JP2002061247A - 住宅用排水システム - Google Patents
住宅用排水システムInfo
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Abstract
ッダーから排水主管、排水枡、排水主管、公共枡を通し
て下水本管に排水する住宅用排水システムにおいて、ヘ
ッダーに負圧が発生して各種排水設備のトラップが破封
するのを防止する。 【解決手段】ヘッダー8と排水主管3とを90度エルボ
継手31、短管32を介して上下に偏心して接続し、ヘ
ッダー8に接続される90度エルボ継手31に、常時、
大気と連通する通気弁91を設ける。
Description
ムに関するものである。
個人用住宅においては、図13に示すように、建物2内
に設置されたトイレ21、洗面所22、洗濯機23、浴
室24、台所25などの各種排水設備にて発生した排水
は、それぞれの排水設備に接続された各排水枝管51を
通して建物の外側に埋設配管された各排水桝6に流れ込
み、この排水桝6間を接続している宅地内の排水主管3
を通じて公共桝7に流れ込み、この公共桝7を経て公道
下に埋設された下水本管へ排水されるようになってい
る。
の基礎4の外側に埋設配管されており、この排水主管3
の曲がり部や合流部に各種タイプの排水桝6が設置され
るようになっている。この排水桝6としては、例えば、
ポリプロピレン樹脂製のものや硬質塩化ビニル樹脂製の
ものが採用されており、これらの排水桝6の立ち上がり
口径は、一般的に、ポリプロピレン樹脂製のものでは約
300mm、硬質塩化ビニル樹脂製のものでは約150
〜200mmである。
2の外郭と宅地1の境界との間に、建物2の外郭に沿っ
て排水主管3を埋設配管するとともに、この排水主管3
の途中に、各種排水設備21〜25に接続したそれぞれ
の排水枝管51の端部が接続される排水桝6を設置する
ための空間が必要である。このため、宅地1の狭小化に
伴って排水桝6の設置が困難になるという問題があっ
た。
各排水設備にそれぞれ接続され、建物の床下に配管され
た排水枝管と、建物の外方に建物の外郭に沿って宅地内
に配管され、前記排水枝管を接続する流入枝管口を有す
る排水桝を接続した排水管とを備え、前記排水枝管は、
ほぼ同一方向に向けて建物の外側に導出して宅地内に配
管された前記排水管に接続されている排水桝の流入枝管
口に接続し、前記排水枝管は、建物の床下に向けて配管
した縦枝管部と、床下に下流側を下方に向けた勾配をも
って配管された横枝管部および縦枝管部と横枝管部とを
接続する湾曲枝管部とにてそれぞれ形成し、前記各排水
枝管の少なくとも各湾曲枝管部をフレキシブル管にてそ
れぞれ形成した住宅用の排水配管装置が提案されている
(例えば、特開平10−331221号公報参照)。
た排水配管装置の場合、各排水設備に接続された排水枝
管を形成している横枝管部のそれぞれを建物の基礎を貫
通させて排水桝の流入枝管口と接続させなければならな
い。このため、建物の基礎が局部的に強度低下を生じた
り、貫通部の水密処理に手間を要するという問題があっ
た。また、各横枝管部の端部と排水桝の流入枝管口との
接続作業も工数を要するという問題があった。
れたもので、狭小な宅地であっても宅地を有効に活用で
きるとともに、建物の外周基礎に形成する貫通孔が少な
くて済み、また、掘削工事などの土工費用を大幅に削減
することができる住宅用排水システムを提供するもので
ある。
された各種排水設備および建物の床下に配置されたヘッ
ダーの複数の流入側接続部間に各排水枝管がそれぞれ接
続され、また、ヘッダーの流出側接続部および建物の外
周基礎の外側地中に埋設されている排水桝の流入側接続
部間に排水主管が接続され、さらに、排水桝の流出側接
続部および公共桝の流入側接続部間に排水主管が接続さ
れた住宅用排水システムであって、前記ヘッダー、もし
くは、ヘッダーと該ヘッダーに接続された排水主管との
間に破封防止装置が設けられていることを特徴とするも
のである。
は、排水枝管を経てヘッダーに集められた後、排水主
管、排水枡、排水主管および公共枡を経て下水本管に流
出することから、建物の外周基礎に形成する貫通孔が少
なくて済み、外周基礎の強度低下が生じない。また、排
水主管は建物の床下に露出配管されているので、掘削工
事などの土工費用を削減できるとともに、排水主管の部
分的補修を容易に行うことができる。しかも、建物の外
周基礎の外側の宅地内に埋設する排水桝は一つで済むの
で、材料費や施工費を削減できるとともに、建物の外周
基礎の外側の宅地内に排水主管や多数の排水桝を埋設す
