JP3290311B2 - ガセット袋およびその開封方法 - Google Patents

ガセット袋およびその開封方法

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JP3290311B2 JP20334394A JP20334394A JP3290311B2 JP 3290311 B2 JP3290311 B2 JP 3290311B2 JP 20334394 A JP20334394 A JP 20334394A JP 20334394 A JP20334394 A JP 20334394A JP 3290311 B2 JP3290311 B2 JP 3290311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開封と内容物の取り出
しに便利でかつ頂部のシール性が良好なガセット袋、開
封後における内容物の注出に便利なガセット袋、および
ガセット袋の開封方法に関する。
【0002】
【従来の技術】袋の両側面にいわゆる「まち(ガセッ
ト)」をもったガセット袋は、自立性が良く容量面でも
優れているため、幅広く利用されている。しかしなが
ら、このようなガセット袋の頂部は、第9図に示すよう
に、ガセットの折り込みによって形成された折り襞を有
し特異な形状をしているため、開封時に力が入りにくく
不便であり、また、内容物の取り出し、特に注出による
取り出しにも不便であった。さらに、このようなガセッ
ト袋を製造する際には、袋前面と袋後面の間に、内方に
向かって突出するように折り込んだ谷折り線を備えたガ
セットを挟持させた状態で、袋前面と袋前面側ガセット
のシール部および袋後面と袋後面側ガセットのシール部
を重ね合わせて、前記2ヶ所のシール部を同時にシール
するため、シール不良が発生しやすいという問題もあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者はかかる実情
に鑑み、開封と内容物の取り出しに便利で頂部シール性
が良好なガセット袋を開発することを目的として鋭意研
究を重ね、上記目的を達成しうるガセット袋を完成させ
た。さらに本発明者は、かかる経緯を経て開発されたガ
セット袋に備えられた側面折り込み部は、意外にも便利
な注出口として活用できることを見出だし、有用なガセ
ット袋開封方法を完成させ、それとともに開発された前
記ガセット袋にも改良を加えて内容物の注出に便利なガ
セット袋をも完成させた。
【0004】すなわち本発明の目的は、第一に開封と内
容物の取り出しに便利で頂部シール性が良好なガセット
袋を提供し、第二に開封後における内容物の注出に便利
なガセット袋を提供し、そして第三に便利な注出口を形
成しうるガセット袋の開封方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るために、本発明における第一の発明は、(a)袋の前
側と後ろ側を構成する対向する一対の平面部、折り襞状
に内方に折り込まれた谷折り線を備えるように形成され
た2つの側面部、および頂部側開口部を有する3方シー
ルの袋本体部、および(b−1)袋本体部の頂部側にお
いて、少なくとも一方の側面部の谷折り線をもとの折り
方向とは逆に折り曲げて畳み込むことによって該側面部
の一部を外方に引き出すとともに山折り線を形成し、さ
らに側面側開口端部をシールすることによって形成され
た三角形状の側面折り込み部を有し、(c)前記袋本体
部は、頂部側開口端部の内面に融着シール面を備え、
(d−1)頂部側開口端部の少なくとも一方の側面側か
ら内方にかけての領域は、一対の平面部の対向する内面
同士が直接融着可能となるようにガセット袋を構成し、
好ましくは、前記(b−1)を(b−2)前記袋本体部
の頂部側において、両側面に側面折り込み部を有するよ
うに構成し、前記(d−1)を(d−2)頂部側開口端
部の全域は、一対の平面部の対向する内面同士が直接融
着可能でとなるように構成した。
【0006】また、上記第二の課題を解決するために、
本発明における第二の発明は、(a)袋の前側と後ろ側
