JPH0725197U - シートシャッターにおけるシートガイド - Google Patents

シートシャッターにおけるシートガイド

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JPH0725197U
JPH0725197U JP6002993U JP6002993U JPH0725197U JP H0725197 U JPH0725197 U JP H0725197U JP 6002993 U JP6002993 U JP 6002993U JP 6002993 U JP6002993 U JP 6002993U JP H0725197 U JPH0725197 U JP H0725197U
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JP
Japan
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guide
seat
sheet
shaped
frame
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Pending
Application number
JP6002993U
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English (en)
Inventor
昭夫 小松
仁行 足立
徹 吉田
Original Assignee
小松電機産業株式会社
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートシャッターの昇降開閉をスムースに摩
耗なく案内し、サイドフレーム内への配線を可能にす
る。 【構成】 チャンネル状又はC型断面をなし、その内部
にシート13の左右端を収容してシート13の昇降をガ
イドする合成樹脂製のシートガイド18を、ゲート状の
シャッターフレーム1のサイドフレーム4に設けた。サ
イドフレーム4を上記シートガイド18に外周から抱着
するガイドカバー17を設けて構成し、シートガイド1
8とガイドカバー17との間に電気配線スペース32を
設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は工場や倉庫等の出入口や間仕切り部分に設置されるシートシャッタ ーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来ゲート状フレームの上部のトップフレームにシャッター用シートを昇降自 在に取り付け、左右に立設したサイドフレームに内側よりシート左右端を収容し てシートガイドとしたものとして特開平4−258490号公報に示されるもの が公知である。
【0003】 上記の従来のシートシャッターにおいては、チャンネル状又はC型断面に板金 成形されたサイドフレームの左右の対向する内面側の開放断面部に棒状の芯材入 りのシート両端を収容して昇降ガイドする機構となっていた。
【0004】 そして上記シートシャッターでは板金成形したシートカイドにフイルム状又は 布材等からなる合成樹脂製のシート端を挿入して昇降ガイドさせるので、シート の挿入端の摩耗による損傷や昇降時の騒音発生防止のために、シートが摺接する シートガイド開放端内面に摩耗防止や防音を兼ねて、一般に木製引戸をガイドす る敷居面摩耗防止用の市販のプラスチックテープを貼着していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記シートガイド構成では、防音や摩耗防止の効果はあるものの、一般 に高速昇降を繰り返すシートシャッターにおいてはテープの損耗が早く数千回の 昇降で初期の効果が維持できないために、頻繁にテープを取り換える必要があり 、そのため剥離作業や再貼着作業等に多大な労力を必要としていた。
【0006】 またシートガイド内で多少の左右の揺れを伴いながらシートが昇降するため、 サイドフレームに取り付けるセンサーやリミットスイッチ類等の電装品の配線を シートガイド内にすることができず、これらの配線はすべてシートガイドの周壁 外で配線用の配管を伴って行わなければならなかった。このため外観も損なわれ るほか、配管作業やそのための作業コストも多大であり、外部からの接衝等によ って配線の損傷を生じ易い等の欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記ような問題点を解決するための本考案のシートガイドは、第1にゲート状 のフレーム1のトップフレーム2に、左右方向の芯材16を横設したシート13 の上端を取り付け、該シート13の左右両端を収容して上記シート13の昇降開 閉を案内するシートガイド18を上記ゲート状のフレーム1のサイドフレーム4 として設けたものにおいて、該シートガイド18を平面視でシート端部を収容す るチャンネル状又はC型断面とし、該断面の開放端側に上記シート13の両端側 前後両面に摺接するガイド部を設けるとともに、上記シートガイド18を合成樹 脂材により一体成形したことを特徴としている。
【0008】 またガイド部がシートガイド18のチャンネル状断面の内面側に突設されたガ イド片18cからなることを第2の特徴としている。
【0009】 さらにガイド片18cがシート13を弾力的に押接し且つ挾持する弾力ガイド 片であることを第3の特徴としている。
【0010】 その他上記シートガイドをチャンネル状又はC型断面からなるガイドケース内 に収容固定して、サイドフレームとした事を第4の特徴としている。
【0011】
【作用】
