JP2685804B2 - ワーク自動積込み装置 - Google Patents

ワーク自動積込み装置

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JP2685804B2
JP2685804B2 JP12633988A JP12633988A JP2685804B2 JP 2685804 B2 JP2685804 B2 JP 2685804B2 JP 12633988 A JP12633988 A JP 12633988A JP 12633988 A JP12633988 A JP 12633988A JP 2685804 B2 JP2685804 B2 JP 2685804B2
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潔 釆女
卓 岡田
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石川島播磨重工業株式会社
山下鉄工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、トランスファープレスで成形されたワーク
をトランスファープレスから取出してコンテナに積込む
作業を人手を掛けずに自動的に行い得るようにした、ワ
ーク自動積込み装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、トランスファープレスで成形されたワークは、
例えば、トランスファープレス下流側に設置したベルト
コンベア等の搬送装置に移載され、搬送装置によって所
定位置まで搬送され、しかる後、作業員によって搬送装
置からおろされ、コンテナに積込まれていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述のように、作業員による手作業でワー
クが搬送装置からおろし、コンテナに積込むのは、トラ
ンスファープレスの生産能力が低く且つ成形されるワー
クの大きさが小さく重量が軽い場合でも、装置可動部近
傍での作業であるため作業に危険性が高く、又複数の作
業員を要するため省人化を行うことができず、更に、近
年のようにトランスファープレスが高能率、高速化し、
2.5〜4sec.に1回の割合で成形されたワークがトランス
ファープレスから送出され、しかも大きさも大きいもの
で幅1500mm×長さ2000〜2500mm、重量も20〜30kg程度に
もなると、作業員による手作業では、ワークを搬送装置
からおろしてコンテナに積込む等の処理を行うことは困
難であり、作業の危険性はますます大きくなる。
本発明は、上述の実情に鑑み、トランスファープレス
で成形したワークを取出してコンテナに積込む作業を作
業員の手作業に頼らず、自動的に行い得るようにするこ
とを目的としてなしたものである。
[課題を解決するための手段] 第1の発明はトランスファープレスから送出されたワ
ークを間歇的に搬送するインデックスコンベアと、イン
デックスコンベアにより搬送されて来たワークをセンタ
リングすると共に所定高さまで上昇させるワークセンタ
リング装置と、昇降可能且つ開閉可能な多段に配設され
た複数の第1のフック及び開閉可能な多段に配設された
複数の第2のフックを備え前記ワークセンタリング装置
によりセンタリングされて上昇して来たワークを前記第
1のフック及び第2のフックを交互に切換えて順次第2
のフックに多段状にアキュムレートするアキュムレーテ
ィング装置と、アキュムレートされた所要枚数のワーク
を搬送するワークローダと、空のコンテナ及びワークロ
ーダにより搬送されて来たワークの積込まれたコンテナ
を搬送するコンベアを設けた構成を備え、第2の発明は
トランスファープレスから送出されたワークを間歇的に
搬送するインデックスコンベアと、インデックスコンベ
アにより前後端のうち何れかが下った傾いた状態で送ら
れて来たワークを水平にすると共に所定高さまで上昇さ
せ下流側へ送る昇降及び水平移動可能な治具を備えたワ
ークリフト装置と、ワークリフト装置の治具により上昇
させられて送られて来たワークを載置する支持台及び該
支持台に載置されたワークを上昇させワーク進行方向へ
送ると共に前記支持台に載置する送り台を備えたワーク
積重ね装置と、ワーク積重ね装置に積重ねられた所要枚
数のワークを搬送するワークローダと、空のコンテナ及
びワークローダにより搬送されて来たワークの積込まれ
たコンテナを搬送するコンベアを設けた構成を備え、第
3の発明はトランスファープレスから送出されたワーク
を間歇的に搬送するインデックスコンベアと、インデッ
クスコンベアにより搬送されて来たワークを上昇させ下
流側へ送る平面形状が櫛状の送り台及び送り台により上
昇させられ送られて来たワークを載置する平面形状が櫛
状の支持台を備えたワーク積重ね装置と、ワーク積重ね
装置により積重ねられた所要枚数のワークを搬送するワ
ークローダと、空のコンテナ及びワークローダにより搬
送されて来たワークの積込まれたコンテナを搬送するコ
ンベアを設けた構成を備えている。
[作用] 第1の発明では、トランスファープレスから送出され
たインデックスコンベアにより搬送されて来たワーク
は、ワークセンタリング装置によりセンタリングされる
と共に上昇させられ、センタリング装置からアキュムレ
ーティング装置の第1のフックに受渡された後、第1の
フックと第2のフックに次のワークと一緒に交互に受渡
されることによりワークは第2のフックに多段上にアキ
ュムレートされ、アキュムレートされたワークは、ワー
クローダにより搬送され、コンベアにより搬送されて来
た空のコンテナに積込まれ、所要枚数のワークの積込ま
れたコンテナはコンベアにより搬送される。
第2の発明では、トランスファープレスから送出され
インデックスコンベアにより搬送されて来た、前後のう
ち何れかが下った傾いた状態のワークは、ワークリフト
装置の治具により水平にされると共に上昇させられ、上
昇させられたワークは治具により送られると共に下降し
て支持台に支持され、該ワークは次に送られて来たワー
