JP4751549B2 - 住宅用排水システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅用排水システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、戸建住宅においては、図7に示すように、建物2内に設置されたトイレ、洗面所、洗濯機、浴室、台所などに設けられた各排水設備21,22,23,24,25にて発生した排水は、各排水設備21〜25にそれぞれ接続された排水枝管5を経て建物2の外側に埋設された各排水桝6に流れ込んだ後、排水桝6,6間を接続している宅地1内の排水主管3を通じて公共桝7に流れ込み、この公共桝7を経て公道下に埋設された下水本管(図示せず)へ排水されるようになっている。
【0003】
この場合、各種排水設備21〜25に接続された排水枝管5は、外周基礎4の内側の防湿コンクリート41に埋設配管されている。また、宅地1内の排水主管3は建物2の基礎4の外側に埋設配管されており、この排水主管3の曲がり部や合流部に各種タイプの排水桝6が設置されるようになっている。
なお、一般的には排水主管3、排水枝管5および排水桝6はいずれも硬質塩化ビニル樹脂管が使用されている。また、図7において、42は外周基礎4内を区切っている中基礎である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した図7の排水システムの場合、排水枝管5は防湿コンクリート41に埋設配管されているため、排水枝管5内の点検や清掃がやりにくく、また、排水枝管5が破損した場合、排水枝管5の補修や取り替え作業がきわめて困難である。
【0005】
また、各排水枝管5がそれぞれ各排水桝6と接続されているので、排水枝管5の本数、つまり、建物内に設置されている排水設備の数に対応した貫通孔を外周基礎4の所定位置に設けなければならず、この貫通孔を設ける作業がたいへんである。しかも、多くの排水桝6を必要とし、材料費や施工費が高くなる。
【0006】
本発明の目的は、狭い敷地によく適合させることができ、排水枝管内の点検や清掃などの維持管理を容易に行え、しかも、排水枝管の補修や更新を容易に行え、材料費や施工費を削減できる住宅用排水システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、建物内に設置された各排水設備と建物の外周基礎の外側地中に埋設された排水桝の流入側接続部との間に内面が平滑で可撓性を有する排水枝管が接続され、この排水枝管が床下空間に露出配管されている住宅用排水システムにおいて、
1個の流出側接続部と1個の流入側接続部からなる継手本体の側壁から相対向して突設された分岐筒部同士が間隔をあけて複数有する管継手が、一方の分岐筒部を上方に、他方を側方に配置して建物の床下に設置され、前記排水枝管は前記流入側接続部と前記相対向した分岐筒部のうちの側方に突設された一方に接続され、上方に突設された他方の分岐筒部は点検口とされると共に、該分岐筒部の口径は継手本体の口径の1/2〜3/4とされ、
前記管継手の流出側に接続された排水枝管が、一端部は外周基礎の外面に開口するとともに、他端部は打設される防湿コンクリートまたは基礎スラブに埋設されて床下の上面に開口するさや管内に挿通されているものである。
【0008】
請求項1記載の本発明によれば、内面が平滑で可撓性を有する排水枝管の接続が、1個の流出側接続部と1個の流入側接続部からなる継手本体の側壁から相対向して突設された分岐筒部同士が間隔をあけて複数有する管継手の、一方の分岐筒部を上方に、他方を側方に配置して建物の床下に設置され、前記排水枝管は前記流入側接続部と前記相対向した分岐筒部のうちの側方に突設された一方に接続され、上方に突設された他方の分岐筒部は点検口とされると共に、該分岐筒部の口径は継手本体の口径の1/2〜3/4とされているので、複数の排水設備にて発生した雑排水が各排水枝管を通じて管継手内に流れ込み、管継手内にて合流したのち、管継手の流出側接続部と接続されている排水枝管を通じて排水桝に流れ込むため、建物の外周基礎に設ける貫通孔は少なくて済む。
【0009】
また、管継手本体の上方に突設された分岐筒部が点検口を兼ねているので、この点検口を利用して、排水枝管内の点検や清掃を作業性よく行える。さらに、排水枝管が床下空間に露出配管されているので、排水枝管が破損した場合、建物の床下空間を利用して、排水枝管の補修や取り替えを容易に行える。
【0011】
さらに、管継手本体の流出側に接続された排水枝管が、一端部は外周基礎の外面に開口するとともに、他端部は打設される防湿コンクリートまたは基礎スラブに埋設されて床下の上面に開口するさや管内に挿通されているので、排水枝管の補修や更新などを容易に行える。また、所定長さの排水枝管を用いて各排水設備と排水桝との間の配管接続を行える。その際、管継手を介して接続される排水枝管を除いた他の排水枝管の接続個所は2箇所でよく、配管施工に要する工数が少なくて済む。
