JPH0724478Y2 - 間隙密封リング - Google Patents

間隙密封リング

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Publication number
JPH0724478Y2
JPH0724478Y2 JP1993033302U JP3330293U JPH0724478Y2 JP H0724478 Y2 JPH0724478 Y2 JP H0724478Y2 JP 1993033302 U JP1993033302 U JP 1993033302U JP 3330293 U JP3330293 U JP 3330293U JP H0724478 Y2 JPH0724478 Y2 JP H0724478Y2
Authority
JP
Japan
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sealing ring
gap
shield
shield tail
gap sealing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993033302U
Other languages
English (en)
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JPH0594397U (ja
Inventor
ズィークムント、バベンテレルデ
Original Assignee
ホッホティーフ、アクチェンゲゼルシャフト、フォールマールス、ゲブリューダー、ヘルフマン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6316277&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0724478(Y2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ホッホティーフ、アクチェンゲゼルシャフト、フォールマールス、ゲブリューダー、ヘルフマン filed Critical ホッホティーフ、アクチェンゲゼルシャフト、フォールマールス、ゲブリューダー、ヘルフマン
Publication of JPH0594397U publication Critical patent/JPH0594397U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0724478Y2 publication Critical patent/JPH0724478Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D9/00Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
    • E21D9/06Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining
    • E21D9/0635Tail sealing means, e.g. used as end shuttering

