JPH07254297A - メモリ冗長回路 - Google Patents

メモリ冗長回路

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JPH07254297A
JPH07254297A JP7064744A JP6474495A JPH07254297A JP H07254297 A JPH07254297 A JP H07254297A JP 7064744 A JP7064744 A JP 7064744A JP 6474495 A JP6474495 A JP 6474495A JP H07254297 A JPH07254297 A JP H07254297A
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memory
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JP7064744A
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Jean Devin
ドゥヴァン ジャン
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STMicroelectronics SA
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SGS THOMSON MICROELECTRONICS
SGS Thomson Microelectronics SA
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/24Accessing extra cells, e.g. dummy cells or redundant cells

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、メモリ冗長回路に関するものであ
る。 【構成】 主メモリは、欠陥区域(例えば、欠陥列)が
あれば冗長メモリによって置換される。欠陥アドレスメ
モリは、主メモリのテストの間に初期化される。主メモ
リへのアクセスに関する正常な動作中、各主メモリアド
レスは冗長メモリで主メモリ区域を置換するために全欠
陥アドレスと比較される。主メモリのテスト中、通常、
欠陥アドレスメモリの各アドレスを初期化することが必
要である。これは、主メモリが欠陥がない場合時間の損
失の原因となる。本発明は、欠陥アドレスメモリを作動
させないまたはその動作を無効にし、それを恒久的に実
施するために使用される禁止回路を提供する。 【効果】 集積回路メモリに適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に集積回路の形態に
製造されたメモリに適用されるメモリ冗長回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】メモリアドレッシング技術において、主
メモリの一部(列)に欠陥があることが分かった時バッ
クアップメモリすなわち冗長メモリによって置換する方
法が知られている。一般的には、主メモリは行及び列に
組織化されている。行または列内で検出された欠陥に対
処するために、各々冗長行または冗長列が備えられてい
る。
【0003】例えば、主メモリの列に欠陥がある時、次
のようにして冗長列で置換する。すなわち、欠陥列のア
ドレスを欠陥アドレスメモリに記憶する。この欠陥アド
レスメモリは、内容アドレス可能メモリ(Content Addre
ssable Memory 、CAM)として知られている内容アド
レス可能型のメモリである。アドレスが主メモリに入力
するといつでも、このアドレスはCAMにも入力され
る。入力されたアドレスが記憶されたアドレスと同じな
らば、冗長回路が作動され、欠陥列の接続を切り、その
代わりにユーザには見えないように冗長列に接続するよ
うに働く。
【0004】実際には、主メモリの構成により、1列に
欠陥がある場合、この欠陥列を含む列の組がある冗長列
の組によって置換される。一般的に、列の組が大容量メ
モリのアドレスビットによって決定される時、全体とし
て置換されるのはこの列の組である。以下の記載では、
説明を簡単にするために列の組の置換よりむしろ単一の
列の置換を考える。
【0005】数メガビットの主メモリでは、数個の欠陥
を修復する可能性が予想される。従って、修復すること
が可能である欠陥列または行が存在するのと同数の冗長
列が存在する。各冗長列には、欠陥列のアドレスを含む
CAMが各々組み合わされている。N個の欠陥を修復し
なければならない時、N個の冗長列とN個のCAMが必
要である。典型的には、4メガビットまたは16メガビッ
トメモリの場合、N=36である。主メモリの列がMビッ
