JPH1111612A - スタッカクレーンおよびこのスタッカクレーンを用いた自動倉庫 - Google Patents

スタッカクレーンおよびこのスタッカクレーンを用いた自動倉庫

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JPH1111612A
JPH1111612A JP16250197A JP16250197A JPH1111612A JP H1111612 A JPH1111612 A JP H1111612A JP 16250197 A JP16250197 A JP 16250197A JP 16250197 A JP16250197 A JP 16250197A JP H1111612 A JPH1111612 A JP H1111612A
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rack
hanging
stacker crane
frame
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実 稲谷
Haruo Shimizu
春雄 清水
Masanori Yoshida
雅典 吉田
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Global Nuclear Fuel Japan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長尺物をほぼ垂直の状態で収納し、かつ、その
出し入れを自動的に行えるようにしたスタッカクレーン
と、そのスタッカクレーンを用いた自動倉庫を提供す
る。 【解決手段】吊り金具2を掛けて長尺物1をほぼ垂直に
吊り下げる吊り具34と、吊り下げられた長尺物1の長
さ方向の中間部を掴む保持具40とをそれぞれ所定の間
隔で配列したラック30と、このラック30に沿って移
動可能な走行装置6に、垂直軸を中心に旋回可能に支持
された旋回フレーム12と、この旋回フレーム12に昇
降および水平方向に移動可能に支持され、前記吊り金具
2を掛けて長尺物1をほぼ垂直に吊り下げる吊り具17
と、吊り下げられた長尺物1の中間部を掴む保持具20
とを設けたスタッカクレーン5とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも長さ方
向の一端に環状の吊り金具を取り付けた長尺物を荷姿と
して取扱い、この長尺物をほぼ垂直に吊り下げた状態で
搬送、収納するスタッカクレーンおよび自動倉庫に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】少なくとも長さ方向の一端に環状の吊り
金具を取り付けた長尺物を垂直に吊り下げた状態で収納
する倉庫では、前記吊り金具を引掛けて吊り下げる吊り
具と、長尺物の中央部を保持する保持具を備えた複数列
のラックと、ラックの間を移動可能な専用の足場と、長
尺物を搬送する天井クレーンとを備えている。
【0003】そして、長尺物を倉庫に搬入する場合、手
作業により前記吊り金具を天井クレーンのフックに掛
け、天井クレーンを操作することにより長尺物をラック
の所定の位置に搬送する。この時、長尺物の振れを防止
するために、作業者が長尺物の中央部を押さえ、長尺物
とともに移動する。同時に、前記足場を前記所定の位置
へ移動させる。
【0004】長尺物が所定の位置の近傍まで搬送される
と、一人の作業者が前記足場に登り、ラック側の吊り具
と長尺物側の吊り金具の位置を目視で確認し、その確認
に基づいて天井クレーンを操作している作業者に天井ク
レーンの操作量を指示し、長尺物の吊り金具をラックの
吊り具に近接させ、吊り金具を天井クレーンのフックか
ら吊り具に移し変えた後、天井クレーンを後退させ、保
持具で長尺物の中央部を保持していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、複数の
作業者が協力して行わなければならず、作業性を低下さ
せているだけでなく、足場に登るなど高所作業が入るた
め、危険を伴う作業に成っていた。また、ラック間に足
場を移動させるため、広い作業スペースが必要になり、
倉庫の収納効率を低下させるものであった。
【0006】上記の事情に鑑み、本発明の目的は、長尺
物をほぼ垂直の状態で収納し、かつ、その出し入れを自
動的に行えるようにしたスタッカクレーンと、そのスタ
ッカクレーンを用いた自動倉庫を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本出願の請求項1に記載の発明においては、所定の
経路に沿って走行する走行装置と、この走行装置に支持
された本体フレームと、この本体フレームに垂直軸を中
心として旋回可能に支持された旋回フレームと、この旋
回フレームの上部に設けられ、前記長尺物に取り付けら
