JP3168828U - 折り畳み容器 - Google Patents

折り畳み容器 Download PDF

Info

Publication number
JP3168828U
JP3168828U JP2011002145U JP2011002145U JP3168828U JP 3168828 U JP3168828 U JP 3168828U JP 2011002145 U JP2011002145 U JP 2011002145U JP 2011002145 U JP2011002145 U JP 2011002145U JP 3168828 U JP3168828 U JP 3168828U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sides
folded
folding
surface portion
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2011002145U
Other languages
English (en)
Inventor
善人 峰
善人 峰
Original Assignee
株式会社シンキ・ラブ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シンキ・ラブ filed Critical 株式会社シンキ・ラブ
Priority to JP2011002145U priority Critical patent/JP3168828U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3168828U publication Critical patent/JP3168828U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

【課題】折り畳まれた形態が嵩張らず、かつ折り畳まれた形態が保たれ、また、組み立てられた立体形状が保たれ、採尿などに支障をきたすおそれがないようにする。【解決手段】ポリオレフィン系のフィルムより成る筒状チューブの対向する部分がそれぞれ内側へ折り込まれることにより両側縁に山折りの折癖が付けられた前面部1および後面部2と、幅中央部に谷折りの折癖が付けられた両側の折込み部3,4とが形成されている。下端部は、前面部1、後面部2、および両側の折込み部3,4が一体に熱溶着されて封止されている。上端部には、両側偶部において前面部1、後面部2、および両側の折込み部3,4が一体に斜めに切り取られることにより、前壁、後壁、および両側の襠の上端開口縁にそれぞれ摘みが形成されている。【選択図】図3

