JPH07246368A - 縦形穀類選別機の残留米排出装置 - Google Patents
縦形穀類選別機の残留米排出装置Info
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- JPH07246368A JPH07246368A JP4078694A JP4078694A JPH07246368A JP H07246368 A JPH07246368 A JP H07246368A JP 4078694 A JP4078694 A JP 4078694A JP 4078694 A JP4078694 A JP 4078694A JP H07246368 A JPH07246368 A JP H07246368A
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Abstract
粒誘導筒下部の底板外周部と受粒体下部のテーパー部と
の間に穀粒が残留しないよう確実かつ有効に排出可能と
する。 【構成】供給ホッパ(1)に連通する受粒筒(2)の内
部には網状選別筒(3)下部の穀粒誘導筒(4)を嵌装
するとともに、該穀粒誘導筒(4)の内部には揚穀筒
(5)下部の揚穀らせん筒(6)を嵌装して構成する縦
形穀類選別機において、前記受粒筒(2)の下部に形成
したテーパー部(2a)の傾斜下位側内周に、水平とな
る前記穀粒誘導筒(4)の底板(4a)の外周部を近接
させるとともに、前記供給ホッパ(1)の下方側部位を
除いた他の部位となる前記テーパー部(2a)には、前
記底板(4a)の外周部に接近する排出口(7)を形設
し、排出樋(8)の内方となる前記排出口(7)の下面
には、前記排出樋(8)の外方側の開閉レバー(9)に
より開閉させることができる開閉板(10)を接離可能
にして構成したものである。
Description
残留しようとする穀粒を確実に排出することができる縦
形穀類選別機の残留米排出装置に関する。
内部には網状選別筒下部の穀粒誘導筒を嵌装するととも
に、該穀粒誘導筒の内部には揚穀筒下部の揚穀らせん筒
を嵌装して構成する縦形穀類選別機において、前記受粒
筒の下部にテーパー部を設けることは例えば特開平3−
254869号公報に見られるように知られており、ま
た、この種の選別機で、受粒筒の下部に形成した垂立の
開口部の下方には、固定した底板の外周縁を位置させ、
前記開口部の上下には供給用シュートの下部口およびシ
ャッタを設けるとともに、供給用シュートの下方側にシ
ャッタ開閉操作用の握り部を設けることは、例えば実公
昭61−143号公報や実公昭63−26211号公報
に見られるように知られている。
開平3−254869号公報に見られるような構造であ
ると、作業終了後には受粒筒下部テーパー部下部側にど
うしても穀粒が残留することになって、そのまま数ケ月
が経過すると、回転する底板との間で残留米が固まっ
て、次に選別機のモータが動かなくなってしまうことに
なったり、また、前記実公昭61−143号公報や実公
昭63−26211号公報に見られるような構造では、
固定した底板の上方に穀粒が残留しやすくなっており、
しかも、シャッタ開閉用の握り部が供給用シュートにか
くれて見えにくい位置に取り付けられているので、作業
終了後にはどうしてもシャッタの開閉操作を忘れがちと
なり、前記のように数ケ月が経過すると残留米が固まっ
て、次に選別機のモータが動かなくなってしまう、とい
った不具合を呈していた。
そのような不具合を解決し、作業終了後には、回転する
底板とテーパー部の間に穀粒が残留しないよう正確に排
除可能とするものであり、そのため、受粒筒の下部に形
成したテーパー部の傾斜下位側内周に、水平となる穀粒
誘導筒の底板の外周部を近接させるとともに、供給ホッ
パの下方側部位を除いた他の部位となる前記テーパー部
には、前記底板の外周部に接近する排出口を形設し、排
出樋の内方となる前記排出口の下面には、前記排出樋の
外方側の開閉レバーにより開閉させることができる開閉
板を接離可能にして構成したものである。
外周部と排出口下部との間に隙間が生じないで開口部に
穀粒をスムーズに正確に排除可能とするものであり、そ
のため、テーパー部の傾斜下位側と底板の外周部との間
には排出口の下方に接近するパッキン材を介装して構成
したものである。
レバーを忘れないで確実に操作可能とするものであり、
そのため、開閉レバーを排出樋の側方近傍に機筐の外方
に露出するように配備して構成したものである。
後に開閉レバーを忘れないで確実に遠隔操作可能とする
ものであり、そのため、開閉レバーを開閉板に連動ワイ
ヤーを介して連動連繋するとともに排出樋より離れた部
位となる機筐の外方に露出するよう配備してたり、ま
た、開閉レバーを、機筐の外周部に設けたモータ電源ス
イッチの近傍に配備して構成したものである。
イッチを入れた状態にして開閉レバーにより開閉板を開
くと、回転する底板の遠心力を受けて残留米は排出口に
運ばれて確実良好に排出できる。
は、多少排出しきれない米が残るので、モータ電源スイ
ッチを数回「入」「切」させながら排出すると、らせん
上に載っている米とか排出しにくい米まで排出すること
ができる。
と間にパッキン材を介装してその間に隙間が生じないよ
うに構成したので、その間に穀粒が残留しないようこく
りゅうを排出口へスムーズに正確に排出できる。
た開閉レバーや、排出樋より離れた部位で遠隔操作でき
る開閉レバーや、モータ電源スイッチの近傍で遠隔操作
できる開閉レバーを必ず見ることができることなって、