れた吊り金具を掛ける吊り具を、昇降および水平方向に
移動させる移載装置と、前記旋回フレームの中間部に設
けられ、吊り具に吊り下げられた長尺物の中間部を保持
する保持具を、水平方向に移動させる中間保持装置とを
設けた。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、長さ方向
の一端に環状の吊り金具を取り付けた長尺物を、垂直に
吊り下げた状態で収納する自動倉庫であって、前記吊り
金具を掛けて長尺物をほぼ垂直に吊り下げる吊り具と、
吊り下げられた長尺物の長さ方向の中間部を掴む保持具
とをそれぞれ所定の間隔で配列したラックと、このラッ
クに沿って敷設された案内手段に沿って移動可能な走行
装置と、この走行装置に、垂直軸を中心に旋回可能に支
持された旋回フレームと、この旋回フレームに昇降およ
び水平方向に移動可能に支持され、前記吊り金具を掛け
て長尺物をほぼ垂直に吊り下げる吊り具と、旋回フレー
ムに水平方向に移動可能に支持され、吊り下げられた長
尺物の長さ方向の中間部を掴む保持具とを設けたスタッ
カクレーンと、前記案内手段に沿って配置された旋回台
と、この旋回台に支持され、前記吊り金具を掛けて長尺
物をほぼ垂直に吊り下げる吊り具と、吊り下げられた長
尺物の長さ方向の中間部を掴む保持具とを配置したフレ
ームとを設けた入出庫装置とを設けた。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明によるスタッカク
レーンとラックの斜視図である。同図において、1は長
尺物で、少なくてもその長手方向の一端に、環状の吊り
金具2が固定されている。
【0010】3は走行レールで、所定の経路で敷設され
ている。4は上レールで、走行レール3の上方に所定の
間隔で敷設されている。5はスタッカクレーンで、走行
レール3と上レール4の間に移動可能に配置されてい
る。
【0011】6は走行装置で、走行レール3上に載置さ
れる車輪7(図3参照)を回転可能に支持している。8
は走行モータで、走行装置6上に支持され、車輪7を回
転駆動する。9は本体フレームで、走行装置6に固定さ
れている。10はサポートで、本体フレーム9の上端に
固定され、上レール4を挾むように複数のローラ11を
回転可能に支持している。12は旋回フレームで、本体
フレーム9に回転可能に支持されている。13は旋回駆
動装置で、本体フレーム9に支持され、旋回フレーム1
2を旋回させる。
【0012】14は移載装置で、旋回フレーム12の上
部に配置されている。15は昇降フレームで、旋回フレ
ーム12に昇降可能に支持され、図示しない駆動手段に
よって駆動される。16はスライドフレームで、昇降フ
レーム15に水平方向に移動可能に支持され、図示しな
い駆動手段によって駆動される。17は前記吊り金具2
を掛ける吊り具で、スライドフレーム16の一端の下面
に固定されている。
【0013】18は保持具で、前記旋回フレーム12の
中間部に配置されている。19はスライドフレームで、
旋回フレーム12に水平方向に移動可能に支持され、図
示しない駆動手段によって駆動される。20は一対のハ
ンドで、スライドフレーム19の一端に所定の間隔で揺
動可能に支持されている。21は駆動手段で、スライド
フレーム19上に固定され、ハンド20を開閉させる。
22はアームで、スライドフレーム19の下面に固定さ
れている。23はローラで、アーム22の一端に回転可
能に支持されている。
【0014】前記旋回フレーム12の上部には、一対の
プレート24、25(図5参照)が、吊り具17の上方
に位置するように所定の間隔で固定されている。26は
一対の投光器で、前記プレート24の一端に上方に向け
て所定の間隔で固定されている。27は一対の受光器
で、プレート25の一端に前記下方に向けて所定の間隔
で固定されている。そして、投光器26と受光器27
で、旋回停止位置検出手段を構成している。また、吊り
具17の上部に形成された突起には、投光器28(図6
参照)が固定されている。また、29は位置検出器(図
7参照)で、アーム22の先端部に固定されている。
【0015】図2は、上記の構成のスタッカクレーンを
用いた自動倉庫の平面図、図3は、図2の側面図であ
る。図1、図2、図3において、30はラックで、走行
レール3に沿って所定の間隔で配置されている。31は
支柱で、走行レール3に沿って所定の間隔で立設されて
いる。32は梁で、隣合う支柱31を結合し、主要構造
物を構成している。
【0016】33はブラケットで、梁32および支柱3
1に所定の間隔で固定されている。34は一対の吊り具
で、ブラケット33の下部に所定の間隔で固定されてい
る。35はプレート(図6参照)で、吊り具34の上方
に位置するように、ブラケット33に固定されている。
37はプレート(図5、6参照)で、ブラケット33に
固定されている。そして、プレート37は、旋回停止位