Description

この考案は、例えば、尿検査のために尿を採取するのに用いられる簡易な容器に関し、特にこの考案は、普段は折り畳んでおき、使用時には容器形態となるように押し開いて用いる折り畳み容器に関する。
従来、採尿用の容器として、防水紙またはポリエチレン樹脂などを材料として金型による成形を行って所定の容器体に形成したものが提案されている(例えば特許文献1参照)。この採尿用の容器は、図8および図9に示すように、平面形状が四角形状であって4面の側板8a〜8dおよび底板8eより成るものであり、対向位置の側板8a,8cの上端開口縁に摘み片80a,80cが一体形成されている。容器の各折曲げ部分には折癖が付けられ、立体形状が保たれている。注ぎ嘴81を有する側板8bの内外面、その側板8bと対向位置にある側板8dの外面、および底板8eの外面にそれぞれ折り畳み用の溝82〜89が形成されており、不使用時には、各溝82〜89に沿って折り曲げることにより折り畳むことが可能になっている。
しかし、上記した採尿用の容器は、金型の製作コストが嵩むため、1個当たりの単価が増すという問題がある。また、折り畳みに際して、折り畳み用の溝82〜89に沿って折り曲げると、側板8b,8dと底板8eとが内側へ折り込まれるため、折り畳まれた形態が嵩張り、側板8b,8dおよび底板8eが元の立体形状に戻ろうとし、折り畳まれた形態が保たれないという問題がある。
上記の問題を解決するため、図10および図11に示す態様の採尿用の折り畳み容器が提案された。この折り畳み容器は、使用時に、前面部9aおよび後面部9bを前後方向へ押し開くことにより前面部9a、後面部9b、および下端の折込み部9cにより図12に示すような有底かつ襠のある容器体、すなわち、前壁90a、後壁90b、両側の襠90c,90d、および底90eを有する容器体が形づくられるようになっている。
図10および図11において、前面部9aおよび後面部9bの上端には摘み片91,92が一体形成され、前面部9a,後面部9b,および折込み部9cには、前壁90a、後壁90b、両側の襠90c,90d、および底90eを形づくるための折り曲げ線93〜96と、摘み片91,92を形づくるための折り曲げ線97とが印刷により表してある。なお、図9において、98は前面部9aと後面部9bとの接合部分、99は前面部9aおよび後面部9bと折込み部9cとの接合部分である。
実用新案登録第3088494号公報
上記した構成の採尿用の折り畳み容器は、前面部9aおよび後面部9bを前後方向へ押し開いて容器体を組み立てたとき、両側の襠90c,90dに接合部分98,99が位置し、そのうえ、一方の摘み片91が前壁90aと両側の襠90c,90dとの間に連なており、他方の摘み片92が後壁90bと両側の襠90c,90dとの間に連なっているため、元の折り畳まれた形態に戻ろうとして立体形状が保たれず、採尿に支障をきたすおそれがある。
この考案は、上記の問題に着目してなされたもので、折り畳まれた形態が嵩張らず、かつ折り畳まれた形態が保たれ、また、組み立てられた立体形状が保たれ、採尿などに支障をきたすおそれがない折り畳み容器を提供することを目的とする。
この考案による折り畳み容器は、前面部および後面部を前後方向へ押し開くことにより前面部、後面部、および前面部と後面部との間への折込み部により前壁、後壁、両側の襠、および底を有する容器体が形づくられるもので、ポリオレフィン系のフィルムより成る筒状チューブの対向する部分がそれぞれ内側へ折り込まれることにより両側縁に山折りの折癖が付けられた前面部および後面部と、幅中央部に谷折りの折癖が付けられた両側の折込み部とが形成されている。下端部は、前面部、後面部、および両側の折込み部が一体に熱溶着されて封止されている。上端部には、両側偶部において前面部、後面部、および両側の折込み部が一体に斜めに切り取られることにより前壁、後壁、および両側の襠の上端開口縁にそれぞれ摘み片が形成されている。
この考案による折り畳み容器は、折り畳まれた状態のとき、両側縁に山折りの折癖が付けられた前面部と後面部との間に、幅中央部に谷折りの折癖が付けられた両側の折込み部が折り込まれているので、折り畳まれた形態が嵩張ることはなく、折り畳まれた形態が保たれる。
また、前面部および後面部を前後方向へ押し開いて容器体を組み立てたとき、両側の襠に接合部分が存在せず、しかも、摘み片は前壁、後壁、両側の襠にそれぞれ個別に形成されているので、元の折り畳まれた形態に戻ろうとする作用が生じず、また、前面部および後面部の両側縁に山折りの折癖が付けられているので、組み立てられた立体形状が保たれる。
この考案の好ましい実施態様においては、前壁、後壁、両側の襠、および底に腰を持たせるために、筒状チューブとして少なくとも0.05mmの厚みを有するものが用いられ、さらに望ましくは、0.08mmの厚みを有するものを用いられる。この実施態様によると、組み立てられた容器体の保形性が高められる。
この考案のさらに好ましい実施態様においては、前記筒状チューブの対向する部分は、両側の折込み部の谷折り部分が互いに接近する位置まで内側へ折り込まれている。
