JPH0724941A - ジッパ付きガセット袋およびその製造方法 - Google Patents
ジッパ付きガセット袋およびその製造方法Info
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- JPH0724941A JPH0724941A JP5170547A JP17054793A JPH0724941A JP H0724941 A JPH0724941 A JP H0724941A JP 5170547 A JP5170547 A JP 5170547A JP 17054793 A JP17054793 A JP 17054793A JP H0724941 A JPH0724941 A JP H0724941A
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- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/008—Standing pouches, i.e. "Standbeutel"
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65D31/00—Bags or like containers made of paper and having structural provision for thickness of contents
- B65D31/10—Bags or like containers made of paper and having structural provision for thickness of contents with gusseted sides
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D33/00—Details of, or accessories for, sacks or bags
- B65D33/16—End- or aperture-closing arrangements or devices
- B65D33/25—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners
- B65D33/2508—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor
- B65D33/2516—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor comprising tamper-indicating means, e.g. located within the fastener
- B65D33/2533—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor comprising tamper-indicating means, e.g. located within the fastener the slide fastener being located between the product compartment and the tamper indicating means
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガセット袋へのジッパの装着を簡易かつ確実
に行う。また、熱伝導の点でシールし易いとともに、袋
の開口が広くとれるようにする。さらに、ジッパの各サ
イドシール部のフィルムにひびや割れが生じにくくす
る。 【構成】 一般におこなわれている方法で一旦、ガセッ
ト袋の袋本体部を形成し、該袋本体部の開口端から２つ
の側面部の折り線をもとの折り方向とは逆に折り曲げて
引き出すとともに、袋の内面が表出した開き面１１ａ，
１１ａ，２１ａ，２１ａを形成し、平面部の開き面１１
ａ，１１ａの面上であって、側面部の開き面２１ａ，２
１ａと重ならない位置に、平面部１１の口部端縁１１ｂ
に沿って、それぞれ、ジッパのサイドシール部をあらか
じめつぶして平坦化して形成したジッパの雄型部材３１
および雌型部材３５を、袋の口部中心線に対して鏡像関
係になるように固着した後、開き面を合わせ閉じ、袋本
体部の口部の上端部全域および側面部を融着して、ジッ
パ付きガセット袋を構成する。
に行う。また、熱伝導の点でシールし易いとともに、袋
の開口が広くとれるようにする。さらに、ジッパの各サ
イドシール部のフィルムにひびや割れが生じにくくす
る。 【構成】 一般におこなわれている方法で一旦、ガセッ
ト袋の袋本体部を形成し、該袋本体部の開口端から２つ
の側面部の折り線をもとの折り方向とは逆に折り曲げて
引き出すとともに、袋の内面が表出した開き面１１ａ，
１１ａ，２１ａ，２１ａを形成し、平面部の開き面１１
ａ，１１ａの面上であって、側面部の開き面２１ａ，２
１ａと重ならない位置に、平面部１１の口部端縁１１ｂ
に沿って、それぞれ、ジッパのサイドシール部をあらか
じめつぶして平坦化して形成したジッパの雄型部材３１
