JPH0822699A - メモリ冗長回路用の、あらかじめ決定された初期状態にある不揮発性でプログラム可能な双安定マルチバイブレータ - Google Patents
メモリ冗長回路用の、あらかじめ決定された初期状態にある不揮発性でプログラム可能な双安定マルチバイブレータInfo
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- JPH0822699A JPH0822699A JP3453195A JP3453195A JPH0822699A JP H0822699 A JPH0822699 A JP H0822699A JP 3453195 A JP3453195 A JP 3453195A JP 3453195 A JP3453195 A JP 3453195A JP H0822699 A JPH0822699 A JP H0822699A
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- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】双安定セルを改良して、メモリ冗長回路への使
用を容易にする。 【構成】双安定型のプログラム可能な不揮発性メモリセ
ルはセルの2つのフローティングゲートトランジスタの
TGF1,TGF2うちいずれかがプログラムされたか
否かによって、1つの安定状態または別の安定状態を取
ることができる。初期状態で、セルの出力によって制御
されてセル内に不均衡を作り出し(従ってセルはトラン
ジスタがプログラムされなくとも明確に定義された状態
をとることができるようになる)、同時にこの場合でも
セルによる電流消費がないことを確実にする追加のトラ
ンジスタT9が具備されている。欠陥アドレスを記憶す
るために大容量メモリの冗長回路に適用される。それに
よって、メモリが欠陥アドレスを持たない場合にセルを
プログラムしなくても良い。
用を容易にする。 【構成】双安定型のプログラム可能な不揮発性メモリセ
ルはセルの2つのフローティングゲートトランジスタの
TGF1,TGF2うちいずれかがプログラムされたか
否かによって、1つの安定状態または別の安定状態を取
ることができる。初期状態で、セルの出力によって制御
されてセル内に不均衡を作り出し(従ってセルはトラン
ジスタがプログラムされなくとも明確に定義された状態
をとることができるようになる)、同時にこの場合でも
セルによる電流消費がないことを確実にする追加のトラ
ンジスタT9が具備されている。欠陥アドレスを記憶す
るために大容量メモリの冗長回路に適用される。それに
よって、メモリが欠陥アドレスを持たない場合にセルを
プログラムしなくても良い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路に関するもの
である。本発明は不揮発性の電気的にプログラム可能な
双安定マルチバイブレータを対象とするものである。こ
れは、これに限られるものではないが、主に集積回路型
のメモリの冗長回路で使用されるように構成されてい
る。
である。本発明は不揮発性の電気的にプログラム可能な
双安定マルチバイブレータを対象とするものである。こ
れは、これに限られるものではないが、主に集積回路型
のメモリの冗長回路で使用されるように構成されてい
る。
【0002】
【従来の技術】発明された背景における本発明がよく理
解されるように、最初に大容量メモリで現在使用されて
いる冗長回路の原理を簡単に説明する。メモリの冗長回
路は、行(メモリをアドレスするために使用されるワー
ド線)または列(読み出すべきまたはメモリに書込むべ
きデータ要素を転送するビット線)に欠陥がある時使用
される。例えば、列に欠陥がある時、下記のように冗長
列によって置換される:欠陥列のアドレスが欠陥アドレ
スメモリに記憶される。この欠陥アドレスメモリは、そ
の内容によってアドレス可能な型のメモリである(以下
の説明でCAM(contents addressable memory) と呼
ぶ) 。アドレスが主メモリに入力されると常にこのアド
レスはまたCAMに入力される。入力されたアドレスが
記憶されたアドレスと同じである時、冗長回路が動作
し、欠陥列の接続を切り、その場所に冗長列をユーザに
見えないように接続するように動作する。
解されるように、最初に大容量メモリで現在使用されて
いる冗長回路の原理を簡単に説明する。メモリの冗長回
路は、行(メモリをアドレスするために使用されるワー
ド線)または列(読み出すべきまたはメモリに書込むべ
きデータ要素を転送するビット線)に欠陥がある時使用
される。例えば、列に欠陥がある時、下記のように冗長
列によって置換される:欠陥列のアドレスが欠陥アドレ
スメモリに記憶される。この欠陥アドレスメモリは、そ
の内容によってアドレス可能な型のメモリである(以下
の説明でCAM(contents addressable memory) と呼
ぶ) 。アドレスが主メモリに入力されると常にこのアド
レスはまたCAMに入力される。入力されたアドレスが
記憶されたアドレスと同じである時、冗長回路が動作
し、欠陥列の接続を切り、その場所に冗長列をユーザに
見えないように接続するように動作する。
【0003】実際には、主メモリの構成に従うと、1列
に欠陥がある場合、この欠陥列を含む列の組がある冗長
列の組によって置換される。一般的に、列の組が大容量
メモリのアドレスビットによって決定される時、全体と
して置換されるのはこの列の組である。以下の記載で
は、説明を簡単にするために列の組の置換よりむしろ単
一の列の置換を考える。
に欠陥がある場合、この欠陥列を含む列の組がある冗長
列の組によって置換される。一般的に、列の組が大容量
メモリのアドレスビットによって決定される時、全体と
して置換されるのはこの列の組である。以下の記載で
は、説明を簡単にするために列の組の置換よりむしろ単
一の列の置換を考える。
【0004】数メガビットの主メモリでは、数個の欠陥
を修復する可能性が予想される。従って、修復すること
が可能である欠陥列または行が存在するのと同数の冗長
列が存在する。各冗長列には、欠陥列のアドレスを含む
CAMが各々組み合わされている。N個の欠陥を修復し
なければならない時、N個の冗長列とN個のCAMが必
要である。典型的には、4メガビットまたは16メガビッ
トメモリの場合、N=36である。主メモリの列がMビッ
トアドレス(例えば、M=5)で指定されるとすると、
その時各CAMは少なくともM+1ビットを含む。すな
わち、欠陥列のアドレスを示すMビットと、欠陥アドレ
スがCAMに入力された時このCAMに対応する冗長回
路が実際にアクティブにされなければならないことを示
す1つの有効化ビットである。
を修復する可能性が予想される。従って、修復すること
が可能である欠陥列または行が存在するのと同数の冗長
列が存在する。各冗長列には、欠陥列のアドレスを含む
CAMが各々組み合わされている。N個の欠陥を修復し
なければならない時、N個の冗長列とN個のCAMが必
要である。典型的には、4メガビットまたは16メガビッ
トメモリの場合、N=36である。主メモリの列がMビッ
トアドレス(例えば、M=5)で指定されるとすると、
その時各CAMは少なくともM+1ビットを含む。すな
わち、欠陥列のアドレスを示すMビットと、欠陥アドレ