る必要がないので、狭小な宅地であっても、宅地を有効
に活用できる。
ヘッダーに接続された排水主管との間に破封防止装置が
設けられていることにより、各種排水設備から一時的に
大量の排水が流出したとしても、ヘッダーに負圧が発生
することはなく、各排水設備のトラップの破封を確実に
防止することができる。
が2個の90度エルボ継手および短管を介して上下に偏
心して接続され、前記破封防止装置がヘッダーの流出側
接続部に接続された90度エルボ継手に設けられた通気
弁であると、ヘッダーは、通気弁を介して大気に連通さ
れており、ヘッダーに負圧が発生することを確実に防止
することができる。
が2個の90度エルボ継手および短管を介して上下に偏
心して接続され、前記破封防止装置が2個の90度エル
ボ継手間に配管されたバイパス通気管であると、ヘッダ
ーは、バイパス通気管を介して排水主管と連通されてお
り、ヘッダーに負圧が発生することを確実に防止するこ
とができる。
が2個の90度エルボ継手および短管を介して上下に偏
心して接続され、前記破封防止装置が内周面に螺旋状の
案内板を有する短管であると、短管を流下する排水は、
螺旋状の案内板に沿って流れることになり、短管の軸線
方向中間部に空気の通路を確保することができ、この空
気通路を介してヘッダーと排水主管が連通されることか
ら、ヘッダーに負圧が発生することを確実に防止するこ
とができる。
が2個の90度エルボ継手および短管を介して上下に偏
心して接続され、前記破封防止装置が断面卵形状の短管
であると、ヘッダーからの排水は、断面卵形の先太部分
に沿って流れることになり、先細部分に空気の通路を確
保することができ、この空気通路を介してヘッダーと排
水主管が連通されることから、ヘッダーに負圧が発生す
ることを確実に防止することができる。
が2個の90度エルボ継手および短管を介して上下に偏
心して接続され、前記破封防止装置が偏心した直線部と
これらの直線部に連続する傾斜部を有する短管である
と、ヘッダー8からの排水は、短管の傾斜部によって流
出方向が変化し、ブロック状に流れにくくなり、短管の
内部に空気の通路を確保することができ、この空気通路
を介してヘッダー8と排水主管3とが連通されることか
ら、ヘッダーに負圧が発生することを確実に防止するこ
とができる。
5度斜め上方に分岐接続部を有する90度大曲りY継手
を複数個接続して構成されたヘッダーであると、各排水
設備からの排水がヘッダーの各分岐流入側の受け口に流
れ込む際、略45度の下り勾配に沿って流下し、その
後、ヘッダーの内周面に沿って螺旋状に流出することか
ら、ヘッダーの軸線方向中間部に空気の通路を確保する
ことができ、ヘッダーに負圧が発生することを確実に防
止することができる。
を参照して説明する。
システムの一実施形態が示されている。
てられており、建物2の床下の外周基礎4の内側におい
て、床板面材44の裏面側に存在している根太45の下
面にヘッダー8が締め付けバンド43を介して固定され
ている(図3参照)。
いるトイレ21、洗面所22、洗濯機23、浴室24、
台所25などの排水設備からの排水を一箇所に集水して
排水する機能を有するものであり、図2に示すように、
硬質塩化ビニル樹脂製の5個の90度大曲りY継手81
を管軸方向に短管を介して接着接続して構成されてい
る。そして、ヘッダー8を構成する各90度大曲りY継
手81は、管軸方向の両端部に受け口81aを有すると
ともに、これらの両端部の受け口81a間に分岐流入側
の受け口81bを有している。
1の分岐流入側の各受け口81bが互いに反対方向を向
くように接続され、また、最上流側に接続された90度
大曲りY継手81の上流側の受け口81aには蓋体82
が着脱自在に装着されている。
入側の受け口81bの口径は、その両端部の受け口81
aの口径よりも小径であって、具体的には、分岐流入側
の受け口81bの口径は30〜75mm、両端部の受け
口81aの口径は100mmである。
分岐流入側の受け口81bに、建物2内に設置されてい
るトイレ21、洗面所22、洗濯機23、浴室24、台
所25などの排水設備に接続されている各排水枝管51
の流出側端部が接続されており、各排水枝管51の一部
は蛇腹状あるいは螺旋状とされ、曲げ配管ができるよう
に可撓性が付与されている。
枝管51は、図2に示すように、内側基礎41に設けら
れた孔41aを貫通して配管されている。
2に示すように、排水枝管51がL字状に配管されて接
続されており、この排水枝管51の曲がり部には90度
大曲りY継手52が接着接続され、この90度大曲りY
継手52の受け口内に栓体53が着脱自在に装着されて
