JPH0725456A - トロリーチェーンコンベアの着荷及び脱荷装置 - Google Patents

トロリーチェーンコンベアの着荷及び脱荷装置

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Publication number
JPH0725456A
JPH0725456A JP19285493A JP19285493A JPH0725456A JP H0725456 A JPH0725456 A JP H0725456A JP 19285493 A JP19285493 A JP 19285493A JP 19285493 A JP19285493 A JP 19285493A JP H0725456 A JPH0725456 A JP H0725456A
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JP
Japan
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hanger
work
chuck mechanism
chain conveyor
chuck
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JP19285493A
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English (en)
Inventor
Masumi Sugioka
真澄 杉岡
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Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ホイールのようなワークをトロリーコンベア
のハンガーへ自動的に取付けたり、取外したりして、例
えば、塗装処理システム全体を自動化する。 【構成】 求心機構のチャック機構ロでホイールWを常
時同じ高さ位置で保持できるようにし、そのチャック機
構ロをエアシリンダでトロリーコンベアTCの真下ヘ進
出させたり、後退させて、トロリーコンベアTCに設け
られているハンガーHのピンPにホイールWを着荷した
り、ピンPからホイールWを取出したりする。この際、
チャック機構ロの移動の障害とならないように、ハンガ
ーHの下部を移動機構によりトロリーコンベアTCの進
行方向に沿って移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トロリーチェーンコン
ベアへ設けられているハンガーへワークを自動的に取付
け、及びそのハンガーからワークを自動的に取外すこと
のできるトロリーチェーンコンベアへの着荷及び脱荷装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、アルミニウム合金製の車
両用ホイールを塗装する際、トロリーチェーンコンベア
(以下、トロリーコンベアという)を脱脂工程や塗装工
程等を通るように張設しておき、そのトロリーコンベア
に設けられたハンガーにワークを取付けるようにしてい
る。そして、ワークがトロリーコンベアにより各工程を
通過したときには、塗装処理が終了するように構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトロリーコンベアにおいては、トロリーコンベアの
ハンガーに吊り下げられたワークは自動的に塗装等の処
理が行なわれるが、ハンガーへのワークの取付け及びハ
ンガーからのワークの取外しは、人手により行わなけれ
ばならないという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、上記問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、トロリーコ
ンベアへのワークの取付とトロリーコンベアからのワー
クの取外とを自動的に行うことのできるトロリーコンベ
アの着荷及び脱荷装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトロリーコ
ンベアの着荷装置は、ワークに設けられている開口に挿
入し、そのワークを支持するための、トロリーチェーン
コンベアの進行方向側に向いているピンを有する、その
トロリーチェーンコンベアに取付けられたハンガーと、
前記トロリーチェーンコンベアの着荷地点に設けられ、
前記ハンガーの下部をそのトロリーチェーンコンベアの
進行方向に沿って所定量移動させるハンガー移動機構
と、相対する把持部を互いに接近させて前記ワークを両
側から保持し、その把持部を互いに離反させてそのワー
クを解放するチャック機構と、そのチャック機構に保持
されたワークの開口部の軸心方向が前記ハンガーのピン
の軸心方向の位置になるまでそのチャック機構を進出さ
せるとともに、その進出位置からそのハンガーの移動に
障害とならない位置まで後退させるチャック移動機構
と、前記ハンガー移動機構が前記ハンガーの下部を所定
