JPH0648625A - フィルムラミネ−ト装置のフィルムロ−ルの自動供給装置 - Google Patents

フィルムラミネ−ト装置のフィルムロ−ルの自動供給装置

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JPH0648625A
JPH0648625A JP4219717A JP21971792A JPH0648625A JP H0648625 A JPH0648625 A JP H0648625A JP 4219717 A JP4219717 A JP 4219717A JP 21971792 A JP21971792 A JP 21971792A JP H0648625 A JPH0648625 A JP H0648625A
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JP
Japan
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film roll
stand
chuck
film
roll
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Application number
JP4219717A
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English (en)
Inventor
Yoshio Sakurai
義雄 桜井
Teruhiko Yamashita
照彦 山下
Takeshi Nanba
剛 難波
Toshiharu Tsuda
敏春 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ito Kogyo KK
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Ito Kogyo KK
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムラミネ−ト装置にフィルムロ−ルを
自動供給する装置を提供する。 【構成】 ラミネ−ト装置の上方にフィルムロ−ル運搬
装置を配置して、該運搬装置の出側にフィルムロ−ルの
軸芯紙管やフィルムロ−ルを載置する爪を備え、かつ、
その爪の昇降、進退および傾斜が可能な装着装置を配置
して、シ−ケンスプログラムによりラミネ−ト装置に残
った紙管の排出から新たなフィルムロ−ルの装着を自動
的にできるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装鋼板などのような
鋼板に保護フィルムなどのようなフィルムを貼付けるフ
ィルムラミネ−ト装置にフィルムロ−ルを自動供給する
装置に関する。
【002】
【従来技術】近年、家庭電化製品や音響機器などの分野
では外板やケ−スにめっき鋼板を塗装原板とする塗装鋼
板を多く使用するようになってきたが、これらの分野で
は外観が非常に重要視される。このため、これらの分野
に塗装鋼板を出荷する際には保護フィルムを貼付けて、
輸送や加工の際に疵が塗膜に発生しないようにしてい
る。
【003】この保護フィルムの貼付けは、図12に示す
ように、フィルムロ−ル1を保持するスタンド2からフ
ィルム1aを供給して、ラミネ−トロ−ル3で塗装鋼板
4にフィルム1aを貼付けるラミネ−ト装置5で行なっ
ている。この際、スタンド2としては、回転軸6の両側
に相対向するア−ム7を放射状に等間隔で複数固着した
回転式のものを用いて、供給中のフィルムロ−ル1のフ
ィルム1aがなくなったら、回転軸6を回転させて、先
行フィルムの後端に後続フィルムの先端をテ−プで接続
し、連続的にラミネ−トできるようにしている。なお、
スタンド2でのフィルムロ−ル1の保持は、図13に示
すように、ア−ム7の先端にロッド8が内側方向に伸縮
するエア−シリンダ−9を固着して、ロッド8の先端に
コ−ン10を取り付けたチャック11のコ−ン10をフ
ィルムロ−ル1の紙管12に挿入する方法で行ってい
る。
【004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このラミネ
−ト装置5で連続的にラミネ−トするには、フィルムを
使い切ったチャックのところにフィルムロ−ル1を順次