トアドレス(例えば、M=5)で指定されるとすると、
その時各CAMは少なくともM+1ビットを含む。すな
わち、欠陥列のアドレスを示すMビットと、欠陥アドレ
スがCAMに入力された時このCAMに対応する冗長回
路が実際にアクティブにされなければならないことを示
す1つの有効化ビットである。
【0006】従って、主メモリのテスト及び欠陥の検出
中、CAMを適切に記録することが必要であり、その結
果、後に主メモリの欠陥部分を使用しようと試みると、
これらのCAMは自動的に主メモリの欠陥部分を冗長メ
モリによって置換するであろう。しかしながら、あるシ
ステムでは、CAMは相補形メモリセルを含むメモリセ
ルによって形成される。そのような素子に1または0を
記録するかどうかによって、1つのメモリセルはまた別
の素子をプログラムしなければならない。従って、それ
らが使用されていてもいなくても、全素子をプログラム
しなければならない。それは、プログラミングが存在し
ない時、これらのCAMはそれにもかかわらず誤って情
報要素(欠陥アドレス情報要素)を与える危険性がある
からである。CAMを使用しなければならないか、使用
しなくてもよいかを知ることを可能にするために様々な
方法が考案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば、このCAMが
使用されているかいないかを有効化ビットを示す各CA
Mに組み合わせて備えることが可能である。しかしなが
ら、テスト中これらの手段を、この場合は各CAMの有
効化ビットを、各CAMの使用または非使用に対応する
ポジションに設定することが必要になる。従って、やは
りこれらのCAMが初期化される際に、余分なテスト時
間が必要になる。本発明の目的は、場合によっては、C
AMの初期化動作を防止し、従って、この初期化時間を
短くすることにある。特に、主メモリに欠陥が検出され
ないと、CAMを使用する必要はなく、この主メモリに
関する全CAMを包括的に処理することができる。この
目的のため、本発明では、追加メモリ素子が追加されて
おり、そのメモリ素子はその状態によってCAMの状態
を考慮すべきかどうかについて情報を与える。従って、
各メモリのテストに平均3秒の利得がある。これは、極
めて重要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、メモ
リアドレスによって各々アクセスできる複数のメモリ区
域を備える主メモリ用のメモリ冗長回路であって、この
冗長回路は各々主メモリの欠陥区域に対応する各欠陥ア
ドレスを含むためのものであり、主メモリのアドレッシ
ング動作のたびに主メモリアドレスを各欠陥アドレスと
比較して、その結果、一致した際には、主メモリのアド
レッシングを禁止し、冗長メモリの区域にアドレスする
欠陥アドレスメモリによってアドレス可能な冗長メモリ
を備え、上記冗長回路は欠陥アドレスメモリの動作を禁
止しまたはそれを無効にするために欠陥アドレスメモリ
に禁止信号を出力する少なくとも1つの第1の状態を有
する禁止回路を備え、従って、主メモリのアドレッシン
グは正常に実行されることを特徴とするメモリ冗長回路
に関するものである。
【0009】本発明は、また、欠陥アドレス回路によっ
てアクセス可能な冗長メモリを備える主メモリの初期化
方法であって、それによって、主メモリのテストが実行
され、主メモリに欠陥が検出されるとき、欠陥アドレス
回路の作動は無効にされることを特徴とする方法に関す
るものである。CAMを形成するために、最初に物理的
なヒューズが使用された。これらのヒューズは電気的に
飛ばされたり、またはレーザビームによって飛ばされ、
各ヒューズは、アドレスビットまたは有効化ビットを示
す。これらのヒューズには欠点(信頼性、必要なスペー
ス、消費電力及びプログラミングの困難に関して)があ
り、消去できない不揮発性メモリセルにすぐに代えられ
た。しかし、この不揮発性メモリセルもまた欠点を有し
(高い電流消費)、次第に各アドレスビットまたは有効
化ビットのための2個のフローティングゲートトランジ
スタを備えるプログラム可能な双安定性フリップフロッ
プ回路に代えられた。
【0010】図1は、欠陥アドレスビット(または有効
化ビット)の記憶用セルを構成し、従って、欠陥アドレ
スCAMのM+1個のセルを1つを構成する従来技術の
不揮発性のプログラム可能な双安定フリップフロップ回
路を図示したものである。このセルの出力OUTは、フ
リップフロップ回路がプログラムされているかどうかに
よって論理レベル0または1の状態にある。従って、こ
の出力はアドレスビットの値(または有効化ビットの
値)を決定する。
【0011】セルがM個の欠陥アドレスビットの1個に
対応する時、これらのM個のアドレスビットの各セルの
出力は排他的ORゲート(図示せず)の入力に入力され
