JP3789202B2 - 紙袋 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は紙袋に関し、更に詳しく言えば内容物充填後の口部封緘を機械で行うことができる紙袋の基本構成要素であるひだ付きの袋本体に類似する袋本体を使用して、手作業で口部の封緘を簡単且つ確実に行えるようにした紙袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クラフト紙からなるひだ付きの階段切り紙袋は、ピンチ袋と称して国際的にも広く使用されており非常によく知られている。このような紙袋即ちピンチ袋は、一般的には、次のような構造のものを言う。
【0003】
すなわち、クラフト紙からなり且つ両端が階段切りで形成された筒状の袋本体を基本構成要素とし、底部とする一端部の階段面にホットメルトを塗布し、所定位置で折り曲げて接着することにより閉鎖する。次いで、口部となる袋本体の他端部階段面にもホットメルトを塗布して冷却固化させておく。
【0004】
このように構成されたピンチ袋を使用する際には、内容物を口部から充填し、その後当該ピンチ袋の口部をトップシーラーと呼ばれている封緘機により封緘する。このトップシーラーは、口部の階段面に予め塗布されて冷却固化されたホットメルトに熱風を吹き付けて再活性させると共に階段切り端部を所定位置で折り曲げ、再活性したホットメルトで貼り合わせるものである。
【0005】
このようなクラフト紙からなるピンチ袋は、防漏性や防湿性等に優れ、また口部及び底部が対称形であることから堆積性(ピンチ袋を積み上げる時の重なり具合)にも優れている。そのため、粉体や粒状物等の輸送に際してもっとも優れた袋として既に長年に渡って使用されてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種のピンチ袋では、前述したようにトップシーラーを使用しないと階段切り口部の封緘ができないという問題があった。従って、例えば農家で作業者が手作業で封緘する米麦袋としては使用することができなかった。そのため、このようなピンチ袋をこのような米麦袋としても使用できるように、即ち内容物充填後の階段切り口部の封緘を手作業でもできるような口部構造を備えた紙袋の提供が望まれていた。
【0007】
ただし、前述したようにピンチ袋とは、あくまで両端部が階段切りで構成された袋本体の一端を所定位置で折り曲げ、ホットメルトで閉鎖して袋底部とし、他端にはホットメルトを塗布してこれを冷却固化させ、いつでもトップシーラーで封緘できるようにされたものを言うため、ピンチ袋を手作業で封緘できるようにする、ということはあり得ない。
【0008】
この発明の目的は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、ピンチ袋とほとんど同じ形態でありながら内容物が充填された後に口部を手作業で簡単に且つ確実に封緘でき、しかも所定の封緘強度を備える紙袋を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、クラフト紙で形成されかつ両端が階段切りされた筒状のひだ付き袋本体を内外2層にし、このひだ付き袋本体の一端部を将来開封可能な袋底部として閉鎖してなる紙袋において、前記紙袋の口部となる、内外2層の前記ひだ付き袋本体における他端部の階段面を口部封緘時のフラップとして区画形成すべく、前記他端部における下側の外層端縁にほぼ沿って折り曲げ癖部を形成し、前記折り曲げ癖部で前記フラップを折り曲げた時に該フラップが重なる前記ひだ付き袋本体外層壁面領域に、封緘前は離型紙で覆われた粘着剤層を持つ両面接着テープを貼り付け、前記各ひだ付き袋本体を扁平状態で見て、前記他端部における前記ひだ部の端縁を前記ひだ付き袋本体の長手方向中央方向に寄せて前記ひだ部の階段面以外の前記フラップの実質的な接着面を大きくし、該ひだ部の前記端縁を前記長手方向中央方向に寄せた分だけ前記一端部における前記ひだ部の階段面を前記ひだ付き袋本体の長手方向外方向に延ばして前記一端部と前記他端部の階段形状を非対称に形成し、前記袋底部は、前記ひだ付き袋本体の一端部の階段面を 