JPH0725834B2 - プロピレンの単独及び共重合体の製法 - Google Patents

プロピレンの単独及び共重合体の製法

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JPH0725834B2
JPH0725834B2 JP61268788A JP26878886A JPH0725834B2 JP H0725834 B2 JPH0725834 B2 JP H0725834B2 JP 61268788 A JP61268788 A JP 61268788A JP 26878886 A JP26878886 A JP 26878886A JP H0725834 B2 JPH0725834 B2 JP H0725834B2
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    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F10/04Monomers containing three or four carbon atoms
    • C08F10/06Propene
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプロピレンの単独重合体又は共重合体の製法に
関し、詳しくは(1)チタン、マグネシウム、塩素及び
ベンゾールカルボン酸誘導体を含有するチタン成分、
(2)次式 ▲XAlR1 2▼ (XはR1、R1は8個以下特に4個以下の炭素原子を有す
るアルキル基)のアルミニウム成分及び(3)次式 R2nSi(OR34-n (R2は16個以下好ましくは10個以下の炭素原子を有する
アリール基又はアルキル基特にフエニル基、R3は15個以
下特に7個以下の炭素原子を有するアルキル基、nは0
〜3特に0〜2の数)のシラン成分から成り、チタン成
分(1)のチタン対アルミニウム成分(2)のアルミニ
ウムの原子比が1:10ないし1:500、特に1:20ないし1:200
で、アルミニウム成分(2)のアルミニウム対シラン成
分(3)の珪素の原子比が1:0.01ないし1:0.5、特に1:
0.03ないし1:0.3であるチーグラー−ナツタ触媒系を使
用して、20〜160℃好ましくは50〜120℃特に50〜90℃の
温度及び1〜100バール好ましくは8〜70バール特に10
〜50バールの圧力において、単量体を重合特に乾相重合
させることによる、プロピレンの単独重合体又はプロピ
レンと少量の他のC2〜C6−α−モノオレフインからの共
重合体の製法に関する。
この種の重合法は既知である。比較しうる他の方法に対
する特殊性は、触媒系の特殊な構成にあつて、これに対
し欧州特許45977号、同公開出願144021号及び英国特許2
143834号の方法はプロト型と呼ばれる。特定の目的を達
成するための触媒系の特殊な態様は例えば次のとおりで
ある。
(A)立体規則性(イソタクチツク)重合体の含量の高
い重合体に導く触媒系。
(B)重合体を高収量で(すなわち高い生産性で)提供
しうる触媒系。これを使用すると触媒系の重量単位当た
りの重合体の生成量が向上する。
(C)重合体中のハロゲン量が低くなる触媒系。これに
よつて(B)の収量が上昇する。
(D)最大活性ができるだけ長期間にわたり一定にない
し比較的一定に保たれる触媒。これは触媒収率のために
重要であるばかりでなく、いわゆるカスケード法により
単独重合体及び共重合体特にブロツク共重合体を製造す
る場合にきわめて重要である。
(E)得られる重合体の形態学上の性質、すなわち単一
の粒径及び/又は微粒部分の減少及び/又は高いかさ密
度等に一定の様式で影響を与える触媒系。これは例えば
重合系の技術的管理、重合体の仕上げ処理及び/又は重
合体の加工において重要である。
(F)分子量調節剤例えば特に水素の作用下の重合にお
いて、調節剤の量を比較的少量にすることを可能にする
触媒系。これは例えば操作の熱力学のために重要であ
る。
(G)特殊な重合法、例えば懸濁重合の特殊性に、又は