量前記トロリーチェーンコンベアの進行方向と反対方向
に移動させた後、前記ワークを保持したチャック機構を
進出させ、その後、そのハンガーの下部が元の位置とな
るようにそのハンガー移動機構を作動させ、次いでその
チャック機構をワークを解放するように作動させた後、
そのチャック機構を後退させる制御手段有することを特
徴としている。
【0006】また、本発明に係るトロリーコンベアの脱
荷装置は、上記目的を達成するために、ワークに設けら
れている開口に挿入し、そのワークを支持するための、
トロリーチェーンコンベアの進行方向側と逆方向に向い
ているピンを有する、そのトロリーチェーンコンベアに
取付けられたハンガーと、前記トロリーチェーンコンベ
アの脱荷地点に設けられ、前記ハンガーの下部をそのト
ロリーチェーンコンベアの進行方向に沿って所定量移動
させるハンガー移動機構と、相対する把持部を互いに接
近させて前記ワークを両側から保持し、その把持部を互
いに離反させてそのワークを解放するチャック機構と、
そのチャック機構に保持されたときのワークの開口部の
軸心方向が前記ハンガーのピンの軸心方向の位置になる
までそのチャック機構を進出させるとともに、その進出
位置からそのハンガーの移動に障害とならない位置まで
後退させるチャック移動機構と、前記ハンガー移動機構
が前記ハンガーの下部を所定量前記トロリーチェーンコ
ンベアの進行方向と同じ方向に移動させて保持し、相対
する把持部を離反させるとともに、前記チャック機構を
進出させ、その後、そのチャック機構でワークを保持す
るよう作動させ、次いで、そのハンガーの下部をハンガ
ー機構を作動させて再度進行方向側に所定量移動させた
後、チャック機構を後退させるよう作動させ、その後、
そのハンガーの下部が元の位置となるようにそのハンガ
ー移動機構を差動させる制御手段とを有することを特徴
としている。
【0007】
【作用】上記トロリーコンベアの着荷装置の構成におい
て、制御手段は、ハンガー移動機構がハンガーの下部を
所定量トロリーコンベアの進行方向と反対方向に移動さ
せると、ワークを保持したチャック機構を進出させる。
その後、ハンガーの下部が元の位置となるようにそのハ
ンガー移動機構を作動すると、ハンガーのピンはワーク
の開口部に挿入する。次いで、そのチャック機構をワー
クを解放するように作動させた後、つまり、把持部を開
いた後、そのチャック機構を後退させる。
【0008】また、上記トロリーコンベアの脱荷装置の
構成において、制御部は、ハンガー移動機構がハンガー
の下部を所定量トロリーコンベアの進行方向と同じ方向
に移動させた後、相対する把持部を互いに離反させると
ともに、チャック機構を進出させる。その後、ハンガー
機構によりそのハンガーの下部を再度進行方向側に所定
量移動させた後、ワークを保持したチャック機構を後退
するよう作動させ、その後、ハンガーの下部が元の位置
となるようにハンガー移動機構を作動させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明装置を適用したときの無端式のト
ロリーコンベアTCの平面図であって、トロリーコンベ
アTCの始端側の一部に着荷部Aが設けられているとと
もに、その終端側の一部に脱荷部Bが設けられている。
【0010】着荷部A及び脱荷部Bには、ローラコンベ
アRC,RCがそれぞれ設けられていて、処理前のワー
クWを着荷部Aまで搬送し、処理済のワークWを所定場
所まで搬出している。なお、ローラコンベアRCの代り
に、ベルトコンベア等の他の方式の搬送手段を用いるよ
うにしてもよい。
【0011】トロリーコンベアTCには、図2に示され
るように、進行方向の所定間隔毎にハンガーHが着脱自
在に、かつ回転自在に吊り下げられている。
【0012】図2(a)はハンガーHの正面図で、同図
(b)はその右側面図、つまり、トロリーコンベアTC
の進行方向側から見た図である。
【0013】ハンガーHは、負荷時における重心バラン
スを考慮して屈曲し、下部にトロリーコンベアTCの進
行方向へ突出する複数(図示の例では2本)のピンP,
Pが設けられている。したがって、このピンP,Pにワ
ークWの開口部(以下、穴という)W′が挿入してワー
クWがハンガーHに保持されたときは、ワークWの重心
を通る垂直線がハンガーHのトロリーコンベアTCの取
付位置に近づき、ワークWを所定の姿勢に保つことがで
きるように工夫されている。
【0014】なお、図示のワークWは車両用のホイール
であって、穴W′をホイールのハブに設けられている貫
通穴としている。以下、ワークWをホイールとして説明
する。
【0015】先ず、着荷装置から説明する。ホイールW
は、ローラコンベアRC上に一方の側面を載置して着荷
部Aに搬送されてくるので、着荷部Aでは、ホイールW
を起立することが行なわれる。
【0016】図3は、起立機構イを示し、同図(a)〜
(c)はホイールWの起立動作順を示している。なお、
同図(a′),(b′)は、同図(a),(b)の正面
図である。この起立機構イは、ローラコンベアRCの端