スがCAMに入力された時このCAMに対応する冗長回
路が実際にアクティブにされなければならないことを示
す1つの有効化ビットである。
【0005】CAMを形成するために、使用される第1
の装置は電気的にヒューズが飛ばされるまたはレーザビ
ームによってヒューズが飛ばされる物理的なヒューズで
あった。各ヒューズは、アドレスビットまたは有効化ビ
ットを示す。これらのヒューズには欠点(信頼性、大き
さ、消費電力及びプログラミングの困難に関して)があ
り、消去できない不揮発性メモリセルにすぐに置換され
た。しかし、この不揮発性メモリセルもまた欠点を有し
(かなりの電流を消費する)、次第に各アドレスビット
または有効化ビットのための2個のフローティングゲー
トトランジスタを備えるプログラム可能な双安定マルチ
バイブレータを使用する傾向がある。
の装置は電気的にヒューズが飛ばされるまたはレーザビ
ームによってヒューズが飛ばされる物理的なヒューズで
あった。各ヒューズは、アドレスビットまたは有効化ビ
ットを示す。これらのヒューズには欠点(信頼性、大き
さ、消費電力及びプログラミングの困難に関して)があ
り、消去できない不揮発性メモリセルにすぐに置換され
た。しかし、この不揮発性メモリセルもまた欠点を有し
(かなりの電流を消費する)、次第に各アドレスビット
または有効化ビットのための2個のフローティングゲー
トトランジスタを備えるプログラム可能な双安定マルチ
バイブレータを使用する傾向がある。
【0006】図1は、欠陥アドレスビット(または有効
化ビット)の記憶セルを構成し、従って、アドレスCA
MのM+1個のセルの1個を構成している従来技術の不
揮発性のプログラム可能な双安定マルチバイブレータを
図示したものである。このセルの出力OUTは、双安定
マルチバイブレータがプログラムされている状態によっ
て論理レベル0または1にある。従って、この出力は、
1個のアドレスビットの値(または有効化ビットの値)
を決定する。
化ビット)の記憶セルを構成し、従って、アドレスCA
MのM+1個のセルの1個を構成している従来技術の不
揮発性のプログラム可能な双安定マルチバイブレータを
図示したものである。このセルの出力OUTは、双安定
マルチバイブレータがプログラムされている状態によっ
て論理レベル0または1にある。従って、この出力は、
1個のアドレスビットの値(または有効化ビットの値)
を決定する。
【0007】セルがM個の欠陥アドレスビットの1個に
対応する時、これらのM個のアドレスビットの各セルの
出力は排他的ORゲート(図示せず)の入力に入力され
る。排他的ORゲートは、もう1個の入力に主メモリが
受けた対応するアドレスビットを受ける。1個の同じ欠
陥アドレスメモリの他のアドレスビットに対応する排他
的ORゲートの出力は、NORゲート(図示せず)の入
力に入力される。このNORゲートの出力は、入力され
た全てのアドレスビットと欠陥アドレスメモリの全ての
対応するビットが一致する時だけ論理レベル1を出力す
る。NORゲートの出力は、例えばANDゲート(図示
せず)によって有効化ビットに対応するメモリセルの出
力によって有効化される。ANDゲートの出力はCAM
の出力であり、主メモリに入力されたアドレスが記録さ
れた欠陥アドレスに対応する時、冗長パスを動作させる
ために使用される。
対応する時、これらのM個のアドレスビットの各セルの
出力は排他的ORゲート(図示せず)の入力に入力され
る。排他的ORゲートは、もう1個の入力に主メモリが
受けた対応するアドレスビットを受ける。1個の同じ欠
陥アドレスメモリの他のアドレスビットに対応する排他
的ORゲートの出力は、NORゲート(図示せず)の入
力に入力される。このNORゲートの出力は、入力され
た全てのアドレスビットと欠陥アドレスメモリの全ての
対応するビットが一致する時だけ論理レベル1を出力す
る。NORゲートの出力は、例えばANDゲート(図示
せず)によって有効化ビットに対応するメモリセルの出
力によって有効化される。ANDゲートの出力はCAM
の出力であり、主メモリに入力されたアドレスが記録さ
れた欠陥アドレスに対応する時、冗長パスを動作させる
ために使用される。
【0008】一般に、欠陥アドレスを備えるN個のメモ
リが存在する(例えばN=36) 。主メモリのテスト中、
欠陥列を検出すると、CAMの1つにこの列のアドレス
を記憶することがアクティブになる。従って、欠陥が検
出されるにつれて各CAMは順次プログラムされる。主
メモリの正常な動作中、このメモリのアドレスは全CA
Mに同時に入力される。入力されたアドレスとCAMの
1つに記憶されたアドレスとが対応する時、このアドレ
スに対応する冗長パスがアクティブにされる。従って、
CAMに欠陥アドレスをプログラミングすることを可能
にするために、主メモリの各アドレスビットはCAMの
各セルに入力される。テスト中のアドレスで欠陥が検出
された場合、テスト装置の命令によってプログラミング
が実行される。
リが存在する(例えばN=36) 。主メモリのテスト中、
欠陥列を検出すると、CAMの1つにこの列のアドレス
を記憶することがアクティブになる。従って、欠陥が検
出されるにつれて各CAMは順次プログラムされる。主
メモリの正常な動作中、このメモリのアドレスは全CA
Mに同時に入力される。入力されたアドレスとCAMの
1つに記憶されたアドレスとが対応する時、このアドレ
スに対応する冗長パスがアクティブにされる。従って、
CAMに欠陥アドレスをプログラミングすることを可能
にするために、主メモリの各アドレスビットはCAMの
各セルに入力される。テスト中のアドレスで欠陥が検出
された場合、テスト装置の命令によってプログラミング
が実行される。
【0009】図1に図示した各メモリセルは2つのアー
ムを備え、各アームには各々フローティングゲートトラ
ンジスタTGF1またはTGF2を備える。アームは、
これらの2つのトランジスタのうち1つがプログラムさ
れるとすぐに双安定マルチバイブレータを形成するよう
に構成されている。その時、出力OUTによって示さ
れ、アドレスビットまたは有効化ビットに対応する双安
定マルチバイブレータの状態は、2つのトランジスタの
うちプログラムされている方の関数である。開始時、2
つのトランジスタはプログラムされていないすなわち空
白状態である。メモリのテスト中、2つのトランジスタ
のうち1つをセルの出力OUTで0または1を得るよう
にプログラムして、これにより、セルの最終的な安定状
態0または1を決定する。
ムを備え、各アームには各々フローティングゲートトラ
ンジスタTGF1またはTGF2を備える。アームは、
これらの2つのトランジスタのうち1つがプログラムさ
れるとすぐに双安定マルチバイブレータを形成するよう
に構成されている。その時、出力OUTによって示さ
れ、アドレスビットまたは有効化ビットに対応する双安
定マルチバイブレータの状態は、2つのトランジスタの
うちプログラムされている方の関数である。開始時、2
つのトランジスタはプログラムされていないすなわち空
白状態である。メモリのテスト中、2つのトランジスタ
のうち1つをセルの出力OUTで0または1を得るよう
にプログラムして、これにより、セルの最終的な安定状
態0または1を決定する。
【0010】さらに詳しく言えば、図1のセルは電源端
子A(約3Vの電位Vcc) と端子Bとの間に並列に2つ
の同じアームを備える。端子Bは読み出しまたはプログ