る。排他的ORゲートは、もう1個の入力に主メモリが
受けた対応するアドレスビットを受ける。1個の同じ欠
陥アドレスメモリの他のアドレスビットに対応する排他
的ORゲートの出力は、NORゲート(図示せず)の入
力に入力される。このNORゲートの出力は、入力され
た全てのアドレスビットと欠陥アドレスメモリの全ての
対応するビットが一致する時だけ論理レベル1を出力す
る。NORゲートの出力は、例えばANDゲート(図示
せず)によって有効化ビットに対応するメモリセルの出
力によって有効化される。ANDゲートの出力はCAM
の出力であり、主メモリに入力されたアドレスが記録さ
れた欠陥アドレスに対応する時、冗長パスを動作させる
ために使用される。
【0012】一般的に、N個の欠陥アドレスメモリが存
在し、例えば、N=36である。主メモリのテスト中、欠
陥列を検出するとCAMの1個にこの列のアドレスが記
憶される。このように、各CAMは、欠陥が検出される
につれて順番にプログラムされる。主メモリの正常な動
作では、このメモリのアドレスは同時に全CAMに入力
される。入力されたアドレスとそれらの1個に記憶され
たアドレスとが一致する時、このアドレスに対応する冗
長パスがアクティブにされる。従って、CAMに欠陥ア
ドレスをプログラミングすることを可能にするために、
主メモリの各アドレスビットはCAMの各セルに入力さ
れる。テスト中のアドレスで欠陥が検出された場合、テ
スト装置の命令によってプログラミングが実行される。
【0013】図1に示した各メモリセルは、2個のアー
ムを有し、各アームにフローティングゲートトランジス
タTGF1、TGF2を備える。アームは、これらの2
個のトランジスタの内の1個がプログラムされるとすぐ
に双安定フリップフロップ回路を形成するように配置さ
れている。その時、出力OUTによって示され、アドレ
スビットまたは有効化ビットに対応するフリップフロッ
プ回路の状態は、2個のトランジスタの内のプログラム
されている方の関数である。最初は、2個のトランジス
タはプログラムされていない状態または空白状態であ
る。メモリのテスト中、2個のトランジスタの内の1個
はセルの出力OUTで0または1を得るようにプログラ
ムされており、それにより、セルの永久的な安定状態0
または1を決定する。
【0014】より正確には、図1のセルは、電源端子A
(約3Vの電位Vcc)と端子Bとの間に並列接続された
2個の同じアームを有する。端子Bの電位VSは、読出
モードまたはプログラミングモードで零であり、また消
去モードが設計されている時(フラッシュEPROM)
消去モードで高電位(12V)にされる。各アームと直列
に、Pチャネルトランジスタ(T1、T2)、Nチャネ
ルトランジスタ(T3、T4)及びフローティングゲー
トトランジスタ(TGF1、TGF2)がある。一方の
アームのPチャネルトランジスタ(T1、T2)のゲー
トは、もう一方のアームのPチャネルトランジスタ(T
2、T1)のドレインに接続される。Nチャネルトラン
ジスタ(T3、T4)のゲートは共通電位VBに共に接
続され、その値は動作モードによって変わる(読出モー
ドでは約1.8 V、読出モードのセルのドレインで1Vを
得るためにプログラミングまたは消去モードでは0
V)。トランジスタT3及びT4は絶縁トランジスタで
あり、プログラミングまたは消去モードでフローティン
グゲートトランジスタに印加される比較的高い電圧がト
ランジスタT1及びT2に伝送されることを防ぐ。フロ
ーティングゲートトランジスタTGF1、TGF2のゲ
ートは共通電位VGFに接続されており、その電位は動
作によって変わる(読出モードでは約3V、プログラミ
ングモードでは約12V)。これらのトランジスタのソー
スは、ノードB(電位VS)に接続されている。フロー
ティングゲートトランジスタのドレイン電位は各々トラ
ンジスタT5及びT6によって制御されており、プログ
ラミング電位VPRGへドレインの接続(トランジスタ
T5またはT6をオンにする)するか、またはドレイン
を高インピーダンス状態にする(トランジスタT5また
T6をオフにする)ことを可能にする。プログラミング
モードでは、トランジスタT5のゲートはプログラミン
グ信号PROGによって、トランジスタT6のゲートは
相補信号NPROGによって制御される。従って、信号
PROGの状態によって、2個のフローティングトラン
ジスタの内のプログラムしなければならない方と、空白
のままにしておかなければならない方との選択を行な
う。読出モードでは、トランジスタT5及びT6のドレ
インは高インピーダンス状態のままであり、電圧VPR
Gはこれらのドレインに印加されない。
【0015】セルは、2個の可能な安定状態のうち1個
の安定状態を有するので双安定と呼ばれ、そのセルがと
る安定状態は2個のトランジスタの内のプログラムされ