部から送出されてくるホイールWを円滑に受け入れるこ
とができるように上面にローラ1,1…を有する載置台
2を有している。
【0017】載置台2の一端部(ホイールWが送られて
くる方向と反対側の端部)には、ストッパ3が設けられ
ていて、ホイールWの移動を停止できるように構成され
ている(図3(a),(a′)参照)。
【0018】載置台2の一端部側は、支軸4により回動
自在に支持され、中央下部にはエアシリンダ5のロッド
6が設けられていて、載置台2を水平に、また、後述の
ように倒立させることができるように構成されている。
【0019】したがって、載置台2は、ホイールWを受
け入れたことが図示しないセンサで検出されると、エア
シリンダ5のロッド6が伸長されて、図3(b),
(b′)に示されるように倒立させられる。このため、
ホイールWは、ストッパ3にリム面を当接して起立状
態、つまり、ホイールWは転動できる状態となる。
【0020】載置台2の一端部側には、図3(c)に示
されるように、フレーム7が設けられている。このフレ
ーム7の一端部(後述するチャック機構ロ側の端部)側
が支軸8で回動自在に設けられている。また、フレーム
7の中央下部には、エアシリンダ9のロッド10が設け
られている。
【0021】したがって、エアシリンダ9が作動してロ
ッド10が伸長されると、載置台2は、図3(c)の二
点鎖線で示されるように、支軸8側を下にして傾動する
ことができる。この傾動により、ストッパ3上のホイー
ルWは、チャック機構ロ側に転動する。
【0022】なお、図3(c)中11は、転動してくる
ホイールを受け止めて位置決めするストッパであり、チ
ャック機構ロの動作に障害とならない配置となってい
る。
【0023】次に、図4に基づいてチャック機構ロにつ
いて説明する。図4(a)〜(c)は、チャック機構ロ
の主要構成部分のみを示し、矢印で各部の動きの方向を
示していてホイールWを保持する動作順を示している。
なお、図4(a)〜(c)の逆の動作は、ホイールWを
解放する順序となる。
【0024】チャック機構ロは、いわゆる求心機構から
構成されている。すなわち、上下に一対のフレーム20
a,20bを有し、両フレーム20a,20bの両端部
が中間が回動自在な一対のリンク棒21a,21bでそ
れぞれ連結されている。そして、フレーム20a,20
bの中央背面側には、エアシリンダ22(図4(a)で
は省略)が掛け渡されている。また、両フレーム20
a,20bの正面両端側には、回転自在なローラを備え
た把持部23,23…がそれぞれ設けられている。な
お、各フレーム20a,20bに位置する水平方向の両
把持部23,23の間隔は、トロリーコンベアTCで搬
送されるホイールWのうち、最少の直径よりも少し小さ
く決められている。
【0025】したがって、エアシリンダ22が作動し
て、そのロッド22′が後退すると、両フレーム20
a,20bが互いに等距離ずつ接近し、下方の把持部2
3,23にホイールWが載置されているときは、そのホ
イールを、常時,所定の高さに保持することができる
(図4(c)参照)。
【0026】なお、チャック機構ロの求心機構は、図4
(a′)に示されるように、リンク棒21a,21bの
交点中心を図示しないチャック機構ロのフレームに軸支
するようにしてもよい。この場合は、同図(a)に示さ
れるように、リンク棒の交点部分を平行移動させなくと
もよい特長がある。
【0027】図5は、着荷部Aにおけるチャック機構ロ
の移動状態が示されている。すなわち、チャック機構ロ
は、エアシリンダ30により、そのロッド31が伸長し
たときに、ホイールWの穴W′の軸心がハンガーHのピ
ンPの軸心と一致する位置までチャック機構ロを進出さ
せ(図5の右側部分参照)、ロッド31が縮小したとき
に、ホイールWを保持しているハンガーHの移動に障害
とならない位置まで後退させることができるように構成
されている。
【0028】すなわち、エアシリンダ30は、チャック
機構ロをトロリーコンベアTCの移動方向と直交する方
向に所定量移動することができるように構成されてい
る。
【0029】図5中、32はガイド板であって、トロリ
ーコンベアTCの移動方向と平行に、かつハンガーHの
下部の両側方向に所定の間隔を保って設けられている。
なお、このガイド板32は、脱荷部Bにも設けられてい
る。
【0030】したがって、着荷部A及び脱荷部Bにおい
ては、ハンガーHは、トロリーコンベアTCの移動方向
には自由に移動できるが、その移動方向と直交する方向
には移動が規制され、いわゆる揺れが効果的に防止され
る。
【0031】図5中33は、係止片34をそれぞれ有す
るハンガー移動機構であって、ガイド板32の少し上方
で、チャック機構ロが進出したときのチャック機構ロに
対向する前方(トロリーコンベアTCの進行方向手前)
に所定の間隔を保って一対設けられ、図示しないエアシ
リンダにより進出駆動されるように構成されている。こ
のハンガー移動機構33は、係止片34を所定量チャッ
ク機構ロの移動方向と交差する方向へ、つまりトロリー
コンベアTCの移動に沿って所定量移動できるととも