ラミングモードで零電位VSであり、消去モードがある
場合(例えばフラッシュEPROM)、消去モードでは
高い電位(12V)にされることがある。各アームと直列
にPチャネルトランジスタ(T1またはT2)、Nチャ
ネルトランジスタ(T3またはT4)及びフローティン
グゲートトランジスタ(TGF1またはTGF2)があ
る。片方のアームのPチャネルトランジスタ(T1また
はT2)のゲートは、もう一方のアームのPチャネルト
ランジスタ(T2またはT1)のドレインに接続され
る。Nチャネルトランジスタ(T3またはT4)のゲー
トは、共に共通電位VBに接続されるが、その値は動作
モードによって決定される(読み出しモードで 1.8Vで
あり、読み出しモードでセルのドレインで1Vを得るた
めにはプログラミングまたは消去モードで0Vであ
る)。トランジスタT3及びT4は絶縁トランジスタで
あり、プログラミングまたは消去モードでフローティン
グゲートトランジスタに印加される比較的高い電圧がト
ランジスタT1及びT2に伝送されることを防ぐ。
子A(約3Vの電位Vcc) と端子Bとの間に並列に2つ
の同じアームを備える。端子Bは読み出しまたはプログ
ラミングモードで零電位VSであり、消去モードがある
場合(例えばフラッシュEPROM)、消去モードでは
高い電位(12V)にされることがある。各アームと直列
にPチャネルトランジスタ(T1またはT2)、Nチャ
ネルトランジスタ(T3またはT4)及びフローティン
グゲートトランジスタ(TGF1またはTGF2)があ
る。片方のアームのPチャネルトランジスタ(T1また
はT2)のゲートは、もう一方のアームのPチャネルト
ランジスタ(T2またはT1)のドレインに接続され
る。Nチャネルトランジスタ(T3またはT4)のゲー
トは、共に共通電位VBに接続されるが、その値は動作
モードによって決定される(読み出しモードで 1.8Vで
あり、読み出しモードでセルのドレインで1Vを得るた
めにはプログラミングまたは消去モードで0Vであ
る)。トランジスタT3及びT4は絶縁トランジスタで
あり、プログラミングまたは消去モードでフローティン
グゲートトランジスタに印加される比較的高い電圧がト
ランジスタT1及びT2に伝送されることを防ぐ。
【0011】フローティングゲートトランジスタTGF
1、TGF2のゲートは、動作によって変化する共通電
位VGFに接続される(読み出しモードで約3Vであ
り、プログラミングモードで約12V)。これらのトラン
ジスタのソースは、ノードB(電位VS)に接続され
る。フローティングゲートトランジスタのドレイン電位
はトランジスタT5及びT6によって各々制御されてお
り、ドレインのプログラミング電位VPRGへの接続
(トランジスタT5またはT6はオン)またはドレイン
を高インピーダンスにすること(トランジスタT5また
はT6はオフ)を可能にする。プログラミングモードで
は、トランジスタT5のゲートはプログラミング信号P
ROGによって制御され、T6のゲートは相補信号NP
ROGによって制御される。その結果、信号PROGの
状態に応じて、2個のフローティングトランジスタのう
ちのプログラムしなければならないトランジスタと空白
のままでなければならないトランジスタが選択される。
読み出しモードでは、トランジスタT5及びT6のドレ
インは高インピーダンスのままであり、電圧VPRGは
これらのドレインには印加されない。
1、TGF2のゲートは、動作によって変化する共通電
位VGFに接続される(読み出しモードで約3Vであ
り、プログラミングモードで約12V)。これらのトラン
ジスタのソースは、ノードB(電位VS)に接続され
る。フローティングゲートトランジスタのドレイン電位
はトランジスタT5及びT6によって各々制御されてお
り、ドレインのプログラミング電位VPRGへの接続
(トランジスタT5またはT6はオン)またはドレイン
を高インピーダンスにすること(トランジスタT5また
はT6はオフ)を可能にする。プログラミングモードで
は、トランジスタT5のゲートはプログラミング信号P
ROGによって制御され、T6のゲートは相補信号NP
ROGによって制御される。その結果、信号PROGの
状態に応じて、2個のフローティングトランジスタのう
ちのプログラムしなければならないトランジスタと空白
のままでなければならないトランジスタが選択される。
読み出しモードでは、トランジスタT5及びT6のドレ
インは高インピーダンスのままであり、電圧VPRGは
これらのドレインには印加されない。
【0012】セルは、2つの可能な状態のうち1つの安
定した状態を有するので双安定セルと呼ばれ、その安定
した状態は2つのトランジスタのうちプログラムされて
いるトランジスタによって決定される。セルの状態はP
チャネルトランジスタ1つ(例えばT2)のドレインで
読み出される。このドレインは、第1のインバータIN
V1の入力に接続され、第1のインバータINV1には
第2のインバータINV2が続く。INV2の出力は、
セルの出力OUTである。INV1の出力は、必要な場
合、相補出力NOUTとして使用される。最後に、補充
トランジスタT7によって、テストモードのときだけで
はあるが、T3またはT4がオフの時フローティングノ
ードを排除するために一時的にインバータINV1の入
力をアースにすることができる(パワーオンリセット動
作毎のセルの状態の初期化のため)。このトランジスタ
のゲートは、標準的なパワーオンリセット回路(図示せ
ず)によって生成される初期化方形波信号によってアク
ティブにされる。
定した状態を有するので双安定セルと呼ばれ、その安定
した状態は2つのトランジスタのうちプログラムされて
いるトランジスタによって決定される。セルの状態はP
チャネルトランジスタ1つ(例えばT2)のドレインで
読み出される。このドレインは、第1のインバータIN
V1の入力に接続され、第1のインバータINV1には
第2のインバータINV2が続く。INV2の出力は、
セルの出力OUTである。INV1の出力は、必要な場
合、相補出力NOUTとして使用される。最後に、補充
トランジスタT7によって、テストモードのときだけで
はあるが、T3またはT4がオフの時フローティングノ
ードを排除するために一時的にインバータINV1の入
力をアースにすることができる(パワーオンリセット動
作毎のセルの状態の初期化のため)。このトランジスタ
のゲートは、標準的なパワーオンリセット回路(図示せ
ず)によって生成される初期化方形波信号によってアク
ティブにされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
双安定セルを改良して、特に上記のような用途(メモリ
冗長)における使用を容易にすることを目的としてい
る。
双安定セルを改良して、特に上記のような用途(メモリ
冗長)における使用を容易にすることを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】従ってここでは、2個の
フローティングゲートトランジスタを備え、この2個の
トランジスタのうちの1個のプログラミングによってそ
の状態が決定される双安定マルチバイブレータを構成す
るプログラム可能なメモリセル、つまりなされたプログ
ラミングによって2種類の安定状態を取り得るようなセ
ルを改良することを提案するものである。本発明によれ
ば、セルは、プログラムされていないセルの状態に不均