クと積重ねられ、支持台上の所定枚数のワークは、ワー
クローダにより搬送され、コンベアにより搬送されて来
た空のコンテナに積込まれ、所要枚数のワークの積込ま
れたコンテナはコンベアにより搬送される。
第3の発明では、トランスファープレスから送出され
インデックスコンベアにより搬送されて来たワークは、
平面形状が櫛状の送り台により上昇されて送られ平面形
状が櫛状の支持台に支持され、次に送られて来るワーク
と積重ねられて送り台により上昇させられ、下流側へ送
られ、支持台上に載置されたワークは、ワークローダに
より搬送され、コンベアにより搬送されて来た空のコン
テナに積込まれ、所要枚数のワークの積込まれたコンテ
ナはコンベアにより搬送される。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明す
る。
第1図〜第32図は本発明の一実施例である。
装置全体の概略配置及び構成は第1図及び第2図に示
され、各部の詳細は第3図以降に示されている。
第1図及び第2図に示す従来公知のトランスファープ
レス1は図示してない駆動装置により掴みa、上昇b、
送りc、下降d、解放e、戻りfの各動作を順次繰返し
行い成形されたワーク2を間歇的に下流側へ送出し得る
ようにしたフィードバー3を備えている。
トランスファープレス1の下流側には、トランスファ
ープレス1から送出されたワーク2を間歇的に搬送する
インデックスコンベア4が配置されている。
インデックスコンベア4は第3図〜第5図に示すよう
に、ワーク進行方向D1と平行な方向へ延びる左右一対の
フレーム5を備え、該フレーム5の中途下端部は、フレ
ーム5のトランスファープレス1側所要長さが上下へ揺
動し得るよう、軸6により、ブラケット7を介してフレ
ーム8に支持されている。
各フレーム5の揺動部下面には、フレーム5の長手方
向へ沿って延びる案内レール9,9が上下へ所要の間隔を
置いて取付けられ、フレーム5の下部にブラケット10を
介して配設した軸11には、アーム12,13が固着され、ア
ーム12の下端は流体圧シリンダ14のピストンロッドに連
結され、アーム13の上端には、案内レール9,9間に嵌入
された案内ローラ15が枢着され、流体圧シリンダ14を作
動させることにより、アーム12,13を介して案内ローラ1
5をインデックスコンベア4の長手方向へ往復動させ、
インデックスコンベア4のトランスファープレス1側搬
送面の高さを軸6を基準として調整し得るようになって
いる。
フレーム5の前後端部及び中途部並にフレーム5中途
部下方に配設したフレーム16には、夫々プーリ17,18,1
9,20,21が回転自在に配設され、該プーリ17,18,19,20,2
1には無端状のベルト22が掛け渡されている。又プーリ2
0は、フレーム16上に設置した電動機23により、スプロ
ケット24、チェーン25、スプロケット26を介して駆動し
得るようになっている。更に、ベルト22のワーク搬送面
下面には、フレーム5に沿ってマグネット27が配設さ
れ、インデックスコンベア4上に供給されたワーク2は
マグネット27に吸引、支持されて前後のワークに対し所
定の間隔を保持した状態で搬送されるようになってい
る。
インデックスコンベア4の下流側所要位置には、第6
図及び第7図に示すように、ワークをセンタリングする
ワークセンタリング装置28とワークセンタリング装置28
でセンタリングされたワークを多段状にアキュムレート
するワークアキュムレーティング装置29が設置されてい
る。
ワークセンタリング装置28について説明すると、イン
デックスコンベア4所要位置両側には、架台32上に設置
した流体圧シリンダ30により昇降し得るようにしたフレ
ーム31が配設されている。フレーム31と架台32との間に
は、昇降時にフレーム31が前後へ傾かないよう、同期リ
ンク33,34が枢着され、同期リンク33,34同志の連結点に
は、左右の各フレーム31が左右へ傾かないよう水平な軸
35が取付けられている。又各フレーム31には、夫々2本
ずつラック36が固着され、架台32には前記軸35と平行な
同期軸38が枢着され、同期軸38の両端部に固着したピニ
オン37は前記ラック36と噛合し、同期軸38の回転により
左右のフレーム31が同期して昇降し得るようになってい
る。
フレーム31の上部には、流体圧シリンダ39によって、
ワーク進行方向D1に対して直交する方向へ水平に移動し
得るようにしたフレーム40が配設され、フレーム40には
ワーク進行方向D1と平行な方向へ所定の間隔を置いて夫
々2個の移動レール41が配設され、該移動レール41は逆
ねじを刻設されているねじ軸42を回動することによりワ
ーク進行方向D1と平行な方向へ相互接近或いは相互離隔
移動を行い得るようになっている。
各移動レール41上には、ハンドル43を介して回動する
ねじ軸44によりワーク進行方向D1に対して直交する方向
へ水平移動し得るようにしたガイドポスト45が設置され
ている。又ガイドポスト45にはハンドル46により回動す
る堅向きのねじ軸47が取付けられ、該ねじ軸47にはねじ
軸47の回動により昇降し得るようにした昇降ブロック48
が螺着されている。更に昇降ブロック48には、ワーク2
の端部下面を支持し得るようにした支持座49が固着され
ると共に流体圧シリンダ50により上下へ回動し得るよう
にした側端部位置決め部材51が取付けられている。側端
部位置決め部材51が回動するようにしたのは、ワークの
種類によっては、側端部の位置決め後側端部位置決め部
材51によってワーク端部をクランプする必要があるため
である。
ワークアキュムレーティング装置29について説明する
と、ワークセンタリング装置28の両側方にワーク進行方
向D1と平行に敷設したレール52には、ワーク進行方向D1
と平行な方向へ所要の間隔を置いて門型フレーム状の2
台のアキュムレーティング装置本体53が、車輪54を介し
て載置され、図示してない駆動装置を駆動することによ
り、前後2台のアキュムレーティング装置本体53はレー
ル52に沿って相互接近、相互離隔運動を行い得るように