に、ガイド板32の上方に位置しないように、つまりハ
ンガーHの移動に障害とならない位置まで移動できるよ
うに構成されている。
【0032】次に、図6を参照しながら、チャック機構
ロからホイールWがハンガーHに保持される動作につい
て説明する。
【0033】図4(c)に示されるように、チャック機
構ロにホイールWが保持されると、そのチャック機構ロ
は、トロリーコンベアTC側にエアシリンダ30により
進出される(図5の右側参照)。
【0034】この移動に先立ち、ハンガー移動機構33
は、ハンガーHの下部をトロリーコンベアTCの移動方
向と反対側に所定量、つまりチャック機構ロの移動に障
害とならない位置まで移動される(図6(a)参照)。
【0035】チャック機構ロが所定位置に進出すると、
つまり、ホイールWの穴W′の軸心位置がハンガーHの
ピンPの軸心位置まで進出すると、ハンガー移動機構3
3の係止片34がハンガーHの下部を解放してトロリー
コンベアTCの進行方向へ移動させる。したがって、ハ
ンガーHのピンPは、チャック機構ロに向って進行し、
穴W′に挿入される(図6(b)参照)。
【0036】ピンPが穴W′に挿入されたら、つまり、
ハンガーHの下部が係止片34aから解放され、ホイー
ルWが垂下されたことを図示しないセンサで検出された
ら、チャック機構ロのエアシリンダ22を伸長して把持
部23,23…を開く(図6(c)参照)。これによ
り、ホイールWはチャック機構ロから解き放される。
【0037】次いで、チャック機構ロは、エアシリンダ
30が縮小して後退して、次のホイールWの保持用に待
機される(図5の左側参照)。
【0038】なお、上述したチャック機構ロの動作、及
びハンガー移動機構の動作は、図示しないプログラマブ
ルコントローラ(本発明の制御手段に当る)により制御
される。また、チャック機構3の着荷動作が確保される
ように、チャック機構3の動作速度とトロリーコンベア
TCの移動速度とが所定の関係に決められている。
【0039】次に、図7を参照して脱荷部Bにおけるハ
ンガーHからホイールWを取り外す動作を説明する。脱
荷部Bにも、着荷部Aと同様のチャック機構ロ及びハン
ガー移動機構33が設けられている。そして、ホイール
Wを保持したハンガーHが脱荷部Bの所定位置に来たと
き、ハンガー移動機構33が作動してハンガーHの下部
をチャック機構ロの移動に障害とならない位置まで後退
させる。次いで、チャック機構ロを図4(a)に示され
るように、上下側の把持部23,23…を最大に広げた
状態でエアシリンダ30を伸長して進出させる(図7
(a)参照)。なお、チャック機構ロを進出させた後
に、又は進出させる途中で上下側の把持部23,23…
を広げるようにしてもよい。
【0040】チャック機構ロが所定位置まで進出した
ら、つまり、チャック機構ロがホイールWを保持したと
きの穴W′の軸心がピンPの軸心と一致するところまで
進出したら、ハンガー移動機構33の係止片34の係止
を解いてトロリーコンベアTCの進行方向と反対方向へ
移動させた後、チャック機構ロの上下側の把持部23,
23…をエアシリンダ22を縮小させて閉じる。これに
より、ホイールWは、チャック機構ロに保持された状態
となる(図7(b)参照)。
【0041】そして、再び、ハンガー移動機構33を作
動させて、ピンPが穴W′から外れる位置までトロリー
コンベアTCの進行方向と同じ方向へ移動させた後、チ
ャック機構ロを元の位置までエアシリンダ30を縮小し
て後退させる(図7(c)参照)。
【0042】上述のようにして、ホイールWの外された
ハンガーHは、トロリーコンベアTCにより着荷部Aに
移動されるて、再びホイールWが着荷される。
【0043】なお、上述したチャック機構ロ及びハンガ
ー移動機構33の動作は、着荷部Aと同様に図示しない
プログラマブルコントローラにより制御される。
【0044】また、ハンガーHから脱荷されたチャック
機構ロのホイールWは、元の後退した位置で把持部2
3,23…が開かれて取り出される。
【0045】以上のように、本実施例装置は、着荷部A
及び脱荷部Bで、自動的にホイールWがトロリーコンベ
アTCに取付けられ、また取外されるので、塗装等の処
理システム全体を自動化することが可能である。
【0046】なお、上述の実施例では、ハンガーHの上
方のピンPへの着脱について述べたが、下方のピンPも
同様に行なわれる。また、ワークWとしてホイールの例
を示したが一定形状を呈し、把持部23,23…で把持
でき、かつピンPに挿入される穴を有するものであれ
ば、ホイールに限定されないことはもちろんである。
【0047】また、起立機構イを設けてホイールWをチ
ャック機構ロに移動させたが、ワークWが転動して、あ
るいはその他の周知の移動機構によりチャック機構ロに
ワークWが移動してくる場合は省略される。
【0048】
【発明の効果】本発明装置は、着荷部及び脱荷部にチャ
ック機構とハンガー移動機構を設けたので、トロリーコ
ンベアへのワークの取付と取外しとを自動的に行うこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の概略構成を示す平面図