置検出手段の被検出体を構成している。39は被検出体
(図7参照)で、前記位置検出器29と対向する様に配
置されている。
【0017】40は保持具で、梁32および支柱31に
所定の間隔で固定され、図7、図8に示すように構成さ
れている。41はブラケットで、梁32に固定されてい
る。42、43は軸で、ブラケット41に所定の間隔で
回転可能に支持されている。44、45は歯車で、互い
に噛み合うように軸42、43の下端に固定されてい
る。46はレバーで、軸42の上端に固定されている、
47はハンドで、それぞれ軸42、43に固定されてい
る。48は緩衝材で形成された保護ブロックで、ハンド
47の内側に固定されている。
【0018】49は押し戻し機構で、ブラケット41と
ハンド47の間に配置されている。50はばね受けで、
ブラケット41に固定されている。51はキャップで、
先端に形成された突起がハンド47に形成されたノッチ
に係合するように配置されている。52は圧縮ばねで、
ばね受け50とキャップ51の間に配置され、一対のハ
ンド47が閉じる方向に付勢している。
【0019】図9は、入出庫装置の斜視図である。同図
において、55は入出庫装置で、走行レール3に沿って
配置されている。56は旋回台。57は円柱状のフレー
ムで、旋回台56に回転可能に支持されている。58は
ギヤで、フレーム57の下端部に固定されている。59
は旋回駆動装置。60は減速機で、旋回台56に固定さ
れている。61はモータで、減速機60に固定され、そ
の出力軸は入力軸に結合されている。62はギヤで、前
記ギヤ58と噛み合うように減速機60の出力軸に固定
されている。
【0020】63はアームで、フレーム57の上部に固
定されている。64は吊り具で、アーム63の一端に固
定されている。なお、図示は省略しているが、アーム6
3の端面には、図6に示すプレート35およびプレート
37と同じ機能を有するものが、吊り具64の上方に設
けられている。
【0021】65はアームで、フレーム57の中間部に
固定されている。66は一対のハンドで、アーム65の
一端に揺動可能に支持されている。なお、図示を省略し
ているが、このハンド66は、図8に示すハンド40と
同じ構成になっている。
【0022】前記の構成において、入出庫装置55から
長尺物1を受け取ったスタッカクレーン5は、走行モー
タ8の作動により、走行レール4に沿ってラック30の
長尺物1の収納位置まで移動して停止する。すると、旋
回駆動装置13が作動して、旋回フレーム12を旋回さ
せ、長尺物1をラック30の収納位置に対向させる。
【0023】この時、図4および図5に示すように、プ
レート24、25に固定された2対の投光器26、受光
器27も旋回フレーム12とともに旋回する。そして、
2対の投光器26からの光がプレート37によって同時
に遮られた位置を旋回フレーム12の旋回停止位置とす
る。
【0024】旋回フレーム12の旋回が停止すると、ス
ライドフレーム16とスライドフレーム19がラック3
0側に移動して、長尺物1をラック30側へ移動させ
る。そして、スライドフレーム16は、図6に示すよう
に、吊り具17の上部に設けた投光器28の光がプレー
ト35によって遮られる位置まで移動する。このとき長
尺物1に固定された吊り金具2が、ラック側の吊り具3
4の中に挿入される。
【0025】また、スライドフレーム19は、アーム2
2に設けた位置検出器29が被検出体39を検出した位
置で停止する。この時、アーム22の先端に設けたロー
ラ23がレバー46を押し、ハンド47を開かせ、長尺
物1をハンド47の間に挿入する。すると、駆動手段2
1が作動してハンド20を開き長尺物1の中間部の保持
を開放する。
【0026】長尺物1が開放されると、あらかじめ定め
られた位置まで昇降フレーム15が下降する。この時、
図6に示すように、昇降フレーム15の下降中に、長尺
物1の吊り金具2が吊り具34によって移動を止めら
れ、吊り具17が吊り具34の間を通りさらに下降する
ことにより、吊り具17から吊り具34への長尺物1の
受渡しが行われる。
【0027】昇降フレーム15が所定の位置まで下降す
ると、スライドフレーム16とスライドフレーム19が
旋回フレーム12側へ後退する。この時、スライドフレ
ーム19が後退を開始すると、図8に示すばね52の抗
圧力によってハンド47が閉じる方向に回動して、スラ
イドフレーム19の後退途中で、長尺物1の中間部を保
持する。
【0028】このようにして、スタッカクレーン5から
ラック30への長尺物1の受渡しが行われる。
【0029】長尺物1を保持していない状態で、スタッ
カクレーン5がラック30に収納された所定の長尺物1
に対向する位置へ移動して停止する。すると、旋回駆動
装置13が作動して、旋回フレーム12を旋回させ、ラ
ック30に収納された長尺物1と吊り具17およびハン
ド20を対向させる。
【0030】この時、図4および図5に示すように、プ