を構成する対向する一対の平面部、折り襞状に内方に折
り込まれた谷折り線を備えるように形成された2つの側
面部、および頂部側開口部を有する3方シールの袋本体
部、および(b−1)袋本体部の頂部側において、少な
くとも一方の側面部の谷折り線をもとの折り方向とは逆
に折り曲げて畳み込むことによって該側面部の一部を外
方に引き出すとともに山折り線を形成し、さらに側面側
開口端部をシールすることによって形成された三角形状
の側面折り込み部を有し、(c)前記袋本体部は、頂部
側開口端部の内面に融着シール面を備え、(e)少なく
とも一方の側面折り込み部において、側面側開口端シー
ル部を有する側面側端辺と前記側面折り込み部に備えら
れている山折り線とがなす内角は、袋本体部を折り畳ん
だ状態で90°未満となるようにガセット袋を構成し
た。
【0007】上記第二の課題を解決するための他の手段
として、本発明における第三の発明は、(a)袋の前側
と後ろ側を構成する対向する一対の平面部、折り襞状に
内方に折り込まれた谷折り線を備えるように形成された
2つの側面部、および頂部側開口部を有する3方シール
の袋本体部、および(b−1)袋本体部の頂部側におい
て、少なくとも一方の側面部の谷折り線をもとの折り方
向とは逆に折り曲げて畳み込むことによって該側面部の
一部を外方に引き出すとともに山折り線を形成し、さら
に側面側開口端部をシールすることによって形成された
三角形状の側面折り込み部を有し、(c)前記袋本体部
は、頂部側開口端部の内面に融着シール面を備え、
(f)少なくとも一方の側面折り込み部は、山折り線を
形成する前の側面部谷折り線の開口部側頂点が前記側面
折り込み部の山折り線側端辺とシール部を有する側面側
端辺とに挟まれた頂点となるように形成したガセット袋
とした。
【0008】そして、上記第三の課題を解決するため
に、本発明における第四の発明は、(g)袋の前側と後
ろ側を構成する対向する一対の平面部、および折り襞状
に内方に折り込まれた谷折り線を備えるように形成され
た2つの側面部を有する4方シールの袋本体部、および
(h)袋本体部の頂部側において、少なくとも一方の側
面部の谷折り線をもとの折り方向とは逆に折り曲げて畳
み込むことによって該側面部の一部を外方に引き出すと
ともに山折り線を形成し、さらに側面側開口端部をシー
ルすることによって形成された三角形状の側面折り込み
部を有するガセット袋の開封方法であって、(i)該ガ
セット袋の少なくとも一方の側面折り込み部を外方に引
き出してガセット袋の側面から突出させ、引き出された
側面折り込み部の山折り線側端辺とシール部を有する側
面側端辺とに挟まれた頂点部を切断するようにガセット
袋の開封方法を構成した。
【0009】
【作用】第一の発明は、袋本体部の頂部側において、少
なくとも一方の側面部の谷折り線をもとの折り方向とは
逆に折り曲げて畳み込むことによって該側面部の一部を
外方に引き出すとともに山折り線を形成するので、頂部
側開口端部の少なくとも一方の側面側から内方にかけて
の領域は、一対の平面部の対向する内面同士が直接融着
可能となる。その結果、ガセット袋頂部の少なくとも一
方の側面側にはガセットの折り襞が存在しないこととな
り、開封時や内容物の取り出し時において折り襞が邪魔
にならない。したがって、開封時においてはガセット袋
頂部の開封部分がつまみ易くて容易に開封できるととも
に、内容物の取り出し時においては取り出し容易でしか
もこぼれにくく、特に注出による取り出しに便利であ
る。
【0010】また、第一の発明は、頂部側開口端部の少
なくとも一方の側面側から内方にかけての領域におい
て、袋前面部と袋後面部の間にガセットを挟持させるこ
となくシールを行うので、かかるシール部分のシール不
良が発生しにくい。
【0011】なお、袋本体部の頂部側において、両側面
部とも谷折り線を逆に折り返すことによってその一部を
外方に引き出すとともに山折り線を形成するようにした
場合には、ガセット袋の両側面に側面折り込み部を有す
るとともに、頂部側開口端部の全域において一対の平面
部の対向する内面同士が直接融着可能となるように構成
