JP2001227021A - 住宅用排水システム - Google Patents

住宅用排水システム

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JP2001227021A
JP2001227021A JP2000039829A JP2000039829A JP2001227021A JP 2001227021 A JP2001227021 A JP 2001227021A JP 2000039829 A JP2000039829 A JP 2000039829A JP 2000039829 A JP2000039829 A JP 2000039829A JP 2001227021 A JP2001227021 A JP 2001227021A
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drainage
building
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drain
pipe
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JP2000039829A
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Yasuyuki Omichi
康之 大道
Yoshio Kaneko
良夫 金子
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建物の外周基礎の強度低下が生じず、しかも、
掘り起こすことなく、屋外側排水主管の更新や部分的補
修を容易に行うことができ、狭小な宅地であっても宅地
を有効に活用できる住宅用排水システムを提供するこ
と。 【解決手段】建物2の床下にて、排水主管3が建物の外
周基礎4の内側に沿って配管され、排水主管3の所定位
置にて、建物内に設置された各種排水設備21〜25に
接続されている排水枝管51の流出側端部が接続され、
排水主管3の下流側端部が建物の外周基礎4の外側地中
に埋設された排水桝6の流入側受け口61と接続され、
排水桝6の流出側受け口62と接続されている屋外側の
排水主管3Aの下流側端部が公共桝7の流入側接続部と
接続され、排水主管3Aが外周基礎4の外側地中に埋設
されている蓋11付きのU字溝10内に配置されて配管
されている住宅用排水システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用排水システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アパートなどの小規模集合住宅や
個人用住宅では、図15に示すように、建物2内に設置
された台所25,トイレ21,洗面所22,洗濯機2
3,浴室24などの各種排水設備にて発生した排水は、
それぞれの排水設備に接続された各排水枝管51を通じ
て建物の外側に埋設配管された各排水桝6に流れ込み、
この排水桝6間を接続している宅地内の排水管路3を通
じて公共桝7に流れ込み、この公共桝7を経て公道下に
埋設された下水本管へ排水される排水システムとなって
いる。
【0003】ところで、上記従来の排水システムの場
合、宅地1内の排水管路3は建物2の基礎3の外側に埋
設配管されており、この排水管路3の曲がり部や合流部
に各種タイプの排水桝が設置されるようになっている。
この排水桝としては、たとえばポリプロピレン樹脂製の
ものや硬質塩化ビニル樹脂製のものが用いられている。
これらの排水桝の立ち上がり口径は、一般的には、ポリ
プロピレン樹脂製のものでは約300mm、一方、硬質
塩化ビニル樹脂製のものでは約150〜200mmであ
る。
【0004】このように、従来の排水システムでは、建
物の外郭と宅地の境界との間に、建物の外郭に沿って排
水管路を埋設配管するとともに、この排水管路の途中
に、各各種排水設備に接続したそれぞれの排水枝管の端
部が接続される排水桝を設置するための空間が必要であ
る。このため、宅地の狭小化によって、排水桝の設置が
困難になってくるという問題があった。
【0005】このような問題を解消する住宅用の排水シ
ステムとして、特開平10−331221号公報におい
て、建物の床下に配管され、建物内の各排水設備にそれ
ぞれ接続した排水枝管と、建物の外方に建物の外郭に沿
って宅地内に配管され、前記排水枝管を接続する流入枝
管口を有する排水桝を接続した排水管とを備え、前記排
水枝管は、ほぼ同一方向に向けて建物の外側に導出して
宅地内に配管された前記排水管に接続されている排水桝
の流入枝管口に接続し、前記排水枝管は、建物の床下に
向けて配管した縦枝管部と、床下に下流側を下方に向け
た勾配をもって配管された横枝管部および縦枝管部と横
枝管部とを接続する湾曲枝管部とにてそれぞれ形成し、
前記各排水管の少なくとも各湾曲枝管部をフレキシブル
管にてそれぞれ形成した住宅用の排水配管装置が開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−331221号公報に開示の排水配管装置の