乾相重合の特殊性に適合する触媒系。
(H)特性スペクトリがいずれかの利用分野に適合する
重合体を与える触媒系。
(I)そのチタン成分(1)が特に製造しやすい触媒
系。
(K)特に臭気の少ない重合体の製造を可能にする触媒
系。
これまでの経験によれば、多くの目的のうちには、触媒
の特別の態様によつて、他の目的を犠牲にしてのみ達成
できる目的があることが知られている。この事情から希
望の目的が達成されるだけでなく、他の望ましい目的の
犠牲をできるだけ少なくしうる触媒の態様を開発するこ
とが一般に要望されている。
本発明の課題は、同様な目的において既知の触媒と比較
して、より良好な結果、すなわち(A)、(C)、
(G)及び(I)に示された目的に関してより良好な結
果を与えるが、同時に(D)、(E)及び(H)に示さ
れる目的の犠牲をできるだけ少なくする新しい触媒系を
提供することであつた。
本発明者らはこの課題が、特別の原料物質から特別の方
法で3段階によつて製造されたチタン成分(1)を含有
する冒頭に記載の触媒系によつて解決しうることを見出
した。
本発明は、(1)チタン、マグネシウム、塩素及びベン
ゾールカルボン酸誘導体を含有するチタン成分、(2)
次式 ▲XAlR1 2▼ (XはR1、R1は8個以下特に4個以下の炭素原子を有す
るアルキル基)のアルミニウム成分及び(3)次式 R2nSi(OR34-n (R2は16個以下好ましくは10個以下の炭素原子を有する
アリール基又はアルキル基特にフエニル基、R3は15個以
下特に7個以下の炭素原子を有するアルキル基、nは0
〜3特に0〜2の数)のシラン成分から成り、チタン成
分(1)のチタン対アルミニウム成分(2)のアルミニ
ウムの原子比が1:10ないし1:500、特に1:20ないし1:200
で、アルミニウム成分(2)のアルミニウム対シラン成
分(3)の珪素の原子比が1:0.01ないし1:0.5、特に1:
0.03ないし1:0.3であるチーグラー−ナツタ触媒系を使
用して、20〜160℃好ましくは50〜120℃特に50〜90℃の
温度及び1〜100バール好ましくは8〜70バール特に10
〜50バールの圧力において、単量体を重合特に乾相重合
させることによる、プロピレンの単独重合体又はプロピ
レンと少量の他のC2〜C6−α−モノオレフインからの共
重合体の製法において、チタン成分(1)として、 (1.1)第一工程において、(1.1.1)液状のアルカン又
は芳香族の炭化水素特に液状アルカン炭化水素の中で、
(1.1.2)粒径が0.01〜5mm好ましくは0.01〜2mm特に0.0
5〜0.3mmの微粒子の次式 MgX2 (Xはハロゲン原子特に塩素原子)のマグネシウム化合
物、(1.1.3)次式 R4OH (R4はC1〜C8−好ましくはC2〜C6−特にC2−アルキル
基)のアルコール、(1.1.4)次式 (R5はC1〜C18−、好ましくはC2〜C12−特にC2〜C8−ア
ルコキシ基)のフタル酸誘導体及び(1.1.5)四塩化チ
タンを反応させ、その場合(1.1.A)まず撹拌しながら
−20〜+40℃特に+10〜+30℃の温度でマグネシウム化
合物とアルコールを一緒にし(炭化水素の100モル部に
対し5〜30モル部好ましくは10〜20モル部特に13〜18モ
ル部のマグネシウム化合物を使用し、そしてマグネシウ
ム化合物の100モル部に対し100〜600モル部好ましくは2
00〜400モル部特に200〜350モル部のアルコールを使用
する)、撹拌を0.2〜12時間特に0.5〜4時間継続し、か
つ温度を−20〜+150℃特に+50〜+130℃に保持し、
(1.1.B)続いて撹拌しながら−20〜+40℃特に+10〜
+30℃の温度で四塩化チタンを添加し(アルコール100
モル部に対し50〜500モル部好ましくは80〜300モル部特
に90〜250モル部の四塩化チタンを使用する)、そして
得られた混合物を撹拌しながら10〜150℃特に60〜120℃
の温度に0.1〜4時間特に0.2〜2.5時間保持し(その際
短時間より高い温度となし又はその逆にする)、(1.1.