内層端縁3cに沿う折り線で内向きに折り曲げ、折り曲げた前記一端部階段面のほぼ先端部上を通る折り線に沿って更にもう一度折り曲げた後、開封テープ付き当て紙で包囲固定して閉鎖されており、前記紙袋の前記口部を封緘する際、前記折り曲げ癖部で折り曲げた前記フラップを、前記離型紙をはがした前記両面接着テープの前記粘着剤層に重ね合わせて接着封緘可能にしたことを特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の紙袋を図に示された実施形態に基づいて説明する。この発明の一実施形態を説明する前に再度この発明の特徴点を説明する。前述したように、ピンチ袋は、本来、両端部が対称の階段切りで形成された筒状のひだ付き袋本体の一端部を折り曲げて接着することで閉鎖底部とし、口部となる他端の階段面にはホットメルトを塗布して冷却固化させたものをいうため、ピンチ袋を手作業で封緘できるようにする、ということはあり得ない。
【0013】
この発明の紙袋は、このようなピンチ袋を構成している基本構成要素であるクラフト紙からなり且つ両端が階段切りで形成された筒状のひだ付き袋本体をそのまま利用するか、或いは類似するひだ付き袋本体を利用して手作業で口部を封緘できるようにすれば、当該紙袋の全体形状はピンチ袋とほとんど同じとなり、見た目も統一がとれているばかりではなく、ピンチ袋と混在して堆積させても堆積性に全く問題が起こらず、非常に有効に利用することができる。
【0014】
しかも、ピンチ袋を構成している基本構成要素である筒状のひだ付き袋本体、又は類似するひだ付き袋本体を利用しているため、製造途中でピンチ袋に簡単に変更したり或いはピンチ袋の製造途中からこの発明の紙袋に変更したりすることもできることから製造コストが安価となるばかりでなく、製造に特別な装置の開発、導入の必要性もないという大きな利点がある。
【0015】
それでは、この発明の紙袋がどのような構造をしているのか一実施形態について説明する。図1はこの発明の一実施形態に係る紙袋1を扁平状態で示す平面図であり、図2は図1に示される紙袋1を2−2線に沿って切断し、その底部閉鎖部2を模式的に示す断面図であり、また図3はこの実施形態に係る紙袋1の構成要素である両端が階段切りのひだ付き袋本体3を示す平面図であり、更に図4は図3に示されるひだ付き袋本体3を4−4線に沿って切断してその断面を模式的に示す断面図である。
【0016】
この紙袋1は、図3及び図4に示されるように両端部が階段切りで形成された筒状のひだ付き袋本体3を含む。このひだ付き袋本体3は、ピンチ袋の基本構成要素として用いられているものであり、内外2層で形成され且つ両端部の階段切り構造がまったく対称に形成されている。すなわち、ひだ付き袋本体3における両端の階段切り構造は全く同一で、しかしその階段切り面の向きが相反している。
【0017】
このようなひだ付き袋本体3は、ロールに巻かれた帯状の紙を所定長さ位置で当該紙シートを横断する方向に階段状のミシン目を入れ、これを連続的に筒状に形成した後当該ミシン目で切断して筒状体とし、このような筒状体を2層重ね合わせることで形成することができる。このようなひだ付き袋本体3は、例えば実公昭58−28977号公報に開示されており、既によく知られているのでその詳細な説明は省略する。
【0018】
この実施形態の紙袋1における底部閉鎖部2については、図2に示されるようにひだ付き袋本体3の階段切り一端部を内層の端縁3cを通る折り線h(図3)に沿って内向きに折り曲げ、次いでその折り曲げたフラップ4の先端部上を通る折り線に沿って更にもう一度折り曲げ、その後開封テープ5が内面に貼り付けられた当て紙6で包囲し、この当て紙6を所定位置に塗布された接着剤7によってひだ付き袋本体3の両壁面3a、3b及びフラップ4の外面に固着することにより形成されている。
【0019】