掃除口とされている。この栓体53の形状は90度大曲
りY継手52内にスムーズな流路が形成されるようにな
されている。
続している排水枝管51の曲がり部にも90度大曲りY
継手52が接着接続され、この90度大曲りY継手52
の受け口内に上記と同一の栓体53が着脱自在に装着さ
れて掃除口とされている。
ッダー8との間を接続している両排水枝管51の曲がり
部に掃除口を設けることによって、この掃除口を通じて
両排水枝管51内の点検や掃除を行えるようになってい
る。
を配管接続する代わりに、各排水枝管51の直線部にT
字状あるいはY字状の三方管継手を接続し、この管継手
の分岐部の開口端内に栓体を装着し、この栓体を取り外
して、各排水枝管51内の点検や清掃を行えるようにし
てもよい。
続された90度大曲りY継手81の下流側の受け口81
aには、90度エルボ継手31、短管32および90度
エルボ継手31を介して排水主管3の上流側端部がヘッ
ダー8と上下方向に偏心した位置に接着接続され、この
排水主管3の下流側端部が建物2の外周基礎4の外側地
中に埋設された排水桝6の流入側受け口61と接着接続
されている。また、排水桝6の流出側受け口62に排水
主管3Aが接着接続され、この排水主管3Aの下流側端
部が公共桝7の流入側受け口と接着接続され、この公共
桝7を通じて建物2内の各排水設備21〜25にて生じ
た排水が下水道本管(図示せず)に排水されるようにな
っている。
0mmの硬質塩化ビニル樹脂製のものである。
された排水主管3の下流側先端と、建物2の外周基礎4
の外側地中に埋設された排水桝6の流入側受け口61と
の間は、図4に示すように、90度大曲りY継手34、
短管35および90度エルボ継手36を介して接続され
ている。90度大曲りY継手34の上端受け口341内
には栓体342が着脱自在に装着されている。したがっ
て、床下に作業者が入り込むか、あるいは、床面に設け
た開口部(図示せず)を利用して排水主管3内の点検や
掃除を行える。
34は配管カバー34aにて覆われて保護されている。
排水桝6の流出側受け口62には排水主管3Aの一端部
が接続され、この排水主管3Aの他端部が公共桝7の流
入側接続部と接続されている。排水桝6の上端受け口6
3には短管64の下端が接続され、この短管64の上端
に掃除口用の蓋体65が着脱自在に装着されている。
システムにおいて、前述した各種排水設備21〜25に
は、悪臭などが室内に逆流するのを防止するため、通
常、管の一部に封水を封入した封水式トラップが設けら
れている。ここで、各種排水設備21〜25から大量の
排水がヘッダー8を経て排水主管3に一時的に流出した
場合、ヘッダー8に負圧が発生するおそれがあり、仮に
負圧が発生した場合には、負圧によって封水が吸引され
てトラップが破封することになる。このようなトラップ
の破封は、ヘッダー8に排水枝管51を介して各種排水
設備21〜25に接続されているため、各排水設備21
〜25のトラップに波及するおそれがある。
に配管接続された排水主管3との間に破封防止装置9が
設けられている。
5に示すように、ヘッダー8の流出側接続部(管軸方向
の受け口81a)に接続された90度エルボ継手31に
通気弁91を設けて構成されている。
11と、本体911の内部に設けられ、周囲に通気孔9
12aが形成された着座部912と、着座部912に載
置された比重が1未満の材料からなるボール913と、
本体911の上方開口に装着され、通気可能な蓋体91
4とからなり、本体911の下方開口が90度エルボ継
手31に形成された穴31aに連結されている。そし
て、ボール913の外径は、本体911の上方開口の内
径よりも大きく設定されている。
911内において、着座部912に載置されており、ヘ
ッダー8には、蓋体914、着座部912の通気孔91
2aを経て大気に連通されている。この結果、ヘッダー
8に負圧が発生することはなく、各種排水設備21〜2
5のトラップの破封を確実に防止することができる。
流れた場合、排水の一部は、90度エルボ継手31の穴
31aを通して通気弁91の本体911内部に浸入し、
ボール913を持ち上げることになるが、一定以上持ち
上げられたボール913は、本体911の上方開口を閉
塞するため、排水が外部に漏出することはない。
図6に示すように、ヘッダー8と排水主管3を上下に偏
心して接続する2個の90度エルボ継手31間にバイパ
ス通気管92を配管接続して構成されている。
水主管3とがバイパス通気管92を介して連通されてい
ることから、ヘッダー8に負圧が発生することはなく、
各種排水設備21〜25のトラップの破封を確実に防止
することができる。
