JPH0615768U - 縦型穀粒選別機の目詰まり防止装置 - Google Patents

縦型穀粒選別機の目詰まり防止装置

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JPH0615768U
JPH0615768U JP5764092U JP5764092U JPH0615768U JP H0615768 U JPH0615768 U JP H0615768U JP 5764092 U JP5764092 U JP 5764092U JP 5764092 U JP5764092 U JP 5764092U JP H0615768 U JPH0615768 U JP H0615768U
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JP
Japan
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outer shell
selection
clogging prevention
cylinder
peripheral surface
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Pending
Application number
JP5764092U
Other languages
English (en)
Inventor
隆司 加藤
和男 重見
Original Assignee
株式会社四国製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社四国製作所 filed Critical 株式会社四国製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外殻体内に選別筒を立設した縦型穀粒選別機
において、選別筒の周面に複数の目詰まり防止具を摺接
させた構成で、選別筒の交換作業を行い易くする。 【構成】 複数の目詰まり防止具6,7を選別筒3の周
面に略等間隔で摺接するよう設ける。外殻体1の奥側に
設ける目詰まり防止具6を側蓋5を開口状態にすること
で選別筒3の周面から離れるように付勢して設けた。 【効果】 側蓋5を開口状態にすることで目詰まり防止
具6,7が選別筒3の周面から離れて選別筒3の交換を
容易に行えるようになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、米や麦等の穀粒を粒径の違いによって選別する選別機で、特に選別 筒を立設した縦型穀粒選別機に関する。
【0002】
【従来の技術】
縦型穀粒選別機は、例えば、特公昭61−16518号公報に記載されている ように、縦長の外殻体内にスパイラル軸を収嵌した選別筒を立設した構造で、選 別筒を交換する場合には外殻体の側部を開口すると共に外殻体の上部を開口して 、選別筒を外殻体の上部から抜き差しするようにしている。 又、この縦型穀粒選別機では、選別作用が選別筒の全周面で同時に行われるた め、選別孔に穀粒が詰る目詰まりが発生し易い。これを防ぐために、選別筒の外 周面に摺接させて選別孔に詰り込んだ穀粒を掻き落すようにした目詰まり防止具 を選別筒の周方向複数箇所に設ける構成も実開昭58−166880号公報で知 られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
外殻体から選別筒を抜き出したり外殻体内に選別筒を差し込んだりする場合に は、選別筒に摺接させた目詰まり防止具を選別筒から離す必要がある。このため 、従来は、外殻体の側部を開閉する開閉蓋に目詰まり防止具を取り付けておき、 選別筒の交換作業の際に開閉蓋を開口状態にすると、目詰まり防止具が選別筒か ら離れて選別筒の抜き差し作業を行えるようにしている。
【0004】 従来の上記構造は、選別筒の周面一箇所に目詰まり防止具を摺接させるように しているので目詰まり除去作用が充分でない。目詰まり除去作用を良好にするた めには、選別筒に摺接する目詰まり防止具を複数個設ければよいが、その場合に は、一部の目詰まり防止具が外殻体の奥の方に配設されることになり、選別筒へ の接離構成が複雑になり、操作も行い難く選別筒の交換作業が面倒になる。 そこで、本考案では、選別筒の周面に摺接させる目詰まり防止具を複数個設け た場合にも、選別筒の交換作業を行い易くすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
外殻体1内にスパイラル軸2を収嵌した選別筒3を立設し、外殻体1の上側に 設ける上蓋4を取り外して選別筒3を上方へ抜き出し可能にすると共に、選別筒 3の側部を開放すべく外殻体1の側部に側蓋5を設けた縦型穀粒選別機において 、選別筒3の外周面に摺接させる目詰まり防止具6,7を選別筒3周面の略等間 隔位置に複数配設し、外殻体1の奥側に位置する目詰まり防止具6を選別筒3の 周面から離れるよう付勢して設けると共に側蓋5に当接する位置に作動具8を設 け、側蓋5で外殻体1内を閉じるようにすることで目詰まり防止具6が選別筒3 に摺接する関係に作動具8と目詰まり防止具6とを連動した。
【0006】
【考案の作用及び効果】
外殻体1内に装着した選別筒3を外部へ取り出す場合には、外殻体1の上蓋4 を開口し側蓋5を開口して選別筒3を上方へ抜き出し可能にする。このとき、側 蓋5を開口操作することで作動具8が作用して目詰まり防止具6,7がその付勢 力で選別筒3の周面から離れるようになる。このため、選別筒3を外殻体1の上 方へ直ちに抜き出すことが可能になり、又、新しい選別筒3を外殻体1内へ組み 込むことも容易に行えることになる。 側蓋5を閉じれば、複数の目詰まり防止具6,7が選別筒3の周面に摺接する 状態になり、効率的な目詰まり除去が行われることになる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。 縦型穀粒選別機の主要構成は従来と同一であるので概略を説明する。 中空の縦長直方体形状の外殻体1内の下部に基盤10を横架し、この基盤10 上に受粒筒11を設置し、その上方に選別筒3を回転可能に装着している。又、 受粒筒11と選別筒3を貫通してスパイラル軸2を回転可能に収嵌している。 選別筒3の周面には選別粒径に対応した溝幅の選別孔12を設けており、この 選別孔12を設けた範囲の上側と下側に仕切板13,14を設けている。下仕切 板14上には選別孔12から漏れ出す屑粒を受けて外殻体1の外方へ向けて設け た屑粒取出シュート15から屑粒を外部へ取り出すようにしている。又、上仕切 板13には、選別筒3の上側部に設けた整粒取出口16から放出される整粒を受 け、外殻体1の外側に突設した貯留タンク17内へ整粒を放出するようにしてい る。 受粒筒11内には外殻体1の下部に突設した供給シュート18を連通し、選別 する穀粒を受け入れるようにしている。