場合は、各排水設備に接続された排水枝管を形成してい
る横枝管部のそれぞれを建物の外周基礎を貫通させて排
水桝の流入枝管口と接続させなければならない。このた
め、建物の外周基礎が局部的に強度低下を生じたり、あ
るいは、貫通部の水密処理に手間を要するという問題が
あった。また、各横枝管部の端部と排水桝の流入枝管口
との接続作業も工数を要するという問題があった。
【0007】本発明の目的は、建物の外周基礎に形成す
る挿通孔が一箇所で済み、その結果、建物の外周基礎の
強度低下が生じず、排水管路内の点検や清掃などの維持
管理を容易に行え、しかも、掘削工事などの土工費用を
大幅に削減することができる住宅用排水システムを提供
することである。
【0008】また、本発明の目的は、狭小な宅地であっ
ても、宅地を有効に活用できる住宅用排水システムを提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、建物の床下にて、排水主管が建物の外周基礎の内側
に沿って配管され、この排水主管の所定位置にて、建物
内に設置された各種排水設備に接続されている排水枝管
の流出側端部が接続され、前記排水主管の下流側端部が
建物の外周基礎の外側地中に埋設された排水桝の流入側
接続部と接続され、この排水桝の流出側接続部と接続さ
れている屋外側排水主管の下流側端部が公共桝の流入側
接続部と接続されている住宅用排水システムであって、
前記屋外側排水主管が、外周基礎の外側地中に埋設され
ている蓋付きのU字溝内に配置されて配管されているも
のである。
【0010】請求項2記載の本発明は、建物の床下に、
複数の流入側接続部と1個の流出側接続部を有する排水
集合部材が配置され、この排水集合部材の各流入側接続
部に、建物内に設置されている各種排水設備に接続され
ている排水枝管の流出側端部が接続されるとともに、排
水集合部材の流出側接続部と接続されている屋内側排水
主管の下流側端部が建物の外周基礎の外側地中に埋設さ
れている排水桝の流入側接続部と接続され、この排水桝
の流出側接続部と接続されている屋外側排水主管の下流
側端部が公共桝の流入側接続部と接続されている住宅用
排水システムであって、前記屋外側排水主管が、外周基
礎の外側地中に埋設されている蓋付きのU字溝内に配置
されて配管されているものである。
【0011】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
住宅用排水システムにおいて、排水集合部材を、複数の
流入側接続部と1個の流出側接続部を有する集水桝とし
たものである。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項2記載の
住宅用排水システムにおいて、排水集合部材を、複数の
流入側接続部と1個の流出側接続部を有するヘッダーと
したものである。
【0013】請求項5記載の本発明は、請求項2記載の
住宅用排水システムにおいて、排水集合部材および屋内
側排水主管が建物の床下に設けられたU字溝内に配置さ
れているものである。
【0014】(作用)請求項1記載の本発明の住宅用排
水システムでは、排水主管が建物の床下にて建物の外周
基礎の内側に沿って配管され、この排水主管の所定位置
にて、建物内に設置された各種排水設備に接続されてい
る排水枝管の流出側端部が接続され、前記排水主管の下
流側端部が建物の外周基礎の外側地中に埋設されている
排水桝の流入側接続部と接続されているので、建物の外
周基礎に形成する挿通孔が一箇所で済み、建物の外周基
礎の強度低下が生じない。
【0015】また、排水主管は建物の外周基礎の内側に
沿って建物の床下に配管されているので、掘削工事など
の土工費用を削減できる。そして、排水主管が露出配管
されていることで、排水主管の部分的補修を、たとえば
やり取り継手などを用いて容易に行うことができる。し
かも、建物の外周基礎の外側の宅地内に埋設する排水桝
は一つで済むので、材料費や施工費を削減できる。さら
に、従来のように、建物の外周基礎の外側の宅地内に排
水主管や多数の排水桝を埋設する必要がないので、狭小
な宅地であっても、宅地を有効に活用できる。
【0016】請求項2ないし4記載の本発明の住宅用排
水システムでは、建物の床下に、複数の流入側接続部と
1個の流出側接続部を有する排水集合部材が配置され、
この排水集合部材の各流入側接続部に、建物内に設置さ
れている各種排水設備に接続されている排水枝管の流出
側端部が接続されるとともに、排水集合部材の流出側接
続部と接続されている排水主管の下流側端部が建物の外
周基礎の外側地中に埋設されている排水桝の流入側接続
部と接続され、この排水桝の流出側接続部と接続されて
いる排水主管の下流側端部が公共桝の流入側接続部と接
続されているので、建物内の各種排水設備に接続されて
いる排水枝管の流出側端部を、排水集合部材の各流入側
接続部と接続することで、一箇所にて各種排水設備との
間の配管接続を一箇所にて効率よく行える。