することができる。そして、そうすることにより開封の
容易性、内容物取り出しの容易性、シール性などをさら
に向上させることができる。
【0012】第二の発明は、袋本体部を折り畳んだ状態
の少なくとも一方の側面折り込み部部において、側面側
開口端シール部を有する側面側端辺と前記側面折り込み
部に備えられている山折り線とがなす内角を90°未満
とするようにしたので、ガセット袋の側面折り込み部を
外方に引き出してガセット袋側面から突出させることが
容易となる。その結果、後述の第四の発明に記載された
方法でガセット袋を開封する場合に特に便利となり、内
容物の注出もより容易かつ便利となる。
【0013】第三の発明は、ガセット袋の少なくとも一
方の側面折り込み部を、山折り線を形成する前の側面部
谷折り線の開口部側頂点が該側面折り込み部の山折り線
側端辺とシール部を有する側面側の端辺とに挟まれた頂
点となるように形成したので、第二の発明と同様に、ガ
セット袋の側面折り込み部を外方に引き出してガセット
袋側面から突出させることが容易となる。その結果、後
述の第四の発明に記載された方法でガセット袋を開封す
る場合に特に便利となり、内容物の注出もより容易かつ
便利となる。
【0014】第四の発明は、袋体頂部に三角形状の側面
折り込み部を有するガセット袋の少なくとも一方の側面
折り込み部を外方に引き出してガセット袋の側面から突
出させ、引き出された側面折り込み部の山折り線側端辺
とシール部を有する側面側端辺とに挟まれた頂点部を切
断するので、該側面折り込み部を便利な注出口として活
用できる。
【0015】
【実施例】本発明のガセット袋の一態様を図1および図
2に示す。図1は正面図であり、図2は斜視図である。
これらの図に沿って説明すると、本発明のガセット袋A
は、袋の前側と後ろ側を構成する対向する一対の平面部
10、10、折り襞状に内方に折り込まれた谷折り線2
0を備えるように形成された2つの側面部30、30、
および頂部開口部40を有する3方シールの袋本体部を
有し、さらに袋本体部頂部の少なくとも一側側に三角形
状の側面折り込み部60を有している。なお図1および
図2においては、袋本体の両側に側面折り込み部60を
設けた態様を示している。そして、該側面折り込み部6
0の理解を容易にするために、一側の側面折り込み部6
0をガセット袋側面から引き出した状態を示している。
【0016】袋本体部および側面折り込み部は、一般に
プラスチックフィルム、紙、アルミ箔あるいはこれらを
適宜組み合わせた積層体から構成されるが、特に材質や
厚さなどの制限はない。また、容量や寸法なども特に制
限されない。なお、本実施例においては、容量500ミ
リリットル、袋内寸法9cm(幅)×6cm(ガセット
幅)×23cm(高さ)のガセット袋を作成した。
【0017】側面折り込み部60は、袋本体部の頂部側
において、少なくとも一方の側面部10の谷折り線20
をもとの折り方向とは逆に折り曲げて畳み込むことによ
って該側面部の一部を外方に引き出すとともに山折り線
50を形成し、さらに側面側開口端部をシールして側面
側開口端シール部70を設けることによって形成されて
いる。
【0018】この側面折り込み部60は、頂部側開口端
部80の少なくとも一方の側面側から内方にかけて、一
対の平面部10、10の対向する内面同士が直接融着可
能な領域Qを確保するために形成される。したがって、
側面折り込み部60は、図3の3−1のようにガセット
袋の一側だけに形成してもよく、また図3の3−2のよ
うにガセット袋の最頂端に形成してもよい。通常は図1
のように、ガセット袋の両側に、かつ最頂端よりも若干
低い位置に側面折り込み部60を形成することによっ
て、充分広い領域Qを確保する。
【0019】なお、ガセット袋の底部側に側面折り込み
部60を設けてもよいが、その場合には袋の自立性が失
われる。上記した本発明のガセット袋は、内容物を充填
後、頂部開口部40をシールして4方シールされた最終
製品の形態となる。最終製品の状態となった本発明のガ
セット袋を開封する際には、袋頂部の少なくとも一側に