装着して行かねばならないが、連続ラミネ−トの場合、
1本のフィルムロ−ル1は短時間に使い切ってしまうた
め、装着は短時間間隔で行わなければならないものであ
った。しかも、この装着は、作業者が行っていたが、1
本のフィルムロ−ル1が100kg以上もあるため、非
常に重労働であった。
【005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる作業者
の負担を解消するためにフィルムロ−ル自動供給装置を
提供するもので、本発明ではラミネ−ト装置側に突設し
た爪をフォ−クリフトの爪のように上下、進退、傾斜自
在にして、プログラム制御によりラミネ−ト装置のスタ
ンドに残っているフィルムロ−ルの紙管の取り出しから
その紙管を取り出したスタンドへのフィルムロ−ルの装
着を自動的に供給できるようにしたものである。
【006】すなわち、本発明は、ラミネ−ト装置に下記
構成のフィルムロ−ル自動供給装置を配置した。 (1)スタンドの上方にスタンドのチャックが保持する
フィルムロ−ルと同方向に載置可能な受け台が外側に複
数間隔をおいて固着されたフィルムロ−ル運搬装置を配
置する。 (2)該運搬装置の進行方向側にスタンドのチャック位
置まで伸長したフィルムロ−ルの装着装置を配置する。 (3)該装着装置は、フィルムロ−ル運搬装置方向を向
いて前後に垂直な状態で対向して配置された2基の門型
フレ−ムで、垂直フレ−ムがスタンドのチャック位置ま
で伸長したものと、各門型フレ−ムの前後に対向する垂
直フレ−ムの間に配置された2個の摺動体と、該各摺動
体を垂直フレ−ムに沿って昇降させる昇降機構と、前記
各摺動体の内側に配置された2本のレ−ルと、該レ−ル
を摺動体に保持させて門型フレ−ムの中を前後方向に進
退させるレ−ル進退機構と、前記両レ−ルに後方が枢着
され、かつ、前面には運搬装置の受け台の間に挿入可能
に配列された爪を複数有する上側開口の溝状体と、該溝
状体の枢軸より前方側の下側と前記レ−ルより下側に伸
長させた部材とに上下が枢着されたシリンダ−機構と、
前記溝状体前面の爪上方の門型フレ−ム上部に配置され
たフィルムロ−ルのセンタリング機構とを備えている。 (4)前記スタンドにはチャックが所定角度回転したこ
とを検出するセンサ−を配置して、チャックの拡縮装置
および装着装置の各機構は、シ−ケンスプログラムでセ
ンサ−の信号により爪がチャックの下側に前進して、フ
ィルムロ−ルの紙管を受け取った後、後退して上昇し、
その後、後方にフィルムロ−ルを転がり落とすことので
きる角度に傾斜して、復帰後スタンドの受け台より低く
下降し、その状態で受け台下方まで前進して受け台のフ
ィルムロ−ルを掬い上げ、後退後にフィルムロ−ルのセ
ンタ−リング、チャックの位置まで下降およびフィルム
ロ−ルがチャックの間に位置するまでの前進を行って、
フィルムロ−ルをチャックに装着し、装着後に後退する
ようにしてある。
【007】
【作用】フィルムロ−ルの装着装置で摺動体を昇降機構
で昇降させると、レ−ル、溝状体も昇降するので、溝状
体の前面に設けられた爪でフィルムロ−ルやその内部の
紙管を上下に運搬できる。また、レ−ルを進退機構で進
退させると、溝状体も進退するので、チャックに保持さ
れた紙管やフィルムロ−ル運搬装置に載置されたフィル
ムロ−ルのところまで爪を移動させて、チャックから紙
管を受け取ったり、運搬装置からフィルムロ−ルを受け
取って、チャックに装着することができる。さらに、溝
状体はシリンダ−機構で持ち上げれば、後方のレ−ルと
の枢着点を中心に後方に傾斜するので、爪に紙管が載置
されている場合、それを後方に転がり落とすことができ
る。
【008】従って、装着装置の爪は、フォ−クリフトの
爪のように、昇降、進退および傾斜が可能であるので、
前記のようにシ−ケンスプログラムで制御すれば、チャ
ックに残った紙管の排出からそこに新たなフィルムロ−
ルの装着を自動的に行うことができる。
【009】
【実施例】図1は、本発明に係るフィルムロ−ル自動供
給装置の配置を示すもので、ラミネ−ト装置5のスタン
ド2を吊り下げ部材13で吊り下げて、その上方にフィ
ルムロ−ル1を貯蔵しておくためのストックコンベア−
装置14を配置し、この装置の出側にラミネ−ト装置5
のスタンド2まで伸長した装着装置15を配置してあ
る。なお、ラミネ−ト装置5のスタンド2は回転角12
0度毎にア−ム6が配置されている。