【0017】また、排水集合部材である集水桝あるいは
ヘッダーの設置場所が決まることによって、配管ルート
が明確になり、プレハブ配管が可能となる。その結果、
配管作業者による施工差も解消できる。
【0018】請求項1または2記載の本発明の住宅用排
水システムでは、屋外側排水主管が外周基礎の外側地中
に埋設されている蓋付きのU字溝内に配置されて配管さ
れているので、U字溝の蓋を開けることで、U字溝内の
屋外側排水主管の更新や部分的補修を容易に行うことが
できる。
【0019】さらに、請求項5記載の本発明の住宅用排
水システムでは、建物の床下にU字溝が設けられている
ので、床下の作業空間が部分的に広くなり、このU字溝
内への排水集合部材および屋内側排水主管の設置・配管
を作業性よく行える。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の住宅用排水システ
ムの第1実施例を示す模式説明図、図2は図1の要部を
示す横断面図、図3は図2の要部拡大図、図4は図3の
X−X切断断面図、図5は図2の要部を示す縦断面図で
ある。
【0021】図1において、2は宅地1内に建てられて
いる建物である。建物2の床下において、硬質塩化ビニ
ル樹脂製の排水主管3が建物2の長辺側および短辺側の
外周基礎4の内側に沿ってほぼL字状に配管されてい
る。この排水主管3は、図2に示すように、4箇所の内
側基礎41に設けられた各挿通孔41aを挿通して配管
されている。具体的には、たとえば排水主管3の排水勾
配が1/100の場合であれば、図5に示すように、下
流側の排水主管3が挿通している挿通孔41aの中心
は、上流側の排水主管3が挿通している挿通孔41aの
中心に対して、排水主管3の排水勾配に対応した分だけ
下方にずれている。このようにして、排水主管3は、外
周基礎4の内側に沿って所定の排水勾配を有して配管さ
れている。
【0022】そして、排水主管3の所定位置に接着接続
されている各90度大曲りY継手31の分岐流入側の受
け口311に、建物2内に設置されているトイレ21,
洗面所22,洗濯機23,浴室24,台所25などの排
水設備に接続されている各排水枝管51の流出側端部が
接着接続されている。
【0023】排水主管3の曲がり部付近には、図3およ
び図4に示すように、外周基礎4の内面に固定された2
個の金属製の受け板42にて支持されるとともに、U字
状の締め付けボルト43にて固定されている。なお、こ
の場合、排水主管3は基本的には内側基礎41の各孔4
1aにて支持されているので、受け板42はあくまでも
補助的なものであり、必要に応じて設置すればよい。な
お、図4において、44は床板面材、45は根太、46
は防湿コンクリートあるいは盛土である。
【0024】排水主管3の下流側先端には90度エルボ
継手32の一端が接続され、このエルボ継手32の他端
に接着接続された短管33の一端が建物2の外周基礎4
の孔4aを貫通して屋外に突出されている。そして、図
5に示すように、短管33の他端と、建物2の外周基礎
4の外側地中に埋設された排水桝6の流入側受け口61
との間が、90度大曲りY継手34,短管35および9
0度エルボ継手36を介して接続されている。90度大
曲りY継手34の上端受け口341内には栓体342が
着脱自在に装着されている。
【0025】地表面に露出している90度大曲りY継手
34は、図6に示すように、配管カバー34aにて覆わ
れて保護されている。排水桝6の流出側受け口62には
排水管3Aの一端部が接着接続され、この排水管3Aの
他端部が公共桝7の流入側接続部と接着接続されてい
る。排水桝6の上端受け口63には短管64の下端が接
続され、短管64の上端に掃除口用の蓋65が着脱自在
に装着されている。
【0026】そして、排水桝6の流出側受け口62と接
着接続されている屋外側の排水主管3Aは、図7に示す
ように、外周基礎4の外側地中に埋設されているU字溝
10内に複数の管枕9にて所定の排水勾配を有するよう
に支持されて配置されている。このU字溝10はコンク
リート製のものであり、その上部開口は蓋11にて覆わ
れている。なお、排水主管3Aの下流側端部はU字溝1
0から出たのち、公共桝7の流入側接続部と接続されて
いる。
【0027】このように、屋外側の排水主管3Aが蓋付
きのU字溝10内に所定の排水勾配を有して配管されて
いることにより、掘削作業を行うことなく、蓋11を開
けるだけで、U字溝10内の排水主管3Aの更新や部分
的補修を容易に行える。
【0028】一方、図2に示すように、外周基礎4の内
側に沿って配管されている排水主管3の上流側端部には
90度エルボ継手37の一端が接着接続され、このエル
ボ継手37の他端開口内に栓体371が着脱自在に装着
されることで掃除口とされている。エルボ継手37はそ
の開口端が建物2の外周基礎4内面と相対峙するように
配管接続され、この開口端に対応した外周基礎4には内
外方向に貫通した孔4bが設けられている。建物2の外
側から孔4bを通じてエルボ継手37の他端開口内に装
着されている栓体371を外すことで、長片側の外周基