レート24、25に固定された2対の投光器26、受光
器27も旋回フレーム12とともに旋回する。そして、
2対の投光器26からの光がプレート37によって同時
に遮られた位置を旋回フレーム12の旋回停止位置とす
る。
【0031】旋回フレーム12の旋回が停止すると、保
持ハンド20開いた状態で、スライドフレーム16とス
ライドフレーム19がラック3側に移動する。この時、
スライドフレーム16は、図6に示すように、吊り具1
7の上部に設けた投光器28の光がプレート35によっ
て遮られる位置まで移動する。すると、吊り具17が、
長尺物1に固定された吊り金具2の中に挿入される。
【0032】また、スライドフレーム19は、アーム2
2に設けた位置検出器29が被検出体39を検出した位
置で停止する。この時、ハンド20は、長尺物1の外周
面と対向する位置へ移動する。また、アーム22の先端
に設けたローラ23がレバー46を押してハンド47を
開かせて、長尺物1の中間部の保持を開放する。
【0033】長尺物1が開放されると、あらかじめ定め
られた位置まで昇降フレーム15が上昇する。この時、
図6に示すように、昇降フレーム15の上昇中に、長尺
物1の吊り金具2が吊り具17によって引き掛けられ長
尺物1も上昇して、吊り具34から吊り具17への長尺
物1の受渡しが行われる。
【0034】昇降フレーム15が所定の位置まで上昇す
ると、駆動装置21が作動して、ハンド20を閉じて長
尺物1の中間部を保持する。そして、スライドフレーム
16とスライドフレーム19が旋回フレーム12側へ後
退して、長尺物1をラック30から取り出す。この時、
スライドフレーム19が後退を開始すると、図8に示す
ばね52の抗圧力によってハンド47が閉じる方向に回
動するが、長尺物1がスライドフレーム19とともにス
タッカクレーン5側に移動しているためハンド47で保
持することはない。
【0035】このようにして、ラック30からスタッカ
クレーン5への長尺物1の受渡しが行われる。なお、ス
タッカクレーン5と入出庫装置55との間の長尺物1の
受渡しも上記と同様の操作で行われる。また、入出庫装
置55と外部の搬送機器との間で長尺物の受渡しを行う
際には、入出庫装置55のモータ61を作動させ、フレ
ーム57を旋回させることができる。
【0036】上記のように、スタッカクレーン5側の吊
り具17と投光器28、受光器(図示せず)との相対位
置と、ラック30(または入出庫装置55)側の吊り具
34(または吊り具64)の相対位置が一定であるか
ら、前記図4ないし図6に示すプレート37をスタッカ
クレーン5の通る経路側に伸ばしておくことにより、図
10に示すように、ラック30に傾きがあっても、長尺
物1の受渡しを確実に行うことができる。
【0037】なお、前記昇降フレーム15、スライドフ
レーム16およびスライドフレーム19の駆動手段とし
て、モータの回転をねじ送り手段を介して直線運動に変
える電動シリンダを用いることができる。また、位置検
出手段として光センサを用いる場合について説明した
が、位置検出手段として近接スイッチあるいはリミット
スイッチなどを用いることもできる。
【0038】また、スタッカクレーン5のスライドフレ
ーム19に設けたアーム22の先端部を二重構造とし、
ローラ23の支持部をアーム22に対し伸縮可能な可動
式として、ハンド20の移動に対するハンド47および
ハンド66の開閉タイミングを変えるようにすることも
できる。このとき、ローラ26の支持部は、ラック30
側の保持具40の圧縮ばね52のばね力より大きいばね
力をもつ圧縮ばねで突出方向に付勢するか、電動シリン
ダなどの機械的な手段によって移動するように構成する
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、長
尺物を垂直に吊り下げた状態で搬送することができるの
で、搬送経路の幅を狭くすることができる。また、長尺
物を収納するラックの間隔を狭くすることができるの
で、同じ床面積でより多くの長尺物を収納することがで
きる。さらに、ラックと入出庫装置との間の長尺物の搬
送、受渡しを自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスタッカクレーンとラックの斜視
図。
【図2】図1のスタッカクレーンを用いた自動倉庫の平
面図。
【図3】図2の側面図。
【図4】スタッカクレーンの旋回フレームの旋回停止位
置検出状態を示す平面図。
【図5】スタッカクレーンの旋回フレームの旋回停止位
置検出状態を示す斜視図。
【図6】スタッカクレーンとラックの間の長尺物の受渡
し状態を示す動作説明図。
【図7】スタッカクレーンとラックの間の長尺物の受渡
し状態を示す動作説明図。
【図8】ラック側の保持具の平面図。
【図9】入出庫装置の斜視図。
【図10】ラックに倒れが生じている場合の長尺物の受