および雌型部材３５を、袋の口部中心線に対して鏡像関
係になるように固着した後、開き面を合わせ閉じ、袋本
体部の口部の上端部全域および側面部を融着して、ジッ
パ付きガセット袋を構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガセット袋、特に内容
物の取り出しのため口部が開閉自在になるジッパ付きガ
セット袋およびその製造方法に関する。
物の取り出しのため口部が開閉自在になるジッパ付きガ
セット袋およびその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、対向する平面を有する平袋容器の
なかで、袋の４辺周囲をヒートシールするもの（４方シ
ール袋）にあっては、平袋容器の材料であるフィルム材
料の搬送方向と、ジッパ部品の流れ方向を同一にして加
工することが可能となり、生産性向上の観点から、従来
からこの方法でジッパ付き容器が製造されてきた。最近
ではさらに４方シール袋以外のものであっても、ジッパ
をつける工夫がなされており、袋の袋本体部とは別に、
あらかじめジッパ部を備えるキャップ袋状の部材を、帽
子を被せるかのごとく被着させる方法により作られた容
器が提案されている。
なかで、袋の４辺周囲をヒートシールするもの（４方シ
ール袋）にあっては、平袋容器の材料であるフィルム材
料の搬送方向と、ジッパ部品の流れ方向を同一にして加
工することが可能となり、生産性向上の観点から、従来
からこの方法でジッパ付き容器が製造されてきた。最近
ではさらに４方シール袋以外のものであっても、ジッパ
をつける工夫がなされており、袋の袋本体部とは別に、
あらかじめジッパ部を備えるキャップ袋状の部材を、帽
子を被せるかのごとく被着させる方法により作られた容
器が提案されている。
【０００３】例えば、袋の両側面部にいわゆる『まち』
をもったガセット袋は、特に、自立性が良く、容量面で
優れるという特性があるためにその用途は広く、このも
のにジッパ装着をしてほしい旨の要望も多い。
をもったガセット袋は、特に、自立性が良く、容量面で
優れるという特性があるためにその用途は広く、このも
のにジッパ装着をしてほしい旨の要望も多い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガセッ
ト袋は、特に、ガセットの折り込み部分があるためジッ
パの装着が困難であるという問題がある。また、袋のフ
ィルムの流れ方向とジッパの方向が異なることから加工
が煩雑であるという問題もある。
ト袋は、特に、ガセットの折り込み部分があるためジッ
パの装着が困難であるという問題がある。また、袋のフ
ィルムの流れ方向とジッパの方向が異なることから加工
が煩雑であるという問題もある。
【０００５】本発明はかかる実情に鑑みて創案されたも
のであって、その目的は、ジッパ部材の装着が簡易かつ
確実にできるジッパ付きガセット袋およびその製造方法
を提供することにある。
のであって、その目的は、ジッパ部材の装着が簡易かつ
確実にできるジッパ付きガセット袋およびその製造方法
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明のジッパ付きガセット袋は、袋の前側
と後ろ側を構成する対向する一対の平面部と、折り襞状
に袋の内方に折り込まれた折り線を備えるように形成さ
れた２つの側面部とを有する筒状の袋本体部と、この袋
本体部の袋の口部となる側であって、各平面部の内面に
装着されたジッパとを備えるジッパ付きガセット袋であ
って、袋本体部の口部を開くために２つの側面部の折り
線の任意の一点をそれぞれ基点とし、該基点から口部端
までの最初の折り線を、もとの折り方向とは逆に折り曲
げて折り込むとともに、袋本体部の４隅から基点までを
結ぶ線を袋の内側方向に凸となる稜線として折り込み、
２つの側面部にそれぞれ新たに形成された逆の折り目の
最外点同士を結ぶ線を基線として、袋の前側と後ろ側を
構成する対向する一対の平面部を、側面部の一部と一緒
に外方に折り曲げて、袋の内側が表出した開き面を形成
し、上記平面部の開き面の面上であって、側面部の開き
面と重ならない位置に、平面部の口部端縁に沿って、そ
れぞれ、ジッパの雄型部材および雌型部材を、袋の口部
中心線に対して鏡像関係になるように固着し、ジッパの
雄型部材および雌型部材を嵌合させるように、開き面を
合わせ閉じて袋の上部を形成するとともに、袋本体部の
口部の上端部全域を融着するとともに、口部端部から折
り畳まれた側面部よりもさらに下方の位置まで、袋本体
部の側面部を融着した構成とした。
るために、本発明のジッパ付きガセット袋は、袋の前側
と後ろ側を構成する対向する一対の平面部と、折り襞状
に袋の内方に折り込まれた折り線を備えるように形成さ
れた２つの側面部とを有する筒状の袋本体部と、この袋
本体部の袋の口部となる側であって、各平面部の内面に
装着されたジッパとを備えるジッパ付きガセット袋であ
って、袋本体部の口部を開くために２つの側面部の折り
線の任意の一点をそれぞれ基点とし、該基点から口部端
までの最初の折り線を、もとの折り方向とは逆に折り曲
げて折り込むとともに、袋本体部の４隅から基点までを