礎4に沿って配管された排水主管3内の掃除を行えるよ
うになっている。
【0029】そして、排水主管3の曲がり部には90度
大曲りY継手38が接着接続され、このY継手38の受
け口381の開口端内に栓体382が着脱自在に装着さ
れて掃除口とされている。この栓体382の形状はY継
手38内にスムーズな流路が形成されるようになされて
いる。Y継手38の掃除口と相対峙している外周基礎4
には、図2および図3に示すように、内外方向に貫通し
た孔4cが設けられている。この孔4cの大きさは栓体
382よりも大きくされており、建物2の外側から孔4
cを通じてY継手38の受け口381内に装着されてい
る栓体382を外すことで、短辺側の外周基礎4に沿っ
て配管された排水主管3内の掃除を行えるようになって
いる。
【0030】また、Y継手38の分岐流入側の受け口と
相対峙している短片側の外周基礎4にも、図2および図
3に示すように、内外方向に貫通した孔4dが設けられ
ている。この孔4dの大きさは孔4cとほぼ同じとされ
ている。この両孔4c,4dを利用して排水主管3の更
新などを行えるようになっている。
【0031】なお、図2の実施例では、排水主管3とし
て、灰色に着色した不透明な硬質塩化ビニル樹脂管を用
いたが、たとえば透明な硬質塩化ビニル樹脂管を用いる
ことも可能である。排水主管3を透明なものとすること
によって、排水管路内の点検を外部から目視にて行うこ
とが可能となり、排水管路の点検作業を作業性よく簡単
に行える。なお、排水主管3の断面形状は円形に限定さ
れず、卵形であってもよい。
【0032】その際、トイレ21,洗面所22,洗濯機
23,浴室24,台所25などの排水設備に接続されて
いる各排水枝管51も透明な硬質塩化ビニル樹脂管とし
てもよい。排水枝管51は内面が平滑な蛇腹管や螺旋管
などの可撓性管であってもよい。また、排水主管3およ
び各排水枝管51を不透明なものとし、この排水主管3
と各排水枝管51と接続している各90度大曲りY継手
31や曲がり部の90度大曲りY継手38を透明な硬質
塩化ビニル樹脂製のものとしてもよい。
【0033】上記実施例では、排水主管,90度大曲り
Y継手,排水枝管などの管路構成部材を硬質塩化ビニル
樹脂製のものとしたが、ポリエチレン樹脂製のものとし
てもよい。その際、接続方式として、ゴム輪方式、融着
方式、溶着方式などを採用すればよい。
【0034】また、上記図2の実施例では、掃除口を有
している90度大曲りY継手34を建物2の外周基礎4
の外側に露出させて配管接続したが、図8に示すよう
に、外周基礎4の内側に形成した防湿コンクリート46
の一部に窪み部461を形成し、この窪み部461を利
用して、90度大曲りY継手34を建物2の外周基礎4
の内側に配管接続するようにしてもよい。なお、図8に
おいて、図6と同一部材については同一符号を付してい
る。
【0035】さらに、上記図2の実施例では、掃除口を
有する90度エルボ継手37の一端を排水主管3の上流
側端部に存在している90度大曲りY継手31の受け口
に接続するとともに、外周基礎4に孔4bを設けること
で、この孔4bを通じて、長片側の外周基礎4に沿って
配管した排水主管3内の掃除をできるようにしたが、こ
の90度エルボ継手37を接続することなく、排水主管
3の上流側端部に接続している90度大曲りY継手31
の受け口内に栓体を着脱自在に装着して掃除口としても
よい。その際、栓体の形状は、90度大曲りY継手31
内にスムーズな流路が形成されるようにするのが望まし
い。
【0036】このようにすることで、外周基礎4に孔4
bを設けることなく、床下に作業者が入り込むか、ある
いは、床面に設けた開口部を利用して排水主管3内の点
検や掃除を行える。
【0037】上記第1実施例では、排水主管3と各90
度大曲りY継手31との接続方式は接着方式を採用した
が、少なくとも一つの90度大曲りY継手31の接続部
をゴム輪方式の受け口として、排水主管3と90度大曲
りY継手31とをゴム輪方式にて接続するようにしても
よい。このように、長辺側および短辺側の外周基礎4に
沿って配管されている排水主管3の一部にゴム輪接続部
を設けることによって、温度差に起因する排水主管3の
伸縮を吸収することができる。なお、90度大曲りY継
手31とは別に、排水主管3の途中にゴム輪受け口を備
えた管継手を配管接続してもよい。
【0038】図9は本発明の住宅用排水システムの第2
実施例の要部を示す横断面図、図10は図9における集
水桝を示す平面図および正面図である。
【0039】図9において、建物2の床下の外周基礎4
の内側の防湿コンクリートあるいは盛土46上に集水桝
8が配置されている。この集水桝8は硬質塩化ビニル樹
脂製のものであり、図10(a),(b)に示すよう
に、有底円筒状のます本体81の壁部に5個の流入側受
け口82と1個の流出側受け口83とが一体に突設さ
れ、ます本体81の上端開口には蓋84が着脱自在に装
着されている。集水桝8の流入側および流出側の受け口
82,83の口径はそれぞれ30〜75mm、100m
mである。