A)及び/又は(1.1.B)の操作中にフタル酸誘導体を添
加し(マグネシウム化合物100モル部に対し1〜50モル
部好ましくは5〜30モル部特に10〜25モル部のフタル酸
を使用する)、得られた固形の中間生成物を液相から分
離し、(1.2)第二工程において、工程(1.1)で得られ
た固形中間生成物(A重量%までマグネシウムから成
る)を100〜150℃特に115〜135℃の温度で四塩化チタン
を用いて半連続的又は特に連続的に、残留固形物のマグ
ネシウム含量が1.1〜2.4倍特に1.4〜2.0倍(すなわち1.
1・Aないし2.4・A特に1.4・Aないし2.0・A重量%が
マグネシウムから成る)に増加するまで抽出し、最後に
(1.3)第三工程において、工程(1.2)で残留する抽出
剤で湿つた固形物質を、液状C5〜C8−アルカンを用いて
1〜10回特に3〜5回洗浄し(洗浄工程1回につき固形
物質100重量部に対し300〜400容量部のアルカンを使用
する)、こうして工程(1.3)で得られた固形物質とし
てチタン成分(1)を収得することにより得られたもの
を使用することを特徴とする。
本発明の方法を下記に具体的に説明する。
重合法は、実際上任意の普通の技術的様式で、本方法の
特色を考慮に入れて、例えば非連続的、周期的又は連続
的操作により、懸濁重合法又は特に乾相重合法として実
施できる。前記の技術的態様(すなわちチーグラー−ナ
ツタ法によるα−モノオレフインの重合の技術的変法)
は、文献上及び実際上よく知られているので、詳しい説
明を省略するが、次のことを補足する。本発明の方法に
おいては、重合体の分子量を普通の手段、例えば調節剤
特に水素を用いて調節することができる。
そのほか本発明の方法においては、触媒系の各成分を種
々の手段で重合室に導入することができる。例えば
(a)一方の成分としてチタン成分(1)を、そして他
方の成分としてアルミニウム成分(2)及びシラン成分
(3)を一緒に同じ位置に導入する。(b)3成分をそ
れぞれ別の位置に導入する。(c)一方でチタン成分
(1)を、そして他方で成分(2)と(3)の混合物
を、それぞれ別の位置で導入する(これは乾相重合の際
に特に有利である)。(d)一方でチタン成分(1)と
シラン成分(3)の混合物を、そして他方でアルミニウ
ム成分(2)を、それぞれ別の位置で導入する。
新規触媒の物質に関して次に説明する。
(1)チタン成分の製造に用いられる液状炭化水素(1.
1.1)は、チーグラー−ナツタ型の触媒系のためのチタ
ン成分と普通のように一緒にして、触媒系又はそのチタ
ン成分に害を与えないものである。適当な炭化水素の例
はペンタン、ヘキサン、ヘプタン、ベンジン及びシクロ
ヘキサンである。
同様に用いられるマグネシウム化合物(1.1.2)は、前
記式の普通のものであつてよい。これは本質的に無水で
あるべきで、水含量は塩化マグネシウムの全量の1重量
%を越えてはならない。
チタン成分(1)の製造に用いられるアルコール(1.1.