衡を生じさせてプログラミング前であっても所定の出力
状態を与え、読み出しモードで、セルがプログラムされ
ていなくても、セルの電流消費を防ぐ手段を備える。
フローティングゲートトランジスタを備え、この2個の
トランジスタのうちの1個のプログラミングによってそ
の状態が決定される双安定マルチバイブレータを構成す
るプログラム可能なメモリセル、つまりなされたプログ
ラミングによって2種類の安定状態を取り得るようなセ
ルを改良することを提案するものである。本発明によれ
ば、セルは、プログラムされていないセルの状態に不均
衡を生じさせてプログラミング前であっても所定の出力
状態を与え、読み出しモードで、セルがプログラムされ
ていなくても、セルの電流消費を防ぐ手段を備える。
【0015】基本的な実施例では、セルは2本のアーム
を有することができる。アームは双安定機能を実現する
ために交差されているのが好ましい。それぞれのアーム
はフローティングゲートトランジスタを有する。2本の
アームのうちの1つはさらに、セルの出力によって導通
が制御され、プログラミング前にこのアームにおける電
流の流れを妨げ、同時に双安定マルチバイブレータを強
制的にもう一方のアームにおいて電流消費がない所定の
状態にする。
を有することができる。アームは双安定機能を実現する
ために交差されているのが好ましい。それぞれのアーム
はフローティングゲートトランジスタを有する。2本の
アームのうちの1つはさらに、セルの出力によって導通
が制御され、プログラミング前にこのアームにおける電
流の流れを妨げ、同時に双安定マルチバイブレータを強
制的にもう一方のアームにおいて電流消費がない所定の
状態にする。
【0016】各アームは、このアームのフローティング
ゲートトランジスタと直列のPチャンネルトランジスタ
と、場合によってはさらに、Pチャンネルトランジスタ
とフローティングゲートトランジスタとの間に直列に絶
縁トランジスタを有していてもよい。片方のアームのP
型トランジスタのドレインは、もう一方のアームのPチ
ャンネルトランジスタのゲートに接続されているのが好
ましい。セルの出力によってそのゲートが制御されるル
ーピングトランジスタが、フィードバック式に接続され
て、セルの出力を、プログラミング前に双安定マルチバ
イブレータが自然に取る状態に維持するようになされて
いるのが好ましい。
ゲートトランジスタと直列のPチャンネルトランジスタ
と、場合によってはさらに、Pチャンネルトランジスタ
とフローティングゲートトランジスタとの間に直列に絶
縁トランジスタを有していてもよい。片方のアームのP
型トランジスタのドレインは、もう一方のアームのPチ
ャンネルトランジスタのゲートに接続されているのが好
ましい。セルの出力によってそのゲートが制御されるル
ーピングトランジスタが、フィードバック式に接続され
て、セルの出力を、プログラミング前に双安定マルチバ
イブレータが自然に取る状態に維持するようになされて
いるのが好ましい。
【0017】本発明は、プログラミング前に指定された
状態以外の状態にしなければならないセルだけをプログ
ラムすればよいので特に有利である。図1のようなセル
では、セルをプログラムされていない状態のままにして
おくことはできない。なぜならば、その結果セルの状態
が不確定になり、また電力が消費されるからである。
状態以外の状態にしなければならないセルだけをプログ
ラムすればよいので特に有利である。図1のようなセル
では、セルをプログラムされていない状態のままにして
おくことはできない。なぜならば、その結果セルの状態
が不確定になり、また電力が消費されるからである。
【0018】実際、図1のセルでは、プログラミング状
態が不確定である。つまり、全体として双安定マルチバ
イブレータがバランスされており、一方から他方へラン
ダムに切り換わることがある。切り換わる方向は、例え
ば、2個のフローティングゲートトランジスタの閾値電
圧のわずかな差によって決まる。さらに、このセルは2
個のフローティングゲートトランジスタの読み出しが空
白の場合に電力を消費し、従って読み出しモードで導通
状態である。その結果、セルは1方向または別方向にプ
ログラムされなければならない。つまり、ゼロビットを
記憶するためにはトランジスタのうちの1つをプログラ
ムすることが必要で、1ビットを記憶するためにはセル
のもう一方のトランジスタをプログラムすることが必要
である。しかしながら、Mビットにコード化されたアド
レスを有し、N個の冗長の可能性を有するメモリへの適
用では、修正すべき欠陥に関係無くN×(M+1)のプ
ログラミング操作を行う必要がある。完全に欠陥のない
メモリでさえ、この不必要に時間を要するN×(M+
1)のプログラミング操作を受けなければならない。
態が不確定である。つまり、全体として双安定マルチバ
イブレータがバランスされており、一方から他方へラン
ダムに切り換わることがある。切り換わる方向は、例え
ば、2個のフローティングゲートトランジスタの閾値電
圧のわずかな差によって決まる。さらに、このセルは2
個のフローティングゲートトランジスタの読み出しが空
白の場合に電力を消費し、従って読み出しモードで導通
状態である。その結果、セルは1方向または別方向にプ
ログラムされなければならない。つまり、ゼロビットを
記憶するためにはトランジスタのうちの1つをプログラ
ムすることが必要で、1ビットを記憶するためにはセル
のもう一方のトランジスタをプログラムすることが必要
である。しかしながら、Mビットにコード化されたアド
レスを有し、N個の冗長の可能性を有するメモリへの適
用では、修正すべき欠陥に関係無くN×(M+1)のプ
ログラミング操作を行う必要がある。完全に欠陥のない
メモリでさえ、この不必要に時間を要するN×(M+
1)のプログラミング操作を受けなければならない。
【0019】本発明では、プログラムされるのは所定の
論理状態(例えば0)に配置されなければならない有効
化ビットだけであって初期状態(1)のままでいられる
有効化ビットはプログラムされない。同様に、プログラ
ムされるのは0状態にある欠陥アドレスビットだけであ
って1状態にあるアドレスビットはプログラムされな
い。さらに、例えセルがプログラムされていなくともこ
のセルがとる安定状態ではセルの2つのアームがオフ
(通電されていない)であるので、電力の消費がない。
以下、添付した図を参照した詳細な説明により、本発明
のその他の特徴および利点が明らかとなろう。
論理状態(例えば0)に配置されなければならない有効
化ビットだけであって初期状態(1)のままでいられる
有効化ビットはプログラムされない。同様に、プログラ
ムされるのは0状態にある欠陥アドレスビットだけであ
って1状態にあるアドレスビットはプログラムされな
い。さらに、例えセルがプログラムされていなくともこ
のセルがとる安定状態ではセルの2つのアームがオフ
(通電されていない)であるので、電力の消費がない。
以下、添付した図を参照した詳細な説明により、本発明
のその他の特徴および利点が明らかとなろう。
【0020】
【実施例】図2に、本発明による不揮発性記憶セルを示
す。これは主に図1のセルのように構成されており、セ
ルの出力OUTによって制御される2個のトランジスタ
を余計に備えている。図1を参照してなされた説明は、
以下の変更点とともに図2についても有効である。好ま
しくはPチャンネルトランジスタのトランジスタT8