ある折り襞がないシール部分(領域Q)を切り開いたり
引き剥がしたりすれば容易に開封でき、内容物の取り出
し、特に注出に便利である。さらに図4の4−1から4
−3に示したように、側面折り込み部60を外方に引き
出して袋の側面から突出させ(図4−1)、引き出され
た頂点90を含む頂点部を切断して開封口92を形成す
る(図4−2)ことによって、該側面折り込み部60を
便利な注出口として活用できる(図4−3)。
【0020】側面折り込み部60を注出口として活用す
る場合には、該側面折り込み部60の引き出しが容易で
あること、および袋の側面から充分に突出させられるこ
とが求められる。かかる要求を満たすためには、側面折
り込み部60の側面側開口端シール部70を有する側面
側端辺と山折り線50とがなす内角Pを、袋本体部を折
り畳んだ状態においてなるべく鋭角になるようにすれば
よい。具体的には、上記内角Pが90°未満、より好適
には80°以下となるように側面折り込み部60を形成
すべきである。
【0021】しかし製造効率の観点から、通常、側面折
り込み部の側面側開口端シール部70は、平面部30の
側辺に沿って側面折り込み部の側面側開口端をシールし
たのち、袋本体の側面部からはみでている部分を切断す
ることによって形成される。かかる製造工程を経る場合
には、側面折り込み部の山折り線20側端辺と側面側開
口端シール部70を有する側面側端辺とに挟まれた頂点
90が側面シール部110よりも内方に位置してしまう
ほど内角Pを鋭角とすることはできない。このような場
合には、第5図のように、山折り線を形成する前の側面
部谷折り線20の開口部側頂点120が、ちょうど側面
折り込み部の山折り線側端辺とシール部を有する側面側
端辺とに挟まれた頂点90となるように側面部を折り返
せばよい。そうすることによって、上記製造工程上の制
約の下で、最も内角Pを鋭角にすることができる。
【0022】なお、側面折り込み部60を注出口として
積極的に活用することを意図しない場合には、上記の内
角Pを90°以上とするのが製造効率の観点から好まし
い。また、図3の3−3に示したように、ガセット袋の
両側にある側面折り込み部60の一方を上記内角Pが9
0°以上となるように形成し、残る一方を上記内角Pが
90°未満となるように形成してもよい。
【0023】図1に示した本発明のガセット袋Aは、以
下の工程を経て製造される。まず、図6に示すような袋
本体部を用意する。この袋本体部は、袋の前側と後ろ側
を構成する対向する一対の平面部10、10、折り襞状
に内方に折り込まれた谷折り線20を備えるように形成
された2つの側面部30、30、図示されていない底部
シール部、および頂部側開口端にある4隅の位置、すな
わち袋本体部の平面部10、10と側面部30、30と
の各接合部の最頂端から下に向かって所定の距離までの
深さの位置に切り込み150、150、150、150
を有する。この切り込みは、略同一深さとされる。な
お、底部シール部はもっと後の製造工程で形成してもよ
い。
【0024】上記の切り込み150を入れることによっ
て、側面折り込み部60をガセット袋の最頂端よりも若
干低い位置に形成することができる。その結果、ガセッ
ト袋の頂部側開口端部80の少なくとも一方の側面側か
ら内方にかけて、一対の平面部10、10の対向する内
面同士が直接融着可能な領域Qを充分広く確保し、ま
た、側面折り込み部60の側面側開口端シール部70を
有する側面側端辺と山折り線50とがなす内角Pを、袋
本体部を折り畳んだ状態で適度の鋭角とすることができ
る。
【0025】なお、側面折り込み部60をガセット袋の
一側にだけ形成したい場合には、上記の切り込み処理お
よび後述の折り返し処理は一側にだけ行えばよい。ま
た、側面折り込み部60をガセット袋の最頂端に形成し
たい場合には、上記の切り込み処理を行うことなく後述
の折り返し処理だけ行えばよい。
【0026】次いで、図7に示されるように、2つの側
面部30、30の谷折り線20、20の上に存在する任
意の一点M、Mをそれぞれ基点とし、該基点M、Mから
谷折り線の最頂端120、120までの谷折り線をもと