結ぶ線を袋の内側方向に凸となる稜線として折り込み、
２つの側面部にそれぞれ新たに形成された逆の折り目の
最外点同士を結ぶ線を基線として、袋の前側と後ろ側を
構成する対向する一対の平面部を、側面部の一部と一緒
に外方に折り曲げて、袋の内側が表出した開き面を形成
し、上記平面部の開き面の面上であって、側面部の開き
面と重ならない位置に、平面部の口部端縁に沿って、そ
れぞれ、ジッパの雄型部材および雌型部材を、袋の口部
中心線に対して鏡像関係になるように固着し、ジッパの
雄型部材および雌型部材を嵌合させるように、開き面を
合わせ閉じて袋の上部を形成するとともに、袋本体部の
口部の上端部全域を融着するとともに、口部端部から折
り畳まれた側面部よりもさらに下方の位置まで、袋本体
部の側面部を融着した構成とした。
【０００７】また、本発明のジッパ付きガセット袋は、
上記ジッパ付きガセット袋において、ジッパのサイドシ
ール部が、平坦化されている構成とした。さらに、本発
明のジッパ付きガセット袋の製造方法は、袋の前側と後
ろ側を構成する対向する一対の平面部と、折り襞状に袋
の内方に折り込まれた折り線を備えるように形成された
２つの側面部とを有する筒状の袋本体部と、この袋本体
部の袋の口部となる側であって、各平面部の内面に装着
されたジッパとを備えるジッパ付きガセット袋の製造方
法であって、該方法は、袋本体部の口部を開くために２
つの側面部の折り線の任意の一点をそれぞれ基点とし、
該基点から口部端までの最初の折り線を、もとの折り方
向とは逆に折り曲げて折り込むとともに、袋本体部の４
隅から基点までを結ぶ線を袋の内側方向に凸となる稜線
として折り込む工程と、２つの側面部にそれぞれ新たに
形成された逆の折り目の最外点同士を結ぶ線を基線とし
て、袋の前側と後ろ側を構成する対向する一対の平面部
を側面部の一部と一緒に外方に折り曲げて、袋の内側が
表出した開き面を形成する工程と、ジッパの雄型部材お
よび雌型部材の各サイドシール部を平坦化する工程と、
上記平面部の開き面の面上であって、側面部の開き面と
重ならない位置に、平面部の口部端縁に沿って、それぞ
れ、ジッパの雄型部材および雌型部材を、袋の口部中心
線に対して鏡像関係になるように固着する工程と、ジッ
パの雄型部材および雌型部材を嵌合させるように、開き
面を合わせ閉じる工程と、袋本体部の口部の上端部全域
を融着するとともに、口部端部から折り畳まれた側面部
よりもさらに下方の位置まで、袋本体部の側面部を融着
する工程とを含むように構成した。
上記ジッパ付きガセット袋において、ジッパのサイドシ
ール部が、平坦化されている構成とした。さらに、本発
明のジッパ付きガセット袋の製造方法は、袋の前側と後
ろ側を構成する対向する一対の平面部と、折り襞状に袋
の内方に折り込まれた折り線を備えるように形成された
２つの側面部とを有する筒状の袋本体部と、この袋本体
部の袋の口部となる側であって、各平面部の内面に装着
されたジッパとを備えるジッパ付きガセット袋の製造方
法であって、該方法は、袋本体部の口部を開くために２
つの側面部の折り線の任意の一点をそれぞれ基点とし、
該基点から口部端までの最初の折り線を、もとの折り方
向とは逆に折り曲げて折り込むとともに、袋本体部の４
隅から基点までを結ぶ線を袋の内側方向に凸となる稜線
として折り込む工程と、２つの側面部にそれぞれ新たに
形成された逆の折り目の最外点同士を結ぶ線を基線とし
て、袋の前側と後ろ側を構成する対向する一対の平面部
を側面部の一部と一緒に外方に折り曲げて、袋の内側が
表出した開き面を形成する工程と、ジッパの雄型部材お
よび雌型部材の各サイドシール部を平坦化する工程と、
上記平面部の開き面の面上であって、側面部の開き面と
重ならない位置に、平面部の口部端縁に沿って、それぞ
れ、ジッパの雄型部材および雌型部材を、袋の口部中心
線に対して鏡像関係になるように固着する工程と、ジッ
パの雄型部材および雌型部材を嵌合させるように、開き
面を合わせ閉じる工程と、袋本体部の口部の上端部全域
を融着するとともに、口部端部から折り畳まれた側面部
よりもさらに下方の位置まで、袋本体部の側面部を融着
する工程とを含むように構成した。
【０００８】
【作用】本発明は、一般におこなわれている方法で一
旦、袋本体部を形成し、所定の方法で該袋本体部の平面
部および側面部の内面がそれぞれ表出した開き面を形成
し、この開き面の上に、それぞれ、ジッパの雄型部材お
よび雌型部材を固着するようにしているので、ジッパ部
材の装着が簡易かつ確実にできる。
旦、袋本体部を形成し、所定の方法で該袋本体部の平面
部および側面部の内面がそれぞれ表出した開き面を形成
し、この開き面の上に、それぞれ、ジッパの雄型部材お
よび雌型部材を固着するようにしているので、ジッパ部
材の装着が簡易かつ確実にできる。
【０００９】また、ジッパの取付け位置を、平面部の各
開き面の面上であって、側面部の開き面と重ならない位
置としており、この部分は折畳まれた側面部との重なり
がないので、熱伝導の点でシールし易い。さらに、この
位置にジッパを取付けると、折畳まれた側面部がジッパ
の取付け位置より下方に位置するので、折畳まれた側面
部が邪魔にならず、袋の開口が広くとれる。