が、それまで連結されていたトランジスタT2のドレイ
ン(図2のノードD)とトランジスタT4のドレインと
の間に挿入される。このトランジスタT8のゲートはセ
ルの出力OUTに接続されて、OUTが論理レベル0に
ある時にはトランジスタT8がオンでOUTが論理レベ
ル1にある時にはT8がオフとなる。
す。これは主に図1のセルのように構成されており、セ
ルの出力OUTによって制御される2個のトランジスタ
を余計に備えている。図1を参照してなされた説明は、
以下の変更点とともに図2についても有効である。好ま
しくはPチャンネルトランジスタのトランジスタT8
が、それまで連結されていたトランジスタT2のドレイ
ン(図2のノードD)とトランジスタT4のドレインと
の間に挿入される。このトランジスタT8のゲートはセ
ルの出力OUTに接続されて、OUTが論理レベル0に
ある時にはトランジスタT8がオンでOUTが論理レベ
ル1にある時にはT8がオフとなる。
【0021】また、好ましくはNチャンネルトランジス
タである追加のトランジスタT9をインバータINV2
の入力とアースとの間に並列に接続して設けるのが好ま
しい。それによってこの入力をゼロにすることが可能と
なる。このトランジスタは出力OUTによって制御され
て、OUTが1に移行することによってINV2の入力
がリセットされ、出力OUTを確実に1に(そして出力
NOUTを0に)する。従って、トランジスタT9は、
双安定マルチバイブレータがオンされた場合にそうであ
るように、出力OUTが勝手に変化する傾向にある時に
これを1に保つために使用される。
タである追加のトランジスタT9をインバータINV2
の入力とアースとの間に並列に接続して設けるのが好ま
しい。それによってこの入力をゼロにすることが可能と
なる。このトランジスタは出力OUTによって制御され
て、OUTが1に移行することによってINV2の入力
がリセットされ、出力OUTを確実に1に(そして出力
NOUTを0に)する。従って、トランジスタT9は、
双安定マルチバイブレータがオンされた場合にそうであ
るように、出力OUTが勝手に変化する傾向にある時に
これを1に保つために使用される。
【0022】セルは2つの状態を有することができる。
つまりプログラムされていない状態とプログラムされた
状態である。プログラミングが行われる方法を以下に示
す。 a)プログラムされていないセル トランジスタT2と直列にトランジスタT8が存在する
ことによって、電圧がオンされると、つまりノードBが
接地された状態で電圧VccがノードAに印加されると、
ノードDの電位はノードCの電位よりも高いレベルに上
昇する傾向がある。さらに、この現象を強めるためにト
ランジスタT2およびT4に対してトランジスタT1の
寸法を不均衡にすることも可能である。
つまりプログラムされていない状態とプログラムされた
状態である。プログラミングが行われる方法を以下に示
す。 a)プログラムされていないセル トランジスタT2と直列にトランジスタT8が存在する
ことによって、電圧がオンされると、つまりノードBが
接地された状態で電圧VccがノードAに印加されると、
ノードDの電位はノードCの電位よりも高いレベルに上
昇する傾向がある。さらに、この現象を強めるためにト
ランジスタT2およびT4に対してトランジスタT1の
寸法を不均衡にすることも可能である。
【0023】次にトランジスタT1の導通がなくなって
きて、トランジスタT2の導通が増加してきて、ノード
CとノードDとの間の電位不均衡がさらに増大する。双
安定マルチバイブレータは自然に出力OUTを1にする
傾向があり、従ってT8をオフにし易く、ノードの電位
をさらに上昇させるか、あるいはともかくはその低下を
防ぐ。出力OUTが1となれば、トランジスタT9がオ
ンとなって、インバータINV2の入力を0にし、従っ
てルーピングにより出力OUTが確実に1になる。従っ
て、電源が入ると出力OUTが必ず1となる。双安定マ
ルチバイブレータの状態は、いずれのフローティングゲ
ートトランジスタのプログラミングがなくても1に設定
される。
きて、トランジスタT2の導通が増加してきて、ノード
CとノードDとの間の電位不均衡がさらに増大する。双
安定マルチバイブレータは自然に出力OUTを1にする
傾向があり、従ってT8をオフにし易く、ノードの電位
をさらに上昇させるか、あるいはともかくはその低下を
防ぐ。出力OUTが1となれば、トランジスタT9がオ
ンとなって、インバータINV2の入力を0にし、従っ
てルーピングにより出力OUTが確実に1になる。従っ
て、電源が入ると出力OUTが必ず1となる。双安定マ
ルチバイブレータの状態は、いずれのフローティングゲ
ートトランジスタのプログラミングがなくても1に設定
される。
【0024】b)プログラムされたセル セルのプログラミングは、トランジスタTGF1、つま
り追加のトランジスタT8を持たないアーム上のフロー
ティングゲートトランジスタをプログラミングすること
である。このプログラミングによって、トランジスタT
GF1は印加されるゲート電圧(読み出しモードで約3
ボルト)に関してオフとなる。2つのアームの残りのト
ランジスタは最初は全てオンである。従って、双安定マ
ルチバイブレータは不均衡状態にあって、電圧の印加が
開始されることによってノードCの電位がノードDの電
位よりも高いレベルまで上昇する。双安定マルチバイブ
レータは自然に安定状態OUT=0にされる。
り追加のトランジスタT8を持たないアーム上のフロー
ティングゲートトランジスタをプログラミングすること
である。このプログラミングによって、トランジスタT
GF1は印加されるゲート電圧(読み出しモードで約3
ボルト)に関してオフとなる。2つのアームの残りのト
ランジスタは最初は全てオンである。従って、双安定マ
ルチバイブレータは不均衡状態にあって、電圧の印加が
開始されることによってノードCの電位がノードDの電
位よりも高いレベルまで上昇する。双安定マルチバイブ
レータは自然に安定状態OUT=0にされる。
【0025】その結果、双安定マルチバイブレータは、
第1のプレプログラミング安定状態(OUT=1)と第
2のポストプログラミング安定状態(OUT=0)を有
する。トランジスタTGF2を安定状態OUT=1を有
するようにプログラムする必要はない。しかしながら、
もしトランジスタTGF2がプログラムされるならば、
双安定マルチバイブレータの安定状態も得られる。これ
はプログラムされていないセルと同じ状態(OUT=
1)である。
第1のプレプログラミング安定状態(OUT=1)と第
2のポストプログラミング安定状態(OUT=0)を有
する。トランジスタTGF2を安定状態OUT=1を有
するようにプログラムする必要はない。しかしながら、
もしトランジスタTGF2がプログラムされるならば、
双安定マルチバイブレータの安定状態も得られる。これ
はプログラムされていないセルと同じ状態(OUT=
1)である。
【0026】さらに、2つの安定状態には、それを維持
する電力消費がない。つまりOUT=0の状態では、図
1のセルの場合のようになる。トランジスタTGF1が
オフで第1のアーム内での電流の流れを妨げる。トラン
ジスタT2がオフで第2のアーム内での電流の流れを妨
げる。OUT=1の状態では、トランジスタT1はオフ
で第1のアーム内での電流の流れを妨げる。トランジス
タT8はオフで第2のアーム内での電流の流れを妨げ