の折り方向とは逆に折り曲げて、山折り線50、50と
なるように引き出しつつ折り込む。この折り込みによっ
て、必然的に、袋本体部の4隅にある各切り込み150
の終末部160から基点Mまでを結ぶ折り線は、袋の内
側に凸となる4つの稜線170として形成される。
【0027】次いで、図8の8−1に示されるように袋
本体部を折り畳み,図8の8−2に示されるように形成
途中の側面折り込み部の側面側開口端部を平面部30の
側辺に沿ってシールし側面側開口端シール部70を設け
る。
【0028】この際、同時に、側面側開口端シール部7
0よりも頂部側の側端部もシールし、頂部開口部40付
近の側面シール部110を設ける。そして最後に、図8
の8−3に示されるように袋本体からはみでている部分
200を切断する。以上の各工程を経ることによって本
発明のガセット袋Aは完成される。
【0029】
【発明の効果】本発明の第一の発明によれば、ガセット
袋頂部の少なくとも一方の側面側にはガセットの折り襞
が存在しないので、開封時や内容物の取り出し時に折り
襞が邪魔にならず、開封が容易になり、内容物の取り出
し、特に注出による取り出しが容易かつ便利になる。し
かも、頂部側開口端部のシール不良も発生しにくい。
【0030】本発明の第二および第三の発明によれば、
ガセット袋の側面折り込み部を外方へ引き出してガセッ
ト袋側面から突出させることが容易になるので、該側面
折り込み部を注出口として活用する際に便利である。
【0031】本発明の第四の発明によれば、ガセット袋
の側面折り込み部を便利な注出口として活用することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガセット袋の一態様を示す正面図であ
る。
【図2】本発明のガセット袋の一態様を示す斜視図であ
る。
【図3】図3−1から図3−3は、それぞれ側面折り込
み部の他の形成様式を示す概略図である。
【図4】図4−1は側面折り込み部をガセット袋の側面
から引き出した状態を示す概略図であり、図4−2は側
面折り込み部の頂点部を切断して開封した状態を示す概
略図であり、そして、図4−3は開封口から内容物を注
出している状態を示す概略図である。
【図5】第二および第三の発明のガセット袋を製造する
ために必要とされる側面折り込み部の調整を示す概略図
である。
【図6】本発明のガセット袋の製造工程の一工程を示す
概略斜視図である。
【図7】本発明のガセット袋の製造工程の一工程を示す
概略斜視図である。
【図8】図8−1、図8−2および図8−3は、それぞ
れ本発明のガセット袋の製造工程の一工程、特に側面折
り込み部の形成工程を示す概略正面図である。
【図9】従来のガセット袋を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…平面部 20…谷折り線 30…側面部 40…頂部開口部 50…山折り線 60…側面折り込み部 70…側面側開口端シール部 80…頂部側開口端部 90…側面折り込み部の山折り線側端辺と側面側開口端
シール部を有する側面側端辺とに挟まれた頂点 92…開封口 110…側面シール部 120…山折り線を形成する前の側面部谷折り線の開口
部側頂点 150…切り込み 160…切り込みの終末部 170…稜線 200…側面部の折り返しによって袋本体からはみだし
た部分 M…側面部の谷折り線上に存在する任意の一点 P…側面折り込み部の側面側開口端シール部を有する側
面側端辺と山折り線とがなす内角 Q…一対の平面部の対向する内面同士が直接融着可能な
領域

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)袋の前側と後ろ側を構成する対向
    する一対の平面部、折り襞状に内方に折り込まれた谷折
    り線を備えるように形成された2つの側面部、および頂
    部側開口部を有する3方シールの袋本体部、および(b
    −1)袋本体部の頂部側において、少なくとも一方の側
    面部の谷折り線をもとの折り方向とは逆に折り曲げて畳
    み込むことによって該側面部の一部を外方に引き出すと
