構成されている。そして、弁本体62に
は、第3油路23を開放させたときに油が周方向に流通
する孔62aが設けられている。なお、駆動杆63は、
第1シリンダ1が縮小終端に近づくと、スプリング64
の付勢力に抗してピストン5で押圧されて弁本体62を
移動させ、第3油路23を開放させる。
【0037】71はチェック弁を示し、第3油路23と
第5油路25との接続部分と、第3弁61との間の第3
油路23の途中に配設され、第3油路23を開閉するボ
ール72と、第3油路23を閉成させる方向にボール7
2を付勢するスプリング73とで構成され、第5油路2
5側へのみ油を流通させものである。なお、第2および
第3弁51,61は、弁本体52,62と、駆動杆5
3,63とを一体的に構成してもよい。
【0038】次に、動作について説明する。まず、図6
に示すように、最も縮小した状態の二段シリンダを伸長
させる場合、図示を省略した油給排装置により、図示を
省略したカウンターバランス弁などを介して第1油路2
1に給油すると、駆動杆63がピストン5で押圧されて
いるので、第3弁61は第3油路23を開放する。しか
し、弁本体52はスプリング54で付勢されるととも
に、第3油路23を閉成する油圧を受けるので、第2弁
51は第3油路23を閉成する。
【0039】したがって、第2弁51が第3油路23を
閉成しているので、弁本体42が第1油路21を開放す
る油圧を受け、スプリング43の付勢力に抗して移動す
るため、第1弁41は第1油路21を開放する。このよ
うに、第1弁41が第1油路21を開放すると、伸長側
油室17に給油されるので、図7に示すように、ピスト
ン15が移動し、ピストンロッド16が突出して伸長す
る。このとき、縮小側油室18の油は、第2油路22か
ら排出され、カウンターバランス弁などを介して油給排
装置へ戻る。
【0040】そして、第2シリンダ11が伸長終端に近
づくと、駆動杆53がシリンダカバー14に当接するの
で、図8に示すように、ピストン15がシリンダカバー
14に当接する状態まで移動すると、駆動杆53はスプ
リング54の付勢力に抗して弁本体52を移動させるの
で、第2弁51は第3油路23を開放する。このよう
に、第2弁51が第3油路23を開放すると、第5油路
25、第2弁51が配設された第3油路23を介して伸
長側油室7に給油されるので、図9に示すように、ピス
トン5が移動し、ピストンロッド6が突出して伸長す
る。
【0041】このとき、縮小側油室8の油は、孔5a、
室6a、筒部3aの孔および孔3bで構成される第4油
路24、縮小側油室18を介して第2油路22から排出
され、カウンターバランス弁などを介して油給排装置へ
戻る。なお、第1シリンダ1が縮小終端域を脱すると、
ピストン5が駆動杆63を押圧しなくなるので、弁本体
62がスプリング64の付勢力によって押圧されるた
め、第3弁61は第3油路23を閉成する。そして、最
終的に、図10に示すように、ピストン5がシリンダカ
バー4に当接する状態まで移動してピストンロッド6が
突出する、最も伸長した状態となる。
【0042】次に、図10に示すように、最も伸長した
状態の二段シリンダを縮小させる場合、油給排装置から
カウンターバランス弁などを介して第2油路22に給油
すると、縮小側油室18に油が流入しようとしても、弁
本体42がスプリング43の付勢力によって押圧される
ため、第1弁41が第1油路21を閉成するので、縮小
側油室18に油が流入せず、縮小側油室18、第4油路
24を介して縮小側油室8に給油され、図11に示すよ
うに、ピストン5が移動し、ピストンロッド6が進入し
て縮小する。このとき、伸長側油室7の油は、弁本体5
2が第3油路23を開放させているので、第2弁51が
配設された第3油路23、第5油路25を介して第1油
路21から排出され、カウンターバランス弁などを介し
て油給排装置へ戻る。
【0043】そして、第1シリンダ1が縮小終端に近づ