開き面の面上であって、側面部の開き面と重ならない位
置としており、この部分は折畳まれた側面部との重なり
がないので、熱伝導の点でシールし易い。さらに、この
位置にジッパを取付けると、折畳まれた側面部がジッパ
の取付け位置より下方に位置するので、折畳まれた側面
部が邪魔にならず、袋の開口が広くとれる。
【００１０】さらにまた、ジッパの雄型部材および雌型
部材の各サイドシール部が平坦化してあるので、サイド
シールされたフィルムにひびや割れが生じにくいととも
に、サイドシールも容易となる。
部材の各サイドシール部が平坦化してあるので、サイド
シールされたフィルムにひびや割れが生じにくいととも
に、サイドシールも容易となる。
【００１１】
【実施例】本発明のジッパ付きガセット袋１は、図１お
よび図９に示されるように袋の前側と後ろ側を構成する
対向する一対の平面部１１，１１と、折り襞状に袋の内
方に折り込まれた折り線２３，２３を備えるように形成
された２つの側面部２１，２１とを有する筒状の袋本体
部１０と、この袋本体部１０の袋の口部Ｑとなる側であ
って、各平面部１１の内面に装着されたジッパ３０とを
備えている。ジッパ３０は、袋口部の開閉を自由にする
ためのものである。
よび図９に示されるように袋の前側と後ろ側を構成する
対向する一対の平面部１１，１１と、折り襞状に袋の内
方に折り込まれた折り線２３，２３を備えるように形成
された２つの側面部２１，２１とを有する筒状の袋本体
部１０と、この袋本体部１０の袋の口部Ｑとなる側であ
って、各平面部１１の内面に装着されたジッパ３０とを
備えている。ジッパ３０は、袋口部の開閉を自由にする
ためのものである。
【００１２】前記袋本体部１０は、袋本体部の口部Ｑの
上端部全域２８ａおよび口部端部から折り畳まれた側面
部２１ｂよりもさらに下方の位置まで、袋本体部の側面
部２８ｂ，２８ｂを封止するように形成された融着シー
ル部２８（ハッチで表示された部分）を備えている。
上端部全域２８ａおよび口部端部から折り畳まれた側面
部２１ｂよりもさらに下方の位置まで、袋本体部の側面
部２８ｂ，２８ｂを封止するように形成された融着シー
ル部２８（ハッチで表示された部分）を備えている。
【００１３】ここで、折り畳まれた側面部２１ｂよりも
さらに下方の位置まで、側面部２８ｂをシールするの
は、折り畳まれた側面部２１ｂの側部に生じる開口をシ
ールするとともに、折り畳まれた側面部２１ｂの一部を
袋本体部の側部と一体的にシールすることで、折り畳ま
れた側面部２１ｂをある程度固定するためであり、さら
に、ジッパの各サイドシール部を保護強化するためであ
る。
さらに下方の位置まで、側面部２８ｂをシールするの
は、折り畳まれた側面部２１ｂの側部に生じる開口をシ
ールするとともに、折り畳まれた側面部２１ｂの一部を
袋本体部の側部と一体的にシールすることで、折り畳ま
れた側面部２１ｂをある程度固定するためであり、さら
に、ジッパの各サイドシール部を保護強化するためであ
る。
【００１４】上記融着シール部２８によるシールによっ
て、折り畳まれれて形成された側面部２１ｂの一部（側
部）が、袋の前側と後ろ側を構成する平面部の各側部の
間に挟持された状態で、一体的にシールされる。なお、
この状態は、後述する製造方法を参照することによりさ
らに明確にされる。
て、折り畳まれれて形成された側面部２１ｂの一部（側
部）が、袋の前側と後ろ側を構成する平面部の各側部の
間に挟持された状態で、一体的にシールされる。なお、
この状態は、後述する製造方法を参照することによりさ
らに明確にされる。
【００１５】ジッパ３０は、図１０に示されるように帯
状形状をなし、嵌合する雄型部材３１と雌型部材３５と
の組み合わせにより形成される。雄型部材３１は基板３
２と、この基板３２の片側平面の中央部に突出した凸部
帯３３とを備え、基板３２の他方の平面３２ａ（凸部帯
３３形成面と反対側）は袋本体の内面と接着されるよう
になっている。
状形状をなし、嵌合する雄型部材３１と雌型部材３５と
の組み合わせにより形成される。雄型部材３１は基板３
２と、この基板３２の片側平面の中央部に突出した凸部
帯３３とを備え、基板３２の他方の平面３２ａ（凸部帯
３３形成面と反対側）は袋本体の内面と接着されるよう
になっている。
【００１６】一方、雌型部材３５は、基板３６と、この
基板３６の片側平面の中央部に形成された凹部帯３８と
を備え、基板３６の他方の平面３６ａ（凹部帯３８形成
面と反対側）は対向する袋本体の他の内面と接着される
ようになっている。
基板３６の片側平面の中央部に形成された凹部帯３８と
を備え、基板３６の他方の平面３６ａ（凹部帯３８形成
面と反対側）は対向する袋本体の他の内面と接着される
ようになっている。
【００１７】また、ジッパの雄型部材３１および雌型部
材３５の各サイドシール部３４，３９は、あらかじめ平
坦化しておく。これにより、ジッパの各サイドシール部
をフィルムの側部にヒートシールする際、あるいは、ヒ
ートシールした後に、フィルムにひびや割れが生じにく
くなる。特に、アルミ箔を用いた多層フィルムを使用す
る場合に有利である。
材３５の各サイドシール部３４，３９は、あらかじめ平
坦化しておく。これにより、ジッパの各サイドシール部