次に、この紙袋1における口部8については、図1、図3及び図4に示されるようにひだ付き袋本体3の階段切り他端部における下側の端縁即ち外層の端縁3dにほぼ沿って折り曲げ癖部9を設け、この折り曲げ癖部9よりも外側の階段切り端部全体をフラップ10とする。言い換えれば、予め折り曲げ癖部9を設けることによりフラップの大きさを設定しておく。
【0020】
ここで「折り曲げ癖部」と称したのは単に折り曲げる位置を示唆するという意味ではなく、実際に折り曲げることにより曲げ癖を付けた部分を意味する。従って、ひだ付き袋本体3の階段切り他端部であるフラップ10は、使用者が自らの意志で折り曲げ位置を決めるのではなく、単にそのフラップ10を横から軽く押し倒すだけで予め癖付けされた折り曲げ癖部9から折り曲がることになる。
【0021】
この折り曲げ癖部9により区画形成されたフラップ10が、当該折り曲げ癖部9で折り曲げられて紙袋1の壁面3aに重なる領域部分(図1及び図3に影線で示す)には、粘着剤層11が設けられ、更にこの粘着剤層11の表面にはフラップ10が重ね合わされるまで離型紙12が貼り付けられている。ところで、離型紙12の付いた粘着剤層11は、市販されている所定幅の両面接着テープを壁面と同じ幅寸法の長さで切って貼り付けることによって設けることができる。
【0022】
このように構成された紙袋1を使用する場合には、当該紙袋1の口部8から内容物を充填し、その後、粘着剤層11表面に貼り付けられている離型紙12をはがして粘着剤層11を露出させ、フラップ10を倒してこの粘着剤層11に重ね合わせて貼り付ける。
【0023】
粘着剤層11は、前述したように壁面3aにおけるフラップ10が重ね合わされる正確な領域、即ち正確な位置と正確な大きさに設けられていることと相まってフラップ10が予め癖付けされた折り曲げ癖部9から折り曲がることから、フラップ10は誰が行っても粘着剤層11に一分の狂いもなく正確に重なって貼り付けられることになる。
【0024】
これにより、この紙袋1の口部8を内容物充填後に手作業で封緘しても必ず所定のフラップ貼り付け強度を得ることができ、輸送中のフラップのはがれ等の発生を避けることができ、信頼性の高い封緘を得ることができる。しかも、この紙袋1は、前述したようにその基本構成要素である筒状のひだ付き袋本体3が従来のピンチ袋の基本構成要素とまったく同じであるため、封緘後の当該紙袋1は、ピンチ袋と外観的には何ら変わるところがなく、従ってピンチ袋と混在して荷扱いしても堆積性の悪さ等の問題はまったく生じることがない。
【0025】
次に、この発明における他の実施形態に係る紙袋20を図5、図6及び図7について説明する。図5は、この発明における他の実施形態に係る紙袋20を示す、図1と同様な平面図であり、図6はこの紙袋20を構成する筒状のひだ付き袋本体21を示す、図3と同様な平面図であり、更に図7は図6の7−7線に沿って切断して当該ひだ付き袋本体21の断面を模式的に示す構成説明図である。
【0026】
この実施形態に係る紙袋20において、底部閉鎖部22は図1に示された実施形態の紙袋1の場合と実質的に同じであるので説明を省略する。この実施形態の紙袋20では、口部側の他端部に現出するひだ部の階段面が図1に示される実施形態の紙袋1の場合よりも下に下がっている。すなわち、ひだ部の端縁23の位置がひだ付き袋本体21の長手方向中央方向へ寄るようにひだ付き袋本体21が形成されている。
【0027】
口部側におけるひだ部端縁の位置を図5に示されるように長手方向中央方向へ寄せると、その寄せた分だけ、底部側におけるひだ部の端縁24が、図6に示されるようにひだ付き袋本体21の長手方向外方寄り位置にくる。すなわち、ひだ付き袋本体21の口部側と底部側とでは、階段切りのひだ部端縁の位置がまったく反対に現れる。
【0028】
これは、ひだ付き袋本体の製造工程に原因している。すなわち、ひだ付き袋本体21における口部側のひだ部端縁23の位置を当該袋本体21の長手方向中央方向へ寄るように形成するには、長尺な紙シートにこの切断用のミシン目を入れる時の階段形状をそのように設計すればよい。