なっている。又、装置本体53は入力によって位置調整し
クランプして作動中動かないように固定できるようにし
ても良い。
アキュムレーティング装置本体53の上方には、流体圧
シリンダ55の作動により案内部材56に案内されて昇降し
得るようにしたフレーム57が配設され、該フレーム57に
は、流体圧シリンダ58の作動により、案内部材59に案内
されてワーク進行方向D1と平行な方向へ進退動し得るよ
うにしたフック取付けフレーム60が設置され、フック取
付けフレーム60には、ワークを進行方向前後方向から押
え、支持する多段状の第1のフック61が固着されてい
る。
アキュムレーティング装置本体53に固着した水平な部
材62には前記流体圧シリンダ58と平行に流体圧シリンダ
63が配設され、該流体圧シリンダ63には、流体圧シリン
ダ63の作動により、案内部材64に案内されて前記フック
取付けフレーム60と平行な方向へ移動し得るようにした
フック取付けフレーム65が接続され、フック取付けフレ
ーム65には、ワークを進行方向前後方向から押え、支持
する多段状の第2のフック66が固着されている。フック
66,66は夫々第6図において左右対称になっている。
インデックスコンベア4のワークセンタリング装置28
及びワークアキュムレーティング装置29よりも下流側所
要位置には、第8図及び第9図に示すようにワークリフ
ト装置67及びワーク積重ね装置68が配設されている。該
ワークリフト装置67及びワーク積重ね装置68で取扱われ
るワークは自動車用パネルのボンネット或いはカウルで
ある。
ワーク2としてボンネットを取扱うワークリフト装置
67の詳細を第10図〜第12図により説明するとインデック
スコンベア4の下面に設置した架台69上には、流体圧シ
リンダ70の作動により案内レール71に沿いワーク進行方
向D1と平行に往復移動し得るようにした移動フレーム72
が配設され、移動フレーム72に配設した流体圧シリンダ
73には、該流体圧シリンダ73の作動により案内部材74に
案内されて昇降し得るようにした昇降フレーム75が接続
され、昇降フレーム75には、ワーク2を持上げるための
治具76,77が取付けられている。
ボンネットを積重ねるワーク積重ね装置68の詳細を第
13図〜第15図により説明すると、架台69の前記ワークリ
フト装置67よりも下流側には、流体圧シリンダ78の作動
で案内レール83に沿いワーク進行方向D1と平行な方向へ
往復移動し得るようにした移動フレーム79が配設され、
該移動フレーム79上には、流体圧シリンダ80により昇降
し得るようにした昇降フレーム81がパンタグラフ状のリ
ンク82を介して配設されている。左右のリンク82は、昇
降フレーム81が左右へ傾かないように水平な軸84により
連結されている。
昇降フレーム81上には支柱85が立設され、支柱85の上
端に着脱可能に連結した部材86上端には、ボンネット状
のワーク2を上昇させ順次間歇的に送る送り台87が連結
されている。送り台87の平面形状は、上流側端部がライ
ン中心側から外側へ向けて末広り状に切欠かれ、第15図
に示す傾斜88が付されているが、これはワークリフト装
置67で上昇させられたワーク2が送り台87と干渉しない
ようにするためである。
架台69上に立設した支柱89には、蝶番96を介し外側へ
屈曲し得るようにした支柱90が固定可能に接続され、該
支柱90上には送り台87により間歇的に下流側へ送られる
ワーク2を支持する支持台91が固着されている。該支持
台91は送り台87の下限位置よりも上方で上限位置よりも
下方に位置しており、送り台87よりもライン中心から外
側の位置に配設され、送り台87と同様、ワーク2が支持
台91と干渉しないよう支持台91には、第15図に示すよう
に平面的に見て傾斜92が付されている。
架台69のワーク進行方向D1下流側端部に立設した支柱
93上端には、ライン中心位置にラインに沿って位置し上
端が支持台91の上面と略同じ高さの支持台94が固着さ
れ、該支持台94には、上端が支持台91の上面よりも上方
で且つ送り台87が上昇した場合の上限位置よりも下方に
位置する複数のストッパ95がライン方向へ所要の間隔で
固着されている。
カウルを積重ねるワーク積重ね装置68を第16図〜第18
図により説明すると、昇降フレーム81の両側部には、支
柱85よりも低い架台97が立設され、該架台97の上端に
は、ワーク進行方向D1と平行な方向へ所要の間隔でライ
ン中心へ向けて多数の送り棒98が固着されて平面的に見
て櫛状の送り台99が形成されている。ワーク進行方向D1
上流側の送り棒98のうち何本かは、ワーク進行方向D1
流側のものほどライン中心方向への突出量が順次短くな
っているが、これは送り台99に支持される位置に到達す
る前のワーク2が送り台99と干渉しないようにするため
である。
架台69に立設した架台100上端には、ワーク進行方向D
1と平行な方向へ所要の間隔でライン中心へ向けて多数
の支持棒101が固着されて平面的に見て櫛状の支持台102
が形成されている。ワーク進行方向D1上流側の支持棒10
1のうち何本かは、ワーク進行方向D1上流側のものほど
支持面のライン中心方向への長さが順次短かくなってい
るが、これは支持台102に支持される位置に到達する前
のワーク2が支持台102と干渉しないようにするためで
ある。
送り棒98と支持棒101は相互に干渉しないよう、送り
棒98は昇降時、前後の支持棒101間を通り得るようにな
っており、ワーク進行方向D1と平行な方向へ移動する際
には、送り棒98は支持棒101上方を移動し得るようにな
っている。
第1図及び第2図に示すように、インデックスコンベ
ア4の下流には、前記インデックスコンベア4及びワー
クリフト装置67、ワーク積重ね装置68を跨ぐよう架台10
3が立設され、該架台103には、ワーク進行方向D1と平行
な方向へ延びるレール104が敷設され、該レール104上に
はワークローダ105が設置されている。すなわち、ワー
クローダ105の走行フレーム106は車輪107を介してレー
ル104に走行自在に支持され、駆動装置により駆動され