【010】ストックコンベア−装置14は、図2に示す
ように、モ−タ−16を備えた回転軸17にスプロケッ
ト18を等間隔で固着して、その各スプロケット18に
V字型状の受け台19を等間隔で固着したチェ−ン20
を並列にかけたもので、各チェ−ン20の受け台19は
左右方向1列に並んでいる。このストックコンベア−装
置14は公知のもので、上側の受け台19のうち、装着
装置15に最も近接したもののフィルムロ−ル有無をセ
ンサ−で検出して、フィルムロ−ル1を検出しない場
合、フィルムロ−ル1を検出するまでモ−タ−16でチ
ェ−ン20を回転させるようになっている。
【011】装着装置15は、図3〜図7に示すように、
ストックコンベア−装置14の方向を向いた同一寸法の
門型フレ−ム21を2基前後に配置して、それらの前後
に対向する両側垂直フレ−ム部材22の上部を上部フレ
−ム23で連結してある。そして、各垂直フレ−ム部材
22の前後方向対向面には、図3に示すように、ガイド
レ−ル24が固着されていて、対向するガイドレ−ル2
4の間に摺動体25が配置されている。これらの摺動体
25は両側がガイドレ−ル24と嵌合しており、また、
中央部には上下に伸長したネジ棒26が螺合されてい
る。これらのネジ棒26の下側は門型フレ−ム21の底
フレ−ム27に支持され、回転させると、摺動体25が
上下に移動する。
【012】2本の上部フレ−ム23の上側には、板28
が上部フレ−ム23と直角に固着されていて、ネジ棒2
6の上部が突出し、その突出部分に傘歯車29が固着さ
れている。板28の上部フレ−ム23より突出した右側
には正逆転可能なモ−タ−30が載置されていて、その
モ−タ−30の軸31が板28の上に伸長している。こ
の軸31は、傘歯車29の上を近接して通過していて、
傘歯車29と交差する部分には傘歯車32が固着され、
傘歯車29と噛合っている。
【013】各摺動体25の内側には、前後方向に水平に
伸長したレ−ル33が同じ高さに平行に配置されてい
て、各摺動体25の内側にそれぞれ4個ずつ固着された
ロ−ラ34で進退自在に保持されている。このロ−ラ3
4は摺動体25の方向に鍔を有していて、ロ−ラ34が
レ−ル33の幅の中央部より摺動体25の方向の片側に
位置するようになっている。
【014】レ−ル33の下側の中央部より反対側にはラ
ック35が図7に示すように前方の一部を除いて全長に
わたり固着されており、このラック35は、図6、図7
に示すように、門型フレ−ム21の片側外部に配置され
た正逆転可能なモ−タ−36の回転軸37に固着したピ
ニオン38と噛合っている。
【015】2本のレ−ル33の間には、溝状体39が配
置されていて、後方門型フレ−ム21より後方の部分が
ピン40でレ−ル33に枢着されており、また、この溝
状体39の前方には、V字型の爪41がフォ−ク状に複
数突設されていて、各爪41の間隔はストックコンベア
−装置14の受け台19の間に挿入できるようになって
いる。
【016】また、レ−ル33にラック35の固着されて
いない前方には、L字型の吊り下げ板42が固着されて
いて、そこにエア−シリンダ−43が起立して配置され
ている。このエア−シリンダ−43は下側が吊り下げ板
42に、また、ロッド44は溝状体39の下側にそれぞ
れ枢着されている。モ−タ−36側の吊り下げ板42の
後方にはア−ム45が連結されていて、摺動体25の穴
を通ってレ−ル33の下側に伸長している回転軸37を
支えている。
【017】前方の門型フレ−ム21の上部前面には板4
6が起立して固着されていて、その前面にメタル47が
固着されている。このメタル47には左右が右ネジ、左
ネジになったネジ棒48が軸架されていて、右ネジ、左
ネジの各部分にア−ム49が対称に螺合されている。こ
れらのア−ム49の先端部は板46の下側に突設された
ガイド板50で爪41の上部に案内されており、かつ、
両者の間の中間点はラミネ−ト装置5におけるスタンド
2の対向したコ−ン10の中間点と一致している。ま
た、ネジ棒48の片側にはモ−タ−51が連結されてい
る。なお、爪41の上側にはロ−ラ52が配置されて、
フィルムロ−ル1を左右に移動し易くしてある。
【018】装着装置15とストックコンベア−装置14
との間隔は、装着装置15の溝状体39を前進させた場
合、爪41がストックコンベア−装置14の最も装着装
置15側のフィルムロ−ル1を載置してある受け台19