この実施態様によると、前面部および後面部を前後方向へ押し広げて容器体を組み立てたとき、容器体の平面形状がほぼ正方形状となり、組み立てられた形態が安定したものとなる。
さらに好ましい実施態様においては、前記下端部の封止された部分は、後面部上に折り返されて止着されている。
この実施態様によると、容器体が組み立てられたとき、底の外面に存在する封止部分は突き出ないように平坦化されているので、安定性が損なわれない。
この考案によれば、折り畳まれた状態のとき、折り畳まれた形態が嵩張らず、かつ折り畳まれた形態が保たれる。また、組み立てられた状態のとき、組み立てられた立体形状が保たれ、採尿などに支障をきたすおそれがない。
この考案にかかる折り畳み容器を正面から見た斜視図である。 図1の実施例を背面から見た斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 組み立てられた状態の実施例を示す斜視図である。 組み立てられた状態の実施例を示す正面図である。 組み立てられた状態の実施例を示す平面図である。 組み立てられた状態の実施例を示す底面図である 従来例の斜視図である。 図8の従来例の底面図である。 他の従来例の斜視図である。 図10のB−B線に沿う断面図である。 組み立てた状態の図9の従来例を示す斜視図である。
図1および図2は、この考案の一実施例である採尿用の折り畳み容器の外観を示している。この折り畳み容器は、所定の長さに寸断された筒状チューブの対向する部分をそれぞれ内側へ折り込むとともに、容器の開口部となる一端部側は開放し、容器の底となる他端部側は封着することにより形成されている。筒状チューブはポリエチレンなどのポリオレフィン系のフィルムにより形成され、腰を持たせるために少なくとも0.05mmの厚みのフィルムが用いられ、さらに十分な腰を持たせるために、望ましくは0.08mmの厚みのフィルムが用いられる。
図示の折り畳み容器は、縦長矩形状の前面部1および後面部2と、前面部1と後面部2との間に折り込まれる折込み部3,4とを一連に備えている。前面部1および後面部2の両側縁の山折線5a,5bには折癖が付けられている。両側の折込み部3,4は、図3に示すように、幅中央部に谷折線5c,5cがそれぞれ形成されており、各谷折線5cには折癖が付けられている。各折込み部3,4の谷折線5c,5cは互いに接近している。
前面部1、後面部2、および両側の折込み部3,4は上端部は解放され、両側偶部において前面部1、後面部2、および両側の折込み部3,4を一体に斜めに切り取ることにより、後述する摘み片71a,72a,73a,74aが形成されている。前面部1、後面部2、および両側の折込み部3,4の下端部は一体に熱溶着されて封止されている。図中、6は一定幅に熱溶着された封止部であり、この封止部6の上端縁近くを折り曲げて後面部2上に折り返し、この折返し部60を透明の接着テープ61により止着することにより、後述する底74が形成されている。なお、折返し部60は、その内側に接着剤または両面粘着テープを介在させて止着してもよい。
前面部1および後面部2を前後方向へ押し開いて立体化すると、図4〜図7に示す外観および形態の容器体7が形づくられる。この容器体7は、ほぼ正方形状をなす前壁71、後壁72、両側の襠73,74、および底75を有しており、上記の前面部1、後面部2、および両側の折込み部3,4の上半分によって前壁71、後壁72、両側の襠73,74が、下半分によって底74が、それぞれ形づくられる。
前壁71、後壁72、および両側の襠73,74の上端開口縁には、両側縁が下拡がりに傾斜する摘み片71a,72a,73a,74aがそれぞれ一体形成されており、各摘み片71a,72a,73a,74aを外方へ直角に折り曲げられている。
上記した構成の折り畳み容器は、折り畳まれた状態のとき、前面部1と後面部2との間に両側の折込み部3,4が折り込まれており、そのうえ、前面部1および後面部2の両側縁の山折線5a,5bおよび各折込み部3,4の幅中央部の谷折線5cには折癖が付けられているので、折り畳まれた形態が嵩張ることはなく、折り畳まれた形態が保たれる。
前面部1および後面部2を前後方向へ押し開いて容器体7を組み立てたとき、両側の襠73,74に接合部分が存在せず、しかも、摘み片71a,72a,73a,74aは前壁71、後壁72、両側の襠73,74にそれぞれ個別に形成されているので、元の折り畳まれた形態に戻ろうとする作用が生じず、また、前面部1および後面部2の両側縁の山折線5a,5bに折癖が付けられているので、組み立てられた立体形状が保たれる。
なお、上記の実施例は、採尿用の折り畳み容器に適用されるものであるが、この考案の折り畳み容器は、そのような用途に限らず、携帯用、非常用などの簡易コップにも適用することができる。
1 前面部
2 後面部
3,4 折込み部
71 前壁
72 後壁
73,74 襠
75 底
71a,72a,73a,74a 摘み片