【0012】
請求項記載の本発明は、請求項記載の住宅用排水システムにおいて、さや管の一端部が、外周基礎に形成されたボイド孔に支持材を介して固定されているものである。
【0013】
請求項記載の本発明によれば、さや管に排水枝管を円滑に導くことができるように、さや管を外周基礎に対して予め設定された姿勢に固定した状態で床下の防湿コンクリートまたは基礎スラブを打設することができ、容易に施工することができる。
【0014】
本発明において、管継手は流出側接続部と点検口と2個以上の流入側接続部を備えているものであればよく、その形状や材質などは特に限定されない。たとえば、端部に流入側および流出側接続部を備えた筒状の継手本体の側壁に2個以上の分岐筒部を一体に備えた四方継手あるいはそれ以上の多方継手が望ましい。分岐筒部の口径は継手本体の口径の1/2〜3/4程度とするのがよい。継手本体の流入側および流出側接続部は受口または差口のいずれでもよい。また、分岐筒部の流入側接続部は受口または差口のいずれでもよい。
【0015】
点検口は分岐筒部とは別に設けてもよいが、あらかじめ分岐筒部を多めに設けておき、その一部を点検口として用いるようにしてもよい。点検口には着脱可能にキャップや蓋を装着しておけばよい。また、使用しない分岐筒部はキャップや蓋にて着脱可能に閉塞しておけばよい。さらに、分岐筒部の突出方向は、継手本体の軸芯に対して直交していても、あるいは傾斜していてもよい。管継手の材質は、硬質塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂などの合成樹脂の他、ステンレスなどの金属製であってもよい。
【0016】
本発明において、排水枝管は内面が平滑で可撓性を有するものであれば、特にその材質は限定されず、たとえば塩化ビニル樹脂製あるいはポリエチレン樹脂製の波付管や蛇腹ホースなどの可撓性管を挙げることができる。
【0017】
本発明において、さや管の材質としては、硬質塩化ビニル樹脂やポリエチレンなどの合成樹脂の他、ステンレスや鉄などを挙げることができる。
【0018】
本発明において、支持材としては、水膨張ゴム、バックアップリング、止水剤を挙げることができる。また、さや管の端部外周面に補強リブを設けて支持材としてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0020】
図1は本発明の住宅用排水システムの一実施形態を模式的に示す説明図、図2は図1の要部を示す縦断面図、図3は図1の他の要部を示す説明図である。
【0021】
この住宅排水システムは、図1および図2に示すように、建物2内に設置された各排水設備21〜25にそれぞれ上流側一端部が接続された排水枝管5,5Aと、排水枝管5と排水枝管5Aとを接続している点検口付きの管継手10と、建物2の外周基礎4に形成されたボイド孔4aの外面側に一端部が開口されるとともに、他端部が建物2の外周基礎4の内側の床下の上面に開口された状態で防湿コンクリート41に埋設されたさや管8と、このさや管8内に挿通された排水枝管5の他端部が接続され、建物2の外周基礎4の外側地中に埋設された4個の排水桝6と、これらの排水桝6と排水主管3を介して接続された公共桝7とから構成されている。そして、さや管8の上端開口から建物2の床下空間に立ち上がり、各排水設備21〜25の流出側接続部に至るまでの排水枝管5,5Aは床下空間Sに露出配管されている。
【0022】
この実施例の場合、排水設備21はトイレ、排水設備22は洗面所、排水設備23は洗濯機、排水設備24は浴室、排水設備25は台所である。このうち、三箇所の排水設備22,23,24は、図1に示すように、中基礎42で区切られた同一区分に設置されており、排水設備22,23,24に接続されている3本の排水枝管5Aのそれぞれの流出側端部は、図3に示すように、管継手10の流入側接続部と接続されている。
【0023】
管継手10は六方継手タイプのものであり、図4に示すように、円筒状の継手本体11と、この継手本体11の側壁の4箇所から一体に突設された4個の円筒状の分岐部12とから構成されている。継手本体11の両端部は受口111とされ、分岐部12はすべて受口とされている。4個の分岐部12の内、継手本体11の上面から斜め45度方向に突設された2個が点検口を兼ねており、この点検口にはキャップ体(図示せず)が着脱可能に装着されている。管継手10は建物の床下にたとえば管支持台を介して設置されている。なお、この管支持台は管継手10が所定の排水勾配を出せるようになっている。
【0024】