【0029】
一般に、ひだ付き袋本体を工業的に連続して製造する方法については既に実公昭58−28977号公報を例示して説明したように、長尺な紙シートを所定位置ごとに当該紙シートを横断する方向に階段状のミシン目を入れ、その後の工程でこのミシン目で切断して個々のひだ付き袋本体を形成している。従って、このミシン目の階段形状によっては口部側の階段形状と底部側の階段形状とは相反する形状となる。
【0030】
ただし、このミシン目の階段形状を設計する時に、ひだ部の端縁となる線分が対向する2つの壁面の端縁となる線分間の二等分位置にくるように設計する時だけ、ひだ付き袋本体における口部側の階段形状と底部側の階段形状とはまったく同一となる。これを対称形階段切り端部と称し、図1に示される紙袋1や従来のピンチ袋がそれである。
【0031】
ところで、図5及び図6に示されるように口部側のひだ部端縁23の位置をひだ付き袋本体21の長手方向中央方向に寄せ、その分だけ底部側のひだ部端縁24を長手方向外方に寄せた構造のひだ付き袋本体21を用いる理由は、これらの図から明らかなように紙袋20の口部25における壁面21bから連続するフラップ26の接着面の露出面積を大きくすることにある。
【0032】
このことは、図1の実施形態に係る紙袋1と同様にフラップ26がひだ付き袋本体21の階段切り口端部における下側の端縁即ち外層の端縁21cにほぼ沿って設けられた折り曲げ癖部27で折り曲げられた時、このフラップ26が紙袋20の壁面21aに重なる領域部分に設けられた粘着剤層11に直接接着する、壁面21bから連続するフラップ26(ひだ部階段面以外の部分)の面積が大きく なることを意味し、これは更にフラップ26の封緘時における接着強度をより一層高める。
【0033】
しかし、このような構成は、底部閉鎖部が、ひだ付き袋本体の一方の階段切り端部にホットメルトを塗布し、これを折り曲げ接着して形成される通常のピンチ袋の場合には不適当であるので採用されない。すなわち、前述したひだ付き袋本体21は、口部側と底部側の各階段切り形状が非対称形となることから底部側におけるひだ部端縁24が当該ひだ付き袋本体の長手方向外方へ寄るため逆にフラップの有効接着面積が小さくなり接着強度が所定値以下となってしまうからである。
【0034】
しかし、この実施形態に係る紙袋20では、前述したように底部閉鎖部22がフラップを2回折り曲げた後この折曲げ部を開封テープ付きの当て紙6で包み込むようにして固定する構造であるため、壁面から連続する底部側の階段切り端面におけるフラップの露出面が小さくても封緘にはまったく影響しない。
【0035】
言い換えれば、この実施形態の紙袋20では、底部側の閉鎖がひだ付き袋本体の端部を巻き込んで当て紙で包囲固定する方式であるからこそ、口部側階段切り端部に表れるひだ部の端縁23の位置を長手方向中央方向に寄せ、その分だけ底部側におけるひだ部端縁24を長手方向外方へ寄せた、口部側と底部側が非対称のひだ付き袋本体を用いることができるのである。
【0036】
このように、この実施形態に係る紙袋20でも、口部25におけるフラップ26の折り曲げ位置が予め折り曲げ癖部27によって決められているため、内容物充填後に作業者がフラップ26を折り曲げてもその折り曲げ位置がずれたりすることがなく、従って正確に粘着剤層11に重なることになる。
【0037】
従って、紙袋20の口部をフラップ26の折り曲げ接着により封緘した場合の接着強度を誰が封緘しても所定値以上に保つことができるため、封緘機械に頼らずに人手で行っても封緘の信頼性を損なうことがなく、よってこの紙袋の構造による限り作業者の手作業によって当該紙袋を封緘してもまったく問題は生じない。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の紙袋によれば、少なくとも口部におけるフラップを常に決まった折り曲げ位置で折り曲がるように折り曲げ癖部を設け、更にこの折り曲げ癖部で折り曲げられるフラップがひだ付き袋本体の壁面領域に重なる領域に離型紙で保護された粘着剤層を設けたことから、内容物充填後に口部を手作業で封緘しても、封緘強度を常に一定に保つことができるため、このような手作業による封緘を行うことができる。
