JPH07238587A - 排水桝用排水管継手及び排水桝 - Google Patents

排水桝用排水管継手及び排水桝

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JPH07238587A
JPH07238587A JP5804694A JP5804694A JPH07238587A JP H07238587 A JPH07238587 A JP H07238587A JP 5804694 A JP5804694 A JP 5804694A JP 5804694 A JP5804694 A JP 5804694A JP H07238587 A JPH07238587 A JP H07238587A
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JP
Japan
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pipe
drainage
case
drain
joint
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JP5804694A
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Inventor
Tsugiichi Satou
次市 佐藤
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続する排水管の数が増えても簡単に設置で
き、汚水つまりの点検や処置、清掃を簡単に行え、構造
が似た埋設物を利用できる排水桝を提供する。 【構成】 地中に埋設されるケース13と、ケース13
内に配設される透明部材製の排水管継手14とからなる
排水桝11であって、ケース13は、ケース本体13A
と、ケース本体13Aに開閉可能に設けられた蓋体と、
ケース本体13Aの側面1303,1307にそれぞれ
貫設された孔1305,1309とで構成され、排水管
継手14は、孔1305からケース本体13A内に挿通
された排水主配管3が両端にそれぞれ接続される管本体
1501と、管本体1501から突設され排水管5が接
続される分岐管1503と、管本体1501から突設さ
れその上端に開閉可能に蓋体1507が取着される点検
用管1505とを備えた2つの管継手15A,15B
を、管本体1501どうしを結合して構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に埋設される排水
桝と該排水桝に組み込まれる排水管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、台所や便所で発生した汚水は、
建物の排水管から地中の排水桝に流され、この排水桝内
で排水主配管を流れる汚水と合流される。
【0003】図6は従来の排水桝の斜視図で、図中1は
排水桝、3は排水主配管、5は排水管5をそれぞれ示
す。前記排水桝1は、コンクリート製で箱形を呈し地中
に埋設されるケース101と、該ケース101の上部の
開口103を開閉する蓋体(図示せず)とを備え、この
蓋体は地上に露出される。
【0004】前記ケース101の底面105には、該ケ
ース101の対向する一対の側面107間に亘って主流
用の溝部(インバート)109が半円状に形成され、ま
た、前記ケース101の他の2つの側面111から前記
溝部109に亘って合流用の溝部113が半円状にそれ
ぞれ形成され、前記溝部109に接続されている。前記
各側面107には、前記溝部109に連通するように円
形の接続口115が貫設され、一方の側面107の接続
口115には前記排水主配管3の上流側部分が接続さ
れ、他方の側面107の接続口115には前記排水主配
管3の下流側部分が接続されている。また、前記各側面
111には、前記溝部113に連通するように円形の接
続口117が貫設され、この接続口117には前記排水
管5がそれぞれ接続されている。
【0005】前記排水桝1では、前記排水管5を通り前
記接続口117から溝部113を経て溝部109に流れ
込んだ建物内の汚水が、前記排水主配管3の上流側部分
を通り前記接続口115から溝部109に流れ込んだ汚
水と合流し、反対側の前記接続口115からケース10
1外に排出されて前記排水主配管3の下流側部分に流れ
込み、不図示の下水道本管に流される。尚、前記ケース
101内の汚水つまりの点検や清掃は、前記蓋体を開け
て前記開口103から行う。
【0006】図7は、前記排水主配管3や排水管5に介
設される従来の桝の斜視図で、図中に示す桝7は継手タ
イプで、両端に開口703が形成された管本体701
と、この管本体701の長手方向中間部から突設された
接続管705とを備え、前記開口703にはそれぞれ前
記排水主配管3や排水管5の上流側部分と下流側部分が
それぞれ接続され、前記接続管705には管体707を
介して掃除口709が設けられ、この掃除口709は地