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シールド尾部とライニ
ング支保の間の間隙密封リングに関する。
【0002】
【従来の技術】ライニング支保の背後のシールド尾部間
隙の加圧は、シールド掘進する際の、殊に従来満足には
実施できなかった非粘着性の軟弱な地盤においてシール
ド掘進する際の作業である。シールド尾部間隙とはギャ
ップのことであり、このギャップは、シールド掘進する
際シールド尾部の後に生じ、かつまわりの地盤およびラ
イニング支保によって固定される。ギャップの厚さは、
シールド尾部板、シールド尾部シールおよびシールド尾
部を保護するライニングの組込みのための空間の厚さの
加算によって決まる。10cmの程度のこのギャップ
は、シールドの掘進と同時に硬化材料によって加圧し、
地下水中にあるまわりの地盤がギャップ中に侵入するこ
とを防止しなければならない。トンネルのまわりの地盤
がゆるむことは不利な作用であり、それによりライニン
グの設置が害され、かつトンネル上の地層が低下するこ
とは不利な作用である。
【0003】端面におけるシールド尾部間隙を密封する
ため、シールド周面の鋼板に固定的に結合された接合構
造物が組込まれる。この接合構造物によって、地下水を
含むゆるい土または加圧材料がシールド内に侵入するこ
とを防止するようにする。
【0004】従来加圧材料は、トンネル軸に対して垂直
なライニングセメントの穴を通して、またはトンネル軸
に対して平行にシールド周面に配置された供給導管を通
して、ギャップ内に圧入されている。しかし加圧力が、
地盤と地下水からなる負荷により生じる圧力より確実に
高いということは保証できない。すなわちシールドを掘
進する際にシールド尾部の後に生じる空間容積が、同時
に加圧材料の容積によって確実に補償できるわけではな
い。例えばピストン注入ポンプの間欠動作により小さな
容積差が生じると、液状加圧材料に大きな圧力差が生じ
る。その結果シールド尾部間隙に地下水と土が侵入し、
それにより不規則な充填と沈下が助長される。ポンプの
間欠的な容積増大を補償するため、同時に接続され駆動
される複数の加圧材料供給導管をガス貯蔵部に結合して
も、シールド尾部間隙のリング空間における所定の一定
圧力を生じるようにはならない。なぜなら供給導管の断
面積は小さいので、単位時間あたりの材料供給容積は、
シールド掘進により生じる容積増大に対して少なすぎる
からである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は、液状
加圧材料の圧力を、まわりの地盤と地下水から及ぼされ
る圧力に抗する圧力で、ほぼ一定に維持することのでき
る間隙密封リングを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によればこの課題
は次のようにして解決される。すなわち間隙密封リング
が、シールド尾部とライニング支保に対して相対的に自
由に可動に、調節可能な支持ユニットを介して掘進方向
に弾性的に支持されており、かつ周方向に配列された複
数の加圧材料供給開口を有し、かつ一方においてシール
ド尾部の内側に接触可能な、半径方向に調節可能なゴム
またはプラスチックリングからなる弾性外側パッキン、
および他方においてライニング支保の外側に押付け可能
な、追従ばね板パッキンからなる弾性内側パッキンを有
する。
【0007】従って本考案による間隙密封リングは、シ
ールドに固定的に結合されているのではなく、シールド
の長手方向に可動に配置されている。その際この間隙密
封リングは、可変のばね定数で弾性的に支持されてい
る。制御および調整部材は、接合構造物がシールド軸に
対して垂直な面に対して平行にだけ動くようにする。間
隔接点又は距離接点は間隙密封リングのシールドに対す
る軸線方向移動を明確にし、リングの運動に依存して掘
進方向を制御するパルスを発生する。密封リングは、弾
性ゴムまたはばね素子によって、シールド尾部範囲の内
側およびライニングからなるトンネル管の外側に押付け
られる。それにより一方において開口を通して密封部内
に押込まれた軟弾性の硬化可能な充填物質の圧力密の境
界が得られる。他方において、時折不可避的に発生する
シールドとトンネル管軸との間の偏心を同等化して、密
封リングがトンネル掘進方向に自由に動き得るようにす
る。掘進シールド、ライニング支保および密封リングの
周にわたって分散した複数の開口によるリング空間の連
続的な加圧の運動によって、連続的に硬化可能な充填材
料がリング空間に圧入される。生じた圧力により、地
盤、トンネル管および密封リングによる充填材料の迅速
かつ連続的な支持が行われる。従って本考案の目的が、
すなわちライニングから構成したトンネル管に対して周
囲の地盤の押圧が最少限の沈下で行われる。その際充填
材料の特に迅速な硬化は問題にならない。従って圧入さ
れるコンクリートは長い時間にわたってポンプ送り可能
である。使用する硬化材のため供給導管が詰まる危険は
わずかである。例えば交換可能な詰物を密封リングの注
入開口に挿入することにより、加圧作業を中断した際に
密封リングの範囲においてコンクリートにより供給導管
が詰まることが防止される。すでに述べたように自由に
動き得る密封リングの推進運動は、ポンプ導管から加え
られる充填材料内の圧力を維持したままシールドの運動
とは完全に切離して行われる。掘進方向への制御のた
め、圧力を安定化した支持ユニットが使われる。
【0008】それ以外の構成のため多くの可能性があ
る。支持ユニットはシリンダピストン装置からなると有
利である。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を以下図面によって詳細に説
明する。
【0010】図示した間隙密封リングは、シールド尾部
1の後端部とライニング支保2の前端部の間に配置され
ており、かつシールド尾部間隙3を加圧材料、例えばコ
ンクリートによって加圧しながら填隙するために使われ
る。間隙密封リングは、シールド尾部1とライニング支
保2に対して相対的に自由に可動に、シリンダピストン
装置の形の調節可能な支持ユニットを介して、掘進方向
に弾性的に例えばシールドに支持されている。図におい
てこれら支持ユニットは詳細には図示されていない。第
1図には複数の取付け穴4のうち1つだけが示されてお
り、これら取付け穴に支持ユニットが取付けられてい
る。同時に周にわたって分散して間隙密封リングの前端
面に、複数の加圧材料供給開口5が設けられている(第
2図)。さらに間隙密封リングは、弾性外側パッキン6
および弾性内側パッキン7を有する。弾性外側パッキン
6はゴムまたはプラスチックリングからなり、このリン
グは、シールド尾部1の内側に接触可能であり、そのた
め適当な半径方向調節ねじ8が設けられている。ライニ
ング支保2の外側に押付け可能な内側パッキン7は、半
径方向ねじ9によって間隙密封リングに取付けられた追
従板ばねパッキンからなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による間隙密封リングの断面図である。
【図2】別の角度位置における間隙密封リングを示す第
1図に相応する断面図である。
【符号の説明】
1‥‥シールド尾部 2‥‥ライニング支保 3‥‥シールド尾部間隙 4‥‥取付け穴 5‥‥加圧材料供給開口 6‥‥外側パッキン 7‥‥内側パッキン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−261896(JP,A) 特開 昭60−126496(JP,A)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド尾部とライニング支保の間に配
    置される間隙密封リングにおいて、 間隙密封リングが、シールド尾部(1)とライニング支
    保(2)に対して相対的に自由に可動に、調節可能な支
    持ユニットを介して掘進方向に弾性的に支持されてお
    り、かつ周方向に配列された複数の加圧材料供給開口
    (5)を有し、かつ一方においてシールド尾部(1)の
    内側に接触可能な、半径方向に調節可能なゴムまたはプ
    ラスチックリングからなる弾性外側パッキン(6)、お
    よび他方においてライニング支保(2)の外側に押付け
    可能な、追従ばね板パッキンからなる弾性内側パッキン
    (7)を有することを特徴とする間隙密封リング。
  2. 【請求項2】 支持ユニットがシリンダピストン装置か
    らなる、特許請求の範囲第1項記載の間隙密封リング。
JP1993033302U 1986-12-16 1993-06-21 間隙密封リング Expired - Lifetime JPH0724478Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19863642893 DE3642893A1 (de) 1986-12-16 1986-12-16 Fugenabdichtungsring
DE3642893.0 1986-12-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0594397U JPH0594397U (ja) 1993-12-24
JPH0724478Y2 true JPH0724478Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=6316277

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62289673A Pending JPS63151799A (ja) 1986-12-16 1987-11-18 継目密閉リング
JP1993033302U Expired - Lifetime JPH0724478Y2 (ja) 1986-12-16 1993-06-21 間隙密封リング

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62289673A Pending JPS63151799A (ja) 1986-12-16 1987-11-18 継目密閉リング

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4909668A (ja)
EP (1) EP0273104B1 (ja)
JP (2) JPS63151799A (ja)
DE (1) DE3642893A1 (ja)
DK (1) DK656487A (ja)
ES (1) ES2016602B3 (ja)
GR (1) GR3000721T3 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPH0594397U (ja) 1993-12-24
DK656487A (da) 1988-06-17
GR3000721T3 (en) 1991-10-10
DE3642893A1 (de) 1988-07-07
EP0273104A1 (de) 1988-07-06
DK656487D0 (da) 1987-12-15
ES2016602B3 (es) 1990-11-16
JPS63151799A (ja) 1988-06-24
EP0273104B1 (de) 1990-08-08
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DE3642893C2 (ja) 1991-03-21

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