JPH032516Y2 - - Google Patents

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JPH032516Y2
JPH032516Y2 JP2188886U JP2188886U JPH032516Y2 JP H032516 Y2 JPH032516 Y2 JP H032516Y2 JP 2188886 U JP2188886 U JP 2188886U JP 2188886 U JP2188886 U JP 2188886U JP H032516 Y2 JPH032516 Y2 JP H032516Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば、ガードレール支柱の塗装ラ
インにおいてL形のハンガーを介して吊り下げら
れた塗装済みの支柱をハンガーから取り外す作業
等のごとく、トロリコンベヤーにL形のハンガー
を介して吊り下げられた搬送物をハンガーから取
り外す作業を自動的に行う搬送物取り外し装置に
関する。
[従来の技術] 上記ガードレール支柱の塗装ラインは、前処
理、塗料の塗布、焼き付け、冷却、ワニスの塗
布、乾燥等の諸工程を持ち、塗装する支柱はトロ
リコンベヤーにL形のハンガーを介して吊り下げ
られて前記の諸工程を搬送される。そして、乾燥
工程を終えた支柱はハンガーから取り外され次の
包装工程に送られるが、従来、支柱をハンガーか
ら取り外す作業は手作業で行つていた。この従来
の取り外し作業を説明すると、第3図において、
1は被塗装物である支柱、2は包装工程に支柱1
を送るベルトコンベヤー、3は支柱1の吊り孔1
aに下端水平部3aが差し込まれてこの支柱1を
吊すL形のハンガー、4はコ字形ハンガー5、回
転ハンガー6、および、前述のL形のハンガー3
を介して支柱1を吊り下げて塗装ラインの各工程
を通るトロリコンベヤーである。乾燥工程を終え
た支柱1は、ハンガー3に吊り下げられたまま矢
印イ方向に送られつつ下降して、下端部がコンベ
ヤー2に載り、傾斜状態のまま移動するが、ここ
で作業員7が手作業により支柱1をハンガー3か
ら外し、コンベヤー2上に載せていた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のごとき手作業は、多数の支柱が次々と送
られてくるものであるから、多大の労力を必要と
し、また、手作業であるため、支柱取り外しの間
隔、すなわち、次の包装工程への搬入の間隔にば
らつきが生じ、包装工程に支障をきたす場合も生
じる。上述の取り外し作業を自動化する手段は
種々考えられるところであるが、支柱1の吊り孔
1aにL形のハンガー3の下端水平部3aを差し
込む吊り下げ方式であることや、このハンガー
3、および、吊り下げられた支柱1は安定しない
こと等のことから、支柱を掴んで取り外す等の機
構により自動化しようとすれば、複雑な制御によ
る大掛かりな装置になつてしまう。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
支柱取り外し作業を自動的に行うことができる簡
単な機構の搬送物取り外し装置を提供し、取り外
し作業の労力の軽減を図り、また、次工程への搬
入のばらつきをなくそうとするものである。
[問題点を解決するための手段] この考案においては上記問題点を解決するため
に、移動して来る前記ハンガーを検出する検出ス
イツチと、上下動可能に、かつ、下端部を中心と
して搬送方向に揺動回動可能にされ、ベルトコン
ベヤーに下端部が接触して傾斜状態となつた搬送
物の上端部を下から支えるための受け治具と、こ
の受け治具を上下動させて前記の搬送物支え動作
を行わせる受け治具用シリンダと、前記受け治具
を下端部を中心として搬送方向に揺動回動させる
横押しシリンダと、搬送方向と直交して前記ハン
ガーに向けて設けられたハンガー外し用シリンダ
と、このハンガー外し用シリンダによつて進出駆
動され、かつ、先端部が下降傾斜して、先端部が
前記ハンガーと搬送物との間の隙間に入り込み、
ハンガーの搬送方向への移動を拘束するハンガー
拘束ロツドとを備え、前記検出スイツチの検出信
号に基づいて前記各シリンダを作動させて、搬送
物をハンガーから取り外しベルトコンベヤー上に
載せる構成とした。
[作用] 搬送物1はハンガー3に吊り下げられたまま下
端部がベルトコンベヤー2に載り傾斜状態となつ
て移動する。この搬送物1が所定の位置に来る
と、検出スイツチ12がこれを検出し、この検出
により受け治具用シリンダ14が作動して受け治
具13を上昇させて、この受け治具13で搬送物
1の上端部を支え、続いて、ハンガー外し用シリ
ンダ16が作動して、ハンガー拘束ロツド17が
進出し、かつ、その先端部が下降傾斜し、これに
よりハンガー拘束ロツド17の先端部がハンガー
3と搬送物1との間の隙間に入り込みハンガー3
の移動を拘束する。続いて、横押しシリンダ15
が作動して受け治具13を搬送方向に揺動回動さ
せるので、搬送物1の上端部は受け治具13とと
もに搬送方向に移動する。ところが前記のとおり
ハンガー3は拘束されているので、搬送物1はハ