上記実施例の場合、排水桝6、排水主管3およびさや管8は硬質塩化ビニル樹脂製のものである。また、排水枝管5は、内周面が平滑で、外周面に山部51と谷部52が交互に軸心方向に沿って平行に連続して形成されたポリエチレン樹脂製の波付管である。この場合、山部51が高密度ポリエチレン樹脂からなり、谷部52が低密度ポリエチレン樹脂からなっている。なお、排水枝管5Aも排水枝管5と同一のポリエチレン樹脂製の波付管である。
【0025】
3本の排水枝管5の流出側の端部内周には、図6に示すように、接続用ソケット5aの差口51aが嵌合され、接続用ソケット5aの受口52a外周と、排水枝管5の端部外周との間に跨がって、固定リング5bがたとえば射出成形されて抜け止め状態で嵌合固着されている。この場合、接続用ソケット5aは硬質塩化ビニル樹脂製のものであり、固定リング5bはポリエチレン樹脂製のものである。3本の排水枝管5の流入側の端部内周にも上記と同様にして接続用ソケット5aが嵌合固着されている。
【0026】
3本の排水枝管5Aの流入側の端部内周には、図6と同様に、接続用ソケット5aの差口51aが嵌合され、接続用ソケット5aの受口52a外周と、排水枝管5の端部外周との間に跨がって、固定リング5bが抜け止め状態で嵌合固着されている。一方、3本の排水枝管5Aの流出側の端部内周にも、同様にして、接続用ソケットaの差口51aが嵌合され、固定リング5bにて抜け止め状態で嵌合固着されているが、この場合、管継手10の流入側接続部と接続される接続用ソケット5aの端部は受口に代えて差口とされている。
【0027】
そして、図2および図6に示すように、さや管8を通して屋外に延設された3本の排水枝管5の各流出側端部の受口52aはそれぞれ短管32、90度エルボ継手31、短管32および90度エルボ継手31を介して各排水桝6の流入側受け口61に接続されている。そして、排水桝6の流出側受け口62に排水主管3の一端部が接続され、この排水主管3の他端部が排水桝6あるいは公共桝7の流入側接続部と接続されている。さらに、排水桝6の上端受口63には短管64の下端部が接続され、この短管64の上端開口に掃除口用の蓋体65が着脱自在に装着されている。なお、短管32、90度エルボ継手31、短管64は硬質塩化ビニル樹脂製のものである。
【0028】
したがって、排水設備21,25からの排水は、排水枝管5、90度エルボ継手31、短管32および90度エルボ継手31を経て各排水桝6に流れ込み、この各排水桝6に流れ込んだ排水は、排水桝6,6間を接続している宅地1内の排水主管3を通じて公共桝7に流れ込み、この公共桝7を経て公道下に埋設された下水本管へ排水される。
【0029】
また、排水設備22,23および24からの排水は各排水枝管5Aを経て管継手10に流れ込み、この管継手10に流れ込んで合流した排水は、管継手10の流出側受口111と排水桝6の流入側受口61との間を接続している排水枝管5を通じて排水桝6に流れ込む。そして、この排水桝6に流れ込んだ排水は、排水桝6,6間を接続している宅地1内の排水主管3を通じて公共桝7に流れ込み、この公共桝7を経て公道下に埋設された下水本管へ排水される。
【0030】
この場合、3本の排水枝管5の流出側端部がさや管8内を挿通して排水桝6に接続されており、しかも、さや管8の上端開口から建物2の床下空間に立ち上がり、各排水設備21〜25の流出側接続部に至るまでの排水枝管5は床下空間Sに露出配管されているので、排水枝管5内の点検や清掃、あるいは排水枝管5の補修や取り替えを容易に行うことができる。
【0031】
そして、さや管9は、3本の各排水枝管5をその内部に円滑に延設することができるように、外周基礎4のボイド孔4aに予め設定された姿勢で固定されて防湿コンクリート41に埋設されている。具体的には、図2に示すように、外周基礎4のボイド孔4aは、さや管8の外径よりも大きく、さや管8をボイド孔4aに差し込むだけでは、さや管8は回転して一定の姿勢に保つことが困難である。このため、防湿コンクリート41の打設に先立って、外周基礎4のボイド孔4aに、たとえば水膨張ゴムなどの支持材9を介して、さや管の一端部を設定された姿勢に固定しておくのがよい。
【0032】
したがって、さや管8を外周基礎4にあらかじめ設定姿勢で簡単確実に固定することができるので、打設した防湿コンクリート41が硬化するまでの間、さや管8を外周基礎4に設定された姿勢に保持しておく必要がなく、そのまま防湿コンクリート41を打設すればよく、施工性が向上する。このようにして、防湿コンクリート41に設定された姿勢で埋設されたさや管8に、各排水設備21〜25に接続された排水枝管5を円滑に導くことができる。
【0033】
上記実施例では、点検口付きの管継手10として、継手本体11の側壁から分岐部12が斜めに突設したものを用いたが、図5に示すように、継手本体11の側壁から真横および真上に分岐部12を突設したものを用いてもよい。また、分岐部12は少なくとも2個あればよい。
【0034】
また、排水管路を構成している排水主管3や排水桝6はポリエチレン樹脂製のものであってもよい。その際、接続方式としては、ゴム輪方式、融着方式、溶着方式などを採用すればよい。