に届く間隔になっている。また、装着装置15とラミネ
−ト装置5のスタンド2との間隔も装着装置15の溝状
体39を前進させた場合、爪41が最も装着装置15側
のチャックに届く間隔になっている。
【019】このフィルムロ−ル自動供給装置では、図1
に示すように、ストックコンベア−装置14の受け台1
9にフィルムロ−ル1を載置しておく。装着装置15は
モ−タ−30を正逆転させると、傘歯車29により傘歯
車32が回転し、ネジ棒26が摺動体25を昇降させ
る。また、モ−タ−36を正逆転させると、ピニオン3
8がレ−ル33を進退させるので、レ−ル33にピン4
0で枢着されている溝状体39も進退し、爪41の前
進、後退が可能である。さらに、溝状体39は、後方が
ピン40でレ−ル33に枢着され、前方の下側にはエア
−シリンダ−43が配置されているので、このエア−シ
リンダ−43により前方を持ち上げて、後方に傾斜させ
ることができる。
【020】そこで、装着装置15およびラミネ−ト装置
5のスタンド2に種々のリミットスイッチやセンサ−を
配置して、シ−ケンスプログラムにより爪41がフォ−
クリフトの爪と同じような上下、進退および傾斜動作を
目的に応じて行うようにし、スタンド2のチャック11
に残った紙管12の排出から新たなフィルムロ−ル1の
装着を行うようにする。
【021】リミットスイッチやセンサ−の配置は、図
8、図9に示すように、スタンド2の回転軸6の任意の
位置にリミットスイッチLS−1を配置して、回転軸6
には回転角120度ごとに作用点を突設し、かつ、エア
−シリンダ−9にはコ−ン10が紙管12より外れた時
点で広がりを停止させるリミットスイッチLS−2とフ
ィルムロ−ル1の端面を検出して、紙管12へのコ−ン
10の挿入深さを制御する近接センサ−NLS−1を配
置する。また、摺動体25に対しては、図3に示すよう
に、爪41がストックコンベア−装置14の受け台19
より高い位置まで上昇した時点で摺動体25の上昇を制
限するリミットスイッチLS−3、スタンド2のコ−ン
10と爪41に載置したフィルムロ−ル1の紙管12と
の高さ位置が一致する位置まで爪41が下降した時点で
摺動体25の下降を制限するリミットスイッチLS−4
および爪41が受け台19より若干低い位置になるよう
に摺動体25を停止させて、溝状体39を前進させるリ
ミットスイッチLS−5を門型フレ−ム21にそれぞれ
段違いに配置し、摺動体25に作用点を突設する。さら
に、レ−ル33の側面には、図5に示すように、溝状体
39の前進を制限するリミットスイッチLS−6と後退
を制限するリミットスイッチLS−7を段違いに配置し
て、溝状体39と同時に昇降するようにし、レ−ル33
に作用点を突設する。
【022】エア−シリンダ−43の後方には、図4に示
すように、近接センサ−NLS−2を吊り下げ板42に
配置して、ロッド44の伸長によるエア−シリンダ−4
3の傾斜を検出し、溝状体39の持ち上げ高さを制限す
る。また、フォ−ク状の爪41の間には、図3、図4に
示すように、近接センサ−NLS−3を配置して、爪4
1にフィルムロ−ル1または紙管12が載置してある場
合それを検出させる。さらに、板46には、図4に示す
ように、ア−ム49の間隔の広がりを制限するリミット
スイッチLS−8を配置して、ア−ム49に作用点を突
設するとともに、ア−ム49の内側下端には両ア−ム4
9がフィルムロ−ル1の両端と接触するまでア−ム49
の間隔を狭めさせるリミットスイッチLS−9を配置し
て、フィルムロ−ル1の中心をスタンド2のコ−ン10
の中心に合わせるようにする。
【023】以上のようにリミットスイッチやセンサ−を
配置して、スタンド2のチャック11に残った紙管12
の排出を行う場合の摺動体25の待機位置は、門型フレ
−ム21の下方に配置されているリミットスイッチLS
−4に作用している位置とし、紙管12の排出を行う場
合には、図10のようなシ−ケンスプログラムを組んで
制御する。すなわち、図1において供給中のフィルムロ
−ル1のフィルム1aが終わり、回転軸6を時計方向に
回転させると、回転角で120度回転した時点でリミッ
トスイッチLS−1を作動させる。
【024】リミットスイッチLS−1が作動すると、モ
−タ−36が正転して、溝状体39を前進させ、レ−ル
33がリミットスイッチLS−6に作用したところで停
止する。この停止位置は紙管12の下方であるので、近