上に露出される構成となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の排水桝1では、接続される前記排水管5の数が
増えると、ケース101の底面105に複雑なパターン
で多数の溝部113を形成しなければならないので、溝
部113の形成作業が面倒になる不具合があった。ま
た、ケース101内で汚水の流路が開放されているた
め、汚水がケース101の外に漏れたり、汚水の悪臭が
ケース101の外に漏れるのを防止するため、前記開口
103と蓋体の間を確実に閉塞する必要があり、構成が
複雑になる不具合があった。また、ケース101内で汚
水の流路が開放され、ケース101内に汚水が流出し、
さらに、前記のように蓋体を確実に閉塞する必要がある
ことから、ケース101と構造が似通った他の埋設物、
例えば、電力、通信ケーブルの暗渠に介設される中継用
の桝や、送水、送液、送気管の暗渠に介設される分岐用
の桝、バルブボックス、メータボックス等のケースを利
用して排水桝1を安価に構成することができない不具合
があった。
【0008】さらに、従来の継手タイプの桝7では、掃
除口709の蓋体711を開けることで管本体701内
の清掃を行うことができるものの、該管本体701自体
が地中に埋設されているため、管本体701内の汚水つ
まりの点検や、汚水つまりに対する処置を行う場合に
は、詳しい状況を確認するため桝7の回りを掘り起こさ
なければならないという不具合があった。
【0009】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は、接続する排水管の数が増えても簡
単に設置でき、内部の汚水つまりの点検やそれに対する
処置、或は清掃を簡単に行え、しかも、構造が似通った
他の埋設物を利用して安価に構成できる排水桝と排水桝
用排水管継手を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、排水桝に組み込まれ、透明製の材料で形成
された排水管継手であって、両端に排水管が接続される
管本体と、前記管本体から突設されその上端に開閉可能
に蓋体が取着される点検用管とを備えることを特徴とす
る。
【0011】また、本発明は、前記排水管とは別の排水
管が接続される分岐管が前記管本体から突設されている
ものとした。さらに、本発明は、前記排水桝用排水管継
手が、少なくとも前記管本体と点検用管をそれぞれ備え
た複数の管継手がその管本体どうしを結合することで構
成されているものとした。
【0012】また、前記目的を達成するために本発明
は、地中に埋設されるケースと、該ケース内に配設され
る排水管継手とからなる排水桝であって、前記ケース
は、地中に埋設されるケース本体と、該ケース本体に開
閉可能に設けられた蓋体と、前記ケース本体に貫設され
た複数の排水管挿通孔とで構成され、前記排水管継手
は、前記排水管挿通孔からケース本体内に挿通された排
水管がその両端に接続される管本体と、該管本体から突
設されその上端に開閉可能に蓋体が取着される点検用管
とを備え、前記排水管継手は透明製の材料で形成されて
いることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明は、前記排水管挿通孔とは
別の排水管挿通孔からケース本体内に挿通された排水管
が接続される分岐管が前記管本体から突設されているも
のとした。また、本発明は、前記排水管継手が、少なく
とも前記管本体と点検用管をそれぞれ備えた複数の管継
手がその管本体どうしを結合することで構成されている
ものとした。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1は本発明の第1実施例に係る排水桝の
斜視図を示し、図6及び図7と同一部材、箇所には同じ
引用符号を付して説明する。
【0015】図中11は実施例に係る排水桝を示し、排
水桝11は、前記排水管5(特許請求の範囲における別
の排水管に相当)を排水主配管3(特許請求の範囲にお
ける排水管に相当)に接続する地中箇所に埋設される。
前記排水桝11は、コンクリート製のケース13と、該
ケース13に収容された排水管継手14を備えている。
【0016】前記ケース13は、直方体状を呈し上部に
矩形の開口1301が形成され地中に埋設されるケース
本体13Aと、この開口1301に開閉可能に設けられ
た蓋体(図示せず)とで構成され、前記開口1301及
び蓋体は地上に露出される。前記ケース本体13Aの対
向する一対の側面1303には孔1305がそれぞれ1
つずつ貫設され、他の2つの側面1307のうち一方の
側面1307には孔1309が1つ貫設され、他方の側
面1307には前記孔1309が2つ貫設されている。
尚、本実施例では、前記各孔1305,1309が排水
管挿通孔に相当し、前記各孔1309は前記各孔130
5より若干高い高さ箇所に貫設されている。
【0017】前記孔1305は前記排水主配管3の外径
に応じた内径で形成され、前記一対の側面1303のう
ち一方の側面1303の前記孔1305には前記排水主
配管3の上流側部分が挿通され、他方の側面1303の