【0035】
さらに、上記実施例では、外周基礎4を布基礎としたが、この布基礎に代えてベタ基礎とすることも可能であり、その際、防湿コンクリート41が基礎スラブに対応することになる。
【0036】
また、上記実施例では、三箇所の排水設備22,23,24と管継手10との間を接続する排水枝管5Aとして、ポリエチレン樹脂製の波付管を用いたが、硬質塩化ビニル樹脂管を用いることも可能である。さらに、管継手10を透明な硬質塩化ビニル樹脂製のものとすることで、この管継手の外から内部の点検などを行える。
【0037】
【発明の効果】
請求項1ないし記載の本発明においては、内面が平滑で可撓性を有する排水枝管の接続が、1個の流出側接続部と1個の流入側接続部からなる継手本体の側壁から相対向して突設された分岐筒部同士が間隔をあけて複数有する管継手の、一方の分岐筒部を上方に、他方を側方に配置して建物の床下に設置され、前記排水枝管は前記流入側接続部と前記相対向した分岐筒部のうちの側方に突設された一方に接続され、上方に突設された他方の分岐筒部は点検口とされると共に、該分岐筒部の口径は継手本体の口径の1/2〜3/4とされているので、つまり、複数の排水設備にて発生した雑排水が各排水枝管を通じて管継手内に流れ込み、管継手内にて合流したのち、管継手の流出側接続部と接続されている排水枝管を通じて排水桝に流れ込むため、建物の外周基礎に設ける貫通孔は少なくて済む。
【0038】
また、管継手本体の上方に突設された分岐筒部が点検口を兼ねているので、この点検口を利用して、排水枝管内の点検や清掃を作業性よく行える。さらに、排水枝管が床下空間に露出配管されているので、排水枝管が破損しても、建物の床下空間を利用して、排水枝管の補修や取り替えを容易に行える。
【0039】
さらに、管継手本体の流出側に接続された排水枝管が、一端部は外周基礎の外面に開口するとともに、他端部は打設される防湿コンクリートまたは基礎スラブに埋設されて床下の上面に開口するさや管内に挿通されているので、排水枝管の保守や補修、更新などを容易に行える。また、所定長さの排水枝管を用いて各排水設備と排水桝との間の配管接続を行える。その際、管継手を介して接続される排水枝管を除いた他の排水枝管の接続個所は2箇所でよく、配管施工に要する工数が少なくて済む。
【0040】
請求項記載の本発明においては、さや管に排水枝管を円滑に導くことができるように、さや管を外周基礎に対して予め設定された姿勢に固定した状態で床下の防湿コンクリートまたは基礎スラブを打設することができ、容易に施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住宅用排水システムの一実施形態を模式的に示す説明図である。
【図2】図1の要部を示す縦断面図である。
【図3】図1の他の要部を示す説明図である。
【図4】図3における管継手を示す正面図および右側面図である。
【図5】図4の管継手の変形例を示す正面図である。
【図6】図2の要部を示す半縦断面図である。
【図7】従来の住宅用排水システムを模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 宅地
2 建物
21,22,23,24,25 排水設備
3 排水主管
4 外周基礎
4a ボイド孔
41 防湿コンクリート
42 中基礎
S 床下空間
5,5A 排水枝管
6 排水桝
61 流入側接続部
7 公共桝
8 さや管
9 支持材
10 点検口付き管継手
11 継手本体
111 受口
12 分岐部(点検口)

Claims (2)

  1. 建物内に設置された各排水設備と建物の外周基礎の外側地中に埋設された排水桝の流入側接続部との間に内面が平滑で可撓性を有する排水枝管が接続され、この排水枝管が床下空間に露出配管されている住宅用排水システムにおいて、
    1個の流出側接続部と1個の流入側接続部からなる継手本体の側壁から相対向して突設された分岐筒部同士が間隔をあけて複数有する管継手が、一方の分岐筒部を上方に、他方を側方に配置して建物の床下に設置され、前記排水枝管は前記流入側接続部と前記相対向した分岐筒部のうちの側方に突設された一方に接続され、上方に突設された他方の分岐筒部は点検口とされると共に、該分岐筒部の口径は継手本体の口径の1/2〜3/4とされ、
    前記管継手の流出側に接続された排水枝管が、一端部は外周基礎の外面に開口するとともに、他端部は打設される防湿コンクリートまたは基礎スラブに埋設されて床下の上面に開口するさや管内に挿通されている
    ことを特徴とする住宅用排水システム。
  2. 前記さや管の一端部が外周基礎に形成されたボイド孔に支持材を介して固定されている請求項1記載の住宅用排水システム。
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