Claims (4)

  1. 前面部および後面部を前後方向へ押し開くことにより前面部、後面部、および前面部と後面部との間への折込み部により前壁、後壁、両側の襠、および底を有する容器体が形づくられる折り畳み容器であって、ポリオレフィン系のフィルムより成る筒状チューブの対向する部分がそれぞれ内側へ折り込まれることにより両側縁に山折りの折癖が付けられた前面部および後面部と、幅中央部に谷折りの折癖が付けられた両側の折込み部とが形成され、下端部は、前面部、後面部、および両側の折込み部が一体に熱溶着されて封止され、上端部には、両側偶部において前面部、後面部、および両側の折込み部が一体に斜めに切り取られることにより前壁、後壁、および両側の襠の上端開口縁にそれぞれ摘み片が形成されて成る折り畳み容器。
  2. 前記筒状チューブは、少なくとも0.05mmの厚みを有している請求項1に記載された折り畳み容器。
  3. 前記筒状チューブの対向する部分は、両側の折込み部の谷折り部分が互いに接近する位置まで内側へ折り込まれている請求項1または2に記載された折り畳み容器。
  4. 前記下端部の封止された部分は、後面部上に折り返されて止着されている請求項1に記載された折り畳み容器。
JP2011002145U 2011-04-18 2011-04-18 折り畳み容器 Expired - Lifetime JP3168828U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011002145U JP3168828U (ja) 2011-04-18 2011-04-18 折り畳み容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011002145U JP3168828U (ja) 2011-04-18 2011-04-18 折り畳み容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3168828U true JP3168828U (ja) 2011-06-30

Family

ID=54879774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011002145U Expired - Lifetime JP3168828U (ja) 2011-04-18 2011-04-18 折り畳み容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3168828U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016157496A1 (ja) * 2015-04-02 2016-10-06 大久保泰誉 大便受容袋体、及び介護用具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016157496A1 (ja) * 2015-04-02 2016-10-06 大久保泰誉 大便受容袋体、及び介護用具
JPWO2016157496A1 (ja) * 2015-04-02 2017-08-24 泰誉 大久保 大便受容袋体、及び介護用具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101119896B (zh) 包括水平铰接的侧壁部分的可折叠容器
JP3168828U (ja) 折り畳み容器
JP2004195198A (ja) ドリッパー
JP2007159797A (ja) 病床などにて使用される携帯可能な折り畳みタイプの厚紙製小水排泄用容器と厚紙製小水排泄用容器の型紙
JP4005112B1 (ja) 携帯用トイレ及びその使用方法
JP2005296213A (ja) ドリッパー
JPS6212325Y2 (ja)
JP3290311B2 (ja) ガセット袋およびその開封方法
JP4149017B2 (ja) 耐水断熱段ボールの製法
CN218401369U (zh) 一种猫碗和猫包集为一体的包装
CA2858045C (en) Cup sleeve with handle
JP2551640Y2 (ja) 容器用把手板及び把手付液体用紙容器
JPS621087Y2 (ja)
JPH0632317U (ja) 液体用紙容器
JP2003175946A (ja) 収納袋
JP2007105276A (ja) 病床等にて使用される携帯可能な折りたたみタイプの厚紙製小水排泄用容器と厚紙製小水排泄用容器の型紙
JP2004160012A (ja) ドリッパー
JP3088494U (ja) 折り畳み可能な採尿容器
JP3004805U (ja) 食品包装袋
JP3052865U (ja) 携帯用組立式便器
JPS5855146Y2 (ja) 自立紙カツプ
JPS6018348Y2 (ja) ドラム缶等の容器の内装用袋
JPS6037361Y2 (ja) 調理用屑の処理袋
JP4572464B2 (ja) リシール機能付き容器
JPS5842269Y2 (ja) 三角柱形状袋

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3168828

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140608

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term