るピニオン108がレール104と平行に敷設したラック109
を転動することにより走行フレーム106はレール104上を
走行し得るようになっている。
走行フレーム106上には、レール104の向きと交叉する
方向へ向けてレール110が敷設され、レール110上には横
行フレーム111が横行自在に載置されている。
横行フレーム111の部分の詳細を第19図〜第21図によ
り説明すると、横行フレーム111は車輪112を介してレー
ル110に支持され、横行フレーム111に搭載した駆動装置
113により駆動されるピニオン114を駆動することによ
り、ピニオン114はレール110と平行に敷設したラック11
5に対し転動し、横行フレーム111はレール110を横行し
得るようになっている。
横行フレーム111にはポストフレーム116が配設され、
横行フレーム111に配設した駆動装置117により駆動し得
るようにしたピニオン118はポストフレーム116に固着し
たラック119と噛合しピニオン118の回転によりポストフ
レーム116を昇降させ得るようになっている。
ポストフレーム116の下端には旋回軸受120の外輪が固
着され、旋回軸受120の内輪に刻設した内歯121には駆動
装置122により駆動し得るようにしたピニオン123が噛合
し、ピニオン123を回転させることにより内輪の下面に
固着した上部フレーム124を旋回させ得るようになって
おり、上部フレーム124には、パワーシリンダ125により
上下へ回動し得るようにした下部フレーム126がピン127
を介して枢着され、下部フレーム126には積込むワーク
の種類に応じてワーク積込み用のハンド装置を着脱し得
るようになっている。
平らなワークをコンテナへ積込む際に使用するハンド
装置を、第22図及び第23図により説明すると、下部フレ
ーム126の下面には、流体圧シリンダ128の作動によっ
て、案内部材129に沿い水平移動し得るようにした案内
ブロック130が取付けられ、該案内ブロック130下面両側
の溝には、ハンドル131の操作により回動するねじ軸132
の回転により案内ブロック130の移動方向と同一方向へ
位置調整し得るようにした案内ブロック133が嵌入さ
れ、案内ブロック133下面両側の溝には、案内ブロック1
33の移動方向に対して直交する方向へ位置調整し得るよ
うにしたフレーム134が嵌合されている。又フレーム134
にはハンドル135の操作により回転するねじ軸136により
昇降し得るようにしたフレーム137が嵌入され、フレー
ム137の内側面には、ワークアキュムレーティング装置2
9のフック66に積重ねられているワークを両側部から支
持するためのフック138が多段状に固着されている。
ボンネットのようなワークをコンテナへ積込む際に使
用するハンド装置を第24図〜第26図により説明すると、
下部フレーム126の下面には、着脱自在で且つ第24図に
おいて紙面と平行な方向へ位置調整し得るようにしたフ
レーム139が取付けられ、該フレーム139には支持アーム
140が固着され、支持アーム140の下端には所定の枚数積
重ねられてワークリフト装置67の支持台91及び94に支持
されているワークを両側部から支持する断面形状アング
ル状の受け台141が固着されている。
カウルのようなワークをコンテナに積込む際に使用す
るハンド装置を第27図〜第29図により説明すると、下部
フレーム126の下面には、着脱自在で且つ第27図におい
て紙面と平行な方向へ位置調整し得るようにしたフレー
ム142が取付けられ、該フレーム142には支持アーム143
が固着され、支持アーム143の下端には、所定の枚数積
重ねられてワークアキュムレーティング装置29の支持台
102に支持されている複数のワークを両側部から支持す
るための受台144が固着されている。受台144はワーク進
行方向D1と平行な方向へ所要の間隔で配列された多数の
受棒145を備えた櫛状に形成され、前記支持台102と干渉
しないようになっている。
空のコンテナ146をコンテナ積込みステーションに送
り、ワークが積込まれたコンテナ146を搬送する搬送ラ
インは第1図及び第2図に示され、147は無人台車148に
より載置された空のコンテナ146を搬送するチェーンコ
ンベア、149はチェーンコンベア147により搬送されて来
たコンテナ146をチェーンコンベア150へ乗換えるターン
テーブルである。
ターンテーブル149の詳細を第30図及び第31図により
説明すると、パンタグラフ状のリンク151を介して駆動
装置によって昇降し得るようにした昇降フレーム152上
には、旋回軸受153の内輪が固着され、旋回軸受153の外
輪上にはテーブル本体154が固着されている。又昇降フ
レーム152に配設した駆動装置155に取付けたピニオン15
6は、旋回軸受153外輪の外歯157と噛合い駆動装置155に
より回転するピニオン156によりテーブル本体154は旋回
し得るようになっており、テーブル本体154上には、コ
ンテナ146を搬送するチェーンコンベア158が配設されて
いる。
チェーンコンベア150はインデックスコンベア4と平
行に配設されてインデックスコンベア4の側方へ延び、
その下流端はワークローダ105の下方に位置し、ワーク
積込みステーションとなっている。又チェーンコンベア
150のワーク積込みステーションの部分には、昇降可能
なチェーンコンベア159,160が配設され、ワークの積込
まれたコンテナ146をインデックスコンベア4から離れ
る方向へ搬送し得るようになっている。
チェーンコンベア159,160の下流側には、チェーンコ
ンベア161,162が、又、チェーンコンベア161,162の下流
側には昇降可能なチェーンコンベア163,164が夫々配設
され、ワークを積込まれたコンテナ146は、チェーンコ
ンベア163,164からチェーンコンベア165に乗移り得るよ
うになっている。又チェーンコンベア165の下流端には
前述のターンテーブル149と同様、昇降及び旋回自在で
上面にチェーンコンベアを備えたターンテーブル166が
配設され、ターンテーブル166から乗換えられたコンテ