をフィルムの側部にヒートシールする際、あるいは、ヒ
ートシールした後に、フィルムにひびや割れが生じにく
くなる。特に、アルミ箔を用いた多層フィルムを使用す
る場合に有利である。
【００１８】ジッパの各サイドシール部を平坦化するに
は、加圧ヘッドあるいは加熱された加圧ヘッドを使用し
て、各サイドシール部をつぶして平坦化すればよい。ま
た、ジッパの各サイドシール部の凸部帯３３および凹部
帯３８を削り取って、各サイドシール部を平坦化しても
よい。
は、加圧ヘッドあるいは加熱された加圧ヘッドを使用し
て、各サイドシール部をつぶして平坦化すればよい。ま
た、ジッパの各サイドシール部の凸部帯３３および凹部
帯３８を削り取って、各サイドシール部を平坦化しても
よい。
【００１９】なお、各サイドシート部を平坦化したジッ
パは、それ自体で優れた効果を奏し、本発明以外のジッ
パ付き袋においても好適に使用される。本発明のジッパ
付きガセット袋１は、以下の工程を経て形成される。
パは、それ自体で優れた効果を奏し、本発明以外のジッ
パ付き袋においても好適に使用される。本発明のジッパ
付きガセット袋１は、以下の工程を経て形成される。
【００２０】まず、図１に示されるように袋の前側と後
ろ側を構成する対向する一対の平面部１１，１１と、折
り襞状に袋の内方に折り込まれた折り線２３，２３を備
えるように形成された２つの側面部２１，２１を有する
筒状の袋本体部１０を用意する。
ろ側を構成する対向する一対の平面部１１，１１と、折
り襞状に袋の内方に折り込まれた折り線２３，２３を備
えるように形成された２つの側面部２１，２１を有する
筒状の袋本体部１０を用意する。
【００２１】次いで、図２に示されるように、この袋本
体部１０の各口部端部の４隅の位置、すなわち袋本体部
１０の平面部１１，１１と側面部２１，２１の接合部の
上端部から、それぞれ、内方へ所定の距離まで切り込み
１５，１５，１５，１５を入れる。これらの切り込み
は、略同一深さとされる。この切り込みは、後述するジ
ッパ３０の取り付け箇所を十分に確保するために行なわ
れ、ガセット側面部の折り込み幅（Ｌ１）が袋本体部１
０の幅（Ｗ）の割に小さい場合、例えばＬ１／Ｗ＝０．
１０〜０．１３のときに特に有効である。
体部１０の各口部端部の４隅の位置、すなわち袋本体部
１０の平面部１１，１１と側面部２１，２１の接合部の
上端部から、それぞれ、内方へ所定の距離まで切り込み
１５，１５，１５，１５を入れる。これらの切り込み
は、略同一深さとされる。この切り込みは、後述するジ
ッパ３０の取り付け箇所を十分に確保するために行なわ
れ、ガセット側面部の折り込み幅（Ｌ１）が袋本体部１
０の幅（Ｗ）の割に小さい場合、例えばＬ１／Ｗ＝０．
１０〜０．１３のときに特に有効である。
【００２２】次いで、図３に示されるように、袋本体部
の口部を開くために２つの側面部２１，２１の折り線２
３，２３の任意の一点Ｐ，Ｐをそれぞれ基点とし、該基
点Ｐ，Ｐから折り線の口部端Ｈ，Ｈまでの折り線２３，
２３を、もとの折り方向とは逆に折り曲げて、逆の折り
目２３ａ，２３ａとなるように引き出しつつ折り込む。
この折り込みによって、必然的に、袋本体部の４隅（こ
の場合、４隅に切り込み１５，１５，１５，１５を入れ
ているのでこの切り込みの４つの末端部Ｄ）から基点
Ｐ，Ｐまでを結ぶ線は、袋の内側に凸となる４つの稜線
１７として形成される（図４）。
の口部を開くために２つの側面部２１，２１の折り線２
３，２３の任意の一点Ｐ，Ｐをそれぞれ基点とし、該基
点Ｐ，Ｐから折り線の口部端Ｈ，Ｈまでの折り線２３，
２３を、もとの折り方向とは逆に折り曲げて、逆の折り
目２３ａ，２３ａとなるように引き出しつつ折り込む。
この折り込みによって、必然的に、袋本体部の４隅（こ
の場合、４隅に切り込み１５，１５，１５，１５を入れ
ているのでこの切り込みの４つの末端部Ｄ）から基点
Ｐ，Ｐまでを結ぶ線は、袋の内側に凸となる４つの稜線
１７として形成される（図４）。
【００２３】次いで、図５に示されるように、２つの側
面部２１，２１にそれぞれ新たに形成された逆の折り目
の最外点の口部端Ｈ，Ｈ同士を結ぶ直線Ｋを基線とし
て、袋の前側と後ろ側を構成する対向する一対の平面部
を側面部の一部と一緒に外方に折り曲げて、袋の内側が
表出した開き面１１ａ，１１ａ，２１ａ，２１ａをそれ
ぞれ２つ形成する。本実施例では図５に示される線分Ｇ
Ｈの長さが折り込み幅Ｌ１の長さと同じになるように基
点Ｐを定めているので開き面１１ａ，１１ａは略同一平
面状になる。この時、ジッパ３０を構成する帯状の雄型
部材３１と雌型部材３５とが、それぞれ開き面１１ａ，
１１ａ，２１ａ，２１ａの上方の位置に搬送されてい
る。このように、袋本体部１０の搬送方向（Ａ）とジッ
パ３０の搬送方向（Ｂ）とは同一方向であるので、加工
が容易となり、機械化に好適となる。
面部２１，２１にそれぞれ新たに形成された逆の折り目
の最外点の口部端Ｈ，Ｈ同士を結ぶ直線Ｋを基線とし
て、袋の前側と後ろ側を構成する対向する一対の平面部
を側面部の一部と一緒に外方に折り曲げて、袋の内側が
表出した開き面１１ａ，１１ａ，２１ａ，２１ａをそれ
ぞれ２つ形成する。本実施例では図５に示される線分Ｇ