3)(特にエタノールが適する)、ならびにフタル酸誘
導体(1.1.4)も普通のものでよい。これらは比較的高
純度であることが好ましい。
チタン成分(1)の製造に用いられる四塩化チタンは、
チーグラー−ナツタ触媒系において普通のものである。
段階(1.3)でチタン成分(1)の製造に用いられるア
ルカンも、同様に普通のものでよい。これは比較的高純
度であることが好ましい。
チタン成分(1)の製造は簡単で、専門家には説明を要
しない程度のことである。段階(1.1)、(1.2)及び
(1.3)について、単に得られた各固形物質の単離は、
好ましくは過により行われることだけを補足する。
(2)前記式のアルミニウム成分(2)としては、普通
のものが用いられ、これは文献上も実際上もよく知られ
ているので、詳しい説明を省略する。その代表的なもの
としては、例えばトリエチルアルミニウムがあげられ
る。
(3)触媒系を完成させるためのシラン成分(3)は、
特に前記式のテトラ−、トリ−又はジアルコキシシラン
である。その代表的なものとしては、例えばトリエトキ
シフエニルシラン及びジメトキシジフエニルシランがあ
げられる。
本発明の方法によれば、プロペンの、ならびにプロペン
と少量の他のC2〜C6−α−モノオレフインからの単独重
合体ならびに共重合体(例えば2成分型又は3成分型の
もの、さらにブロツク共重合体)が有利に製造され、そ
の場合特にコモノマーとしては、α−モノオレフイン例
えばエテン、ブテン−1及びヘキセン−1が好適であ
る。
実施例 チタン成分(1)の製造: まず(1.1)第一工程で、 (1.1.1)ヘプタン中で、 (1.1.2)0.08〜0.2mmの粒径を有する塩化マグネシウ
ム、 (1.1.3)エタノール、 (1.1.4)フタル酸ジ−n−ブチルエステル及び(1.1.
5)四塩化チタンを、 ヘプタン100モル部に対し塩化マグネシウム15モル部、
塩化マグネシウム100モル部に対しエタノール250モル部
及びフタル酸ジ−n−ブチルエステル20モル部、ならび
にエタノール100モル部に対し四塩化チタン200モル部の
割合で使用して、次のように反応させる。(1.1.A)強
力な撹拌器により撹拌しながら、まず20℃で塩化マグネ
シウム、エタノール及びフタル酸ジ−n−ブチルエステ
ルを一緒にし、2時間撹拌する間温度を95℃に保持し、
続いて(1.1.B)強力な撹拌器により撹拌しながら、20
℃で四塩化チタンを添加し、混合物を95℃に加熱し、こ
の温度を1時間保持し、その際得られる固形中間生成物
をガラス過板板上で吸引過して液相と分離する(少
量の固形中間生成物をヘプタンで洗浄したのち乾燥する
と、そのマグネシウム含量は11.4重量%である)。
(1.2)第二工程で、貯槽からの四塩化チタンを、ガラ
ス過板上にある(1.1)からの中間生成物の上に蒸留
して、撹拌しながら抽出剤と固形中間生成物の懸濁液を
形成させ、この懸濁液の温度を125℃に保持し、さらに
連続して蒸留される抽出剤をガラス過板を通して貯槽
に流入し、この操作を固形物質のマグネシウム含量が1
9.8重量%になるまで継続し、次いで過により液相と
固相を分離し、さらに (1.3)第三工程で、固形物質中に残留する液相をn−
ヘプタンで4回洗浄することにより除去し(毎回の洗浄
操作において、固形物質100重量部に対しn−ヘプタン3
50容量部を使用する)、乾燥によりチタン成分(1)を
単離する。
重合: 撹拌器を備えた10容量の鋼製オートクレーブに、ポリ
プロピレン粉末50g、アルミニウム成分(2)としての
アルミニウムトリエチル10mモル、シラン成分(3)と
してのトリエトキシフエニルシラン1mモル、水素5N及
びチタンとして計算して0.05mモルの前記により得られ
たチタン成分(1)を、30℃で装入する。反応器温度を
10分間に70℃に上昇し、その際ガス状プロピレンを圧入
することにより、反応圧力を27バールに増加する。
重合を撹拌しながら70℃及び27バールで2時間行い、そ
の際消費された単量体を連続的に新しいもので補充す
る。2100gの重合体が得られ、これはチタン成分(1)
の1gにつきポリプロピレン22300gの生産性に相当する。
この重合体は沸騰ヘプタン可溶分2.4%を含有し(立体
規則性の尺度)、きわめて高いかさ密度を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による触媒の調製工程を示すフローチャ
ート図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 平3−38285(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チタン成分(1)として、(1.1)第一工
    程において、(1.1.1)液状のアルカン又は芳香族の炭
    化水素の中で、(1.1.2)粒径が0.01〜5mmの微粒状の次
    式 MgX2 (Xはハロゲン原子)のマグネシウム化合物、(1.1.