【0040】集水桝8の各受け口82に、建物2内に設
置されているトイレ21,洗面所22,洗濯機23,浴
室24,台所25などの排水設備に接続されている各排
水枝管51の流出側端部が接着接続されている。なお、
トイレ21と接続されている排水枝管51は、図8に示
すように、内側基礎41に設けられた孔41aを貫通し
て配管されている。なお、各排水枝管51の一部は蛇腹
状あるいは螺旋状とされ、曲げ配管ができるように可撓
性が付与されている。
【0041】集水桝8と台所25との間は、排水枝管5
1がL字状に配管されて接続されており、この排水枝管
51の曲がり部には90度大曲りY継手52が接着接続
され、このY継手52の受け口内に栓体53が着脱自在
に装着されて掃除口とされている。この栓体53の形状
はY継手52内にスムーズな流路が形成されるようにな
されている。
【0042】同様に、集水桝8と浴室24との間を接続
している排水枝管51の曲がり部にも90度大曲りY継
手52が接着接続され、このY継手52の受け口内に上
記と同一の栓体53が着脱自在に装着されて掃除口とさ
れている。
【0043】このように、浴室24および台所25と集
水桝8との間を接続している両排水枝管51の曲がり部
に掃除口を設けることによって、この掃除口を通じて両
排水枝管51内の点検や掃除を行えるようになってい
る。
【0044】そして、集水桝8の流出側受け口82に排
水主管3の上流側端部が接着接続され、この排水主管3
の下流側端部が建物2の外周基礎4の外側地中に埋設さ
れた排水桝6の流入側受け口61と接着接続されてい
る。その際、排水主管3は、図図11に示すように、排
水主管3の上流側および下流側の2箇所に配置された管
枕9の凹部にて支持され、床下の防湿コンクリート46
上に、たとえば1/100の排水勾配を有して配管され
ている。この場合、排水主管3の下流側に配置されてい
る管枕9のほうが、排水主管3の上流側に配置されてい
る管枕9よりも、その底部高さが低くされている。管枕
9は木,合成樹脂,コンクリートなどから所定形状に製
されたものである。
【0045】なお、浴室24および台所25と集水桝8
との間を接続している両排水枝管51の部分にも、寸法
的には小さい同様の管枕9が配置されることで、両排水
枝管51は所定の排水勾配を有して配管されている。
【0046】そして、排水桝6の流出側受け口62に排
水主管3Aが接着接続され、この排水主管3Aの下流側
端部が公共桝7の流入側受け口と接着接続され、この公
共桝7を通じて建物2内の各排水設備21〜25にて生
じた排水が下水道本管に排水されるようになっている。
なお、排水主管3,3Aはともに口径100mmの灰色
に着色した不透明な硬質塩化ビニル樹脂製のものであ
る。
【0047】この場合も、上記図7の第1実施例と同様
に、排水桝6の流出側受け口62と接着接続されている
屋外側の排水主管3Aは、外周基礎4の外側地中に埋設
されているU字溝10内に複数の管枕9にて所定の排水
勾配を有するように支持されて配置されている。なお、
排水主管3Aの下流側端部はU字溝10から出たのち、
公共桝7の流入側接続部と接続されている。
【0048】この第2実施例の場合も、屋外側の排水主
管3Aが蓋付きのU字溝10内に配管されていることに
より、掘削作業を行うことなく、蓋11を開けるだけ
で、U字溝10内の排水主管3Aの更新や部分的補修を
容易に行える。
【0049】そして、外周基礎4の孔4aを貫通して屋
外に突出されている排水主管3の下流側先端と、建物2
の外周基礎4の外側地中に埋設された排水桝6の流入側
受け口61との間は、上記第1実施例の図6と同様に、
90度大曲りY継手34,短管35および90度エルボ
継手36を介して接着接続されている。
【0050】上記図11の実施例では、排水主管3に所
定の排水勾配を付与するために管枕9を用いたが、この
管枕9に代えて、勾配付きの管継手を用いてもよい。同
様に、浴室24および台所25と集水桝8との間を接続
している両排水枝管51の部分にも、同様の管継手を配
置して、両排水枝管51に所定の排水勾配を付与するよ
うにしてもよい。その際、集水桝8と浴室24(あるい
は台所25)との間を接続している排水枝管51の曲が
り部に接続している90度大曲りY継手52そのものを
勾配付きのもの、あるいはY継手52に代えて勾配付き
のベンド継手としてもよい。
【0051】また、管枕9に代えて、勾配付き支持板を
用いてもよい。この支持板は木,合成樹脂,コンクリー
トなどから所定形状に製されたもので、床下の防湿コン
クリート46上に載置した状態で、支持板の上面がたと
えば1/100の傾斜面を有しておればよい。
【0052】上記図11の第2実施例では、集水桝8を
建物2の床下の防湿コンクリート46上に配置したが、
図14に示すように、防湿コンクリート46の部分にU
字溝状の凹部46aを設け、この凹部46a内に集水桝
8および排水主管3を配置して配管してもよい。
【0053】このように、建物の床下の防湿コンクリー
ト46に凹部46aを設けることで、配管作業を行う床
下の作業空間が部分的に広くなり、床下での集水桝8お