忘れることなく確実に操作することになり、残留米を確
実に排出できる。
し、縦形穀類選別機の垂立した機筐Aの内方下部には、
機筐Aの外側方に固定した供給ホッパ1に連通する受粒
筒2を固設し、該受粒筒2の内方には、網状選別筒3の
下方に連結されてらせん14および取込み口15を有す
る穀粒誘導筒4を嵌装するとともに、該誘導筒4の内方
には、前記網状選別筒3に内装したらせん付き揚穀筒5
(図示省略)の下方に連結されて外周に揚穀らせん16
を有する揚穀らせん筒6を嵌装し、該揚穀らせん筒6の
底板6aおよび水平となる前記穀粒誘導筒4の底板4a
は、モータ17により駆動される正転伝動軸18aおよ
び逆転伝動軸18bにより伝動される正転軸部19aお
よび逆転軸部19bにそれぞれ固設し、機筐Aの中間側
部には、前記穀粒誘導筒4の上部外周に形成した屑米排
出フランジ20に連通する屑米取出し口21を配備し、
機筐Aの上部側方には、前記網状選別筒3と揚穀筒5の
間を揚上された選別米を投入することができるタンク2
2を連設するとともに、該タンク22の横側方には前記
モータ17をオン・オフに操作するモータ電源スイッチ
13を配備して従来構造同様に構成する。
りなるテーパー部2aを形設するとともに、該テーパー
部2aの傾斜下位側より垂設した垂立部2bの下部に連
なる支持板2cを前記モータ17の上方部にボルト23
を介して固定し、前記供給米ホッパ1の反対側となる前
記テーパー部2aの部位には、前記底板4aの外周部上
面に接近する排出口7を形設し、テーパー部2aの傾斜
下位側下方となる垂立部2bの上端部と前記底板4aの
外周部との間には前記排出口7の下方に接近するパッキ
ン材11を介装して構成する。
排出樋8を機筐Aの外方へ延設し、前記排出樋8の上部
に軸架した支軸9aには前記排出口7の下面に接離する
ことができる開閉板10の上端部を固設し、前記支軸9
aの一端側を直角に屈折して形成した短いアーム9bの
先端には、機筐A内の支持片24より延出して支点越え
ができる引っ張りばね25の先端を連繋し、前記支軸9
aの他端側を直角に屈折して前記アーム9bとは側面視
において角度を有するよう形成した開閉レバー9を、図
2に示すように前記排出樋8の側方近傍に目立って機筐
Aの外方に露出するよう配備して構成する。
る開閉レバー9を図2に示すように下げておくと、引っ
張りばね25の支点越えにより開閉板10を排出口7の
下面に圧接させて閉じておくことができることになり、
供給ホッパ1から受粒筒2内に供給される穀粒は取込み
口15から穀粒誘導筒4内に取り込まれるとともに、揚
穀らせん筒6によって揚上されながら網状選別筒3内で
選別されることになるが、作業終了後に、図1および図
3に示すように、引っ張りばね25が支点越えするよう
に開閉レバー9を回動させて排出口7を開くと、回転す
る底板4aとテーパー部2aの間に穀粒が残留しないよ
う穀粒を排出口7へ確実良好に排出して排出樋8から取
り出せることになり、また、回転する底板4aの外周部
と排出口7下部との間に、排出口7の下方に接近するパ
ッキン材11を介装することによって、その間に穀粒が
残留したりはいりこんだりしないよう穀粒を排出口7へ
スムーズに正確に排出できる。
傍に目立つように配備した開閉レバー9を必ず見ること
ができることになって、忘れることなく確実に操作する
ことになり、残留米を必ず確実に排出させることができ
る。
し、前記第1実施例とは同一符合で示すように略同様に
構成するが、排出樋8の上部に軸架した支軸26には開
放板10の上端部を固設し、前記支軸2bの両端部より
直角に屈折した両アーム26a、26bは側面視におい
て角度を有するように形成し、一方のアーム26aの先
端には機筐A内の支持片27より延出した引張りばね2
8の先端を連繋し、他方のアーム26bの先端にはその
近傍のワイヤー受け29より延出する連動ワイヤー12
の先端を連繋し、また、タンク22の側方に設けたモー
タ電源スイッチ13の下方となる機筐Aの外側面に固設
した支持金30には支軸31中心に回動させることがで
きる開閉レバー9を目立つように取り付け、該開閉レバ
ー9の基部側上方に形設した屈折片32にはその下方の
支持金30の部位から延出する連動ワイヤー12の他端
側を連繋し、前記支持金30の下方へ延長する連動ワイ
ヤー12はアウタワイヤー12aに嵌挿するとともに機
筐Aに内装して構成する。また、前記第2実施例と同様
に構成して、前記モータ電源スイッチ13の近傍でな
く、排出樋8より離れた部位となる機筐Aの外方に露出
させて開閉レバー9を目立つように配備して構成するこ
ともできる。
イッチ13を押すことになるので、開閉レバー9に必ず
気付くことになり、また、その他の部位となる機筐Aの
外方に目立つように配備した開閉レバー9にも必ず気付
くことになって、従来のように忘れたりすることなく開
閉レバー9を確実に操作することになり、連動ワイヤー
12を介して遠隔操作しながら残留米を有効に排出させ
ることができる。
閉レバー(9)により開閉板(10)を開くと、回転す
る底板(4a)とテーパー部(2a)の間に穀粒が残留
しないよう穀粒を排出口(7)へ確実良好に排出できる
ことになり、また、回転する底板(4a)の外周部とテ
ーパ部(2a)の傾斜下位側との間には排出口(7)の
下方に接近するパッキン材を介装することにより、その
間に隙間が生じないようにして穀粒が残留しないよう排
出口(7)へスムーズに正確に排出できることになり、
縦形穀類選別機の選別部下部に穀粒が残留しないよう有