接センサ−NLS−3がスタンド2の紙管12を検出す
る。この検出によりチャック11のエア−シリンダ−9
が後退し、紙管12が爪41の上に落下する。このエア
−シリンダ−9の後退はコ−ン10がリミットスイッチ
LS−2に作用したところで停止する。リミットスイッ
チLS−2が作動すると、モ−タ−36が逆転して、溝
状体39を後退させ、爪41の上に落下した紙管12を
後方に運搬する。この運搬はレ−ル33がリミットスイ
ッチLS−7に作用した時点で停止する。
【025】リミットスイッチLS−7が作動すると、モ
−タ−30を正転させて、摺動体25がリミットスイッ
チLS−3に作用するまで上昇する。そして、リミット
スイッチLS−3の作動によりエア−シリンダ−43が
作動して、溝状体39を後方に傾斜させ、爪41より紙
管12を転がり落とさせる。エア−シリンダ−43が伸
長して傾斜すると、その傾斜がある角度になった時点で
近接センサ−NLS−2で検出されるので、エア−シリ
ンダ−43は収縮する。この収縮までの時間はタイマ−
で設定し、その設定時間後モ−タ−30を逆転させて、
摺動体25が下降するようにする。
【026】一方、ストックコンベア−装置14のフィル
ムロ−ル1をスタンド2の紙管12を排出したチャック
11に装着する場合には、図11のようなシ−ケンスプ
ログラムを組んで制御する。すなわち、摺動体25が下
降して、リミットスイッチLS−5に作用すると、モ−
タ−30の停止により下降が停止して、モ−タ−36が
正転し、溝状体39を前進させる。この前進はレ−ル3
3がリミットスイッチLS−6に作用した時点で停止
し、爪41が最も装着装置15側のフィルムロ−ル1の
下に達する。リミットスイッチLS−6が作動すると、
モ−タ−30が正転して、摺動体25が上昇し、爪41
で受け台19よりフィルムロ−ル1を救い上げ、摺動体
25がリミットスイッチLS−3に作用するまで上昇す
る。
【027】リミットスイッチLS−3が作動すると、モ
−タ−36が逆転して、溝状体39をレ−ル33がリミ
ットスイッチLS−7に作用するまで後退させる。リミ
ットスイッチLS−7がレ−ル33により作動される
と、モ−タ−51が正転して、ア−ム49がネジ棒48
より中央に移動する。この移動は片側のリミットスイッ
チLS−9がフィルムロ−ル1と接触しても、反対側の
ものが接触しない限り続けられるので、フィルムロ−ル
1の中心と両側コ−ン10の中心とが一致させられる。
両方のリミットスイッチLS−9がフィルムロ−ル1の
両端に接触すると、ア−ム49の中心寄りへの移動は停
止して、モ−タ−51が逆転し、ア−ム49を広げる。
この拡大はア−ム49がリミットスイッチLS−8に作
用した時点で停止し、リミットスイッチLS−8がモ−
タ−30を逆転させる。
【028】モ−タ−30の逆転により摺動体25は下降
するが、その下降は摺動体25がリミットスイッチLS
−4に作用した時点で停止する。そして、リミットスイ
ッチLS−4によりモ−タ−36が正転して、溝状体3
9を前進させる。この前進は紙管12の排出の場合と同
様にレ−ル33がリミットスイッチLS−6に作用した
時点で停止するが、このときフィルムロ−ル1はコ−ン
10の間に位置する。リミットスイッチLS−6が作動
したとき、エア−シリンダ−9が作動して、コ−ン10
を狭めるので、コ−ン10は紙管12に挿入される。こ
の挿入深さは近接センサ−NLS−1により制限され
る。近接センサ−NLS−1が作動すると、モ−タ−3
6が逆転して、溝状体39をレ−ル33がリミットスイ
ッチLS−7に作用するまで後退させ、停止させる。
【029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、重いフ
ィルムロ−ルをラミネ−ト装置に自動的に供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルムロ−ル自動供給装置実施
例の全体側面図である。
【図2】ストックコンベア−の部分平面図である。
【図3】装着装置の側面図である。
【図4】装着装置の正面図である。
【図5】装着装置の平面図である。
【図6】図4のA−A線での断面図である。
【図7】図3のB−B線での断面図である。
【図8】ラミネ−ト装置のスタンドの部分断面図であ
る。
【図9】ラミネ−ト装置のスタンドの部分正面図であ
る。