よび排水主管3の配置ならびに配管作業を作業性よく効
率的に行える。
【0054】図12は本発明の住宅用排水システムの第
3実施例の要部を示す横断面図である。
【0055】図12において、建物2の床下の外周基礎
4の内側の防湿コンクリートあるいは盛土46上にヘッ
ダー8が配置されている。このヘッダー8は、建物2内
に設置されているトイレ21,洗面所22,洗濯機2
3,浴室24,台所25などの排水設備にて生じた排水
を一箇所に集水して排水するための機能を有するもので
ある。
【0056】ヘッダー8は硬質塩化ビニル樹脂製のもの
であり、5個の90度大曲りY継手8aを管軸方向に短
管を介して接着接続されている。その際、隣接する90
度大曲りY継手8aの分岐流入側の各受け口81aが互
いに反対方向を向くように接続されている。なお、分岐
流入側の受け口81aの口径は、Y継手8aの両端部の
受け口82aの口径よりも小径とされている。ヘッダー
8の上流側の受け口82aには蓋84が着脱自在に装着
されている。ヘッダー8の流入側および流出側の受け口
81a,82aの口径はそれぞれ30〜75mm、10
0mmである。なお、ヘッダー8は灰色に着色した不透
明なものである。
【0057】ヘッダー8の分岐流入側の各受け口81a
に、建物2内に設置されているトイレ21,洗面所2
2,洗濯機23,浴室24,台所25などの排水設備に
接続されている各排水枝管51の流出側端部が接続され
ている。なお、トイレ21と接続されている排水枝管5
1は、内側基礎41に設けられた孔41aを貫通して配
管されている。各排水枝管51の一部は蛇腹状あるいは
螺旋状とされ、曲げ配管ができるように可撓性が付与さ
れている。
【0058】ヘッダー8と台所25との間は、排水枝管
51がL字状に配管されて接続されており、この排水枝
管51の曲がり部には90度大曲りY継手52が接着接
続され、このY継手52の受け口内に栓体53が着脱自
在に装着されて掃除口とされている。この栓体53の形
状はY継手52内にスムーズな流路が形成されるように
なされている。
【0059】同様に、ヘッダー8と浴室24との間を接
続している排水枝管51の曲がり部にも90度大曲りY
継手52が接着接続され、このY継手52の受け口内に
上記と同一の栓体53が着脱自在に装着されて掃除口と
されている。
【0060】このように、浴室24および台所25とヘ
ッダー8との間を接続している両排水枝管51の曲がり
部に掃除口を設けることによって、この掃除口を通じて
両排水枝管51内の点検や掃除を行えるようになってい
る。
【0061】そして、ヘッダー8の流出側受け口82a
に、90度曲がり継手を介して、排水主管3の上流側端
部が接着接続されている。その際、ヘッダー8および排
水主管3は、図12に示すように、ヘッダー8の2箇
所、排水主管3の上流側および下流側の2箇所の合計4
箇所に配置された管枕9の凹部にて支持され、床下の防
湿コンクリート46上に、たとえば1/100の排水勾
配を有して配管されている。この管枕9は上記第2実施
例のものと基本的には同一のものである。
【0062】また、浴室24および台所25と集水桝8
との間を接続している両排水枝管51の部分にも、同様
の管枕9が配置されることで、両排水枝管51は所定の
排水勾配を有して配管されている。
【0063】そして、排水主管3の下流側端部が建物2
の外周基礎4の外側地中に埋設された排水桝6の流入側
受け口61と接着接続され、この排水桝6の流出側受け
口62に排水主管3Aが接着接続され、この排水主管3
Aの下流側端部が公共桝7の流入側受け口と接着接続さ
れ、この公共桝7を通じて建物2内の各排水設備21〜
25にて生じた排水が下水道本管に排水されるようにな
っている。なお、排水主管3,3Aはともに口径100
mmの灰色に着色した不透明な硬質塩化ビニル樹脂製の
ものである。
【0064】この場合も、上記図7の第1実施例と同様
に、排水桝6の流出側受け口62と接着接続されている
屋外側の排水主管3Aは、外周基礎4の外側地中に埋設
されているU字溝10内に複数の管枕9にて所定の排水
勾配を有するように支持されて配置されている。なお、
排水主管3Aの下流側端部はU字溝10から出たのち、
公共桝7の流入側接続部と接続されている。
【0065】この第3実施例の場合も、屋外側の排水主
管3Aが蓋付きのU字溝10内に配管されていることに
より、掘削作業を行うことなく、U字溝10内の排水主
管3Aの更新や部分的補修を容易に行える。
【0066】そして、外周基礎4の孔4aを貫通して屋
外に突出されている排水主管3の下流側先端と、建物2
の外周基礎4の外側地中に埋設された排水桝6の流入側
受け口61との間は、上記第1実施例の図6と同様に、
90度大曲りY継手34,短管35および90度エルボ
継手36を介して接続されている。
【0067】また、ヘッダー8を透明な合成樹脂製のも
のとすることで、ヘッダー8内の点検を外部から目視に
て行うことが可能となり、ヘッダー8端部の掃除口を通
じてヘッダー8内の掃除を行える。