ンガー3から外れ、ベルトコンベヤー2上に載せ
られる。
[実施例] 以下本考案の一実施例を第1図、第2図を参照
して説明する。
第1図は前述のガードレール支柱塗装ラインの
第3図に示した場所に設置された本考案の支柱取
り外し装置の斜視図、第2図A,B,C,Dは本
装置の支柱取り外し動作の説明図で、この支柱取
り外し装置10は、ベルトコンベヤー2が据え付
けられる床等に固定される支持枠11と、この支
持枠11に取り付けられてコンベヤー2に沿つて
移動してくるL形のハンガー3を検出するリミツ
トスイツチ(検出スイツチ)12と、上下動可能
に、かつ、下端部を中心として搬送方向に揺動回
動可能にされ、ベルトコンベヤー2に下端部が接
触して傾斜状態となつた支柱1の上端部を下から
支えるための受け治具13と、この受け治具13
を上下動させて前記の支柱支え動作を行わせる受
け治具用シリンダ14と、前記受け治具13を受
け治具用シリンダ14とともに搬送方向に揺動回
動させる横押しシリンダ15と、搬送方向と直交
して前記ハンガー3に向けて設けられたハンガー
外し用シリンダ16と、このハンガー外し用シリ
ンダ16によつて進出駆動され、かつ、先端部が
下降傾斜して、先端部が前記ハンガー3と支柱1
との間の隙間に入り込み、ハンガー3の搬送方向
への移動を拘束するハンガー拘束ロツド17と、
前記ハンガー3の進行方向に沿うガイド部18a
を有するとともに基端が前記支持枠11に固定さ
れて、前記ガイド部18aによつて前記ハンガー
3の支持枠11側への振れを防止するハンガーガ
イド18とを備えている。
前記支持枠11は、床等に固定される基台20
に立てられた支持柱21,22,23を有し、中
央の支持柱21にはU字金具24および当て金2
5を介して横部材26が固定され、手前の支持柱
22には手動・自動の切換スイツチ27を有した
操作箱28が取り付けられ、また、支持柱23の
上端には前述の横押しシリンダー15の基端がピ
ン結合されている。また、前述の横部材26の先
端には、案内用部材30が固定されている。
前記リミツトスイツチ12は、本体12aと検
出レバー12bとからなり、前記本体12aがリ
ミツトスイツチ後退用シリンダ32のロツド32
aに連結されている。このリミツトスイツチ後退
用シリンダ32は本体部32bを前記案内用部材
30の上面に固定しており、伸縮動作によつてリ
ミツトスイツチ12をハンガー3の進行方向と直
交する方向(ベルトコンベヤー2の幅方向)に進
退させる。このリミツトスイツチ後退用シリンダ
32が伸張した状態では、前記レバー12bはハ
ンガー3の進路をさえぎる位置にある。
前記受け治具13は、前記受け治具用シリンダ
14のロツド14cに連結されるとともに、軸3
5に固定され、この軸35は基端が基台20にピ
ン結合されたガイド筒36に揺動自在に嵌合して
おり、前記受け治具用シリンダ14とこのガイド
筒36とが一体にされている。なお、前記受け治
具用シリンダ14のロツドに受け治具13を直接
固定し、かつ、シリンダ14の本体14aを直接
基台20にピン結合すれば、軸35およびガイド
筒36を省略することもできる。また、この受け
治具13は、表面をウレタンゴムで形成してお
り、支柱1に柔らかく接触するので、取り外し作
業時の塗膜の傷付きを防止することができる。
前記ハンガー拘束ロツド17は、案内部材30
にピン40を介して上下回動自在に連結されたガ
イド部材38内を摺動自在に貫通しており、その
後端部には、前記案内用部材30の下面に接触す
るガイドローラ39が取り付けられている。
ハンガー拘束ロツド17を進退させるハンガー
外し用シリンダー16は、本体16aを前記ガイ
ド部材38に固定し、ロツド16bを前記ハンガ
ー拘束ロツド17の後端寄りの位置に固定したも
ので、ロツド16bを伸張することによつてハン
ガー拘束ロツド17を後退させ、一方ロツド16
bを退縮することによつてハンガー拘束ロツド1
7をハンガー3側に進出させる。
前述のガイドローラ39は、ハンガー外し用シ
リンダ16およびガイド部材38の自重により生
じる回転モーメントよつて、案内用部材30の下
面に常時接触しており、また、案内用部材30の
下面には、ハンガー拘束ロツド17の後退位置を
決めるストツパ42と、ハンガー拘束ロツド17
の進出時にローラ39の没入する窪み43とが設
けられており、窪み43にローラ39が入ると、
その窪み43の深さの分だけロツド17が回動し
て、ロツド17の先端部が下降傾斜する。
上記のごとく構成された支柱取り外し装置10
の動作を第2図A,B,C,Dにより説明する
と、動作前には、第2図Aに示すように、受け治
具用シリンダ14および横押しシリンダ15は退
縮しており、またハンガー外し用シリンダ16お
よびリミツトスイツチ後退用シリンダ32は伸張
した状態にある。ハンガー3に吊り下げられた支
柱1がその下端をコンベヤー2に載せて傾斜した
状態で所定の位置まで移動して来ると、ハンガー
3の上部がリミツトスイツチ12のレバー12b
に触れて、支柱1が所定の位置に来たことが検出
される。
前記検出信号によつて、第2図Bに示すよう