    ともに山折り線を形成し、さらに側面側開口端部をシー
    ルすることによって形成された三角形状の側面折り込み
    部を有し、(c)前記袋本体部は、頂部側開口端部の内
    面に融着シール面を備え、(d−1)頂部側開口端部の
    少なくとも一方の側面側から内方にかけての領域は、一
    対の平面部の対向する内面同士が直接融着可能であるこ
    とを特徴とするガセット袋。
  2. 【請求項2】 (b−2)前記袋本体部の頂部側におい
    て、両側面に側面折り込み部を有し、(d−2)頂部側
    開口端部の全域は、一対の平面部の対向する内面同士が
    直接融着可能であることを特徴とする請求項1記載のガ
    セット袋。
  3. 【請求項3】 (a)袋の前側と後ろ側を構成する対向
    する一対の平面部、折り襞状に内方に折り込まれた谷折
    り線を備えるように形成された2つの側面部、および頂
    部側開口部を有する3方シールの袋本体部、および(b
    −1)袋本体部の頂部側において、少なくとも一方の側
    面部の谷折り線をもとの折り方向とは逆に折り曲げて畳
    み込むことによって該側面部の一部を外方に引き出すと
    ともに山折り線を形成し、さらに側面側開口端部をシー
    ルすることによって形成された三角形状の側面折り込み
    部を有し、(c)前記袋本体部は、頂部側開口端部の内
    面に融着シール面を備え、(e)少なくとも一方の側面
    折り込み部において、側面側開口端シール部を有する側
    面側端辺と前記側面折り込み部に備えられている山折り
    線とがなす内角は、袋本体部を折り畳んだ状態で90°
    未満であることを特徴とするガセット袋。
  4. 【請求項4】 (a)袋の前側と後ろ側を構成する対向
    する一対の平面部、折り襞状に内方に折り込まれた谷折
    り線を備えるように形成された2つの側面部、および頂
    部側開口部を有する3方シールの袋本体部、および(b
    −1)袋本体部の頂部側において、少なくとも一方の側
    面部の谷折り線をもとの折り方向とは逆に折り曲げて畳
    み込むことによって該側面部の一部を外方に引き出すと
    ともに山折り線を形成し、さらに側面側開口端部をシー
    ルすることによって形成された三角形状の側面折り込み
    部を有し、(c)前記袋本体部は、頂部側開口端部の内
    面に融着シール面を備え、(f)少なくとも一方の側面
    折り込み部は、山折り線を形成する前の側面部谷折り線
    の開口部側頂点が前記側面折り込み部の山折り線側端辺
    とシール部を有する側面側端辺とに挟まれた頂点となる
    ように形成されていることを特徴とするガセット袋。
  5. 【請求項5】 (g)袋の前側と後ろ側を構成する対向
    する一対の平面部、および折り襞状に内方に折り込まれ
    た谷折り線を備えるように形成された2つの側面部を有
    する4方シールの袋本体部および(h)袋本体部の頂部
    側において、少なくとも一方の側面部の谷折り線をもと
    の折り方向とは逆に折り曲げて畳み込むことによって該
    側面部の一部を外方に引き出すとともに山折り線を形成
    し、さらに側面側開口端部をシールすることによって形
    成された三角形状の側面折り込み部を有するガセット袋
    の開封方法であって、(i)該ガセット袋の少なくとも
    一方の側面折り込み部を外方に引き出してガセット袋の
    側面から突出させ、引き出された側面折り込み部の山折
    り線側端辺とシール部を有する側面側端辺とに挟まれた
    頂点部を切断することを特徴とするガセット袋の開封方
    法。
JP20334394A 1994-08-29 1994-08-29 ガセット袋およびその開封方法 Expired - Fee Related JP3290311B2 (ja)

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