くと、駆動杆63がピストン5で押圧されるので、図1
2に示すように、ピストン5がシリンダカバー3に当接
する状態まで移動すると、駆動杆63はスプリング64
の付勢力に抗して弁本体62を移動させるため、弁61
は第3油路23を開放する。このように、第3弁61が
第3油路23を開放すると、縮小側油室18に給油され
るので、図13に示すように、ピストン15が移動し、
ピストンロッド16が進入して縮小する。
【0044】このとき、伸長側油室17の油は、第3弁
61が第3油路23を開放させているので、第3弁61
およびチェック弁71が配設された第3油路23、第5
油路25を介して第1油路21から排出され、カウンタ
ーバランス弁などを介して油給排装置へ戻る。そして、
最終的に、図6に示すように、ピストン15がシリンダ
カバー14に当接する状態まで移動してピストンロッド
16が進入する、最も縮小した状態となる。
【0045】上述したように、この発明の第2実施例に
よれば、第1〜第3弁41,51,61およびチャック
弁71の作用によって第2シリンダ11を伸長させた後
に第1シリンダ1を伸長させ、第1シリンダ1を縮小さ
せた後に第2シリンダ11を縮小させることができるの
で、伸長する過程および縮小する過程で全長が短くなら
なくなる。したがって、この発明の第2実施例の二段シ
リンダを用いてジャッキを構成すると、伸長する過程お
よび縮小する過程で全長が短くならなくなるため、車両
を上昇させる過程または下降させる過程で車両が傾か
ず、転倒しなくなる。そして、石突きAと地面との間隔
を大きく採れないような車両の部分にジャッキを配設し
ても、ジャッキのストロークを充分に確保できるため、
車両を傾斜地に駐車させても、車両を上昇させて水平状
態にすることができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、第
3油路の途中に、第2シリンダの伸長終端で作動して油
路を開放させる弁を配設したので、弁の作用によって第
2シリンダを伸長させた後に第1シリンダを伸長させる
ことができため、伸長する過程で全長が短くならなくな
る。したがって、第1の発明の二段シリンダを用いてジ
ャッキを構成すると、伸長する過程で全長が短くならな
くなるため、車両を上昇させる過程で車両が傾かず、転
倒しなくなる。そして、石突きと地面との間隔を大きく
採れないような車両の部分にジャッキを配設しても、ジ
ャッキのストロークを充分に確保できるため、車両を傾
斜地に駐車させても、車両を上昇させて水平状態にする
ことができる。
【0047】また、第2の発明によれば、第1油路の途
中に、第2シリンダを伸長させるときのみ油路を開放さ
せる第1弁を配設し、第1弁の上流側に位置する第1油
路と第3油路の途中とを連通する第5油路を設け、この
第5油路と第1シリンダの伸長側油室との間の第3油路
の途中に、第2シリンダの伸長終端で作動して油路を開
放させる第2弁を配設し、第5油路と第2シリンダの伸
長側油室との間の第3油路の途中に、第1シリンダの縮
小終端で作動して油路を開放させる第3弁を配設し、こ
の第3弁と第5油路との間の第3油路の途中に、第5油
路側へのみ油を流すチェック弁を配設したので、第1〜
第3弁およびチャック弁の作用によって第2シリンダを
伸長させた後に第1シリンダを伸長させ、第1シリンダ
を縮小させた後に第2シリンダを縮小させることができ
るため、伸長する過程および縮小する過程で全長が短く
ならなくなる。
【0048】したがって、第2の発明の二段シリンダを
用いてジャッキを構成すると、伸長する過程および縮小
する過程で全長が短くならなくなるため、車両を上昇さ
せる過程または下降させる過程で車両が傾かず、転倒し
なくなる。そして、石突きと地面との間隔を大きく採れ
ないような車両の部分にジャッキを配設しても、ジャッ
キのストロークを充分に確保できるため、車両を傾斜地