Ｈの長さが折り込み幅Ｌ１の長さと同じになるように基
点Ｐを定めているので開き面１１ａ，１１ａは略同一平
面状になる。この時、ジッパ３０を構成する帯状の雄型
部材３１と雌型部材３５とが、それぞれ開き面１１ａ，
１１ａ，２１ａ，２１ａの上方の位置に搬送されてい
る。このように、袋本体部１０の搬送方向（Ａ）とジッ
パ３０の搬送方向（Ｂ）とは同一方向であるので、加工
が容易となり、機械化に好適となる。
【００２４】次いで、図６に示されるように、袋の内面
が表出するように曲げられた平面部の開き面１１ａ，１
１ａの面上であって、側面部の開き面２１ａ，２１ａと
重ならない位置に、平面部１１の口部端縁１１ｂに沿っ
て、それぞれ、ジッパ３０の雄型部材３１および雌型部
材３５が、袋の口部中心線に対して鏡像関係になるよう
に固着される。また、ジッパ３０の雄型部材３１および
雌型部材３５は、通常は、袋の口部中心線に沿って平行
となるように配置される。
が表出するように曲げられた平面部の開き面１１ａ，１
１ａの面上であって、側面部の開き面２１ａ，２１ａと
重ならない位置に、平面部１１の口部端縁１１ｂに沿っ
て、それぞれ、ジッパ３０の雄型部材３１および雌型部
材３５が、袋の口部中心線に対して鏡像関係になるよう
に固着される。また、ジッパ３０の雄型部材３１および
雌型部材３５は、通常は、袋の口部中心線に沿って平行
となるように配置される。
【００２５】上記開き面１１ａ，１１ａの面上であっ
て、側面部の開き面２１ａ，２１ａと重ならない部分
は、折畳まれた側面部（開き面２１ａ）との重なりがな
いので、熱伝導の点でシールし易い。
て、側面部の開き面２１ａ，２１ａと重ならない部分
は、折畳まれた側面部（開き面２１ａ）との重なりがな
いので、熱伝導の点でシールし易い。
【００２６】また、この位置にジッパを取付けると、図
７に示すように、ジッパ３０と折畳まれた側面部２１ｂ
とが互いにシールされることがないので、袋の口部Ｑの
幅と同じ幅で袋の口部を開口でき、袋の内容物の取出し
が容易となる。なお、図６における開き面１１ａ，１１
ａの面上であって、側面部の開き面２１ａ，２１ａと重
なる位置に、ジッパ３０を固着すると、図８に示すよう
に、ジッパ３０と折畳まれた側面部２１ｂとが互いにシ
ールされてしまい、両者のシール部分の幅の分だけ袋の
開口部が狭くなり、袋の内容物が取出しにくくなる。
７に示すように、ジッパ３０と折畳まれた側面部２１ｂ
とが互いにシールされることがないので、袋の口部Ｑの
幅と同じ幅で袋の口部を開口でき、袋の内容物の取出し
が容易となる。なお、図６における開き面１１ａ，１１
ａの面上であって、側面部の開き面２１ａ，２１ａと重
なる位置に、ジッパ３０を固着すると、図８に示すよう
に、ジッパ３０と折畳まれた側面部２１ｂとが互いにシ
ールされてしまい、両者のシール部分の幅の分だけ袋の
開口部が狭くなり、袋の内容物が取出しにくくなる。
【００２７】ジッパ部材３１および３５の固定は、一般
にヒートシール方法で行われる。次いで、図７に示され
るように、ジッパ３０の雄型部材３１および雌型部材３
５を嵌合させるように、一旦、開かれていた２つの面１
１ａ，１１ａを合わせ閉じる。
にヒートシール方法で行われる。次いで、図７に示され
るように、ジッパ３０の雄型部材３１および雌型部材３
５を嵌合させるように、一旦、開かれていた２つの面１
１ａ，１１ａを合わせ閉じる。
【００２８】しかる後、袋本体部の口部上端部２８ａ全
域を融着するとともに、口部端部から折り畳まれた側面
部２１ｂよりもさらに下方の位置まで、袋本体部の側面
部２８ｂを融着し，袋上部の融着シール部２８を密着シ
ールする。
域を融着するとともに、口部端部から折り畳まれた側面
部２１ｂよりもさらに下方の位置まで、袋本体部の側面
部２８ｂを融着し，袋上部の融着シール部２８を密着シ
ールする。
【００２９】その後、袋本体部の両脇から突出した、タ
ブ２９，２９を袋本体部の縦方向端部に沿って切り落と
し、ジッパ付きガセット袋を完成させる（図９）。な
お、図１１に示すように、袋本体部のやや内側に位置す
る側面部２８ｂを融着するとともに，この側面部２８ｂ
の外縁に沿って側面部２８ｂの外縁よりやや内側を切り
落とすと、加工が容易であるとともに、ジッパやタブの
突出がなく、切断面がきれいに仕上がるので好ましい。
ブ２９，２９を袋本体部の縦方向端部に沿って切り落と
し、ジッパ付きガセット袋を完成させる（図９）。な
お、図１１に示すように、袋本体部のやや内側に位置す
る側面部２８ｂを融着するとともに，この側面部２８ｂ
の外縁に沿って側面部２８ｂの外縁よりやや内側を切り
落とすと、加工が容易であるとともに、ジッパやタブの
突出がなく、切断面がきれいに仕上がるので好ましい。
【００３０】上述のようにして形成されたジッパ付きガ
セット袋の中に入れられる内容物は、通常、解放状態に
ある袋の底部から充填され、その後、その底部を融着シ
ールすることにより行われる。これとは逆に、最初から
底部をシールしておき、最終的にジッパ３０を開封し、
この開封口から内容物を投入し、ジッパ３０を閉め、最
後に口部上端部２８ａをシールするようにしてもよい。
セット袋の中に入れられる内容物は、通常、解放状態に