シート13は両端をシートガイド18内に収容された状態で昇降時にガイドさ れ、シートガイド18はゲート状シャッターフレーム1のサイドフレーム4を構 成している。シートガイド18は合成樹脂形品なので剛性も高くシート13との 摩擦係数も少ないので昇降ガイドをスムースに行わせ且つシートの激しい摩耗を 防止する。
【0012】 シートガイド18の外周にガイドケース17を抱着させたものでは、シートガ イド18とガイドケース17間のスペースを電気配線スペース32として利用で き、電気配管を必要としない。
【0013】
【実施例】
以下図示する実施例につき詳述すると、シートシャッターのシャッターフレー ム1は、内部に巻取ドラム3を収容したシートケース2でアッパーフレームを構 成し、該シートケース2の両端下方にはサイドフレーム4が取り付けられて全体 としてゲート型フレームとなっている。10はサイドフレーム4上にシートケー ス2を支持するアームである。
【0014】 シートケース2の両端には端板6,7が嵌着され、一方の端板には巻取ドラム 3の端部内に収容される筒状のモーターケース5が固着され、ブレーキ付の可逆 転式のモーター8は該モーターケース5内に固定的に収容して取り付けられる。 モーターケース5の内端から突出するモーター8のドライブ軸9は、巻取ドラム 3内に固着されたリブ板11と一体回転するように取り付けられるとともに、巻 取ドラム3の他方の端部に突設されたドラム軸12は端板6に回転自在に軸支さ れており、モーター8の駆動により、巻取ドラム3が回転する機構となっている 。
【0015】 上記巻取ドラム3には、図2に示すように透光性,可撓性のある合成樹脂材よ りなる長方形のシート13の上端が軸心方向に沿って固着されていて、巻取ドラ ム3の正逆回転によりシート13の繰り出し下降及び巻き揚げ上昇の昇降が行わ れる。シート13には、芯材収容部14が所定間隔で多数段にわたって横設され 、各芯材収容部14内には一定の剛性を有し、できるだけ軽量の金属板をカール 形成した棒状の芯材16が挿通され、シート13の左右方向の通直性を保ってい る。
【0016】 左右のサイドフレーム4は、図2,図3に示すように板金形成した薄板からな る2つ割りのガイド片17a,17bを中空の筒状に抱き合わせて固着したガイ ドケース17と、その内側に着脱自在に嵌着されて上記シート20の両端を収容 し昇降自在に案内するチャンネル状又はC型断面のシートガイド18とからなっ ている。シート13の下端にも棒状のウェイトを兼ねた芯材16が挿通されると ともに、図5(A)に示すように、弾力性のある樹脂製の布材又はフイルムより なる接地カバー19がチューブ状断面をなすように折り曲げて被覆されており、 シート下端の通直を保持し弾力性をもたせて十分な接地を行わしめる構成となっ ている。
【0017】 シートケース2の左側面にはドラム軸12の回転を検出して、シート13が上 下限位置に達するとモーター8を停止させるリミットスイッチ又はセンサー等か らなる検出装置21が設けられており、またガイドケース17の上方正面には超 音波センサー等からなるセンサー22が正面側中央を向くように設置され、シー ト13の前方に人や運搬車が進入した際にはモーター8を作動して閉鎖中のシー ト13が自動的に開かれる構成となっている。
【0018】 逆にシート13が開かれた状態で、シート下方に障害物があるときはモーター 8によるシート下降をさせないように、該障害物を検知する光電管等のセンサー 23,23が各ガイドケース17,17の下方内向きに取り付けられている。2 4は上記リミットスイッチやセンサー類を作動させる電装品や操作ボタン等が設 けられている制御ボックスで、シャッターフレーム1又はその近傍に取り付けら れ又は設置されている。26はシャッターフレーム1の左右上端に突設された吊 り金具である。
【0019】 トップフレームを兼ねたシートケース2は、図2に示すように板金形成された 横長のボックス状をなしており、周壁は上面及び上部を覆う逆L字形断面の上部 カバー2aと、正面側を覆う正面カバー2b,後壁との間にサイドフレーム4を 収容する幅の開口部を残して底面を覆う底部カバー2cとが、順次着脱自在に接 合されて構成されている。
【0020】 そして正面カバー2bと底部カバー2cは互いに係合し合うように折り曲げ形 成された接合部27で係合して接合され、さらに底部カバー2cの後端部内面側 にコ字形に折り曲げ形成された配線スペース28が形成され、左側の検出装置2 1やセンサー23等への配線29を挿通するスペースとなっている。
【0021】 ガイド片17a,17bよりなる角筒状断面をなすガイドケース17内には、 図3に示すようにシート13の端を収容するコ字形断面をなす周壁部18aと、 ガイドケース開放端31当接嵌合する嵌合部18bと、該嵌合部18bの両内面 側に突出形成されてシート13の芯材収容部14に摺接するガイド片18cとか らなるシートガイド18が弾力的に嵌着されており、シートガイド18の周面と ガイドケース17の内面にはコ字形空間からなる配線スペース32が形成され、 図1に示すように配線スペース32を通じモーター8,センサー12,23,2 3,リミットスイッチ21等への配線29が回路用配管なしで行われる。
【0022】 33はシャッターフレーム1を建造物側へ取り付ける柱又は壁からなる取付部 である。上記シートガイド18は塩化ビニール等の合成樹脂材で一体成形されて おり、シート13との間でいずれの側も摩耗せず且つ摩擦係数の低いものが望ま しく、且つ材質としては組立,分解の便宜上一定の弾力性を備えたものが望まし い。