た1個による。セルの状態は1個のPチャネルトランジ
スタ(例えば、T2)のドレインで読み出される。この
ドレインは、第1のインバータINV1の入力に接続さ
れ、第1のインバータINV1には第2のインバータI
NV2が続く。INV2の出力は、セルの出力OUTで
ある。INV1の出力は、その必要があれば相補出力N
OUTとして使用される。最後に、補充トランジスタT
7によって、テストモードのときだけではあるが、T3
またはT4がオフの時フローティングノードを排除する
ために一時的にインバータINV1の入力をアースにす
ることができる(パワーオンリセット動作毎のセルの状
態の初期化のため)。このトランジスタのゲートは、標
準的なパワーオンリセット回路(図示せず)によって生
成される初期化方形波信号INITによって制御され
る。
【0016】本発明は、図1に図示した型のCAMを備
えるシステムに適用できる。従って、本発明は、欠陥ア
ドレスメモリが、双安定回路を形成する型の2個のフロ
ーティングゲートトランジスタを有する冗長回路にも利
用される。この双安定回路の状態は2個のトランジスタ
の内の1個のプログラミングによって決定され、その2
個のトランジスタの内の1個のドレイン(またはソー
ス)に接続された出力の状態によって示される。この出
力は比較回路に接続され、その比較回路はさらに主メモ
リのアドレス情報要素を受け、主メモリのアドレス要素
と欠陥アドレスメモリの内容が一致した場合には一致検
出信号を出力する。一致検出回路は、複数の比較回路の
出力に接続された複数の入力を有し、メモリアドレスの
一致を検出すると信号を出力する。さらに、この一致検
出回路はイネーブル信号または禁止信号の逆を受けるた
めの追加入力を有する。
【0017】
【実施例】図2を参照して、まず最初に、本発明による
装置の単純化した1実施例の説明を行なう。主メモリM
Pは、図面には詳細に示していない多数のメモリ区域を
有する。これらの区域は、標準的には行及び列に配置さ
れている。各区域は、アドレッシング装置DEC(また
はアドレスデコーダ)によって選択される(またはアド
レスされる)。アドレッシング装置DECは、アドレス
ADDを受け、主メモリMPの特定区域へのアクセスを
可能にする。1つまたは複数の区域に欠陥があるが発見
されることがある。それらの区域は、スタンバイ区域に
よって置換されなければならず、その区域は冗長メモリ
MRと呼ばれるものの内部にある。欠陥ありと検出され
た主メモリMPの区域は、それらのアドレスを有する
が、そのアドレスは下記の説明では、説明を簡単にする
ために上記のCAMのようなメモリに記憶される欠陥ア
ドレスと呼ぶ。
【0018】本発明によると、例えば主メモリMP全体
に欠陥がない時、CAMは使用する必要がない。このた
め、禁止回路INからCAMに信号INHを送ることに
より、CAMの動作を非アクティブにする。この信号が
伝送されない時、それはCAMが使用されることを意味
する。例えば、イネーブル信号VALは、回路INによ
って出力される。次に、アドレスADDをデコーダDE
Cに伝送する時、そのアドレスはCAMにも伝送され、
CAMは、アドレスADDをCAMが記憶した全欠陥ア
ドレスと比較する。アドレスが一致すると、CAMは信
号ADRを出力し、この信号により主メモリのアドレス
メモリ区域ADDのアドレシッングを防止し、代わり
に、冗長メモリMRの区域のアドレッシングを実行す
る。これは、主メモリMPのアドレシング手段と互換性
のあるいずれの手段によっても実行できる。図2では、
そのような一致の際、回路NADDはデコーダDECが
メモリMPをアドレッシングすることを防止する信号を
出力する。逆に、回路INがイネーブル信号VALの代
わりに禁止信号INHを出力する時、アドレスの比較
(すなわち、主メモリと欠陥アドレスの比較)は実行で
きず、無効にされ、メモリMPのアドレッシングが正常
に実行できる。
【0019】図3は、図2の装置の1実施例を図示した
ものである。欠陥アドレスメモリMAD自体は、AND
一致検出回路ANDCから分離したものとして図示され
ており、回路ANDCは各アドレスビットADDがメモ
リMADに内蔵されるアドレスビットと同じであること
を確実にすることができる。アドレスADDを受けると
常にこのアドレスは各アドレスビットについて排他的O
R演算を実施することによってメモリMADに含まれる
各アドレスADE1〜ADEnに比較される。比較によ
り一致が検出されると、AND回路は第1にアドレスA
DDでメモリMPのアドレッシングを禁止するために、
第2に冗長メモリMRの区域にアドレスするために信号
ADR1〜ADRNを順番に出力する。禁止信号INH
がない時または図3には図示していないイネーブル信号
VAL(上記を参照)がAND回路に出力される場合、
この動作が可能である。
【0020】逆に、禁止回路INが禁止信号を出力する