る。
する電力消費がない。つまりOUT=0の状態では、図
1のセルの場合のようになる。トランジスタTGF1が
オフで第1のアーム内での電流の流れを妨げる。トラン
ジスタT2がオフで第2のアーム内での電流の流れを妨
げる。OUT=1の状態では、トランジスタT1はオフ
で第1のアーム内での電流の流れを妨げる。トランジス
タT8はオフで第2のアーム内での電流の流れを妨げ
る。
【0027】集積回路の電力供給が断たれると、回路の
全要素の動作が不確実となり、通常パワーオンリセット
回路が具備される。図2のメモリセルに関しては、電源
がリセットされると、この回路(図示せず)が初期化方
形波信号INITをトランジスタT7のゲートに出力す
る。この方形波信号はノードDの電位を一次的に0に
し、従って出力OUTを0にする。その後、方形波信号
がリリースされて、双安定マルチバイブレータは、その
プログラミング状態によって指示された状態をとる。つ
まりセルがプログラムされていない、またはTGF2が
プログラムされている場合はOUT=1、TGF1がプ
ログラムされているならばOUT=0をとる。
全要素の動作が不確実となり、通常パワーオンリセット
回路が具備される。図2のメモリセルに関しては、電源
がリセットされると、この回路(図示せず)が初期化方
形波信号INITをトランジスタT7のゲートに出力す
る。この方形波信号はノードDの電位を一次的に0に
し、従って出力OUTを0にする。その後、方形波信号
がリリースされて、双安定マルチバイブレータは、その
プログラミング状態によって指示された状態をとる。つ
まりセルがプログラムされていない、またはTGF2が
プログラムされている場合はOUT=1、TGF1がプ
ログラムされているならばOUT=0をとる。
【0028】トランジスタTGF1をプログラムするに
は、約6の電圧VPRGがトランジスタT5のドレイン
に印加され、このトランジスタのゲートがON信号PR
OGを受けとって、一方トランジスタT6のゲートがそ
れをオフのままにする相補信号NPROGを受けとる。
トランジスタTGF2をプログラムするには(必要な場
合)、ON信号を受けて電圧VPRGを送るのはトラン
ジスタT6のゲートであって、トランジスタT5のゲー
トが相補信号を受ける。一方向または別方向いずれにも
プログラムされるべきでないセルまたはセルの組は、ト
ランジスタT5とT6のドレインで電圧VPRGを受け
ない。これらのドレインは高インピーダンス状態のまま
である。
は、約6の電圧VPRGがトランジスタT5のドレイン
に印加され、このトランジスタのゲートがON信号PR
OGを受けとって、一方トランジスタT6のゲートがそ
れをオフのままにする相補信号NPROGを受けとる。
トランジスタTGF2をプログラムするには(必要な場
合)、ON信号を受けて電圧VPRGを送るのはトラン
ジスタT6のゲートであって、トランジスタT5のゲー
トが相補信号を受ける。一方向または別方向いずれにも
プログラムされるべきでないセルまたはセルの組は、ト
ランジスタT5とT6のドレインで電圧VPRGを受け
ない。これらのドレインは高インピーダンス状態のまま
である。
【0029】欠陥アドレスメモリでは、記録されるべき
欠陥アドレスがない場合にはセルのプログラミングは行
われないが、欠陥アドレスが記憶されなければならない
場合には、セルは、図1のセルのように、アドレスビッ
ト0用のトランジスタTGF1とアドレスビット1用の
トランジスタTGF2を使用することによってプログラ
ムできる。そのために、アドレスビットまたは有効化ビ
ットを示す信号PROGがトランジスタT5に印加さ
れ、相補信号NPROGがトランジスタT6に印加され
る。
欠陥アドレスがない場合にはセルのプログラミングは行
われないが、欠陥アドレスが記憶されなければならない
場合には、セルは、図1のセルのように、アドレスビッ
ト0用のトランジスタTGF1とアドレスビット1用の
トランジスタTGF2を使用することによってプログラ
ムできる。そのために、アドレスビットまたは有効化ビ
ットを示す信号PROGがトランジスタT5に印加さ
れ、相補信号NPROGがトランジスタT6に印加され
る。
【0030】しかしながら、主メモリ中の修正すべき欠
陥の数が使用可能な欠陥アドレスメモリの数よりも少な
ければ、未使用のアドレスメモリセルをプログラムする
必要はない。特に、欠陥のないメモリの場合には、全て
のCAMセルをプログラムされていない状態のままとす
ることができる。
陥の数が使用可能な欠陥アドレスメモリの数よりも少な
ければ、未使用のアドレスメモリセルをプログラムする
必要はない。特に、欠陥のないメモリの場合には、全て
のCAMセルをプログラムされていない状態のままとす
ることができる。
【0031】本発明は、特に本出願人らによって同時に
出された特許出願(いずれも1994年1月31日出願のフラ
ンス国特許出願第94 01035号および第94 01036号;対応
する日本特許出願は平成7年1月31日出願の整理番号F
M−0008KOSおよび整理番号FM−0009KO
S)に記載のような変形例にも適用可能である。特に、
プログラムされなければならないフローティングゲート
トランジスタのソースに5〜7ボルトの電圧を印加し
(ゼロではない)、ドレインにゼロボルトを印加し(5
〜7ボルトではない)、もう1つのトランジスタのドレ
インを高インピーダンス状態に維持することによって、
プログラミングが行われるようにすることができる。同
様に、トランジスタT5とT6のそれぞれと対応するフ
ローティングゲートトランジスタのドレインとの間に絶
縁トランジスタを挿入することも可能である。これらの
トランジスタは、セルがプログラムされなければならな
い場合(記憶されるべき同一の欠陥アドレスに対応する
その他のセルと同時に)のみこれらのトランジスタをオ
ンにする共通の信号CAMSELによって制御される。
その他のセルの組がプログラムされなければならない
時、または操作が読み出しモードである時は、絶縁トラ
ンジスタはオフである。
出された特許出願(いずれも1994年1月31日出願のフラ
ンス国特許出願第94 01035号および第94 01036号;対応
する日本特許出願は平成7年1月31日出願の整理番号F
M−0008KOSおよび整理番号FM−0009KO
S)に記載のような変形例にも適用可能である。特に、
プログラムされなければならないフローティングゲート
トランジスタのソースに5〜7ボルトの電圧を印加し
(ゼロではない)、ドレインにゼロボルトを印加し(5
〜7ボルトではない)、もう1つのトランジスタのドレ
インを高インピーダンス状態に維持することによって、
プログラミングが行われるようにすることができる。同
様に、トランジスタT5とT6のそれぞれと対応するフ
ローティングゲートトランジスタのドレインとの間に絶
縁トランジスタを挿入することも可能である。これらの
トランジスタは、セルがプログラムされなければならな
い場合(記憶されるべき同一の欠陥アドレスに対応する
その他のセルと同時に)のみこれらのトランジスタをオ
ンにする共通の信号CAMSELによって制御される。
その他のセルの組がプログラムされなければならない
時、または操作が読み出しモードである時は、絶縁トラ
ンジスタはオフである。
【0032】以上本発明の少なくとも1つの具体例につ
いて説明を行ったが、当業者らには各種の変更、変形お