【0023】 上記ガイドケース17は図示するように分割型でも単一の成形品でもよく、ま たシートガイド18は図4(A)に示すようにガイド片18が弾力的にシート1 3に押接されるものでもよく(図面は便宜上接触していない状態を示している) 、この場合風等によるシートのガタつきや騒音発生がなく、昇降ガイドがスムー スであるほか、シート昇降時の慣性が緩和されるという利点がある。図4(B) はシートガイド18の周壁部18aの内面に直接シート13を摺接ガイドさせる もので、周壁部18aの開放端内面がガイド片を兼ねている機構のものを示す。 上記シートガイド18は、いずれの場合も、ガイドケース単体でサイドフレーム を構成することが可能であり、シートガイド18はFRP製とすることもできる 。FRP製の場合は図4(A)に示す例においてはガイド片18cは別部品とし て付設可能である。
【0024】
【考案の効果】
以上のように構成される本考案のシートガイドによれば、シートの高速繰り返 し昇降にもかかわらず、案内がスムースで騒音発生等が防止されるほか、従来の 摩耗防止テープを用いる場合に比してシートとしてシートガイドの硬度の違いに より摩擦係数も低く且つ摩耗防止効果が高い。その他摩耗防止テープの貼着や貼 り換えの労力及びそのための管理等も不要になるという利点がある。
【0025】 またシートガイドは一体成形品なのでカイドケースと組み合わせた場合はサイ ドケースの強度も高くなり、組み立てや分解が容易であるとともに、ガイドケー スとの間に配線スペースがとれるので、電気配管なしで該配線スペース内に直接 配線を行うことが可能となり、部品単価や作業コスト及びメンテナンス等の面で 経済的であるとともに、外観上も簡略化し、外部接触等による配線の断線、その 他のトラブル等も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートシャッターの正面図である。
【図2】シートシャッターの一部断面側面図である。
【図3】サイドフレームの水平断面図である。
【図4】(A),(B)はともにサイドフレームの他の
実施例を示す断面図である。
【図5】(A),(B)はともにシート接地端の構造の
異なる実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シャッターフレーム 2 トップフレーム(シートケース) 4 サイドフレーム 13 シート 17 サイドフレーム 18 シートガイド 18a 周壁部 18b 嵌合部 18c ガイド片 32 配線スペース

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート状のフレーム(1)のトップフレ
    ーム(2)に、左右方向の芯材(16)を横設したシー
    ト(13)の上端を取り付け、該シート(13)の左右
    両端を収容して上記シート(13)の昇降開閉を案内す
    るシートガイド(18)を上記ゲート状のフレーム
    (1)のサイドフレーム(4)として設けたものにおい
    て、該シートガイド(18)を平面視でシート端部を収
    容するチャンネル状又はC型断面とし、該断面の開放端
    側に上記シート(13)の両端側前後両面に摺接するガ
    イド部を設けるとともに、上記シートガイド(18)を
    合成樹脂材により一体成形してなるシートシャッターに
    おけるシートガイド。
  2. 【請求項2】 ガイド部がシートガイド(18)のチャ
    ンネル状断面の内面側に突設されたガイド片(18c)
    からなる請求項1に記載のシートシャッターにおけるシ
    ートガイド。
  3. 【請求項3】 ガイド片(18c)がシート(13)を
    弾力的に押接し且つ挾持する弾力ガイド片である請求項
    2に記載のシートシャッターにおけるシートガイド。
  4. 【請求項4】 ゲート状のフレーム(1)のトップフレ
    ーム(2)に、左右方向の芯材(16)を横設したシー
    ト(13)の上端を取り付け、該シート(13)の左右
    両端を収容して上記シート(13)の昇降開閉を案内す
    るシートガイド(18)を上記ゲート状のフレーム
    (1)のサイドフレーム(4)として設けたものにおい
    て、該シートガイド(18)を平面視でシート端部を収
    容するチャンネル状又はC型断面とし、該断面の開放端
    側に上記シート(13)の両端側前後両面に摺接するガ
    イド部を設けるとともに、上記シートガイド(18)を
    合成樹脂材により一体成形し、該シートガイドをチャン
    ネル状又はC型断面からなるガイドケース(17)内に
    収容固定してサイドフレーム(4)としたシートシャッ
    ターにおけるシートガイド。
JP6002993U 1993-10-12 1993-10-12 シートシャッターにおけるシートガイド Pending JPH0725197U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002519546A (ja) * 1998-06-24 2002-07-02 ネルジュコ(ソシエテ アノニム) 商品取扱ドア
JP2006063738A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Chuo Spring Co Ltd スクリーン昇降装置
JP2011099270A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Komatsu Denki Sangyo Kk シートシャッタのシートガイド
KR101363165B1 (ko) * 2009-11-06 2014-02-13 코마츠 덴키 산교 가부시키가이샤 시트 셔터의 시트 가이드

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