と(または前記のイネーブル信号VALを出力しない場
合)、AND回路はアドレス信号ADR1〜ADRmを
出力することができず、主メモリのアドレッシングは正
常に実施される。図4に示したように、一致検出回路
は、メモリMADによって出力される1欠陥アドレスに
つき1個の一致検出回路ET1、ET2を備える。図4
に図示した実施例によると、各回路ET1、ET2の入
力に与えられるのは信号INHではなく、回路ET1、
ET2のAND型での一致検出動作を可能にする反転信
号VALである。
【0021】より正確に、図5は欠陥アドレスメモリM
AD1がアドレスADD1を受けることを図示してい
る。このメモリMAD1は、アドレスADD1とメモリ
MAD1に含まれる欠陥アドレスとの1ビットごとの比
較を実行する。この比較は、例えば、排他的OR論理ゲ
ートによって実施される。各比較回路の出力は、一致検
出回路、図示した実施例では回路ET1の入力に接続さ
れる。比較した2つのアドレスが同じである時、回路の
入力は論理レベル1であり、回路ET1は命令信号AD
R1を出力する。さらに、本発明によると、一致検出回
路ET1の追加入力は、回路ET1が信号ADR1を出
力することを可能にするイネーブル信号を受ける。本発
明において規定されているようなイネーブル信号がVA
Lがない時、AND回路ET1は禁止され、いかなる命
令信号ADRも出力しない。
【0022】本発明は、図1に図示した上述のような種
類のCAMの実施例にも利用できる。この場合、図6に
よると、図5のメモリMAD1及び回路ET1に対応す
るCAMは、出力回路としてメモリMAD1の各アドレ
スビットのインバータINV2を有する。排他的ORゲ
ートは2組ごとに主メモリアドレスビットADD1と欠
陥アドレスメモリビットの比較を行う。また、一致検出
回路、図示した実施例における回路ET1の入力は、同
一のメモリMAD1の複数の排他的ORゲートの出力に
接続されている。回路ET1の別の入力は、イネーブル
信号VALを受ける。
【0023】図4〜6の実施例では、回路INはAND
一致検出回路の作動を可能にするイネーブル信号VAL
を出力するように設計されている。しかし、本発明の範
囲内で、他の型の論理を備えることによって、AND回
路の作動を禁止するために禁止信号INHを使用し、ま
たは、信号INHがない場合にAND回路の作動を可能
にすることができる。
【0024】別の実施例によると、また、CAMの作動
をその電源を切ることによって禁止することが考えられ
る。従って、図7では、電位Vccの電源供給線路上に位
置する電源カットオフ回路CCが備えられている。回路
CCは信号INHによって制御され、CAMを回路から
切り離すことが決定された時電位Vccの供給を中止す
る。また、本発明によると、禁止回路は、CAM回路と
同種である。それは、例えば、フローティングゲートト
ランジスタを有する図1の回路のように構成される。こ
の時、図1の信号OUTは例えば禁止信号INHを示
し、信号NOUTはイネーブル信号VALを示す。
【0025】従って、本発明の方法は、主メモリ(M
P)をテストすることからなる。欠陥が検出されない
時、禁止回路INは禁止信号INHを出力し、もはやイ
ネーブル信号VALを出力しないような状態にされる。
禁止信号INHまたは逆に信号VALの入力は、冗長メ
モリのアドレッシング回路を動作しないようにする。こ
のアドレッシング回路は、CAMの動作の禁止か、また
はその操作の抑止により動作を止められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のメモリアドレッシングセルを図示したも
のである。
【図2】本発明による回路の一般的な概略図を図示した
ものである。
【図3】本発明の回路が主メモリのアドレス及び欠陥メ
モリアドレスの比較回路を作動させる1実施例を示した
ものである。
【図4】図3の回路の一部を詳細に示したものである。
【図5】図4の回路の一部を詳細に示したものである。
【図6】図1のメモリ回路への本発明の適用を図示した
ものである。
【図7】図1の回路に応用した本発明の別の実施例を図
示したものである。
【符号の説明】
A 電源端子 B 端子 T1〜T7 トランジスタ TGF1、TGF2 フローティングゲートトランジス
タ INV1、INV2 インバータ MP 主メモリ MR 冗長メモリ DEC アドレッシング装置 ADD アドレスメモリ区域 MAD 欠陥アドレスメモリ ANDC AND一致検出回路 ET1、ET2 一致検出回路 IN 禁止回路 INH 禁止信号 VAL イネーブル信号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリアドレスによって各々アクセスで
    きる複数のメモリ区域を備える主メモリ用のメモリ冗長