【0039】
その場合、底部閉鎖部の閉鎖構造として筒状のひだ付き袋本体の端部を折り曲げて当て紙で包囲固定するようにしたことにより、口部側の階段切り端部に表れるひだ部の端縁を紙袋の長手方向中央方向に寄せ、その分だけ底部側におけるひだ部端縁を長手方向外方へ寄せた、口部側と底部側が非対称のひだ付き袋本体を用いることができ、これにより口部におけるフラップの実質的な接着面積を大きく取ることができる。その結果、封緘時におけるフラップの接着強度をより一層大きくすることができるため、手作業による場合でも更に信頼性の高い封緘を得ることができる。
【0040】
そして、口部側の階段切り端部に表れるひだ部の端縁を紙袋の長手方向中央方向に寄らせて形成した筒状のひだ付き袋本体からなる紙袋は、形状的にはピンチ袋に非常に似ているため、見た目の統一観や堆積性についてはピンチ袋と同様の効果を有する。
【0041】
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る紙袋を示す平面図である。
【図2】図1に示された本発明の一実施形態に係る紙袋の底部閉鎖部の構造を示す部分的な断面図である。
【図3】図1に示される紙袋の構成要素である筒状のひだ付き袋本体を示す平面図である。
【図4】図3に示されるひだ付き袋本体を4−4線で切断した状態を模式的に示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る紙袋を示す平面図である。
【図6】図5に示される紙袋の構成要素である筒状のひだ付き袋本体を示す平面図である。
【図7】図6に示されるひだ付き袋本体を7−7線で切断した状態を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 紙袋
2 底部閉鎖部
3 筒状のひだ付き袋本体
3a 壁面
3b 壁面
4 フラップ
5 開封テープ
6 当て紙
7 接着部
8 口部
9 折り曲げ癖部
10 フラップ
11 接着剤層
12 離型紙
20 紙袋
21 筒状のひだ付き袋本体
21a 壁面
21b 壁面
22 底部閉鎖部
23 ひだ部の端縁
24 ひだ部の端縁
25 口部
26 フラップ
27 折り曲げ癖部
Claims (1)
- クラフト紙で形成されかつ両端が階段切りされた筒状のひだ付き袋本体を内外2層にし、このひだ付き袋本体の一端部を将来開封可能な袋底部として閉鎖してなる紙袋において、
前記紙袋の口部となる、内外2層の前記ひだ付き袋本体における他端部の階段面を口部封緘時のフラップとして区画形成すべく、前記他端部における下側の外層端縁にほぼ沿って折り曲げ癖部を形成し、
前記折り曲げ癖部で前記フラップを折り曲げた時に該フラップが重なる前記ひだ付き袋本体外層壁面領域に、封緘前は離型紙で覆われた粘着剤層を持つ両面接着テープを貼り付け、
前記各ひだ付き袋本体を扁平状態で見て、前記他端部における前記ひだ部の端縁を前記ひだ付き袋本体の長手方向中央方向に寄せて前記ひだ部の階段面以外の前記フラップの実質的な接着面を大きくし、該ひだ部の前記端縁を前記長手方向中央方向に寄せた分だけ前記一端部における前記ひだ部の階段面を前記ひだ付き袋本体の長手方向外方向に延ばして前記一端部と前記他端部の階段形状を非対称に形成し、
前記袋底部は、前記ひだ付き袋本体の一端部の階段面を内層端縁3cに沿う折り線で内向きに折り曲げ、折り曲げた前記一端部階段面のほぼ先端部上を通る折り線に沿って更にもう一度折り曲げた後、開封テープ付き当て紙で包囲固定して閉鎖されており、
前記紙袋の前記口部を封緘する際、前記折り曲げ癖部で折り曲げた前記フラップを、前記離型紙をはがした前記両面接着テープの前記粘着剤層に重ね合わせて接着封緘可能にしたことを特徴とする紙袋。
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