効に排出できる。また、排出樋(8)の側近傍に設ける
開閉レバー(9)や、排出樋(8)より離れた部位で遠
隔操作できる開閉レバー(9)や、モータ電源スイッチ
(13)の近傍で遠隔操作できる開閉レバー(9)を、
それぞれ機筐(A)の外方に露出して必ず見ることにな
るよう目立つように配備したので、作業終了後には忘れ
ることなく確実に操作することになって、残留米を確実
に排出でき好適に実施できる特長を有する。
図である。
る。
ある。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】供給ホッパ(1)に連通する受粒筒(2)
の内部には網状選別筒(3)下部の穀粒誘導筒(4)を
嵌装するとともに、該穀粒誘導筒(4)の内部には揚穀
筒(5)下部の揚穀らせん筒(6)を嵌装して構成する
縦形穀類選別機において、前記受粒筒(2)の下部に形
成したテーパー部(2a)の傾斜下位側内周に、水平と
なる前記穀粒誘導筒(4)の底板(4a)の外周部を近
接させるとともに、前記供給ホッパ(1)の下方側部位
を除いた他の部位となる前記テーパー部(2a)には、
前記底板(4a)の外周部に接近する排出口(7)を形
設し、排出樋(8)の内方となる前記排出口(7)の下
面には、前記排出樋(8)の外方側の開閉レバー(9)
により開閉させることができる開閉板(10)を接離可
能にして構成したことを特徴とする縦形穀類選別機の残
留米排出装置。 - 【請求項2】テーパー部(2a)の傾斜下位側と底板
(4a)の外周部との間には排出口(7)の下方に接近
するパッキン材(11)を介装してなる請求項1記載の
縦形穀類選別機の残留米排出装置。 - 【請求項3】開閉レバー(9)を排出樋(8)の側方近
傍に機筐(A)の外方に露出するように配備してなる請
求項1または2記載の縦形穀類選別機の残留米排出装
置。 - 【請求項4】開閉レバー(9)を開閉板(10)に連動
ワイヤー(12)を介して連動連繋するとともに排出樋
(8)より離れた部位となる機筐(A)の外方に露出す
るよう配備してなる請求項1または2記載の縦形穀類選
別機の残留米排出装置。 - 【請求項5】開閉レバー(9)を、機筐(A)の外周部
に設けたモータ電源スイッチ(13)の近傍に配備して
なる請求項1または2記載の縦形穀類選別機の残留米排
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04078694A JP3211124B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 縦形穀類選別機の残留米排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04078694A JP3211124B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 縦形穀類選別機の残留米排出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07246368A true JPH07246368A (ja) | 1995-09-26 |
JP3211124B2 JP3211124B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=12590313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04078694A Expired - Lifetime JP3211124B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 縦形穀類選別機の残留米排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211124B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105618364A (zh) * | 2016-02-26 | 2016-06-01 | 浙江大学 | 卧式滚筒型电动土筛及筛土方法 |
CN115043001A (zh) * | 2022-08-11 | 2022-09-13 | 江南载福粉末涂料(张家港)有限公司 | 一种粉末灌袋包装机及其包装方法 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP04078694A patent/JP3211124B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105618364A (zh) * | 2016-02-26 | 2016-06-01 | 浙江大学 | 卧式滚筒型电动土筛及筛土方法 |
CN115043001A (zh) * | 2022-08-11 | 2022-09-13 | 江南载福粉末涂料(张家港)有限公司 | 一种粉末灌袋包装机及其包装方法 |
CN115043001B (zh) * | 2022-08-11 | 2022-12-02 | 江南载福粉末涂料(张家港)有限公司 | 一种粉末灌袋包装机及其包装方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3211124B2 (ja) | 2001-09-25 |
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