ナ146はチェーンコンベア167により搬送され、無人台車
148によりライン外へ搬送し得るようになっている。
コンテナ146はワークを積込む際の作業性を考慮し
て、第1図に示すように上方及び一側が開口した形状に
なっており第32図に示すように、ワークの種類によって
は、ワークを安定支持するため、コンテナ146内に水平
なガイドアーム168が取付けられている。
次に、本発明の作動について説明する。
トランスファープレス1のフィードバー3により送ら
れて来るワーク2は、その種類により掴む状態から解放
状態になる高さ位置が異なる。このため運転開始時に
は、流体圧シリンダ14によりアーム12,13、案内ローラ1
5を介して軸6を基準にフレーム5の軸6より上流側の
部分を傾動させ、インデックスコンベア4の上流端レベ
ルをワーク2の種類及び寸法に合わせて位置決めしてお
く。
トランスファープレスのフィードバー3が掴みa、上
昇b、送りc、下降d、解放e、戻りfの工程を繰返し
行うことにより、成形されたワーク2は間歇的にインデ
ックスコンベア4のベルト22搬送面上へ載置され、マグ
ネット27により吸引、支持される。
ワーク2がインデックスコンベア4のベルト22搬送面
上へ載置されたら、次いで電動機23が駆動され、スプロ
ケット24、チェーン25、スプロケット26を介してプーリ
20が駆動され、ベルト22がプーリ17,18間を回動する。
このため、ワーク2はマグネット27に吸引、支持された
ままベルト22によりD1方向へ搬送され、ワーク2が1ピ
ッチ分移動すると、電動機23は停止してベルト22も停止
する。
ワーク2がインデックスコンベア4により1ピッチ分
搬送されると、トランスファープレス1のフィードバー
3により次のワーク2がインデックスコンベア4のベル
ト22搬送面上に載置されてマグネット27により吸引、支
持され、再びインデックスコンベア4が駆動されてワー
ク2は1ピッチ分だけ搬送される。従って、前回インデ
ックスコンベア4に載置されたワーク2は、合計2ピッ
チ分だけ前進させられる。
上述の動作を繰返すことにより、ワーク2はトランス
ファープレス1からインデックスコンベア4上へ送出さ
れると共に前後の間隔を所定状態に保持してインデック
スコンベア4により順次下流側へ送られ、ワーク2はイ
ンデックスコンベア4の下流側に到達する。
ワーク2がボンネットやカウル以外のものの場合、該
ワーク2がワークセンタリング装置28及びワークアキュ
ムレーティング装置29の部分に到達したら、ワーク2は
装置28,29によってセンタリング及びアキュムレーティ
ングされるが、この際ワークセンタリング装置28で予め
ハンドルの操作によりねじ軸42を回動させてガイドポス
ト45をワーク進行方向D1と平行な方向へ相互接近、相互
離反するよう移動させ、支持座49の前後方向間隔をワー
クの長さに合せて調整し、又ハンドル43によりねじ軸44
を回動させてガイドポスト45をワーク進行方向D1と直交
する水平方向へ相互接近、相互離反するよう移動させ、
支持座49のラインと直交方向の間隔をワークの幅に合せ
て調整し、ハンドル46によりねじ軸47を回転させて昇降
ブロック48を昇降させ、支持座49の高さ方向位置を調整
しておき、流体圧シリンダ50により側端部位置決め部材
51を垂直状態にしておく。又ワークアキュムレーティン
グ装置29もレール52上を走行させて所定位置に停止させ
ておく。
ワーク2がインデックスコンベア4の下流側所定位置
に到達したら、流体圧シリンダ39により移動フレーム41
及びガイドポスト45を介して支持座49及び側端部位置決
め部材51をワーク2の両側端部に近接させると共に流体
圧シリンダ30により同期リンク33,34及びフレーム31を
上昇させることによりフレーム40、移動フレーム41、ガ
イドポスト45を介して支持座49及び側端部位置決め部材
51を上昇させる。これにより、ワーク2は支持座49によ
り支持されると共に側端部位置決め部材51によって左右
方向位置が位置決めされ、インデックスコンベア4から
上方へ持上げられる。
ワーク2がワークセンタリング装置28によりセンタリ
ングされたうえインデックスコンベア4上方所要位置ま
で上昇したら、予め流体圧シリンダ55が作動して下降、
停止している流体圧シリンダ58が作動してフック取付け
フレーム60がワーク2に対して近接する方向へ移動し、
前後のフック61のうち最下段のフック61にワーク2は支
持された状態になる。このため、支持座49及び側端部位
置決め部材51は流体圧シリンダ39により左右外方へ開く
と共に流体圧シリンダ30により下降し、従って、ワーク
2は、ワークアキュムレーティング装置29のフック61の
最下段の部分により完全に支持される。
ワーク2がフック61の最下段の部分に支持されると、
流体圧シリンダ55によりフック取付けフレーム60を介し
てフック61がフック61の上下方向取付け間隔分すなわち
1ピッチ分上昇し、流体圧シリンダ63が作動してフック
取付けフレーム65を介してフック66がワーク2に近接
し、フック66の最下段の部分によりワーク2が支持され
た状態になる。そうすると、流体圧シリンダ58によりフ
ック61が開き、ワーク2はフック66に完全に支持され
る。又流体圧シリンダ55によりフック61は開いたまま下
限位置まで下降させられる。
インデックスコンベア4上を送られて来た2番目のワ
ーク2は最初のワークと同様、ワークセンタリング装置
28の支持座49により支持されると共に、側端部位置決め
部材51により位置決めされてインデックスコンベア4上
方へ、フック61の最下段の部分まで持上げられる。そう
すると、流体圧シリンダ58によりフック61がワーク2側
へ前進し、2番目のワーク2はフック61の最下段の部分
に支持された状態になると共に最初のワーク2はフック
61の最下段から2番目の部分に支持される。又支持座49
及び側端部位置決め部材51は開いて下限位置まで下降
し、フック66も開く。従って、2枚のワーク2は積重ね
られた状態でフック61に完全に支持される。