渡し状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…長尺物、2…吊り金具、3…走行レール、4…上レ
ール、5…スタッカクレーン、6…走行装置、7…車
輪、8…走行モータ、9…本体フレーム、10…サポー
ト、11…ローラ、12…旋回フレーム、13…旋回駆
動装置、14…移載装置、15…昇降フレーム、16…
スライドフレーム、17…吊り具、18…保持具、19
…スライドフレーム、20…ハンド、21…駆動手段、
22…アーム 23…ローラ、24、25…プレート、26、28…投
光器、27…受光器、29…位置検出器、30…ラッ
ク、31…支柱、32…梁、33…ブラケット 34…吊り具、35…プレート、37…プレート、39
…被検出体、40…保持具、41…ブラケット、42、
43…軸、44、45…歯車、46…レバー、47…ハ
ンド、48…保護ブロック、49…押し戻し機構、50
…ばね受け、51…キャップ、52…圧縮ばね、55…
入出庫装置、56…旋回台、57…フレーム、58…ギ
ヤ、59…旋回駆動装置、60…減速機、61…モー
タ、62…ギヤ、63…アーム、64…吊り具、65…
アーム、66…ハンド、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 雅典 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さ方向の一端に環状の吊り金具を取り付
    けた長尺物を垂直に吊り下げた状態で搬送するためのス
    タッカクレーンであって、所定の経路に沿って走行する
    走行装置と、この走行装置に支持された本体フレーム
    と、この本体フレームに垂直軸を中心として旋回可能に
    支持された旋回フレームと、この旋回フレームの上部に
    設けられ、前記長尺物に取り付けられた吊り金具を掛け
    る吊り具を、昇降および水平方向に移動させる移載装置
    と、前記旋回フレームの中間部に設けられ、吊り具に吊
    り下げられた長尺物の中間部を保持する保持具を、水平
    方向に移動させる中間保持装置とを設けたことを特徴と
    するスタッカクレーン。
  2. 【請求項2】前記吊り具の近傍に、旋回停止位置を検出
    する旋回停止位置検出手段を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載のスタッカクレーン。
  3. 【請求項3】長さ方向の一端に環状の吊り金具を取り付
    けた長尺物を、垂直に吊り下げた状態で収納する自動倉
    庫であって、前記吊り金具を掛けて長尺物をほぼ垂直に
    吊り下げる吊り具と、吊り下げられた長尺物の長さ方向
    の中間部を掴む保持具とをそれぞれ所定の間隔で配列し
    たラックと、このラックに沿って敷設された案内手段に
    沿って移動可能な走行装置と、この走行装置に、垂直軸
    を中心に旋回可能に支持された旋回フレームと、この旋
    回フレームに昇降および水平方向に移動可能に支持さ
    れ、前記吊り金具を掛けて長尺物をほぼ垂直に吊り下げ
    る吊り具と、旋回フレームに水平方向に移動可能に支持
    され、吊り下げられた長尺物の長さ方向の中間部を掴む
    保持具とを設けたスタッカクレーンと、前記案内手段に
    沿って配置された旋回台と、この旋回台に支持され、前
    記吊り金具を掛けて長尺物をほぼ垂直に吊り下げる吊り
    具と、吊り下げられた長尺物の長さ方向の中間部を掴む
    保持具とを配置したフレームとを設けた入出庫装置とを
    設けたことを特徴とする自動倉庫。
  4. 【請求項4】前記スタッカクレーンの吊り具の近傍に、
    スタッカクレーンの旋回フレームの旋回停止位置を検出
    する旋回停止位置検出器を設け、前記ラックおよび入出
    庫装置の吊り具の近傍に、前記旋回停止位置検出器で検
    出される被検出体を設けたことを特徴とする請求項3に
    記載の自動倉庫。
JP16250197A 1997-06-19 1997-06-19 スタッカクレーンおよびこのスタッカクレーンを用いた自動倉庫 Expired - Fee Related JP3593588B2 (ja)

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EP1022238A1 (fr) * 1999-01-21 2000-07-26 Bruno Trento Installation de stockage pour magasins de produits longs disposés selon une orientation sensiblement verticale
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