は、図8に示すように、ヘッダー8と排水主管3を上下
に偏心して接続する2個の90度エルボ継手31および
短管32のうち、短管32の内周面に螺旋状の案内板3
21を形成したものである。
主管3に流出する排水は、短管32の螺旋状の案内板3
21に沿って流れることになり、短管32の軸線方向中
間部に空気の通路を確保することができ、この空気通路
を介してヘッダー8と排水主管3とが連通される。この
結果、ヘッダー8に負圧が発生することはなく、各種排
水設備21〜25のトラップの破封を確実に防止するこ
とができる。
螺旋状の案内板を形成してもよい。
図8に示すように、ヘッダー8と排水主管3を上下に偏
心して接続する2個の90度エルボ継手31および短管
32が、断面卵形に形成され、かつ、先細部分が上方と
なるように順に接続したものである。
主管3に流出する排水は、断面卵形の先太部分に沿って
流れることになり、先細部分に空気の通路を確保するこ
とができ、この空気通路を介してヘッダー8と排水主管
3とが連通される。この結果、ヘッダー8に負圧が発生
することはなく、各種排水設備21〜25のトラップの
破封を確実に防止することができる。
形成されることに対応して、ヘッダー8を構成する各9
0度大曲りY継手81の両端部の受け口81aおよび排
水主管3も断面卵形に形成されている。ただし、90度
エルボ継手31の一端部を断面円形に、他端部を断面卵
形にそれぞれ形成し、各90度エルボ継手31の断面円
形側一端部に90度大曲りY継手81または排水主管3
をそれぞれ接続し、断面卵形側他端部に断面卵形の短管
32を接続してもよい。
が示されている。この実施形態の破封防止装置9は、ヘ
ッダー8と排水主管3を上下に偏心して接続する2個の
90度エルボ継手31および短管32のうち、短管32
が軸芯が偏心した位置にある二つの直線部322と、こ
れらの直線部322を結ぶ傾斜部323を有して形成さ
れている。
主管3に流出する排水は、短管32の傾斜部323によ
って流出方向が変化し、ブロック状に流れにくくなる。
したがって、短管32の内部に空気の通路を確保するこ
とができ、この空気通路を介してヘッダー8と排水主管
3とが連通される。この結果、ヘッダー8に負圧が発生
することはなく、各種排水設備21〜25のトラップの
破封を確実に防止することができる。
態が示されている。この実施形態の破封防止装置9は、
ヘッダー8を構成する各90度大曲りY継手81の分岐
流入側の受け口81bが水平線に対して約45度斜め上
方に開口するように形成されたものである。そして、各
排水設備21〜25に接続された排水枝管51と、各9
0度大曲りY継手81の分岐流入側の受け口81bと
は、135度エルボ継手33を介して接続されている。
する90度大曲りY継手81に対して回転可能に接続さ
れており、分岐流入側の受け口81bが互い違いに位置
するように反転させることができる。
5からの排水が、排水枝管51および135度エルボ継
手33を経てヘッダー8の各分岐流入側の受け口81b
に流れ込む際、略45度の下り勾配に沿って流下し、そ
の後、ヘッダー8の内周面に沿って螺旋状に流出するこ
とから、ヘッダー8の軸線方向中間部に空気の通路を確
保することができ、この結果、ヘッダー8に負圧が発生
することはなく、各種排水設備21〜25のトラップの
破封を確実に防止することができる。
0度大曲りY継手81を管軸方向に接続することでヘッ
ダー8を構成したが、へッダー8そのものを一体化した
ものであってもよい。その際、ヘッダーは合成樹脂製、
金属製のいずれでもよい。
向に突設されていても、あるいは互いに異なった方向に
突設されていてもよい。
図11に示すように、外周基礎4の内面に固定した金属
製受け板42にて支持して複数の締め付けバンド43に
て固定するようにしてもよい。また、図12に示すよう
に、外周基礎4の内側に形成した防湿コンクリート46
を利用し、このコンクリート46面上にヘッダー8を締
め付けバンド43にて支持・固定するようにしてもよ
い。
している排水主管3、ヘッダー8、排水枝管51などを
硬質塩化ビニル樹脂製のものとしたが、ポリエチレン樹
脂製のものとしてもよい。その際、接続方式としては、
ゴム輪方式、融着方式、溶着方式などを採用すればよ
い。
設備からの排水は、排水枝管を経てヘッダーに集められ
た後、排水主管、排水枡、排水主管および公共枡を経て
下水本管に流出することから、建物の外周基礎に形成す
る貫通孔が少なくて済み、外周基礎の強度低下が生じな
い。また、排水主管は建物の床下に露出配管されている
ので、掘削工事などの土工費用を削減できるとともに、