    回路であって、各々主メモリの欠陥区域に対応する各欠
    陥アドレスを含むための欠陥アドレスメモリによってア
    ドレス可能な冗長メモリで、主メモリのアドレッシング
    動作のたびに主メモリアドレスを各欠陥アドレスと比較
    し、一致した場合に主メモリのアドレッシングを禁止し
    て冗長メモリの区域にアドレスする冗長メモリと、少な
    くとも1つの第1の状態を有する禁止回路で、第1の状
    態で欠陥アドレスメモリの動作を禁止するか、または無
    効にするために欠陥アドレスメモリに禁止信号を出力
    し、それにより主メモリのアドレッシングが正常に実行
    される禁止回路とを備えることを特徴とするメモリ冗長
    回路。
  2. 【請求項2】 上記禁止回路が、欠陥アドレスメモリの
    動作を許可するか、または可能にする第2の状態を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の回路。
  3. 【請求項3】 上記禁止回路が、双安定回路であること
    を特徴とする請求項1に記載の回路。
  4. 【請求項4】 上記欠陥アドレスメモリが、主メモリの
    アドレスと欠陥メモリのアドレスとの比較のための少な
    くとも1つの比較信号を受けるAND一致検出回路を備
    え、禁止回路はその状態によって該AND一致検出回路
    の動作を禁止するか、または可能にすることを特徴とす
    る請求項1に記載の回路。
  5. 【請求項5】 上記AND一致検出回路は、アドレスご
    とに1つのAND型論理機能を実行し、欠陥アドレス情
    報要素の比較に関する1つの比較ビットにつき少なくと
    も1つの入力と、イネーブル信号または禁止信号の反転
    用の追加入力とを有する論理回路を備えることを特徴と
    する請求項5に記載の回路。
  6. 【請求項6】 1つの欠陥アドレスにつき1つの一致検
    出回路を備えることを特徴とする請求項5に記載の回
    路。
  7. 【請求項7】 上記欠陥アドレスメモリが、双安定フリ
    ップフロップ回路を構成する型の2個のフローティング
    ゲートトランジスタを有する少なくとも1つの回路を備
    え、双安定フリップフロップ回路の状態が、該フローテ
    ィングゲートトランジスタの内の1個のプログラミング
    によって決定され、双安定フリップフロップ回路の状態
    が、該フローティングゲートトランジスタの1個のドレ
    イン(またはソース)に接続された出力の状態によって
    示され、この出力がさらに主メモリアドレス情報要素を
    受けて比較信号を出力する比較回路に接続され、AND
    一致検出回路が比較回路の複数の出力に接続された入力
    を有し、欠陥アドレスと主メモリアドレスの一致を検出
    すると信号を出力し、該一致検出回路が、禁止信号の反
    転信号を受ける追加入力をさらに有することを特徴とす
    る請求項1に記載の回路。
  8. 【請求項8】 上記禁止回路が、欠陥アドレスメモリの
    電源(Vcc)回路に作用して、欠陥アドレスメモリの動
    作を禁止することを特徴とする請求項1に記載の回路。
  9. 【請求項9】 上記禁止回路が、双安定フリップフロッ
    プ回路を構成する型の2個のフローティングゲートトラ
    ンジスタを備え、双安定フリップフロップ回路の状態が
    該トランジスタの内の1個のプログラミングによって決
    定され、該トランジスタの1個のドレイン(またはソー
    ス)に接続された出力によって示され、この出力に禁止
    信号またはその反転信号が出力されることを特徴とする
    請求項3に記載の回路。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    回路に適用できる主メモリの使用方法であって、主メモ
    リのテスト後、メモリに欠陥がない時、禁止回路を欠陥
    アドレスメモリの作動を禁止するか、または無効にする
    状態にすることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 欠陥アドレス回路によってアクセス可
    能な冗長メモリを備え、該欠陥アドレス回路によって主
    メモリのテストが実施される主メモリの初期化方法であ
    って、主メモリに欠陥が検出されない場合、欠陥アドレ
    ス回路の作動が無効にされることを特徴とする方法。
JP7064744A 1994-02-28 1995-02-28 メモリ冗長回路 Pending JPH07254297A (ja)

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