前記孔1305には前記排水主配管3の下流側部分が挿
通されている。前記孔1309は前記排水管5の外径に
応じた内径で形成され、各孔1309には前記排水管5
がそれぞれ挿通されている。
【0018】前記排水管継手14は、例えばプラスチッ
ク等の透明な部材からなる2つの管継手15A,15B
で構成されている。一方の前記管継手15Aは、直線状
に延出する管本体1501と、この管本体1501の両
側面から若干上方で且つ前記排水主配管3の上流側部分
方向に湾曲しつつ突設された2本の分岐管1503と、
管本体1501の上面から上方に突設された点検用管1
505と、この点検用管1505の上端開口に着脱可能
に且つ水密に結合される蓋体1507とを備えている。
他方の前記管継手15Bは、前記分岐管1503が1本
である点が前記管継手15Aと異なり、分岐管1503
が1本である他は前記管継手15Aと同様に、管本体1
501、点検用管1505、並びに蓋体1507とを備
えている。尚、前記点検用管1505の高さは、前記ケ
ース本体13A内部の高さよりも小さい寸法で形成され
ている。前記管継手15A,15Bの平面図及び側面図
を図2(a),(b)及び図3(a),(b)にそれぞ
れ示す。
【0019】前記2つの管継手15A,15Bは、双方
の管本体1501を直線状とした状態で、該管本体15
01の向かい合う端部どうしが接続管17を介して脱着
可能且つ水密に結合され、一方の管継手15Aの管本体
1501の他端に排水主配管3の上流側部分が脱着可能
且つ水密に結合され、他方の管継手15Bの管本体15
01の他端に排水主配管3の下流側部分が脱着可能且つ
水密に結合され、実施例では、管本体1501,150
1が前記排水主配管3に同一直線状に連結されている。
【0020】また、前記管継手15Aの2つの分岐管1
503には、前記他方の側面1307の2つの孔130
9のうち1つの孔1309に挿通された前記排水管5
と、前記一方の側面1307の孔1309に挿通された
前記排水管5が、脱着可能且つ水密にそれぞれ結合さ
れ、前記管継手15Bの分岐管1503には、前記他方
の側面1307の2つの孔1309のうち残りの1つの
孔1309に挿通された2つの前記排水管5が脱着可能
且つ水密に結合されている。尚、前記排水管継手14
は、前記排水主配管3に接続する排水管5の数に応じ
て、前記管継手15A,15Bを任意の個数組み合わせ
て構成することができる。
【0021】上述の構成による本実施例の排水桝11で
は、前記3つの排水管5から対応する分岐管1503を
経て管本体1501に流れ込んだ汚水(図示せず)は、
前記排水主配管3の上流側部分から前記管本体1501
に流れ込んだ汚水と合流し、該管本体1501から前記
排水主配管3の下流側部分に流れ出る。
【0022】前記排水管継手14における汚水つまりの
点検は、前記ケース本体13Aの蓋体を開け、前記開口
1301から前記各管継手15A,15Bを見ることで
行う。また、前記排水管継手14内の清掃は、前記排水
主配管3や排水管5を前記各管継手15A,15Bに結
合したまま、前記蓋体1507を開き、前記点検用管1
505から前記管本体1501や分岐管1503に清掃
用のブラシ等を挿入することで行う。さらに、排水管継
手14内での汚水つまりに対する処置は、前記各管継手
15A,15Bの管本体1501や分岐管1503から
前記排水主配管3や排水管5をそれぞれ取り外し、汚水
つまりの原因となる異物等を管本体1501や分岐管1
503から除去することで行い、或は、前記排水管継手
14内の清掃時と同様にして行う。
【0023】このように本実施例によれば、前記排水管
継手14により前記ケース本体13A内に汚水の流路が
閉塞された状態で画成されるので、従来の排水桝のよう
に、ケース本体13Aの底面に溝部を形成する必要がな
く、接続する排水管5の数が増えても、前記管継手15
A,15Bを任意の個数組み合わせて、或は、他の形状
の管継手を組み合わせて前記排水管継手14を構成する
ことで容易に対応することができる。また、本実施例に
よれば、前記排水管継手14が透明な部材により形成さ
れているため、排水管継手14内での汚水つまりに対す
る処置を、排水桝11の回りを掘り起こすことなく、ケ
ース本体13Aの蓋体を開くだけで簡単に行うことがで
きる。さらに、本実施例によれば、前記排水管継手14
により閉塞された汚水の流路が画成されるので、従来の
排水桝のように、汚水がケース本体13Aの外に漏れた
り、汚水の悪臭がケース本体13Aの外に漏れる等の不
具合は生ぜず、そのため、ケース本体13Aの開口13
01と蓋体の間を確実に閉塞する必要がなくなり、前記
開口1301及び蓋体部分の構成を簡略化でき、電力ケ
ーブルの中継用桝や送水管の分岐用桝を排水桝として兼
用することも可能となる。
【0024】次に、電力ケーブルの中継用桝を排水桝と
して兼用した第2実施例について説明する。図4は電力
ケーブルの中継用桝を兼ねる排水桝を示し、図1と同一
の部材、箇所には同じ引用符号を付して説明する。
【0025】図中21で示す本実施例の排水桝は、電力