フック61に2枚のワーク2が支持されると、フック61
が2枚ワークを支持したままフック61の上下方向取付け
間隔分すなわち1ピッチ分上昇し、次いでフック66が閉
じ、2枚のワーク2はフック66の最下段の部分と下から
2段目の部分に支持され、フック61は開いて下限位置ま
で下降する。
インデックスコンベア4上を送られて来た3番目のワ
ーク2は、1番目、2番目のワークと同様、ワークセン
タリング装置28の側部位置決め部材51及び支持座49によ
り位置決め支持されてインデックスコンベア4上方のフ
ック61最下段の部分まで持上げられ、フック61がワーク
側へ前進し、3番目のワーク2はフック61の最下段の部
分に支持された状態になると共に、1番目のワーク2は
フック61の下から3番目の部分に、2番目のワーク2は
フック61の下から2段目の部分に夫々支持される。しか
る後、支持座49及び側端部位置決め部材51は開いて下限
位置まで下降し、フック66も開く。従って、3枚のワー
ク2はフック61に完全に支持される。
フック61に3枚のワークが支持されたら、フック61
が、3枚のワークを支持したままフック61の1ピッチだ
け上昇し、しかる後フック66が閉じ、3枚のワークはフ
ック66の最下段の部分、下から2段目の部分、下から3
段目の部分に支持され、フック61は開いて下限位置まで
下降する。
上述の操作を繰返すことにより、ワークはフック66の
部分で順次1ピッチずつ上昇し、フック66に所定の枚数
のワークがアキュムレートされる。
一方、ワークをフック66へアキュムレートしている間
に、ワークローダ105の走行フレーム106はレール104を
走行すると共に横行フレーム111はレール110を横行し、
横行フレーム111はワークアキュムレーティング装置29
の上方所要位置に待機している。この場合、ワークロー
ダ105のポストフレーム116下端下部フレーム126に取付
けられているハンド装置は第22図及び第23図に示すもの
であり、パワーシリンダ125により下部フレーム126は水
平に保持されると共に駆動装置122によりピニオン123を
介して上部フレーム124、下部フレーム126は水平方向へ
旋回し、第22図及び第23図に示すハンド装置のフック13
8はワークを前後方向から挾む向きに停止し、又ワーク
の寸法に対応して予めフック138の前後方向及び左右方
向の間隔は所定間隔に調整されている。
而して、所定枚数のワークがワークアキュムレーティ
ング装置29のフック66にアキュムレートされると駆動装
置117が駆動されてピニオン118及びラック119を介しポ
ストフレーム116が下降し、フック138はアキュムレート
されているワークの前後部まで下降する。そこで、流体
圧シリンダ128を作動させて案内ブロック130,133、フレ
ーム134,137を介してフック138をワークに対して近接さ
せ、フック138によりワークを支持すると共にフック66
を開く。しかる後、ポストフレーム116が上昇すること
により所定枚数のワークもフック138に掴まれて上昇
し、走行フレーム106の走行、横行フレーム111の横行に
よりワークは第2図のワーク積込みステーションA,Bの
何れかに予め待機しているコンテナ146上へ水平状態で
搬送される。又パワーシリンダ125が作動して下部フレ
ーム126が下方へ回動し、フック138に支持されているワ
ークは垂直状態になる。
フック138に支持されているワークが垂直状態になっ
たら、次にポストフレーム116を下降させてワークをコ
ンテナ146の開口部前面まで下降させ、駆動装置17を駆
動してピニオン114及びラック115を介し、横行フレーム
111をレール110に沿い横行させる。このため、フック13
8に垂直状態に支持されている所定枚数のワークはコン
テナ146内に挿入され、コンテナ146のガイドアーム168
がワークの開口に挿通される。そこで、流体圧シリンダ
128によりフック138を開くと、ワークはコンテナ146内
に積込まれる(第32図参照)。又ポストフレーム116は
上昇すると共に下部フレーム126は水平状態に戻され、
走行フレーム106の走行、横行フレーム111の横行により
フック138は再びワークアキュムレーティング装置29の
上部へ戻り、次のワークの積込みに備えて待機する。
ワーク2がボンネットの場合、ワーク2は第10図のイ
に示すように傾いた状態でインデックスコンベア4を送
られて来る。
ワーク2がワークリフト装置67に到達すると流体圧シ
リンダが作動して昇降フレーム75が上昇し、このため治
具76,77も上昇してワーク2は第10図のロに示すよう
に、治具76,77により水平にされると共にインデックス
コンベア4上方へ持上げられる。次いで、流体圧シリン
ダ70により移動フレーム72がワーク進行方向D1へ移動さ
せられ、昇降フレーム75を介しワーク2が第10図のハに
示すように所定量前進して先端がストッパ95にぶつかっ
たら流体圧シリンダ73により治具76,77は下降すると共
に流体圧シリンダ70により移動フレーム72はワーク進行
方向とは逆方向へ移動してもとの位置へ戻る。これによ
って、ワーク2は第13図〜第15図に示す支持台91に載置
される。支持台91に支持されたときのワーク2の状態は
第13図及び第15図のニに示すようになる。又インデック
スコンベア4により搬送されてきた次のワーク2が前述
したと同様にして治具76,77により水平状態にされて上
昇すると、第13図及び第14図のホに示すように、次のワ
ーク2は最初のワーク内に挿入された状態となる。
又ワーク積重ね装置68の流体圧シリンダ80により昇降
フレーム81を上昇させ支持台91に支持されているワーク
2を送り台87により支持台91から持上げ、流体圧シリン
ダ78により移動フレーム79を介し昇降フレーム81をワー
ク進行方向D1へ移動させると共に流体圧シリンダ80によ
り昇降フレーム81を下降させる。これによって、最初の
ワークは、第13図及び第15図に示すように、下流側のス
トッパ95に当接した状態で、支持台91により支持され、
又次のワーク2はワーク積重ね装置68により第13図及び