【0068】その際、トイレ21,洗面所22,洗濯機
23,浴室24,台所25などの排水設備に接続されて
いる各排水枝管51も透明な硬質塩化ビニル樹脂管とし
てもよい。また、排水主管3と各排水枝管51を不透明
なものとし、ヘッダー8を透明なものとしてもよい。各
排水枝管51は内面が平滑な蛇腹管や螺旋管などの可撓
性管であってもよい。
【0069】さらに、上記図12の実施例では、複数の
90度大曲りY継手8aを管軸方向に接続することでヘ
ッダー8を構成したが、図13に示すように、ヘッダー
そのものを一体化したものであってもよい。その際、ヘ
ッダーは合成樹脂製、金属製のいずれでもよい。
【0070】図13のヘッダー8Aは、円筒状のヘッダ
ー本体81の上側壁部に、所定の間隔をおいて、5個の
流入側の接続部81aを形成し、ヘッダー本体81の一
端開口を蓋体83にて閉塞することで掃除口とするとと
もに、他端部を流出側の受け口82aとしたものであ
る。
【0071】また、上記図12の実施例の場合でも、勾
配付きの管継手、あるいは勾配付き支持板を用いてヘッ
ダー8および排水主管3に所定の排水勾配を付与するよ
うにしてもよい。さらに、図13のようにヘッダー8A
が一体のものである場合は、ヘッダー本体81に支持脚
部を設け、この支持脚部にて所定の排水勾配を付与する
ようにしてもよい。
【0072】同様に、浴室24および台所25と集水桝
8との間を接続している両排水枝管51の部分にも、同
様の勾配付き管継手を配置して、両排水枝管51に所定
の排水勾配を付与するようにしてもよい。その際、集水
桝8と浴室24(あるいは台所25)との間を接続して
いる排水枝管51の曲がり部に接続している90度大曲
りY継手52そのものを勾配付きのもの、あるいはY継
手52に代えて勾配付きのベンド継手としてもよい。
【0073】さらに、上記図12の実施例の場合でも、
上記図14の第2実施例と同様に、防湿コンクリート4
6の部分にU字溝状の凹部46aを設け、この凹部46
a内にヘッダー8および排水主管3を配置して配管して
もよい。なお、この場合、凹部46aは平面視L字状に
設ければよい。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の住宅用排水シス
テムでは、排水主管が建物の床下にて建物の外周基礎の
内側に沿って配管され、この排水主管の所定位置にて、
建物内に設置された各種排水設備に接続されている排水
枝管の流出側端部が接続され、前記排水主管の下流側端
部が建物の外周基礎の外側地中に埋設されている排水桝
の流入側接続部と接続されているので、建物の外周基礎
に形成する挿通孔が一箇所で済み、建物の外周基礎の強
度低下が生じない。
【0075】また、排水主管は建物の外周基礎の内側に
沿って建物の床下に配管されているので、掘削工事など
の土工費用を削減できる。そして、排水主管が露出配管
されていることで、排水主管の部分的補修を、たとえば
やり取り継手などを用いて容易に行うことができる。し
かも、建物の外周基礎の外側の宅地内に埋設する排水桝
は一つで済むので、材料費や施工費を削減できる。さら
に、従来のように、建物の外周基礎の外側の宅地内に排
水主管や多数の排水桝を埋設する必要がないので、狭小
な宅地であっても、宅地を有効に活用できる。
【0076】請求項2ないし4記載の本発明の住宅用排
水システムでは、建物の床下に、複数の流入側接続部と
1個の流出側接続部を有する排水集合部材が配置され、
この排水集合部材の各流入側接続部に、建物内に設置さ
れている各種排水設備に接続されている排水枝管の流出
側端部が接続されるとともに、排水集合部材の流出側接
続部と接続されている排水主管の下流側端部が建物の外
周基礎の外側地中に埋設されている排水桝の流入側接続
部と接続され、この排水桝の流出側接続部と接続されて
いる排水主管の下流側端部が公共桝の流入側接続部と接
続されているので、建物内の各種排水設備に接続されて
いる排水枝管の流出側端部を、排水集合部材の各流入側
接続部と接続することで、一箇所にて各種排水設備との
間の配管接続を一箇所にて効率よく行える。
【0077】また、排水集合部材である集水桝あるいは
ヘッダーの設置場所が決まることによって、配管ルート
が明確になり、プレハブ配管が可能となる。その結果、
配管作業者による施工差も解消できる。
【0078】請求項1または2記載の本発明の住宅用排
水システムでは、屋外側排水主管が外周基礎の外側地中
に埋設されている蓋付きのU字溝内に配置されて配管さ
れているので、U字溝の蓋を開けることで、U字溝内の
屋外側排水主管の更新や部分的補修を容易に行うことが
できる。
【0079】さらに、請求項5記載の本発明の住宅用排
水システムでは、建物の床下にU字溝が設けられている
ので、床下の作業空間が部分的に広くなり、このU字溝
内への排水集合部材および屋内側排水主管の設置・配管
を作業性よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す模式説明図である。
【図2】図1の要部を示す横断面図である。