ある袋の底部から充填され、その後、その底部を融着シ
ールすることにより行われる。これとは逆に、最初から
底部をシールしておき、最終的にジッパ３０を開封し、
この開封口から内容物を投入し、ジッパ３０を閉め、最
後に口部上端部２８ａをシールするようにしてもよい。
【００３１】また、本発明では、ジッパ３０の雄型部材
３１および雌型部材３５をあらかじめ嵌合させたまま、
袋本体部１０の内面に装着させることも可能である。
３１および雌型部材３５をあらかじめ嵌合させたまま、
袋本体部１０の内面に装着させることも可能である。
【００３２】
【発明の効果】本発明は、一般におこなわれている方法
で一旦、袋本体部を形成し、所定の方法で該袋本体部の
平面部および側面部の内面がそれぞれ表出した開き面を
形成し、この開き面の上に、それぞれ、ジッパの雄型部
材および雌型部材を固着するようにしているので、ジッ
パ部材の装着が簡易かつ確実にできる。
で一旦、袋本体部を形成し、所定の方法で該袋本体部の
平面部および側面部の内面がそれぞれ表出した開き面を
形成し、この開き面の上に、それぞれ、ジッパの雄型部
材および雌型部材を固着するようにしているので、ジッ
パ部材の装着が簡易かつ確実にできる。
【００３３】また、ジッパの取付け位置が、平面部の各
開き面の面上であって、側面部の開き面と重ならない位
置であり、この部分は折畳まれた側面部との重なりがな
いので、熱伝導の点でシールし易い。さらに、この位置
にジッパを取付けると、折畳まれた側面部がジッパの取
付け位置より下方に位置するので、折畳まれた側面部が
邪魔にならず、袋の開口が広くとれる。
開き面の面上であって、側面部の開き面と重ならない位
置であり、この部分は折畳まれた側面部との重なりがな
いので、熱伝導の点でシールし易い。さらに、この位置
にジッパを取付けると、折畳まれた側面部がジッパの取
付け位置より下方に位置するので、折畳まれた側面部が
邪魔にならず、袋の開口が広くとれる。
【００３４】さらにまた、ジッパの雄型部材および雌型
部材の各サイドシール部を平坦化してあるので、フィル
ムにひびや割れが生じにくいとともに、サイドシールも
容易となる。
部材の各サイドシール部を平坦化してあるので、フィル
ムにひびや割れが生じにくいとともに、サイドシールも
容易となる。
【図１】本発明のジッパ付きガセット袋の製造過程の一
工程を示す概略斜視図である。
工程を示す概略斜視図である。
【図２】本発明のジッパ付きガセット袋の製造過程の一
工程を示す概略斜視図である。
工程を示す概略斜視図である。
【図３】本発明のジッパ付きガセット袋の製造過程の一
工程を示す概略斜視図である。
工程を示す概略斜視図である。
【図４】本発明のジッパ付きガセット袋の製造過程の一
工程を示す概略斜視図である。
工程を示す概略斜視図である。
【図５】本発明のジッパ付きガセット袋の製造過程の一
工程を示す概略斜視図である。
工程を示す概略斜視図である。
【図６】本発明のジッパ付きガセット袋の製造過程の一
工程を示す概略斜視図である。
工程を示す概略斜視図である。
【図７】本発明のジッパ付きガセット袋の製造過程の一
工程を示す概略斜視図である。
工程を示す概略斜視図である。
【図８】ジッパ付の取付け位置が本発明とは異なるガセ
ット袋を示す概略斜視図である。
ット袋を示す概略斜視図である。
【図９】本発明のジッパ付きガセット袋の製造過程の一
工程を示す概略斜視図であるとともにガセット袋の最終
一形態図である。
工程を示す概略斜視図であるとともにガセット袋の最終
一形態図である。
【図１０】ジッパの構成を説明する概略斜視図である。
【図１１】本発明のジッパ付きガセット袋の他の態様を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
１…ジッパ付きガセット袋 １０…袋本体部 １１…平面部 ２１…側面部 ３０…ジッパ
Claims (3)
- 【請求項１】 袋の前側と後ろ側を構成する対向する一
対の平面部と、折り襞状に袋の内方に折り込まれた折り
線を備えるように形成された２つの側面部とを有する筒
状の袋本体部と、 この袋本体部の袋の口部となる側であって、各平面部の
内面に装着されたジッパとを備えるジッパ付きガセット
袋であって、 袋本体部の口部を開くために２つの側面部の折り線の任
意の一点をそれぞれ基点とし、該基点から口部端までの
最初の折り線を、もとの折り方向とは逆に折り曲げて折
り込むとともに、袋本体部の４隅から基点までを結ぶ線
を袋の内側方向に凸となる稜線として折り込み、 ２つの側面部にそれぞれ新たに形成された逆の折り目の
最外点同士を結ぶ線を基線として、袋の前側と後ろ側を
構成する対向する一対の平面部を、側面部の一部と一緒
に外方に折り曲げて、袋の内側が表出した開き面を形成
し、 上記平面部の開き面の面上であって、側面部の開き面と
重ならない位置に、平面部の口部端縁に沿って、それぞ
れ、ジッパの雄型部材および雌型部材を、袋の口部中心
線に対して鏡像関係になるように固着し、 ジッパの雄型部材および雌型部材を嵌合させるように、
開き面を合わせ閉じて袋の上部を形成するとともに、 袋本体部の口部の上端部全域を融着するとともに、口部