よび改良が容易であろう。そのような変更、変形および
改良も本発明の範囲に含まれるものとする。従って、上
記の記載は単に例示のためのものであって限定的なもの
ではない。本発明は以下の請求項とその同等物によって
のみ規定されるものである。
いて説明を行ったが、当業者らには各種の変更、変形お
よび改良が容易であろう。そのような変更、変形および
改良も本発明の範囲に含まれるものとする。従って、上
記の記載は単に例示のためのものであって限定的なもの
ではない。本発明は以下の請求項とその同等物によって
のみ規定されるものである。
【図1】従来技術による記憶セルを示す。
【図2】本発明のセルの具体例を示す。
T1〜T9、TGF1、TGF2 トランジスタ A、B、C、D ノード INV1、INV2 インバータ OUT 出力 NOUT 相補出力 INIT 初期化方形波信号 PROG プログラミング信号 NPROG 相補信号
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 3/356 H03K 3/356 B E
Claims (41)
- 【請求項1】 2個のフローティングゲートトランジス
タを備え、この2個のトランジスタのうちの1個のプロ
グラミングによってその状態が決定される双安定マルチ
バイブレータを構成するプログラム可能なメモリセルで
あって、プログラムされていないセルの状態に不均衡を
生じさせてプログラミング前であっても所定の出力状態
を与え、読み出しモードで、セルがプログラムされてい
なくても、セルの電流消費を防ぐ手段を備えることを特
徴とするメモリセル。 - 【請求項2】 セルの出力によってゲートが制御される
ルーピングトランジスタがフィードバック式に接続さ
れ、セルの出力を、プログラミング前に双安定マルチバ
イブレータが自然にとる状態に保つように構成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のメモリセル。 - 【請求項3】 主メモリと主メモリの欠陥を修正するた
めの冗長回路とを備える集積回路型のメモリであって、
主メモリの欠陥要素のアドレスを記憶するための請求項
2に記載のメモリセルを備えることを特徴とする集積回
路型メモリ。 - 【請求項4】 主メモリと主メモリの欠陥を修正するた
めの冗長回路とを備える集積回路型のメモリであって、
主メモリの欠陥要素のアドレスを記憶するための請求項
1に記載のメモリセルを備えることを特徴とする集積回
路型メモリ。 - 【請求項5】 双安定機能を実現するための交差された
2つのアームを備えており、各アームがフローティング
ゲートトランジスタを備え、片方のアームが、セルの出
力によって導通が制御され、プログラミング前にこのア
ームにおける電流の流れを妨げ、同時に双安定マルチバ
イブレータを強制的にもう一方のアームにおいて電流消
費がない所定の状態にするトランジスタを備えることを
特徴とする請求項1に記載のメモリセル。 - 【請求項6】 セルの出力によってゲートが制御される
ルーピングトランジスタがフィードバック式に接続さ
れ、セルの出力を、プログラミング前に双安定マルチバ
イブレータが自然にとる状態に保つように構成されてい
ることを特徴とする請求項5に記載のメモリセル。 - 【請求項7】 主メモリと主メモリの欠陥を修正するた
めの冗長回路とを備える集積回路型のメモリであって、
主メモリの欠陥要素のアドレスを記憶するための請求項
6に記載のメモリセルを備えることを特徴とする集積回
路型メモリ。 - 【請求項8】 主メモリと主メモリの欠陥を修正するた
めの冗長回路とを備える集積回路型のメモリであって、
主メモリの欠陥要素のアドレスを記憶するための請求項
5に記載のメモリセルを備えることを特徴とする集積回
路型メモリ。 - 【請求項9】 各アームが、このアームのフローティン
グゲートトランジスタと直列のPチャンネルトランジス
タと、Pチャンネルトランジスタとフローティングゲー
トトランジスタとの間に直列に絶縁トランジスタとを有
し、片方のアームのPチャンネルトランジスタのドレイ
ンが、もう一方のアームのPチャンネルトランジスタの
ゲートに接続されていることを特徴とする請求項5に記
載のメモリセル。 - 【請求項10】 セルの出力によってゲートが制御され
るルーピングトランジスタがフィードバック式に接続さ
れ、セルの出力を、プログラミング前に双安定マルチバ
イブレータが自然にとる状態に保つように構成されてい
ることを特徴とする請求項9に記載のメモリセル。 - 【請求項11】 主メモリと主メモリの欠陥を修正する
ための冗長回路とを備える集積回路型のメモリであっ
て、主メモリの欠陥要素のアドレスを記憶するための請
求項10に記載のメモリセルを備えることを特徴とする集
積回路型メモリ。 - 【請求項12】 主メモリと主メモリの欠陥を修正する
ための冗長回路とを備える集積回路型のメモリであっ
て、主メモリの欠陥要素のアドレスを記憶するための請
求項9に記載のメモリセルを備えることを特徴とする集
積回路型メモリ。 - 【請求項13】 第1および第2のアームを有し、第2
のアームが第1のアームと交差配線されているプログラ
ム可能な不揮発性の双安定マルチバイブレータと、前記
プログラム可能な双安定マルチバイブレータの第2のア
ームに接続された不均衡回路とを備えることを特徴とす
るプログラム可能なメモリセル。 - 【請求項14】 第1のアームが第1のフローティング
ゲートトランジスタを備え、第2のアームが第2のフロ
ーティングゲートトランジスタを備えることを特徴とす
る請求項13に記載のメモリセル。 - 【請求項15】 第1および第2のアームがそれぞれ、
そのアームのフローティングゲートトランジスタと直列
のPチャンネルトランジスタと、Pチャンネルトランジ
スタとフローティングゲートトランジスタとの間に直列
に絶縁トランジスタとを有し、片方のアームのPチャン
ネルトランジスタのドレインが、もう一方のアームのP
チャンネルトランジスタのゲートに接続されていること
を特徴とする請求項13に記載のメモリセル。 - 【請求項16】 不均衡回路が、第2のアームに接続さ
れてセルの出力によってその導通を制御されるトランジ
スタを備えることを特徴とする請求項13に記載のメモリ
セル。 - 【請求項17】 不均衡回路が、第1のアームにおける
電流の流れを妨げると同時に、双安定構造を強制的に第
2のアームにおける電力消費のない所定の状態とする手
段を備えることを特徴とする請求項13に記載のメモリセ
ル。 - 【請求項18】 セルの出力によってゲートが制御さ
れ、フィードバック式に接続され、セルの出力を、プロ
グラミング前に双安定マルチバイブレータが自然にとる
状態に保つルーピングトランジスタを含むことを特徴と
する請求項13に記載のメモリセル。 - 【請求項19】 主メモリと主メモリの欠陥を修正する
ための冗長回路とを備える集積回路型のメモリであっ
て、主メモリの欠陥要素のアドレスを記憶するための請
求項13に記載のメモリセルを備えることを特徴とする集
積回路型メモリ。 - 【請求項20】 第1のアームが第1のフローティング
ゲートトランジスタを備え、第2のアームが第2のフロ
ーティングゲートトランジスタを備え、 不均衡回路が、第2のアームに接続されてセルの出力に
よってその導通が制御されたトランジスタを含む、第1