第15図のニの位置まで送られ、支持台91により支持され
る。
2枚のワークが支持台91上に支持されると上述と同様
にして送り台87が上昇することにより2枚のワークは支
持台91から持上げられ、送り台87がワーク進行方向D1
移動することにより2枚のワークは1ピッチ分だけワー
ク進行方向D1へ送られ、送り台87が下降することにより
1ピッチ送られた状態で支持台91に支持され、又3枚目
のワークもワークリフト装置により第13図及び第15図の
ニの位置まで送られ、2番目のワークの内側に挿入され
た状態で支持台91に支持される。
上述のようにして、ワーク積重ね装置68の支持台91上
のワークは順次送り台87により下流側へ送られ、ワーク
リフト装置67の治具76,77に持上げられたワークは順次
支持台91に積重ね、支持される。
一方、ワークローダ105の下部フレーム126には、第24
図〜第26図に示すハンド装置が予めセットしてあり、受
台141を備えた支持アーム140は、第22図の流体圧シリン
ダ128により開いた状態でワーク積重ね装置68の上方に
待機している。而して、所要数のワークが支持台91に載
置されたら、ポストフレーム116が下降し、支持アーム1
40が第22図の流体圧シリンダ128によりワーク側へ移動
し、受台141がワークの下面に挿入される。このため、
ポストフレーム116を上昇させれば、支持台91のワーク
は受台141により持上げられる。ワークの両端部は第15
図に示すように支持台91の両外側へ突出しており、受台
141はこの突出部を受けるため、受台141が支持台91と干
渉するおそれはない。
受台141に受取られたワークローダ105によりワーク積
込みステーションA又はBに待機しているコンテナ146
上に搬送され、ポストフレーム116が下降すると共に受
台141が開き、ワークはコンテナ146に水平のまま積込ま
れる。
ワークがカウルの場合は、ワーク積重ね装置68の第17
図に示す蝶番96を介して支柱90及び支持台91を倒し、第
13図に示す送り台87を外し部材86を倒しておく。
ワーク2がインデックスコンベア4により搬送されて
第16図のトの位置に到達すると、流体圧シリンダ80によ
り昇降フレーム81を介して送り台99が上昇し、ワークの
両側端部は送り棒98に支持されてインデックスコンベア
4より持上げられ、流体圧シリンダ78により移動フレー
ム79、昇降フレーム81を介して送り台99はワーク進行方
向D1へ移動し、送り台99が下降することによりワークは
支持台102上に第16図のチに示すように載置される。こ
の後送り台99はもとの位置へ戻される。
2番目のワーク2がインデックスコンベア4により第
16図のトの位置に来ると、送り台99が上昇し、送り台99
によりインデックスコンベア4上のワーク2が持上げら
れると共に支持台102上のワーク2も送り台99により持
上げられ、送り台99のワーク進行方向D1への移動によ
り、最初のワークは1ピッチだけ前進して支持台102に
支持され、2番目のワークは最初のワークの中へ挿入さ
れた状態で第16図のチに示すように支持台102に支持さ
れる。
以下、前述と同様にして順次ワークが支持台102上に
積重ね、支持される。
一方、ワークローダ105の下部フレーム126には、第27
図〜第29図に示すハンド装置が予めセットしてあり、受
台144を備えた支持アーム143は、第22図の流体圧シリン
ダ128により開いた状態でワーク積重ね装置68の上方に
待機している。而して所要数のワークが支持台102上に
載置されたら受台144が下降し閉じて受台144の下面に挿
入され、受台144が上昇することによりワークは支持台1
02から持上げられ、ワークローダ105により搬送されて
ワーク積込みステーションA、Bの何れかに待機してい
るコンテナ146に水平のまま積込まれる。
次にコンテナ146について説明すると、空のコンテナ1
46は第2図のD2方向から第1図に示す無人台車148によ
ってチェーンコンベア147上に載置される。この場合、
コンテナ146の側部開口はチェーンコンベア147のコンテ
ナ送り方向上流側に向いている。
コンテナ146はチェーンコンベア147により送られ、昇
降フレーム152を介し上昇すると共に向きがチェーンコ
ンベア147と平行になっているターンテーブル149のチェ
ーンコンベア158に乗移る。又コンテナ146がチェーンコ
ンベア158に乗移ると、駆動装置155によりピニオン15
6、外歯157を介してテーブル本体154を180度旋回させて
チェーンコンベア158の向きを前後逆にし、昇降フレー
ム152を下降させる。これによって、コンテナ146の側部
開口はインデックスコンベア4側に向いた状態でチェー
ンコンベア150に乗移り、チェーンコンベア150の駆動に
よってコンテナ146は搬送され、ワーク積込みステーシ
ョンA又はBで停止する。停止したコンテナ146には、
上述したようにワーク2がワークローダ105により積込
まれる。
ワークがコンテナ146に所要数積込まれると、チェー
ンコンベア159又は160が上昇し、ワーク積込みが終了し
たコンテナ146はチェーンコンベア159又は160からチェ
ーンコンベア161又は162、予め上昇しているチェーンコ
ンベア163又は164により順次搬送される。
コンテナ146がチェーンコンベア163又は164に来る
と、該チェーンコンベア163又は164は下降し、コンテナ
146はチェーンコンベア165に載置され、チェーンコンベ
ア165によりその下流端まで搬送される。そうすると、
ターンテーブル166のチェーンコンベアが上昇してコン
テナ146はチェーンコンベア165から持上げられ、チェー
ンコンベアの設置してあるテーブル本体が180度旋回し
た後下降する。これによって、コンテナ146は側部開口
がもとの状態に戻ると共にチェーンコンベア167に載置
され、チェーンコンベア167によりその下流端まで搬送
され、無人台車148によって倉庫等へ搬送される。
なお、本発明の実施例では、3種類のワークを取扱う