【0008】 選別筒3の選別孔12を設けた範囲に対応して目詰まり防止具6,7を設けて いる。 一方の目詰まり防止具6は、外殻体1の貯留タンク17取付側内側にその取付 金具19をヒンジ20で取り付け、引張バネ21で取付金具19を選別筒3から 引き離すように付勢している。取付金具19の先端には選別筒3の外周面に摺接 させるゴム板22を取り付けている。 他方の目詰まり防止具7は、供給シュート18側の外殻体1側部に設けた開口 部23を開閉する側蓋5の内側面に取付金具24を固着し、その先端にゴム板2 5を取り付けている。
【0009】 又、側蓋5に近い位置に、レバー状の作動具8を外殻体1の内腔側へ突設した ブラケット26に枢支し、この作動具8と前記目詰まり防止具6の取付金具19 とをワイヤー27で連結している。作動具8は取付金具19に取り付けた引張バ ネ21の付勢力によって外殻体1の側部開口部23からその先端が外方へ突出す るようにしていて、側蓋5で開口部23を閉じると作動具8が内方へ押されそれ に伴って目詰まり防止具6のゴム板22が選別筒3の外周面に摺接するようにな る。 28は側蓋5の取手であり、蝶ネジ29で側蓋5を外殻体1に取り付けるよう にしている。
【0010】 基盤10の下側には、選別筒3とスパイラル軸2を互いに逆方向へ回転させる ようにしたギヤーケース30を取り付け、側部に装着したモータ31からベルト 伝動32によって動力を伝動するようにしている。 外殻体1の上端には選別筒3を上方へ抜き出し可能な開口部33を設け、上蓋 4を蝶ネジ34で取り付けている。 選別筒3を外殻体1内から取り出す場合には、まず、上蓋4と側蓋5を取り外 す、このとき側蓋5の取外しに伴って目詰まり防止具6,7は選別筒3の外周面 から離れる。その後、選別筒3の下部掻羽根35を取り外し、側部の開口部23 から両手を差し込んで選別筒3を上方へ送り上げ、上部開口部33から抜き出す 。選別筒3を外殻体1内へ組み込む場合には、上記と逆の手順で作業を行うこと になる。 このように、選別筒3に摺接させる目詰防止具6,7を複数個設けて効率の良 い目詰まり除去が行え、選別筒3の交換も従来同様に簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】側断面図である。
【図2】平断面図である。
【符号の説明】
1 外殻体 2 スパイラル軸 3 選別筒 4 上蓋 5 側蓋 6 目詰まり防止具 7 目詰まり防止具 8 作動具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外殻体(1)内にスパイラル軸(2)を
    収嵌した選別筒(3)を立設し、外殻体(1)の上側に
    設ける上蓋(4)を取り外して選別筒(3)を上方へ抜
    き出し可能にすると共に、選別筒(3)の側部を開放す
    べく外殻体(1)の側部に側蓋(5)を設けた縦型穀粒
    選別機において、選別筒(3)の外周面に摺接させる目
    詰まり防止具(6),(7)を選別筒(3)周面の略等
    間隔位置に複数配設し、外殻体(1)の奥側に位置する
    目詰まり防止具(6)を選別筒(3)の周面から離れる
    よう付勢して設けると共に側蓋(5)に当接する位置に
    作動具(8)を設け、側蓋(5)で外殻体(1)内を閉
    じるようにすることで目詰まり防止具(6)が選別筒
    (3)に摺接する関係に作動具(8)と目詰まり防止具
    (6)とを連動したことを特徴とする縦型穀粒選別機の
    目詰まり防止装置。
JP5764092U 1992-07-24 1992-07-24 縦型穀粒選別機の目詰まり防止装置 Pending JPH0615768U (ja)

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JP5764092U JPH0615768U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 縦型穀粒選別機の目詰まり防止装置

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Publication Number Publication Date
JPH0615768U true JPH0615768U (ja) 1994-03-01

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ID=13061494

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JP5764092U Pending JPH0615768U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 縦型穀粒選別機の目詰まり防止装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665399U (ja) * 1979-10-25 1981-06-01
CN117005869A (zh) * 2023-10-07 2023-11-07 长沙矿冶研究院有限责任公司 一种防止结核卡塞的水下集矿装置

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JPS587277Y2 (ja) * 1979-10-25 1983-02-08 株式会社 谷口製作所 電気乾操炉
CN117005869A (zh) * 2023-10-07 2023-11-07 长沙矿冶研究院有限责任公司 一种防止结核卡塞的水下集矿装置
CN117005869B (zh) * 2023-10-07 2024-02-20 长沙矿冶研究院有限责任公司 一种防止结核卡塞的水下集矿装置

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