ケーブル23の敷設方向を転換する中継点の地中に埋設
される。前記排水桝21は、コンクリート製のケース2
5と、該ケース25に収容された排水管継手27を備え
ている。前記ケース25は、直方体状を呈し上部に矩形
の開口2501が形成されたケース本体25Aと、この
開口2501に開閉可能に設けられた蓋体(図示せず)
とで構成され、前記開口2501及び蓋体は地上に露出
される。
【0026】前記ケース本体25Aの対向する一対の側
面2503には孔2505がそれぞれ1つずつ貫設さ
れ、他の2つの側面2507のうち一方の側面2507
には孔2509が1つ貫設され、ケース本体25Aの底
面には支持台29が設置されている。尚、本実施例で
は、前記各孔2505,2509が排水管挿通孔に相当
し、前記孔2509は前記各孔2505より若干高い高
さ箇所に貫設されている。
【0027】前記孔2505は前記排水主配管3の外径
に応じた内径で形成され、前記一対の側面2503のう
ち一方の側面2503の前記孔2505には前記排水主
配管3の上流側部分が挿通され、他方の側面2503の
前記孔2505には前記排水主配管3の下流側部分が挿
通されている。前記孔2509は前記排水管5の外径に
応じた内径で形成され、該孔2509には前記排水管5
が挿通されている。
【0028】前記排水管継手27は、例えばプラスチッ
ク等の透明な部材からなる管継手15Cで構成されてい
る。前記管継手15Cは、管継手15Bと同様な管本体
1501、1本の分岐管1503、点検用管1505、
並びに蓋体1507を備えている。前記管本体1501
の両端には前記排水主配管3の上流側部分及び下流側部
分が脱着可能且つ水密にそれぞれ結合され、前記分岐管
1503には前記排水管5が脱着可能且つ水密に結合さ
れている。
【0029】また、前記ケース本体25Aの隣接する2
つの前記側面2503,2507には孔2511がそれ
ぞれ2つずつ貫設され、各孔2511に前記電力ケーブ
ル23の配管2301がそれぞれ挿通され、前記電力ケ
ーブル23の部分が前記ケース本体25A内に介在し、
前記支持台29により支持されている。
【0030】このような構成の本実施例によれば、前記
排水管継手27により閉塞された汚水の流路が画成され
るので、汚水がケース本体25A内に流出するおそれは
なく、従って、ケース本体25A内に排水主配管3や排
水管5と共に電力ケーブル23を収容することが可能と
なり、双方のケースを共通化しコストダウンを図ること
が可能となる。
【0031】次に、送水管の分岐用桝を排水桝として兼
用した第3実施例について説明する。図5は送水管の分
岐用桝を兼ねる排水桝を示し、図1と同一の部材、箇所
には同じ引用符号を付して説明する。
【0032】図中31で示す本実施例の排水桝は、送水
管33に管継手3301を介して枝管34を接続する分
岐点の地中に埋設される。前記排水桝31は、コンクリ
ート製のケース35と、該ケース35に収容された排水
管継手37を備えている。前記ケース35は、直方体状
を呈し上部に矩形の開口3501が形成されたケース本
体35Aと、この開口3501に開閉可能に設けられた
蓋体(図示せず)とで構成され、前記開口3501及び
蓋体は地上に露出される。
【0033】前記ケース本体35Aの対向する一対の側
面3503には孔3505がそれぞれ1つずつ貫設さ
れ、他の2つの側面3507のうち一方の側面3507
には孔3509が1つ貫設されている。尚、本実施例で
は、前記各孔3505,3509が排水管挿通孔に相当
し、前記孔3509は前記各孔3505より若干高い高
さ箇所に貫設されている。
【0034】前記孔3505は前記排水主配管3の外径
に応じた内径で形成され、前記一対の側面3503のう
ち一方の側面3503の前記孔3505には前記排水主
配管3の上流側部分が挿通され、他方の側面3503の
前記孔3505には前記排水主配管3の下流側部分が挿
通されている。前記孔3509は前記排水管5の外径に
応じた内径で形成され、該孔3509には前記排水管5
が挿通されている。
【0035】前記排水管継手37は、前記排水管継手2
7と同じく前記管継手15Cで構成され、この管継手1
5Cに前記排水主配管3や排水管5が前記排水桝21の
場合と同じように結合されている。
【0036】また、前記一対の側面3503には孔35
11がそれぞれ1つずつ貫設されており、前記他方の側
面3503の孔3511には前記送水管33の上流側部
分が挿通され、前記一方の側面3503の孔3511に
は前記送水管33の下流側部分が挿通されている。さら
に、前記一方の側面3503には孔3513が1つ貫設
されており、この孔3513には前記枝管34が挿通さ
れ、該枝管34にはバルブ3401が介設されている。
そして、前記送水管33の上流側部分と下流側部分は管
継手3301を介して連結されると共に、この管継手3
301に前記枝管34が連結され、送水管33を流れる
水が前記バルブ3401を介して前記枝管34に供給さ
れるように構成されている。
【0037】このような構成の本実施例によれば、前記
の第2実施例と同様に、前記排水管継手14により閉塞