である。
【図2】(a)はハンガーの正面図及び(b)は(a)
の右側面図である。
【図3】起立機構の動作状態を示す説明図である。
【図4】チャック機構の動作状態を示す説明図である。
【図5】チャック機構の進出,後退動作を示す平面図で
ある。
【図6】着荷動作を示す説明図である。
【図7】脱荷動作を示す説明図である。
【符号の説明】
ロ チャック機構 22 エアシリンダ 23 把持部 33 ハンガー移動機構 34 係止片 H ハンガー P ピン W ワーク(ホイール) W′ 開口部(穴) TC トロリーチェーンコンベア(トロリーコン
ベア)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65G 47/88 D 8010−3F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに設けられている開口に挿入し、
    そのワークを支持するための、トロリーチェーンコンベ
    アの進行方向側に向いているピンを有する、そのトロリ
    ーチェーンコンベアに取付けられたハンガーと、 前記トロリーチェーンコンベアの着荷地点に設けられ、
    前記ハンガーの下部をそのトロリーチェーンコンベアの
    進行方向に沿って所定量移動させるハンガー移動機構
    と、 相対する把持部を互いに接近させて前記ワークを両側か
    ら保持し、その把持部を互いに離反させてそのワークを
    解放するチャック機構と、 前記チャック機構に保持されたワークの開口部の軸心方
    向が前記ハンガーのピンの軸心方向の位置になるまでそ
    のチャック機構を進出させるとともに、その進出位置か
    らそのハンガーの移動に障害とならない位置まで後退さ
    せるチャック移動機構と、 前記ハンガー移動機構が前記ハンガーの下部を所定量前
    記トロリーチェーンコンベアの進行方向と反対方向に移
    動させた後、前記ワークを保持したチャック機構を進出
    させ、その後、そのハンガーの下部が元の位置となるよ
    うにそのハンガー移動機構を作動させ、次いでそのチャ
    ック機構をワークを解放するように作動させた後、その
    チャック機構を後退させる制御手段と、 を有することを特徴とするトロリーチェーンコンベアの
    着荷装置。
  2. 【請求項2】 ワークに設けられている開口に挿入し、
    そのワークを支持するための、トロリーチェーンコンベ
    アの進行方向側と逆方向に向いているピンを有する、そ
    のトロリーチェーンコンベアに取付けられたハンガー
    と、 前記トロリーチェーンコンベアの脱荷地点に設けられ、
    前記ハンガーの下部をそのトロリーチェーンコンベアの
    進行方向に沿って所定量移動させるハンガー移動機構
    と、 相対する把持部を互いに接近させて前記ワークを両側か
    ら保持し、その把持部を互いに離反させてそのワークを
    解放するチャック機構と、 前記チャック機構に保持されたときのワークの開口部の
    軸心方向が前記ハンガーのピンの軸心方向の位置になる
    までそのチャック機構を進出させるとともに、その進出
    位置からそのハンガーの移動に障害とならない位置まで
    後退させるチャック移動機構と、 前記ハンガー移動機構が前記ハンガーの下部を所定量前
    記トロリーチェーンコンベアの進行方向と同じ方向に移
    動させて保持し、相対する把持部を離反させるととも
    に、前記チャック機構を進出させ、その後、そのチャッ
    ク機構でワークを保持させ、次いで、そのハンガーの下
    部をハンガー機構を作動させて再度進行方向側に所定量
    移動させた後、チャック機構を後退させるよう作動さ
    せ、その後、そのハンガーの下部が元の位置となるよう
    にそのハンガー移動機構を作動させる制御手段と、 を有することを特徴とするトロリーチェーンコンベアの
    脱荷装置。
JP19285493A 1993-07-07 1993-07-07 トロリーチェーンコンベアの着荷及び脱荷装置 Pending JPH0725456A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100487661B1 (ko) * 1999-04-15 2005-05-03 현대중공업 주식회사 차륜탑재용 행거폴의 이물질 제거장치
CN104129634A (zh) * 2013-05-02 2014-11-05 北京智朗芯光科技有限公司 一种升降机构

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KR100487661B1 (ko) * 1999-04-15 2005-05-03 현대중공업 주식회사 차륜탑재용 행거폴의 이물질 제거장치
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