に、受け治具用シリンダ14が伸張して、受け治
具13を上昇させ、この受け治具13で支柱1の
上端部を支える。上記動作と同時に、ハンガー外
し用シリンダ16が退縮してハンガー拘束ロツド
17をハンガー3方向に進出させるが、ガイドロ
ーラ39が窪み43に入ると、ガイド部材38と
ともにハンガー拘束ロツド17がピン40を中心
に下方に回動して、支柱1の吊り孔1aの部分と
ハンガー3の下部コーナ部との間の隙間に入り込
み、ハンガー3の移動を安定した状態で拘束す
る。また、リミツトスイツチ後退用シリンダ32
は退縮して、リミツトスイツチ12のレバー12
aがハンガー3の進路から退避した状態になる。
次いで、第2図Cに示すように、横押しシリン
ダ15が作動し、一体の受け治具用シリンダ14
およびガイド筒36を下端部を中心として搬送方
向に揺動回動させて、受け治具13を弧を描くよ
うに前方に移動させ、この受け治具13に支えた
支柱1の上端部をコンベヤー2上に降ろす。この
場合、ハンガー3はハンガー外し用ロツド17に
より安定して拘束されているので、支柱1はハン
ガー3からスムーズに抜ける。支柱1がハンガー
3から取り外されると、各シリンダ14,15,
16,32は、いずれも第2図Dに示すように当
初の状態に戻つて、次に来るハンガー3に備え
る。
なお、本考案の対象とする搬送物は、実施例の
ごときガードレールの支柱に限らず、棒状をな
し、L形のハンガーにより吊られるものであれば
よい。
また、本考案は、塗装ラインにおけるものに限
らず、トロリコンベヤーを用いた種々の設備に適
用できる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、次のよう
な優れた効果を奏する。
(i) 搬送物の取り外し作業が自動的に行なわれる
ので、作業の労力の軽減が図られ、また、次工
程への搬入間隔のばらつきがなく、次工程での
トラブルは防止される。
(ii) この支柱取り外し装置においては、受け治
具、この受け治具を駆動する受け治具用シリン
ダ、横押しシリンダ、ハンガー外し用ロツド、
このハンガー外し用ロツドを駆動するハンガー
外し用シリンダ、等が有機的に、かつ、巧み連
携して搬送物の取り外しを行うものであり、複
雑な駆動機構、複雑な制御機構を用いることな
く簡単な機構により、取り外し作業の自動化が
実現された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す搬送物取り外
し装置の斜視図、第2図A,B,C,Dはそれぞ
れ第1図の搬送物取り外し装置の動作説明図、第
3図は従来例を示すもので塗装ラインにおける支
柱取り外し作業の説明図である。 1……搬送物(支柱)、2……ベルトコンベヤ
ー、3……L形ハンガー、3a……下端水平部、
4……トロリコンベヤー、10……支柱取り外し
装置、12……リミツトスイツチ(検出スイツ
チ)、13……受け治具、14……受け治具用シ
リンダ、15……横押しシリンダ、16……ハン
ガー外し用シリンダ、17……ハンガー拘束ロツ
ド、32……リミツトスイツチ後退用シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トロリコンベヤー4にL形のハンガー3を介し
    て吊り下げられた棒状の搬送物1を前記ハンガー
    から取り外し、トロリコンベヤーに沿つて下方に
    設けられたベルトコンベヤー2上に載せる搬送物
    取り外し装置であつて、 移動して来る前記ハンガーを検出する検出スイ
    ツチ12と、 上下動可能に、かつ、下端部を中心として搬送
    方向に揺動回動可能にされ、ベルトコンベヤーに
    下端部が接触して傾斜状態となつた搬送物の上端
    部を下から支えるための受け治具13と、 この受け治具を上下動させて前記の搬送物支え
    動作を行わせる受け治具用シリンダ14と、 前記受け治具を下端部を中心として搬送方向に
    揺動回動させる横押しシリンダ15と、 搬送方向と直交して前記ハンガーに向けて設け
    られたハンガー外し用シリンダ16と、 このハンガー外し用シリンダによつて進出駆動
    され、かつ、先端部が下降傾斜して、先端部が前
    記ハンガーと搬送物との間の隙間に入り込み、ハ
    ンガーの搬送方向への移動を拘束するハンガー拘
    束ロツド17と、 を備え、前記検出スイツチの検出信号に基づいて
    前記各シリンダ14,15,16を作動させて、
    搬送物をハンガーから取り外しベルトコンベヤー
    上に載せるようにしたことを特徴とするトロリコ
    ンベヤーにおける搬送物取り外し装置。
JP2188886U 1986-02-18 1986-02-18 Expired JPH032516Y2 (ja)

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JPS62133524U JPS62133524U (ja) 1987-08-22
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