された汚水の流路が画成されるので、汚水がケース本体
35A内に流出するおそれはなく、従って、ケース本体
35A内に排水主配管3や排水管5と共に送水管33や
枝管34を収容することが可能となり、双方のケースを
共通化しコストダウンを図ることが可能となる。
【0038】尚、排水桝のケースとしては、前記の電力
ケーブル23の中継用や送水管33の分岐用のケース2
5,35に限らず、例えば、通信ケーブルの中継用桝
や、送液、送気管の分岐用桝のケース、バルブボック
ス、メータボックス等、種々のケースを兼用することが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、排
水桝に組み込まれ、透明製の材料で形成された排水管継
手であって、両端に排水管が接続される管本体と、前記
管本体から突設されその上端に開閉可能に蓋体が取着さ
れる点検用管とを備える構成とした。また、本発明によ
れば、地中に埋設されるケースと、該ケース内に配設さ
れる排水管継手とからなる排水桝であって、前記ケース
は、地中に埋設されるケース本体と、該ケース本体に開
閉可能に設けられた蓋体と、前記ケース本体に貫設され
た複数の排水管挿通孔とで構成され、前記排水管継手
は、前記排水管挿通孔からケース本体内に挿通された排
水管がその両端に接続される管本体と、該管本体から突
設されその上端に開閉可能に蓋体が取着される点検用管
とを備え、前記排水管継手は透明製の材料で形成されて
いる構成とした。このため、接続する排水管の数が増え
ても簡単に設置でき、内部の汚水つまりの点検やそれに
対する処置、或は清掃を簡単に行え、しかも、構造が似
通った他の埋設物を利用して安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る排水桝の斜視図であ
る。
【図2】(a),(b)は図1に示す管継手の平面図及
び側面図である。
【図3】(a),(b)は図1に示す管継手の平面図及
び側面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る排水桝の斜視図であ
る。
【図5】本発明の第3実施例に係る排水桝の斜視図であ
る。
【図6】従来例に係る排水桝の斜視図である。
【図7】従来例に係る桝の斜視図である。
【符号の説明】
11,21,31 排水桝 13,25,35 ケース 13A,25A,35A ケース 1305,1309,2505,2509,3505,
3509 排水管挿通孔 14,27,37 排水管継手 15A,15B,15C 管継手 1501 管本体 1503 分岐管 1505 点検用管 1507 蓋体 3 排水主配管(排水管) 5 排水管(別の排水管)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水桝に組み込まれ、透明製の材料で形
    成された排水管継手であって、 両端に排水管が接続される管本体と、 前記管本体から突設されその上端に開閉可能に蓋体が取
    着される点検用管と、 を備えることを特徴とする排水桝用排水管継手。
  2. 【請求項2】 前記排水管とは別の排水管が接続される
    分岐管が前記管本体から突設されている請求項1記載の
    排水桝用排水管継手。
  3. 【請求項3】 前記排水桝用排水管継手は、少なくとも
    前記管本体と点検用管をそれぞれ備えた複数の管継手が
    その管本体どうしを結合することで構成されている請求
    項1又は2記載の排水桝用排水管継手。
  4. 【請求項4】 地中に埋設されるケースと、該ケース内
    に配設される排水管継手とからなる排水桝であって、 前記ケースは、地中に埋設されるケース本体と、該ケー
    ス本体に開閉可能に設けられた蓋体と、前記ケース本体
    に貫設された複数の排水管挿通孔とで構成され、 前記排水管継手は、前記排水管挿通孔からケース本体内
    に挿通された排水管がその両端に接続される管本体と、
    該管本体から突設されその上端に開閉可能に蓋体が取着
    される点検用管とを備え、 前記排水管継手は透明製の材料で形成されている、 ことを特徴とする排水桝。
  5. 【請求項5】 前記排水管挿通孔とは別の排水管挿通孔
    からケース本体内に挿通された排水管が接続される分岐
    管が前記管本体から突設されている請求項4記載の排水
    桝。
  6. 【請求項6】 前記排水管継手は、少なくとも前記管本
    体と点検用管をそれぞれ備えた複数の管継手がその管本
    体どうしを結合することで構成されている請求項4又は
    5記載の排水桝。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003105846A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Sekisui Chem Co Ltd 排水用管継手

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