場合について説明したが、1種類或いは2種類のワーク
を取扱う場合でも適用できること、その他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論
である。
[発明の効果] 本発明のワーク自動積込み装置によれば、成形された
ワークは人手を要することなく自動的にコンテナに積込
むことが可能となるから、作業員による可動部での作業
をなくすことができて安全性が向上すると共に省人化を
図ることができる、等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第32図は本発明の一実施例の説明図で、第1図
はワーク自動積込み装置の全体斜視図、第2図はワーク
自動積込み装置の全体配置平面図、第3図はインデック
スコンベアの側面図、第4図は第3図の平面図、第5図
は第3図のV−V方向矢視図、第6図はワークセンタリ
ング装置及びワークアキュムレーティング装置の側面
図、第7図は第6図のVII−VII方向矢視図、第8図はワ
ークリフト装置及びワーク積重ね装置の側面図、第9図
は第8図の平面図、第10図は第8図のワークリフト装置
の詳細側面図、第11図は第10図のXI−XI方向矢視図、第
12図は第10図の平面図、第13図は第8図のボンネット用
のワーク積重ね装置の詳細側面図、第14図は第13図のXI
V−XIV方向矢視図、第15図は第13図の平面図、第16図は
第8図のカウル用のワーク積重ね装置の詳細側面図、第
17図は第16図のXVII−XVII方向矢視図、第18図は第16図
の平面図、第19図はワークローダの横行フレームの部分
の側面図、第20図は第19図のXX−XX方向矢視図、第21図
はワークローダのポストフレーム下端部の詳細図、第22
図はワークローダのポストフレーム下端に取付けるボン
ネット及びカウル以外のハンド装置の側面図、第23図は
第22図のXXIII−XXIII方向矢視図、第24図はワークロー
ダのポストフレーム下端に取付けるボンネット用のハン
ド装置の側面図、第25図は第24図のXXV−XXV方向矢視
図、第26図は第24図の平面図、第27図はワークローダの
ポストフレーム下端に取付けるカウル用のハンド装置の
側面図、第28図は第27図のXXVIII−XXVIII方向矢視図、
第29図は第27図の平面図、第30図はコンテナを搬送する
ラインに設置するターンテーブルの詳細図、第31図は第
30図の平面図、第32図はワークを積込むコンテナの一例
の説明図である。 図中1はトランスファープレス、2はワーク、3はフィ
ードバー、4はインデックスコンベア、28はワークセン
タリング装置、29はワークアキュムレーティング装置、
67はワークリフト装置、68はワーク積重ね装置、105は
ワークローダ、146はコンテナ、149はターンテーブル、
150,158,159,160,161,162,163,164,165はチェーンコン
ベア、166はターンテーブル、167はチェーンコンベアを
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−90325(JP,A) 特開 昭59−50930(JP,A) 特開 昭49−80678(JP,A) 実開 昭62−5131(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスファープレスから送出されたワー
    クを間歇的に搬送するインデックスコンベアと、インデ
    ックスコンベアにより搬送されて来たワークをセンタリ
    ングすると共に所定高さまで上昇させるワークセンタリ
    ング装置と、昇降可能且つ開閉可能な多段に配設された
    複数の第1のフック及び開閉可能な多段に配設された複
    数の第2のフックを備え前記ワークセンタリング装置に
    よりセンタリングされて上昇して来たワークを前記第1
    のフック及び第2のフックを交互に切換えて順次第2の
    フックに多段状にアキュムレートするアキュムレーティ
    ング装置と、アキュムレートされた所要枚数のワークを
    搬送するワークローダと、空のコンテナ及びワークロー
    ダにより搬送されて来たワークの積込まれたコンテナを
    搬送するコンベアを設けたことを特徴とするワーク自動
    積込み装置。
  2. 【請求項2】トランスファープレスから送出されたワー
    クを間歇的に搬送するインデックスコンベアと、インデ
    ックスコンベアにより前後端のうち何れかが下った傾い
    た状態で送られて来たワークを水平にすると共に所定高
    さまで上昇させ下流側へ送る昇降及び水平移動可能な治
    具を備えたワークリフト装置と、ワークリフト装置の治
    具により上昇させられて送られて来たワークを載置する
    支持台及び該支持台に載置されたワークを上昇させワー
    ク進行方向へ送ると共に前記支持台に載置する送り台を
    備えたワーク積重ね装置と、ワーク積重ね装置に積重ね
    られた所要枚数のワークを搬送するワークローダと、空
    のコンテナ及びワークローダにより搬送されて来たワー
    クの積込まれたコンテナを搬送するコンベアを設けたこ
    とを特徴とするワーク自動積込み装置。
  3. 【請求項3】トランスファープレスから送出されたワー
    クを間歇的に搬送するインデックスコンベアと、インデ
    ックスコンベアにより搬送されて来たワークを上昇させ
    下流側へ送る平面形状が櫛状の送り台及び送り台により
    上昇させられ送られて来たワークを載置する平面形状が
    櫛状の支持台を備えたワーク積重ね装置と、ワーク積重
    ね装置により積重ねられた所要枚数のワークを搬送する
    ワークローダと、空のコンテナ及びワークローダにより
    搬送されて来たワークの積込まれたコンテナを搬送する
    コンベアを設けたことを特徴とするワーク自動積込み装
    置。
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