排水主管の部分的補修を容易に行うことができる。しか
も、建物の外周基礎の外側の宅地内に埋設する排水桝は
一つで済むので、材料費や施工費を削減できるととも
に、建物の外周基礎の外側の宅地内に排水主管や多数の
排水桝を埋設する必要がないので、狭小な宅地であって
も、宅地を有効に活用できる。
ヘッダーに接続された排水主管との間に破封防止装置が
設けられていることにより、各種排水設備から一時的に
大量の排水が流出したとしても、ヘッダーに負圧が発生
することはなく、各排水設備のトラップの破封を確実に
防止することができる。
式的に示す説明図である。
びその拡大断面図である。
る。
す説明図である。
びそのA−A線断面図である。
びその背面図である。
よびその背面図である。
る。
である。
明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】建物内に設置された各種排水設備および建
物の床下に配置されたヘッダーの複数の流入側接続部間
に各排水枝管がそれぞれ接続され、また、ヘッダーの流
出側接続部および建物の外周基礎の外側地中に埋設され
ている排水桝の流入側接続部間に排水主管が接続され、
さらに、排水桝の流出側接続部および公共桝の流入側接
続部間に排水主管が接続された住宅用排水システムであ
って、前記ヘッダー、もしくは、ヘッダーと該ヘッダー
に接続された排水主管との間に破封防止装置が設けられ
ていることを特徴とする住宅用排水システム。 - 【請求項2】前記ヘッダーと排水主管が2個の90度エ
ルボ継手および短管を介して上下に偏心して接続され、
前記破封防止装置がヘッダーの流出側接続部に接続され
た90度エルボ継手に設けられた通気弁であることを特
徴とする請求項1記載の住宅用排水システム。 - 【請求項3】前記ヘッダーと排水主管が2個の90度エ
ルボ継手および短管を介して上下に偏心して接続され、
前記破封防止装置が2個の90度エルボ継手間に配管さ
れたバイパス通気管であることを特徴とする請求項1記
載の住宅用排水システム。 - 【請求項4】前記ヘッダーと排水主管が2個の90度エ
ルボ継手および短管を介して上下に偏心して接続され、
前記破封防止装置が内周面に螺旋状の案内板を有する短
管であることを特徴とする請求項1記載の住宅用排水シ
ステム。 - 【請求項5】前記ヘッダーと排水主管が2個の90度エ
ルボ継手および短管を介して上下に偏心して接続され、
前記破封防止装置が断面卵形状の短管であることを特徴
とする請求項1記載の住宅用排水システム。 - 【請求項6】前記ヘッダーと排水主管が2個の90度エ
ルボ継手および短管を介して上下に偏心して接続され、
前記破封防止装置が偏心した直線部とこれらの直線部に
連続する傾斜部を有する短管であることを特徴とする請
求項1記載の住宅用排水システム。 - 【請求項7】前記破封防止装置が略45度斜め上方に分
岐接続部を有する90度大曲りY継手を複数個接続して
構成されたヘッダーであることを特徴とする請求項1記
載の住宅用排水システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000245107A JP2002061247A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 住宅用排水システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000245107A JP2002061247A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 住宅用排水システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002061247A true JP2002061247A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18735685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000245107A Pending JP2002061247A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 住宅用排水システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002061247A (ja) |
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