に駐車させても、車両を上昇させて水平状態にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である二段シリンダの概
略構成を示す説明図である。
【図2】図1に示した二段シリンダの動作説明図であ
る。
【図3】図1に示した二段シリンダの動作説明図であ
る。
【図4】図1に示した二段シリンダの動作説明図であ
る。
【図5】図1に示した二段シリンダの動作説明図であ
る。
【図6】この発明の第2実施例である二段シリンダの概
略構成を示す説明図である。
【図7】図6に示した二段シリンダの動作説明図であ
る。
【図8】図6に示した二段シリンダの動作説明図であ
る。
【図9】図6に示した二段シリンダの動作説明図であ
る。
【図10】図6に示した二段シリンダの動作説明図であ
る。
【図11】図6に示した二段シリンダの動作説明図であ
る。
【図12】図6に示した二段シリンダの動作説明図であ
る。
【図13】図6に示した二段シリンダの動作説明図であ
る。
【図14】従来の二段シリンダの一例の概略構成を示す
説明図である。
【図15】図14に示した二段シリンダの動作説明図で
ある。
【図16】図14に示した二段シリンダの動作説明図で
ある。
【符号の説明】
1 第1シリンダ 3 シリンダカバー 3a 筒部 3b 孔 3c 有底筒部 5 ピストン 5a 孔 6 ピストンロッド 6a 室 7 伸長側油室 8 縮小側油室 11 第2シリンダ 13 シリンダカバー 13a 筒部 13b 孔 15 ピストン 16 ピストンロッド 17 伸長側油室 18 縮小側油室 21 第1油路 22 第2油路 23 第3油路 24 第4油路 25 第5油路 31 弁 41 第1弁 51 第2弁 61 第3弁 71 チェック弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1シリンダを第2シリンダのピストン
    部、ピストンロッド部とし、前記第2シリンダに、前記
    第2シリンダの伸長側油室に連通する第1油路と、前記
    第2シリンダの縮小側油室に連通する第2油路とを設
    け、前記第1シリンダの伸長側油室と前記第2シリンダ
    の伸長側油室とを第3油路で連通させるとともに、前記
    第1シリンダの縮小側油室と前記第2シリンダの縮小側
    油室とを第4油路で連通させた二段シリンダにおいて、 前記第3油路の途中に、前記第2シリンダの伸長終端で
    作動して油路を開放させる弁を配設した、 ことを特徴とする二段シリンダ。
  2. 【請求項2】 第1シリンダを第2シリンダのピストン
    部、ピストンロッド部とし、前記第2シリンダに、前記
    第2シリンダの伸長側油室に連通する第1油路と、前記
    第2シリンダの縮小側油室に連通する第2油路とを設
    け、前記第1シリンダの伸長側油室と前記第2シリンダ
    の伸長側油室とを第3油路で連通させるとともに、前記
    第1シリンダの縮小側油室と前記第2シリンダの縮小側
    油室とを第4油路で連通させた二段シリンダにおいて、 前記第1油路の途中に、前記第2シリンダを伸長させる
    ときのみ油路を開放させる第1弁を配設し、 前記第1弁の上流側に位置する前記第1油路と前記第3
    油路の途中とを連通する第5油路を設け、 この第5油路と前記第1シリンダの伸長側油室との間の
    前記第3油路の途中に、前記第2シリンダの伸長終端で
    作動して油路を開放させる第2弁を配設し、 前記第5油路と前記第2シリンダの伸長側油室との間の
    前記第3油路の途中に、前記第1シリンダの縮小終端で
    作動して油路を開放させる第3弁を配設し、 この第3弁と前記第5油路との間の前記第3油路の途中
    に、前記第5油路側へのみ油を流すチェック弁を配設し
    た、 ことを特徴とする二段シリンダ。
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