のアームにおける電流の流れを妨げると同時に、双安定
構造を強制的に第2のアームにおける電力消費のない所
定の状態とするため手段を備え、 第1のアームと第2のアームが、それぞれそのアームの
フローティングゲートトランジスタと直列のPチャンネ
ルトランジスタと、Pチャンネルトランジスタとフロー
ティングゲートトランジスタとの間に直列に絶縁トラン
ジスタとを有し、片方のアームのPチャンネルトランジ
スタのドレインがもう一方のアームのPチャンネルトラ
ンジスタのゲートに接続され、 セルの出力によってゲートが制御され、フィードバック
式に接続され、セルの出力を、プログラミング前に双安
定マルチバイブレータが自然にとる状態に保つルーピン
グトランジスタを含むことを特徴とする請求項13に記載
のメモリセル。 - 【請求項21】 主メモリと主メモリの欠陥を修正する
ための冗長回路とを備える集積回路型のメモリであっ
て、主メモリの欠陥要素のアドレスを記憶するための請
求項20に記載のメモリセルを備えることを特徴とする集
積回路型メモリ。 - 【請求項22】 プログラミングに対応して2つの状態
のうち1つを記憶する双安定マルチバイブレータ手段
と、 セルの状態に不均衡を生じさせてプログラミング前であ
っても所定の出力状態を与え、読み出しモードで、セル
がプログラムされていなくても、セルの電流消費を防ぐ
手段とを備えることを特徴とするプログラム可能なメモ
リセル手段。 - 【請求項23】 双安定マルチバイブレータ手段が、双
安定機能を実現するための交差された2つのアーム手段
を備えており、各アーム手段がフローティングゲートト
ランジスタ手段を備え、片方のアーム手段が、セル手段
の出力手段によって導通が制御され、プログラミング前
にこのアーム手段における電流の流れを妨げ、同時に双
安定マルチバイブレータ手段を強制的にもう一方のアー
ム手段において電流消費がない所定の状態にするトラン
ジスタ手段を備えることを特徴とする請求項22に記載の
メモリセル手段。 - 【請求項24】 セル手段の出力手段によってゲート手
段が制御され、フィードバック式に接続され、セル手段
の出力手段を、プログラミング前に双安定マルチバイブ
レータ手段が自然にとる状態に保つルーピングトランジ
スタ手段を含むことを特徴とする請求項22に記載のメモ
リセル手段。 - 【請求項25】 主メモリ手段と主メモリ手段の欠陥を
修正するための冗長回路手段とを備える集積回路型のメ
モリ手段であって、主メモリ手段の欠陥要素のアドレス
を記憶するための請求項22に記載のメモリセルを備える
ことを特徴とする集積回路型メモリ手段。 - 【請求項26】 双安定マルチバイブレータ手段が、双
安定機能を実現するための交差された2つのアーム手段
を備えており、各アーム手段がフローティングゲートト
ランジスタ手段を備え、片方のアーム手段が、セル手段
の出力手段によって導通が制御され、プログラミング前
にこのアーム手段における電流の流れを妨げ、同時に双
安定マルチバイブレータ手段を強制的にもう一方のアー
ム手段において電流消費がない所定の状態にするトラン
ジスタ手段を備え、セル手段の出力手段によってゲート
手段が制御され、フィードバック式に接続され、セル手
段の出力手段を、プログラミング前に双安定マルチバイ
ブレータ手段が自然にとる状態に保つルーピングトラン
ジスタ手段を含むことを特徴とする請求項22に記載のメ
モリセル手段。 - 【請求項27】 主メモリ手段と主メモリ手段の欠陥を
修正するための冗長回路手段とを備える集積回路型のメ
モリ手段であって、主メモリ手段の欠陥要素のアドレス
を記憶するための請求項26に記載のメモリセルを備える
ことを特徴とする集積回路型メモリ手段。 - 【請求項28】 それぞれが2つの状態のうちのいずれ
かの状態となる一連の不揮発性双安定メモリセルの操作
方法であって、 前記不揮発性双安定メモリセルのそれぞれを不均衡にし
てそれらを前記セルの状態のうちの第1の状態とし、 第1のセル群に書き込みを行って第1のセル群のそれぞ
れの状態を第1の状態から第2の状態へと変化させ、さ
らに前記第1のセル群の状態の読み出しを行うことを含
むことを特徴とする方法。 - 【請求項29】 第2のセル群を第1の状態のままにし
て、 前記第2のセル群の読み出しを行うことを含むことを特
徴とする請求項28に記載の方法。 - 【請求項30】 いずれのセルが必要なセルであるかを
決定する段階を含み、 第1のセル群への書き込み段階では必要なセルにだけ書
き込みを行い、 必要でないセルを第1の状態のままにすることを含むこ
とを特徴とする請求項28に記載の方法。 - 【請求項31】 セルに電力を供給する段階を含み、セ
ルに電力を供給する段階が不均衡を与える段階と時間的
に重なっていることを特徴とする請求項28に記載の方
法。 - 【請求項32】 フィードバックループによって不均衡
を確実にする段階を含むことを特徴とする請求項28に記
載の方法。 - 【請求項33】 書き込み段階が、セル内の第1のトラ
ンジスタのフローティングゲートをプログラミングする
ことによって動作することを特徴とする請求項28に記載
の方法。 - 【請求項34】 不均衡を与える段階が、セルの出力に
よってセル内の不均衡トランジスタを制御することを含
むことを特徴とする請求項28に記載の方法。 - 【請求項35】 不均衡を与える段階が、セル内の出力
トランジスタの寸法とセル内の他のトランジスタの寸法
との間に不均衡を与えることを含むことを特徴とする請
求項28に記載の方法。 - 【請求項36】 読み出し段階の出力に基づいて冗長メ
モリセルにアクセスする段階を含むことを特徴とする請
求項28に記載の方法。 - 【請求項37】 第2のセル群に書き込みを行って第2
のセル群のそれぞれの状態を第1の状態とし、第2のセ
ル群の状態の読み出しを行うことを含むことを特徴とす
る請求項28に記載の方法。 - 【請求項38】 第2のセル群を第1の状態のままにし
て、 第2のセル群の読み出しを行い、 いずれのセルが必要なセルかを決定し、 第1のセル群への書き込み段階では必要なセルにのみ書
き込みを行い、 必要でないセルを第1の状態のままにし、 セルに電力を供給して、その際セルに電力を供給する段
階が不均衡を与える段階と時間的に重なっており、 フィードバックループによって不均衡を確実にし、 読み出し段階の出力に基づいて冗長メモリセルにアクセ
スし、 書き込み段階がセル内の第1のトランジスタのフローテ
ィングゲートをプログラミングすることによって動作
し、 不均衡を与える段階が、セルの出力によってセル内の不
均衡トランジスタを制御することを含むことを特徴とす
る請求項28に記載の方法。 - 【請求項39】 第3のセル群に書き込みを行って第3
のセル群のそれぞれの状態を第1の状態とし、第3のセ
ル群の状態の読み出しを行う段階を含むことを特徴とす
る請求項38に記載の方法。 - 【請求項40】 不均衡を与える段階が、セル内の出力
トランジスタの寸法とセル内の他のトランジスタの寸法
との間に不均衡を与えることを含むことを特徴とする請
求項39に記載の方法。 - 【請求項41】 不均衡を与える段階が、セル内の出力
トランジスタの寸法とセル内の他のトランジスタの寸法
との間に不均衡を与えることを含むことを特徴とする請
求項38に記載の方法。
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