【図3】図1の排水主管の曲がり部を示す拡大説明図で
ある。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】図2の排水主管の支持構造を示す拡大縦断面図
である。
【図6】図2の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図7】図6のY−Y断面図である。
【図8】図6の変形例を示す縦断面図である。
【図9】本発明の第2実施例の要部を示す横断面図であ
る。
【図10】図9の集水桝を示す平面図および正面図であ
る。
【図11】図9の排水主管の支持構造を示す拡大縦断面
図である。
【図12】本発明の第3実施例の要部を示す横断面図で
ある。
【図13】図13のヘッダーの変形例を示す正面図であ
る。
【図14】図11の変形例を示す縦断面図である。
【図15】従来の住宅用排水システムを示す模式説明図
である。
【符号の説明】
1 宅地 2 建物 21 トイレ 22 洗面所 23 洗濯機 24 浴室 25 台所 3 排水主管 31,34 90度大曲りY継手 4 外周基礎 4a,4b,4c,4d 孔 41 内側基礎 41a 挿通孔 46 防湿コンクリート 46a 凹部 5 排水枝管 6 排水桝 61 流入側受け口 62 流出側受け口 8 集水桝(ヘッダー) 8a 90度大曲りY継手 82 流入側受け口 83 流出側受け口 8A ヘッダー 81a 流入側受け口 82a 流出側受け口 9 管枕 10 U字溝 11 蓋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の床下にて、排水主管が建物の外周基
    礎の内側に沿って配管され、この排水主管の所定位置に
    て、建物内に設置された各種排水設備に接続されている
    排水枝管の流出側端部が接続され、前記排水主管の下流
    側端部が建物の外周基礎の外側地中に埋設された排水桝
    の流入側接続部と接続され、この排水桝の流出側接続部
    と接続されている屋外側排水主管の下流側端部が公共桝
    の流入側接続部と接続されている住宅用排水システムで
    あって、 前記屋外側排水主管が、外周基礎の外側地中に埋設され
    ている蓋付きのU字溝内に配置されて配管されているこ
    とを特徴とする住宅用排水システム。
  2. 【請求項2】建物の床下に、複数の流入側接続部と1個
    の流出側接続部を有する排水集合部材が配置され、この
    排水集合部材の各流入側接続部に、建物内に設置されて
    いる各種排水設備に接続されている排水枝管の流出側端
    部が接続されるとともに、排水集合部材の流出側接続部
    と接続されている屋内側排水主管の下流側端部が建物の
    外周基礎の外側地中に埋設されている排水桝の流入側接
    続部と接続され、この排水桝の流出側接続部と接続され
    ている屋外側排水主管の下流側端部が公共桝の流入側接
    続部と接続されている住宅用排水システムであって、 前記屋外側排水主管が、外周基礎の外側地中に埋設され
    ている蓋付きのU字溝内に配置されて配管されているこ
    とを特徴とする住宅用排水システム。
  3. 【請求項3】排水集合部材が、複数の流入側接続部と1
    個の流出側接続部を有する集水桝である請求項2記載の
    住宅用排水システム。
  4. 【請求項4】排水集合部材が、複数の流入側接続部と1
    個の流出側接続部を有するヘッダーである請求項2記載
    の住宅用排水システム。
  5. 【請求項5】建物の床下にU字溝が設けられ、このU字
    溝内に排水集合部材および屋内側排水主管が配置されて
    いる請求項2記載の住宅用排水システム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004143776A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Misawa Homes Co Ltd 排水構造
JP2007056661A (ja) * 2005-07-27 2007-03-08 Takiron Co Ltd 小型旋回流発生継手及びこれを用いた基礎貫通配管構造
JP2011169473A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Corona Corp 地中熱ヒートポンプシステム
JP2011252383A (ja) * 2005-07-27 2011-12-15 Takiron Co Ltd 基礎貫通配管構造
JP2017214709A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 アロン化成株式会社 仮設トイレシステム
JP7467228B2 (ja) 2020-05-15 2024-04-15 前澤化成工業株式会社 配管構造

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