    3)次式 R4OH (R4はC1〜C8−アルキル基)のアルコール、(1.1.4)
    次式 (R5はC1〜C18−アルコキシ基)のフタル酸誘導体及び
    (1.1.5)四塩化チタンを反応させ、その場合(1.1.A)
    まず攪拌しながら−20〜+40℃の温度でマグネシウム化
    合物とアルコールを一緒にし(炭化水素の100モル部に
    対し5〜30モル部のマグネシウム化合物を使用し、そし
    てマグネシウム化合物の100モル部に対し100〜600モル
    部のアルコールを使用する)、攪拌を0.2〜12時間継続
    し、かつ温度を−20〜+150℃に保持し、(1.1.B)続い
    て攪拌しながら−20〜+40℃の温度で四塩化チタンを添
    加し(アルコール100モル部に対し50〜500モル部の四塩
    化チタンを使用する)、そして得られた混合物を攪拌し
    ながら10〜150℃の温度に0.1〜4時間保持し、(1.1.
    A)及び/又は(1.1.B)の操作中にフタル酸誘導体を添
    加し(マグネシウム化合物100モル部に対し1〜50モル
    部のフタル酸誘導体を使用する)、得られた固形の中間
    生成物を液相から分離し、(1.2)第二工程において、
    工程(1.1)で得られた固形中間生成物(A重量%まで
    マグネシウムから成る)を100〜150℃の温度で、四塩化
    チタンを用いて半連続的又は連続的に、残留固形物質の
    マグネシウム含量が1.1〜2.4倍(すなわち1.1・Aない
    し2.4・A重量%がマグネシウムから成る)に増加する
    まで抽出し、最後に(1.3)第三工程において、工程
    (1.2)で残留する抽出剤で湿った固形物質を、液液状C
    5〜C8−アルカンを用いて1〜10回洗浄し(洗浄工程1
    回につき固形物質100重量部に対し300〜400容量部のア
    ルカンを使用する)、こうして工程(1.3)で得られた
    固形物質としてチタン成分(1)を収得することにより
    得られたものを使用することを特徴とする、(1)チタ
    ン、マグネシウム、塩素及びベンゾールカルボン酸誘導
    体を含有するチタン成分、(2)次式 ▲XAlR1 2▼ (XはR1、R1は8個以下の炭素原子を有するアルキル
    基)のアルミニウム成分及び(3)次式 R2nSi(OR34-n (R2は16個以下の炭素原子を有するアリール基又はアル
    キル基、R3は15個以下の炭素原子を有するアルキル基、
    nは0〜3の数)のシラン成分から成り、チタン成分
    (1)のチタン対アルミニウム成分(2)のアルミニウ
    ムの原子比が1:10ないし1:500で、アルミニウム成分
    (2)のアルミニウム対シラン成分(3)の珪素の原子
    比が1:0.01ないし1:0.5であるチーグラー−ナツタ触媒
    系を使用して、20〜160℃の温度及び1〜100バールの圧
    力において、単量体を重合させることによる、プロピレ
    ンの単独重合体又はプロピレンと少量の他のC2〜C6−α
    −モノオレフィンからの共重合体の製法。
JP61268788A 1985-11-16 1986-11-13 プロピレンの単独及び共重合体の製法 Expired - Lifetime JPH0725834B2 (ja)

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DE3540699.2 1985-11-16

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