端部から折り畳まれた側面部よりもさらに下方の位置ま
で、袋本体部の側面部を融着したことを特徴とするジッ
パ付きガセット袋。 - 【請求項２】 ジッパのサイドシール部が、平坦化され
ていることを特徴とする請求項１記載のジッパ付きガセ
ット袋。 - 【請求項３】 袋の前側と後ろ側を構成する対向する一
対の平面部と、折り襞状に袋の内方に折り込まれた折り
線を備えるように形成された２つの側面部とを有する筒
状の袋本体部と、 この袋本体部の袋の口部となる側であって、各平面部の
内面に装着されたジッパとを備えるジッパ付きガセット
袋の製造方法であって、該方法は、 袋本体部の口部を開くために２つの側面部の折り線の任
意の一点をそれぞれ基点とし、該基点から口部端までの
最初の折り線を、もとの折り方向とは逆に折り曲げて折
り込むとともに、袋本体部の４隅から基点までを結ぶ線
を袋の内側方向に凸となる稜線として折り込む工程と、 ２つの側面部にそれぞれ新たに形成された逆の折り目の
最外点同士を結ぶ線を基線として、袋の前側と後ろ側を
構成する対向する一対の平面部を側面部の一部と一緒に
外方に折り曲げて、袋の内側が表出した開き面を形成す
る工程と、 ジッパの雄型部材および雌型部材の各サイドシール部を
平坦化する工程と、 上記平面部の開き面の面上であって、側面部の開き面と
重ならない位置に、平面部の口部端縁に沿って、それぞ
れ、ジッパの雄型部材および雌型部材を、袋の口部中心
線に対して鏡像関係になるように固着する工程と、 ジッパの雄型部材および雌型部材を嵌合させるように、
開き面を合わせ閉じる工程と、 袋本体部の口部の上端部全域を融着するとともに、口部
端部から折り畳まれた側面部よりもさらに下方の位置ま
で、袋本体部の側面部を融着する工程とを含むことを特
徴とするジッパ付きガセット袋の製造方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17054793A JP3176484B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | ジッパ付きガセット袋およびその製造方法 |
| US08/144,182 US5364189A (en) | 1993-07-09 | 1993-10-27 | Zippered bag and method of forming the same |
| GB9322233A GB2279640B (en) | 1993-07-09 | 1993-10-28 | Improvements relating to reclosable bags |
| DE4339436A DE4339436C2 (de) | 1993-07-09 | 1993-11-19 | Seitenfaltenbeutel und Verfahren zu dessen Herstellung |
| FR9315307A FR2707259B1 (fr) | 1993-07-09 | 1993-12-20 | Poche à fermeture à glissière et procédé de fabrication de celle-ci. |
| ITRM940051A IT1271850B (it) | 1993-07-09 | 1994-02-03 | Sacchetto con chiusura lampo e procedimento per la sua fabbricazione. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17054793A JP3176484B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | ジッパ付きガセット袋およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724941A true JPH0724941A (ja) | 1995-01-27 |
| JP3176484B2 JP3176484B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=15906908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17054793A Expired - Lifetime JP3176484B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | ジッパ付きガセット袋およびその製造方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5364189A (ja) |
| JP (1) | JP3176484B2 (ja) |
| DE (1) | DE4339436C2 (ja) |
| FR (1) | FR2707259B1 (ja) |
| GB (1) | GB2279640B (ja) |
| IT (1) | IT1271850B (ja) |
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