【図10】紙管排出のシ−ケンスプログラム図である。
【図11】フィルムロ−ル装着のシ−ケンスプログラム
図である。
【図12】ラミネ−ト装置の側面図である。
【図13】ラミネ−ト装置のスタンドの正面図である。
【符号の説明】
1…フィルムロ−ル、1a…フィルム、2…スタンド、
3…ラミネ−トロ−ル、4…塗装鋼板、5…ラミネ−ト
装置、6…回転軸、7…ア−ム、8…ロッド、9…エア
−シリンダ−、10…コ−ン、11…チャック、12…
紙管、13…吊り下げ部材、14…ストックコンベア−
装置、15…装着装置、16…モ−タ−、17…回転
軸、18…スプロケット、19…受け台、20…チェ−
ン、21…門型フレ−ム、22…フレ−ム部材、23…
上部フレ−ム、24…ガイドレ−ル、25…摺動体、2
6…ネジ棒、27…底フレ−ム、28…板、29…傘歯
車、30…モ−タ−、31…軸、32…傘歯車、33…
レ−ル、34…ロ−ラ、35…ラック、36…モ−タ
−、37…回転軸、38…ピニオン、39…溝状体、4
0…ピン、41…爪、42…吊り下げ板、43…エア−
シリンダ−、44…ロッド、45…ア−ム、46…板、
47…メタル、48…ネジ棒、49…ア−ム、50…ガ
イド板、51…モ−タ−、52…ロ−ラ、
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 4F 9:00 4F (72)発明者 難波 剛 千葉県市川市高谷新町7番地の1 日新製 鋼株式会社市川製造所内 (72)発明者 津田 敏春 福岡県福岡市西区千里191−2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向への拡縮装置を備えたチャッ
    クを回転軸に放射状に等間隔で複数固着した回転式のス
    タンドのチャックに紙管にフィルムを巻いたフィルムロ
    −ルを保持させて、そのロ−ルよりのフィルムを被ラミ
    ネ−ト物に貼付けるラミネ−トロ−ルとを備えたラミネ
    −ト装置に下記構成のフィルムロ−ル自動供給装置を配
    置する。 (1)スタンドの上方にスタンドのチャックが保持する
    フィルムロ−ルと同方向に載置可能な受け台が外側に複
    数間隔をおいて固着されたフィルムロ−ル運搬装置を配
    置する。 (2)該運搬装置の進行方向側にスタンドのチャック位
    置まで伸長したフィルムロ−ルの装着装置を配置する。 (3)該装着装置は、フィルムロ−ル運搬装置方向を向
    いて前後に垂直な状態で対向して配置された2基の門型
    フレ−ムで、垂直フレ−ムがスタンドのチャック位置ま
    で伸長したものと、各門型フレ−ムの前後に対向する垂
    直フレ−ムの間に配置された2個の摺動体と、該各摺動
    体を垂直フレ−ムに沿って昇降させる昇降機構と、前記
    各摺動体の内側に配置された2本のレ−ルと、該レ−ル
    を摺動体に保持させて門型フレ−ムの中を前後方向に進
    退させるレ−ル進退機構と、前記両レ−ルに後方が枢着
    され、かつ、前面には運搬装置の受け台の間に挿入可能
    に配列された爪を複数有する上側開口の溝状体と、該溝
    状体の枢軸より前方側の下側と前記レ−ルより下側に伸
    長させた部材とに上下が枢着されたシリンダ−機構と、
    前記溝状体前面の爪上方の門型フレ−ム上部に配置され
    たフィルムロ−ルのセンタリング機構とを備えている。 (4)前記スタンドにはチャックが所定角度回転したこ
    とを検出するセンサ−を配置して、チャックの拡縮装置
    および装着装置の各機構は、シ−ケンスプログラムでセ
    ンサ−の信号により爪がチャックの下側に前進して、フ
    ィルムロ−ルの紙管を受け取った後、後退して上昇し、
    その後、後方にフィルムロ−ルを転がり落とすことので
    きる角度に傾斜して、復帰後スタンドの受け台より低く
    下降し、その状態で受け台下方まで前進して受け台のフ
    ィルムロ−ルを掬い上げ、後退後にチャックのセンタ−
    リング、チャックの位置まで下降およびフィルムロ−ル
    がチャックの間に位置するまでの前進を行って、フィル
    ムロ−ルをチャックに装着し、装着後に後退するように
    してある。
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